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Oracle Application Serverリリース・ノート
10gリリース2(10.1.2)for Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium
B15935-07
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5 Oracle Forms

この章では、Oracle Formsに関する問題について説明します。この章の内容は次のとおりです。

5.1 一般的な問題と対処方法

この項では、一般的な問題とその対処方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

5.1.1 デュアル・モニターでのFormsの動作確認

Oracle Formsでデュアル・モニター構成の使用がサポートされるようになりました。

5.1.2 Oracle Formsのログアウト動作とOracle Application Server Single Sign-On

Formsアプリケーションは、Oracle Application Server Single Sign-Onをデータベース接続認証の取得のみに使用します。接続した後は、Oracle Application Server Single Sign-Onとの対話が行われなくなります。Formsアプリケーションを終了しても、Oracle Application Server Single Sign-Onのログアウトは実行されません。反対に、Oracle Application Server Single Sign-Onセッションをログアウトしても、アクティブなFormsセッションは終了しません。通常は明示的にフォームを終了することでサーバー上のFormsランタイム(frmweb.exeなど)が終了するまで、データベース・セッションは存続します。

5.1.3 フォーカス問題とFORMS_REJECT_GO_DISABLED_ITEM

GO_ITEMビルトインでは、現在無効になっている項目にカーソルをナビゲートすることはできません。この変数をFalseに設定すると、以前のリリースのFormsにおける動作に戻り、これが可能になります。この変数は、下位互換性のためにのみ使用してください。将来のOracle Formsリリースでは削除される可能性があります。

新しいコードでは、無効にされている項目にナビゲートする処理は記述しないでください。ただし、無効にされている項目にナビゲートする処理が既存のアプリケーションに存在するが、問題がない場合は、FORMS_REJECT_GO_DISABLED_ITEM=FALSEを使用できます。しかし、フォーカス問題がFORMS_REJECT_GO_DISABLED_ITEM=FALSEで発生し、FORMS_REJECT_GO_DISABLED_ITEM=TRUEにより同じトランザクションでエラーが発生する場合、コードを修正する必要があります。

5.1.4 Microsoft Windowsに関する問題と対処方法

この項では、Oracle FormsとMicrosoft Windowsに関する次の問題について説明します。

5.1.4.1 Microsoft WindowsではGET_WINDOW_PROPERTYにより0が返される

separateframe=trueを指定しても、GET_WINDOW_PROPERTY(FORMS_MDI_WINDOW,WINDOW_HANDLE)により、0が返されます。Oracle Formsのオンライン・ヘルプには、Windowsプラットフォームではこれが動作すると記載されています。この記述は誤りで、このビルトインではMDIはサポートされていません。

5.1.4.2 WebUtil向けJACOBライブラリの入手方法

JACOB 1.8ライブラリは、http://prdownloads.sourceforge.net/jacob-project/から入手できます。

5.1.4.3 Java関連のダイアログおよびMicrosoft WindowsでJAWSによる読取りができない

access-bridge.jarとjaccess-1_3.jarをCLASSPATHに追加する必要があります。

5.1.4.4 JAWSスクリプトの場所

JAWSスクリプトはOracle Formsとともにインストールされます。これらのスクリプトは、ORACLE_HOME/forms/ScreenReader/に保存されますが、Oracle Technology Network(OTN)(http://www.oracle.com/technology/products/)から入手することもできます。

5.2 構成に関する問題と対処方法

この項では、構成に関する問題とその対処方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

5.2.1 Grid Controlによるメトリックの収集を可能にするには、EM_MODEを1に設定する必要がある

Grid Controlでメトリックを収集するには、formsweb.cfgのEM_MODEパラメータを1に設定する必要があります。デフォルトでは、このパラメータは0に設定されています。Enterprise Managerエージェントを再起動する必要があります。

5.2.2 Web Cacheが無効になった後で、Grid Controlが、Forms 10.1.2.0.2のターゲットは停止中と報告

Web Cacheが無効になった後で、Grid Controlが、Formsのターゲットは停止中と報告しますが、これは誤りです。対処方法として、%ORACLE_HOME%/sysman/emdtargets.xmlファイルで、NAME="ServletUrl"になっているターゲットのプロパティを変更して、Web CacheポートではなくHTTPリスナー・ポートから読み取るようにします。

