WSCMD メッセージ 0-99

Oracle SALT のシステム・メッセージには、次の情報が含まれています。

説明: メッセージの意味と内容を説明します。

アクション: 検出された問題を修正するための手順を示します。

関連項目: 関連する情報の参照先を示します (ただし、必要な場合のみ)。

Oracle SALT のシステム・メッセージには番号が付けられ、複数のカタログにまとめられています。カタログの種類は、メッセージの生成元である Oracle SALT 10g Release 3 (10.3) システムのコンポーネントの種類に基づいています。特定のメッセージを調べるには、以下のカタログの中から適切なカタログ名をクリックしてください。

注意: すでに廃止された機能のメッセージが表示される場合があります。廃止された機能はサポートされませんのでご注意ください。

1

Usage: tmwsdlgen -c WSDF_file [-y] [-o wsdl_file] [-m {pack|raw|mtom}] [-t {wls|axis}]
形式: tmwsdlgen -c WSDF_file [-y] [-o wsdl_file] [-m {pack|raw|mtom}] [-t {wls|axis}]

説明

tmwsdlgen の引数が有効でない場合、正しい構文を入力するよう求められます。

アクション

正しい構文でコマンドを再入力します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

2

WARN: Configuration file name ignored. Longer than nchar characters.
WARN: コンフィギュレーション・ファイル名が無視されました。nchar 文字より長くなっています。

説明

-c オプションで指定したコンフィギュレーション・ファイル名の長さが、指定の文字数を超えています。tmwsdlgen はこのオプションを無視します。

アクション

短いコンフィギュレーション・ファイル名を使用します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

3

WARN: WSDL file name ignored. Longer than nchar characters.
WARN: WSDL ファイル名が無視されました。nchar 文字より長くなっています。

説明

-o オプションで指定した WSDL ファイル名の長さが、指定の文字数を超えています。tmwsdlgen はこのオプションを無視します。

アクション

短い WSDL ファイル名を使用します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

4

WARN: Ignore invalid encoding style name 'enc_style'. It should be 'doc' or 'rpc'.
WARN: 無効な符号化スタイル名 'enc_style' を無視します。'doc' または 'rpc' でなければなりません。

説明

-s オプションで無効な符号化スタイル・オプションが指定されています。tmwsdlgen はこのオプションを無視します。

アクション

'doc' または 'rpc' を使用します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

5

WARN: Ignore invalid SOAP version name 'soap_ver'. It should be '1.1' or '1.2'.
WARN: 無効な SOAP バージョン名 'soap_ver' を無視します。'1.1' または '1.2' でなければなりません。

説明

-v オプションで無効な SOAP バージョンオプションが指定されています。tmwsdlgen はこのオプションを無視します。

アクション

'1.1' または '1.2' を使用します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

6

ERROR: Configuration file must be specified using -c option.
ERROR: コンフィギュレーション・ファイルは -c オプションを使用して指定する必要があります。

説明

-c オプションがありません。

アクション

-c オプションを使用して WSDF ファイルを指定します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

7

WARN: WSDL file 'name' exists. Overwrite(Y/N)[N]?
WARN: WSDL ファイル 'name' は存在します。上書きしますか (Y/N)[N]?

説明

WSDL ファイルは存在します。ファイルを上書きするかどうかを確認します。

アクション

ファイルを上書きするには「Y」を、tmwsdlgen を終了するには「N」を入力します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

8

ERROR: WSDL file generating failed.
ERROR: WSDL ファイルを生成できませんでした。

説明

WSDL ファイルを生成できませんでした。

アクション

詳細については、stderr および ULOG を確認します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

9

INFO: WSDL file 'name' is generated.
INFO: WSDL ファイル 'name' が生成されます。

説明

WSDL ファイルは正常に生成されます。

アクション

なし。

関連項目

tmwsdlgen(1)

