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Oracle Audit Vaultサーバー・インストレーション・ガイド
10gリリース2(10.2.2.1) for Microsoft Windows(32-bit)
E05815-01
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4 Audit Vault Serverソフトウェアの削除

この章では、Audit Vault Serverソフトウェアの削除処理について説明します。この項の内容は次のとおりです。

4.1 Audit Vault Serverソフトウェアの削除

Audit Vault Serverソフトウェアと同じシステムにAudit Vault Agentソフトウェアをインストールした場合、Audit Vault Serverソフトウェアを削除するには、すべてのAudit Vault Agentを停止する必要があります。詳細は、『Oracle Audit Vaultエージェント・インストレーション・ガイド』を参照してください。

Oracle Universal Installerを使用して、コンピュータ上のインベントリからOracle Audit Vault Serverソフトウェアのコンポーネントを削除します。その後、残りのコンポーネントを手動で削除する必要があります(4.2項を参照)。

インストール中にOracle Universal Installerを終了したのでなければ、Oracle Universal Installerを先に使用せずに(Windowsエクスプローラやコマンド・プロンプトなどを使用して)Oracle Audit Vault Serverホームのファイルまたはディレクトリを削除しないでください。削除すると、Oracle Audit Vault Severホームのコンポーネントが、Oracle Universal Installerインベントリに登録されたままになります。Oracle Audit Vault Serverホームのファイルを手動で削除し、同じOracleホームへのインストール作業を行うと、選択したコンポーネントの一部または全部がインストールされないか、適切に構成されない可能性があります。

Oracle Universal Installerでは、インストールが予定外に中断されると、そのインストール情報はインベントリに登録されません。ただし、ファイルはすでにOracle Audit Vault Serverホームにコピーされている可能性があります。そのようなファイルは手動で削除し、インストールを再開してください。


注意:

Oracle Databaseコンフィギュレーション・アシスタントを使用して、Audit Vaultインスタンスと関連サービスを削除できます。Oracle Databaseコンフィギュレーション・アシスタントの詳細は、『Oracle Database 2日でデータベース管理者』に含まれる「Oracleのインストールおよびデータベースの作成」の章と、『Oracle Database Oracle ClusterwareおよびOracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。

Audit Vault Serverソフトウェアをアンインストールするには、次の手順を実行します。

  1. avctl stop_avコマンドを使用して、Audit Vaultコンソールを停止します。

    このコマンドは、emctl stop dbconsole操作を実行します。次に例を示します。

    $ avctl stop_av
    
    

    Oracle RAC環境で、すべてのノードからAudit Vault Serverを削除する場合は、Audit Vault Serverがインストールされたすべてのノードに対してこのコマンドを実行します。

  2. Audit Vaultデータベースにログインし、次のコマンドを使用して停止します。

    sqlplus /nolog
    SQL> connect sys as sysoper
    Enter password: <sysoperpassword>
    Connected.
    SQL> shutdown immediate;
    SQL> exit
    
    

    Oracle RAC環境では、Audit Vault Serverがインストールされているすべてのノードで次のコマンドを実行します。

    ORACLE_HOME\bin\srvctl stop database –d <AV database name> -q
    SQL> Connect String: sys as sysdba
    Enter password: <sysdbapassword>
    
    
  3. リスナーを停止します。

    listener.oraファイルでリスナーの名前を確認します。LISTENER1またはその他の名前が可能ですが、通常はLISTENERです。次に例を示します。

    lsnrctl stop <listener name>

    Oracle RAC環境で、すべてのノードからAudit Vault Serverを削除する場合は、Audit Vaultがインストールされたすべてのノードに対してこのコマンドを実行します。

  4. Oracleコンポーネントまたはレジストリ・エントリを削除する前に、WindowsのOracleサービスを停止します。


    関連資料:

    サービスの停止方法の詳細は、Microsoft製品のオンライン・ヘルプを参照してください。

    Windowsサービスを停止するには次のようにします。

    1. Windowsの「サービス」ユーティリティを開きます。これには、「スタート」メニューで「プログラム」「管理ツール」「サービス」の順に選択します。

    2. OracleDBConsoleavOracleJobSchedulerAVOracleOraAV10g_home1TNSListenerおよびOracleServiceAVというOracleサービスが存在し、そのステータスが「開始」である場合、各サービスを選択して「停止」をクリックします。

    3. 「サービス」を終了します。

    Oracle RAC環境で、すべてのノードからAudit Vault Serverソフトウェアを削除する場合は、Audit Vault Serverソフトウェアがインストールされたすべてのノードに対してこれらの操作を実行します。

  5. Audit Vault Serverのホーム・ディレクトリで、次のコマンドを実行してAudit Vault Serverソフトウェアをアンインストールします。次に例を示します。

    <ORACLE_HOME>\oui\bin\setup.exe
    
    