5.2.3 Internet Explorer以外のブラウザでワンクリック実行を使用する場合のプロキシ設定

Internet Explorer以外のサポートされているブラウザでワンクリック実行を使用するときにFORBIDDENエラーが発生した場合、ブラウザのプロキシ設定として127.0.0.1(ローカルホスト)が指定されているかどうかを確認します。例外リストに127.0.0.1がない場合は、それを追加します。これにより、ブラウザはプロキシ・サーバーをバイパスするようになります。

5.2.4 FORMS_RESTRICT_ENTER_QUERY環境変数のデフォルト設定の変更

FORMS_RESTRICT_ENTER_QUERY環境設定のデフォルト値はTRUEです。この値がFALSEに設定されるまで、QUERY-WHERE機能は使用できません。

5.2.5 Oracle Formsの一部となったPJCウィザード

Oracle Forms 10.1.2以降、FormsのPJCウィザードは標準Formsインストールの一部になりました。PJCウィザードは、Oracle Developer Suite 10gの一部であるJDeveloper 10g(10.1.2)とともに動作します。OTNから入手できるJDeveloperバージョンでは、PJCウィザードが別個のJarファイルとして提供されています。このファイルは、ダウンロードしてJDeveloperに取り込めます。

5.2.6 マルチバイト・キャラクタの入力中に他の項目をクリックしたときの例外

中国語、日本語、韓国語では、インラインIMEでテキストを入力する際に別の項目をクリックすると、Formsクライアントが応答しなくなることがあります。対処方法として、インラインIMEを無効にします。『Oracle Application Server Forms Services利用ガイド』の第4.10.2項「インラインIMEサポート」を参照してください。この問題は、今後のパッチ・セットで修正される予定です。

5.2.7 問合せデータが最大幅を超えた場合にCLOBデータが取得されない

日本語のNLS_LANG(JA16SJIS、JA16EUCなど)を使用する際に、問い合せたCLOBデータが対応するテキスト項目の最大長(デフォルトでは240バイト)よりも長い場合、その問合せは実行時に失敗します。この問題の原因は、CLOBデータが、英語のNLS_LANGではテキスト項目の最大長(デフォルトでは240バイト)で適切に切り捨てられても、日本語のNLS_LANGでは切り捨てられないことにあります。

プラットフォームによっては、FRM-40505またはFRM-92101のエラー・メッセージが表示されることもあります。

対処方法として、CLOBデータの長さに合せてテキスト項目の最大長を増加させます。

5.2.8 JAZNにユーザーを追加すると、FRM-92102エラーが表示され、既存のセッションが切断される

新しいユーザーをJAZNに追加した後(「OC4J_BI_FORMS」→「アプリケーション」→「formsapp」→「セキュリティ」)、FRM-92102エラーが表示され、既存のFormsセッションが切断されます。これに対処するには、新しいJAZNユーザーをOC4J_BI_Formsインスタンスに追加する操作を、Formsセッションが実行されていないときに実行します。

5.2.9 CPU使用率とレスポンス時間の監視

Enterprise Managerの「システム・コンポーネント」表では、デフォルトで、CPUとメモリーに関する統計が分単位で収集されます。これによって、CPUの瞬間的な過負荷がまったく表示されなくなる可能性があります。また、Formsのサーバー・プロセスが休止し、クライアントのアクティビティやリクエストに対して待機状態にある場合は、CPUの使用率が0.0%と報告されてもまったく問題ありません。

Formsの「概要」ページでは、「概要」タブまたはタイムスタンプの横にあるリフレッシュ・アイコンをクリックすると、ページがレンダリングされ、そのたびにCPUとメモリーに関する統計が収集されます。ただし、オペレーティング・システムの制約によって、Forms Servletからのレスポンス時間が16ミリ秒未満の場合は、0.00msと表示されます。