10

WARN: Ignore invalid data mapping policy name 'name'. It should be 'pack' or 'raw' or 'mtom'.
WARN: 無効なデータ・マッピング方針名 'name' を無視します。'pack'、'raw' または 'mtom' でなければなりません。

説明

-m オプションで無効なデータ・マッピング方針名が指定されています。tmwsdlgen はこのオプションを無視します。

アクション

なし。

関連項目

tmwsdlgen(1)

11

WARN: Ignore invalid client toolkit name 'name'. It should be 'wls' or 'axis'.
WARN: 無効なクライアント・ツールキット名 'name' を無視します。'wls' または 'axis' でなければなりません。

説明

-t オプションで無効なクライアント・ツールキット名が指定されています。tmwsdlgen はこのオプションを無視します。

アクション

なし。

関連項目

tmwsdlgen(1)

19

WARN: Duplicated -c option. Overriding 'name1' with 'name2'.
WARN: -c オプションが重複しています。'name1' を 'name2' で上書きします。

説明

コマンドの -c オプションが重複しています。指定されていた name1 オプションが name2 によって上書きされました。name2 オプションが使用されました。

アクション

オプションの 1 つを削除します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

21

WARN: Duplicated -m option. Overriding 'name1' with 'name2'.
WARN: -m オプションが重複しています。'name1' を 'name2' で上書きします。

説明

コマンドの -m オプションが重複しています。指定されていた name1 オプションが name2 によって上書きされました。name2 オプションが使用されました。2 つのオプションに、矛盾するデータ・マッピング方針が指定されています。コマンド行の右側のオプションに指定されている方針が使用されます。

アクション

オプションの 1 つを削除します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

22

WARN: Duplicated -o option. Overriding 'name1' with 'name2'.
WARN: -o オプションが重複しています。'name1' を 'name2' で上書きします。

説明

コマンドの -o オプションが重複しています。指定されていた name1 オプションが name2 によって上書きされました。name2 オプションが使用されました。2 つのオプションに、異なる出力 WSDL ファイル名が指定されています。コマンド行の右側のオプションに指定されているファイル名が使用されます。

アクション

オプションの 1 つを削除します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

23

WARN: Duplicated -t option. Overriding 'name1' with 'name2'.
WARN: -t オプションが重複しています。'name1' を 'name2' で上書きします。

説明

コマンドの -t オプションが重複しています。指定されていた name1 オプションが name2 によって上書きされました。name2 オプションが使用されました。2 つのオプションに、矛盾するクライアント・ツールキット名が指定されています。コマンド行の右側のオプションに指定されているクライアント・ツールキット名が使用されます。

アクション

オプションの 1 つを削除します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

25

WARN: Duplicated -s option. Overriding 'enc_style1' with 'enc_style2'.
WARN: -s オプションが重複しています。'enc_style1' を 'enc_style2' で上書きします。

説明

コマンドの -s オプションが重複しています。指定されていた enc_style1 オプションが enc_style2 によって上書きされました。enc_style2 オプションが使用されました。2 つのオプションに、矛盾する符号化スタイルが指定されています。コマンド行の右側のオプションに指定されている符号化スタイルが使用されます。

アクション

オプションの 1 つを削除します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

26

WARN: Duplicated -v option. Overriding 'soap_ver1' with 'soap_ver2'.
WARN: -v オプションが重複しています。'soap_ver1' を 'soap_ver2' で上書きします。

説明

コマンドの -v オプションが重複しています。指定されていた soap_ver1 オプションが soap_ver2 によって上書きされました。soap_ver2 オプションが使用されました。2 つのオプションに、矛盾する SOAP バージョンが指定されています。コマンド行の右側のオプションに指定されているバージョンが使用されます。

アクション

オプションの 1 つを削除します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

27

ERROR: Error while obtaining the Bulletin Board parameters.
ERROR: 掲示板パラメータの取得中にエラーが発生しました。

