ヘッダーをスキップ

Oracle® Data Provider for .NET開発者ガイド
リリース9.2.0.4

部品番号 B13807-01
Go To Table Of Contents
目次
Go To Index
索引

Go to previous page Go to beginning of chapter Go to next page

Oracle.DataAccess.Clientネームスペース、12/30


OracleGlobalizationクラス

OracleGlobalizationクラスは、セッション、スレッドおよびローカル・コンピュータ(読取り専用)のOracleグローバリゼーション設定を取得および設定するために使用されます。

クラスの継承

Object

  OracleGlobalization

宣言
public sealed class OracleGlobalization : ICloneable, IDisposable
スレッド・セーフティ

インスタンス・メソッドではスレッド・セーフティを保証しませんが、すべてのpublic staticメソッドはスレッド・セーフです。

備考

無効なプロパティ値の場合は、例外がスローされます。TimeZoneプロパティを除き、新しく設定されたプロパティ値すべてが検証されます。

OracleGlobalizationオブジェクトのプロパティを変更しても、セッションまたはスレッドのグローバリゼーション設定は変更されません。OracleConnectionオブジェクトのSetSessionInfoメソッドまたはOracleGlobalizationオブジェクトのSetThreadInfoメソッドは、それぞれセッションのグローバリゼーション設定およびスレッドのグローバリゼーション設定を変更するためにコールする必要があります。

// C#
//  Sets thread globalization info.
...
string ConStr = "User Id=myschema;Password=mypassword;" +
   "Data Source=oracle;";
OracleConnection con = new OracleConnection(ConStr);
con.Open();

//Retrieves thread globalization info
OracleGlobalization ogi = OracleGlobalization.GetThreadInfo();

//Print the language name in thread globalization info
Console.WriteLine("Thread language: " + ogi.Language);

//Set thread's language
ogi.Language = "FRENCH";
OracleGlobalization.SetThreadInfo(ogi);

OracleGlobalization ogi2;
OracleGlobalization.GetThreadInfo(ogi2);

//Print the language name in thread globalization info
Console.WriteLine("Thread language: " + ogi2.Language);

要件

ネームスペース: Oracle.DataAccess.Client

アセンブリ: Oracle.DataAccess.dll

関連項目:

OracleGlobalizationのメンバー

OracleGlobalizationのメンバーを次の表に示します。

OracleGlobalizationのstaticメソッド

OracleGlobalizationのstaticメソッドを表4-73に示します。

表4-73 OracleGlobalizationのstaticメソッド 
名前 説明

GetClientInfo

ローカル・コンピュータのOracleグローバリゼーション設定を表すOracleGlobalizationオブジェクトを返します(オーバーロード)。

GetThreadInfo

現在のスレッドのOracleグローバリゼーション設定を示すOracleGlobalizationインスタンスを返すか、リフレッシュします(オーバーロード)。

SetThreadInfo

Oracleグローバリゼーション・パラメータを現在のスレッドに設定します。

OracleGlobalizationのプロパティ

OracleGlobalizationのプロパティを表4-74に示します。

表4-74 OracleGlobalizationのプロパティ 
名前 説明

Calendar

暦法を指定します。

ClientCharacterSet

クライアント・キャラクタ・セットを指定します。

Comparison

WHERE句の比較およびPL/SQLブロックの比較の方法を指定します。

Currency

数値書式要素Lに対して各国通貨記号として使用する文字列を指定します。

DateFormat

OracleのDate型の日付書式を文字列として指定します。

DateLanguage

日と月の名前および日付の略称を書くときに使用される言語を指定します。

DualCurrency

数値書式要素Uに対してEuroなどの二重通貨記号を指定します。

ISOCurrency

数値書式要素Cに対して国際通貨記号として使用する文字列を指定します。

Language

データベースのデフォルト言語を指定します。

LengthSemantics

バイト長セマンティクスまたは文字(デフォルト)長セマンティクスを使用して、CHAR列およびVARCHAR2列を作成できるようにします。

NCharConversionException

暗黙的または明示的な文字型変換中のデータ消失によりエラーが報告されるかどうかを決定します。

NumericCharacters

文字列内の数値に対して小数点文字およびグループ・セパレータ文字に使用される文字を指定します。

Sort

ORDER BY句の照合順番を指定します。

Territory

地域の名前を指定します。

TimeStampFormat

TimeStamp型に対する文字列書式を指定します。

TimeStampTZFormat

TimeStampTZ型に対する文字列書式を指定します。

TimeZone

タイム・ゾーンの地域名を指定します。

OracleGlobalizationのpublicメソッド

OracleGlobalizationのpublicメソッドを表4-75に示します。

表4-75 OracleGlobalizationのpublicメソッド 
publicメソッド 説明
Clone

OracleGlobalizationオブジェクトのコピーを作成します。

Dispose

Componentから継承されます。

関連項目:

OracleGlobalizationのstaticメソッド

OracleGlobalizationのstaticメソッドを表4-76に示します。

表4-76 OracleGlobalizationのstaticメソッド 
名前 説明

GetClientInfo

ローカル・コンピュータのOracleグローバリゼーション設定を表すOracleGlobalizationオブジェクトを返します(オーバーロード)。

GetThreadInfo

現在のスレッドのOracleグローバリゼーション設定を示すOracleGlobalizationインスタンスを返すか、リフレッシュします(オーバーロード)。

SetThreadInfo

Oracleグローバリゼーション・パラメータを現在のスレッドに設定します。

関連項目:

GetClientInfo

GetClientInfoは、ローカル・コンピュータのOracleグローバリゼーション設定を表すOracleGlobalizationオブジェクト・インスタンスを返します。

オーバーロード一覧:

GetClientInfo()

このメソッドは、ローカル・コンピュータのグローバリゼーション設定を表すOracleGlobalizationインスタンスを返します。

宣言
// C#
public static OracleGlobalization GetClientInfo();
戻り値

OracleGlobalizationインスタンス

// C#
//  Retrieves the client globalization info.
...
string ConStr = "User Id=myschema;Password=mypassword;" +
     "Data Source=oracle;";
OracleConnection con = new OracleConnection(ConStr);
con.Open();

//Retrieves the client globalization info
OracleGlobalization ogi = OracleGlobalization.GetClientInfo();

//Retrieves the client globalization info using overloaded method
OracleGlobalization ogi2;
OracleGlobalization.GetClientInfo(ogi2);

//Print the language name in client globalization info
Console.WriteLine("Client machine language: " + ogi.Language);
Console.WriteLine("Client machine language: " + ogi2.Language);

関連項目:

GetClientInfo(OracleGlobalization)

このメソッドは、ローカル・コンピュータのグローバリゼーション設定を使用して指定されたOracleGlobalizationオブジェクトをリフレッシュします。

宣言
// C#
public static void GetClientInfo(OracleGlobalization oraGlob);
パラメータ
// C#
//  Retrieves the client globalization info.
...
string ConStr = "User Id=myschema;Password=mypassword;" +
     "Data Source=oracle;";
OracleConnection con = new OracleConnection(ConStr);
con.Open();

//Retrieves the client globalization info
OracleGlobalization ogi = OracleGlobalization.GetClientInfo();

//Retrieves the client globalization info using overloaded method
OracleGlobalization ogi2;
OracleGlobalization.GetClientInfo(ogi2);

//Print the language name in client globalization info
Console.WriteLine("Client machine language: " + ogi.Language);
Console.WriteLine("Client machine language: " + ogi2.Language);

関連項目:

GetThreadInfo

GetThreadInfoは、OracleGlobalizationインスタンスを返すか、リフレッシュします。

オーバーロード一覧:

GetThreadInfo()

このメソッドは、現在のスレッドのOracleGlobalizationインスタンスを返します。

宣言
// C#
public static OracleGlobalization GetThreadInfo();
戻り値

OracleGlobalizationインスタンス

備考

GetThreadInfo()は最初、SetThreadInfo()をコールすることによりアプリケーションがオブジェクトを変更しないかぎり、GetClientInfo()が返したオブジェクトと同じプロパティ値を持つOracleGlobalizationオブジェクトを返します。

