GetDataSources
このメソッドは、tnsnames.ora ファイル内のTNS別名エントリおよびLDAPネーミングが有効化されている場合にldap.ora内で構成されているLDAPサーバーから取得されたエントリすべての情報が格納された、DataTableオブジェクトを返します。
宣言
// C# public override DataTable GetDataSources();
戻り値
DataTableオブジェクト。
備考
このメソッドは、tnsnames.oraファイル内に存在するTNS別名エントリごとに、およびLDAPサーバーから取得されたエントリごとにDataTableオブジェクトを返します。tnsnames.oraファイルが見つからず、LDAPネーミングも構成されていない場合は、返されるDataTableオブジェクトは空になります。
ODP.NET管理対象ドライバのこのメソッドは、すべてのデータ・ソース別名をOracle Internet DirectoryまたはMicrosoft Active DirectoryなどのLDAPサーバーからフェッチできます。ODP.NET管理対象外ドライバのこのメソッドは、LDAPサーバーからのデータ・ソース別名の取得をサポートしません。
Oracle Internet Directory (OID)がTNSネーミング・リポジトリに対して使用されているときは、取得されるTNSエントリの数は1000までという制限があります。
次の列は各行に対して戻されますが、InstanceName列のみに入力されています。
-
InstanceName(タイプ:System.String) -
ServerName(タイプ:System.String) -
ServiceName(タイプ:System.String) -
Protocol(タイプ:System.String) -
Port(タイプ:System.String)
プールされた既存の接続に対してTNSやLDAPの情報が変更されても、プールをクリアしないかぎり、呼出し側のGetDataSourcesはその変更を返しません。