LIBWSC メッセージ 2000-2099

Oracle Tuxedo のシステム・メッセージには、次の情報が含まれています。

説明: メッセージの意味と内容を説明します。

アクション: 検出された問題を修正するための手順を示します。

関連項目: 関連する情報の参照先を示します (ただし、必要な場合のみ)。

Oracle Tuxedo のシステム・メッセージには番号が付けられ、複数のカタログにまとめられています。カタログの種類は、メッセージの生成元である Oracle Tuxedo 10g Release 3 (10.3) システムのコンポーネントの種類に基づいています。特定のメッセージを調べるには、以下のカタログの中から適切なカタログ名をクリックしてください。

注意: すでに廃止された機能のメッセージが表示される場合があります。廃止された機能はサポートされませんのでご注意ください。

2002

ERROR: Unable to send gssapi token message
ERROR: gssapi トークン・メッセージを送信できません。

説明

認証交換中に、セキュリティ・トークンがあるワークステーション・ハンドラにメッセージを送信できませんでした。

アクション

ワークステーション・ハンドラ・プロセスが存在しているかどうか、およびそのハンドラへの接続にネットワーク問題が発生していないかどうかを確認します。

関連項目

2003

ERROR: Unable to get reply to gssapi token message
ERROR: gssapi トークン・メッセージに対する応答を取得できません。

説明

認証交換中に、ネットワークから切断してワークステーション・ハンドラから応答を取得できませんでした。

アクション

ワークステーション・ハンドラ・プロセスが存在しているかどうか、およびそのハンドラへの接続にネットワーク問題が発生していないかどうかを確認します。

関連項目

2004

ERROR: Received message not intended for this client
ERROR: 受信したメッセージは当クライアント宛ではありません。

説明

認証交換中に、ネットワークから切断してワークステーション・ハンドラからメッセージを受信できませんでした。メッセージには、このクライアントと交換する適切な ID がありませんでした。

アクション

メッセージが破損している可能性があるため、ハンドラとの接続でネットワーク問題が発生していないかどうかを確認します。BEA Customer Support にお問い合わせください。

関連項目

2005

ERROR: gssapi function returned failure val
ERROR: gssapi 関数からエラー val が返されました。

説明

init_sec_context() プラグイン・セキュリティ関数の呼び出しでエラーが返されました。認証交換できませんでした。

アクション

認証の失敗がエラーに起因するかどうかを調べます。認証の失敗がエラーに起因する場合、使用されているのがデフォルトのプラグインかどうかに応じて、次の処理のいずれかを実行します。デフォルトのプラグインが使用されている場合は、ユーザ・ログで失敗の原因を調べます。デフォルトのプラグインが使用されていない場合は、プラグインによって書き込まれたログファイルを調べます。必要に応じて、プラグイン・コードの提供元に問い合わせます。

関連項目

2006

ERROR: Unable to allocate space to save session key
ERROR: セッション・キーを保存するための領域を確保できません。

説明

ワークステーション・クライアントの処理認証プロトコルで、malloc() を使用してオペレーティング・システムから動的にメモリを割り当てることができませんでした。

アクション

マシン上のメモリ容量およびプロセスで使用されるメモリ容量に関して、オペレーティング・システムのパラメータが正しく設定されているかどうかを確認します。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。

関連項目

2007

ERROR: gssapi token reply returned an error
ERROR: gssapi トークンの応答からエラーが返されました。

説明

認証交換中にネットワークを介してワークステーション・クライアントから受信したメッセージがエラーを返しました。認証交換できませんでした。

アクション

デフォルトのプラグインが認証プラグインとして使用されている場合は、ほかのユーザ・ログ・メッセージでセキュリティ障害の原因を調べます。デフォルトのプラグインが使用されていない場合は、ログファイル (ある場合) を調べるか、プラグイン・コードの提供元に問い合わせます。

関連項目

2008

ERROR: Unable to save the password
ERROR: パスワードを保存できません。

説明

パスワードを保存および暗号化するための呼び出しが失敗しました。

アクション

ユーザ・ログで該当するメッセージを調べます。該当するメッセージがない場合は、BEA Customer Support にお問い合わせください。

関連項目

2009

ERROR: Unable to initialize public key subsystem
ERROR: 公開鍵のサブシステムを初期化できません。

説明

公開鍵サブシステムを初期化する際にエラーが発生しました。このエラーの原因としては、エラー・コードを返したプラグイン関数のユーザ・インプリメンテーションなどが考えられます。

