CMDSCA メッセージ 1200-1299

Oracle SALT のシステム・メッセージには、次の情報が含まれています。

説明: メッセージの意味と内容を説明します。

アクション: 検出された問題を修正するための手順を示します。

関連項目: 関連する情報の参照先を示します (ただし、必要な場合のみ)。

Oracle SALT のシステム・メッセージには番号が付けられ、複数のカタログにまとめられています。カタログの種類は、メッセージの生成元である Oracle SALT 10g Release 3 (10.3) システムのコンポーネントの種類に基づいています。特定のメッセージを調べるには、以下のカタログの中から適切なカタログ名をクリックしてください。

注意: すでに廃止された機能のメッセージが表示される場合があります。廃止された機能はサポートされませんのでご注意ください。

1200

INFO: Creating directory dirname ...
INFO: ディレクトリ dirname を作成しています ...

説明

tuxscagendirname という名前のディレクトリを作成していることを示す情報メッセージです。

アクション

アクションは必要ありません。

1201

ERROR: Error encountered! (errno)
ERROR: エラーが発生しました。(errno)

説明

ディレクトリを作成する際にエラー番号 errno のエラーが発生しました。

アクション

このメッセージに示されているエラー番号の意味を確認し、それに応じて適切に対処します。

関連項目

1202

ERROR: A directory of the same name(dirname) already exists!
ERROR: 同じ名前 (dirname) のディレクトリがすでに存在します。

説明

指定したディレクトリは存在しないか、ファイル名であるという予想に反し、同じ名前 dirname のディレクトリがすでに存在します。

アクション

別の出力名を指定するか、存在するディレクトリを上書きまたは削除します。

1203

Really overwrite file: fname [y, q] ?
ファイルを上書きしますか: fname [y, q] ?

説明

ファイル fname を上書きするかどうかを確認するメッセージです。

アクション

上書きする場合は "y"、処理を停止する場合は "q" を入力します。

1204

INFO: fname file not updated: skipped
INFO: fname ファイルは更新されません。スキップしました。

説明

ファイル fname が更新されないことを示す情報メッセージです。

アクション

情報メッセージです。

1205

WARN: current working directory path name is too long
WARN: 現在の作業ディレクトリのパス名が長すぎます。

説明

現在の作業ディレクトリのパス名が 255 バイトを超えています。

アクション

異なる作業ディレクトリを指定するか、現在の作業ディレクトリの名前を短くします。

1206

ERROR: Cannot obtain absolute repository file path
ERROR: レポジトリ・ファイルの絶対パスを取得できません。

説明

オペレーティング・システムからリポジトリ・ファイルの絶対パスを取得できません。

アクション

ファイル・システムを調べて、見つかった問題を解決します。問題が解消されない場合は、Oracle Technical Support にお問い合わせください。

1207

ERROR: Absolute repository file path is too long.
ERROR: レポジトリ・ファイルの絶対パスが長すぎます。

説明

取得された絶対パスが 256 バイトを超えています。

アクション

リポジトリ・ファイルをより短い名前のディレクトリに移動するか、より短いパス名になるようにパス名を変更します。

1208

ERROR: Error reading repository input file fname.
ERROR: レポジトリ入力ファイル fname の読み取り中に、エラーが発生しました。

説明

リポジトリ入力ファイル fname の読み取り中に、エラーが発生しました。

アクション

ファイルが存在して適切なパーミッションが与えられているかを確認します。

1209

ERROR: Memory allocation failure at (m_name:line_no).
ERROR: メモリの割り当てができませんでした。(m_name:line_no)

説明

モジュール m_name (行番号 line_no) でメモリ割り当てができませんでした。

アクション

インストールされるシステム・メモリを増やすか、ページング・デバイスのサイズを増やすか、検索条件をより制限します。

1210

ERROR: File open failure, filename fname at (m_name:line_no). (reason)
ERROR: ファイルをオープンできません。ファイル名 fname、(m_name:line_no) (reason)

説明

ファイル名が fname のファイルをオープンできませんでした。モジュール m_name (行番号 line_no) でエラーが発生しました。reason にエラーの原因が示されています。