// C#
Retrieves the thread globalization info.
...
string ConStr = "User Id=myschema;Password=mypassword;" +
       "Data Source=oracle;";
OracleConnection con = new OracleConnection(ConStr);
con.Open();

//Retrieves the thread globalization info
OracleGlobalization ogi = OracleGlobalization.GetThreadInfo();

//Retrieves the thread globalization info using overloaded method
OracleGlobalization ogi2;
OracleGlobalization.GetThreadInfo(ogi2);

//Print the language name in thread globalization info
Console.WriteLine("Thread language: " + ogi.Language);
Console.WriteLine("Thread language: " + ogi2.Language);

関連項目:

GetThreadInfo(OracleGlobalization)

このメソッドは、現在のスレッドのグローバリゼーション設定を使用してOracleGlobalizationオブジェクトをリフレッシュします。

宣言
// C#
public static void GetThreadInfo(OracleGlobalization oraGlob);
パラメータ
備考

GetThreadInfo()は最初、SetThreadInfo()をコールすることによりアプリケーションがオブジェクトを変更しないかぎり、GetClientInfo()が返したオブジェクトと同じプロパティ値を持つOracleGlobalizationオブジェクトを返します。

// C#
Retrieves the thread globalization info.
...
string ConStr = "User Id=myschema;Password=mypassword;" +
       "Data Source=oracle;";
OracleConnection con = new OracleConnection(ConStr);
con.Open();

//Retrieves the thread globalization info
OracleGlobalization ogi = OracleGlobalization.GetThreadInfo();

//Retrieves the thread globalization info using overloaded method
OracleGlobalization ogi2;
OracleGlobalization.GetThreadInfo(ogi2);

//Print the language name in thread globalization info
Console.WriteLine("Thread language: " + ogi.Language);
Console.WriteLine("Thread language: " + ogi2.Language);

関連項目:

SetThreadInfo

このメソッドは、Oracleグローバリゼーション・パラメータを現在のスレッドに設定します。

宣言
// C#
public static void SetThreadInfo(OracleGlobalization oraGlob);
パラメータ
備考

.NET文字列のODP.NET型との変換およびODP.NET型のコンストラクタとの変換では、可能な場合はグローバリゼーション・プロパティ値が使用されます。たとえば、.NET文字列からOracleDate構造体を構成する場合、その文字列はスレッドのOracleGlobalization.DateFormatプロパティにより指定された書式になると予想されます。

// C#
//  Sets thread globalization info.
...
string ConStr = "User Id=myschema;Password=mypassword;" +
   "Data Source=oracle;";
OracleConnection con = new OracleConnection(ConStr);
con.Open();

//Retrieves thread globalization info
OracleGlobalization ogi = OracleGlobalization.GetThreadInfo();

//Print the language name in thread globalization info
Console.WriteLine("Thread language: " + ogi.Language);

//Set thread's language
ogi.Language = "FRENCH";
OracleGlobalization.SetThreadInfo(ogi);

OracleGlobalization ogi2;
OracleGlobalization.GetThreadInfo(ogi2);

//Print the language name in thread globalization info
Console.WriteLine("Thread language: " + ogi2.Language);

関連項目:

