4.5.2.4 パイプラインとその依存アーティファクトのエクスポートおよびインポート

エクスポートおよびインポート機能を使用すると、パイプラインとその内容をOracle Stream Analyticsシステム間(開発システムと本番システムなど)で移行できます。また、選択したアーティファクトのみを移行するオプションもあります。Oracle Stream Analyticsの最新バージョンで開発されたパイプラインをインポートできます。再インポートすると、既存のメタデータは、パイプラインがパブリッシュされていなければ、新しくインポートされたメタデータで上書きされます。インポートしたアーティファクトは、それらを右クリックして「削除」を選択することで削除できます。

パイプラインをエクスポートするには:

  1. 「カタログ」ページで、別のGGSAインスタンスにエクスポートするパイプラインにマウス・カーソルを合せるか、選択します。
  2. 画面の右側に表示される「エクスポート」オプションをクリックします。
  3. 選択したパイプラインとその依存アーティファクトが、JSON zipファイルとしてコンピュータのデフォルトのDownloadsフォルダにエクスポートされます。

パイプラインをインポートするには:

  1. エクスポートしたメタデータのインポート先となるGGSAインスタンスに移動します。
  2. 「カタログ」ページで、「インポート」をクリックします。
  3. 「インポート」ダイアログ・ボックスで、「選択」をクリックし、コンピュータでエクスポートしたzipファイルを検索して選択します。
  4. 「リソースのインポート」タブで、カタログから既存の接続を選択するか、インポートされた接続を使用できます。カタログから既存の接続を選択します
  5. 「インポート」をクリックします。

インポートされたパイプラインとその依存アーティファクトは、「カタログ」ページで使用できます。

ノート:

  • 各パイプラインには一意の名前が必要です。パイプラインの更新済バージョンをインポートする場合は、同じ名前を保持できます。新しいパイプラインをインポートするときに、同じ名前のパイプラインがカタログにすでに存在する場合は、インポートするパイプラインの名前を変更します。
  • 同じ名前のパイプラインをすでにエクスポートしている場合は、パイプライン名を次のように更新します:
    1. ディレクトリexportUpdateを作成します。
    2. エクスポートしたzip (exportNameUpdateExample.zipなど)をフォルダexportUpdateにコピーします。
    3. ファイルexportNameUpdateExample.zipを解凍します。
    4. jsonファイルを編集モードで開きます。
    5. jsonファイルでパイプライン/アーティファクト名を検索します。たとえば、パイプラインに付けられた名前がNano pipelineの場合は、Nano pipeline updatedに更新します。
    6. exportNameUpdateExample.zipのjsonファイルを更新します。
    7. このzipをインポートします。
    8. パイプラインには、表示名を使用して名前が自動的に割り当てられます。
    9. ドラフト・パイプラインおよびパブリッシュ・パイプライン・トピックは、次のように作成されます:
      1. sx_Nanopipelineupdated_Nano_Stream_draft
      2. sx_Nanopipelineupdated_Nano_Stream_public