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SOAP Webサービス・クライアントの監視


Webサービス・クライアントをインストールおよび起動した後、そのクライアントに関する情報(関連付けられたアプリケーションやモジュール、コンテキスト・ルート、呼出し数、エラー数など)を取得できます。

ノート: JAX-WS Webサービスでは、Webサービス・ランタイムによってWebサービス・エンドポイント内にシステム定義のクライアント・インスタンスが作成されます。このインスタンスは、エンドポイントでプロトコル固有のメッセージを送信する際に使用されます。これらのクライアント・インスタンスには、クライアント・インスタンスが属するWebサービス・エンドポイントの名前に基づき、接尾辞が-SystemClientの名前が付けられます。システム定義のクライアント・インスタンスに関する監視情報を利用して、アプリケーションを評価できます。

Webサービス・クライアントを監視するには:

  1. 管理コンソールの左ペインで、「デプロイメント」を選択します。
  2. 右ペインの「デプロイメント」表内を移動して、監視するWebサービス・クライアントに関連付けられているアプリケーション・モジュールを見つけます。
  3. 「デプロイメント」表でアプリケーション・モジュール名をクリックします。
  4. 「監視」→「Webサービス・クライアント」を選択すると、Webサービス・クライアントが一覧表示されます。

    この表には、各Webサービス・クライアントの情報の概要が提供されます。

    各クライアントには、呼出し数、レスポンス数、エラー数、平均実行時間、平均レスポンス時間、平均ディスパッチ時間などの実行時の監視情報が表示されます。「この表のカスタマイズ」をクリックすると、表に表示されている情報をカスタマイズできます。

    表内のクライアント名をクリックすると、詳細が表示されます。

  5. 「監視」→「全般」を選択すると、Webサービス・クライアントの全般的な統計が表示されます。

    このページでは、Webサービス・クライアント名、関連付けられているエンタープライズ・アプリケーションおよびアプリケーション・モジュール、およびコンテキスト・ルートが表示されます。Webサービスを実行しているすべてのサーバーのエラーおよび呼出しの統計が集約されています。

  6. 「監視」→「呼出し」を選択すると、Webサービス・クライアントの呼出しに関連する統計が表示されます。

    Webサービスを実行しているすべてのサーバーのエラー、呼出しおよびレスポンスの統計が集約されます。

  7. 「監視」→「WS-Policy」を選択すると、Webサービス・クライアントにアタッチされているポリシーに関連する統計が表示されます。認証、認可、機密保持、整合性のカテゴリに分類されます。

    Webサービス・クライアントを実行しているすべてのサーバーの失敗、違反および成功数が集約されます。

  8. 「監視」→「サーバー」を選択すると、現在クライアントを実行しているサーバーを示す表が表示されます。

    そのサーバー上のWebサービス・クライアントの詳細を表示するには、クライアント名をクリックし、次のステップに示すタブを使用します。

  9. 「監視」→「サーバー」→「全般」を選択すると、Webサービス・クライアントの全般的な統計が表示されます。

    このページには、Webサービス・クライアントのポート、関連付けられているエンタープライズ・アプリケーションおよびアプリケーション・モジュール、コンテキスト・ルートなどの情報が表示されます。すべてのWebサービス・クライアント操作のエラーおよび呼出し数が集約されています。

  10. 「監視」→「サーバー」→「呼出し」を選択すると、Webサービス・クライアントの呼出しに関連する統計が表示されます。

    すべてのWebサービス・クライアント操作の呼出し、レスポンスおよびエラーの統計が集約されています。

  11. 「監視」→「サーバー」→「クラスタ・ルーティング」を選択すると、Webサービス・クライアントのクラスタ・ルーティングの統計が表示されます。

    すべてのWebサービス・クライアント操作のリクエスト数、レスポンス数、ルーティング数および失敗数が集約されています。

  12. 「監視」→「サーバー」→「接続」を選択すると、Webサービス・クライアントの接続の匿名エンドポイントが表示されます。

    各匿名エンドポイントには、受信したメッセージ数、保留中のメッセージ数などの実行時の監視情報が表示されます。「この表のカスタマイズ」をクリックすると、表に表示されている情報をカスタマイズできます。

    匿名エンドポイントの名前をクリックすると、詳細が表示されます。

  13. 「監視」→「サーバー」→「信頼できるメッセージ」を選択すると、Webサービス・クライアントの信頼性のあるメッセージングの順序が表示されます。

    各信頼性のあるメッセージングの順序には、順序の状態、送信元および宛先サーバーなどの実行時の監視情報が表示されます。「この表のカスタマイズ」をクリックすると、表に表示されている情報をカスタマイズできます。

    順序の名前をクリックすると、順序のリクエストが表示されます。

  14. 「監視」→「サーバー」→「WS-Policy」を選択すると、Webサービス・クライアントにアタッチされているポリシーに関連する統計が表示されます。認証、認可、機密保持、整合性のカテゴリに分類されます。

    すべてのWebサービス・クライアントの操作の成功、失敗および違反数が集約されています。

  15. 「監視」→「サーバー」→「操作」を選択すると、Webサービス・クライアントの操作が一覧表示されます。

    各操作には、平均レスポンス時間、平均実行時間、平均ディスパッチ時間、レスポンス数、呼出し数、エラー数などの実行時の監視情報が表示されます。「この表のカスタマイズ」をクリックすると、表に表示されている情報をカスタマイズできます。

    操作の名前をクリックすると、詳細が表示されます。「全般」または「呼出し」タブをクリックすると、それぞれ選択された操作の全般的な統計または呼出しの統計が表示されます。


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