アクション

レジストリが有効な状態 epifregedt であることを確認します。また、プラグイン関数のインプリメンテーションからエラー・コードが返されていないことを確認します。

関連項目

epifregedt_ec_sec_map_proof_ec_sec_pki_init

2010

WARN: Unable to invoke audit postop on security failure
WARN: セキュリティ障害の発生時に audit postop を呼び出せません。

説明

認証時に audit_postop() プラグイン・セキュリティ関数を呼び出すことができませんでした。この呼び出しは、認証プラグイン・セキュリティ関数 init_sec_context() から返された障害に対して実行されました。障害の監査を実行または記録できませんでした。

アクション

監査プラグインの登録の種類を調べます。デフォルトのプラグインが使用されている場合、ユーザ・ログ・ファイルとファイルシステムの容量を調べます。デフォルトのプラグインが使用されていない場合は、プラグイン・コードの提供元に問い合わせます。また、認証に失敗したため、意図せず障害が発生した場合は、登録情報、認証設定、および init_sec_context() プラグイン・セキュリティ関数からの戻り値を調べます。

関連項目

epifregedtepifreg

2011

WARN: Unable to invoke audit postop on security failure
WARN: セキュリティ障害の発生時に audit postop を呼び出せません。

説明

認証時に audit_postop() プラグイン・セキュリティ関数を呼び出すことができませんでした。この呼び出しは、認証プラグイン・セキュリティ関数 acquire_cred() から返された障害に対して実行されました。障害の監査を実行または記録できませんでした。

アクション

監査プラグインの登録の種類を調べます。デフォルトのプラグインが使用されている場合、ユーザ・ログ・ファイルとファイルシステムの容量を調べます。デフォルトのプラグインが使用されていない場合は、プラグイン・コードの提供元に問い合わせます。また、認証に失敗したため、意図せず障害が発生した場合は、登録情報、認証設定、および acquire_cred() プラグイン・セキュリティ関数からの戻り値を調べます。

関連項目

epifregedtepifreg

2012

ERROR: The thread used for unsolicited message receipt failed to start
ERROR: 任意通知型メッセージの受信に使用されるスレッドが開始しません。

説明

Tuxedo アプリケーションでは、通知方法として THREAD が指定されています。しかし、システムでは、ワークステーション・クライアント・プログラムで任意通知型メッセージの受信に使用するスレッドを作成できません。

アクション

システム内で実行可能なスレッド数の制限 (システムで定義) を超えていないことを確認します。この制限を越えている場合は、BEA Customer Support にお問い合わせください。

関連項目

tpinit(3c)、ubbconfig(5)

2013

WARN: Could not join with the unsolicited message thread
WARN: 任意通知型メッセージのスレッドに参加できません。

説明

ワークステーション・クライアント・プログラムが、THREAD 通知方法を使用する Tuxedo アプリケーションで tpterm() を呼び出して、アプリケーションから分離しようとしています。tpterm() を呼び出すスレッドは、任意通知型メッセージを受信するスレッドに参加できません。その結果、任意通知型メッセージを受信するスレッドは実行を継続し、このスレッドで使用しているリソースが解放されません。

アクション

BEA Customer Support にお問い合わせください。

関連項目

tpterm(3c)

2015

ERROR: Security exchange failure val
ERROR: セキュリティの交換時のエラー val です。

説明

GSSAPI セキュリティ・トークンの交換が、予期しないエラー・コード val を返して終了しました。

アクション

AAA セキュリティ・プロバイダに問い合わせてください。BEA Systems, Inc. より提供されたデフォルトの AAA セキュリティ・プロバイダを使用している場合は、BEA Customer Support にお問い合わせください。

関連項目

2016

WARN: Unable to invoke audit postop on security failure
WARN: セキュリティ障害の発生時に audit postop を呼び出せません。

説明

ポスト操作におけるログイン障害の監査ポイントが不足していました。

アクション

AAA セキュリティ・プロバイダに問い合わせてください。BEA Systems, Inc. より提供されたデフォルトの AAA セキュリティ・プロバイダを使用している場合は、BEA Customer Support にお問い合わせください。

