ヘッダーをスキップ

Oracle Workflow APIリファレンス
リリース2.6.3.5

部品番号: B15622-01
前へ 次へ       目次 索引 用語集
         前へ  次へ          目次  索引  用語集

CreateForkProcess

PL/SQL構文

procedure CreateForkProcess


    (copy_itemtype in varchar2,
copy_itemkey in varchar2,
new_itemkey in varchar2,
same_version in boolean default TRUE);

説明

オリジナルのコピーである新規プロセスを作成し、ランタイム・プロセスをフォークします。 CreateForkProcess()をコールした後でSetItemOwner()、SetItemUserKey()またはSetItemAttributeなどのAPIをコールし、新規プロセスに必要な項目プロパティをリセットしたり項目属性を変更できます。 その後、StartForkProcess()をコールして新規プロセスを開始する必要があります。

プロセスの途中で項目固有の属性を変更する必要がある場合は、CreateForkProcess()を使用します。 たとえば、在庫不足のために受注を満たせない場合は、CreateForkProcess()を使用して、受注残数量に対する新規トランザクションをフォークできます。承認通知はすべてコピーされるため注意してください。 結果は、このトランザクションに関して2つの項目が作成された場合と同じになります。

引数(入力)

copy_itemtype コピーする元のプロセスの有効な項目タイプ。新規プロセスは、同じ項目タイプとなります。
copy_itemkey アプリケーション・オブジェクトの主キーから生成される文字列。この文字列により、項目タイプの項目が一意に識別されます。copy_itemtypeとcopy_itemkeyにより、コピー元となるプロセスが識別されます。
new_itemkey アプリケーション・オブジェクトの主キーから生成される文字列。この文字列により、項目タイプの項目が一意に識別されます。項目タイプと新規項目キーにより、新規プロセスが識別されます。

注意: プロセス・インスタンスの項目キーに使用できるのは、1バイトのキャラクタのみです。マルチバイトの値を含めることはできません。

same_version TRUEまたはFALSEを指定して、新規ランタイム・プロセスでオリジナルと同じバージョンを使用するか、最新バージョンを使用するかを指定します。 TRUEを指定すると、CreateForkProcess()では、オリジナル・プロセスの項目属性とステータスが新規プロセスにコピーされます。 FALSEを指定すると、CreateForkProcess()では、オリジナル・プロセスの項目属性は新規プロセスにコピーされますが、ステータスはコピーされません。デフォルト値はTRUEです。

注意: CreateForkProcess()とStartForkProcess()は、プロセスの並列分岐からはコールしないでください。この2つのAPIでは、有効でない独自分岐に並列の分岐はコピーされません。

注意: 項目をフォークすると、Oracle Workflowにより自動的に新規項目の項目属性#FORKED_FROMが作成され、この属性が元の項目の項目キーに設定されます。この属性は、フォークされた項目の実行情報を提供します。


          前へ   次へ           目次   索引   用語集



Oracleロゴ
Copyright © 2003, 2004, Oracle. All rights reserved.