3.1.2.5 SQLプリファレンスの構成

データベース参照またはターゲットの表やオブジェクトを表示する場合、GGSAのデフォルトの設定では、そのユーザーが所有するオブジェクトのみが表示されます。所有者に関係なく、ユーザーがアクセスできるすべてのオブジェクトを表示する場合は、ここに独自のSQL問合せを入力します。

SQLプリファレンスを設定するには:
  1. 画面の右上隅にあるユーザー名をクリックし、ドロップダウン・リストからシステム設定」を選択します。
  2. SQL問合せの構成をクリックし、次の構成を設定します:
    • Oracle DB参照およびターゲット:

      参照またはターゲットの作成に使用するすべての表について、表の列の詳細をフェッチするSQL問合せを入力します。SELECT問合せには、各列にtable_name, column_name, data_type, data_length, data_precision, data_scale, nullableおよびdata_default属性が含まれている必要があります。WHERE文を使用して、リストされている表をフィルタ処理できます。

      例: SELECT table_name, column_name, data_type, data_length, data_precision, data_scale, nullable, data_default FROM all_tab_columns WHERE table_name LIKE DEMO ORDER BY table_name。この例では、DEMOで始まる名前を持つすべての表が、参照またはターゲットの使用時に表示されます。

    • Oracle DBジオフェンス: ジオフェンス表や列の詳細に関する問合せを入力します。

      ジオフェンスの作成に使用するすべての表について、表の列の詳細をフェッチするSQL問合せを入力します。SELECT問合せには、各列にtable_name, column_name, data_type, data_length, data_precision, data_scale属性が含まれている必要があります。ジオフェンス用にリストされている表には、SDO_GEOMETRY型の列が少なくとも1つ必要です。したがって、WHERE句WHERE table_name IN (SELECT TABLE_NAME FROM all_tab_columns WHERE data_type='SDO_GEOMETRY'が必須です。

      例: SELECT table_name, column_name, data_type, data_length, data_precision, data_scale FROM all_tab_columns WHERE table_name IN (SELECT TABLE_NAME FROM all_tab_columns WHERE data_type='SDO_GEOMETRY') AND table_name LIKE GEO ORDER BY table_name desc。この例では、GEOで始まる名前を持つすべての表が表名の降順でリストされます。

  3. 「保存」をクリックします。