Oracle Workflow for Oracle Content Management SDKインストレーション・ノート リリース2.6.3.5 部品番号: B15836-01 |
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for Oracle Content Management SDKインストレーション・ノート
2005年4月
部品番号: B15836-01
原典情報: B14115-01 Oracle Workflow Installation Notes for Oracle Content Management SDK Release 2.6.3.5
このマニュアルでは、Oracle Content Management SDK 10g リリース2(10.1.2)のCDからOracle Workflowをインストールまたはアップグレードする方法について説明します。 このCDからOracle WorkflowをインストールしてOracle Content Management SDK(Oracle CM SDK)に統合できますが、Oracle CM SDKをインストールしない場合も、Oracle Workflowを単独でインストールできます。
Oracle Workflow Clientコンポーネントのインストールについては、Oracle Workflow Clientソフトウェアにバンドルされている『Oracle Workflow Client Installation Notes for Oracle Application Server』を参照してください。Oracle Technology Network(OTN)のhttp://www.oracle.com/technology/
からダウンロードできます。
Oracle Application Server 10g リリース2(10.1.2)用のOracle Workflowのリリースは、Oracle Workflowリリース2.6.3.5です。
注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。
Oracle Workflowでは、次のソフトウェアおよびハードウェアの構成が必要です。
Oracle E-Business Suiteデータベースに、スタンドアロン版のOracle Workflowをインストールすることはできません。 Oracle Application Server 10g リリース2(10.1.2)をOracle E-Business Suiteとともに実装する場合は、かわりにOracle E-Business Suiteに組み込まれているOracle Workflowをそのまま使用できます。 Oracle AS Metadata RepositoryをOracle E-Business Suiteインスタンスとともにインストールする方法については、OracleMetaLink Note 251627.1(http://metalink.oracle.com)を参照してください。
注意:
参照: 『Oracle Database管理者ガイド』および『Oracle Streamsアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』
複数のOracle Workflowスキーマを同じデータベースにインストールできます。 ただし、各スキーマは別々の中間層Oracleホームを使用する必要があります。
$ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl start
Oracle Workflowでは、Oracle Application Server 10g リリース2(10.1.2)でサポートされているプラットフォームおよびハードウェアがサポートされます。
参照: ご使用のプラットフォームのOracle Application Server 10g リリース2(10.1.2)のインストレーション・ガイド
リリース2.6.3.5にアップグレードするには、リリース2.6.0以上の既存のOracle Workflowインストールが必要です。 リリース2.6より前のOracle Workflowを使用している場合は、Oracle Workflowをリリース2.6にアップグレードしてから、リリース2.6.3.5にアップグレードしてください。
Oracle Workflow Configuration Assistantを実行して、Oracle Workflow中間層をOracle Application Server 10g リリース2(10.1.2)の中間層に構成します。 すでにOracle Workflowスキーマを単独でアップグレード済である場合は、インストール・オプションに「中間層構成」を使用します。 カスタマ・データベースのOracle Workflowスキーマをアップグレードし、同時にOracle Workflow 中間層を構成する場合は、インストール・オプションに「サーバーおよび中間層」を使用します。
Oracle Workflowをインストールまたはアップグレードするには、次の手順を実行します。
Oracle CM SDKのCDからOracle Universal Installerを実行して、Oracle Workflowファイルをファイル・システムにコピーします。 Oracle Workflow用のOracle Universal Installerは、CDのworkflow
ディレクトリにあります。
Oracle Universal Installerで、Oracle Workflowファイルの場所を確認し、Oracle Application Server 10g リリース2(10.1.2)の中間層Oracleホームの名前とディレクトリ・パスを入力します。 Oracle Workflowは、インストールするコンポーネントとして自動的に選択されます。
インストールを完了するには、Oracle Universal Installerの画面に表示される指示に従います。