アクション

このメッセージの reason に示されているファイル・システム・エラーを修正します。

1211

INFO: Process stopped!
INFO: 処理を停止しました。

説明

tuxscagen が要求の処理を停止したことを示す情報メッセージです。

アクション

前に表示されたメッセージを調べて、根本的な原因を特定します。

1212

ERROR: Invalid SCDL file name(fname), processing stopped!
ERROR: SCDL ファイル名 (fname) が無効です。処理を停止しました。

説明

指定された SCDL ファイル名 fname が無効です。tuxscagen が入力の処理を停止しました。

アクション

正しい SCDL ファイル名を指定して tuxscagen のコマンド行を修正します。

1213

ERROR: Invalid interface file name(fname), processing stopped!
ERROR: インターフェイス・ファイル名 (fname) が無効です。処理を停止しました。

説明

指定されたインターフェイス・ファイル名 fname が無効です。tuxscagen が入力の処理を停止しました。

アクション

正しい SCDL ファイル名を指定して tuxscagen のコマンド行を修正します。

1214

ERROR: Inconsistent SCDL file name() and SCA root directory(), processing stopped!
ERROR: SCDL ファイル名 () と SCA ルート・ディレクトリ () が矛盾しています。処理を停止しました。

説明

対象のファイル名が SCA ルート・ディレクトリと矛盾しています。tuxscagen が入力の処理を停止しました。

アクション

環境が正しく設定されているか、"-s" オプションが正しく入力されているかを確認します。あるいは、出力のコマンド行オプションを変更します。

1215

ERROR: Inconsistent interface file name() and SCA root directory(), processing stopped!
ERROR: インターフェイス・ファイル名 () と SCA ルート・ディレクトリ () が矛盾しています。処理を停止しました。

説明

対象のインターフェイス・ファイル名が SCA ルート・ディレクトリと矛盾しています。tuxscagen が入力の処理を停止しました。

アクション

環境が正しく設定されているか、"-s" オプションが正しく入力されているかを確認します。あるいは、出力のコマンド行オプションを変更します。

関連項目

1216

ERROR: Invalid SCDL file name.
ERROR: SCDL ファイル名が無効です。

説明

入力 SCDL ファイル名が空または NULL です。

アクション

Oracle Technical Support にお問い合わせください。

1217

ERROR: Invalid interface file name.
ERROR: インターフェイス・ファイル名が無効です。

説明

入力インターフェイス・ファイル名が空または NULL です。

アクション

Oracle Technical Support にお問い合わせください。

1218

ERROR: Invalid SCDL file path(path_name).
ERROR: SCDL ファイルのパス (path_name) が無効です。

説明

指定した SCDL ファイルのパス path_name が存在しないか、そのパスを使用するために必要なパーミッションが与えられていません。

アクション

コマンド行引数を修正するか、パス path_name に対するアクセス・パーミッションを変更します。

関連項目

1219

ERROR: Invalid interface file path(path_name).
ERROR: インターフェイス・ファイルのパス (path_name) が無効です。

説明

指定したインターフェイス・ファイルのパス path_name が存在しないか、そのパスを使用するために必要なパーミッションが与えられていません。

アクション

コマンド行引数を修正するか、パス path_name に対するアクセス・パーミッションを変更します。

関連項目

1220

ERROR: Filename format not supported(fname).
ERROR: ファイル名 (fname) のフォーマットがサポートされていません。

説明

入力ファイル名 fname で使用されるファイル名のフォーマットが無効です。

アクション

コマンド行の入力を修正します。

1221

ERROR: Filename format not supported().
ERROR: ファイル名 () のフォーマットがサポートされていません。

説明

入力ファイル名 fname で使用されるファイル名のフォーマットが無効です。

アクション

コマンド行の入力を修正します。

関連項目

1222

WARN: Service(svcname): reason
WARN: サービス (svcname): reason

説明

リポジトリ入力ファイルのサービス svcname のサービス定義が正しくありません。reason にエラーの原因が示されています。

アクション

reason に従ってリポジトリ入力ファイルのエラーを修正します。

1223

WARN: Service(svcname): reason
WARN: サービス (svcname): reason

説明

リポジトリ入力ファイルのサービス svcname のサービス定義が正しくありません。reason にエラーの原因が示されています。

アクション

reason に従ってリポジトリ入力ファイルのエラーを修正します。