2.5 Oracle Linux
「弊社」および「オラクル」とは、Oracle America, Inc.をいいます。「お客様」とは、Oracle Linuxプログラムを取得した個人または団体をいいます。「Oracle Linuxプログラム」とは、お客様がダウンロードして使用することを希望しているLinuxソフトウェアおよび関連の対象ドキュメントをいいます。「ライセンス」とは、本契約の条項および本契約で参照されるライセンスに基づき、Oracle Linuxプログラムを使用する権利をいいます。オラクルは、お客様が本契約のセクションAに記載されたすべての条項を受諾する場合にのみ、Oracle Linuxプログラムのコピーを提供します。
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Oracle Linuxプログラムに対するライセンスの付与。本契約条項に従い、Oracle America, Inc. (「オラクル」)はGNU General Public License バージョン2に基づき、ユーザー(「お客様」)に「Oracle Linuxプログラム」に対するライセンスを付与します。Oracle Linuxプログラムには、オラクルおよび様々な第三者によって開発された多数のOracle Linuxプログラム・コンポーネントが含まれます。各コンポーネントのライセンスは、Oracle Linuxプログラムとともに頒布されたドキュメントか、
http://oss.oracle.com/linux/legal/oracle-list.html
でオンラインによりアクセスできるドキュメント、またはコンポーネントのソース・コードに記載されています。本契約は、個別のコンポーネントに関連するライセンスに基づくお客様の権利を制限したり、置き換えたり、または変更するものではありません。 -
Oracle Linux追加プログラムに対するライセンス。特定の第三者テクノロジ(「Oracle Linux追加プログラム」と総称します)は、同一媒体上に含められているか、お客様がダウンロードにより受領するOracle Linuxプログラムの一部として(ただし、Oracle Linuxプログラム自体には含まれません)含められている場合があります。それぞれのOracle Linux追加プログラムは、関連するOracle Linux追加プログラムおよびその関連ドキュメントと共に含まれているMozilla Public License、Apache License、Common Public License、GNU Lesser General Public License、Netscape Public Licenseまたは同様のライセンス(「Oracle Linux追加プログラムのライセンス」と総称します)の条項に基づきそれぞれライセンスされます。
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権利。Oracle Linuxプログラムとそのコンポーネント、およびOracle Linux追加プログラムの知的財産権は、オラクルまたは関連する第三者が保有します。本契約で付与および参照されるライセンスに従って、Oracle Linuxプログラムとそのコンポーネント、およびOracle Linux追加プログラムの権原は、オラクルまたは第三者(または両者)が保有します。
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商標ライセンス。お客様は、未修正のOracle Linuxプログラムまたは未修正のOracle Linux追加プログラムを、未修正のOracle Linuxプログラムまたは未修正のOracle Linux追加プログラムに含まれている、オラクルまたはその関連会社が所有する商標(「Oracle Linux商標」)を削除することなく、頒布することが認められています。修正されたOracle Linuxプログラムまたは修正されたOracle Linux追加プログラムを頒布できるのは、Oracle Linux商標が含まれた関連イメージを削除した場合のみです。
http://oss.oracle.com/linux/legal/pkg-list.html
として特定されたファイルに、該当する商標が含まれています。該当ファイルを削除するとOracle LinuxプログラムまたはOracle Linux追加プログラムが破壊される恐れがあるため、該当ファイルは削除しないでください。お客様にはOracle Linux商標に対する他の権利が認められておらず、お客様はOracle Linux商標のいかなる独占的所有権についても得ることができないことを了解するものとします。商標の使用から生じるすべての信用上の利益は、オラクルまたはその関連会社のみに帰するものとします。お客様は、オラクルまたはその関連会社が所有する商標(「ORACLE」を含む)または誤認混同を招く可能性のある商標の変形(「ORA」など)を、お客様のロゴ、製品名、サービス名、社名、またはドメイン名の一部として使用することはできません。製品、サービスまたはドメインなどにOracle LinuxプログラムまたはOracle Linux追加プログラムが含まれる、または関連する場合であっても使用できません。 -
限定保証。ORACLE LINUXプログラムおよびORACLE LINUX追加プログラムは現状有姿(「as is」)のまま提供され、いかなる保証も付されません。明示的あるいは黙示的であるかを問わず、いかなる種類かを問わず一切の保証(商品性または特定目的への適合性の保証を含みますがこれに限りません)、または他のあらゆる保証から免責されるものとします。
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責任の制限。お客様または第三者によって引き起こされた間接損害、付随的損害、特別損害、懲罰的損害または結果的損害について、あるいは、逸失利益、売上の喪失、データもしくはデータの使用機会の喪失について、オラクルは何ら責任を負わないものとします。契約上の責任によるものであるか不法行為によるものであるかを問わず、また、該当する損害が生じる可能性をオラクルが認識していた場合であっても同様に責任を負わないものとします。オラクルの賠償責任は、いかなる場合も100米ドルを上限とします。
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技術サポートの不適用。オラクルの技術サポート組織では、技術サポート、電話サポート、または本契約に基づいてライセンスされるマテリアルに関するアップデートは提供されません。技術サポート(提供されている場合)は、別の契約に基づきオラクルまたは関連会社から提供を受けることができます。
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当事者間の関係。お客様とオラクルの関係は、ライセンシーとライセンサーとなります。両当事者とも、明示的あるいは黙示的であるかを問わず、他方当事者に代わって義務を負う権限があることを表明するものではなく、また、他方当事者を代理人、従業員、フランチャイジー(販売権を与えられた者)、またはその他のいかなる法的能力としても表明するものでもありません。他方当事者の機密情報が該当するOracle Linuxプログラムに含まれていない限り、本契約のいかなる条項も一方の当事者が他方当事者の製品に機能的に類似したOracle Linuxプログラムを自主的に開発または頒布する権利を制限するものではありません。
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完全合意。お客様は、本契約がOracle Linuxプログラム、Oracle Linux追加プログラムおよびライセンスに対する完全な契約であり、本契約締結以前のすべての契約または表明に優先することに同意します。本契約の条項のいずれかが無効または法的強制力がないことが判明した場合でも、その他の条項は引き続き有効に存続するものとします。統一コンピュータ情報取引法および国連国際動産売買条約は本契約に適用されないものとします。