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Oracle Workflowユーザーズ・ガイド
リリース2.6.3.5

部品番号: B15750-01
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HTML形式の電子メール通知への応答

注意: 通知プリファレンスが「添付ファイル付きHTMLメール」の場合、HTML形式の電子メール通知には標準の添付ファイルが含まれます。この添付ファイルは「通知の詳細」リンクと呼ばれるもので、ここから「通知の詳細」Webページの通知に直接リンクできます。

この添付ファイルをオープンするには、WebブラウザでJavaScriptとフレームをサポートしている必要があるため注意してください。「通知の詳細」リンクの添付文書をオープンすると、自動的にWebサーバーとのWebセッションを確立しようとします。セッションを確立するために、この添付ファイルではユーザーのアクセスが認証され、通知がまだオープンされているかどうかが確認され、通知がすでに完了している場合は、メッセージが表示されます。

Oracle Workflowインストールの構成によって、まだログインしていない場合は「通知の詳細」ページにアクセスする前にログインを求めるプロンプトが表示されることがあります。 それ以外の場合、構成上可能であれば、この通知の「通知の詳細」ページに直接アクセスできますが、ログインしないかぎりは他のOracle Workflow機能にアクセスできません。『Oracle Workflow管理者ガイド』の「「通知の詳細リンク」添付ファイルによる応答」を参照してください。

この「通知の詳細」ページからは、通知メーラーを介して応答を処理する必要がなく、通知に直接応答できます。「通知の詳細」ページから応答する場合は、残りの手順を省略してください。 「通知の詳細の表示」または「通知の詳細の表示」(Oracle Applicationsの場合)を参照してください。

通知プリファレンスが「HTMLメール」の場合は、HTML形式の電子メール通知に標準の添付ファイルが含まれることはありません。ただし、ワークフロー・プロセスで個々の通知に独自の添付ファイルが定義されている場合は、その添付ファイルが含まれたままです。

注意: ワークフロー管理者が標準の「Outlook Express用のWorkflow Open Mail」メッセージ・テンプレートを使用してこのメッセージを送信する通知メーラーを構成している場合や、この通知がこのテンプレートを使用するように定義されている場合は、各応答のリンク用の場所に「ここをクリックして応答します。」というリンクが表示されます。「ここをクリックして応答します」リンクから、「通知の詳細」Webページの通知にアクセスできます。

このリンクをオープンするには、WebブラウザでJavaScriptとフレームをサポートしている必要があるため注意してください。「ここをクリックして応答します」リンクを選択すると、WebサーバーとのWebセッションが自動的に確立されます。セッションを確立するために、この添付ファイルではユーザーのアクセスが認証され、通知がまだオープンされているかどうかが確認され、通知がすでに完了している場合は、メッセージが表示されます。ただし、ネットワークに接続していない場合は、このリンクは使用できません。

「通知の詳細」ページにアクセスすると、このページから通知に直接応答できます。この場合、残りの手順は省略してください。

警告: 電子メールによる応答には、HTML形式を挿入しないでください。

注意: 応答値を囲む引用符として、プレーン・テキストの応答テンプレートでは二重引用符が使用されますが、HTML形式の電子メール通知の応答リンクから生成される応答テンプレートでは一重引用符が使用されます。 一重引用符を使用することで、応答リンクの<A HREF="mailto:">タグに含まれる二重引用符は処理できなくても一重引用符は処理できるという電子メール・アプリケーションにも対応できます。

電子メール・アプリケーションのこれらの文字の表示方法によっては、応答プロンプトの後ろに2つの一重引用符(' ')を付けると、1つの二重引用符(")と見間違える場合があります。応答を引用符の後ろに付けるのではなく、必ず2つの引用符の間に挿入してください。

1組の一重引用符(' ')を使用して応答を区切ると、応答値で二重引用符(" ")を有効な文字として使用できます。 たとえば、「コメント」プロンプトへの応答として次のように入力できます。


                        Comment: 'The "Equipment" proposal is approved.'

ただし、デフォルトの書式では応答値で3つ目の一重引用符を有効な値として使用することはできません。応答値で一重引用符(')をアポストロフィとして使用する場合は、次に示す書式のいずれかで応答を入力することもできます。同じ応答メッセージで複数の応答にそれぞれ異なる書式を使用できます。


                        Comment: 'This proposal isn\'t acceptable.'


                        Comment: "This proposal isn't acceptable."


                        Comment: [This proposal isn't acceptable.]

注意: 無効な応答を送信すると、通知システムから無効な応答のメッセージが送信されます。取消し済の通知に応答すると、その通知が取り消されたことを示すメッセージが送信されます。同様に、以前に応答済の通知に応答すると、その通知はすでに完了していることを示すメッセージが送信されます。

注意: ワークフローには、通知に関する詳細情報の要求を制限する特別なロジックが組み込まれている場合があります。この場合、電子メール通知に「情報の要求」リンクが表示されません。 『Oracle Workflow開発者ガイド』の「#HIDE_MOREINFO属性」を参照してください。

注意: 現在電子署名がサポートされているのは、Oracle Applicationsに組み込まれているWorkflowのみです。

関連項目

テンプレートによる応答を使用したプレーン・テキストの電子メール通知への応答

直接応答を使用したプレーン・テキストの電子メール通知への応答

HTML添付ファイル付きのプレーン・テキスト電子メール通知への応答

他のユーザーへの通知の再割当て

『Oracle Workflow管理者ガイド』の「HTML形式の電子メール」


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