説明

掲示板パラメータの取得中に、tmwsdlgen でエラーが発生しました。エラーの原因についてのより詳細な説明が、ユーザ・ログに格納されます。

アクション

ユーザ・ログ内のエラー・メッセージから、エラーの原因を調べます。TUXCONFIG が読み取り可能かどうかを調べ、tmwsdlgen を再実行します。

関連項目

tmwsdlgen(1)、UBBCONFIG(5)

28

ERROR: Execute permission denied, not application administrator.
ERROR: アプリケーション管理者でないために、実行パーミッションがありません。

説明

非管理者が tmwsdlgen プロセスを実行する際、実行を拒否されました。

アクション

このコマンドを実行できるのは BEA TUXEDO システム・アプリケーション管理者だけです。

関連項目

tmwsdlgen(1)

29

ERROR: Unable to initialize public key subsystem.
ERROR: 公開鍵サブシステムを初期化できません。

説明

公開鍵サブシステムを初期化する際にエラーが発生しました。プラグイン関数のインプリメンテーションからエラー・コードが返された場合など、さまざまな状況でこのエラーが発生します。

アクション

epifregedt を使用し、レジストリが有効な状態であるかどうかを確認します。また、プラグイン関数のインプリメンテーションからエラー・コードが返されていないことを確認します。

関連項目

epifregedt_ec_sec_map_proof_ec_sec_pki_init

30

ERROR: Cannot become a client - tperrno tperrno errno errno Uunixerr Unixerrno.
ERROR: クライアントになれません。tperrno tperrno errno errno Uunixerr Unixerrno

説明

管理クライアント tmwsdlgen はアプリケーションに参加できませんでした。

アクション

同時に複数の tmwsdlgen を実行しないようにします。

関連項目

tmwsdlgen(1)

31

ERROR: failed to get current directory - errno errno.
ERROR: カレント・ディレクトリを取得できませんでした。errno errno

説明

tmwsdlgen がカレント・ディレクトリを取得できませんでした。

アクション

カレント・ディレクトリが有効であるか確認します。

32

ERROR: Cannot change to dir dirname.
ERROR: ディレクトリ 'dirname' に移動できません。

説明

tmwsdlgen がディレクトリに移動できませんでした。

アクション

指定されたディレクトリが有効であるか確認します。

33

ERROR: command: syntax checking errors found.
ERROR: command: 構文チェック・エラーが見つかりました。

説明

tmwsdlgen の実行中、SALT WSDF ファイルを解析しているときに構文エラーが見つかりました。

アクション

入力 WSDF ファイルが整形式であり、SALT WSDF XML スキーマ定義に準拠していることを確認します。

関連項目

tmwsdlgen(1)

34

WARN: Deprecated -v option. Please set in WSDF file.
WARN: 非推奨の -v オプションです。WSDF ファイルで設定してください。

説明

tmwsdlgen コマンド行で -v オプションが指定されました。このオプションは現在はサポートされていません。

アクション

tmwsdlgen コマンド行から -v オプションを削除します。代わりに、入力 WSDF ファイルで SOAP バージョン番号を定義します。

関連項目

『BEA SALT Web Service Definition File Format Reference』

35

WARN: Deprecated -s option. Please set in WSDF file.
WARN: 非推奨の -s オプションです。WSDF ファイルで設定してください。

説明

tmwsdlgen コマンド行で -s オプションが指定されました。このオプションは現在はサポートされていません。

アクション

tmwsdlgen コマンド行から -s オプションを削除します。代わりに、入力 WSDF ファイルで SOAP 符号化スタイルを定義します。

関連項目

『BEA SALT Web Service Definition File Format Reference』

36

(vtoc_errno 4: SALTCONFIG file is too small. Use tmadmin crdl to increase space.)
(vtoc_errno 4: SALTCONFIG ファイルが小さすぎます。tmadmin crdl を使用して領域を増やしてください。)