Oracle Workflow Configuration Assistantを実行して、Oracle Workflowを構成します。 Oracle Universal InstallerがConfiguration Assistantを自動的に起動したときに構成することも、後で手動でConfiguration Assistantを実行することもできます。
Oracle Workflow Configuration Assistantを使用して、追加の言語をOracle Workflowデータベースにロードすることもできます。 インストール・プロセスでは、英語(US)がロードされます。 別の言語でOracle Workflowを使用できるようにするには、Oracle Workflowの初回のインストールおよび構成の手順が完了した後で、対象の言語をロードする必要があります。
UNIXの場合:
$ORACLE_HOME/wf/install/wfinstall.csh
Windowsの場合:
%ORACLE_HOME%\wf\install\wfinstall.bat
Windowsでは、「スタート」メニューからOracle Workflow Configuration Assistantを実行することもできます。 「スタート」→「プログラム」→「Oracle - HOME_NAME 」→「Configuration and Migration Tools」→「Workflow Configuration Assistant」を選択します。
owf_mgr
です。
(DESCRIPTION =(ADDRESS_LIST = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST =host_name
)(PORT =port_number
))) (CONNECT_DATA = (SERVICE_NAME =database_service_name
)))
Oracle Internet Directoryと統合しない場合は、「LDAPパラメータを入力します」チェック・ボックスを空白のままにしておきます。
「LDAPパラメータを入力します」チェック・ボックスを選択する場合:
cn=orcladmin
のようになります。
cn=changelog
のようになります。
cn=Base, cn=OracleSchemaVersion
のようになります。
次に「OK」を選択します。
このような場合、Oracle Workflow Configuration Assistantでは、ご使用のデータベースで定義済の既存のLDAPパラメータを使用してOracle Internet Directoryの統合が構成されます。 ただし、新しくLDAPパラメータを指定すると、Oracle Workflow Configuration Assistantによって、現在のOracle Internet Directoryの統合設定が更新されます。
ディレクトリ・サービス設定を完了する手順については、『Oracle Workflow管理者ガイド』のOracle Workflowの設定に関する項を参照してください。
次に「OK」を選択します。
構成の状態は、ORACLE_HOME/wf/install
ディレクトリのworkflow.log
ファイルで確認できます。
インストール・オプションに「中間層構成」または「サーバーおよび中間層」を選択し、「LDAPパラメータを入力します」チェック・ボックスを選択していて、メーラー構成パラメータが指定されていると、workflow.logファイルに次のエラーが表示される場合があります。 このエラーは無視できます。
Base Exception: The component, "Service_Component_Container", was not found. Resolution: The command, "listComponents", can be used to determine the components available.
Oracle Workflow Configuration Assistantを手動で起動する場合は、先に構成パラメータを指定するようにスクリプトを編集して、サイレント・モードでOracle Workflow Configuration Assistantを実行できます。 この場合、すべての必要なパラメータ、および使用する機能に応じて必要なパラメータを指定する必要があります。
次のディレクトリのOracle Workflow Configuration Assistantスクリプトを編集します。
テキスト・エディタでスクリプトを開き、次の行を検索します。
. . . repository.jar" WorkflowCA /wfdirworkflow_directory
/orahomeoracle_home
/ospath $PATH
たとえば、次のようになります。
. . . repository.jar" WorkflowCA /wfdir /d1/iasinstall/m21pw1/wf /orahome /d1/iasinstall/m21pw1 /ospath $PATH
スクリプトを編集し、/wfdir、/orahomeおよび/ospathの後に、次のパラメータを1行で追加します。
. . . repository.jar" WorkflowCA /wfdirworkflow_directory
/orahomeoracle_home
/ospath $PATH /wfacctworkflow_schema
/instypeinstallation_type
/orasiddatabase_SID
/constrconnection_string
サイレント・モードで実行するには、次の必須パラメータをスクリプトに含める必要があります。
$ORACLE_HOME/wf
です。
server
(サーバーのみ)、mt
(中間層構成)、all
(サーバーおよび中間層)またはadd_language
(言語の追加)のいずれかを指定します。
