この章では、企業のビジネス要件に合せてて、Oracle Financial Analyticsを特定のソースに対して構成する方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
Oracle Financial Analyticsは、次のアプリケーションから構成されます。
Oracle General Ledger and Profitability Analytics。General Ledger Analyticsアプリケーションは、企業の貸借対照表の作成に必要な情報を提供するとともに、企業の全体的な経営状態に関する詳細な分析を提供します。General Ledger Analyticsアプリケーションのデフォルト構成は、標準レベルとして幅広く認められた詳細度または粒度に基づいています。ただし、この抽出レベルは、企業のビジネス要件に合せてて構成および変更できます。
Profitability Analyticsアプリケーションでは、費用分析、収益傾向および販売実績から、利益と損失の正確な数値を把握できます。Profitability Analyticsアプリケーションの情報は、財務諸表および会計チャートの収益と経費の経理グループ化のデータに関連します。Profitability Analyticsアプリケーションの設計目的は、企業の収益および利益率に関する情報を把握可能にすることであり、この情報は売掛金と結びついています。Profitability Analyticsアプリケーションのデフォルト構成は、標準レベルとして幅広く認められた詳細度または粒度に基づいています。ただし、この抽出レベルは構成可能で、企業のビジネス要件に合せてて変更できます。Profitability Analyticsアプリケーションは、費用分析、収益傾向および利益率分析を製品および顧客レベルで提供し、所得計算書を企業およびビジネス部門レベルで提供します。
Oracle Payables Analytics。Oracle Payables Analyticsアプリケーションは、企業の買掛金に関する情報を提供し、債務の額に応じた現金調達を計画可能にします。
Oracle Payables Analyticsアプリケーションの情報は、財務諸表および会計チャートの買掛金(AP)のデータにのみ関連します。買掛勘定の分析によって、企業の資金支出の効率性を評価できます。サプライヤが戦略上のビジネス・パートナーとなり、適時の効率性の向上と購買関係の高品質化が注目されるようになるにつれて、この分析の必要性はますます重要になっています。
Oracle Payables Analyticsアプリケーションのデフォルト構成は、標準レベルとして幅広く認められた詳細度または粒度に基づいています。ただし、この抽出レベルは、企業のビジネス要件に合せてて構成および変更できます。
Oracle Receivables Analytics。Oracle Receivables Analyticsアプリケーションは、企業の信用取引および徴収活動に役立つ情報を提供するとともに、売掛勘定が持つ潜在的な問題を監視および特定します。
Oracle Receivables Analyticsアプリケーションの情報は、財務諸表および会計チャートの売掛金(AR)経理グループ化のデータにのみ関連します。売掛勘定が支払期日を過ぎると、その1日1日が企業にとって大きな機会費用となります。動向に注意を払い売掛金を分析することは、販売業務の効率性、売掛勘定の質および主要顧客の価値を評価する1つの方法となります。
Oracle Receivables Analyticsアプリケーションのデフォルト構成は、標準レベルとして幅広く認められた詳細度または粒度に基づいています。ただし、この抽出レベルは、企業のビジネス要件に合せてて構成および変更できます。
この項では、データの完全ロードを実行する前にOracle Financial Analyticsで実行が必要な構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
この項では、データの完全ロードを実行する前に、すべてのソース・システムに適用される構成手順について説明します。
|
注意: すべての分析モジュール(Oracle Financial Analytics、Oracle HR Analytics、Oracle Sales Analyticsなど)に適用される構成手順は、第8章「共通のエリアと次元の構成」を参照してください。 |
この項では、データの完全ロードを実行する前に、Oracle EBSに適用される構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
生成された値リストを変更または拡張する場合は、ソース・システムの値をドメイン値にマップすることによって、Oracle Financial AnalyticsにCSVファイルを構成する必要があります。
この後の3つのトピックで、ソース・システムから値リストを抽出し、それらを生成された値と比較する方法について説明します。値リストが生成された値と異なる場合は、手順に従って、ドメイン値とCSVワークシート・ファイルを構成する必要があります。
表10-1に、$pmserver\LkpFilesフォルダにある、Financial AnalyticsおよびOracle EBS用のCSVワークシート・ファイルとドメイン値の一覧を示します。
表10-1 Oracle Financial AnalyticsおよびOracle EBS用のドメイン値とCSVワークシート・ファイル
| ワークシート・ファイル名 | 説明 | セッション |
|---|---|---|
|
domainValues_Xact_Types_DocTypes_ora12.csv |
トランザクションタイプと、Oracle EBSリリース12アプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。 このファイルの値を更新する方法の詳細は、第10.2.2.4項「Oracle General Ledger and Profitability Analytics用のdomainValues_Xact_Types_DocTypes_ora12.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_GLCOGSDerive |
|
domainValues_Xact_Types_DocTypes_ora11i.csv |
