インストレーション・ガイド
Studio リリース10.1.3.2.0
部品番号: E05056-01
原典情報: Oracle JDeveloper (10.1.3.2.0) Installation Guide Studio Version 10.1.3.2.0
2007年3月
JDeveloperをインストールする前に、このマニュアルの内容を確認してください。
このリリースのJDeveloperは、第1.1項に示すように、Windows、LinuxおよびMac OS Xの特定のバージョンでのテストを完了し、サポート対象となっています。また、Sun社のJava SE Development Kit(JDK)5.0 Update 6以上をサポートする全オペレーティング・システムでサポートされています。
リソース 推奨
オペレーティング・システム
Windows 2000-Service Pack 4
Windows Server 2003 R2
Windows XP-Service Pack 2CPUタイプおよび速度
Pentium IV 2 GHz 以上
メモリー
1 GB RAM
ディスプレイ
65536色、1024 X 768以上の解像度に設定
ハード・ドライブ容量
基本インストール: 450 MB
完全インストール575 MBJava SDK
Windowsの場合はJDK 5.0 Update 6以上(http://www.javasoft.comで入手可能)(完全インストールには同梱)
リソース 推奨
配布
Red Hat Enterprise Linux 3.0
CPUタイプおよび速度
Pentium IV 2 GHz 以上
メモリー
1 GB RAM
ディスプレイ
65536色、1024 X 768以上の解像度に設定
ハード・ドライブ容量
基本インストール: 450 MB
Java SDK
Linuxの場合はJDK 5.0 Update 6以上(http://www.javasoft.comで入手可能)
注意: JDeveloperをUNIXマルチユーザー環境で使用する場合は、1GB以上のRAMと2GB以上のスワップ領域をお薦めします。 |
リソース 推奨
オペレーティング・システム
Apple Mac OS Xバージョン10.4.x
CPUタイプおよび速度
Dual 1.25 GHz G4/G5(1 GHz G4以上)
メモリー
1.5 GB RAM(1 GB以上)
ディスプレイ
数千色
ハード・ドライブ容量
基本インストール: 450 MB
Java SDK
Sun J2SE 1.5リリース1(http://www.apple.com/support/downloads/java2se50release1.htmlで入手可能)
JDeveloperは、Concurrent Version Support(CVS)の統合サポートを提供します。
「更新の確認」ウィザードを使用して拡張機能をダウンロードし、JDeveloperに他のソース制御システムを統合します。メイン・メニューから「ヘルプ」→「更新の確認」を選択してウィザードを起動します。JDeveloperでは、次の拡張機能が提供されます。
JDeveloperはインストーラを必要としません。JDeveloperをインストールするには、解凍(unzip)ツールが必要です。プラットフォーム共通の無償の解凍ツールInfo-Zipは、http://www.info-zip.org/からダウンロードできます。
注意: このJDeveloperリリースは既存の |
完全インストール(jdevstudio10132.zip
)には、Windows版のJDK 5.0 Update 6とJDeveloperマニュアルが含まれています。
jdevstudio10132.zipからJDeveloperをインストールするには、JDeveloperをインストールするディレクトリ内でjdevstudio10132.zip
を解凍します。このディレクトリの名前に空白が含まれていないことを確認してください。たとえば、C:¥Program Files
はインストール・ディレクトリとして使用しないでください。
注意: これ以降は、JDeveloperのインストール・ディレクトリを |
ダウンロード時間を短縮するために、基本インストール(jdevstudiobase10132.zip
)をダウンロードできます。基本インストールには、デフォルトでJDeveloperマニュアルが含まれていますが、SDKは含まれていないため、事前にマシンにJDK 5.0 Update 6をインストールしておく必要があります。
注意: JDeveloperではOJVMが提供され、JDeveloperで使用するためにインストールすることもできますが、この構成がサポートされるのはJDeveloperプロジェクトの場合のみで、JDeveloper IDEの場合はサポートされません。 |
JDeveloperをjdevstudiobase10132.zipからインストールする手順は、次のとおりです。
jdevstudiobase10132.zip