説明

SALTCONFIG vtoc ファイルが小さすぎるため、すべての SALT コンフィギュレーション項目をロードできません。

アクション

tmadmin のサブコマンド crdl を使用して、SALTCONFIG ファイルの領域を増やします。

関連項目

tmadmin(1)、wsloadcf(1)

38

WARN: SALTCONFIG file not created: exiting
WARN: SALTCONFIG ファイルは作成されませんでした: 終了します

説明

wsloadcf の実行中に、SALTCONFIG ファイルがありませんでした。SALTCONFIG ファイルを作成するかどうか尋ねられときに、管理者が同意しなかったため、ファイルが作成およびロードされませんでした。

アクション

何も行う必要はありません。

関連項目

wsloadcf(1)

40

WARN: SALTCONFIG file not updated: exiting
WARN: SALTCONFIG ファイルは更新されませんでした: 終了します

説明

wsloadcf の実行中に、SALTCONFIG ファイルが既に存在していました。SALTCONFIG ファイルを上書きするかどうか尋ねられときに、管理者が同意しなかったため、ファイルが更新されませんでした。

アクション

何も行う必要はありません。

関連項目

wsloadcf(1)

41

ERROR: SALTCONFIG environment variable not set
ERROR: SALTCONFIG 環境変数が設定されていません

説明

wsloadcf の実行中に、SALTCONFIG 環境変数が設定およびエクスポートされませんでした。

アクション

SALTCONFIG 環境変数を設定およびエクスポートして、コマンドを再実行します。

関連項目

wsloadcf(1)

42

ERROR: SALTCONFIG environment variable must be an absolute pathname.
ERROR: SALTCONFIG 環境変数は絶対パス名でなければなりません。

説明

wsloadcf の実行中に、SALTCONFIG 環境変数が設定およびエクスポートされなかったか、絶対パス名 (/ で始まる) に設定されませんでした。

アクション

SALTCONFIG 環境変数を設定およびエクスポートして、コマンドを再実行します。

関連項目

wsloadcf(1)、GWWS(1)

43

ERROR: SALTOFFSET environment variable must >= 0
ERROR: SALTOFFSET 環境変数は >= 0 にする必要があります。

説明

wsloadcf の実行中に、SALTOFFSET 環境変数が、負でない整数のオフセットに正しく設定されませんでした。

アクション

SALTOFFSET 環境変数を、負でない整数のオフセットに正しく設定してエクスポートし、コマンドを再実行します。

関連項目

wsloadcf(1)

44

ERROR: SALTCONFIG not set or incorrectly set
ERROR: SALTCONFIG が設定されていないか、設定が正しくありません

説明

wsloadcf の実行中、SALTCONFIG デバイスを確認しているときにエラーが発生しました。

アクション

SALTCONFIG デバイスまたはファイルが存在していないこと (初めて作成する場合)、または存在していて有効なコンフィギュレーション・ファイルであることを確認します。BEA TUXEDO システム・テクニカル・サポートに連絡してください。

関連項目

wsloadcf(1)

45

ERROR: Cannot create SALTCONFIG saltconfig
ERROR: SALTCONFIG saltconfig を作成できません

説明

wsloadcf の実行中に、SALTCONFIG ファイルを作成できませんでした。

アクション

以降のシステム・メッセージに障害の原因が示されています。問題を修正して、コマンドを再実行します。

関連項目

wsloadcf(1)

46

INFO: A new file system has been created. (size = nblocks size-byte blocks)
INFO: 新しいファイル・システムが作成されました。(サイズ = nblocks size バイト・ブロック)

説明

wsloadcf の実行中に、新しい SALTCONFIG ファイルまたはデバイスが、指定されたサイズ nblocks で作成されました。

アクション

何も行う必要はありません。

関連項目

wsloadcf(1)

47

ERROR: SALTCONFIG, SALTOFFSET device1 offset1 does not match first device entry in configuration device2 offset2
ERROR: SALTCONFIG、SALTOFFSET device1 offset1 はコンフィギュレーションの最初のデバイス・エントリ device2 offset2 に一致しません

