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トランザクション回復サービスの移行のためのデフォルト永続ストアの構成


管理サーバーを含む、各サーバー・インスタンスには、デフォルトの永続ストアがあります。これは、特定のストアを明示的に選択する必要がなく、システムのデフォルトのストレージ・メカニズムを使用することで最適に動作するサブシステムから使用することができる、ファイルベースのストアです。たとえば、トランザクション・マネージャはデフォルトの永続ストアを使用してトランザクション・ログ・ファイルを格納し、永続ストアが構成されていないJMSサーバーは、管理対象サーバー用のデフォルトのストアを使用して、永続メッセージングをサポートします。

多くの場合、デフォルトの永続ストアは、構成を必要としません。ただし、トランザクション回復サービスの移行を有効化するには、オリジナルのサーバーで障害が発生した場合に、クラスタ内の別のサーバーで使用できる永続ストレージ・ソリューションにデータ・ファイルを格納するよう、デフォルトの永続ストアを構成する必要があります。

デフォルトの永続ストアを構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. ドメイン構造」ツリーで「環境」を展開し、「サーバー」を選択します。
  3. 変更するサーバーを選択します。
  4. 「構成」→「サービス」ページを選択します。
  5. 「デフォルト・ストア」の下の「ディレクトリ」に、デフォルトの永続ストアがデータ・ファイルを格納するフォルダへのパスを入力します。

    トランザクション回復サービスの移行を有効にするには、クラスタ内の別のサーバーで使用できる永続ストレージ・ソリューション上の場所を指定する必要があります

  6. 同期書込みポリシー」で、ご使用の環境に最適なオプションを選択します。詳細は、構成オプションを参照してください。
  7. 「保存」をクリックします。
  8. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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