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Oracle Application Server Standard Edition Oneリリース・ノート
10g リリース2(10.1.2)for Microsoft Windows(32 Bit)
B19168-03
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14 Oracle Enterprise Manager

この章では、Oracle Enterprise Managerに関する問題について説明します。 この章の内容は次のとおりです。

14.1 一般的な問題と対処方法

この項では、Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control Consoleに関する一般的な問題とその対処方法について説明します。 この項の内容は次のとおりです。

14.1.1 Oracle Application Server 9.0.2または9.0.3の削除後に発生するOracle Enterprise Manager 10g Application Server Control Consoleの問題

削除時に実行する自動処理によりOracle Application Server 9.0.2または9.0.3を削除すると、Oracle Application Server 10g ディレクトリのいくつかの構成ファイルに誤った情報が上書きされることがあります。

Oracle Application Server 10g におけるEnterprise Managerの制御スクリプトは、必要に応じてこれらのファイルのバックアップを作成するように変更されたため、バックアップ・バージョンのファイルと置き換えることで、この問題を解決できます。

これらのファイルは次のとおりです。

ORACLE_HOME\sysman\config\iasadmin.properties
ORACLE_HOME\sysman\emd\targets.xml
ORACLE_HOME\sysman\j2ee\config\jazn-data.xml
ORACLE_HOME\sysman\webapps\emd\WEB-INF\config\consoleConfig.xml

バックアップ・ファイルが複数存在することがあります。バックアップの名前は<original-file-name>.n という形式で、n には1から10の数字が入ります。

最新のバックアップ・ファイルは.1で、次に新しいファイルは.2になります。最新のデータの正しいバージョンを識別するには、タイムスタンプを確認するか、またはこれらのファイルを調べる必要があります。通常は、この方法でApplication Server 9.0.2または9.0.3を削除する前の最新のバックアップ・バージョンを識別できます。

これらのファイルをリストアする手順は、次のとおりです。

  1. Application Server Control Consoleを停止します。UNIXではemctlコマンドを使用し、Windowsではコントロール パネルから「サービス」を使用します。

  2. 前述の4つのファイルを削除するか、または名前を変更します。

  3. 正しいバージョンであると判断したバックアップ・ファイルをコピーします。

  4. Application Server Control Consoleを起動します。

14.1.2 管理プロセスを開始する前のNLSおよびオペレーティング・システムのロケール環境変数の設定

英語以外の環境では、emctlなどのコマンドライン・ツールを起動してプロセスを開始し、オペレーティング・システムのロケールおよびNLS_LANG環境変数の設定が適切かつ一貫性を保って構成されていることを確認します。これは、Oracle Application Serverインストールで使用可能なemctlコマンドライン・ユーティリティと、Grid Control Consoleインストールで使用可能なemctlユーティリティに該当します。

Oracle Application ServerまたはGrid Control Consoleをインストールする前にこれらの環境変数が設定されていない場合、それぞれApplication Server Control ConsoleまたはGrid Control ConsoleではASCII以外の文字が正しく表示されません。この問題を回避するには、インストールを行う前にこれら2つの環境変数を設定します。それができない場合は、インストール後に2つの環境変数を設定し、Management Agentを再起動することによって問題を解決します。

これらの変数の値を確認および設定する方法については、次の項を参照してください。

14.1.2.1 オペレーティング・システムのロケールの確認

[コントロール パネル]−[地域(と言語の)オプション]より、オペレーティン グ・システムのロケールが適切に設定されていることを確認します。

Windows 2000の場合:[全般]タブ

Windows XP/2003の場合:[詳細設定]タブ

14.1.2.2 NLS_LANG環境変数の確認

NLS_LANG環境変数が、オペレーティング・システムのロケール設定に対して適切で互換性のある値に設定されていることを確認します(また、Oracle Application Serverの集中管理にGrid Controlを使用している場合は、Grid ControlのManagement Repositoryのデータベース・キャラクタ・セットも確認します)。言語またはキャラクタ・セットに固有の値については、ご使用のOracle製品のグローバリゼーション・ガイドを参照してください。