OracleGlobalizationのプロパティ

OracleGlobalizationのプロパティを表4-77に示します。

表4-77 OracleGlobalizationのプロパティ 
名前 説明

Calendar

暦法を指定します。

ClientCharacterSet

クライアント・キャラクタ・セットを指定します。

Comparison

WHERE句の比較およびPL/SQLブロックの比較の方法を指定します。

Currency

数値書式要素Lに対して各国通貨記号として使用する文字列を指定します。

DateFormat

OracleのDate型の日付書式を文字列として指定します。

DateLanguage

日と月の名前および日付の略称を書くときに使用される言語を指定します。

DualCurrency

数値書式要素Uに対してEuroなどの二重通貨記号を指定します。

ISOCurrency

数値書式要素Cに対して国際通貨記号として使用する文字列を指定します。

Language

データベースのデフォルト言語を指定します。

LengthSemantics

バイト長セマンティクスまたは文字(デフォルト)長セマンティクスを使用して、CHAR列およびVARCHAR2列を作成できるようにします。

NCharConversionException

暗黙的または明示的な文字型変換中のデータ消失によりエラーが報告されるかどうかを決定します。

NumericCharacters

文字列内の数値に対して小数点文字およびグループ・セパレータ文字に使用される文字を指定します。

Sort

ORDER BY句の照合順番を指定します。

Territory

地域の名前を指定します。

TimeStampFormat

TimeStamp型に対する文字列書式を指定します。

TimeStampTZFormat

TimeStampTZ型に対する文字列書式を指定します。

TimeZone

タイム・ゾーンの地域名を指定します。

関連項目:

Calendar

このプロパティは、暦法を指定します。

宣言
// C#
public string Calendar {get; set;}
プロパティ値

Calendarを表す文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_CALENDAR設定です。OracleGlobalizationオブジェクトがクライアント、スレッドまたはセッションのうちのどの設定を表すかにかかわらず、この値は同じです。

関連項目:

ClientCharacterSet

このプロパティは、クライアント・キャラクタ・セットを指定します。

宣言
// C#
public string ClientCharacterSet {get;}
プロパティ値

ローカル・コンピュータのキャラクタ・セットの名前を指定する文字列

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのキャラクタ・セットです。

関連項目:

Comparison

このプロパティは、WHERE句の比較およびPL/SQLブロックの比較の方法を表します。

宣言
// C#
public string Comparison {get; set;}
プロパティ値

比較方法の名前を指定する文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_COMP設定です。

関連項目:

Currency

このプロパティは、数値書式要素Lに対して各国通貨記号として使用する文字列を指定します。

宣言
// C#
public string Currency {get; set;}
プロパティ値

数値書式要素Lに対して各国通貨記号として使用する文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_CURRENCY設定です。

関連資料:

DateFormat

このプロパティは、OracleのDate型の日付書式を文字列として指定します。

宣言
// C#
public string DateFormat {get; set;}
プロパティ値

文字列としてのOracleのDate型の日付書式

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_DATE_FORMAT設定です。

関連項目:

DateLanguage

このプロパティは、日と月の名前および日付の略称(a.m.、p.m.、AD、BCなど)を書くときに使用される言語を指定します。

宣言
// C#
public string DateLanguage {get; set;}
プロパティ値

言語を指定する文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_DATE_LANGUAGE設定です。

関連項目:

DualCurrency

このプロパティは、数値書式要素Uに対してEuroなどの二重通貨記号を指定します。

宣言
// C#
public string DualCurrency {get; set;}
プロパティ値

二重通貨記号を指定する文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_DUAL_CURRENCY設定です。

関連資料:

ISOCurrency

このプロパティは、数値書式要素Cに対して国際通貨記号として使用する文字列を指定します。

宣言
// C#
public string ISOCurrency {get; set;}
プロパティ値

国際通貨記号として使用される文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_ISO_CURRENCY設定です。

関連資料:

Language

このプロパティは、データベースのデフォルト言語を指定します。

宣言
// C#
public string Language {get; set;}
プロパティ値

データベースのデフォルト言語

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_LANGUAGE設定です。

Languageは、メッセージ、日と月の名前およびソート・アルゴリズムに使用されます。これにより、NLS_DATE_LANGUAGEパラメータおよびNLS_SORTパラメータの値も決定されます。

関連項目:

LengthSemantics

このプロパティは、CHAR列およびVARCHAR2列がバイト長セマンティクスまたは文字(デフォルト)長セマンティクスを使用するかどうかを示します。

宣言
// C#
public string LengthSemantics {get; set;}
プロパティ値

バイト長セマンティクスまたは文字長セマンティクスのいずれかを示す文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_LENGTH_SEMANTICS設定です。

関連項目:

NCharConversionException

このプロパティは、暗黙的または明示的な文字型変換中のデータ消失によりエラーが報告されるかどうかを決定します。

宣言
// C#
public bool NCharConversionException {get; set;}
プロパティ値

文字型変換によりエラー・メッセージが発生するかどうかを示す文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_NCHAR_CONV_EXCP設定です。