関連項目

2017

ERROR: Support for security connection has been moved to a plug-in interface
ERROR: セキュリティ接続のサポート機能はプラグイン用のインターフェイスに移動しました。

説明

ワークステーション・クライアントの特殊ソース・コード機能が、サード・パーティ製のセキュリティ・インターフェイスに接続されていました。この機能は取り除かれ、プラグイン用のインターフェイスで置き換えられています。

アクション

ワークステーション・クライアントがセキュリティ・サービスに接続する必要がある場合、この機能はプラグイン用のインターフェイスのポイントより下位で実現できます。

関連項目

2018

ERROR: Must set WSINTOPPRE71 to 'yes' in order to interoperate with handlers prior to release 7.1
ERROR: リリース 7.1 より前のバージョンのハンドラと相互運用させるには、WSINTOPPRE71 を 'yes' に設定する必要があります。

説明

クライアントは、古いワークステーション・リスナとワークステーション・ハンドラとの相互運用を行う場合、この変数を明示的に設定して、セキュリティ・ホールの可能性をなくす必要があります。この変数が設定されていない場合、ワークステーション・クライアントは新しい GSSAPI 準拠のセキュリティの交換しか実行できません。

アクション

ワークステーション・クライアントで古いワークステーション・リスナまたはワークステーション・ハンドラと通信する必要がある場合は、WSINTOPPRE71 変数に「yes」を設定します。

関連項目

2019

ERROR: Unable to send init request
ERROR: 初期化の要求を送信できません。

説明

ワークステーション・クライアントが、ワークステーション・ハンドラに初期化オペコードを送信できませんでした。

アクション

ネットワーク接続を調べます。ネットワーク接続に問題がない場合は、BEA Customer Support にご連絡ください。

関連項目

2020

ERROR: Unable to get reply to init request
ERROR: 初期化の要求の応答を受信できません。

説明

ワークステーション・クライアントが、ワークステーション・ハンドラから初期化オペコードに対する応答を受信できませんでした。

アクション

ネットワーク接続を調べます。ネットワーク接続に問題がない場合は、BEA Customer Support にご連絡ください。

関連項目

2021

ERROR: Invalid reply from init request
ERROR: 初期化の要求から無効な応答が返されました。

説明

ワークステーション・クライアントが、ワークステーション・ハンドラから受信した初期化オペコードの応答は無効です。

アクション

ネットワーク接続を調べます。ネットワーク接続に問題がない場合は、BEA Customer Support にご連絡ください。

関連項目

2022

ERROR: An application association may not issue tpgetrply(TPGETANY) concurrently with tpgetrply for a specific cd
ERROR: アプリケーションの関連付けでは、tpgetrply(TPGETANY) と特定の cd の tpgetrply が同時に発行されない場合があります。

説明

マルチスレッド・アプリケーションで、同じ BEA Tuxedo コンテキストに関連付けられた 2 つのスレッドが同時に tpgetrply() を呼び出しました。1 つ目の tpgetrply() 呼び出しは、特定の呼び出し記述子に対する応答を取り出そうとします。この呼び出しの処理が完了していないうちに、2 つ目の tpgetrply() 呼び出しが、未処理の呼び出し記述子に対する応答を取り出そうとします。これは無効な操作です。その結果、2 つ目の tpgetrply() 呼び出しによって、このユーザ・ログ・メッセージが書き込まれ、-1 が返されて、tperrnoTPEPROTO が設定されます。

アクション

このような状況が再発しないようにアプリケーションのコーディングを変更します。対策としては、すべての tpgetrply() 呼び出しで特定のハンドルを指定する方法が考えられます。これは、呼び出しが同時に実行されていても有効です。また、各コンテキストに 1 つずつスレッドを割り当てて、そのコンテキストに対するすべての応答を取り出す方法もあります。これら以外の方法も考えられます。

関連項目

tpgetrply(3c)

2023

ERROR: An application association may not issue multiple concurrent tpgetrply(TPGETANY) calls
ERROR: アプリケーションの関連付けでは、複数の tpgetrply(TPGETANY) 呼び出しが同時に発行されない場合があります。

