ServiceName
このプロパティは、プラガブル・データベースに接続する際にセッションが接続されるデータベース・サービス名の設定および取得に使用されます。
宣言
// C#
public string ServiceName{ get; set;}プロパティ値
ServiceNameは、接続のサービス名を示す文字列を戻します。
例外
InvalidOperationException() - 接続がすでにオープンされている場合。
InvalidOperationException() - CPVersionが1.0に設定され、ServiceNameプロパティが設定されている場合。ODP.NET管理対象外ドライバにのみ適用されます。
備考
プラガブル・データベースは、Oracle Database 12c以上で使用できます。特定のPDBで実行されている指定されたサービスに接続するには、ServiceNameプロパティおよびPDBNameプロパティを使用できます。
接続に正しいサービスが使用されるように、接続をオープンする前にServiceNameを設定する必要があります。
ServiceNameプロパティが設定されている場合、PDBNameプロパティを設定する必要があります。設定されていない場合、接続をオープンするときに例外がスローされます。
接続をオープンする前にServiceNameプロパティが指定されている場合、接続をオープンしときに、接続のサービスは指定されたServiceNameと同じになります。
接続を次にオープンするまでサービス名が変更されなければ、接続は引き続き以前に設定されたServiceNameの値を使用します。
管理対象外のODP.NETでは、ServiceNameプロパティが設定されていて、さらに、CPVersion属性が設定されていない場合、CPVersion属性は自動的に2.0に設定されます。
ServiceNameプロパティの値は大/小文字を区別しません。
接続をオープンした後、ServiceNameプロパティを使用してセッション・サービス名を取得することもできます。接続をオープンする前に取得すると、ServiceNameはアプリケーションによって指定されたサービス名(ある場合)を戻します。
.NET Framework 4以降でのみサポートされています。