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JDBCデータ・ソースのグローバル・トランザクション・オプションの構成


JDBCデータ・ソースのトランザクション・プロトコルは、データ・ソースからの接続が、トランザクション処理中に、どのように扱われるかを決定します。詳細は、トランザクション・オプションを参照してください。

ノート: データベース接続の作成に、データ・ソースがXA JDBCドライバを使用する場合、データ・ソースからの接続では2フェーズ・コミット・トランザクション・プロトコルのみをサポートします。XA JDBCドライバを使用するデータ・ソースでは、それ以外のトランザクション・オプションは利用できません。

JDBCデータ・ソースのトランザクション・オプションを構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 「ドメイン構造」ツリーで「サービス」を展開し、「データ・ソース」を選択します。
  3. データ・ソースの概要ページでデータ・ソース名をクリックします。
  4. 構成: トランザクション」タブを選択します。
  5. グローバル・トランザクション・オプションを選択します。

    グローバル・トランザクションのサポート」 - このチェック・ボックスを選択すると(デフォルト)、このデータ・ソースでグローバル・トランザクションのサポートが有効になります。このチェック・ボックスをクリアすると、このデータ・ソースではグローバル・トランザクションが無効になります(無視されます)。ほとんどの場合、このオプションは選択したままにしておきます。

    グローバル・トランザクションのサポート」を選択した場合は、トランザクション処理のためのオプションを選択します。

    • 「最後のリソースのロギング」- このオプションを選択すると、非XA JDBC接続が、最後のリソースのロギング(LLR)によるトランザクションの最適化を使用して、グローバル・トランザクションに参加できるようになります。「2フェーズ・コミットのエミュレート」のかわりに使用することをお薦めします。
    • 「2フェーズ・コミットのエミュレート」- 非XA JDBC接続が、JTAを使用して分散トランザクションへの参加をエミュレートできるようになります。このオプションは、ヒューリスティックな状況に耐えられるアプリケーションでのみ使用してください。
    • 「1フェーズ・コミット」- このオプションを選択すると、非XA接続が、唯一のトランザクション参加コンポーネントとしてグローバル・トランザクションに参加できるようになります。
  6. 保存」をクリックします。
  7. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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