Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-in Oracleデータベース以外のためのメトリック・リファレンス・マニュアル リリース10(10.0) B54813-01 |
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この章では、IBM DB2 Databaseのすべてのメトリック・カテゴリについて説明し、各カテゴリに関連するメトリックとその説明を表に示します。これらの表では、特定のカテゴリのメトリックでユーザーの処理をサポートしている場合、そのユーザーの処理についても説明しています。網掛けの行は、特定のカテゴリのキー列を表します。
「接続(Connections)」メトリックは、データベースの接続の詳細をエージェント・レベルおよびデータベース・マネージャ・レベルで提供します。「接続(Connections)」メトリックは、次のカテゴリから構成されます。
エージェント接続の統計(Agent Connection Statistics)
接続済アプリケーションの統計(Connected Applications Statistics)
このカテゴリのメトリックは、データベース・マネージャのスナップショット・レベルで、構成済の値や現在のパラメータ値などのエージェント接続の統計を返します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-1 エージェント接続の統計(Agent Connection Statistics)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
プールが空のために作成されたエージェント(Agent Created Due to Empty Pool) |
プールが空のために作成されたエージェントの数。 |
エージェント作成の割合(Agent Creation Rate) |
最後の間隔におけるエージェントの作成の割合。次の式で計算されます。 (agents_created_empty_pool-agents_created_empty_pool)/ __interval 構成パラメータagents_created_empty_poolの値を増やします。 |
エージェント作成と割当ての比率(Agent Creation to Assignment Ratio) |
作成と割当ての比率。次の式で計算されます。 (agents_created_empty_pool /agents_from_pool) 構成パラメータagents_from_poolの値を増やします。 |
エージェントの制限(Agent Limit) |
データベース・マネージャが作成できるエージェントの数。 |
待機中のエージェントの最大数(Agent Waiting Top) |
今までに待機しているエージェントの最大数。 |
エージェントの割当ての割合(Agents Assignment Rate) |
最後の間隔におけるエージェントの割当ての割合。次の式で計算されます。 (agents_from_pool-agents_from_pool) /__interval 構成パラメータagents_from_poolの値を増やします。 |
プールからのエージェント(Agents From Pool) |
プールからのエージェントの数。 |
登録済エージェント(Agents Registered) |
登録済エージェントの数。 |
トークンで待機中のエージェント(Agents Waiting on Token) |
トークンで待機中のエージェントの数。 |
コーディネータ・エージェントの制限(Coordination Agent Limit) |
データベース・マネージャが作成できるコーディネータ・エージェントの最大数。 |
アイドル・エージェント(Idle Agents) |
アイドル・エージェントの数。 |
登録済エージェントの最大数(Maximum Agents Registered) |
登録済エージェントの最大数。 |
コーディネータ・エージェントの最大数(Maximum Coordination Agents) |
データベースが作成するコーディネータ・エージェントの最大数。 |
このカテゴリのメトリックは、データベース・レベルとデータベース・マネージャのスナップショット・レベルで、アクティブな接続数などの現在の接続情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-2 接続済アプリケーションの統計(Connected Applications Statistics)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
データベース名。 |
リモート接続(Remote Connections) |
リモート・クライアントから、監視中のデータベース・マネージャのインスタンスに対して開始された接続の現在の数。 |
ローカル接続(Local Connections) |
監視中のデータベース・インスタンス内のデータベースに現在接続しているローカル・アプリケーションの数。 |
実行中のリモート接続(Remote Connections in Execution) |
監視中のデータベース・マネージャ・インスタンス内のデータベースに現在接続していて、作業ユニットを現在処理中のリモート・アプリケーションの数。 |
実行中のローカル接続(Local Connections in Execution) |
監視中のデータベース・マネージャ・インスタンス内のデータベースに現在接続していて、作業ユニットを現在処理中のローカル・アプリケーションの数。 |
データベースのアクティブ化以降の接続(Connects Since Database Activation) |
最初の接続、アクティブ化、または最終リセット(コーディネータ・エージェント)以降のデータベースへの接続数。 |
現在接続しているアプリケーション(Applications Connected Currently) |
現在データベースに接続しているアプリケーションの数。 |
データベースで実行中のアプリケーション(Applications Executing in the Database) |
現在データベースに接続している、データベース・マネージャがリクエストを現在処理中のアプリケーションの数。 |
データベース・マネージャの構成情報(Database Manager Configuration Information)メトリックは、データベース・マネージャの一連の構成パラメータについて説明します。これらの値は、ハード・ディスク・タイプと、このマニュアルで示すメモリー・タイプがあります。データベース・マネージャの構成情報(Database Manager Configuration Information)メトリックは、次のカテゴリから構成されます。
容量(Capacity)
ロギングとリカバリ(Logging and Recovery)
接続(Connection)
パーティション化されたデータベース環境(Partitioned Database Environment)
データベース・インスタンス(Database Instance)
このカテゴリのメトリックは、システムのスループットに影響を与えるデータベース・マネージャの容量の構成パラメータを返します。
表名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBMCAP
ビュー名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBMCAP_VIEW
デフォルトの収集間隔: 24時間ごと
表2-3 容量(Capacity)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
アプリケーション・サポート層サイズ(Application Support Layer Size) |
アプリケーション・サポート層ヒープは、ローカル・アプリケーションと関連エージェント間の通信バッファを表します。 |
データベース・システム・モニター・ヒープ・サイズ(Database System Monitor Heap Size) |
データベース・モニター・データに割り当てる、メモリー容量(ページ単位)を決定します。 |
監査バッファ・サイズ(Audit Buffer Size) |
データベースの監査時に使用されるバッファのサイズを指定します。 |
Javaインタプリタ最大ヒープ・サイズ(Maximum Java Interpreter Heap Size) |
Java DB2ストアド・プロシージャおよびUDFへのサービス提供のために開始されたJavaインタプリタで使用される最大ヒープ・サイズを決定します。 |
合計オープン・ファイルの最大数(Maximum Total Files Open) |
単一のデータベース・マネージャ・インスタンスで実行中のすべてのエージェントおよび他のスレッドでオープンできるファイルの最大数を定義します。 |
エージェントの優先度(Priority of Agents) |
オペレーティング・システム・スケジューラが、すべてのエージェントと、他のデータベース・マネージャ・インスタンスのプロセスおよびスレッドに与える優先度を制御します。 |
エージェントの最大数(Maximum Number of Agents) |
コーディネータ・エージェントやサブ・エージェントを問わず、アプリケーション・リクエストを受け入れるために常時利用できる、データベース・マネージャ・エージェントの最大数を示します。 |
同時エージェントの最大数(Maximum Number of Concurrent Agents) |
データベース・マネージャのトランザクションを同時に実行できるデータベース・マネージャ・エージェントの最大数。 |
エージェント・プール・サイズ(Agent Pool Size) |
アイドル・エージェント・プールの最大サイズを決定します。 |
プール内エージェントの初期数(Initial Number of Agents in Pool) |
DB2START時にエージェント・プールで作成されるアイドル・エージェントの初期数を決定します。 |
ソート・ヒープのしきい値(Sort Heap Threshold) |
共有ソート・メモリーのサイズは、sheapthreasの値に基づいて、データベースへの最初の接続時に静的に事前決定されます。 |
このカテゴリのメトリックは、クライアント/サーバー環境でのDB2の使用に関する情報を提供するパラメータを返します。
表名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBMCON
ビュー名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBMCON_VIEW
デフォルトの収集間隔: 24時間ごと
このカテゴリのメトリックは、データベース・マネージャ・インスタンスに関する情報を提供するパラメータを返します。
表名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBMDBINST
ビュー名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBMDBINST_VIEW
デフォルトの収集間隔: 24時間ごと
表2-5 データベース・インスタンス(Database Instance)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
診断エラー取得レベル(Diagnostic Error Capture Level) |
db2diag.logに記録される診断エラーのタイプを決定します。 |
診断ディレクトリ・データ・パス(Diagnostic Directory Data Path) |
DB2の診断情報の完全修飾パスを指定できます。 |
通知レベル・ロー(Notify Level Raw) |
管理通知ログに書き込まれる管理通知メッセージのタイプを指定します。 |
デフォルトのデータベース・システム・モニター・スイッチ(Default Database System Monitor Switches) |
複数のスイッチを設定できる一意のメトリック。各スイッチは、メトリックの各ビットで内部的に表されます。 |
通信バンド幅(Communications Bandwidth) |
1秒当たりの通信バンド幅の計算値(MB)。 |
CPU速度・ロー(CPU Speed Raw) |
特定の操作を実行するコストを見積もるためにSQLオプティマイザで使用される、1命令当たりのCPU速度(ミリ秒)。 |
