Oracle WebCenter Interaction インストール ガイド (Windows)

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Windows 上の Oracle 9i で使用するポータル データベースの作成

このトピックでは、Oracle 9i 上でポータル データベース、テーブルスペース、およびユーザを作成する方法およびコンフィグレーションする方法について説明します。

注意 : この手順では、専用のポータル データベースを新規作成します。既存のデータベース内部にポータル テーブルスペースを作成する場合は、「Windows 上の Oracle で使用するポータル テーブルスペースの作成」を参照してください。

データベースのスクリプトを実行する前に、以下の作業が必要です。


  • ポータル データベースのホスト マシンにログインします。
  • ORACLE_BASEORACLE_HOME、および ORACLE_SID が正しく設定されていることを確認します。

    詳細については、「Oracle の環境変数」を参照してください。

  • データベースを再作成している場合や、前回作成に失敗して再試行している場合は、古いデータベース ファイルを削除します。
  1. RegisterSIDPLUM.reg を実行して、ポータルの SID をレジストリに登録します。RegisterSIDPLUM.reg は、スクリプトをコピーした Oracle データベース サーバ上のディレクトリ内にあります。
  2. ポータル データベースを作成し、そのコンフィグレーションを行います。
    1. %ORACLE_BASE%\oradata の配下に PLUM ディレクトリを作成します。
    2. initPLUM.ora%ORACLE_HOME%\database にコピーします。
  3. 引数 PLUM password を使用して CreateService.bat を実行します。
  4. ポータル データベースのインスタンスを作成します。
    1. %ORACLE_BASE%\admin\%ORACLE_SID%\plumtreescripts から、/nolog パラメータを使用して sqlplus を開始します。
    2. スクリプト crdb1_oracle_nt.sql を実行します。これにより、新しいデータベース インスタンスが作成されて起動します。

      このスクリプトを実行しても、エラーは生成されません。スクリプトの出力は、plumtree スクリプトのディレクトリ内にある crdb1.lst ファイルに保存されます。

      これにより、データベースが起動します。

    3. データ ファイルが正しく作成されたかどうかを確認します。正しく作成されていれば、%ORACLE_BASE%\database に以下の 3 つのファイルが表示されます。
      • systPLUM.dbf
      • undo1A.dbf
      • temp1A.dbf (単一ディスクのインストール環境のみ)
  5. ポータル テーブルスペースおよびユーザを作成します。
    1. スクリプト crdb2_oracle_nt.sql を実行します。これにより、テーブルスペースとポータル データベース ユーザが作成され、低レベルのデータベース チューニングが実行されます。

      このスクリプトは、完了するまでにかなりの時間がかかります。このスクリプトでは次のエラーが生成される場合があります。

      ORA-00942 table or view does not exist 
      ORA-1432/ORA-1434 public synonym to be dropped does not exist 

      この 2 つのエラーは無視してもかまいませんが、それ以外のエラーには何らかの対処が必要です。スクリプトの出力は、plumtree スクリプトのディレクトリ内にある crdb1.lst ファイルに保存されます。

    2. データ ファイルが正しく作成されたかどうかを確認します。正しく作成されていれば、%ORACLE_BASE%\database に以下の 3 つのファイルが表示されます。
      • PLUMtbl1.dbf
      • PLUMtmp1.dbf
      • PLUMidx1.dbf (単一ディスクのインストール環境のみ)

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