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JDBCマルチ・データ・ソースの構成


マルチ・データ・ソースは、2つ以上のデータ・ソースの間に、接続リクエストに対するフェイルオーバー機能およびロード・バランシング機能を提供します。マルチ・データ・ソースを作成する場合は、その前に、そのマルチ・データ・ソースで管理するデータ・ソースを作成し、マルチ・データ・ソースをデプロイするのと同じターゲットにそれらをデプロイする必要があります。基底のデータベースは、なんらかのデータ同期機能またはレプリケーション機能を備えている必要があります。WebLogic Serverは、これらのレプリケーションを処理しません。

JDBCマルチ・データ・ソースを構成する主なステップは次のとおりです。

  1. 接続先となる各データベースのデータ・ソースを作成します。マルチ・データ・ソースは、データ・ソースの間にフェイルオーバー機能およびロード・バランシング機能を提供します。データ・ソースを、マルチ・データ・ソースをターゲット指定するのと同じターゲットにターゲット指定します。JDBC汎用データ・ソースの作成を参照してください。
  2. マルチ・データ・ソースを作成し、そのマルチ・データ・ソースからフェイルオーバー機能およびロード・バランシング機能の提供を受けるデータ・ソースを選択します。JDBCマルチ・データ・ソースの作成を参照してください。
  3. 必要に応じて、フェイルオーバー・アルゴリズムが設定されたマルチ・データ・ソースのフェイルオーバーのコールバック・ハンドラを指定します。コールバック・ハンドラを使用すると、フェイルオーバーを行うかどうか、またはいつ行うかを制御できるため、その他のシステム準備タスクをフェイルオーバーの発生前に実行できるようになります。フェイルオーバーのコールバック・ハンドラの登録を参照してください。

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