この章では、Oracle Ultra Searchに関する問題について説明します。この章の内容は次のとおりです。
この項では、Oracle Ultra Searchに関する一般的な問題とその対処方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。
Oracle Ultra Search管理者は、データベース管理者、または管理権限が付与されているOracleAS Single Sign-Onユーザーとしてログインできます。このリリースでは、データベース管理者としてログインすると、状況によっては、データソースに対して管理者が指定したACLの作成または編集ができなくなります。ACLを作成または変更しようとすると、アクセスが拒否されたことを示すエラーが発生します。
この問題を回避するには、データソースのACLを作成または変更する場合は、必ずOracleAS Single Sign-Onユーザーとしてログインしてください。
この項では、『Oracle Ultra Search管理者ガイド』の記載内容の誤りについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
ホスティングされた環境でのOracle Ultra Searchの構成に関する項には、サブスクライバを追加および削除する際にusca.sh
スクリプトおよびusca.bat
スクリプトを使用すると記述されています。
これは誤りであり、サブスクライバの追加には次のコマンドを使用します。
java -jar ORACLE_HOME/ultrasearch/lib/usca.jar action=add_subscriber oh=ORACLE_HOME oid_user_dn="cn=orcladmin" oid_passwd=<oid_user_dn's password> oid_subscriber_dn=<subscriber's DN> (e.g., "dc=uk,dc=oracle,dc=com")> logfile=<log file path> db_sn=<database service name
サブスクライバの削除には、次のコマンドを使用します。
java -jar $ORACLE_HOME/ultrasearch/lib/usca.jar action=delete_subscriber oh=ORACLE_HOME oid_user_dn="cn=orcladmin" oid_passwd=<oid_user_dn's password> oid_subscriber_dn=<subscriber's DN (e.g., "dc=uk,dc=oracle,dc=com")> logfile=<log file path> db_sn=<database service name