LIBTUX メッセージ 2000-2099

Oracle Tuxedo のシステム・メッセージには、次の情報が含まれています。

説明: メッセージの意味と内容を説明します。

アクション: 検出された問題を修正するための手順を示します。

関連項目: 関連する情報の参照先を示します (ただし、必要な場合のみ)。

Oracle Tuxedo のシステム・メッセージには番号が付けられ、複数のカタログにまとめられています。カタログの種類は、メッセージの生成元である Oracle Tuxedo 10g Release 3 (10.3) システムのコンポーネントの種類に基づいています。特定のメッセージを調べるには、以下のカタログの中から適切なカタログ名をクリックしてください。

注意: すでに廃止された機能のメッセージが表示される場合があります。廃止された機能はサポートされませんのでご注意ください。

2000

ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

会話型の切断メッセージを送信する際に、malloc() を使用して、動的にオペレーティング・システムからメモリを割り当てるのに失敗しました。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用量を減らすか、マシンの物理メモリ容量やスワップ容量を増やします。

2001

ERROR: Tuxedo typed buffer routine failed
ERROR: TUXEDO の型付きバッファのルーチンが異常終了しました。

説明

会話型の切断メッセージを送信する際に、メッセージを作成できませんでした。原因は、メモリ割り当て以外にあります。

アクション

失敗の原因を示す以前のログ・メッセージを調べます。

2002

ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

会話型の切断メッセージを送信する際に、malloc() を使用して、動的にオペレーティング・システムからメモリを割り当てるのに失敗しました。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用量を減らすか、マシンの物理メモリ容量やスワップ容量を増やします。

2003

ERROR: Tuxedo typed buffer routine failed
ERROR: TUXEDO の型付きバッファのルーチンが異常終了しました。

説明

会話型の切断メッセージを送信する際に、メッセージを作成できませんでした。原因は、メモリ割り当て以外にあります。

アクション

失敗の原因を示す以前のログ・メッセージを調べます。

2006

ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

任意通知型メッセージの処理中に、メモリを動的に解放できませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用量を減らすか、マシンの物理メモリ容量やスワップ容量を増やします。

2007

ERROR: Tuxedo typed buffer routine failed
ERROR: TUXEDO の型付きバッファのルーチンが異常終了しました。

説明

任意通知型メッセージの処理中に、メッセージを解放できませんでした。原因は、メモリの解放以外にあります。

アクション

失敗の原因を示す以前のログ・メッセージを調べます。

2012

ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

任意通知型メッセージをブロードキャストまたは通知する際に、malloc() を使用して、動的にオペレーティング・システムからメモリを割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用量を減らすか、マシンの物理メモリ容量やスワップ容量を増やします。

2013

ERROR: Tuxedo typed buffer routine failed
ERROR: TUXEDO の型付きバッファのルーチンが異常終了しました。

説明

任意通知型メッセージをブロードキャストまたは通知する際に、メッセージを作成できませんでした。原因は、メモリ割り当て以外にあります。

アクション

失敗の原因を示す以前のログ・メッセージを調べます。

2018

ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

サーバに新しいサービスを宣言する際に、malloc() を使用して、動的にオペレーティング・システムからメモリを割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用量を減らすか、マシンの物理メモリ容量やスワップ容量を増やします。

2019

ERROR: Tuxedo typed buffer routine failed
ERROR: TUXEDO の型付きバッファのルーチンが異常終了しました。

説明

サーバに新しいサービスを宣言する際に、メッセージを作成できませんでした。原因は、メモリ割り当て以外にあります。

アクション

失敗の原因を示す以前のログ・メッセージを調べます。

2020

ERROR: Memory allocation failure val
ERROR: メモリを確保できませんでした。val

説明

tprealloc において、malloc() を使用して、オペレーティング・システムから動的にメモリを割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用量を減らすか、マシンの物理メモリ容量やスワップ容量を増やします。

2021

ERROR: Unable to expand message
ERROR: メッセージを展開できません。

説明

メッセージの受信中に、postrecv 操作が異常終了しました。

アクション

操作の失敗を示す以前のメッセージをログから探します。

2022

ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

TMIB 操作の TA_CUROBJECTS 属性を処理する際に、malloc() を使用して、オペレーティング・システムから動的にメモリを割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用量を減らすか、マシンの物理メモリ容量やスワップ容量を増やします。

2029

ERROR: Memory allocation failure during codeset encoding conversion.
ERROR: コードセット・エンコーディング変換中にメモリの割り振りエラーが発生しました。

説明

FLD_MBSTRING コードセット符号化変換の際、オペレーティング・システムから動的にメモリを割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。スワップ・デバイスの領域を増やします。

2030

ERROR: Memory allocation failure during codeset encoding conversion.
ERROR: コードセット・エンコーディング変換中にメモリの割り振りエラーが発生しました。

説明

FLD_MBSTRING コードセット符号化変換の際、オペレーティング・システムから動的にメモリを再割り当てすることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。スワップ・デバイスの領域を増やします。