5.3 ドキュメントの記載内容の誤り

この項では、ドキュメントの記載内容の誤りについて説明します。この項の内容は次のとおりです。

5.3.1 モジュールのテキスト・バージョンのコードは16進表記である

モジュールのバイナリからテキスト形式への変換についてのトピックに、次のような記述があります。

「モジュールのテキスト・バージョンは、オブジェクトとコードが記述された判読可能なファイルです。」

正しくは次のようになります。

「モジュールのテキスト・バージョンは、オブジェクトと16進変換されたPL/SQLコードが記述された判読可能なファイルです。」

5.3.2 プロパティFIXED_LENGTHの廃止

オンライン・ヘルプに記載されているとおり、FIXED_LENGTHプロパティは廃止されています。これはSET_ITEM_PROPERTYビルトインのプロパティとして、PL/SQLおよびFormsの予約語に記載されています。

5.3.3 無効なパラメータ

『Oracle Application Server Forms Services利用ガイド』に記載されている次のパラメータは無効です。

  • archive_ie(パラメータ)

  • baseHTMLie(パラメータ)

  • IE(パラメータ)

  • frmall.cab(ファイル)

5.3.4 Migration Assistantのガイドに記載されているUNIXスクリプトの誤り

『Oracle Forms Forms 6iからのFormsアプリケーションの移行』の第2章「Oracle Forms Migration Assistantの使用」に、サンプルとして次のUNIXスクリプトが記載されています。

    for file in $*
    do
       frmplsqlconv.sh module=$ff
    done

この小さなスクリプトは、UNIXでは機能しません。正しいスクリプトは次のとおりです。

    for file in $*
    do
       frmplsqlconv.sh module=$file
    done

5.3.5 Single Sign-Onの有効化に関する記述では、新しいアプリケーションが想定されている

第6章の、アプリケーションでのOracleAS Single Sign-Onの有効化に関する項には、選択したアプリケーションの構成セクションにこのパラメータを追加する手順が正しく記述されています。ただし、デフォルトのような既存のセクションを変更する場合は、パラメータがすでに存在するために、手順が少し異なります。この場合、パラメータを選択して新しい値を入力するのは手順5になります。

5.3.6 キー・マッピングの誤り

『Oracle Application Server Forms Services利用ガイド』の第4.11.1.2.1項に、[F2]のマッピングが次のように記載されています。

[F2]をマップするには、[F2]のデフォルトのエントリ、"List Tab Pages"を別のキーに変更します。次にデフォルトのエントリの例を示します。

113: 0 : "F2" : 95 : "List Tab Pages"

次に示すように、これを別のキー・マッピングに明示的に変更する必要があります。

113: 8 : "F2" : 95 : "List Tab Pages"

最後の行は、正しくは次のようになります。

113: 8 : "Alt+F2" : 95 : "List Tab Pages"

5.3.7 JVMプーリングの例が不完全

『Oracle Application Server Forms Services利用ガイド』の第7.5.12項に、formsweb.cfg構成のサンプルがあります。最後の名前付きセクションは次のように記載されています。

[salesApp]
form=sales.fmx
userid=sales/salespw@orcl

この例は、正しくは次のようになります。

[salesApp]
form=sales.fmx
userid=sales/salespw@orcl
jvmcontroller=

5.3.8 スクリプト・タグ名の誤り

『Oracle Application Server Forms Services利用ガイド』の第9.2.2項に、スクリプト・タグが次のように記載されています。

<SCRIPT SRC="/oracle_smp_EndUserMonitoring/oracle_smp_EndUserMonitoring.js"></SCRIPT>

正しくは次のようになります。

<SCRIPT SRC="/oracle_smp_chronos/oracle_smp_chronos.js"></SCRIPT>

5.3.9 URLのパラメータ名の誤り

『Oracle Application Server Forms Services利用ガイド』の第9.3.1項に、EndUserMonitoringURLパラメータが次のように記載されています。

Set EndUserMonitoringURL=http://computername:7777/oracle_smp_EndUserMonitoring/oracle_smp_EndUserMonitoring_sdk.gif

正しくは次のようになります。

EndUserMonitoringURL=http://<hostname>:<webcache port number>/oracle_smp_chronos/oracle_smp_chronos_sdk.gif

EndUserMonitoringURLパラメータが誤っていると、エンド・ユーザー監視は機能しません。