ヘッダーをスキップ

Oracle Workflow 管理者ガイド
リリース 2.6.3.5

部品番号 B15820-01
前へ 次へ       目次 索引 用語集
          前へ   次へ           目次   索引   用語集

HTML形式の電子メール

通知の実行者が通知環境設定を、標準の添付ファイルなしのHTMLメール(MAILHTM2)に設定した場合は、通知メーラーで通知が処理されるときに、HTML形式の電子メール通知が生成され、実行者ロールに送信されます。 受信者は、メッセージ本文に含まれるHTMLコンテンツを解釈および表示できる電子メール・ソフトウェアを使用する必要があります。

注意: 使用中の電子メール・ソフトウェアでメッセージ本文中のHTML形式を解釈できない場合は、通知環境設定をMAILATTH(HTML添付ファイル付きのプレーン・テキスト・メール)に設定してください。

通知メーラーでは、「メッセージ本文」プロパティ画面のメッセージに定義されたHTML本文を使用して、HTML電子メール・メッセージが生成されます。HTML本文が定義されていなければ、テキスト本文を使用してHTML形式のメッセージが生成されます。通知メーラー・トークンは、メッセージ本文で参照されているメッセージ属性をHTML形式値に置換します。たとえば、次のようになります。

注意: 通知に埋込みのOracle Applications Frameworkの領域が含まれない場合、「属性」プロパティ画面で「内容の添付」がオンになっているメッセージ属性は、通常、親メッセージに添付ファイルとして追加されます。たとえば、次のようになります。

ただし、通知に埋込みのOracle Applications Frameworkの領域が含まれる場合、電子メール・メッセージには、URLまたはPL/SQL文書が添付ファイルとして追加されるのではなく、添付のURLまたはPL/SQL文書へのリンク付きの「関連アプリケーション」領域が含まれます。

通知メッセージにこのようなメッセージ固有の添付ファイルを含めることはできますが、通知環境設定がMAILHTM2である場合、標準の添付ファイルは含まれません。

HTMLメッセージ本文中で応答を表すリンクをクリックして、HTML形式の通知に応答できます。応答リンクによって、選択した事前定義済の応答値で変更された応答テンプレートを含むプレーン・テキスト電子メールの応答が生成されます。 『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』のHTML形式の電子メール通知への応答に関する項を参照してください。

注意: 「インライン添付」構成パラメータを使用すると、通知メッセージのすべての添付ファイル(添付のURLが含まれる「通知参照」、添付されたPL/SQL、PL/SQL CLOBまたはPL/SQL BLOB文書)に対して、Content-Disposition MIMEヘッダーをinlineまたはattachmentに設定できます。ただし、Content-Dispositionヘッダーをサポートしない電子メール・クライアントや、サポートする方法が異なる電子メール・クライアントもあります。このため、ユーザーが電子メール・メッセージを読むのに使用する電子メール・クライアントによっては、「インライン添付」設定で常に必要な結果が得られるとはかぎりません。

注意: 「通知参照」添付ファイルのファイル名は、WF_URLLIST_ATTACHMENTリソース・トークンのテキスト値、または、テキスト値が定義されていない場合はトークン名によって決定されます。デフォルトのファイル名は、Notification References.htmlです。この添付ファイルに異なるファイル名を指定する場合は、最初にWF_URLLIST_ATTACHMENTリソース・トークンのテキスト値として新規ファイル名を指定して、.msgソース・ファイルを作成する必要があります。次に、ワークフロー・リソース・ジェネレータ・プログラムを使用して、新しいシード・データをソース・ファイルからデータベース表のWF_RESOURCESにアップロードします。 『Oracle Workflow APIリファレンス』のワークフロー・リソース・ジェネレータの実行に関する項、および「環境変数WF_RESOURCESの設定」を参照してください。

通知環境設定」を参照してください。


          前へ   次へ           目次   索引   用語集



Oracleロゴ
Copyright © 2003, 2004, Oracle. All rights reserved.