10.1.8 詳細なCQLエンジン統計
CQLエンジンタブをクリックすると、パイプライン内のすべてのステージおよびすべての問合せに関する完全なCQLエンジン統計が表示されます。
このページには、CQLエンジン問合せの詳細ページとは別に、各実行演算子に関する追加情報が含まれ、各演算子のすべての必須メトリックが表示されます。
Pipeline ID: Sparkクラスタの一意のパイプラインID
Pipeline Name: Oracle Stream Analytics UIでユーザーが指定したOracle Stream Analyticsパイプラインの名前。
ステージID: Oracle Stream AnalyticsパイプラインのステージのDAGにおける一意のステージID。
Running Queries: このセクションには、ステージのCQL変換を計算するために実行されているCQL問合せのリストが表示されます。この表には、システム生成の問合せIDと問合せテキストが表示されます。CQL問合せの構文とセマンティクスについては、Oracle連続問合せ言語リファレンスを参照してください。問合せの詳細を参照するには、表エントリの問合せIDのハイパーリンクをクリックして、「CQL Engine Query Details」ページを開きます。
Registered Sources: このセクションには、問合せの基盤となるすべての入力ソースに関する内部CQLメタデータが表示されます。ステージの入力ストリームごとに、1つのエントリがこの表に表示されます。
各エントリには、ソース名、ソース・タイプ、タイムスタンプ・タイプおよびストリーム属性が含まれます。タイムスタンプ・タイプには、PROCESSINGまたはEVENTのタイムスタンプがあります。ストリームがPROCESSINGのタイムスタンプの場合、各イベントのタイムスタンプは、システムによって定義されます。ストリームがEVENTのタイムスタンプの場合、各イベントのタイムスタンプは、ストリーム属性自体のいずれかによって定義されます。ソースは、ストリームまたはリレーションです。
External Sources: このセクションには、入力ストリームが結合されるすべての外部ソースの詳細が表示されます。外部ソースは、データベース表またはCoherenceキャッシュです。
CQL Engines: このセクションには、パイプラインによって使用されるCQLエンジンのすべてのインスタンスの詳細を含む表が表示されます。次に、表の各フィールドの詳細を示します。
- CQLEngine Id: CQLエンジン・インスタンスのシステム生成のID。
- ExecutorId: CQLエンジンが関連付けられているエグゼキュータID。
- Executor Host: このCQLエンジンが実行されているクラスタ・ノードのアドレス。
- Status: CQLエンジンの現在のステータス。ステータスは、ACTIVEまたはINACTIVEのいずれかです。ACTIVEの場合、CQLエンジン・インスタンスは起動して実行中であり、それ以外の場合、CQLエンジンは明示的に停止されています。