プラットフォームがMicrosoft Windowsベースのオペレーティング・システムの場合は、レジストリ内のデフォルトのNLS_LANG設定をそのまま使用してください。通常は、この値を変更する必要はありません。

またNLS_LANG設定が、UNIXでは$ORACLE_HOME/opmn/conf/opmn.xmlに、WindowsではORACLE_HOME\opmn\conf\opmn.xmlにあるかどうかを確認します。たとえば、opmn.xmlファイルに次の内容が指定されている必要があります。

<environment>
     <variable id="TMP" value="/tmp"/>
     <variable id="NLS_LANG" value="JAPANESE_JAPAN.JA16SJIS"/>
</environment>

NLS_LANG設定が存在する場合は、opmn.xmlファイルのNLS_LANG設定がNLS_LANG環境変数と一致することを確認します。

14.1.3 Oracle Application Serverクラスタ内のOC4Jインスタンスにプロパティを適用した場合のエラー・メッセージ

OC4J Serverの「プロパティ」ページからOracle Application Serverクラスタ内のOC4Jインスタンスに変更を適用すると、「クラスタ間でサーバー・プロパティが適用されました。」というメッセージが必ず表示されます。実際には、環境変数、ポート、アイランドおよびいくつかのアイランド・プロセスに加えた変更は、現在管理対象になっているOC4Jインスタンスのみに適用され、クラスタ内の他のOC4Jインスタンスには適用されません。このページの他の値(たとえば「Javaオプション」)は、クラスタ全体に適用されます。

どの値がクラスタ全体に適用されるかについての情報は、ページ最上部のヒントに表示されますが、確認メッセージが不適切な場合があります。

14.1.4 ログ・ファイルのタイムスタンプが正確でない可能性がある

オペレーティング・システム(およびApplication Server Control Consoleのログ・ビューア)に表示されるログ・ファイルのタイムスタンプが正しくない場合があります。ログ・ファイルに最新のログ・メッセージが含まれているにもかかわらず、オペレーティング・システムに表示されるタイムスタンプがファイルに最後に書き込まれたメッセージより古い場合があります。

14.1.5 コンポーネントの構成またはOC4Jインスタンスの追加や削除時のエラー

Oracle Application Server 10g リリース2(10.1.2)のインスタンスが1つ以上あるコンピュータにOracle Management Agent 10.1.0.2をインストールした後で、Oracle Application Serverインストールのコンポーネント構成を変更すると、Application Server Control Consoleにエラーが発生します。たとえば、Application Serverをインストールした後に、OC4Jインスタンスを作成または削除した場合や、Oracle Application Serverコンポーネントを構成した場合は、エラーが発生します。

この問題を回避するには、Oracle Management Agent 10.1.0.3以上のパッチセットをインストールします。

14.1.6 OracleAS Cold Failover Cluster構成でのTopology Viewerアプレットの問題

OracleAS Cold Failover Cluster構成で仮想ホスト名を使用してApplication Server Controlにアクセスすると、Topology ViewerのJavaアプレット・バージョンは、Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)への接続に失敗します。

次のいずれかの方法でこれを回避できます。

  • Topology ViewerのHTML専用バージョンを使用します。

  • 物理ホスト名でApplication Server Controlに接続します。

14.1.7 「ホスト」ページでトポロジのリンクをクリックするとエラーが発生

Application Server Controlの「ホスト」ページで「トポロジ」リンクをクリックすると、次のエラーが表示されます。

Could not determine the oracle home for this component

このエラーを回避するには、「ファーム」ページにナビゲートし、そこで「トポロジ」リンクをクリックします。

14.1.8 「ホスト」ページでADF BUSINESS COMPONENTのリンクをクリックするとエラーが発生

Application Server Controlの「ホスト」ページで「ターゲット」セクションのADF BUSINESS COMPONENTSターゲットをクリックすると、次のエラーが表示されます。

Error: Failed to connect to OC4J null instance now, please click refresh page to  try again!

