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Oracle® Data Provider for .NET開発者ガイド
リリース9.2.0.4

部品番号 B13807-01
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Oracle.DataAccess.Typesネームスペース(ODP.NET型)、6/19


OracleIntervalYM構造体

OracleIntervalYM構造体は、データベースに対して格納または取得されるOracleのINTERVAL YEAR TO MONTHデータ型を表します。各OracleIntervalYMには、年および月で表現される時間間隔が格納されています。

クラスの継承

Object

  ValueType

    OracleIntervalYM

宣言
// C#
public struct OracleIntervalYM : IComparable
スレッド・セーフティ

インスタンス・メソッドではスレッド・セーフティを保証しませんが、すべてのpublic staticメソッドはスレッド・セーフです。

// C#
//  Illustrates usage of OracleIntervalYM

OracleIntervalYM iymMax = OracleIntervalYM.MaxValue;
double maxYears = iymMax.TotalYears;
maxYears -= 1;
OracleIntervalYM iymMax_1 = new OracleIntervalYM(maxYears);

// Calculate the difference. It should be 1 +/- epsilon years
// where epsilon for OracleIntervalYM = 1 month.

OracleIntervalYM iymDiff = iymMax - iymMax_1;

// If the difference isnt exactly 1 day, display the difference
if (iymDiff.TotalYears != 1)
    Console.WriteLine(iymDiff.ToString());

要件

ネームスペース: Oracle.DataAccess.Types

アセンブリ: Oracle.DataAccess.dll

関連項目:

OracleIntervalYMのメンバー

OracleIntervalYMのメンバーを次の表に示します。

OracleIntervalYMのコンストラクタ

OracleIntervalYMのコンストラクタを表5-61に示します。

表5-61 OracleIntervalYMのコンストラクタ
コンストラクタ 説明

OracleIntervalYMのコンストラクタ

OracleIntervalYM構造体の新規インスタンスをインスタンス化します(オーバーロード)。

OracleIntervalYMのstaticフィールド

OracleIntervalYMのstaticフィールドを表5-62に示します。

表5-62 OracleIntervalYMのstaticフィールド
フィールド 説明

MaxValue

OracleIntervalYM構造体の最大値を表します。

MinValue

OracleIntervalYM構造体の最小値を表します。

Null

OracleIntervalYMインスタンスに割り当てられるnull値を表します。

Zero

OracleIntervalYM構造体の0値を表します。

OracleIntervalYMのstaticメソッド

OracleIntervalYMのstaticメソッドを表5-63に示します。

表5-63 OracleIntervalYMのstaticメソッド
メソッド 説明

Equals

2つのOracleIntervalYM値が等しいかどうかを判断します(オーバーロード)。

GreaterThan

一方のOracleIntervalYM値が他方の値より大きいかどうかを判断します。

GreaterThanOrEqual

一方のOracleIntervalYM値が他方の値以上かどうかを判断します。

LessThan

一方のOracleIntervalYM値が他方の値より小さいかどうかを判断します。

LessThanOrEqual

一方のOracleIntervalYM値が他方の値以下かどうかを判断します。

NotEquals

2つのOracleIntervalYM値が等しくないかどうかを判断します。

Parse

OracleIntervalYM構造体を返し、文字列を使用して時間間隔の値を設定します。

SetPrecision

指定された年の精度でOracleIntervalYMの新規インスタンスを返します。

OracleIntervalYMのstatic演算子

OracleIntervalYMのstatic演算子を表5-64に示します。

表5-64 OracleIntervalYMのstatic演算子
演算子 説明

operator +

2つのOracleIntervalYM値を加算します。

operator ==

2つのOracleIntervalYM値が等しいかどうかを判断します。

operator >

一方のOracleIntervalYM値が他方の値より大きいかどうかを判断します。

operator >=

一方のOracleIntervalYM値が他方の値以上かどうかを判断します。

operator !=

2つのOracleIntervalYM値が等しくないかどうかを判断します。

operator <

一方のOracleIntervalYM値が他方の値より小さいかどうかを判断します。

operator <=

一方のOracleIntervalYM値が他方の値以下かどうかを判断します。

operator -

一方のOracleIntervalYM値を他方から減算します。

operator -

OracleIntervalYM構造体を否定します。

operator *

OracleIntervalYM値と数値を乗算します。

operator /

OracleIntervalYM値を数値で除算します。

OracleIntervalYMの型変換

OracleIntervalYMの型変換を表5-65に示します。

表5-65 OracleIntervalYMの型変換
演算子 説明

explicit operator long

OracleIntervalYM構造体を数値に変換します。

explicit operator OracleIntervalYM

文字列をOracleIntervalYM構造体に変換します。

implicit operator OracleIntervalYM

月数をOracleIntervalYM構造体に変換します。

OracleIntervalYMのプロパティ

OracleIntervalYMのプロパティを表5-66に示します。

表5-66 OracleIntervalYMのプロパティ
プロパティ 説明

BinData

OracleのINTERVAL YEAR TO MONTHをOracleの内部形式で表すバイト配列を返します。

IsNull

現在のインスタンスがnull値を持つかどうかを示します。

Months

OracleIntervalYMの月の構成要素を取得します。

TotalYears

現在のOracleIntervalYM構造体の時間間隔を表す合計数を年数で返します。

Value

OracleIntervalYM構造体に格納されている合計月数を指定します。

Years

OracleIntervalYMの年の構成要素を取得します。

OracleIntervalYMのメソッド

OracleIntervalYMのメソッドを表5-67に示します。

表5-67 OracleIntervalYMのメソッド
メソッド 説明

CompareTo

現在のOracleIntervalYMインスタンスを指定されたオブジェクトと比較し、その相対値を表す整数を返します。

Equals

指定されたオブジェクトが現在のインスタンスと同じ時間間隔を持つかどうかを判断します(オーバーロード)。

GetHashCode

OracleIntervalYMインスタンスのハッシュ・コードを返します。

GetType

Objectから継承されます。

ToString

現在のOracleIntervalYM構造体を文字列に変換します。

関連項目:

OracleIntervalYMのコンストラクタ

OracleIntervalYMのコンストラクタは、OracleIntervalYM構造体の新規インスタンスを作成します。

オーバーロード一覧:

OracleIntervalYM(long)

このメソッドは、指定された時間間隔の合計月数を使用してOracleIntervalYM構造体の新規インスタンスを作成します。

宣言
// C#
public OracleIntervalYM (long totalMonths);
パラメータ
例外

ArgumentOutOfRangeException: totalMonthsパラメータが指定された範囲内にありません。

関連項目:

OracleIntervalYM(string)

このメソッドは、OracleIntervalYM構造体の新規インスタンスを作成し、指定された文字列を使用してその値を設定します。

宣言
// C#
public OracleIntervalYM (string intervalStr);
パラメータ
備考

指定されたintervalStrに設定される値は、Year-Month書式である必要があります。

例外

ArgumentException: intervalStrパラメータが有効な書式ではないか、無効な値を持ちます。

ArgumentNullException: intervalStrパラメータがnullです。

"1-2"は、1年2か月を表します。

関連項目:

OracleIntervalYM(double)

このメソッドは、OracleIntervalYM構造体の新規インスタンスを作成し、合計年数を使用してその値を設定します。

宣言
// C#
public OracleIntervalYM (double totalYears);
パラメータ
例外

ArgumentOutOfRangeException: totalYearsパラメータが指定された範囲内にありません。

ArgumentException: 有効なOracleIntervalYMの構成にtotalYearsパラメータを使用できません。

関連項目:

OracleIntervalYM(int, int)