関連項目:

NumericCharacters

このプロパティは、文字列内の数値に対して小数点文字およびグループ・セパレータ文字に使用される文字を指定します。

宣言
// C#
public string NumericCharacters {get; set;}
プロパティ値

使用される文字を表す文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_NUMERIC_CHARACTERS設定です。

関連項目:

Sort

このプロパティは、ORDER BY句の照合順番を指定します。

宣言
// C#
public string Sort {get; set;}
プロパティ値

照合順番を示す文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_SORT設定です。

関連項目:

Territory

このプロパティは、地域の名前を指定します。

宣言
// C#
public string Territory {get; set;}
プロパティ値

地域名を指定する文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_TERRITORY設定です。

このプロパティを変更すると、その他のグローバリゼーション・プロパティが変更されます。

関連資料:

TimeStampFormat

このプロパティは、TimeStamp型に対する文字列書式を指定します。

宣言
// C#
public string TimeStampFormat {get; set;}
プロパティ値

TimeStamp型に対する文字列書式

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_TIMESTAMP_FORMAT設定です。

関連項目:

TimeStampTZFormat

このプロパティは、TimeStampTZ型に対する文字列書式を指定します。

宣言
// C#
public string TimeStampTZFormat {get; set;}
プロパティ値

TimeStampTZ型に対する文字列書式

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのNLS_TIMESTAMP_TZ_FORMAT設定です。

関連項目:

TimeZone

このプロパティは、タイム・ゾーンの地域名またはタイム・ゾーン・オフセットを指定します。

宣言
// C#
public string TimeZone {get; set;}
プロパティ値

タイム・ゾーンの地域名またはタイム・ゾーン・オフセットを表す文字列

例外

ObjectDisposedException: オブジェクトがすでに破棄されています。

備考

デフォルト値は、ローカル・コンピュータのタイム・ゾーンの地域名です。

TimeZoneは、スレッドが1つのTimeStamp構造体を構成する場合のみ使用されます。TimeZoneは、セッションには影響しません。

TimeZoneは、7:00などの時間オフセット、またはUS/PacificなどのV$TIMEZONE_NAMESで提供される有効なタイム・ゾーンの地域名のいずれかです。タイム・ゾーンの略称はサポートされていません。


注意:

PSTはタイム・ゾーンの地域名でもあり、タイム・ゾーンの略称でもあります。このため、OracleGlobalizationによって受け入れられます。


このプロパティは、GetSessionInfo()またはGetSessionInfo(OracleGlobalization)を使用してOracleGlobalizationオブジェクトが取得される場合、空の文字列を返します。デフォルトでは最初、セッションのタイム・ゾーンはスレッドのタイム・ゾーンと同じです。このため、ALTER SESSIONコールを実行してセッションのタイム・ゾーンを変更していない場合、クライアントのグローバリゼーション設定からセッションのタイム・ゾーンをフェッチできます。

関連項目:

OracleGlobalizationのpublicメソッド

OracleGlobalizationのpublicメソッドを表4-78に示します。

表4-78 OracleGlobalizationのpublicメソッド 
publicメソッド 説明

Clone

OracleGlobalizationオブジェクトのコピーを作成します。

Dispose

Componentから継承されます。

関連項目:

Clone

このメソッドは、OracleGlobalizationオブジェクトのコピーを作成します。

宣言
// C#
public object Clone();
戻り値

OracleGlobalizationオブジェクト

実装

ICloneable

備考

クローニングされたオブジェクトは、クローニング元のオブジェクトと同じプロパティ値を持ちます。

// C#
...
//Need a proper casting for the return value when cloned
OracleGlobalization ogi_cloned = (OracleGlobalization) ogi.Clone();
...

関連項目:


Go to previous page Go to beginning of chapter Go to next page
Oracle
Copyright © 2002, 2003 Oracle Corporation.

All Rights Reserved.
Go To Table Of Contents
目次
Go To Index
索引