Oracle Instant Portalとその仕組みを理解する最も簡単な方法は、架空の会社であるTangfish Intranetのサンプル・ポータルを見てみることです。次の図は、Tangfishのポータルを示しています。
この図に番号で示した部分を説明します。
編集ツールバーにより、認証されたユーザーはポータルを簡単に操作できます。カットアンドペースト、フォントの指定、表の全面サポートなど、テキストベースのアイテムを追加する際には、標準の編集コントロールをすべて使用できます。また、Oracle Instant Portalの管理者は、ポータルのルック・アンド・フィールの設定、ユーザー管理、複数のポータル・インスタンスの操作に必要なツールにもアクセスできます。1回クリックするだけで堅牢なオンライン・ヘルプ・システムが起動し、質問に対する答えをすぐに見つけることができます。
タブ付きページにはそれぞれサポート・ページがあり、これらのページはナビゲーション領域からすぐに使用できます。親ページを表示したまま、新しいページをコンテキストに追加できます。
タブの追加、名前変更、配置替えのほか、ページにアクセスできるユーザーやアクセスできるレベルの管理が簡単にできます。操作は、編集モードでタブをクリックするだけです。必要なツールが表示されます。
会社の名前(4a)とロゴ(4b)をポータルに追加できます。また、あらかじめ定義された一連のスタイルにより、ポータルのルック・アンド・フィールを簡単に調整できます。
ファイル、イメージ、URLおよび電子メール・アドレスを、ページのコンテキスト内に追加できます。「リッチ・テキスト・アイテム」は、ページに直接公開する短いお知らせに適しています。「拡張可能リッチ・テキスト・アイテム」は、ページのスペースを節約する場合の長いテキスト・アイテムに最適です。どのようなテキスト・アイテムにも、表、イメージおよびハイパーリンクを追加できます。
Oracle Instant Portalのデフォルトのタブは、一般的な企業モデルに基づいています。具体的な組織の要件に対応して、これらのタブを使用したり、名前を変更できます。たとえば、旅行代理店であれば、タブの名称を「航空会社」、「レンタカー」、「ホテル」、「レストラン」、「ディスカウント」、「パッケージ・ツアー」などに変更できます。