説明

マルチスレッド・アプリケーションで、同じ BEA Tuxedo コンテキストに関連付けられた 2 つのスレッドが TPGETANY フラグを設定して同時に tpgetrply() を呼び出しました。これは無効な操作です。その結果、2 つ目の tpgetrply() 呼び出しによって、このユーザ・ログ・メッセージが書き込まれ、-1 が返されて、tperrnoTPEPROTO が設定されます。

アクション

このような状況が再発しないようにアプリケーションのコーディングを変更します。対策としては、すべての tpgetrply() 呼び出しで特定のハンドルを指定する方法が考えられます。これは、呼び出しが同時に実行されていても有効です。また、各コンテキストに 1 つずつスレッドを割り当てて、そのコンテキストに対するすべての応答を取り出す方法もあります。

関連項目

tpgetrply(3c)

2024

ERROR: An application association may not issue tpgetrply for a specific cd concurrently with tpgetrply(TPGETANY)
ERROR: アプリケーションの関連付けでは、特定の cd の tpgetrply と tpgetrply(TPGETANY) が同時に発行されない場合があります。

説明

マルチスレッド・アプリケーションで、同じ BEA Tuxedo コンテキストに関連付けられた 2 つのスレッドが同時に tpgetrply() を呼び出しました。1 つ目の tpgetrply() 呼び出しは、未処理の呼び出し記述子に対する応答を取り出そうとします。この呼び出しの処理が完了していないうちに、2 つ目の tpgetrply() 呼び出しが、特定の呼び出し記述子に対する応答を取り出そうとします。これは無効な操作です。その結果、2 つ目の tpgetrply() よって、このユーザ・ログ・メッセージが書き込まれ、-1 が返されて、tperrnoTPEPROTO が設定されます。2 つ目の tpgetrply() 呼び出しによって指定される呼び出し記述子は、1 つ目の tpgetrply() か、今後呼び出される tpgetrply() のいずれかによって取り出されるまで有効です。

アクション

このような状況が再発しないようにアプリケーションのコーディングを変更します。対策としては、すべての tpgetrply() 呼び出しで特定のハンドルを指定する方法が考えられます。これは、呼び出しが同時に実行されていても有効です。また、各コンテキストに 1 つずつスレッドを割り当てて、そのコンテキストに対するすべての応答を取り出す方法もあります。

関連項目

tpgetrply(3c)

2025

ERROR: Target codeset encoding name not found in TPMBENC environment variable
ERROR: ターゲットのコードセット・エンコーディング名が TPMBENC 環境変数内に見つかりません

説明

TPMBENC 環境変数がプロセス環境で定義されていませんでした。

アクション

コードセットの符号化変換を予定している場合は、常に TPMBENC が正しく定義されているかを確認します。

2026

ERROR: Memory allocation failure during codeset encoding conversion.
ERROR: コードセット・エンコーディング変換中にメモリの割り振りエラーが発生しました。

説明

MBSTRING コードセット符号化変換の際、オペレーティング・システムから動的にメモリを割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。スワップ・デバイスの領域を増やします。

2027

ERROR: Memory allocation failure during codeset encoding conversion.
ERROR: コードセット・エンコーディング変換中にメモリの割り振りエラーが発生しました。

説明

MBSTRING コードセット符号化変換の際、オペレーティング・システムから動的にメモリを再割り当てすることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。スワップ・デバイスの領域を増やします。

2028

ERROR: Memory allocation failure during codeset encoding conversion.
ERROR: コードセット・エンコーディング変換中にメモリの割り振りエラーが発生しました。

説明

MBSTRING コードセット符号化変換の際、オペレーティング・システムから動的にメモリを再割り当てすることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。スワップ・デバイスの領域を増やします。

2029

ERROR: Memory allocation failure during codeset encoding conversion.
ERROR: コードセット・エンコーディング変換中にメモリの割り振りエラーが発生しました。

説明

FLD_MBSTRING コードセット符号化変換の際、オペレーティング・システムから動的にメモリを割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。スワップ・デバイスの領域を増やします。

2030

ERROR: Memory allocation failure during codeset encoding conversion.
ERROR: コードセット・エンコーディング変換中にメモリの割り振りエラーが発生しました。