同時アクティブ・データベースの最大数(Maximum Number of Concurrently Active Databases) |
同時にアクティブになるローカル・データベースの数を指定します。 |
システム管理権限グループ名(System Administration Authority Group Name) |
データベース・マネージャ・インスタンスのSYSADM権限を持つグループ名を定義します。 |
通知レベル(Notify Level) |
notifylevel_rawの値は次のとおりです。 0: メッセージなし これらの値以外は、すべて情報メッセージになります。 |
CPU速度(CPU Speed) |
CPU速度(MIPS)。次の式で計算されます。 1/(cpuspeed_raw*1000) |
このカテゴリのメトリックは、ロギングとリカバリの情報を保存します。使用している環境のリカバリは、重要なデータの損失を防ぐために非常に重要な処理になります。環境を管理したり、データやトランザクションの適切なリカバリを確保したりするために、多くのパラメータを利用できます。
表名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBMLOGREC
ビュー名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBMLOGREC_VIEW
デフォルトの収集間隔: 24時間ごと
表2-6 ロギングとリカバリ(Logging and Recovery)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
トランザクション・マネージャ・データベース名(Transaction Manager Database Name) |
各DB2インスタンスのトランザクション・マネージャ(TM)のデータベース名を指定します。 |
トランザクション再同期間隔(Transaction Resync Interval) |
トランザクション・マネージャ(TM)、リソース・マネージャ(RM)または同期点マネージャ(SPM)が、TM、RMまたはSPMで検出された不確定な未処理のトランザクションのリカバリを再試行する必要がある時間間隔を秒単位で指定します。 |
同期点マネージャ名(Sync Point Manager Name) |
データベース・マネージャに対して、同期点マネージャ(SPM)インスタンスの名前を特定します。 |
同期点マネージャ・ログ・ファイル・サイズ(Sync Point Manager Log File Size) |
同期点マネージャ(SPM)のログ・ファイル・サイズを4KBのページ単位で特定します。 |
同期点マネージャ再同期エージェント制限(Sync Point Manager Resync Agent Limit) |
再同期操作を同時に実行できるエージェントの数を特定します。 |
このカテゴリのメトリックは、パラレル操作とパーティション化されたデータベース環境に関するパラメータを返します。
表名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBMPARENV
ビュー名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBMPARENV_VIEW
デフォルトの収集間隔: 24時間ごと
表2-7 パーティション化されたデータベース環境(Partitioned Database Environment)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
接続経過時間(Connection Elapsed Time) |
2つのデータベース・パーティション・サーバー間でTCP/IP接続が確立される秒数を指定します。 |
FCMバッファ数(Number of FCM Buffers) |
データベース・サーバー間およびデータベース・サーバー内で、内部通信(メッセージ)に使用される4KBバッファの数を指定します。 |
ノード接続の再試行(Node Connection Retries) |
max_connretriesは、データベース・パーティション・サーバーに対して実行できる接続の再試行数を指定します。 |
ノード間の最大時差(Maximum Time Difference Among Nodes) |
各データベース・パーティション・サーバーには、固有のシステム・クロックがあります。このメトリックは、ノード構成ファイルにリストされているデータベース・パーティション・サーバー間で許可される最大時差を分単位で指定します。 |
タイムアウトの開始および停止(Start and Stop Timeout) |
パーティション化されたデータベース環境にのみ適用されます。 |
ヘルス・インジケータ/アラーム(Health Indicators/Alarms)メトリックは、コンテナ、表領域、データベースおよびデータベース・マネージャのすべてのスナップショット・レベルで、ヘルス情報と現在の値を返します。ヘルス・インジケータ/アラーム(Health Indicators/Alarms)メトリックは、次のカテゴリから構成されます。
コンテナ・ヘルス・インジケータ(Container Health Indicator)
コンテナ・ヘルス情報(Container Health Information)
データベース・ヘルス・インジケータ(Database Health Indicator)
データベース・ヘルス情報(Database Health Information)
データベース収集ヘルス・インジケータ(Database Collection Health Indicator)
DBMヘルス・インジケータ(DBM Health Indicator)
DBMヘルス情報(DBM Health Information)
表領域ヘルス・インジケータ(Tablespaces Health Indicator)
表領域ヘルス・インジケータの履歴(Tablespaces Health Indicator History)
このカテゴリのメトリックは、データベース内の表領域のヘルス・スナップショットから、表領域コンテナのヘルス・インジケータ情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 30分ごと
表2-8 コンテナ・ヘルス・インジケータ(Container Health Indicator)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
コンテナ名(Container name) |
コンテナ名。 |
ヘルス・インジケータのアラート状態(Health Indicator Alert State) |
アラートの状態。alert_state_rawは次のようになります。 1: 正常 警告またはアラームの状態は、ヘルス・インジケータ・アラート・タイプ(Health Indicator Alert Type)を調べる必要があることを示します。 |
ヘルス・インジケータのアラート状態のロー(Health Indicator Alert State Raw) |
アラートの重大度。 |
ヘルス・インジケータ・アラート・タイプ(Health Indicator Alert Type) |
アラートのタイプ。alert_state_rawは次のようになります。 3001: 表領域コンテナの状態 |
ヘルス・インジケータ識別子(Health Indicator Identifier) |
アラートの識別子。 |
ヘルス・インジケータ・タイムスタンプ(Health Indicator Timestamp) |
アラートが生成された時間。 |
ヘルス・インジケータの値(Health Indicator Value) |
アラートの値。 |
ノード番号(Node Number) |
アラートが生成されたノード。 |
スナップショットのタイムスタンプ(Snapshot Timestamp) |
クエリーが実行された時間。 |
追加情報(Additional Information) |
コンテナ・ヘルス・インジケータ(Container Health Indicator)メトリックに存在する追加情報。 |
このカテゴリのメトリックは、データベースのヘルス・スナップショットからコンテナ情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 30分ごと
表2-9 コンテナ・ヘルス情報(Container Health Information)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
コンテナ名(Container Name)(キー列) |
コンテナ名。 |
表領域名(Tablespace Name)(キー列) |
そのコンテナが属する表領域の名前。 |
ノード番号(Node Number) |
そのコンテナが置かれているノード。 |
ロールアップ・アラート状態(Rolled Up Alert State) |
alert_state_rawは次のようになります。 1: 正常 |
ロールアップ・アラート状態のロー(Rolled Up Alert State Raw) |
アラートの重大度。 |
スナップショットのタイムスタンプ(Snapshot Timestamp) |
クエリーが実行された時間。 |
このカテゴリのメトリックは、データベースのヘルス・スナップショットからコンテナ情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 30分ごと
表2-10 データベース収集ヘルス・インジケータ(Database Collection Health Indicator)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
データベース名。 |
ヘルス・インジケータの詳細(Health Indicator Detail) |
オブジェクトの説明。 |
ヘルス・インジケータID(Health Indicator ID) |
アラートの識別子。 |
ヘルス・インジケータ・オブジェクト名(Health Indicator Object Name) |
オブジェクト名。 |
ヘルス・インジケータ・オブジェクト状態の詳細(Health Indicator Object State Detail) |
アラート状態のタイプ。警告またはアラームの状態は、ヘルス・インジケータ・アラート・タイプ(Health Indicator Alert Type)を調べる必要があることを示します。 |
ヘルス・インジケータ・オブジェクト状態(Health Indicator Object State) |
アラートの重大度。 |
ヘルス・インジケータ・タイムスタンプ(Health Indicator Timestamp) |
アラートが生成された時間。 |
スナップショットのタイムスタンプ(Snapshot Timestamp) |
クエリーが実行された時間。 |
このカテゴリのメトリックは、データベースのヘルス・スナップショットからヘルス・インジケータ情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 30分ごと
表2-11 データベース・ヘルス・インジケータ(Database Health Indicator)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
データベース名。 |
ヘルス・インジケータのアラート状態のロー(Health Indicator Alert State Raw) |
アラートの重大度。 |
ヘルス・インジケータのアラート状態(Health Indicator Alert State) |
alert_state_rawは次のようになります。 1: 正常 警告またはアラームの状態は、ヘルス・インジケータ・アラート・タイプ(Health Indicator Alert Type)を調べる必要があることを示します。 |
ヘルス・インジケータ・アラート・タイプ(Health Indicator Alert Type) |
alert_state_rawは次のようになります。 3001: 表領域コンテナの状態 |
ヘルス・インジケータID(Health Indicator ID) |
アラートの識別子。 |
ヘルス・インジケータ・タイムスタンプ(Health Indicator Timestamp) |
アラートが生成された時間。 |
ヘルス・インジケータの値(Health Indicator Value) |
アラートの値。 |
スナップショットのタイムスタンプ(Snapshot Timestamp) |
クエリーが実行された時間。 |