説明

wsloadcf を使用して SALTCONFIG ファイルをロードするときに、SALTCONFIG および SALTOFFSET 環境変数で指定されたデバイスとオフセット device1 および offset1 は、コンフィギュレーション・ファイルの最初のエントリとして格納された情報 device2 および offset2 に一致しません。これは、デバイス (ファイル) がある名前から別の名前に変更されたときに発生します。

アクション

wsloadcf でロードする前に、コンフィギュレーション・ファイルを削除します。

関連項目

wsloadcf(1)

48

ERROR: Cannot create tablename
ERROR: tablename を作成できません

説明

wsloadcf の実行中、指定された tablename を作成しようとしたときにエラーが発生しました。SALTDEPLOY ファイルと WSDF ファイルで定義された各オブジェクトごとに、テーブルが 1 つずつ作成されます。

アクション

以降のシステム・メッセージにエラーの原因が示されています。問題を修正して、コマンドを再実行します。

関連項目

wsloadcf(1)

49

ERROR: Cannot open tablename
ERROR: tablename を開けません

説明

wsloadcf の実行中、指定された tablename を開こうとしたときにエラーが発生しました。SALTDEPLOY ファイルと WSDF ファイルで定義された各オブジェクトごとに、テーブルが 1 つずつ作成されて開かれます。

アクション

以降のシステム・メッセージにエラーの原因が示されています。問題を修正して、コマンドを再実行します。

関連項目

wsloadcf(1)

50

ERROR: Cannot write tablename
ERROR: tablename に書き込めません

説明

wsloadcf の実行中、指定された tablename に書き込もうとしたときにエラーが発生しました。SALTDEPLOY ファイルと WSDF ファイルで定義された各オブジェクトごとに、テーブルが 1 つずつ作成されて開かれ、書き込まれます。

アクション

以降のシステム・メッセージにエラーの原因が示されています。問題を修正して、コマンドを再実行します。

関連項目

wsloadcf(1)

51

ERROR: Failure opening SALTCONFIG section sectionname (vtoc_error=vtoc_errno)
ERROR: SALTCONFIG セクション sectionname を開いているときにエラーが発生しました (vtoc_error=vtoc_errno)

説明

SALTCONFIG ファイルは BEA TUXEDO VTOC 形式のバイナリ・ファイルです。SALTDEPLOY ファイルおよび WSDF ファイルの各オブジェクト (GWWS、WSBinding、Endpoint など) は、別々のテーブルとして SALTCONFIG ファイルに格納されます。

SALTCONFIG ファイルを更新しようとしているときに、指定された sectionname を開こうとした際に wsloadcf でエラーが発生しました。SALTCONFIG のセクションと下位レベルのエラー・コードがこのメッセージに出力されています。

アクション

新しい SALTCONFIG を再作成します。SALTCONFIG が UNIX ファイルの場合は、そのファイルを削除するだけです。raw ディスク上に格納されている場合は次のように入力して消去します。

echo " " >$SALTCONFIG 

エラーが解消しない場合は、ファイルへの書き込みの問題の原因となるディスク・タイプのエラー条件がないかどうか確認します。

最後に、エラー・メッセージに出力された vtoc_errno を確認して、BEA TUXEDO システム・テクニカル・サポートに連絡してください。

関連項目

wsloadcf(1)

52

ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリ割り当てエラーです

説明

SALT コンフィギュレーション・ファイルに保持された情報を追跡するためにテーブルを設定するときに、malloc() を使用して、動的にオペレーティング・システムからメモリを割り当てられませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認します。マシンのメモリ使用量を減らすか、マシンの物理メモリ容量を増やします。

53

ERROR: Failed to write the SALTCONFIG file (vtoc_errno=vtoc_errno).
ERROR: SALTCONFIG ファイルに書き込めませんでした。(vtoc_errno=vtoc_errno)

