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注意: 下位互換性を保つためにこれらのAPIは引き続きサポートされますが、Oracle Workflowリリース2.6以降を使用している場合は、Oracle Advanced Queuingとの統合にキューAPIではなくビジネス・イベント・システムを使用するようにしてください。

今後のリリースでは、このワークフローのアドバンスト・キューイング処理はビジネス・イベント・システム内に実装され、専用のキュー・ハンドラを使用してデキュー/エンキュー操作が行われる予定です。

Oracle Workflowでは、送信用と受信用のキューが作成されます。 キューにあるデータ・パッケージは、イベントまたはメッセージと呼ばれます。

注意: この場合のイベントは、ビジネス・イベント・システムに関連付けられているビジネス・イベントとは異なります。また、この場合のメッセージは、通知アクティビティに関連付けられているメッセージとは異なります。

イベントは送信キューに入れられ、エージェントによって取り込まれたり、処理されます。エージェントは、データベース外にあるアプリケーションの場合もあります。同様に、エージェントがメッセージを受信キューに入れ、ワークフロー・エンジンがこれを取り込んだり、処理する場合もあります。 送信用と受信用のキューによって、ワークフロー・プロセスへの外部アクティビティの統合が容易になります。

注意: バックグラウンド・エンジンは、これとは異なる遅延キューを使用します。

Oracle WorkflowのキューAPIはすべて、WF_QUEUEというPL/SQLパッケージに定義されています。 これらのキューAPIはアカウントに依存するため、同一のOracle Workflowアカウントから実行する必要があります。

注意: これらのAPIを使用するには、Oracle Advanced Queuingの概念と用語をよく理解している必要があります。 Oracle Advanced Queuingの詳細は、『Oracle Streamsアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』を参照してください。

QUEUE API

• EnqueueInbound

• DequeueOutbound

• DequeueEventDetail

• PurgeEvent

• PurgeItemType

• ProcessInboundQueue

• GetMessageHandle

• DequeueException

• DeferredQueue

• InboundQueue

• OutboundQueue

受信キュー用開発者API 次のAPIは、開発者が、WF_QUEUE.EnqueueInbound( )を使用せずに、内部スタックにメッセージを作成して、受信キューに書込みを行う場合に使用します。 内部スタックは単なる格納領域で、スタックに作成した各メッセージは、最終的には受信キューに書き込む必要があります。

注意: パフォーマンスの向上のためには、スタックが大きくなりすぎないように、定期的に受信キューへの書込みを行ってください。

• ClearMsgStack

• CreateMsg

• WriteMsg

• SetMsgAttr

• SetMsgResult

ペイロード構造

属性名	データ型	説明
ITEMTYPE	VARCHAR2(8)	イベントの項目タイプ。
ITEMKEY	VARCHAR2(240)	イベントの項目キー。
ACTID	NUMBER	関数アクティビティのインスタンスID。
FUNCTION_NAME	VARCHAR2(200)	実行する関数の名前。
PARAM_LIST	VARCHAR2(4000)	「値名=値」のペアのリスト。受信の場合、このペアは、項目属性および項目属性値として渡されます。送信では、このペアは、関数のすべての属性と属性値（アクティビティ属性）として渡されます。
RESULT	VARCHAR2(30)	オプションのアクティビティの完了結果。有効な値は、関数アクティビティの「結果タイプ」、またはエンジンの標準の結果の1つによって決まります。

関連項目

『Oracle Streamsアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』