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Oracle Application Serverリリース・ノート
10gリリース2(10.1.2)for Linux on POWER
E05281-02
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11 Oracle Ultra Search

この章では、Oracle Ultra Searchに関する問題について説明します。この章の内容は次のとおりです。

11.1 一般的な問題と対処方法

この項では、Oracle Ultra Searchに関する一般的な問題とその対処方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

11.1.1 OracleAS Single Sign-On以外のモードでOracle Ultra Search ACLの作成または編集が失敗する

Oracle Ultra Search管理者は、データベース管理者、または管理権限が付与されているOracleAS Single Sign-Onユーザーとしてログインできます。このリリースでは、データベース管理者としてログインすると、状況によっては、データソースに対して管理者が指定したACLの作成または編集ができなくなります。ACLを作成または変更しようとすると、アクセスが拒否されたことを示すエラーが発生します。

この問題を回避するには、データソースのACLを作成または変更する場合は、必ずOracleAS Single Sign-Onユーザーとしてログインしてください。

11.2 ドキュメントの記載内容の誤り

この項では、『Oracle Ultra Search管理者ガイド』の記載内容の誤りについて説明します。この項の内容は次のとおりです。

11.2.1 サブスクライバの追加と削除

ホスティングされた環境でのOracle Ultra Searchの構成に関する項には、サブスクライバを追加および削除する際にusca.shスクリプトおよびusca.batスクリプトを使用すると記述されています。

これは誤りであり、サブスクライバの追加には次のコマンドを使用します。

java -jar ORACLE_HOME/ultrasearch/lib/usca.jar action=add_subscriber
  oh=ORACLE_HOME oid_user_dn="cn=orcladmin" oid_passwd=<oid_user_dn's password>
  oid_subscriber_dn=<subscriber's DN> (e.g., "dc=uk,dc=oracle,dc=com")>
  logfile=<log file path> db_sn=<database service name

サブスクライバの削除には、次のコマンドを使用します。

java -jar $ORACLE_HOME/ultrasearch/lib/usca.jar action=delete_subscriber
  oh=ORACLE_HOME oid_user_dn="cn=orcladmin" oid_passwd=<oid_user_dn's password>
  oid_subscriber_dn=<subscriber's DN (e.g., "dc=uk,dc=oracle,dc=com")>
  logfile=<log file path> db_sn=<database service name