H.2 スクリーン・リーダーおよび点字ディスプレイの使用上のヒント

音声変換出力および点字ディスプレイの使用に関するいくつかの提案を次に示します。

  • PuttyやCygwinなどのキャラクタ・モード・ベースの端末を使用します。X-WindowsベースのVNCは使用しないでください。

  • 端末ソフトウェアの設定で、カーソル・タイプをブロック・カーソルに設定して、カーソルが点滅しないようにします。

  • 特定コマンドを出力すると、大量の情報が生成されて、端末ウィンドウや仮想ウィンドウや点字ディスプレイからあふれてしまうことがあります。その場合は、コマンドの出力をmoreでパイプして、出力をページに分割することを検討してください。その後、スペース・キーを使用して出力をページングできます。

  • スクリーン・リーダーの推奨設定には、次のものがあります(ここでは例としてJAWSを使用しています)。

    • JAWSカーソルを「「All」」に設定します。「All」と聞こえるまで、Insert + sのキーの組合せを使用します。

    • 仮想カーソルをオフにする必要がある場合があります。JAWSを使用している場合は、Insert + zのキーの組合せを使用して、これを行うことができます。

    • 仮想ウィンドウを使用してテキストを取得します。JAWSを使用している場合は、Insert + Alt + wのキーの組合せを使用して、これを行うことができます。