このメソッドは、OracleIntervalYM構造体の新規インスタンスを作成し、年および月を使用してその値を設定します。

宣言
// C#
public OracleIntervalYM (int years, int months);
パラメータ
備考

すべての引数の符号は同じである必要があります。

例外

ArgumentOutOfRangeException: 1つ以上のパラメータの引数値が指定された範囲内の値ではありません。

ArgumentException: 有効なOracleIntervalYMの構成にパラメータの引数値を使用できません。

関連項目:

OracleIntervalYM(byte[ ])

このメソッドは、OracleIntervalYM構造体の新規インスタンスを作成し、指定されたバイト配列にその値を設定します。このバイト配列はOracleのINTERVAL DAY TO SECONDの内部形式です。

宣言
// C#
public OracleIntervalYM (byte[] bytes);
パラメータ
例外

ArgumentException: 指定されたバイト配列がOracleのINTERVAL YEAR TO MONTHの内部形式ではないか、無効な値を持ちます。

ArgumentNullException: bytesnullです。

備考

指定されたバイト配列はOracleのINTERVAL YEAR TO MONTHの内部形式である必要があります。

関連項目:

OracleIntervalYMのstaticフィールド

OracleIntervalYMのstaticフィールドを表5-68に示します。

表5-68 OracleIntervalYMのstaticフィールド
フィールド 説明

MaxValue

OracleIntervalYM構造体の最大値を表します。

MinValue

OracleIntervalYM構造体の最小値を表します。

Null

OracleIntervalYMインスタンスに割り当てられるnull値を表します。

Zero

OracleIntervalYM構造体の0値を表します。

関連項目:

MaxValue

このstaticフィールドは、OracleIntervalYM構造体の最大値を表します。

宣言
// C#
public static readonly OracleIntervalYM MaxValue;
備考

年は999999999、月は11です。

関連項目:

MinValue

このstaticフィールドは、OracleIntervalYM構造体の最小値を表します。

宣言
// C#
public static readonly OracleIntervalYM MinValue;
備考

年は-999999999、月は-11です。

関連項目:

Null

このstaticフィールドは、OracleIntervalYMインスタンスに割り当てられるnull値を表します。

宣言
// C#
public static readonly OracleIntervalYM Null;

関連項目:

Zero

このstaticフィールドは、OracleIntervalYM構造体の0値を表します。

宣言
// C#
public static readonly OracleIntervalDS Zero;

関連項目:

OracleIntervalYMのstaticメソッド

OracleIntervalYMのstaticメソッドを表5-69に示します。

表5-69 OracleIntervalYMのstaticメソッド
メソッド 説明

Equals

2つのOracleIntervalYM値が等しいかどうかを判断します(オーバーロード)。

GreaterThan

一方のOracleIntervalYM値が他方の値より大きいかどうかを判断します。

GreaterThanOrEqual

一方のOracleIntervalYM値が他方の値以上かどうかを判断します。

LessThan

一方のOracleIntervalYM値が他方の値より小さいかどうかを判断します。

LessThanOrEqual

一方のOracleIntervalYM値が他方の値以下かどうかを判断します。

NotEquals

2つのOracleIntervalYM値が等しくないかどうかを判断します。

Parse

OracleIntervalYM構造体を返し、文字列を使用して時間間隔の値を設定します。

SetPrecision

指定された年の精度でOracleIntervalYMの新規インスタンスを返します。

関連項目:

Equals

このstaticメソッドは、2つのOracleIntervalYM値が等しいかどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool Equals(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

2つのOracleIntervalYM値が同じ時間間隔を表す場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

GreaterThan

このstaticメソッドは、2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値より大きいかどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool GreaterThan(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値より大きい場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

GreaterThanOrEqual

このstaticメソッドは、2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値以上かどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool GreaterThanOrEqual(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM
val2);
パラメータ
戻り値

2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値以上の場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

LessThan

このstaticメソッドは、2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値より小さいかどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool LessThan(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値より小さい場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

LessThanOrEqual

このstaticメソッドは、2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値以下かどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool LessThanOrEqual(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM
val2);
パラメータ
戻り値

2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値以下の場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