をターゲット・ディレクトリに解凍します。
<jdev_home>¥jdev¥bin¥jdev.conf
内の変数SetJavaHome
をSDKのインストール・ディレクトリに設定します。ワードパッドなど、UNIXの改行文字を認識するエディタを使用します。ファイルを保存すると、ワードパッドではファイルをテキストのみのフォーマットで保存しようとしていることを示す警告が表示されます。この警告は無視してかまいません。jdev.conf
のエントリは次のようになります。SetJavaHome d:¥jdk1.5.0_06
注意: JDeveloperではOJVMが提供され、JDeveloperで使用するためにインストールすることもできますが、この構成がサポートされるのはJDeveloperプロジェクトの場合のみで、JDeveloper IDEの場合はサポートされません。 |
CodeCoachとProfilersを基本インストールで使用するには、JDeveloper用に特化されたOracle Java Virtual MachineであるOJVMをインストールする必要があります。OJVMによりJDeveloperデバッガも高速になり、自動デッドロック検出機能とメモリー・デバッグ機能が提供されます。 jdevstudio10132.zip
を使用して完全インストールを実行した場合、OJVMは自動的にインストールされています。
jdevstudiobase10132.zip
を使用して基本インストールを実行すると、OJVMをSDKにインストールするように求めるプロンプトが表示されます。JDeveloperによりOJVMが指定のSDKにコピーされ、そのSDKの構成が更新されます。ファイルは別のOJVMディレクトリにコピーされ、SDKの既存ファイルが上書きされることはありません。起動時にインストールを中止した場合は、後でOJVMをインストールまたは更新できます。
基本インストールとともにOJVMをインストールまたは更新する手順は、次のとおりです。
Windows上でJDeveloperを起動するには、次のいずれかのファイルを実行します。
<jdev_home>¥jdev¥bin¥jdevw.exe
<jdev_home>¥jdev¥bin¥jdev.exe
(内部診断情報を示すコンソール・ウィンドウを表示する場合)<jdev_home>¥jdeveloper.exe
この項では、JDeveloperをLinuxおよびUNIXシステムにインストールする場合の固有の追加手順について説明します。
JDeveloperはインストーラを必要としません。JDeveloperをインストールするには、解凍(unzip)ツールが必要です。プラットフォーム共通の無償の解凍ツールInfo-Zipは、http://www.info-zip.org/からダウンロードできます。
LinuxおよびUNIXプラットフォーム上でJDeveloperをインストールするには、JDeveloperをインストールするディレクトリ内でjdevstudiobase10132.zip
を解凍します。このディレクトリの名前に空白が含まれていないことを確認してください。たとえば、/home/jdoe/my apps
はインストール・ディレクトリとして使用しないでください。
注意: このJDeveloperリリースは既存の |
基本インストール(jdevstudiobase10132.zip
)には、JDeveloperの実行とプロジェクトの作成に使用するJava J2SE SDKは含まれません。JDeveloperをLinuxまたはUNIX上でインストールするには、次の手順に従って、適切なSDKを使用するようにJDeveloperを構成します。
<jdev_home>/jdev/bin/jdev.conf
内の変数SetJavaHome
をJavaのインストール・ディレクトリに設定します。 たとえば、UNIX環境では、JDKがディレクトリ/usr/local/java
にインストールされている場合、jdev.conf
内のエントリは次のようになります。SetJavaHome /usr/local/java
すべてのJDeveloperファイルには読取り権限が必要です。これらの権限は、次のコマンドを発行して設定できます。
chmod -R g+r <jdev_home>
ユーザー(またはグループ)には、次のファイル(デプロイに必須)に対する書込み権限が必要です。
注意: |
<jdev_home>/j2ee/home/application-deployments
<jdev_home>/j2ee/home/applications
<jdev_home>/j2ee/home/config
UNIXまたはLinuxプラットフォームでは、大きい不透明なJavaカーソルが表示され、ドラッグ・アンド・ドロップ操作に使用しにくいことがあります。この問題に対処するために、JDeveloperにはデフォルト・セットを置き換えるためのカーソル・セットが用意されています。カーソルを置き換えるには、Java SDKへの書込みアクセス権が必要です。