追加情報(Additional Information) |
データベース・ヘルス・インジケータ(Database Health Indicator)メトリックに存在する追加情報。 |
このカテゴリのメトリックは、データベースのヘルス・スナップショットから情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 30分ごと
表2-12 データベース・ヘルス情報(Database Health Information)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
データベース名。 |
データベース・パス(Database Path) |
データベースの物理パス。 |
データベースの場所(Database Location) |
データベースの場所。db_location_rawは次のようになります。 0: ローカル |
データベースの場所のロー(Database Location Raw) |
DBMに対するデータベースの場所。 |
ヘルス・インジケータのアラート状態(Health Indicator Alert State) |
alert_state_rawは次のようになります。 1: 正常 警告またはアラームの状態は、データベースに1つ以上のアラートがあることを示します。 |
ヘルス・インジケータのアラート状態のロー(Health Indicator Alert State Raw) |
アラートの重大度。 |
データベースの別名の入力(Input Database Alias) |
データベースの別名。 |
サーバー・プラットフォーム(Server Platform) |
データベースをインストールするプラットフォーム。 |
スナップショットのタイムスタンプ(Snapshot Timestamp) |
クエリーが実行された時間。 |
このカテゴリのメトリックは、DB2データベース・マネージャのヘルス・スナップショットからヘルス・インジケータ情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 30分ごと
表2-13 DBMヘルス・インジケータ(DBM Health Indicator)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
データベース名。 |
ヘルス・インジケータのアラート状態のロー(Health Indicator Alert State Raw) |
アラートの重大度。 |
ヘルス・インジケータ・アラート・タイプ(Health Indicator Alert Type) |
alert_state_rawは次のようになります。 3001: 表領域コンテナの状態 |
ヘルス・インジケータのアラート状態(Health Indicator Alert State) |
alert_state_rawは次のようになります。 1: 正常 警告またはアラームの状態は、ヘルス・インジケータ・アラート・タイプ(Health Indicator Alert Type)を調べる必要があることを示します。 |
ヘルス・インジケータID(Health Indicator ID) |
アラートの識別子。 |
ヘルス・インジケータ・タイムスタンプ(Health Indicator Timestamp) |
アラートが生成された時間。 |
ヘルス・インジケータの値(Health Indicator Value) |
アラートの値。 |
サーバー・インスタンス名(Server Instance Name) |
DB2をインストールするホスト名。 |
スナップショットのタイムスタンプ(Snapshot Timestamp) |
クエリーが実行された時間。 |
追加情報(Additional Information) |
DBMヘルス・インジケータ(DBM Health Indicator)メトリックに存在する追加情報。 |
このカテゴリのメトリックは、DB2データベース・マネージャのヘルス・スナップショットから情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 30分ごと
表2-14 DBMヘルス情報(DBM Health Information)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
サーバー・インスタンス名(Server Instance Name)(キー列) |
DB2をインストールするホスト名。 |
データベース起動時間(Database Start Up Time) |
DB2を最後に起動した時間。 |
データベース最終リセット時間(Database Last Reset Time) |
DB2を最後にリセットした時間。 |
DB2インスタンス内のノード数(Number of Nodes in DB2 Instance) |
DB2インスタンス内のノード数。 |
ロールアップ・アラート状態のロー(Rolled Up Alert State Raw) |
アラートの重大度。 |
ロールアップ・アラート状態(Rolled Up Alert State) |
alert_state_rawは次のようになります。 1: 正常 警告またはアラームの状態は、DBMに1つ以上のアラートがあることを示します。 |
サーバー・インスタンス名(Server Instance Name) |
DB2をインストールするホスト名。 |
スナップショットのタイムスタンプ(Snapshot Timestamp) |
クエリーが実行された時間。 |
このカテゴリのメトリックは、データベース内の表領域のヘルス・スナップショットから、表領域のヘルス・インジケータ情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 30分ごと
表2-15 表領域ヘルス・インジケータ(Tablespaces Health Indicator)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
表領域名(Tablespace Name)(キー列) |
表領域名。 |
ヘルス・インジケータのアラート状態のロー(Health Indicator Alert State Raw) |
アラートの重大度。 |
ヘルス・インジケータのアラート状態(Health Indicator Alert State) |
alert_state_rawは次のようになります。 1: 正常 |
ヘルス・インジケータ・アラート・タイプ(Health Indicator Alert Type) |
alert_state_rawは次のようになります。 3001: 表領域コンテナの状態 |
ヘルス・インジケータID(Health Indicator ID) |
アラートの識別子。 |
ヘルス・インジケータ・タイムスタンプ(Health Indicator Timestamp) |
アラートが生成された時間。 |
ヘルス・インジケータの値(Health Indicator Value) |
アラートの値。 |
スナップショットのタイムスタンプ(Snapshot Timestamp) |
クエリーが実行された時間。 |
追加情報(Additional Information) |
表領域ヘルス・インジケータ(Tablespace Health Indicator)メトリックに存在する追加情報。 |
このカテゴリのメトリックは、データベース内の表領域のヘルス・スナップショットから、表領域のヘルス・インジケータ情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 30分ごと
表2-16 表領域ヘルス・インジケータの履歴(Tablespaces Health Indicator History)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
表領域名(Tablespace Name)(キー列) |
表領域名。 |
ロールアップ・アラート状態のロー(Rolled Up Alert State Raw) |
アラートの重大度。 |
ロールアップ・アラート状態(Rolled Up Alert State) |
alert_state_rawは次のようになります。 1: 正常 |
スナップショットのタイムスタンプ(Snapshot Timestamp) |
クエリーが実行された時間。 |
監視情報(Monitoring Information)メトリックは、一般的な監視情報、エージェントの監視された値およびデータベースの監視された値などのデータベースの監視情報を取得します。監視情報(Monitoring Information)メトリックは、次のカテゴリから構成されます。
一般情報(General Information)
エージェントの監視(Agent Monitoring)
データベースの監視(Database Monitoring)
データベースのバックアップ(Database Backup)
このカテゴリのメトリックは、アプリケーション・スナップショットからエージェントに関する情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-17 エージェントの監視(Agent Monitoring)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
エージェントCPU使用率(%)(Agent CPU Utilization (%)) |
CPU使用率の合計。次の式で計算されます。 Agent_total_cpu_time-_Agent_total_cpu_time )/1000)/__interval)*100 |
エージェント識別子(Agent Identifier) |
各エージェントに一意のID。 |
エージェントのシステムCPU時間(Agent System CPU Time) |
アプリケーション・レベルのスナップショットの場合はエージェントによる処理、文レベルの場合は文による処理に対して、DBMが使用した合計システム時間。 |
エージェントのユーザーCPU時間(Agent User CPU Time) |
アプリケーション・レベルのスナップショットの場合はエージェントによる処理、文レベルの場合は文による処理に対して、DBMが使用した合計ユーザー時間。 |
アプリケーションの平均ロック待機時間(ミリ秒)(Application Average Lock Wait Time (ms)) |
ロックの平均待機時間。次の式で計算されます。 lock_wait_time / lock_wait 平均ロック待機時間が長い場合、多数のロックを保持するアプリケーション、またはロックのエスカレーションが発生しているアプリケーションを探し、適宜アプリケーションのチューニングに焦点を絞って並行性を改善します。エスカレーションが原因で平均ロック待機時間が長くなっている場合は、locklistおよびmaxlocks構成パラメータのいずれかの値、または両方の値が低すぎる可能性があります。 |
アプリケーションのコミットSQL文の割合(Application Commit SQL Statements Rate) |
コミットSQL文の読取りの割合。次の式で計算されます。 commit_sql_stmts - _commit_sql_stmts/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
アプリケーションの動的SQL文の割合(Application Dynamic SQL Statements Rate) |
動的SQL文の読取りの割合。次の式で計算されます。 dynamic_sql_stmts - _dynamic_sql_stmts/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
アプリケーションの失敗したSQL文の割合(Application Failed SQL Statements Rate) |
失敗したSQL文の読取りの割合。次の式で計算されます。 failed_sql_stmts - _failed_sql_stmts/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
アプリケーション識別子(Application Identifier) |
各アプリケーションに一意のID。 |
アプリケーションのアイドル時間(Application Idle Time) |
アプリケーションがアイドル状態だった時間。 |
アプリケーション名(Application Name) |
アプリケーション名。 |
アプリケーションのロールバックSQL文の割合(Application Rollback SQL Statements Rate) |
