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Oracle® Data Provider for .NET開発者ガイド
リリース9.2.0.4

部品番号 B13807-01
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Oracle.DataAccess.Clientネームスペース、7/30


OracleErrorクラス

OracleErrorクラスは、Oracleによって報告されるエラーを表します。

クラスの継承

Object

  OracleError

宣言
// C#
public sealed class OracleError
スレッド・セーフティ

インスタンス・メソッドではスレッド・セーフティを保証しませんが、すべてのpublic staticメソッドはスレッド・セーフです。

備考

OracleErrorクラスは、Oracleによって報告される警告またはエラーを表します。

// C#
...
try {
    cmd.ExecuteNonQuery()
}
catch ( OracleException e ){
   OracleError err1 = e.Errors[0];
   OracleError err2 = e.Errors[1];

    Console.WriteLine("Error 1 Message:", err1.Message);
    Console.WriteLine("Error 2 Source:", err2.Source);
}
要件

ネームスペース: Oracle.DataAccess.Client

アセンブリ: Oracle.DataAccess.dll

関連項目:

OracleErrorのメンバー

OracleErrorのメンバーを次の表に示します。

OracleErrorのstaticメソッド

OracleErrorのstaticメソッドを表4-49に示します。

表4-49 OracleErrorのstaticメソッド
メソッド 説明

Equals

Objectから継承されます(オーバーロード)。

OracleErrorのプロパティ

OracleErrorのプロパティを表4-50に示します。

表4-50 OracleErrorのプロパティ 
プロパティ 説明

ArrayBindIndex

配列バインドの実行中に発生したエラーの行番号を指定します。

DataSource

Oracleデータベースを識別するOracleサービス名(TNS名)を指定します。

Message

エラーを説明するメッセージを指定します。

Number

Oracleのエラー番号を指定します。

Procedure

エラーの原因となるストアド・プロシージャを指定します。

Source

エラーを生成するデータ・プロバイダの名前を指定します。

OracleErrorのメソッド

OracleErrorのメソッドを表4-51に示します。

表4-51 OracleErrorのメソッド 
メソッド 説明

Equals

Objectから継承されます(オーバーロード)。

GetHashCode

Objectから継承されます。

GetType

Objectから継承されます。

ToString

文字列表現のOracleErrorを返します。

関連項目:

OracleErrorのstaticメソッド

OracleErrorのstaticメソッドを表4-52に示します。

表4-52 OracleErrorのstaticメソッド
メソッド 説明

Equals

Objectから継承されます(オーバーロード)。

関連項目:

OracleErrorのプロパティ

OracleErrorのプロパティを表4-53に示します。

表4-53 OracleErrorのプロパティ 
プロパティ 説明

ArrayBindIndex

配列バインドの実行中に発生したエラーの行番号を指定します。

DataSource

Oracleデータベースを識別するOracleサービス名(TNS名)を指定します。

Message

エラーを説明するメッセージを指定します。

Number

Oracleのエラー番号を指定します。

Procedure

エラーの原因となるストアド・プロシージャを指定します。

Source

エラーを生成するデータ・プロバイダの名前を指定します。

関連項目:

ArrayBindIndex

このプロパティは、配列バインドの実行中に発生したエラーの行番号を指定します。

宣言
// C#
public int ArrayBindIndex {get;}
プロパティ値

配列バインドの実行中に発生したエラーの行番号を指定するint

備考

デフォルトは0です。

このプロパティは、配列バインドの操作に対してのみ使用されます。

ArrayBindIndexは、配列バインドの操作中にエラーが発生した行を0から始まる番号で表します。たとえば、配列バインドの実行により2番目および4番目の操作で2つのエラーが発生した場合、2つのOracleErrorオブジェクトがOracleErrorCollectionに、それぞれ2と4のArrayBindIndexプロパティ値で表示されます。

関連項目:

DataSource

このプロパティは、Oracleデータベースを識別するOracleサービス名(TNS名)を指定します。

宣言
// C#
public string DataSource {get;}
プロパティ値

string

関連項目:

Message

このプロパティは、エラーを説明するメッセージを指定します。

宣言
// C#
public string Message {get;}
プロパティ値

string

関連項目:

Number

このプロパティは、Oracleのエラー番号を指定します。

宣言
// C#
public int Number {get;}
プロパティ値

int

関連項目:

Procedure

このプロパティは、エラーの原因となるストアド・プロシージャを指定します。

宣言
// C#
public string Procedure {get;}
プロパティ値

ストアド・プロシージャ名

備考

このOracleErrorオブジェクトを作成するストアド・プロシージャを表します。

関連項目:

Source

このプロパティは、エラーを生成するデータ・プロバイダの名前を指定します。

宣言
// C#
public string Source {get;}
プロパティ値

string

関連項目:

OracleErrorのメソッド

OracleErrorのメソッドを表4-54に示します。

表4-54 OracleErrorのメソッド 
メソッド 説明

Equals

Objectから継承されます(オーバーロード)。

GetHashCode

Objectから継承されます。

GetType

Objectから継承されます。

ToString

文字列表現のOracleErrorを返します。

関連項目:

ToString

Objectをオーバーライドします。

このメソッドは、文字列表現のOracleErrorを返します。

宣言
// C#
public override string ToString();
戻り値

「ORA-エラー番号: クラス・メソッド名 エラー・メッセージ スタック・トレース情報」という形式の文字列を返します。

ORA-24333: 繰返し件数が0(ゼロ)です

関連項目:


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