このエラーを回避するには、OC4Jの「管理」ページにナビゲートし、「関連リンク」セクションの「ADF Business Components」リンクをクリックします。

14.1.9 ファーム・ロケータのリンクがない

一部のインストールでは、Application Serverホームページにナビゲートし、「システム・コンポーネント」表のすぐ上にある「コンポーネントの構成」をクリックしてコンポーネントを構成すると、Application Server Control Consoleのファーム・ロケータのリンクがなくなることがあります。ロケータのリンクは、Application Server Control Consoleページの最上部に表示されます。これは、Application Server Control Consoleでの現在のページを示します。階層のコンテンツにナビゲートしたり、コンテンツのレベルやファンクションをドリル・ダウンした場合に、ロケータのリンクが位置を追跡し、階層の元のレベルに戻ることを可能にします。

「ファーム」ページに戻るには、Application Serverホームページにナビゲートし、「一般」セクションの「ファーム」リンクをクリックします。

14.1.10 Oracle Business Intelligence Discovererの不適切なステータスの報告

Grid Control Consoleリリース10.1を使用してOracleBI Discovererを管理すると、Grid Control Consoleに不適切なOracleBI Discovererのステータスが表示されます。たとえば、実際はコンポーネントが起動していても、Grid Control Consoleには停止しているというステータスが表示されます。この特定の問題を解決するために、Grid Control Console Management Agentリリース10.1.0.4の個別パッチがOracle MetaLinkにリリースされる予定です。

この問題は、Application Server Control Consoleリリース10.1.2には発生しません。Application Server Control Consoleには、OracleBI Discovererのステータスが正しく表示されます。

14.1.11 JAZN LDAPユーザー・マネージャからの変更に必要なOC4Jの再起動

OC4Jの「アプリケーション・プロパティ」ページを使用してOC4Jアプリケーションのユーザー・マネージャを変更する場合は、次の点に注意してください。「JAZN LDAPユーザー・マネージャを使用」を選択し、「適用」をクリックすると、アプリケーションはすぐにJAZN LDAPユーザー・マネージャの使用を開始します。

ただし、JAZN LDAPユーザー・マネージャをJAZN XMLユーザー・マネージャなどの別のユーザー・マネージャに変更した場合は、OC4Jインスタンスを再起動しないかぎり、アプリケーションは新しいユーザー・マネージャを使用できません。

14.1.12 「ロギング」ページからのデータの送信

Application Server Controlのセキュリティを構成した後に、「ロギング」ページのフォーム・データの更新で断続的に問題が発生することがあります。この問題は、Microsoft Internet Explorerブラウザで、832894MS04-004)セキュリティ・アップデートまたは821814 hotfixをインストールした後に発生します。Microsoft Internet Explorerには、HTTPS Webページでフォームを使用する場合の既知の問題があります。これらのアップデートに関連する問題は、「ログ・リポジトリの検索」ページの拡張検索機能で発生します。

この問題を回避するには、Microsoft Q831167.exeパッケージおよびMicrosoftによって推奨されている他の関連パッチをダウンロードします。

14.1.13 Grid Control ConsoleからApplication Serverターゲットを削除する場合の追加手順

Oracle Application Server 10g(9.0.4)または10g リリース2(10.1.2)のターゲットがGrid Control Consoleから削除された後も、Application Server Control Consoleの「インフラストラクチャ」ページに、Central Managementが「構成済」であると表示されます。

このページの「集中管理」セクションをリセットするには、Application ServerのOracleホームにあるcentralagents.lstから次のファイルを削除します。

ORACLE_HOME\sysman\emd\centralagents.lst (Windows)

14.1.14 Application Server Control Consoleを使用してスキーマのパスワードを変更する際のセキュリティに関する考慮事項

Application Server Control Consoleを使用して、OracleAS Metadata Repositoryのコンポーネント・スキーマのパスワードを変更できます。