カーソルを置き換える手順は、次のとおりです。
<jdk_install>/jre/lib/images/cursors
<jdev_home>/jdev/bin/clear_cursors.tar
LinuxおよびUNIX上でJDeveloperを起動するには、ファイル<jdev_home>/jdev/bin/jdev
を実行します。
JDeveloperは、自己完結型のアプリケーション・バンドルとして提供されます。インストーラは不要です。
Mac OS X SDKは、JDeveloperで使用できるようにJava Sunバージョン 1.5リリース1以上に更新する必要があります。Mac OS X Software Updateを使用するか、http://www.apple.com/support/downloads/java2se50release1.htmlからダウンロードします。
JDeveloperをjdevstudio10132.dmgからインストールする手順は、次のとおりです。
デフォルトでは、JDeveloperファイルは/Users/<username>/jdevhome
に格納されることに注意してください。
JDeveloper 9.0.4.3のベータ・リリースのユーザー設定(システム設定、ライブラリ、接続およびプロジェクトなど)を、このリリースのJDeveloperに移行できます。JDeveloper 9.0.4.3より前のリリースから直接移行することはできません。新規にインストールしたバージョンのJDeveloperを初めて実行する場合は、「ユーザー設定の移行」ダイアログに情報を入力する必要があります。このダイアログで「はい」を選択すると、ユーザー設定を移行できます。「いいえ」を選択した場合は、後で-migrate
フラグを設定してJDeveloperを実行すると、1回目以降の実行時に設定した内容が上書きされます。移行の問題については、オンライン・ヘルプのトピック「JDeveloper 10gへの移行」を参照してください。このトピックにアクセスするには、JDeveloperメイン・メニューから「ヘルプ」→「目次」→「Oracle JDeveloperスタート・ガイド」を選択します。
以前にインストールしたJDeveloperからユーザー設定を移行する手順は、次のとおりです。
コマンドラインまたはシェル・プロンプトから-migrate
フラグを指定してJDeveloperを起動します。
jdev -migrate
<previous_jdev_home>/jdev/system9.0.4.3.1354
の場合、<previous_jdev_home>
はルート・ディレクトリで、9.0.4.3.1354
は移行元となるJDeveloperインストールの以前のビルドのバージョンです。UNIXユーザーの場合は、検出された以前のリリースがすでにダイアログのドロップダウン・リストに表示されています。
JDeveloperで拡張機能を使用するには、それをOTNからダウンロードする必要があります。使用可能なJDeveloper拡張機能の一例がJUnitです。
JDeveloper拡張機能を自動的にダウンロードしてインストールする手順は、次のとおりです。
JDeveloper拡張機能を手動でダウンロードする手順は、次のとおりです。
JDeveloper拡張機能を手動でインストールする手順は、次のとおりです。
追加情報は、オンライン・ヘルプのトピック「JDeveloperの拡張」を参照してください。このトピックにアクセスするには、JDeveloperメイン・メニューから「ヘルプ」→「目次」を選択します。
目次に戻るこの項では、JDeveloperでユーザー・ホーム・ディレクトリを正しく識別できるように、ユーザーごとにユーザー・ホーム環境変数を定義して値を設定する手順について説明します。
ユーザー・ホーム・ディレクトリには、JDeveloperに使用するユーザー・プリファレンスが格納されます(system
サブディレクトリ内)。また、このディレクトリは、新規プロジェクト(mywork
サブディレクトリ内)や指定のユーザー固有の他の構成ファイルのデフォルト・ディレクトリでもあります。
ユーザー・ホーム環境変数の名前を定義する手順は、次のとおりです。
<jdev_home>¥jdev¥bin¥jdev.conf
を開きます。ワードパッドなど、UNIXの改行文字を認識するエディタを使用します。
SetUserHomeVariable JDEV_USER_DIR
Windowsシステム上でホーム環境変数を設定する手順は、次のとおりです。
注意: マルチユーザー・システム上では、JDeveloperの各ユーザーが次の手順に従う必要があります。 |
JDEV_USER_DIR
、またはSetUserHomeVariable
用に選択した名前をユーザー変数として追加します。
N:¥users¥jdoe
など)に設定し、「OK」をクリックします。
set
JDEV_USER_DIR=N:¥users¥jdoe
ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。 デフォルトでは、Windows上のユーザー・ホーム・ディレクトリは<jdev_home>¥jdev
です。
LinuxおよびUNIXシステム上で環境変数を設定する手順は、次のとおりです。ここで示す例と構文は、Cシェルを参照しています。
.cshrc
など)で、次のように環境変数を目的のディレクトリに設定します。
setenv JDEV_USER_DIR $HOME/mydocs/jdevfiles
source .cshrc
echo $JDEV_USER_DIR
/home/jdoe/mydocs/jdevfiles
ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。デフォルトでは、LinuxおよびUNIX上のユーザー・ホーム・ディレクトリは$HOME/jdevhome
です。
Mac OS Xシステム上で環境変数を設定する手順は、次のとおりです。ここで示す例と構文は、BASHシェルを参照しています。
.bashrc
など)で、次のように環境変数を目的のディレクトリに設定します。
JDEV_USER_DIR=$HOME/mydocs/jdevfiles
export JDEV_USER_DIR
. .profile
echo $JDEV_USER_DIR
/Users/jdoe/mydocs/jdevfiles
ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。デフォルトでは、Mac OS X上のユーザー・ホーム・ディレクトリは$HOME/jdevhome
です。
JDeveloperをLinuxまたはUNIX上で使用する場合は、ディレクトリとファイルに対する権限を設定する必要があります。詳細は、「LinuxおよびUNIXプラットフォームでの権限の変更」を参照してください。
JDeveloperは、Microsoft Terminal Server、Citrix MetaFrame、MetaFrame XP(Windowsの場合)およびMetaFrame 1.1(UNIX環境の場合)にインストールできます。これらの環境では、多数のクライアントが単一のJDeveloperインストールにアクセスできます。いずれの場合も、ユーザーは各自のプロジェクトをローカルに保存できます。
マルチユーザー環境で使用するJDeveloperをインストールして構成する場合は、JDeveloperとユーザーに最適なパフォーマンスを得るために、ユーザー数やサーバーの処理能力などのリソースのプランニングを考慮する必要があります。
JDeveloperをインストールするには管理権限が必要です。
JDeveloperをCitrix MetaFrame ServerまたはMicrosoft Terminal Serverにインストールする手順は、次のとおりです。
ターミナル・サーバー環境でJDeveloperを実行する前に、ユーザー・ホーム環境変数を定義し、ユーザーごとに値を設定する必要があります。これにより、JDeveloperでユーザー・ホーム・ディレクトリを正しく識別できます。変数を定義して設定しない場合、JDeveloperではすべてのユーザーのホーム・ディレクトリとして<jdev_home>/jdev
が使用されます。このディレクトリを使用すると、複数のユーザーが使用しているJDeveloperの動作が不安定になることがあります。ユーザー・ホーム・ディレクトリ環境変数を構成する場合に固有の手順は、「ユーザー・ホーム・ディレクトリの設定」を参照してください。
この項では、Citrix MetaFrameまたはMicrosoft Terminal Serverクライアントをローカルにインストール済で、システム管理者がJDeveloperのインストールと構成を完了していることを前提としています。
JDeveloperを実行できるようにTerminal Serverクライアントを構成する手順は、次のとおりです。JDEV_USER_DIR
です。
JDEV_USER_DIR
を定義できます。
set
JDEV_USER_DIR=n:¥users¥jdoe
ide.user.dir
の値がユーザー・ホーム・ディレクトリに設定されていることを確認します。JDeveloperをマルチユーザー環境で実行すると、次のエラーが表示されます。
The system DLL ole32.dll was relocated in memory.The application will not run properly.The relocation occurred because the DLL Dynamically Allocated Memory occupied an address range reserved for Windows NT system DLL's. The vendor supplying the DLL should be contacted for a new DLL.