NotEquals

このstaticメソッドは、2つのOracleIntervalYM値が等しくないかどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool NotEquals(OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

2つのOracleIntervalYM値が等しくない場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

Parse

このstaticメソッドは、OracleIntervalYM構造体を返し、文字列を使用して時間間隔の値を設定します。

宣言
// C#
public static OracleIntervalYM Parse (string intervalStr);
パラメータ
戻り値

OracleIntervalYM構造体を返します。

例外

ArgumentException: intervalStrパラメータが有効な書式ではないか、無効な値を持ちます。

ArgumentNullException: intervalStrパラメータがnullです。

備考

指定されたintervalStrに設定される値は、Year-Month書式である必要があります。

"1-2"は、1年2か月を表します。

関連項目:

SetPrecision

このstaticメソッドは、指定された年の精度でOracleIntervalYMの新規インスタンスを返します。

宣言
// C#
public static OracleIntervalYM SetPrecision(OracleIntervalYM value1,int
yearPrecision);
パラメータ
戻り値

OracleIntervalDSインスタンス

例外

ArgumentOutOfRangeException: yearPrecisionが指定された範囲内にありません。

備考

指定されたyearPrecisionに設定される値に応じて、0個以上の先行ゼロがToString()によって返される文字列に表示されます。

値"1-2"のOracleIntervalYMは、年の精度に3を設定してSetPrecision()をコールした場合、文字列"001-2"という結果になります。

関連項目:

OracleIntervalYMのstatic演算子

OracleIntervalYMのstatic演算子を表5-70に示します。

表5-70 OracleIntervalYMのstatic演算子
演算子 説明

operator +

2つのOracleIntervalYM値を加算します。

operator ==

2つのOracleIntervalYM値が等しいかどうかを判断します。

operator >

一方のOracleIntervalYM値が他方の値より大きいかどうかを判断します。

operator >=

一方のOracleIntervalYM値が他方の値以上かどうかを判断します。

operator !=

2つのOracleIntervalYM値が等しくないかどうかを判断します。

operator <

一方のOracleIntervalYM値が他方の値より小さいかどうかを判断します。

operator <=

一方のOracleIntervalYM値が他方の値以下かどうかを判断します。

operator -

一方のOracleIntervalYM値を他方から減算します。

operator -

OracleIntervalYM構造体を否定します。

operator *

OracleIntervalYM値と数値を乗算します。

operator /

OracleIntervalYM値を数値で除算します。

関連項目:

operator +

このstatic演算子は、2つのOracleIntervalYM値を加算します。

宣言
// C#
public static OracleIntervalYM operator + (OracleIntervalYM val1,
OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

OracleIntervalYM

備考

いずれかの引数がnull値を持つ場合、返されるOracleIntervalYM構造体はnull値を持ちます。

関連項目:

operator ==

このstatic演算子は、2つのOracleIntervalYM値が等しいかどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool operator == (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

両方の値が等しい場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

operator >

このstatic演算子は、2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値より大きいかどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool operator > (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

一方のOracleIntervalYM値が他方の値より大きい場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

operator >=

このstatic演算子は、2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値以上かどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool operator >= (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

一方のOracleIntervalYM値が他方の値以上の場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

operator !=

このstatic演算子は、2つのOracleIntervalYM値が等しくないかどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool operator != (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2)
パラメータ
戻り値

2つのOracleIntervalYM値が等しくない場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

operator <

このstatic演算子は、2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値より小さいかどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool operator < (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値より小さい場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

operator <=

このstatic演算子は、2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値以下かどうかを判断します。

宣言
// C#
public static bool operator <= (OracleIntervalYM val1, OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

2つのOracleIntervalYM値の1つ目の値が2つ目の値以下の場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

operator -

このstatic演算子は、一方のOracleIntervalYM構造体を他方から減算します。

宣言
// C#
public static OracleIntervalYM operator - (OracleIntervalYM val1,
OracleIntervalYM val2);
パラメータ
戻り値