ただし、Application Server Control Consoleでこのタスクを実行すると、入力する新しいパスワードがクリア・テキスト形式で次のログ・ファイルに保存されます。

ORACLE_HOME\sysman\log\em-web-access.log

また、Application Server Control Consoleが保護されていない場合、新しいスキーマ・パスワードは、クライアント側のブラウザからApplication Server Control Consoleが動作しているマシンへ暗号化されずに送信されます。


参照:

Application Server Control Consoleのセキュリティ構成のメリットの詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』の「InfrastructureでのSSLの有効化」の章のApplication Server Control Consoleのセキュリティの構成に関する項を参照してください。

このセキュリティ問題を回避するには、Application Server Control Consoleでスキーマ・パスワードを変更する前に次の手順を実行します。

  1. Application Server Controlを停止します。

    Application Server Controlは、コントロール パネルの「サービス」でApplication Server Controlサービスを停止すると停止できます。


    参照:

    『Oracle Application Server管理者ガイド』の「起動および停止」の章

  2. 次のコマンドを入力して、Application Server Controlを保護します。

    ORACLE_HOME\bin\emctl secure iasconsole
    
    

    参照:

    『Oracle Application Server管理者ガイド』の付録AのEnterprise Manager Application Server Control Consoleのセキュリティの構成に関する項

  3. テキスト・エディタを使用して、Application ServerのOracleホームにある次の構成ファイルを開きます。

    ORACLE_HOME\sysman\j2ee\config\emd-web-site.xml
    
    
  4. emd-web-site.xmlファイル内の次のエントリを検索します。

    	<!-- Access Log, where requests are logged to -->
     <access-log path="..\..\log\em-web-access.log" />
    
    
  5. 各ログ・エントリの形式が次のように記述されるように、access-log pathエントリを変更します。

    	<!-- Access Log, where requests are logged to -->
    	<access-log path="..\..\log\em-web-access.log"
       format="$ip - [$time] '$path' $status $size"/>
    
    
  6. em-web-site.xmlファイルを保存して閉じます。

  7. Application Server Controlを起動します。

    Application Server Controlは、コントロール パネルの「サービス」でApplication Server Controlサービスを起動すると起動できます。


    参照:

    『Oracle Application Server管理者ガイド』の「起動および停止」の章

14.1.15 OracleAS PortalがSecure Sockets Layer(SSL)用に構成された場合のOracleAS Portalメトリックの表示に関する問題

Application Server Control Consoleを使用して、Secure Sockets Layer(SSL)を使用するように構成されたOracleAS Portalのインスタンスを監視すると、OracleAS Portalのパフォーマンス・メトリックの一部が表示されない場合があります。

この問題を修正するには、Application Server Controlが、Webサイトで使用した認証局を認識して、HTTPSをサポートできる必要があります。Application Server Controlが認識する認証局のリストにその認証局の証明書を追加する必要があります。Application Server Controlが認証局を認識するように構成するには、次の手順を実行します。

  1. 次の手順を実行して、Webサイトの認証局の証明書を取得します。

    1. Microsoft Internet Explorerで、監視するApplication ServerのHTTPS URLに接続します。

    2. ブラウザ画面の下部にあるロック・アイコンをダブルクリックします。これによって、保護されたWebサイトに接続されます。

      ブラウザに「証明書」ダイアログ・ボックスが表示され、このWebサイトで使用されている証明書が示されます。他のブラウザでは、Webサイトの証明書の詳細を表示するために同様なメカニズムが使用されます。

    3. 証明のパス」タブをクリックして、証明書リストの最初のエントリを選択します。

    4. 証明書の表示」をクリックして、2つ目の「証明書」ダイアログ・ボックスを表示します。

    5. 「証明書」ウィンドウで「詳細設定」タブをクリックします。

    6. ファイルにコピー」をクリックして、証明書のエクスポート ウィザードを表示します。

    7. 証明書のエクスポート ウィザードで、エクスポートする形式に「Base64 encoded X.509 (.CER)」を選択し、わかりやすい名前(portal_certificate.cerなど)でテキスト・ファイルに証明書を保存します。