説明

SALTCONFIG ファイルは BEA TUXEDO VTOC 形式のバイナリ・ファイルです。SALTDEPLOY ファイルおよび WSDF ファイルの各オブジェクト (GWWS、WSBinding、Endpoint など) は、別々のテーブルとして SALTCONFIG ファイルに格納されます。SALTCONFIG のセクションに書き込むときに、エラーが発生しました。

アクション

SALTCONFIG ファイルが UNIX ファイルの場合は、ファイル・システムに十分な空き領域があるかどうか確認する必要があります。ファイルのパーミッションで書き込みが許可されているかどうか確認する必要があります。新しい SALTCONFIG を再作成します。SALTCONFIG ファイルが UNIX ファイルの場合は、ファイルを削除するだけです。raw ディスク上に格納されている場合は次のように入力して消去します。

echo " " >$SALTCONFIG

エラーが解消しない場合は、ファイルへの書き込みの問題の原因となるディスク・タイプのエラー条件がないかどうか確認します。

最後に、エラー・メッセージに出力された vtoc_errno を確認して、BEA TUXEDO システム・テクニカル・サポートに連絡してください。

関連項目

wsloadcf(1)

54

ERROR: Current work directory path name is too long
ERROR: 現在の作業ディレクトリのパス名が長すぎます

説明

wsloadcf の実行中に、現在の作業ディレクトリ・パスを取得できませんでした。ディレクトリ・パス名が 78 文字より長いか、ディレクトリ階層が読み取り可能でない可能性があります。

アクション

ディレクトリ階層に適切なパーミッションがあることと、78 文字より長くないことを確認して、コマンドを再実行します。

55

ERROR: Invalid option
ERROR: オプションが無効です

説明

指定されたオプションは wsloadcf コマンドの有効なオプションではありません。

アクション

形式メッセージに従って wsloadcf コマンドのオプションを修正します。

関連項目

wsloadcf(1)

56

Usage 1: command [-n] [-y] [-D loglevel] saltdeploy_file
形式 1: command [-n] [-y] [-D loglevel] saltdeploy_file

説明

wsloadcf の引数が有効でない場合、正しい構文を入力するよう求められます。

アクション

正しい構文でコマンドを再入力します。

関連項目

wsloadcf(1)

57

Usage 2: command [-n] [-y] [-D loglevel] -1 [-s {doc|rpc}] [-v {1.1|1.2}] salt_1.1_config
形式 2: command [-n] [-y] [-D loglevel] -1 [-s {doc|rpc}] [-v {1.1|1.2}] salt_1.1_config

説明

wsloadcf の引数が有効でない場合、正しい構文を入力するよう求められます。

アクション

正しい構文でコマンドを再入力します。

関連項目

wsloadcf(1)

58

ERROR: SALT deploy file must be specified
ERROR: SALT デプロイ・ファイルを指定する必要があります

説明

wsloadcf を実行するときに、SALTDEPLOY ファイルのパスが指定されていませんでした。

アクション

コマンド行で SALTDEPLOY ファイルのパスを指定します。

関連項目

wsloadcf(1)

59

ERROR: Input file absolute path name is too long
ERROR: 入力ファイルの絶対パス名が長すぎます

説明

SALTDEPLOY ファイルの絶対パス名が MAXTLSTRING より長いです。

アクション

短いパス名を指定します。

関連項目

wsloadcf(1)

60

ERROR: command: errors found during syntax checking
ERROR: command: 構文チェック中にエラーが見つかりました

説明

wsloadcf を実行するときに、SALTDEPLOY ファイルと参照されている WSDF ファイル、WS-Policy ファイルの解析中に構文エラーが見つかりました。

アクション

入力 SALTDEPLOY ファイルと参照されている WSDF ファイル、WS-Policy ファイルが、整形式で SALT XML スキーマ定義に準拠していることを確認します。