ロールバックSQL文の読取りの割合。次の式で計算されます。 rollback_sql_stmts - _rollback_sql_stmts/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
アプリケーションの行の読取りの割合(Application Row Reading Rate) |
最後の間隔における行の読取りの割合。次の式で計算されます。 rows_read - rows_read)/__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
アプリケーションの行の書込みの割合(Application Row Writing Rate) |
最後の間隔における行の書込みの割合。次の式で計算されます。 rows_written - rows_written)/__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
アプリケーションの静的SQL文の割合(Application Static SQL Statements Rate) |
静的SQL文の読取りの割合。次の式で計算されます。 static_sql_stmts - _static_sql_stmts/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
アプリケーションの優先度(Application Priority) |
このアプリケーションに対して機能するエージェントの優先度。 |
アプリケーション・ステータス(Application Status) |
application_status_rawの値に対応するアプリケーションのステータス。 |
認可ID(Authorization ID) |
監視中のアプリケーションを呼び出したユーザーの認可ID。DDCSゲートウェイ・ノードでは、これがホストでのユーザーの認可IDになります。 |
1回のソート当たりの平均ソート時間(Average Sort Time per Sort) |
文のソート1回当たりの平均ソート時間。次の式で計算されます。 stmt_sorts/total_sort_time |
クライアント・データベースの別名(Client Database Alias) |
データベースに接続するアプリケーションから提供されるデータベースの別名。 |
クライアント・ノード番号(Client Node Number) |
クライアント・ノードのデータベース・マネージャ構成ファイルのclient_nname。 |
コミットSQL文(Commit SQL Statements) |
コミットSQL文の数。 |
コーディネータ・エージェント・プロセス識別子(Coordinator Agent Process Identifier) |
アプリケーションに対するコーディネータ・エージェントのプロセスID(UNIXシステム)またはスレッドID(Windowsシステム)。 |
ロックで待機中の現在のエージェント(Current Agents Waiting on Locks) |
他のアプリケーションで保持されているロックを待機中のアプリケーションの数。 |
動的SQL文(Dynamic SQL Statements) |
動的SQL文の数。 |
排他ロックのエスカレーション(Exclusive Lock Escalations) |
排他ロックのエスカレーションの数。 |
実行経過時間(Execution Elapsed Time) |
特定のアプリケーションに対して実行されたすべての文の、ホストにおける合計実行時間(ミリ秒)。 |
実行識別子(Execution Identifier) |
オペレーティング・システムへのログイン時にユーザーが指定したID。このIDは、データベースへの接続時にユーザーが指定する認可IDとは異なります。 |
失敗したSQL文(Failed SQL Statements) |
失敗したSQL文の数。 |
1秒当たりのホストCPU使用率(%)(Host CPU Usage Per Sec (%)) |
最後の間隔におけるCPU使用時間の比率。次の式で計算されます。 elapsed_exec_time_ms - elapsed_exec_time_ms / __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
ロック・タイムアウト(Lock Timeouts) |
アプリケーションのロック・タイムアウトの数。 |
ロックのエスカレーション(Lock Escalations) |
ロックのエスカレーションの数。 |
デッドロック数(Number of Deadlocks) |
発生したデッドロックの合計数。 |
ロック待機数(Number of Lock Waits) |
アプリケーションがロックを待機した回数。 |
現在保持されているロック数(Number of Locks Currently Held) |
アプリケーションで現在保持されているロックの数。 |
読み取られた行の数(Number of Rows Read) |
読み取られた行の合計数。 |
書き込まれた行の数(Number of Rows Written) |
書き込まれた行の合計数。 |
ソートの数(Number of Sorts) |
文で実行されたソートの数。 |
プリフェッチ待機時間(Prefetch Wait Time) |
IOの待機時間。 |
読み取られた行(Rows Read) |
読み取られた行の数。 |
書き込まれた行(Rows Written) |
書き込まれた行の数。 |
ロールバックSQL文(Rollback SQL Statements) |
ロールバックSQL文の数。 |
開始時間(Start Time) |
文の開始時間。 |
文の操作(Statement Operation) |
文の操作の値。 |
文のシステムCPU時間(Statement System CPU Time) |
エージェントおよび文による処理にDBMが使用した合計システム時間。 |
文のユーザーCPU時間(Statement User CPU Time) |
エージェントおよび文による処理にDBMが使用した合計ユーザー時間。 |
文テキスト(Statement Text) |
実行された全クエリーまたは文。 |
文の種類(Statement Type) |
1つ以上のデータ・セクターのダイレクト書込みを実行するリクエストの数。 |
文のユーザーCPU時間(Statement User CPU Time) |
エージェントおよび文による処理にDBMが使用した合計ユーザー時間。 |
静的SQL文(Static SQL Statements) |
静的SQL文の数。 |
ロックで待機した時間(Time Waited on Locks) |
アプリケーションがロックを待機した合計時間。 |
ソート合計(Total Sorts) |
ソートの合計回数。 |
合計ソート時間(ミリ秒)(Total Sort Time (ms)) |
ソートに使用する合計時間。 |
合計CPU時間(Total CPU Time) |
合計CPU時間。次の式で計算されます。 stmt_usr_cpu_time + stmt_sys_cpu_time |
エージェントによる合計CPU使用時間(Total CPU Time Used by Agent) |
合計CPU時間。次の式で計算されます。 agent_usr_cpu_time + agent_sys_cpu_time |
このカテゴリのメトリックは、データベースおよびdetail_log論理データ・グループからスナップショット情報を返します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-18 データベースの監視(Database Monitoring)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
情報が収集されるデータベース、またはアプリケーションが接続するデータベースの実際の名前。これは、データベースの作成時に指定された名前になります。 |
割当て済データベース・サイズ(バイト)(Allocated Database Size (Bytes)) |
データベースの容量(パーティション化されたデータベースでは利用できません)。 |
アプリケーションの平均ロック待機時間(ミリ秒)(Application Average Lock Wait Time (ms)) |
ロックの平均待機時間。次の式で計算されます。 lock_wait_time / lock_wait アプリケーションの待機時間が長い場合、アプリケーションのパフォーマンスが低下している可能性があります。 |
コミットSQL文(Commit SQL Statements) |
データベース内のオブジェクトでロックを待機中のアプリケーションの数。コミットSQL文の数。 |
ロックで待機中の現在のエージェント(Current Agents Waiting on Locks) |
データベース内のオブジェクトでロックを待機中のアプリケーションの数。 |
データベースのコミットSQL文の割合(Database Commit SQL Statements Rate) |
コミットSQL文の読取りの割合。次の式で計算されます。 commit_sql_stmts - _commit_sql_stmts/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
データベース接続時間(Database Connection Time) |
データベースに最後に接続した時間。 |
データベース切断時間(Database Disconnection Time) |
データベースから最後に切断した時間。 |
データベースの動的SQL文の割合(Database Dynamic SQL Statements Rate) |
動的SQL文の読取りの割合。次の式で計算されます。 dynamic_sql_stmts - _dynamic_sql_stmts/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
データベースの失敗したSQL文の割合(Database Failed SQL Statements Rate) |
失敗したSQL文の読取りの割合。次の式で計算されます。 failed_sql_stmts - _failed_sql_stmts/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
データベースの場所(Database Location) |
データベースの場所。 ローカル: db_location_raw = 0の場合 リモート: db_location_raw = 1の場合 |
データベースの場所のロー(Database Location Raw) |
データベースの場所(ローカルまたはリモート)。 |
データベース・パス(Database Path) |
データベースの物理的なディスクの場所。 |
データベースのロールバックSQL文の割合(Database Rollback SQL Statements Rate) |
ロールバックSQL文の読取りの割合。次の式で計算されます。 rollback_sql_stmts - _rollback_sql_stmts/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
データベース・サイズ(Database Size) |
データベースのサイズ(バイト)。 |
データベース領域使用率(%)(Database Space Utilization (%)) |
データベース内の領域使用率の合計。次の式で計算されます。 (db_size/db_capacity) *100 |
データベースの静的SQL文の割合(Database Static SQL Statements Rate) |
静的SQL文の読取りの割合。次の式で計算されます。 static_sql_stmts - _static_sql_stmts/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
データベース・ステータス(Database Status) |
データベースのステータス。 |
デッドロックの割合(Deadlocks Rate) |
デッドロックの割合。次の式で計算されます。 (deadlocks-_deadlocks)/_interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
動的SQL文(Dynamic SQL Statements) |
動的SQL文の数。 |