次の行をコメント解除して、<jdev_home>¥jdev¥bin¥jdev.conf
ファイルを更新する必要があります。
AddVMOption -Xheapbase100000000
ワードパッドなど、UNIXの改行文字を認識するエディタを使用します。JDeveloperの起動時に引き続きエラーになる場合は、数値の増減が必要になることがあります。ファイルを保存すると、ワードパッドではファイルをテキストのみのフォーマットで保存しようとしていることを示す警告が表示されます。この警告は無視してかまいません。
さらに、「プロジェクト」→「デフォルトのプロジェクト設定」→「実行」→「Java」オプションを選択し、同じ値を使用して同じオプションを設定する必要があります。
この設定をユーザー全員が使用できるようにするには、管理者はこの変更を実行し、JDeveloperを終了してから、次のファイルをコピーする必要があります。
<userhome>¥system¥DefaultWorkspace¥Project1.jpr
コピー先は次のとおりです。目次に戻る<jdev_home>¥jdev¥multi¥system¥DefaultWorkspace¥Project1.jpr
JDeveloperには、完全に機能するバージョンのOracle Application Server 10g リリース3(10.1.3.2)のContainers for J2EE(OC4J)が組み込まれています。埋込みサーバーは、JDeveloperインストールの次のディレクトリにあります。
<JDEV_USER_DIR>/system/oracle.j2ee.10.1.3.xx.xx/embedded-oc4j
J2EEアプリケーションをターゲット・アプリケーション・サーバーにデプロイする前にJDeveloperでテストする場合、構成を変更する必要はありません。
JDeveloperの基本インストールを実行しており、アプリケーションをスタンドアロン・モードのOC4Jにデプロイする場合は、JDeveloperの<jdev_home>/j2ee/home/config
にOC4Jのコピーがあります。OC4Jをスタンドアロン・モードで実行するには、完全SDKを指すようにJAVA_HOME
変数を設定する必要があります。また、jdev.conf
も、このSDKホームを指すように変更してください。詳細は、「JDeveloper Baseのインストール」を参照してください。
アプリケーションをスタンドアロンOC4Jにデプロイする場合は、リモートOC4Jに付属するリモートadmin.jar
ファイルを使用してください。admin.jar
のバージョンがデプロイ先OC4Jのバージョンと一致しない場合、デプロイに失敗する可能性があります。JDeveloperの「アプリケーション・サーバー接続」ウィザードを使用して接続を設定する際に、OC4Jスタンドアロン・インスタンスに適切なadmin.jarを使用するようにデプロイを構成できます。使用中のスタンドアロンOC4Jのバージョンを識別するには、OC4Jインストール・ディレクトリからjava -jar oc4j.jar -version
と入力します。
スタンドアロン・モードのOC4Jサーバーを起動および停止するには、提供されるstart_oc4j.bat
およびstop_oc4j.bat
ファイルや、<jdev_home>¥jdev¥bin¥
にあるシェル・スクリプトを使用できます。start_oc4j
バッチ・ファイルは引数を必要としないため、Windowsエクスプローラまたはコマンドラインから実行できます。ただし、stop_oc4j
バッチ・ファイルの場合は、コマンドラインで<admin>
および<admin-password>
を指定する必要があります。<jdev_home>¥j2ee¥home¥
ディレクトリから次のコマンドを実行することもできます。
スタンドアロン・モードで使用するOC4Jサーバーを起動する手順は、次のとおりです。
java -jar oc4j.jar
OC4Jを停止する手順は、次のとおりです。
java -jar $j2ee_home/admin.jar ormi://localhost/ <admin> <admin-password> -shutdown
注意: プロジェクトのデプロイ時には、デプロイ先サーバーが稼働している必要があります。 |
OC4Jでは、パフォーマンス向上のためにデフォルトで多数のクラスが事前ロードされます。このため、OC4Jにデプロイしようとしたとき、またはデプロイ後にアプリケーションを実行しようとしたときに、java.lang.OutOfMemoryError