OracleIntervalYM構造体

備考

いずれかの引数がnull値を持つ場合、返されるOracleIntervalYM構造体はnull値を持ちます。

関連項目:

operator -

このstatic演算子は、OracleIntervalYM構造体を否定します。

宣言
// C#
public static OracleIntervalYM operator - (OracleIntervalYM val);
パラメータ
戻り値

OracleIntervalYM構造体

備考

指定されたOracleIntervalYM構造体がnull値を持つ場合、返されるOracleIntervalYM構造体はnull値を持ちます。

関連項目:

operator *

このstatic演算子は、OracleIntervalYM値と数値を乗算します。

宣言
// C#
public static OracleIntervalYM operator * (OracleIntervalYM val1, int
multiplier);
パラメータ
戻り値

OracleIntervalYM構造体

備考

指定されたOracleIntervalYM構造体がnull値を持つ場合、返されるOracleIntervalYM構造体はnull値を持ちます。

関連項目:

operator /

このstatic演算子は、OracleIntervalYM値を数値で除算します。

宣言
// C#
public static OracleIntervalYM operator / (OracleIntervalYM val1, int divisor);
パラメータ
戻り値

OracleIntervalYM構造体

備考

指定されたOracleIntervalYM構造体がnull値を持つ場合、返されるOracleIntervalYM構造体はnull値を持ちます。

関連項目:

OracleIntervalYMの型変換

OracleIntervalYMの型変換を表5-71に示します。

表5-71 OracleIntervalYMの型変換
演算子 説明

explicit operator long

OracleIntervalYM構造体を数値に変換します。

explicit operator OracleIntervalYM

文字列をOracleIntervalYM構造体に変換します。

implicit operator OracleIntervalYM

月数をOracleIntervalYM構造体に変換します。

関連項目:

explicit operator long

この型変換演算子は、OracleIntervalYMを時間間隔の月数を表す数値に変換します。

宣言
// C#
public static explicit operator long (OracleIntervalYM val);
パラメータ
戻り値

月数を表すlong数値

例外

OracleNullValueException: OracleIntervalYM構造体がnull値を持ちます。

関連項目:

explicit operator OracleIntervalYM

この型変換演算子は、文字列intervalStrOracleIntervalYM構造体に変換します。

宣言
// C#
public static explicit operator OracleIntervalYM (string intervalStr);
パラメータ
戻り値

OracleIntervalYM構造体

例外

ArgumentException: 指定されたintervalStrパラメータが適切な書式ではないか、無効な値を持ちます。

ArgumentNullException: intervalStrパラメータがnullです。

備考

返されるOracleIntervalDS構造体には、指定されたintervalStrによって表されるのと同じ時間間隔が含まれます。指定されたintervalStrに設定される値は、Year-Month書式である必要があります。

関連項目:

implicit operator OracleIntervalYM

この型変換演算子は、時間間隔の合計月数をOracleIntervalYM構造体に変換します。

宣言
// C#
public static implicit operator OracleIntervalYM (long months);
パラメータ
戻り値

OracleIntervalYM構造体

例外

ArgumentOutOfRangeException: monthsパラメータが指定された範囲内にありません。

関連項目:

OracleIntervalYMのプロパティ

OracleIntervalYMのプロパティを表5-72に示します。

表5-72 OracleIntervalYMのプロパティ
プロパティ 説明

BinData

OracleのINTERVAL YEAR TO MONTHをOracleの内部形式で表すバイト配列を返します。

IsNull

現在のインスタンスがnull値を持つかどうかを示します。

Months

OracleIntervalYMの月の構成要素を取得します。

TotalYears

現在のOracleIntervalYM構造体の時間間隔を表す合計数を年数で返します。

Value

OracleIntervalYM構造体に格納されている合計月数を指定します。

Years

OracleIntervalYMの年の構成要素を取得します。

関連項目:

BinData

このプロパティは、OracleのINTERVAL YEAR TO MONTHをOracleの内部形式で表すバイト配列を返します。

宣言
// C#
public byte[] BinData {get;}
プロパティ値

OracleのINTERVAL YEAR TO MONTHをOracleの内部形式で表すバイト配列

例外

OracleNullValueException: 現在のインスタンスがnull値を持ちます。

関連項目:

IsNull

このプロパティは、値にnull値が含まれているかどうかを示します。

宣言
// C#
public bool IsNull {get;}
プロパティ値

値にnull値が含まれている場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

関連項目:

Months

このプロパティは、OracleIntervalYMの月の構成要素を取得します。

宣言
// C#
public int Months {get;}
プロパティ値

月の構成要素を表すint

例外

OracleNullValueException: 現在のインスタンスがnull値を持ちます。

関連項目:

TotalYears

このプロパティは、現在のOracleIntervalYM構造体の時間間隔を表す合計数を年数で返します。

宣言
// C#
public double TotalYears {get;}
プロパティ値

合計年数を表すdouble

例外

OracleNullValueException: 現在のインスタンスがnull値を持ちます。

関連項目:

Value

このプロパティは、OracleIntervalYM構造体に格納されている合計月数を取得します。

宣言
// C#
public long Value {get;}
プロパティ値

時間間隔を表す合計月数

例外

OracleNullValueException: 現在のインスタンスがnull値を持ちます。

関連項目:

Years

このプロパティは、OracleIntervalYMの年の構成要素を取得します。

宣言
// C#
public int Years {get;}
プロパティ値

年の構成要素を表すint

例外

OracleNullValueException: 現在のインスタンスがnull値を持ちます。

関連項目:

OracleIntervalYMのメソッド

OracleIntervalYMのメソッドを表5-73に示します。

表5-73 OracleIntervalYMのメソッド
メソッド 説明

CompareTo

現在のOracleIntervalYMインスタンスを指定されたオブジェクトと比較し、その相対値を表す整数を返します。

Equals

指定されたオブジェクトが現在のインスタンスと同じ時間間隔を持つかどうかを判断します(オーバーロード)。

GetHashCode

OracleIntervalYMインスタンスのハッシュ・コードを返します。

GetType

Objectから継承されます。

ToString

現在のOracleIntervalYM構造体を文字列に変換します。

関連項目:

CompareTo

このメソッドは、現在のOracleIntervalYMインスタンスを指定されたオブジェクトと比較し、その相対値を表す整数を返します。

宣言
// C#
public int CompareTo(object obj);
パラメータ
戻り値

このメソッドは、次の数値を返します。

0より小さい値: 現在のOracleIntervalYMobjより短い時間間隔を表す場合

0: 現在のOracleIntervalYMobjが同じ時間間隔を表す場合

0より大きい値: 現在のOracleIntervalYMobjより長い時間間隔を表す場合

実装

IComparable

例外

ArgumentException: objパラメータがOracleIntervalYM型ではありません。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

Equals

Objectをオーバーライドします。

このメソッドは、指定されたオブジェクトが現在のインスタンスと同じ時間間隔を持つかどうかを判断します。

宣言
// C#
public override bool Equals(object obj);
パラメータ
戻り値

指定されたオブジェクトのインスタンスがOracleIntervalYM型で、同じ時間間隔を持つ場合、trueを返します。それ以外の場合、falseを返します。

備考

このメソッドの動作には、次の規則が適用されます。

GetHashCode

Objectをオーバーライドします。

このメソッドは、OracleIntervalYMインスタンスのハッシュ・コードを返します。

宣言
// C#
public override int GetHashCode();
戻り値

ハッシュ・コードを表すint

関連項目:

ToString

Objectをオーバーライドします。

このメソッドは、現在のOracleIntervalYM構造体を文字列に変換します。

宣言
// C#
public override string ToString();
戻り値

現在のOracleIntervalYM構造体を表す文字列

備考

現在のインスタンスがnull値を持つ場合、返される文字列にはnullが含まれます。

関連項目:


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