    8. 任意のテキスト・エディタを使用して、証明書ファイルを開きます。

      証明書ファイルは、例14–1に示すような内容になります。

  2. 次の手順を実行して、認証局のリストを更新します。

    1. Oracle Application ServerのOracleホームの次のディレクトリにあるb64InternetCertificate.txtファイルを検索します。

      ORACLE_HOME\sysman\config\
      
      

      このファイルには、Base64証明書のリストが含まれています。

    2. b64InternetCertificate.txtファイルを編集して、ファイルの最後にエクスポートした証明書ファイルの内容を追加します。BEGINおよびEND行を含む証明書のBase64テキストがすべて含まれるように注意してください。

  3. 証明書を含むテキスト・ファイル(たとえば、この前の手順でportal_certificate.cerという名前を付けたファイル)をOracleAS Portal中間層にコピーします。

  4. orapkiユーティリティを使用して、次のコマンドでmonwallet Oracle Walletを更新します。

    ORACLE_HOME/bin/orapki wallet add
        -wallet ORACLE_HOME/sysman/config/monwallet
        -trusted_cert
        -cert certificate_location
    
    

    パスワードの入力を要求されたら、monwallet Walletのパスワードを入力します。デフォルトのパスワードは「welcome」です。

    この例の場合は、certificate_locationを、この前の手順で保存した証明書を含む、OracleAS Portal中間層にコピーしたテキスト・ファイルへのフルパスに置き換えます。 次に例を示します。

    D:\oracle\portal_certificate.cer
    
    
  5. Application Server Controlを再起動します。

    Application Server Controlの再起動後、認証局のリストに追加されたことがEnterprise Managerによって認められます。これにより、保護されたApplication Server Control Consoleを使用して、OracleAS Portalメトリックを正常に監視できます。

例14-1 エクスポートされた証明書の内容の例

-----BEGIN CERTIFICATE-----
MIIDBzCCAnCgAwIBAgIQTs4NcImNY3JAs5edi/5RkTANBgk
... base64 certificate content ...
------END CERTIFICATE------

14.1.16 Application Server Control Consoleでバックアップおよびリカバリの構成設定にリモート・ディレクトリを指定する場合の制限

Oracle Application Server 10g リリース2(10.1.2.0.1)Standard Edition Oneでは、Application Server Control Consoleから選択したアプリケーション・サーバー・インスタンスのバックアップおよびリカバリ操作を行う機能が導入されました。

ただし、Windowsシステムでは、バックアップおよびリカバリ・ディレクトリにリモートの位置を指定できないという重要な制限があります。

具体的には、Application Server Control Consoleの「バックアップ/リカバリ設定」ページでバックアップおよびリカバリ設定を構成する際に、マップされたドライブ文字(G:\disk3\backupなど)を使用するパスを入力できません。同様に、汎用命名規則(UNC)(\\host\directory\)のパスも入力できません。

この問題を回避する方法は、次のとおりです。

  • OracleASのコマンドラインのバックアップおよびリカバリ・ツールで、マップされたドライブ文字を使用してリモート・ディレクトリ・パスを指定します。

    コマンドライン・ツールではバックアップおよびリカバリ操作を実行できますが、Application Server Control Consoleでこれらの操作を実行することはできません。

  • OracleASのコマンドラインのバックアップおよびリカバリ・ツールで、UNCパスを使用してリモート・ディレクトリ・パスを指定します。

    Application Server Controlサービスのログオン・プロパティで、ネットワーク権限を持つWindowsユーザーとしてログオンするように構成する場合は、Application Server Control Consoleを使用してバックアップおよびリカバリ操作を実行できます。