が戻されることがあります。
java.lang.OutOfMemoryError
が戻される場合は、次の2つのオプションがあります。
-Doracle.j2ee.dont.use.memory.archive=true
フラグを指定して再起動します。
Java -Doracle.j2ee.dont.use.memory.archive=true -jar oc4j.jar
-mx
フラグを使用して最大ヒープ・サイズを大きくして再起動します。
Java -mx512M -jar oc4j.jar
OC4Jサーバー・インスタンスのきめ細かいチューニングの詳細は、OC4Jマニュアルを参照してください。
JDeveloperのバージョンとデプロイ用にサポートされているアプリケーション・サーバーのマトリックスは、次のURLでOracle Technology Network(OTN)から入手できます。
http://www.oracle.com/technology/products/jdev/collateral/papers/10g/as_supportmatrix.html
追加情報は、オンライン・ヘルプのトピック「アプリケーションのデプロイ」を参照してください。このトピックにアクセスするには、JDeveloperメイン・メニューから「ヘルプ」→「目次」を選択します。
OracleデータベースおよびOracle以外のデータベースと動作保証済のJDeveloper機能を示すマトリックスは、次のURLでOracle Technology Network(OTN)から入手できます。
http://www.oracle.com/technology/products/jdev/collateral/papers/10131/cert/database.html
JDeveloperでは、次のWebブラウザがサポートされています。
最新の構成情報や、アクセシビリティおよびユーザー補助機能への対処情報については、http://www.oracle.com/accessibility/faq.htmlにアクセスして「Oracle Accessibility FAQ」を参照してください。また、オンライン・ヘルプの目次で「Oracle JDeveloperスタート・ガイド」の下の「JDeveloperのアクセシビリティについての情報」ノードを選択すると、利用可能なヘルプ・トピックが表示されます。
アクセシビリティ機能を最大限まで活用できるように、少なくとも次のテクノロジ・スタックをお薦めします。
スクリーン・リーダーとJava Access Bridgeの設定については、次の情報を参照してください。JAWS 3.70.87を使用している場合は、手順に続く追加の構成情報を参照してください。
インストールの詳細は、スクリーン・リーダーのマニュアルを参照してください。
JDeveloperのインストールの詳細は、インストレーション・ガイドを参照してください。
accessbridge-1_2.zip
です。このファイルは次のURLで入手できます。http://java.sun.com/products/accessbridge
インストールとJava Access Bridgeの詳細は、このWebサイトから入手可能なJava Access Bridgeマニュアルを参照してください。
accessbridge_home
など)に内容を抽出(解凍)します。
<accessbridge_home>¥installer
フォルダからInstall.exe
を実行してJava Access Bridgeをインストールします。
インストーラによりSDKバージョンの互換性がチェックされてから、「Available Java virtual machines」ダイアログが表示されます。
SDKまたはJDeveloperインスタンスが多数含まれている大きいディスクの場合や、複数のディスクを検索する場合は、検索プロセスに時間がかかることがあります。ただし、長時間に及ぶディスクの検索を完了しなければ、Access Bridgeが最適な状態で構成されず、システム上のすべてのJava VMに正常にインストールされません。検索するディスクを選択して「Search」をクリックします。
Winnt¥System32
ディレクトリ(あるいはWindows 2000またはXPの同等のディレクトリ)にインストールされたことを確認するか、<accessbridge_home>¥installer¥installerFiles