排他ロックのエスカレーションの割合(Exclusive Lock Escalation Rate) |
排他ロックのエスカレーションの割合。次の式で計算されます。 (x_lock_escals-_x_lock_escals)/__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
排他ロックのエスカレーション(Exclusive Lock Escalations) |
排他ロックのエスカレーションの数。 |
失敗したSQL文(Failed SQL Statements) |
失敗したSQL文の数。 |
インスタンスID(Instance ID) |
スナップショットが取得されたデータベース・マネージャ・インスタンスの名前。 |
デッドロックによる内部ロールバックの割合(Internal Deadlock Rollback Rate) |
デッドロックによる内部ロールバックの割合。次の式で計算されます。 (int_deadlock_rollbacks-_int_deadlock_rollbacks) /__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
ロックのエスカレーション(Lock Escalations) |
アプリケーションのロックのエスカレーションの数。 |
ロックのエスカレーションの割合(Lock Escalation Rate) |
ロックのエスカレーションの割合。次の式で計算されます。 (lock_escals-_lock_escals)/__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
ロック・タイムアウト(Lock Timeouts) |
ロック・タイムアウトの数。 |
ロック・タイムアウトの割合(Locks Timeout Rate) |
ロック・タイムアウトの割合。警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
保持されている現在のロックの数(Number of Current Locks Held) |
アプリケーションで現在保持されているロックの数。 |
現在のアクティブな接続数(Number of Currently Active Connections) |
データベースでアクティブな接続の合計数。 |
現在接続中のアプリケーションの数(Number of Currently Connected Applications) |
現在接続しているアプリケーションの合計数。 |
デッドロック数(Number of Deadlocks) |
発生したデッドロックの合計数。 |
内部ロールバックの数(Number of Internal Rollbacks) |
デッドロックによる内部ロールバックの合計数。 |
ロック待機数(Number of Lock Waits) |
アプリケーションがロックを待機した回数。 |
ロックで待機中のアプリケーションの割合(Percentage Applications Waiting on Locks) |
ロックで待機中のアプリケーションの比率。次の式で計算されます。 (locks_waiting /appls_cur_cons)*100 ロックで待機しているアプリケーションの数が多い場合、パフォーマンスが低下している可能性があります。 |
ロールバックSQL文(Rollback SQL Statements) |
ロールバックSQL文の数。 |
静的SQL文(Static SQL Statements) |
静的SQL文の数。 |
ロックで待機した時間(Time Waited on Locks) |
アプリケーションがロックを待機した合計時間。 |
使用中のロックリスト・メモリーの合計(Total Locklist Memory in Use) |
使用中のロックリスト・メモリーの合計。 |
このカテゴリのメトリックは、データベースのステータス、および一部の重要な構成値に関する基本情報を提供します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-20 一般情報(General Information)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
DB2開始時間(DB2 Start Time) |
データベース・マネージャがdb2startコマンドを使用して開始した日時。 |
DBステータス値(DB Status Value) |
DB2インスタンスのステータス。 |
登録済エージェント(Agents Registered) |
監視中のDBMインスタンスに登録済のエージェントの数。 |
通信プライベート・メモリー(Communication Private Memory) |
通信プライベート・メモリーの量。 |
割当て済ソート・ヒープ(Sort Heap Allocated) |
ソート・ヒープに割り当てられたメモリーの量。 |
ソート・ヒープのしきい値(Sort Heap Threshold) |
プライベート・ソートに使用されるプライベート・メモリー・ページの最大数。または、共有ソートに使用される共有メモリー・ページの最大数。プライベート・ソートの場合、このパラメータはエージェントのプライベート・メモリーに影響を与えます。共有ソートの場合、このパラメータはデータベースの共有メモリーに影響を与えます。 各ソートには、必要に応じてデータベース・マネージャによって割り当てられる個別のソート・ヒープがあります。このソート・ヒープは、データがソートされる領域です。オプティマイザによる指示があった場合は、オプティマイザが提供する情報を使用して、このメトリックによって指定されたソート・ヒープよりも小さいソート・ヒープが割り当てられます。 |
DB2ステータス(DB2 Status) |
DB2インスタンスのステータス。DB2ステータスの値は次のとおりです。 0: アクティブ |
ソート・ヒープ使用率(Sort Heap Utilization) |
ソート・ヒープ使用率。次の式で計算されます。 sort_heap_allocated / sortheap_threshold *100 構成パラメータsheapthresの値を増やします。 |
「パフォーマンス(Performance)」メトリックは、様々なスナップショット・レベルでパフォーマンスに関する情報を提供します。「パフォーマンス(Performance)」メトリックは、次のカテゴリから構成されます。
メモリー・マネージャ(Memory Manager)
ソート・ヒープ(Sort Heap)
バッファ・プール・データベース・パフォーマンス(Bufferpool Database Performance)
バッファ・プール・パフォーマンス(Bufferpool Performance)
キャッシュ統計(Cache Statistics)
エージェント・パフォーマンス(Agent Performance)
ログIOパフォーマンス(Log IO Performance)
バッファに格納されないIOアクティビティ(Non-Buffered IO Activity)
このカテゴリのメトリックは、アプリケーションのスナップショット・レベルでエージェントのパフォーマンス・メトリックを提供します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-21 エージェント・パフォーマンス(Agent Performance)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
情報が収集されるデータベース、またはアプリケーションが接続するデータベースの実際の名前。これは、データベースの作成時に指定された名前になります。 |
スチールのクリーニング(Cleans for Steals) |
データベースのビクティム・バッファ置換時に同期書込みが必要であるためにページ・クリーナが呼び出された回数。 |
しきい値のクリーニング(Cleans for Threshold) |
バッファ・プールが、データベースのダーティ・ページのしきい値の基準に達したためにページ・クリーナが呼び出された回数。 |
このカテゴリのメトリックは、データベース内のすべてのバッファ・プールのパフォーマンス・メトリックを提供します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-22 バッファ・プール・データベース・パフォーマンス(Bufferpool Database Performance)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
情報が収集されるデータベース、またはアプリケーションが接続するデータベースの実際の名前。これは、データベースの作成時に指定された名前になります。 |
平均データ書込みの割合(Average Data Write Rate) |
プールのデータ書込みの割合。次の式で計算されます。 (pool_data_writes/pool_write_time) |
平均索引書込みの割合(Average Index Write Rate) |
プールの索引書込みの割合。次の式で計算されます。 (pool_index_writes/pool_write_time) |
平均ページ読取りの割合(Average Page Read Rate) |
この割合は次の式で計算されます。 (pool_data_p_reads + pool_index_p_reads )/pool_read_time |
平均ページ書込みの割合(Average Page Write Rate) |
この割合は次の式で計算されます。 (pool_data_writes + pool_index_writes)/pool_write_time |
データベース・バッファ・プールのヒット率(%)(Database Buffer Pool Hit Ratio (%)) |
この比率は次の式で計算されます。 (1-((pool_data_p_reads + pool_index_p_reads)/ (pool_index_l_reads + pool_index_l_reads )))*100 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
データの論理読取りの割合(Logical Data Read Rate) |
この割合は次の式で計算されます。 (pool_data_l_reads /pool_read_time) |
索引の論理読取りの割合(Logical Index Read Rate) |
この割合は次の式で計算されます。 (pool_index_l_reads /pool_read_time) |
索引の物理読取りの割合(Physical Index Read Rate) |
この割合は次の式で計算されます。 (pool_index_p_reads/pool_read_time) |
データの物理読取りの割合(Physical Data Read Rate) |
この割合は次の式で計算されます。 pool_data_p_reads/pool_read_time |
プール・データの論理読取り(Pool Logical Data Reads) |
この数には、データベース・マネージャがページを処理する必要がある場合にバッファ・プールにすでに存在するデータへのアクセスと、データベース・マネージャがページを処理する前にバッファ・プールに読み取られたデータへのアクセスが含まれます。 |
プール索引の論理読取り(Pool Logical Index Reads) |
バッファ・プールに索引ページを入れるための論理読取りリクエストの数。 |
プール・データの物理読取り(Pool Physical Data Reads) |
バッファ・プールにデータ・ページを入れるようにI/Oを要求した読取りリクエストの数。 |
プール索引の物理読取り(Pool Physical Index Reads) |
バッファ・プールに索引ページを入れるための物理読取りリクエストの数。 |
プール非同期データ読取り(Pool Asynchronous Data Reads) |
プリフェッチャによってバッファ・プールに非同期に読み取られたデータ・ページの数。 |
プール非同期データ書込み(Pool Asynchronous Data Writes) |
非同期ページ・クリーナまたはプリフェッチャにより、バッファ・プール・データ・ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。 |
プール非同期索引読取り(Pool Asynchronous Index Reads) |
プリフェッチャによってバッファ・プールに非同期に読み取られた索引ページの数。 |
