融資申し込みのサンプルでは、BEA AquaLogic Service Bus の実行時機能を簡単に使ってみることができます。このサンプルは、AquaLogic Service Bus プロキシ サービスを使用してビジネス サービスと通信し、融資申し込みのルーティング、変換、および検証を行う、コンフィグレーション済みのシナリオです。内容は、プロキシ サービスを使用してクライアントとビジネス プロセスとの通信を行う一般的なビジネス シナリオに基づいています。
サンプルは AquaLogic Service Bus インストールの一部として自動的にインストールされ、BEA_HOME\weblogic92\samples\servicebus\examples に配置されます。ここで、BEA_HOME は AquaLogic Service Bus インストールのトップレベル ディレクトリであり、[スタート] メニューから利用できます。
サンプルのサーバを起動し、サンプルを実行できる [AquaLogic Service Bus サンプル] ページを表示するブラウザ ウィンドウを起動するには、以下のいずれかを実行します。
- Windows の [スタート] メニューから
[スタート|プログラム|BEA Products|Example|AquaLogic Service Bus|Start Examples Server] を選択する。
- Windows または UNIX のコマンド ラインで次のように startWebLogic コマンドを実行する。
BEA_HOME\weblogic92\samples\domains\servicebus\startWebLogic.cmd BEA_HOME/weblogic92/samples/domains/servicebus/startWebLogic.sh
AquaLogic Service Bus サンプル サーバを実行する詳細な手順については、「BEA AquaLogic Service Bus サンプルの概要」を参照してください。これらのサンプルは、AquaLogic Service Bus プロキシ サービスの作成に関する実装の詳細を示すものではありません。類似の融資申し込みシナリオをサポートするようプロキシ サービスを設計し、システムをコンフィグレーションする方法の詳細は、「AquaLogic Service Bus チュートリアル」に記載されている各チュートリアルの手順に従います。
サンプル ソケット転送プロバイダを構築して実行する方法を示します。このサンプルはカスタム転送プロバイダの実装例として機能し、サンプルのソース コードを使用することができます。
このサンプルは AquaLogic Service Bus インストールの一部として自動的にインストールされます。配置場所は、BEA_HOME\weblogic92\samples\servicebus\sample-transport です。ここで、BEA_HOME は AquaLogic Service Bus インストールのトップレベル ディレクトリです。
転送 SDK を使用したカスタム転送プロバイダの設計、作成、およびデプロイについては、『転送 SDK ユーザーズ ガイド』を参照してください。
AquaLogic Service Bus にインポートして使用できる XQuery トランスフォーメーションを、BEA XQuery Mapper ツールを使用して作成する方法のサンプルです。XQuery Mapper ツールは、Workshop for WebLogic Platform のプラグインとして提供され、AquaLogic Service Bus インストールの一部としてインストールされます。XQuery Mapper は、Windows の [スタート] メニューから起動することができます。 [スタート|プログラム|BEA Products|Tools|XQuery Mapper] を選択します。
このチュートリアルでは、AquaLogic Service Bus を使用してルーティング、トランスフォーメーション、および検証を行う方法や、サービス クライアントおよびビジネス サービスと対話するプロキシ サービスの作成方法を説明します。チュートリアルでは、BEA AquaLogic Service Bus の一般的な使い方を示します。BEA AquaLogic Service Bus をコンフィグレーションして使用し、特定の場面で示されるビジネス シナリオを解決する方法を学習します。
このチュートリアルでは、AquaLogic Service Bus プロキシ サービスを作成し、以下のシナリオを実施するようコンフィグレーションする方法について説明しています。最初のチュートリアル「融資申し込みのルーティング」を終了し、BEA AquaLogic Service Bus の操作に慣れてから、その他のチュートリアルに進んでください。
- チュートリアル 1. 融資申し込みのルーティング
社内メッセージのルーティングを簡素化できるよう AquaLogic Service Bus を設計およびコンフィグレーションする方法を示します。
- チュートリアル 2. 融資申し込みの変換
「チュートリアル 1. 融資申し込みのルーティング」で設計したコンフィグレーションに基づき、トランスフォーメーション ステージの追加という新しい要件に対応する方法を示します。
- チュートリアル 3. 融資申し込みの検証
クライアントからビジネス サービスへのメッセージの受け渡しを検証するよう BEA AquaLogic Service Bus プロキシ サービスをコンフィグレーションする方法を示します。
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