関連項目

wsloadcf(1)、『BEA SALT Web Service Definition File Reference』『BEA SALT Deployment File Reference』

61

INFO: SALTCONFIG file filename has been created
INFO: SALTCONFIG ファイル filename が作成されました

説明

wsloadcf の実行中、入力 SALTDEPLOY ファイルが正常に処理されて、新しい SALTDEPLOY ファイルまたはデバイス filename が作成されました (つまり、存在していなかったため、新しいものが作成されました)。

アクション

何も行う必要はありません。

62

INFO: SALTCONFIG file filename has been updated
INFO: SALTCONFIG ファイル filename が更新されました

説明

wsloadcf の実行中、入力 SALTCONFIG ファイルが処理されて、既存の SALTCONFIG ファイルまたはデバイスがその情報で更新されました。

アクション

何も行う必要はありません。

63

ERROR: '-1' option must be specified before setting '-s' option.
ERROR: '-s' オプションを設定する前に '-1' オプションを指定する必要があります。

説明

wsloadcf は SALT 1.1 コンフィギュレーション・ファイルの解析をサポートしています。このエラーは、SALT 1.1 コンフィギュレーション・ファイルを解析するときに、コマンド行で '-1' オプションが指定されなかったか、'-s' オプションの後に指定されたことを表しています。

アクション

形式メッセージに従って wsloadcf コマンドのオプションを修正します。

関連項目

wsloadcf(1)

64

ERROR: '-1' option must be specified before setting '-v' option.
ERROR: '-v' オプションを設定する前に '-1' オプションを指定する必要があります。

説明

wsloadcf は SALT 1.1 コンフィギュレーション・ファイルの解析をサポートしています。このエラーは、SALT 1.1 コンフィギュレーション・ファイルを解析するときに、コマンド行で '-1' オプションが指定されなかったか、'-v' オプションの後に指定されたことを表しています。

アクション

形式メッセージに従って wsloadcf コマンドのオプションを修正します。

関連項目

wsloadcf(1)

71

ERROR: Failed to parse the XML with location 'url_location'.
ERROR: 場所 'url_location' で XML を解析できませんでした。

説明

wsdlcvt が、ダウンロード可能な場所 url_location からインポートされた XML スキーマのコンテンツを解析しようとしたときにエラーが発生しました。

アクション

インポートされた XML スキーマのダウンロード可能な場所が正しく指定されていることを確認します。XML スキーマ URL の場所を修正するか、XML スキーマのコンテンツを修正してから、wsdlcvt を再実行します。

関連項目

wsdlcvt(1)

72

ERROR: Failed to manipulate the XML document.
ERROR: XML ドキュメントを操作できませんでした。

説明

wsdlcvtが、インポートされた XML スキーマのコンテンツを解析して Xerces DOM ツリーを生成しようとしたときにエラーが発生しました。

アクション

以降の Apache Xerces エラー・メッセージにエラーの原因が示されています。説明については Apache Xerces のドキュメントを参照してください。

関連項目

wsdlcvt(1)

73

ERROR: Failed to manipulate the XML document.
ERROR: XML ドキュメントを操作できませんでした。

説明

上記のメッセージ 72 を参照してください。

アクション

上記のメッセージ 72 を参照してください。

関連項目

wsdlcvt(1)

74

WARN: Importing schema without location.
WARN: 場所の指定なしでスキーマをインポートしています。

説明

wsdlcvt は、指定された WSDL ファイルにインポートされた XML スキーマが含まれていることを検出しましたが (<xsd:import> で定義)、これらの XML スキーマはダウンロード可能な URL の場所に関連付けられていません。

アクション

wsdlcvt に XML スキーマのコンテンツを自動的にインポートさせるには、WSDL ファイルを手動で編集して、インポートされる XML スキーマの URL の場所の値を定義します。

関連項目

wsdlcvt(1)