プール非同期索引書込み(Pool Asynchronous Index Writes) |
非同期ページ・クリーナまたはプリフェッチャにより、バッファ・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。 |
プール非同期読取り時間(Pool Asynchronous Read Time) |
非同期ページ・プリフェッチャにより、バッファ・プール・データ・ページがディスクから物理的に読み取られた時間。 |
プール非同期書込み時間(ミリ秒)(Pool Asynchronous Write Time (ms)) |
非同期ページ・クリーナまたはプリフェッチャにより、バッファ・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。 |
プール・データの書込み(Pool Data Writes) |
バッファ・プール・データ・ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。 |
プール索引の書込み(Pool Index Writes) |
バッファ・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。 |
プール・データの論理読取り(Pool Logical Data Reads) |
この数には、データベース・マネージャがページを処理する必要がある場合にバッファ・プールにすでに存在するデータへのアクセスと、データベース・マネージャがページを処理する前にバッファ・プールに読み取られたデータへのアクセスが含まれます。 |
プール索引の論理読取り(Pool Logical Index Reads) |
バッファ・プールに索引ページを入れるための論理読取りリクエストの数を示します。 |
プール索引の物理読取り(Pool Physical Index Reads) |
バッファ・プールに索引ページを入れるための物理読取りリクエストの数を示します。 |
プール・データの物理読取り(Pool Physical Data Reads) |
バッファ・プールにデータ・ページを入れるようにI/Oを要求した読取りリクエストの数。 |
プール読取り時間(ミリ秒)(Pool Read Time (ms)) |
データ・ページまたは索引ページがディスクからバッファ・プールに物理的に読み取られる読取りリクエストの処理に費やした合計経過時間を提供します。 |
プール書込み時間(ミリ秒)(Pool Write Time (ms)) |
データ・ページまたは索引ページの、バッファ・プールからディスクへの物理的な書込みに費やした合計時間。 |
同期データ読取りの割合(Synchronous Data Read Rate) |
同期読取りの合計の割合。次の式で計算されます。 ((pool_read_time-pool_async_read_time == 0) ?0 :((pool_data_p_ reads-pool_async_data_reads )/(pool_read_time-pool_async_read_ time))) |
同期データ書込みの割合(Synchronous Data Write Rate) |
プール・データの同期書込みの割合。次の式で計算されます。 ((pool_data_writes - pool_async_data_writes )/(pool_write_time-pool_async_write_time)) |
同期索引読取りの割合(Synchronous Index Read Rate) |
同期索引読取りの割合。次の式で計算されます。 (pool_data_p_reads-pool_async_index_reads )/(pool_read_time-pool_async_read_time) |
同期索引書込みの割合(Synchronous Index Write Rate) |
同期索引書込みの割合。次の式で計算されます。 ((pool_index_writes - pool_async_index_writes )/(pool_write_time-pool_async_write_time)) |
このカテゴリのメトリックは、データベース内の個々のバッファ・プールのパフォーマンス・メトリックを提供します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-23 バッファ・プール・パフォーマンス(Bufferpool Performance)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
バッファ・プール名(Buffer Pool Name)(キー列) |
バッファ・プール名。 |
データベース・バッファ・プールのヒット率(%)(Database Buffer Pool Hit Ratio (%)) |
バッファ・プールのヒット率。次の式で計算されます。 (1-((pool_data_p_reads + pool_index_p_reads)/ (pool_index_l_reads + pool_index_l_reads )))*100) 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
データベース名(Database Name) |
情報が収集されるデータベース、またはアプリケーションが接続するデータベースの実際の名前。これは、データベースの作成時に指定された名前になります。 |
データベースの別名(Database Alias) |
データベースの別名。 |
データベース・パス(Database Path) |
データベースの物理的な場所。 |
プール非同期データ読取り(Pool Asynchronous Data Reads) |
プリフェッチャによってバッファ・プールに非同期に読み取られたデータ・ページの数。 |
プール非同期データ書込み(Pool Asynchronous Data Writes) |
非同期ページ・クリーナまたはプリフェッチャにより、バッファ・プール・データ・ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。 |
プール非同期索引読取り(Pool Asynchronous Index Reads) |
プリフェッチャによってバッファ・プールに非同期に読み取られた索引ページの数。 |
プール非同期索引書込み(Pool Asynchronous Index Writes) |
非同期ページ・クリーナまたはプリフェッチャにより、バッファ・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。 |
プール非同期読取り時間(ミリ秒)(Pool Asynchronous Read Time (ms)) |
非同期ページ・プリフェッチャにより、バッファ・プール・データ・ページがディスクから物理的に読み取られた時間。 |
プール非同期書込み時間(ミリ秒)(Pool Asynchronous Write Time (ms)) |
非同期ページ・クリーナまたはプリフェッチャにより、バッファ・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。 |
プール・データの書込み(Pool Data Writes) |
バッファ・プール・データ・ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。 |
プール索引の書込み(Pool Index Writes) |
バッファ・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。 |
プール・データの論理読取り(Pool Logical Data Reads) |
この数には、データベース・マネージャがページを処理する必要がある場合にバッファ・プールにすでに存在するデータへのアクセスと、データベース・マネージャがページを処理する前にバッファ・プールに読み取られたデータへのアクセスが含まれます。 |
プール索引の論理読取り(Pool Logical Index Reads) |
バッファ・プールに索引ページを入れる論理読取りリクエストの数を示します。 |
プール索引の物理読取り(Pool Physical Index Reads) |
バッファ・プールに索引ページを入れる物理読取りリクエストの数を示します。 |
プール・データの物理読取り(Pool Physical Data Reads) |
バッファ・プールにデータ・ページを入れるようにI/Oを要求した読取りリクエストの数。 |
プール読取り時間(ミリ秒)(Pool Read Time (ms)) |
データ・ページまたは索引ページがディスクからバッファ・プールに物理的に読み取られる読取りリクエストの処理に費やした合計経過時間を提供します。 |
プール書込み時間(ミリ秒)(Pool Write Time (ms)) |
データ・ページまたは索引ページの、バッファ・プールからディスクへの物理的な書込みに費やした合計時間。 |
このカテゴリのメトリックは、データベースのパッケージとカタログ・キャッシュのパフォーマンス情報を提供します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-24 キャッシュ統計(Cache Statistics)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
情報が収集されるデータベース、またはアプリケーションが接続するデータベースの実際の名前。これは、データベースの作成時に指定された名前になります。 |
カタログ・キャッシュ・ヒット率(%)(Catalog Cache Hit Ratio (%)) |
カタログ・キャッシュ・ヒット率。次の式で計算されます。 1-(cat_cache_inserts /cat_cache_lookups))*100 このヒット率は、カタログ・キャッシュによってディスク上のカタログに実際にアクセスしないで済む程度を示す割合です。この率が高い場合、実際のディスクI/Oアクセスの回避に成功していることを示します。 |
カタログ・キャッシュ挿入(Catalog Cache Inserts) |
実行された挿入の数。ヒット率は、1-(CCI/CCL)で計算されます。 |
カタログ・キャッシュ参照(Catalog Cache Lookups) |
表の説明情報を取得するためにカタログ・キャッシュが参照された回数。 |
カタログ・キャッシュのオーバーフロー(Catalog Cache Overflows) |
カタログ・キャッシュが割り当てられたメモリーの境界をオーバーフローした回数。 |
パッケージ・キャッシュ・ヒット率(%)(Package Cache Hit Ratio (%)) |
パッケージ・キャッシュ・ヒット率。次の式で計算されます。 1-(pkg_cache_inserts /pkg_cache_lookups))*100 このヒット率は、パッケージ・キャッシュにより、静的SQLのためのパッケージとセクションをシステム・カタログからリロードしないで済み、動的SQL文を再コンパイルしないで済む程度を示す割合です。この率が高い場合、これらのアクティビティの回避に成功していることを示します。 |
パッケージ・キャッシュ挿入(Package Cache Inserts) |
実行された挿入の数。ヒット率は、1-(PCI/PCL)で計算されます。 |
パッケージ・キャッシュ参照(Package Cache Lookups) |
セクションまたはパッケージを取得するためにパッケージ・キャッシュが参照された回数。 |
パッケージ・キャッシュの最大使用(バイト)(Package Cache Max Used (Bytes)) |
パッケージ・キャッシュが到達する最大サイズ。 |
パッケージ・キャッシュのオーバーフロー(Package Cache Overflows) |
パッケージ・キャッシュが割り当てられたメモリーの境界をオーバーフローした回数。 |
このカテゴリのメトリックは、ログ内の読取り数および書込み数などのログの入出力に関するパフォーマンス情報を提供します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-25 ログI/Oパフォーマンス(Log I/O Performance)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
情報が収集されるデータベース、またはアプリケーションが接続するデータベースの実際の名前。これは、データベースの作成時に指定された名前になります。 |
ロギングしきい値のクリーニング(Cleans Logging Threshold) |