また、関連する機能を使用するには、スクリプトに次の追加パラメータを指定する必要があります。
add_language
を指定する場合は、追加する言語とともに/nlsoptパラメータも指定する必要があります。
"lang1 lang2 langN"
たとえば、アラビア語、ドイツ語、デンマーク語を指定するには、次のように値を指定します。
"ar d dk"
また、値all
を指定して、使用可能なすべての言語を追加できます。
Oracle Workflow Serverでは、Oracle Application Serverでサポートされるすべての言語がサポートされています。 Oracle Databaseでの標準的な言語の省略については、『Oracle Database グローバリゼーション・サポート・ガイド』のロケール・データの項を参照してください。
server
、mt
またはall
を指定し、Oracle Internet DirectoryをOracle Workflowディレクトリ・サービスとして統合する場合は、次のすべてのパラメータを指定します。
データベースにOracle Internet Directory統合用のLDAPパラメータがすでに定義されている場合は、それらの指定を省略できます。
server
でOracle Workflow Configuration Assistantを実行してLDAPパラメータを指定し、今回はインストール・オプションmt
でOracle Workflow Configuration Assistantを再実行している場合
このような場合、Oracle Workflow Configuration Assistantでは、ご使用のデータベースで定義済の既存のLDAPパラメータを使用してOracle Internet Directoryの統合が構成されます。 ただし、新しくLDAPパラメータを指定すると、Oracle Workflow Configuration Assistantによって、現在の設定が更新されます。
server
またはall
を指定し、Workflowの通知メーラーを使用するには、次のパラメータを指定します。
server
またはall
を指定し、Oracle Workflowデータベース・アカウントに割り当てられた表領域を変更するには、次のパラメータを指定します。
スクリプトへの変更を保存し、次のコマンドを使用してOracle Workflow Configuration Assistantを起動します。
必要最小限のすべてのパラメータがスクリプトに含まれ、ファイル内にすべて1行のテキストで指定されている場合、Oracle Workflow Configuration Assistantウィンドウは表示されずに、サイレントで構成されます。 ただし、セキュリティを強化するには、指定したインストール・オプションに応じて、実行時に次のパスワードの指定が求められるようにすることもできます。
Oracle Workflow Configuration Assistantを正常に実行した後、ORACLE_HOME/Apache/Apache/conf/oracle_apache.conf
ファイルの次のエントリを確認します。 このエントリが存在しない場合は、ファイルに追加します。
include "path_to_ORACLE_HOME/wf/admin/wf.conf"
include "path_to_ORACLE_HOME\wf\admin\wf.conf"
前述のエントリをoracle_apache.conf
ファイルで確認した後、次のコマンドを実行します。
参照: 『Distributed Configuration Management管理者ガイド』
インストール・オプションに「中間層構成」または「サーバーおよび中間層」を選択する場合は、Oracle HTTP Serverを再起動して、Oracle Workflow DADにアクセスできるようにする必要があります。
ORACLE_HOME
/wf
ディレクトリのwfdoc.zip
ファイルを解凍します。 この解凍には、7MB以上の空きディスク領域が必要です。 docディレクトリを解凍したら、zipファイルは削除してもかまいません。
http://host:portID
/OA_DOC/lang
/wf/toc.htm
ORACLE_HOME
/wf/doc/
lang
/wfcust
/wfcust.htm
プレースホルダ・ファイルを実際のヘルプ・ファイルに置き換えます。 カスタム・ヘルプのメイン・エントリ・ポイントとなるHTMLファイルには、必ずwfcust.htm
という名前を付けて、contents
というアンカーを含めるようにします。 カスタム・ヘルプには、Oracle Workflowヘルプの目次ページにある「カスタム・ヘルプ」リンクからアクセスできます。また、次のパスを使用してカスタム・ヘルプに直接アクセスできます。
http://host:portID
/OA_DOC/lang
/wfcust/wfcust.htm
Oracle Workflowホームページにアクセスするには、有効なユーザーとして次のURLに接続します。
http://host:portID
/pls/wf/wfa_html.home
Oracle Workflow Managerにアクセスするには、Oracle Enterprise Manager Application Server Controlにログインします。 Oracle Application Serverインスタンスのホームページで、「システム・コンポーネント」リージョンのOracle Workflowリンクを選択します。
Oracle Workflowの構成を完了した後で、ご使用のサイトに応じてOracle Workflowを設定するための追加手順を実行する必要があります。 これらの手順を完了する手順については、『Oracle Workflow管理者ガイド』のOracle Workflowの設定の項を参照してください。
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