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トランザクション回復サービスの移行先とする候補サーバーの構成


手動サービス移行、自動サービス移行のどちらの場合でも、クラスタ内のサーバーのトランザクション回復サービスのバックアップとして使用するサーバーの選択肢を制限するとよい場合があります。たとえば、現在のサーバーのトランザクション・ログ・ファイル(デフォルトのWebLogicストアに格納)に、クラスタ内のすべてのサーバーがアクセスできるとはかぎりません。トランザクション回復サービスの移行の詳細は、サーバーに障害が発生した後のトランザクションの回復を参照してください。

トランザクション回復サービスの移行先の候補サーバーのリストを構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. ドメイン構造」ツリーで「環境」を展開し、「クラスタ」を選択します。
  3. 変更するサーバーが格納されたクラスタを選択します。
  4. 「構成」→「サーバー」タブをクリックして、変更するサーバーを選択します。
  5. 「構成」→「移行」タブを選択します。
  6. 「JTA移行の構成」セクションで、「JTA候補サーバー」ボックスを使用して、トランザクション回復サービスのバックアップとして使用するサーバーを選択し、「選択済み」リストに移動します。

    ノート: 必要な場合には、元のサーバーにトランザクション回復サービスを手動で移行して返還できるように、選択済みサーバーのリストには移行元のサーバーを含めておく必要があります。管理コンソールでは、この規則に従わなくてはなりません。

    ノート: 選択するサーバーは、クラッシュが起こった場合でも、現在のサーバーのデフォルトの永続ストアにアクセスできるものであることが必要です。

  7. 保存」をクリックして変更を保存します。
  8. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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