使用されているロギング領域が、データベースの事前定義済基準に達したためにページ・クリーナが呼び出された回数。 |
ログの読取り(Log Reads) |
ログの読取りの数。 |
ログの書込み(Log Writes) |
ログの書込みの数。 |
このカテゴリのメトリックは、提供されるワークスペースの値とデータベース内のロックリスト・セットの値を提供します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-26 メモリー・マネージャ・パフォーマンス(Memory Manager Performance)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
情報が収集されるデータベース、またはアプリケーションが接続するデータベースの実際の名前。これは、データベースの作成時に指定された名前になります。 |
プライベート・ワークスペースの最大使用(Private Workspace Max Used) |
プライベート・ワークスペースが到達可能な最大サイズ。 |
共有ワークスペースの最大使用(Shared Workspace Max Used) |
共有ワークスペースが到達可能な最大サイズ。 |
使用中のロックリスト・メモリーの合計(Total Locklist Memory in Use) |
使用中のロックリスト・メモリーの合計。 |
このカテゴリのメトリックは、ソート・ヒープに関連する様々なパフォーマンスの値を表示します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-27 ソート・ヒープ・パフォーマンス(Sort Heap Performance)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
情報が収集されるデータベース、またはアプリケーションが接続するデータベースの実際の名前。これは、データベースの作成時に指定された名前になります。 |
アクティブ・ソート(Active Sorts) |
現在割当て済のソート・ヒープがあるデータベース内のソート数。 |
平均アクティブ・ソートの割合(Average Active Sorts Rate) |
最後の間隔におけるアクティブ・ソートの割合。次の式で計算されます。 (active_sorts-_active_sorts )/__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
ハッシュ結合のオーバーフローの平均割合(Average Hash Join Overflow Rate) |
最後の間隔におけるハッシュ結合のオーバーフローの割合。次の式で計算されます。 (hash_join_overflow-_hash_join_overflow) /__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
平均ハッシュ結合の割合(Average Hash Join Rate) |
最後の間隔におけるハッシュ結合の割合。次の式で計算されます。 (total_hash_joins-_total_hash_joins )/__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
ハッシュ結合の短精度オーバーフローの平均割合(Average Hash Join Small Overflow Rate) |
最後の間隔におけるハッシュ結合の短精度オーバーフローの割合。次の式で計算されます。 (hash_join_small_overflow-_hash_join_small_overflow )/__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
平均ハッシュ・ループの割合(Average Hash Loops Rate) |
最後の間隔におけるハッシュ・ループの割合。次の式で計算されます。 (total_hash_loops-_total_hash_loops)/ __interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
拒否されたパイプ・ソートの平均割合(Average Piped Sorts Rejected Rate) |
最後の間隔における拒否されたパイプ・ソートの割合。次の式で計算されます。 ((piped_sorts_requested-piped_sorts_accepted)-(_piped_sorts_requested-_piped_sorts_accepted)) /__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
平均ポストしきい値結合の割合(Average Post Threshold Joins Rate) |
最後の間隔におけるポストしきい値結合の割合。次の式で計算されます。 (post_threshold_ hash_joins-_post_threshold _hash_joins)/__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
平均ポストしきい値ソートの割合(Average Post Threshold Sorts Rate) |
最後の間隔におけるポストしきい値ソートの割合。次の式で計算されます。 (post_threshold_sorts-_post_threshold_sorts ) /__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
使用された平均ソート・ヒープ・ページ(Average Sort Heap Pages Used) |
使用された平均ソート・ヒープ領域。次の式で計算されます。 (sort_heap_allocated /active_sorts) 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
平均ソート時間(ミリ秒)(Average Sort Time (ms)) |
1回のソート当たりの平均時間。次の式で計算されます。 (total_sort_time/total_sorts) 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
平均ソート・オーバーフローの割合(Average Sorts Overflow Rate) |
最後の間隔におけるソート・オーバーフローの割合。次の式で計算されます。 (sort_overflow-_sort_overflow )/__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
平均ソートの割合(Average Sorts Rate) |
最後の間隔におけるソートの割合。次の式で計算されます。 (total_sorts-_total_sorts )/__interval 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
受け入れられたパイプ・ソート(Piped Sorts Accepted) |
受け入れられたパイプ・ソートの数。 |
リクエストされたパイプ・ソート(Piped Sorts Requested) |
リクエストされたパイプ・ソートの数。 |
ポストしきい値のハッシュ・ソート(Post Threshold Hash Sorts) |
共有またはプライベート・ソート・ヒープ領域を同時に使用したことで、ハッシュ結合ヒープ・リクエストが制限された合計回数。 |
ポストしきい値のソート(Post Threshold Sorts) |
ソート・ヒープのしきい値を超えた後、ヒープをリクエストしたソートの数。 |
ソート・オーバーフロー(Sort Overflows) |
ソート・ヒープを使い果し、一時記憶域のディスク領域が必要になる可能性があるソートの合計数。 |
ソート・オーバーフローの割合(Sorts Overflow Rate) |
ソート・オーバーフローの割合。次の式で計算されます。 ((sort_overflow/total_sorts )*100) 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
ハッシュ結合のオーバーフローの合計(Total Hash Join Overflows) |
ハッシュ結合データが、使用可能なソート・ヒープ領域を超えた回数。 |
ハッシュ結合の短精度オーバーフローの合計(Total Hash Join Small Overflow) |
ハッシュ結合データが、使用可能なソート・ヒープ領域を10%に満たない範囲で超えた回数。 |
ハッシュ結合の合計(Total Hash Joins) |
実行されたハッシュ結合の合計数。 |
ハッシュ・ループの合計(Total Hash Loops) |
実行されたハッシュ・ループの合計数。 |
割当て済ソート・ヒープの合計(Total Sort Heap Allocated) |
スナップショットの取得時に、選択したレベルですべてのソートに割り当てられたソート・ヒープ領域のページ数の合計。 |
ソート合計(Total Sorts) |
実行されたソートの数。 |
合計ソート時間(ミリ秒)(Total Sort Time (ms)) |
ソートで費やした時間。 |
このカテゴリのメトリックは、バッファ・プールを使用せず、バッファに格納されないI/Oアクティビティに関連する様々なパフォーマンス値を表示します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-28 バッファに格納されないI/Oアクティビティ(Non-Buffered I/O Activity)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
情報が収集されるデータベース、またはアプリケーションが接続するデータベースの実際の名前。これは、データベースの作成時に指定された名前になります。 |
平均データ読取りの割合(Average Data Read Rate) |
ダイレクト読取りの割合。次の式で計算されます。 direct_reads/direct_read_time 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
平均データ書込みの割合(Average Data Write Rate) |
ダイレクト書込みの割合。次の式で計算されます。 direct_writes/direct_write_time 警告およびクリティカルのしきい値に必要な値を設定して、有害となる状況を監視できます。 |
ダイレクト読取りリクエスト(Direct Read Requests) |
1つ以上のデータ・セクターのダイレクト読取りを実行するリクエストの数。 |
ダイレクト読取り時間(ミリ秒)(Direct Read Time (ms)) |
ダイレクト読取りの実行に要した経過時間(ミリ秒)。 |
ダイレクト読取り(Direct Reads) |
バッファ・プールを使用しない読取り操作の数。 |
ダイレクト書込みリクエスト(Direct Write Requests) |
1つ以上のデータ・セクターのダイレクト書込みを実行するリクエストの数。 |
ダイレクト書込み時間(ミリ秒)(Direct Write Time (ms)) |
ダイレクト書込みの実行に要した経過時間(ミリ秒)。 |
ダイレクト書込み(Direct Writes) |
バッファ・プールを使用しない書込み操作の数。 |
このカテゴリのメトリックは、インスタンス内のIBM DB2データベースのレスポンスに関する情報を提供します。
デフォルトの収集間隔: 5分ごと
表2-29 レスポンス・メトリック(Response Metrics)
メトリック | 説明 |
---|---|
データベース名(Database Name) |
データベース名。 |
DBステータス(DB Status) |
次のステータスがあります。 0: アクティブ |
DBステータス値(DB Status Value) |
データベースのステータスの値。 |
DB2ステータス(DB2 Status) |
DB2インスタンスのステータスの値。 |
DB2ステータス値(DB2 Status Value) |
DB2インスタンスのステータスは次のとおりです。 0: アクティブ |
名前(Name) |
データベースのホスト名。 |
ステータス(Status) |
データベースのステータス。ステータスが0の場合、データベースは稼働しています。0以外の場合は、停止しています。 |
記憶域情報(Storage Information)メトリックは、表領域やデータファイルなどの記憶域オブジェクトに関する情報を提供します。記憶域情報(Storage Information)メトリックは、次のカテゴリから構成されます。