    たとえば、Windows 2000のコンピュータでApplication Server Control Consoleサービスを構成するには、次の手順を実行します。

    1. コントロール パネルの「サービス」を開き、Application Server Control Consoleサービスを検索します。

      サービス名の書式は次のとおりです。

      OracleORACLE_HOME_NAMEASControl
      
      

      たとえば、OracleホームがASHOME1の場合、サービス名はコントロール パネルの「サービス」に次のように表示されます。

      OracleASHOME1ASControl
      
      
    2. Application Server Control Consoleサービスを右クリックしてコンテキスト・メニューを開き、「プロパティ」を選択します。

    3. プロパティ・ダイアログ・ボックスで、「ログオン」をクリックします。

    4. アカウント」を選択して、Oracle Application Serverのインストールで使用したWindowsユーザー・アカウント名を入力します。

      参照」ボタンを使用して、既存のWindowsアカウントを選択することもできます。

    5. パスワード」および「パスワードの確認入力」フィールドに、指定したアカウントのパスワードを入力します。

    6. OK」をクリックして、コントロール パネルの「サービス」に戻ります。

    7. Application Server Control Consoleサービスを再起動します。

UNCパスの使用については、Windowsオンライン・ヘルプでUNCを検索してください。

OracleASのコマンドラインのバックアップおよびリカバリ・ツールの使用については、『Oracle Application Server管理者ガイド』のOracle Application Serverのバックアップおよびリカバリ・ツールに関する項を参照してください。

14.1.17 Application Server Control Consoleからデータベースの制御ファイルをリカバリできない

OracleAS InfrastructureのOracleホームのバックアップをリカバリしようとする際、Application Server Control Consoleの「リカバリの実行」ページで、OracleAS Metadata Repositoryデータベースの制御ファイルをリカバリするオプションが使用できません。

そのため、Application Server Control Consoleを使用して、バックアップしたデータベースの制御ファイルをリカバリできません。この場合、OracleASのコマンドラインのバックアップおよびリカバリ・ツールを使用して、データベースの制御ファイルをリカバリします。具体的には、データベースの制御ファイルをリカバリするには、バックアップおよびリカバリ・ツールで-cコマンドライン引数を使用します。

詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』のMetadata Repositoryのリストアおよびリカバリに関する項を参照してください。

14.2 ドキュメントの誤記

この項では、ドキュメントの誤記について説明します。 この項の内容は次のとおりです。

14.2.1 Application Server Controlの「すべてのメトリック」ページのオンライン・ヘルプ

Application Server Controlのほとんどのコンポーネントのホームページには、「すべてのメトリック」リンクが含まれています。このリンクをクリックすると、Enterprise Managerは「すべてのメトリック」ページを表示します。このページには、選択したコンポーネントについて、監視可能なすべてのパフォーマンス・メトリックのリストが表示されます。

ほとんどの場合、「すべてのメトリック」ページでメトリック名をクリックすると「メトリック詳細」ページが表示され、「ヘルプ」をクリックすると、選択したメトリックの詳細が表示されます。

ただし、一部のメトリックについては、「ヘルプ」をクリックすると「トピックが見つかりません」というエラーが表示されます。この問題は、将来のバージョンのOracle Application Serverで解消されます。

また、特定のメトリックに関して表示されるオンライン・ヘルプが、Grid Control Consoleを使用してApplication Serverを集中管理している場合にのみ使用可能な機能を参照することがあります。たとえば、オンライン・ヘルプがしきい値、アラートまたはメトリックに関する履歴データの表示を参照することがあります。このような場合、Grid Control Consoleをインストールして構成することで、これらの追加監視機能にアクセスできます。

14.2.2 正規表現に関するオンライン・ヘルプ・トピックの誤記

Application Server Controlのオンライン・ヘルプの正規表現に関するトピックでは、アスタリスク(*)の例が次のようになっています。

OC4J*

この例は、次のように表示される必要があります。

OC4J.*