からコピーします。
JavaAccessBridge.dll
JAWTAccessBridge.dll
WindowsAccessBridge.dll
PATHシステム変数ではシステム・ディレクトリが必須であることに注意してください。
<jdev_home>¥jdk¥jre¥lib¥ext
ディレクトリにインストールされたことを確認するか、<accessbridge_home>¥installer¥installerFiles
からコピーします。
access-bridge.jar
jaccess-1_3.jar
jaccess-1_4.jar
JavaAccessBridge.dll
JAWTAccessBridge.dll
WindowsAccessBridge.dll
accessibility.properties
が<jdev_home>¥jdk¥jre¥lib
ディレクトリにインストールされたことを確認するか、<accessbridge_home>¥installer¥installerFiles
からコピーします。ファイルaccessibility.properties
に次の3行が含まれていることを確認します。
assistive_technologies=com.sun.java.accessibility.AccessBridge
AWT.EventQueueClass=com.sun.java.accessibility.util.EventQueueMonitor
AWT.assistive_technologies=com.sun.java.accessibility.AccessBridge
<jdev_home>¥jdev¥bin
にあるファイルjdev.conf
を変更して、次のようにAddVMOption line
の行のコメントを解除します。
#
# Prepend patches to the bootclasspath.Currently, rtpatch.jar contains a
# patch that fixes the javax.swing.JTree accessibility problems.
# Uncomment the line below if you need to run JDeveloper under JAWS.
#
AddVMOption -Xbootclasspath/p:../../jdk/jre/lib/patches/rtpatch.jar
<jdev_home>¥jdev¥bin
にあるファイルjdev.exe
を実行してJDeveloperを起動します。
前述の手順は、Windowsを実行中でWindowsベースのスクリーン・リーダーを使用していることを想定しています。JDeveloperの起動後、最初にエラー情報(存在する場合)を含むコンソール・ウィンドウが開いてから、JDeveloperのメイン・ウィンドウが表示されます。表示されるメッセージは、JDeveloperの機能には影響しません。
JAWS 3.70で使用しているJavaテクノロジはJDeveloper 10.1.3.2.0で使用されているものよりも古いため、このバージョンのスクリーン・リーダーで最適な機能を得るには、Access Bridgeファイル・バージョンの次の組合せが必要です。バージョン1.0.3または1.0.4のAccess Bridgeを使用するユーザー向けに、後述する2つのソフトウェア・テクノロジ・スタックが存在します。また、system32
ディレクトリに、Access Bridgeのjarファイルの最新バージョンのコピーが存在する必要があります。
次のファイルをJDeveloperディレクトリ[¥jdk¥jre¥lib¥ext
]に置きます。
access-bridge.jar |
サイズ: 27295 |
バージョン: access-bridge-1.0.4 |
JAWTAccessBridge.dll |
サイズ: 28672 |
バージョン: AccessBridge-1.0.3 |
jaccess-1_3.jar |
サイズ: 43584 |
バージョン: AccessBridge-1.0.3 |
jaccess-1_4.jar |
サイズ: 46597 |
バージョン: AccessBridge-1.0.3 |
JavaAccessBridge.dll |
サイズ: 139264 |
バージョン: AccessBridge-1.0.3 |
WindowsAccessBridge.dll |
サイズ: 77824 |
バージョン: AccessBridge-1.0.3 |
次のファイルをJDeveloperディレクトリ[¥jdk¥jre¥lib
]に置きます。
accessibility.properties |
サイズ: 353 |
バージョン: AccessBridge-1.0.3 |
次のファイルをWindows system32ディレクトリ[¥winnt¥system32
]に置きます。
JavaAccessBridge.dll |
サイズ: 155648 |
バージョン: AccessBridge_1_1_GA |
WindowsAccessBridge.dll |
サイズ: 77824 |
バージョン: AccessBridge-1.0.3 |
JAWTAccessBridge.dll |
サイズ: 28672 |
バージョン: AccessBridge-1.0.3 |
次のファイルをJDeveloperディレクトリ[¥jdk¥jre¥lib¥ext
]に置きます。
access-bridge.jar |
サイズ: 27295 |
バージョン: access-bridge-1.0.4 |
JAWTAccessBridge.dll |
サイズ: 32768 |
バージョン: AccessBridge-1.0.4 |
jaccess-1_4.jar |
サイズ: 46573 |
バージョン: AccessBridge-1.0.4 |
JavaAccessBridge.dll |
サイズ: 139264 |
バージョン: AccessBridge-1.0.4 |
WindowsAccessBridge.dll |
サイズ: 77824 |
バージョン: AccessBridge-1.0.4 |
次のファイルをJDeveloperディレクトリ[¥jdk¥jre¥lib
]に置きます。
accessibility.properties |
サイズ: 153 |
バージョン: AccessBridge-1.0.4 |
次のファイルをWindows system32ディレクトリ[¥winnt¥system32
]に置きます。
JavaAccessBridge.dll |
サイズ: 155648 |
バージョン: AccessBridge_1_1_GA |
WindowsAccessBridge.dll |
サイズ: 77824 |
バージョン: AccessBridge-1.0.3 |
JAWTAccessBridge.dll |
サイズ: 28672 |
バージョン: AccessBridge-1.0.3 |
JDeveloperをアンインストールする前に、プロジェクトとファイルのバックアップを作成できます。デフォルトでは、これらのファイルは<jdev_home>¥jdev¥mywork
にあります。
JDeveloperをアンインストールするには、JDeveloperインストール・ディレクトリ全体を削除します。他の処理は不要です。
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注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。 |
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Worldwide Inquiries: |
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