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Oracle Workflowユーザーズ・ガイド リリース2.6.3.5 部品番号: B15750-01
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ステータス・ダイアグラムの表示
ステータス・ダイアグラム・ページにはワークフローのプロセス・ダイアグラムが表示され、ワークフローやそのアクティビティのステータスがグラフィカルに示されます。
「現行のステータス」フィールドには、ワークフローのプロセス・タイトル、ダイアグラムおよび詳細タブが表示されます。
プロセス・タイトル
プロセス・タイトルは「現行のステータス」フィールドの左上に表示され、ワークフローのプロセス名、タイプ、識別子が表示されます。 プロセス・ダイアグラム・ウィンドウでサブプロセスにドリルダウンすると、プロセス・タイトルにサブプロセス名が表示されます。
プロセス・ダイアグラム・ウィンドウ
プロセス・ダイアグラム・ウィンドウは、プロセス・タイトルに現在表示されているワークフロー・プロセスやサブプロセスのダイアグラムを表示する、スクロール可能なキャンバスです。このダイアグラムは、Oracle Workflow Builderで作成するダイアグラムとまったく同じです。 ただし、ワークフロー・モニターを使用してこのダイアグラムを編集することはできないため注意してください。
プロセス・ダイアグラム・ウィンドウには、プロセスやそのアクティビティのステータスがグラフィカルに示されます。
- アクティビティ・アイコンは、それが要注意状態にあることを示すために、色付きのボックスでハイライト表示される場合があります。次の表は、それぞれの色が表す状態を示しています。
赤
| エラー
| ERROR
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緑
| アクティブ/処理中
| ACTIVE、NOTIFIED、DEFERRED
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黄
| 保留中
| SUSPEND
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<なし>
| 標準
| COMPLETE、WAITING、NULL
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- すでに通過したトランジション(矢印)は緑の太線で表示され、まだ通過していないトランジションは黒の細線で表示されます。
- アクティビティを選択し、そのアクティビティに関する情報を表示する詳細タブ・ウィンドウを更新するには、ダイアグラムのアクティビティ・アイコンをクリックします。
- 現在選択されているアクティビティ・アイコンの選択を解除し、現在のプロセス全体の情報を表示する詳細タブ・ウィンドウの表示を更新するには、プロセス・ダイアグラム上の空白部分をクリックします。
- サブプロセスのダイアグラムにドリルダウンするには、サブプロセスを示すアクティビティ・アイコンをダブルクリックします。この操作により、プロセス・タイトルが自動的に更新されてサブプロセス名が反映され、そのサブプロセス全体の情報を表示する詳細タブ・ウィンドウが更新されます。
かわりに、サブプロセス・アクティビティを選択して「ズーム・イン」を選択し、サブプロセスのダイアグラムにドリルダウンすることもできます。 上位レベルのプロセスに戻るには、「ズーム・アウト」を選択します。
詳細タブ・ウィンドウ
詳細タブ・ウィンドウは、プロセス・ダイアグラムの下に表示される上下にスクロール可能な表示領域で、選択されたプロセスやアクティビティに関する情報が表示されます。 各タブに、次の情報が表示されます。
「定義」タブ
- 現在位置: プロセスの表示名/アクティビティの表示名
- アクティビティ・タイプ: プロセス、通知、イベントまたは関数
「使用方法」タブ
- 現在位置: プロセスの表示名/アクティビティの表示名
- タイムアウト: タイムアウト値(分)または項目属性の内部名
「ステータス」タブ
- 現在位置: プロセスの表示名/アクティビティの表示名
- 割り当てられたユーザー: ロール名または項目属性の内部名
- エラー・メッセージ: エラー・メッセージ(アクティビティのステータスが「エラー」の場合にのみ表示)
「通知」タブ
- 現在位置: プロセスの表示名/アクティビティの表示名
注意: 選択したアクティビティが「ロールの拡張」がオンになっている通知アクティビティで、応答の必要はない場合、受信者にはそのロールの個々のユーザーではなく、ロールが表示されます。
関連項目
Self-Serviceモニターへのアクセス
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