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Oracle Workflow APIリファレンス
リリース2.6.3.5

部品番号: B15622-01
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Raise3

PL/SQL構文

procedure Raise3


     (p_event_name in varchar2,
p_event_key in varchar2,
p_event_data in clob default NULL,
p_parameter_list in out nocopy wf_parameter_list_t,
p_send_date in date default NULL);

説明

イベント・マネージャにローカル・イベントを呼び出し、そのイベントのパラメータ・リストを返します。 Raise3()はRaise()プロシージャと同じ処理を実行しますが、イベント・サブスクリプションの処理が完了した後にRaise3()はイベントのパラメータ・リストをコール元のアプリケーションに返します。 「Raise」を参照してください。

Raise3()は、このイベント・インスタンスに対してWF_EVENT_T構造を作成し、指定されたイベント名、イベント・キー、イベント・データ、パラメータ・リストおよび送信日をその構造に設定します。イベントが遅延されていない場合は、イベント・マネージャによってイベントのサブスクリプション処理が開始されます。 イベント・マネージャは、「ローカル」ソース・タイプを持つイベントに対して、ローカル・システム単位に有効なサブスクリプションを検索および実行します。また、「ローカル」ソース・タイプを持つAnyイベントに対して、ローカル・システム単位に有効なサブスクリプションを検索および実行します。 発生したイベントに有効なサブスクリプション(Anyイベントのサブスクリプション以外)が存在しない場合、Oracle Workflowは、「ローカル」ソース・タイプを持つUnexpectedイベントに対して、ローカル・システム単位に有効なサブスクリプションを実行します。

イベントのサブスクリプション処理が完了すると、Raise3()はイベントのパラメータ・リストを返します。このリストには、サブスクリプションのルール関数によってパラメータに加えられた変更内容も含まれています。 この方法により、イベントを呼び出したアプリケーションにイベント・サブスクリプションからパラメータを戻すことができます。

注意: Raise3()を処理しているときに例外が発生した場合、その例外はトラップされず、Raise3()プロシージャをコールしたコードに公開されます。この場合、サブスクリプションとそのルール関数によって、妥当性が検証されます。妥当性検証ロジックを直接コーディングした場合と、同じ結果を得ることができます。

引数(入力)

p_event_name イベントの内部名。
p_event_key プログラムまたはアプリケーション内でイベントが発生したときに、生成される文字列。このイベント・キーにより、イベントの特定のインスタンスが一意に識別されます。
p_event_data イベントの内容を説明する一連の情報(オプション)。イベント・マネージャはサブスクリプションを実行する前に、各サブスクリプションにイベント・データが必要かどうかをチェックします。必要なイベント・データが渡されていない場合、イベント・マネージャはそのイベントに対してジェネレート関数をコールし、イベント・データを生成します。 『Oracle Workflow開発者ガイド』のイベントに関する項、および『Oracle Workflow開発者ガイド』のイベント・データ・ジェネレート関数の標準APIに関する項を参照してください。
p_parameter_list 追加パラメータの名前と値のペアのリスト。
p_send_date イベントのサブスクリプション処理が可能になる日付(オプション)。


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