Oracle Application Server Personalizationは、Oracleデータベースに組み込まれている統合リアルタイム・リコメンデーション・エンジンを使用して、Webサイトをリアルタイムにパーソナライズする機能を備えています。 OracleAS Personalizationは、データ・マイニング・テクノロジおよびモデル化に基づいています。この製品では、Webサイトで収集されたWebベースの行動に関するデータと人口統計データを使用して、顧客の嗜好の予測モデルが作成されます。
このマニュアルの目的は、OracleAS Personalizationの基本コンポーネントおよびインタフェースの概要をJavaプログラマおよびデータベース管理者(DBA)に説明することです。
このマニュアルは、次のようなOracleAS Personalizationユーザーを対象としています。
OracleAS Personalizationを管理するデータベース管理者(DBA)
アプリケーション・デザイナ/設計者
アプリケーション・プログラマ
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。 標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。 オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。 コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかし一部のスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。 オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
このマニュアルの演習を実行するには、OracleAS Personalizationをインストールしておく必要があります。また、オプションのREAPI Demoもインストールしておく必要があります(インストール時に、デモ・データをインストールするかどうかを確認するメッセージが表示されます。インストールするように選択してください)。
OracleAS Personalizationでは、OracleデータベースとOracle Application Serverをインストールすることが必要です。この2つは、可能な場合、別のシステムにインストールしてください。別のシステムにインストールした場合、次の要件に従ってください。
MOR、MTRおよびREスキーマは、Oracleデータベースがロードされているマシンにインストールします。
REAPIおよびREAPI Demoは、Oracle Application Serverがロードされているマシンにインストールします。
管理UIは、Oracle HTTP Serverから実行します。
このリリースのOracleAS Personalizationの関連ドキュメントとして、次のマニュアルがあります。
『Oracle Application Serverリリース・ノート』。Oracle Application Serverのコンポーネントごとの章で構成されています。 OracleAS Personalizationコンポーネントの章には、プラットフォーム固有の情報、不具合のレポートおよび最新の変更内容に関する情報が記載されています。
『Oracle Application Server Personalizationユーザーズ・ガイド』(このマニュアル)
『Oracle Application Server Personalization管理者ガイド』
『Oracle Application Server Personalizationプログラマーズ・ガイド』。リアルタイムでリコメンデーション・エンジンにアクセスし、大量のリコメンデーションを取得する方法についてプログラマ向けに解説しています。
APIクラスとメソッドの詳細は、最新のJavadoc(『Oracle Application Server Personalization Java API Reference』)を参照してください。
関連マニュアル
OracleAS Personalizationのドキュメントは、Oracle Application Server 10g リリース2(10.1.2)ドキュメント・ライブラリのコンポーネントです。特に、次のものを参照してください。
『Oracle Application Server概要』
『Oracle Application Server管理者ガイド』
『Oracle Application Serverインストレーション・ガイド』(使用しているオペレーティング・システムに対応するバージョン)
OracleAS Personalization管理UIには、目次や「ヘルプ」ボタンから呼び出せる広範なオンライン・ヘルプが組み込まれています。
このドキュメントでは、次の表記規則が使用されます。
| 表記規則 | 意味 |
|---|---|
| 太字 | 太字は、処理に関連付けられたグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素、または本文や用語集で定義されている用語を示します。 |
| イタリック体 | イタリックは、特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント
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固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル・コード、画面上に表示されるテキストまたはユーザーが入力するテキストを示します。 |
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
オラクル製品サポートの購入方法、およびオラクル社カスタマ・サポート・センターへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.co.jp/support/
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://otn.oracle.co.jp/document/
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://www.oracle.co.jp/education/
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.co.jphttp://otn.oracle.co.jp
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注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 |