Oracle® Fusion Middleware

GraalVM Enterprise EditionでのOracle WebLogic ServerおよびCoherenceの実行

リリース12c (12.2.1.4.0)

F33822-01(原本部品番号:F29662-01)

2020年4月

GraalVM Enterprise EditionでのOracle WebLogic ServerおよびCoherenceについて

Oracle WebLogic ServerおよびCoherence 12.2.1.4.0は、Oracle GraalVM Enterprise Editionでの実行が保証されています。

Oracle GraalVM Enterprise Editionは、Oracleのエンタープライズ・クラスのJava SE上に構築された高性能なランタイム・プラットフォームです。その最適化コンパイラは、コンパイル済コードの再編成、アグレッシブなメソッド・インライン化、エスケープ分析、高度なベクター化などによって、WebLogicアプリケーションを高速化します。GraalVM EnterpriseでWebLogic ServerおよびCoherenceを実行するには、JAVA_HOMEおよびPATH環境変数を更新して、./startWeblogic.shをコールするだけで済みます。

https://www.oracle.com/graalvmを参照してください。

システム要件

Oracle WebLogic ServerおよびCoherence 12.2.1.4では、Oracle GraalVM Enterprise Edition Oracle LinuxおよびRed Hat Enterprise Linux 6と7がサポートされます。

Oracle WebLogic ServerおよびCoherenceによってサポートされるLinux 6と7の特定バージョンの詳細は、Oracle Fusion Middlewareでサポートされるシステム構成を参照してください。

動作保証されているソフトウェア・バージョン

  • Oracle WebLogic ServerおよびCoherence 12.2.1.4.0

  • Oracle GraalVM Enterprise Edition 19.3.x Linux x86 for Java 8

パフォーマンス上の利点

Oracle GraalVM EnterpriseでWebLogic ServerおよびCoherenceアプリケーションを実行すると、一般的に最大5-10%のパフォーマンスの向上が見込まれます。このパフォーマンス向上の見込みは、様々な内部API固有のマイクロベンチマークに基づいており、ベンチマークは内部ストレス・テストで使用される完全なエンドツーエンドのJava EE WebLogic Serverアプリケーション上で実行されています。このアプリケーションは、Java EE APIの組合せをカバーしており、大規模なクラスタ化構成で実行されます。これらのパフォーマンス向上の結果は、他のJavaアプリケーションで観測されたパフォーマンスの向上と、他のOracleアプリケーションで観測された向上に一致しており、このような見込みの根拠となっています。パフォーマンス上の利点はアプリケーション固有であるため、Oracle GraalVM Enterpriseによって現実化されるメリットを検証するために、実際のアプリケーションをテストすることをお薦めします。

Oracle GraalVM Enterpriseのダウンロードとインストール

Oracle GraalVM Enterpriseは、アーカイブ(.tar.gz)として配布され、JVM、GraalVMコンパイラ、LLVMビットコード・インタプリタ、およびNode.jsサポート付きJavaScriptランタイムで構成されます。

  1. WebブラウザでOracle GraalVMのダウンロード・ページ(https://www.oracle.com/downloads/graalvm-downloads.html)に移動し、Oracleライセンス契約に同意して、各自のプラットフォームに適したGraalVM Enterprise 19.3.xアーカイブをダウンロードします。
  2. アーカイブを任意のディレクトリに抽出します。たとえば、tar -xf archive.tar.gzとします(archiveはダウンロードしたアーカイブのファイル名を表します)。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 19ガイドを参照してください。

WebLogic ServerおよびCoherenceのダウンロードとインストール

WebLogic Serverは、WebLogic Server汎用インストーラ(.jar)とReadmeファイルを含むZIPアーカイブとして配布されます。

  1. WebブラウザでOracle Fusion Middlewareソフトウェアのダウンロード・ページ(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/weblogic/downloads/index.html)に移動します。
  2. 汎用インストーラを選択し、Oracleライセンス契約に同意して、ZIPアーカイブをダウンロードします。
  3. ZIPアーカイブを任意のディレクトリに抽出します。
  4. 環境を構成します。
    • PATH環境変数の先頭にGraalVM binディレクトリを追加します。

      $ export PATH=path_to_GraalVM/bin:$PATH

    • JAVA_HOME環境変数がGraalVMインストール・ディレクトリに解決されるように設定します。

      $ export JAVA_HOME=path_to_GraalVM

  5. 汎用インストーラを起動します。
    $ java –jar fmw_12.2.1.4.0_wls_generic.jar
    インストーラは、ファイルを抽出すると、最小要件(CPU速度など)が満たされているかどうかについてシステムを分析します。システムが要件を満たしていれば、グラフィカルなOracle Universal Installerが起動します。
  6. グラフィカル・インストーラの各画面に従って、環境に固有の設定に関するプロンプトに応答します。
    『Oracle WebLogic ServerおよびCoherenceのインストールと構成』Oracle WebLogic ServerおよびCoherenceソフトウェアのインストールに関する項を参照してください。

インストールが正常に完了したら、その後のすべてのWebLogic ServerおよびCoherenceの構成、起動、開発、管理およびモニタリング操作は、標準のJava環境で実行する操作と同じです。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートをご購入のOracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info、聴覚に障害があるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。


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F33822-01

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