    別の方法として、Oracle Universal Installerを起動します。「スタート」メニューで、「プログラム」「Oracle Server - HOME_NAME」「Oracle Installation Products」「Universal Installer」の順に選択します。Oracle Universal Installerのようこそウィンドウが表示されます。

  6. 「製品の削除」をクリックしてOracleインベントリ画面を表示します。

    該当するチェック・ボックスを選択して、削除するOracleホーム・ディレクトリおよび製品を選択し、「削除」をクリックします。確認ウィンドウが表示されます。「はい」をクリックして、選択したコンポーネントを削除します。

    システムからAudit Vault Agentのコンポーネントを削除すると、削除したコンポーネントが含まれないインベントリ・ウィンドウが表示されます。「閉じる」をクリックしてインベントリ・ウィンドウを閉じます。「取消」をクリックしてOracle Universal Installerを終了します。「はい」をクリックして終了を確認します。

    Oracle RAC環境で、すべてのノードからAudit Vault Serverを削除する場合は、Audit Vaultがインストールされたすべてのノードに対してこの操作を実行します。

  7. コンピュータを再起動します。

  8. 古いOracleディレクトリをクリーンアップします。

    Oracle Audit Vault Serverがシステムにインストールされた唯一のOracleソフトウェアである場合は、oracleのディレクトリに移動してそのディレクトリを削除します。

    そうでない場合は、Oracle Audit Vault Serverホームを削除します。

    Oracle RAC環境で、すべてのノードからAudit Vault Serverソフトウェアを削除する場合は、Audit Vault Serverソフトウェアがインストールされたすべてのノードに対してこの操作を実行します。

    次に、残っているレジストリ・キー、環境変数、「スタート」メニューのオプション、およびディレクトリを手動で削除する必要があります。詳細は、4.2項を参照してください。

4.2 残りのOracle Audit Vault Serverコンポーネントの手動削除

Oracle Universal Installerでは、インストール時にOracle Audit Vault Serverコンポーネント用のWindowsサービスが作成されますが、アンインストール時には、Oracle Netコンフィギュレーション・アシスタントおよびOracle Databaseコンフィギュレーション・アシスタントにより作成されたサービスの一部が削除されません。また、Oracle Universal Installerでは、他のいくつかのレジストリ・エディタ・キーも削除されません。次の項に記載された手順に従って、既存のレジストリ・キーを手動で削除する必要があります。


注意:

Microsoftレジストリ・エディタは自己の責任で使用してください。レジストリ・エディタを誤って使用すると、深刻な問題の原因となる可能性があり、場合によってはオペレーティング・システムの再インストールが必要になります。

4.2.1 Oracle Net Serviceのレジストリ・キーの削除

Oracle Net Serviceのレジストリ・エントリのみを削除するには、次の手順を実行します(エントリが存在する場合)。

  1. 管理者グループのメンバーとしてログインします。

  2. 4.1項の手順2の指示に従ってOracleサービスを停止済であることを確認します。

  3. コマンド・プロンプトで、次のコマンドを入力します。

    SYSTEM_DRIVE:\> regedit
    
    
  4. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Servicesに移動し、OracleAudit_Vault_HOME_NAMETNSListenerレジストリ・エントリを削除します。他のすべてのOracle Net Serviceは、Oracle Universal Installerにより自動的に削除されます。

  5. レジストリ・エディタを終了します。

  6. コンピュータを再起動します。

4.2.2 Oracle Audit Vault Serverのすべてのレジストリ・キーの削除


注意:

次の手順では、Oracle Audit Vault Serverのコンポーネント、サービスおよびレジストリ・エントリが、コンピュータからすべて削除されます。レジストリ・エントリを削除する場合は、特に注意してください。エントリを誤って削除すると、システムが破損する可能性があります。これらの手順が完了するまで、ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\DB_NAMEに含まれるデータベース・ファイルは削除しないでください。

コンピュータからOracle Audit Vault Serverのすべてのレジストリ・キーを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者グループのメンバーとしてログインします。

  2. 4.1項の手順2の指示に従ってOracle Audit Vault Serverサービスを停止済であることを確認します。

  3. コマンド・プロンプトでレジストリ・エディタを起動します。

    SYSTEM_DRIVE:\> regedit
    
    
  4. HKEY_CLASSES_ROOTに移動します。

  5. OraOracleOrclまたはEnumOraで始まるキーを削除します。

    この一連のキーには、次の語で始まるキーが含まれます。

    • EnumOraHomes

    • OracleConfig

    • OracleDatabase

    • OracleHome

    • OracleInProcServer

    • OracleProcess

    • ORADC

    • ORAMMCCFG10

    • ORAMMCPMON10

    • OraOLEDB

    • OraPerfMon

    • ORCLMMC

    • ORCLSSO

    • ORG10SVR

  6. HKEY_CURRENT_USERに移動します。

  7. ORACLEキーを削除します。

  8. HKEY_CURRENT_USER\Softwareに移動します。

  9. すべてのOracleキーを削除します。これには、Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\MenuOrder\Start Menu\ProgramsOracle-Audit_Vault_Server_HOME_NAMEエントリも含まれます。

