8 エージェント・パラメータ

この項では、Oracle GoldenGate Veridataエージェントの構成可能な次のパラメータについて定義します。

8.1 compare.xmldatatype.format

XMLSerializeのINDENT/NO INDENT機能を使用するには、compare.xmldatatype.formattrueまたはfalseに更新します。デフォルトでは、比較はINDENTで実行されます。NO INDENTを選択するには、compare.xmldatatype.format=falseを設定します。

構文

compare.xmldatatype.format=true

デフォルト

true

8.2 network.checksum.level

サポートされている値

REJECTED/ACCEPTED/REQUESTED/REQUIRED

デフォルト値

ACCEPTED

8.3 network.checksum.types

デフォルト値

SHA1

network.checksum.types= SHA512

8.4 network.encryption.level

サポートされている値

REJECTED/ACCEPTED/REQUESTED/REQUIRED

デフォルト値

ACCEPTED

8.5 network.encryption.types

このプロパティは、ネットワーク暗号化を有効にするために必要です。

network.checksum.types= SHA512

8.6 server.number_sort_threads

このパラメータでは、Veridataエージェントからの入力バッファのソートに使用されるスレッドの数を指定します。

ノート:

server.number_sort_threadsの値は、使用可能なプロセスの数を超えないようにしてください。

構文

server.number_sort_threads number

server.number_sort_threads number

デフォルト値

デフォルト値は4または使用可能なCPU数の4分の1のどちらか大きい値です。

8.7 rowscn

このプロパティは、デルタの初期比較をスキップする場合に使用します。指定されたSCN値より大きい行のみが比較されます。

このプロパティはOracle Agentに対してのみ有効で、すべてのOracle表のデフォルトのデルタ列であるDelta列がORA_ROWSCNに設定されている場合にのみ有効です。

構文

rowscn=<scn number>