説明

FLD_MBSTRING コードセット符号化変換の際、オペレーティング・システムから動的にメモリを再割り当てすることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。スワップ・デバイスの領域を増やします。

2031

ERROR: encoding_name not found in list of valid codeset encoding names.
ERROR: 有効なコードセット・エンコーディング名のリスト内に encoding_name が見つかりません。

説明

TPMBENC に指定した符号化名は有効な名前ではありません。

アクション

TPMBENC が目的のコードセット符号化名に設定されているかを調べます。必要に応じて、APPDIR に文字セット・エイリアス・ファイルを作成し、エイリアスとして TPMBENC を有効な符号化名に追加します。

2032

ERROR: Source codeset encoding name not found on buffer
ERROR: ソースのコードセット・エンコーディング名がバッファ内に見つかりません。

説明

型付きバッファ用に定義したコードセット符号化名がありません。

アクション

tpsetmbenc() を使用して、このバッファにコードセット符号化名を追加します。

2033

ERROR: Cannot use the -d and -b options together
ERROR: -d と -b オプションは同時に指定できません。

説明

ud コマンドの -d オプションと -b オプションは相互に排他的です。-d オプションには、応答の受信がタイムアウトになるまでの最大遅延時間を指定します。このオプションは今後のリリースで削除される予定です。今後は -b-d に取って代わります。

アクション

-d-b の両オプションが同時に指定されないように ud コマンドの引数を変更し、コマンドを再実行します。

関連項目

ud(1)

2034

ERROR: Cannot use the -t and -b options together
ERROR: -t と -b オプションは同時に指定できません。

説明

ud コマンドに、トランザクション・モード・オプション -t とブロック時間オプション -b を組み合わせたオプションが指定されています。このオプション指定は無効です。

アクション

-b-t の両オプションが同時に指定されないように ud コマンドを変更し、コマンドを再実行します。

関連項目

ud(1)

2035

ERROR: Option -b argument arg_value is not numeric
ERROR: -b オプションの引数 arg_value が数値ではありません。

説明

ud コマンドの -b オプションでは、タイムアウトまでの最大遅延時間を秒単位で指定します。-b オプションには数値引数が必要ですが、オプションに指定された引数は、数値ではありません。

アクション

-b オプションの引数が数値となるように ud コマンドの引数を訂正し、コマンドを再実行します。

関連項目

ud(1)

2036

ERROR: Option -b argument arg_value is too large
ERROR: -b オプションの引数 arg_value が大きすぎます。

説明

ud コマンドの -b オプションでは、タイムアウトまでの最大遅延時間を秒単位で指定します。-b オプションには、0 より大きく 32768 未満の数値の引数が必要です。

アクション

-b オプションの引数が有効な数値となるように ud コマンドの引数を訂正し、コマンドを再実行します。

関連項目

ud(1)

2051

ERROR: Could not initialize encryption of principal password, errno=code
ERROR: プリンシパル・パスワードの暗号化を初期化できませんでした。errno=code

説明

WS クライアントが暗号化を設定中に errno code のエラーが発生しました。これは、環境変数を使用してユーザが指定した秘密鍵のパスワードを暗号化するのに失敗したためです。

アクション

BEA Customer Support にお問い合わせください。

2052

ERROR: Could not encrypt principal password, errno=code
ERROR: プリンシパル・パスワードを暗号化できませんでした。errno=code

説明

WS クライアントがパスワードを暗号中に errno code のエラーが発生しました。これは、環境変数を使用してユーザが指定した秘密鍵のパスワードを暗号化するのに失敗したためです。

アクション

BEA Customer Support にお問い合わせください。

2053

ERROR: Cannot Initialize the Network
ERROR: ネットワークを初期化できません

説明

WS クライアントがネットワーク・サブシステムを初期化しようとしているときに問題が発生しました。

アクション

ULOG で以前のエラー・メッセージを確認して、エラーの原因を調べます。

2054

INFO: TM_WS_TPINIT_TIMEOUT set to num second(s)
INFO: TM_WS_TPINIT_TIMEOUT は num 秒に設定されています

説明

環境変数 TM_WS_TPINIT_TIMEOUTnum 秒に設定されています。この環境変数には tpinit() タイムアウト値を指定します。

アクション

情報を伝えるメッセージであり、アクションは必要ありません。