  10. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWAREに移動し、ORACLEグループ・キーを検索します。

    ORACLEを選択し、inst_locキーの値をメモします。これは、Oracle Universal Installerの場所です。デフォルトの場所は、c:\Program Files\Oracle\Inventoryです。この値が異なる場合、後で削除できるようにその値をメモしておいてください。

  11. ORACLE Groupキーを削除します。

  12. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ODBCに移動します。

  13. ODBCのすべてのサブキーを開き、Microsoft ODBC for Oracleキーを除くOracle関連のすべてのODBCドライバ・キーを削除します。

    たとえば、ODBC\ODBCINST.INIディレクトリには各Oracleホームのキーがリストされています。Oracle in OraAV10g_home1などのOracle in Audit_Vault_Server_Home_Nameを削除してください。

  14. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Servicesに移動します。

  15. このブランチに含まれるOracleまたはOraWebで始まるすべてのキーを削除します。たとえば、OracleDBConsoleavOracleJobSchedulerAVおよびOracleServiceAVレジストリ・エントリを削除します。

  16. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\ Eventlog\Applicationに移動します。

  17. このブランチに含まれるOracleで始まるすべてのキーを削除します。たとえば、Oracle.avおよびOracleDBConsoleavレジストリ・エントリを削除します。

  18. レジストリ・エディタを終了します。

  19. コンピュータを再起動します。

Oracle Universal Installerでは、Oracle Audit Vault Serverの一部のコンポーネントは削除されません。Oracle Universal Installerを使用してOracle Audit Vault Serverのコンポーネントを削除した後に、残っているレジストリ・キー、環境変数、「スタート」メニューのオプション、およびディレクトリを手動で削除する必要があります。


注意:

ごく特殊な状況では、深刻なシステムの問題を解決する目的で、先にOracle Universal Installerによるアンインストールを行わずに手動でコンピュータからOracle Audit Vault Serverコンポーネントを完全に削除することも可能です。ただし、この方法は最終的な手段として、システムからOracle Audit Vault Serverのすべてのコンポーネントを削除する場合にのみ使用してください。

4.2.3 PATH環境変数のパスの更新

PATH環境変数を確認し、すべてのOracleエントリを削除します。

  1. コントロール パネルで「システム」を表示します。

  2. 「詳細設定」タブを選択し、「環境変数」をクリックします。

  3. PATHシステム変数を選択し、すべてのOracleエントリを削除するよう編集します。

    たとえば、Path変数にORACLE_BASE\ORACLE_HOMEを含むOracleエントリを削除します。次のようなエントリを含むPath変数が存在する可能性があります。

    ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\product\10.2.2\av_1\bin
    
    
  4. 変更を保存して「システム」を終了します。

4.2.4 「スタート」メニューからのOracle Audit Vault Serverの削除

Oracle Audit Vault Agentのエントリに対応する「スタート」メニューを確認し、それらをすべて削除します。

次の手順を実行します。

  1. 「スタート」「プログラム」「Oracle - Server HOME_NAMEの順に選択します。たとえば、「Oracle - OraAV10g_home1」を選択します。

  2. 「Oracle - Server HOME_NAME」を右クリックし、メニューから「削除」を選択します。

次の方法でも、Oracle Audit Vault Serverメニューのエントリを削除できます。

  1. 「スタート」ボタンを右クリックしてポップアップ・メニューを表示します。

  2. 「エクスプローラ - All Users」オプションを選択します。

  3. Documents and Settings内の\Start Menu\Programsフォルダを開きます。

  4. 「Oracle - Server HOME_NAME」フォルダを右クリックして削除します。たとえば、「Oracle - OraAV10g_home1」フォルダを削除します。

4.2.5 Oracle Audit Vault Serverのディレクトリの削除

Oracle Audit Vault Serverのすべてのレジストリ・キーを削除してコンピュータを再起動したら、存在するOracle Audit Vault Serverのディレクトリとファイルをすべて削除します。

  1. マイ コンピュータまたはWindowsエクスプローラを使用して、SYSTEM_DRIVE:\program files\oracleディレクトリを削除します。

  2. マイ コンピュータまたはWindowsエクスプローラを使用して、ハード・ディスク上のOracle Audit Vault ORACLE_BASEディレクトリを削除します。