ログの記憶域(Log Storage)
表領域(Tablespace)
データファイル(Data Files)
このカテゴリのメトリックは、データベースのデータ記憶域ファイルのファイル・プロパティに関する情報を提供します。
デフォルトの収集間隔: 2時間ごと
表2-30 表領域の記憶域(Tablespace Storage)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
データファイルの識別子(Data File Identifier)(キー列) |
データファイルに対して一意の識別子。 |
表名(Table name) |
そのファイルが置かれているデータベースの特定の表名。 |
表スキーマ(Table Schema) |
そのファイルが置かれている表のスキーマ。 |
表タイプ(Table Type) |
そのファイルが属する表のタイプ。 |
ページの再編成(Page Reorganizations) |
ページの再編成の数。 |
オーバーフロー・アクセス(Overflow Accesses) |
オーバーフロー・アクセスの数。 |
このカテゴリのメトリックは、データベースのログ記憶域のプロパティに関する情報を提供します。
デフォルトの収集間隔: 30分ごと
表2-31 ログ記憶域(Log Storage)メトリック
メトリック | 説明およびユーザーの処理 |
---|---|
データベース名(Database Name)(キー列) |
情報が収集されるデータベース、またはアプリケーションが接続するデータベースの実際の名前。これは、データベースの作成時に指定された名前になります。 |
割当て済セカンダリ・ログ・サイズ(Allocated Secondary Log Size) |
セカンダリ・ログに割り当てられたサイズ。 |
ログ領域使用率(Log Space Utilization) |
ログ・ファイルの領域使用率。 |
使用可能なログの合計(Total Log Available) |
ロギングに使用可能なページの合計数。 |
使用されたログ領域の合計(Total Log Space Used) |
ロギングに使用されたページの合計数。 |
このカテゴリのメトリックは、データベースのすべての表領域における各表領域のプロパティに関する情報を提供します。
デフォルトの収集間隔: 15分ごと
表2-32 表領域の記憶域(Tablespace Storage)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
表領域の識別子(Tablespace Identifier)(キー列) |
表領域の識別子。 |
表領域名(Tablespace Name)(キー列) |
表領域名。 |
バッファ・プール識別子(Bufferpool Identifier) |
表領域のバッファ・プールの識別子。 |
エクステント・サイズ(Extent Size) |
表領域のエクステント・サイズ。 |
コンテナ数(Number of Containers) |
コンテナの数。 |
レンジ数(Number of Ranges) |
レンジの数。 |
ページ・サイズ(Page Size) |
表領域のページ・サイズ。 |
プリフェッチ・サイズ(Prefetch Size) |
表領域のプリフェッチ・サイズ。 |
表領域の空きページ(Tablespace Free Pages) |
保留中のすべてのトランザクションがコミットまたはロールバックされ、オブジェクトに対して新しい領域がリクエストされた場合に、空き状態になる表領域のページ数。 |
表領域の状態(Tablespace State) |
表領域の状態。 |
表領域の合計ページ(Tablespace Total Pages) |
表領域のページの合計数。 |
表領域タイプ(Tablespace Type) |
表領域のタイプ。 |
表領域の使用可能ページ(Tablespace Usable Pages) |
表領域内の合計ページ数からオーバーヘッド・ぺージ数を引いたページ数。 |
表領域の使用済ページ(Tablespace Used Pages) |
表領域内で現在使用中の(空き状態ではない)ページの合計数。 |
表領域使用率(%)(Tablespace Utilization (%)) |
表領域の使用率(%)。 |
システム構成情報(System Configuration Information)メトリックは、データベース・ソフトウェアに関連する情報を収集します。データベース・ソフトウェアをインストールするたびに、データを格納するためのインスタンスが提供されます。システム構成情報(System Configuration Information)メトリックは、次のカテゴリから構成されます。
データベース・システム情報(Database System Information)
製品情報(Product Information)
パーティション情報(Partition Information)
インスタンス情報(Instance Information)
レジストリ設定(Registry Settings)
このカテゴリのメトリックは、データベース・システムの様々なシステム構成メトリックに関する情報(名前やオペレーティング・システムのプロパティなど)を提供します。
表名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBSYS
ビュー名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBSYS_VIEW
デフォルトの収集間隔: 24時間ごと
表2-33 データベース・システム情報(Database System Information)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
サーバー名(Server name) |
データベース・サーバーの名前。 |
OS名(OS Name) |
オペレーティング・システム名。 |
OSバージョン(OS Version) |
オペレーティング・システムのバージョン。 |
OSリリース(OS Release) |
オペレーティング・システムのリリース。 |
CPUの総数(Total Number of CPUs) |
データベースをインストールするオペレーティング・システムのCPUの総数。 |
構成済CPUの総数(Total Number of Configured CPUs) |
データベースをインストールする構成済CPUの総数。 |
メモリー合計(MB)(Total Memory (mb)) |
メモリーの量。 |
このカテゴリのメトリックは、データベース・インスタンスの情報を提供するパラメータを返します。
表名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBINST
ビュー名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBINST_VIEW
デフォルトの収集間隔: 24時間ごと
表2-34 インスタンス情報(Instance Information)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
インスタンス名(Instance Name)(キー列) |
インスタンス名。 |
DBパーティションの数(Number of DB Partitions) |
データベース・パーティションの数。 |
現在のインスタンスのビット・サイズ(Bit Size of Current Instance) |
現在のインスタンスのビット・サイズ(32または64ビット)。 |
リリース番号(Release Number) |
db2levelコマンドで返される内部リリース番号。たとえば、9の場合03030106などを返します。 |
サービス・レベル(Service Level) |
db2levelコマンドで返されるサービス・レベル。たとえば、DB2 v8.1.1.80などを返します。 |
ビルド・レベル(Build Level) |
db2levelコマンドで返されるビルド・レベル。たとえば、n041021などを返します。 |
プログラム一時修正(Program Temporary Fix) |
db2levelコマンドで返されるプログラム一時修正(PTF)ID。たとえば、U498350などを返します。 |
修正パック番号(Fix Pack Number) |
db2levelコマンドで返される修正パック番号。 |
このカテゴリのメトリックは、インストールされたIBM DB2データベース製品に関する情報を提供します。
表名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBPRO
ビュー名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBPRO_VIEW
デフォルトの収集間隔: 24時間ごと
このカテゴリのメトリックは、パラレル操作とパーティション化されたデータベース環境に関するパラメータを返します。
表名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBPART
ビュー名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBPART_VIEW
デフォルトの収集間隔: 24時間ごと
このカテゴリのメトリックは、データベースの様々なレジストリ・パラメータに関する情報を提供します。
表名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBREGSET
ビュー名: MGMT_EMX_IBMDB2_DBREGSET_VIEW
デフォルトの収集間隔: 24時間ごと
表2-37 レジストリ設定(Registry Settings)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
データベース・レジストリ変数(Database Registry Variable)(キー列) |
DB2レジストリ変数の名前。 |
データベース・レジストリ値(Database Registry Value) |
DB2レジストリ変数の現在の設定。 |
集約変数(Is Aggregate) |
DB2レジストリ変数が集約変数であるかどうかを示します。考えられる戻り値は、集約変数ではない場合は0、集約変数の場合は1です。 |
集約タイプ(Aggregate Type) |
DB2レジストリ変数が、構成済の集約からその値を現在取得している場合の集約の名前。このレジストリ変数が集約から設定されていない場合、または集約から設定されているがオーバーライドされている場合、AGGREGATE_NAMEの値はNULLになります。 |
レベル値(Level Value) |
DB2レジストリ変数がその値を取得するレベル。考えられる戻り値と、その戻り値が表す対応レベルは、I、G、NまたはEになります。 |
レベル(Level) |
値は次のとおりです。 インスタンス: level1_raw = Iの場合 グローバル: level1_raw = Gの場合 データベース・パーティション: level1_raw = Nの場合 これら以外の場合、値はEnvironmentになります。 |
このカテゴリのメトリックは、IBM DB2データベースの診断ログ・ファイルに関する情報を提供します。
注意: このメトリック・カテゴリは、ホスト上のIBM DB2データベースが同じホストで稼働するOracle Management Agentによって監視されるローカル監視についてのみサポートされます。 |
デフォルトの収集間隔: 5分ごと
表2-38 DB2診断ログ・ファイルの監視(DB2 Diag Log File Monitoring)メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
ログ・ファイル一致件数(Log File Match Count) |
ログ・ファイルでパターンが検出された回数。 |
サーバー(Server) |
IBM DB2が稼働しているサーバーの名前。 |
インスタンス(Instance) |
IBM DB2インスタンスの名前。 |
DB |
IBM DB2データベースの名前。 |
ファンクション(Function) |
最後のログ・エントリに存在するファンクションの名前。 |
最終発生タイムスタンプ(Last Occurrence Time Stamp) |
特定のパターンを満たすその他のエントリと共通のファンクション名を共有する最後のログ・エントリの時間。 |
メッセージ(Message) |
ログ・ファイルに存在するメッセージ。 |