トランザクションタイプと、Oracle EBS 11iアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。 このファイルの値を更新する方法の詳細は、第10.2.2.5項「Oracle General Ledger and Profitability Analytics用のdomainValues_Xact_Types_DocTypes_ora11i.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_GLCOGSDerive |
|
注意: 総勘定元帳勘定番号は、グループ勘定コード(またはドメイン値)にマップされている必要があります。総勘定元帳レポート・レイヤーの指標でこれらの値が使用されるためです。総勘定元帳勘定番号に対応するドメイン値の一覧は、『Oracle Business Analytics Warehouse Naming Conventions and Domain Values』を参照してください。 |
Oracle General Ledgerの勘定を特定のグループ勘定コードに分類できます。グループ勘定コードは、データの抽出時とフロントエンドでのレポート作成時に使用されます。総勘定元帳勘定次元テーブルW_GL_ACCOUNT_DのGROUP_ACCT_NUMフィールドは、総勘定元帳勘定の種類(現金勘定や給与勘定など)を表します。使用可能な値は、file_group_acct_names_ora.csvファイルのmaster_codeカラムを参照してください。グループ勘定コードのドメイン値の一覧は、『Oracle Business Analytics Warehouse Naming Conventions and Domain Values』を参照してください。総勘定元帳勘定番号のマップは、利益率分析および総勘定元帳分析(貸借対照表など)の両方にとって重要です。
勘定割当てのロジックは、file_group_acct_codes_ora.csvファイルで指定されます。次の表は、file_group_acct_codes_ora.csvファイルの構成の例です。
表10-2 file_group_acct_codes_ora.csvの構成例
| COA ID | FROM ACCT | TO ACCT | GROUP_ACCT_NUM |
|---|---|---|---|
|
1 |
101010 |
101099 |
CA |
|
1 |
131010 |
131939 |
FG INV |
|
1 |
152121 |
152401 |
RM INV |
|
1 |
171101 |
171901 |
WIP INV |
|
1 |
173001 |
173001 |
PPE |
|
1 |
240100 |
240120 |
ACC DEPCN |
|
1 |
261000 |
261100 |
INT EXP |
|
1 |
181011 |
181918 |
CASH |
|
1 |
251100 |
251120 |
ST BORR |
この表の最初の行では、会計チャート(COA)IDが1で、勘定番号101010〜101099のすべての勘定が流動資産に割り当てられています。各行で、指定された会計チャートIDを持ち、指定された勘定番号の範囲内にあるすべての勘定がマップされます。
勘定番号の新しいグループを作成する必要がある場合は、file_group_acct_names_EBS.csvファイルに新しい行を作成します。次に、file_group_acct_codes_ora11i.csvファイルで、勘定番号の新しいグループに対して総勘定元帳勘定を割り当てます。
また、file_grpact_fstmt.csvファイルにも新しい行を追加する必要があります。このファイルによって、グループ勘定コードと財務諸表の項目コードとのリレーションシップが指定されます。新しいグループ勘定コードを、次のいずれかの財務諸表項目コードにマップする必要があります。
AP
AR
COGS
REVENUE
TAX
OTHERS
これらの財務諸表項目コードは、Financial Analytics製品の次の6つのベース要素テーブルに対応しています。
買掛金ベース要素(W_AP_XACT_F)
売掛金ベース要素(W_AR_XACT_F)
収益ベース要素(W_GL_REVN_F)
売上原価ベース要素(W_GL_COGS_F)
税ベース要素(W_TAX_XACT_F)
総勘定元帳仕訳ベース要素(W_GL_OTHER_F)
総勘定元帳勘定をグループ勘定コードにマップし、そのグループ勘定コードを財務諸表項目コードに関連付けることにより、総勘定元帳勘定番号が財務諸表項目コードに間接的に関連付けられることになります。
財務諸表項目コードはETLプロセスで使用される内部コードで、補助元帳に対する総勘定元帳の調整処理時に総勘定元帳仕訳レコードの処理に使用されます。ETLプロセスによって総勘定元帳仕訳レコードが調整される場合、その仕訳が記入される総勘定元帳勘定に関連付けられている財務諸表項目コードが確認され、その財務諸表項目コードの値を使用して、どのベース要素に対して総勘定元帳仕訳を調整するかが決められます。たとえば、AP財務諸表項目コードに関連付けられている総勘定元帳勘定に記入される総勘定元帳仕訳を調整するときは、買掛金ベース要素テーブル(W_AP_XACT_F)に対して調整され、その要素テーブルに対応する買掛金会計仕訳が検索されます。総勘定元帳勘定がREVENUE財務諸表項目コードに関連付けられている場合は、収益ベース要素テーブル(W_GL_REVN_F)に対して調整され、その要素テーブルに対応する収益会計仕訳が検索されます。
|
注意: グループ勘定コードを指定する場合、文字を大文字にして、file_group_acct_names_ora.csvファイルのmaster_codeカラムの値を使用する必要があります。 |
Oracle General Ledgerの勘定番号をグループ勘定コードにマップするには:
$pmserver\srcfilesフォルダにあるfile_group_acct_names_ora.csvファイルをテキスト・エディタで開きます。
次の表に示す各フィールドを編集します。
| フィールド名 | 説明 |
|---|---|
| COA ID | General Ledger会計チャートのID。 |
| FROM ACCTおよびTO ACCT | 種類別勘定の範囲。この値は総勘定元帳勘定の種類別勘定のセグメントに基づきます。 |
| GROUP_ACCT_NUM | このフィールドは、Oracle General Ledgerの勘定の種類を表します。たとえば、現金勘定や給与勘定などです。使用可能な値は、file_group_acct_names_ora.csvファイルを参照してください。 |
|
注意: このCSVファイルの他のフィールドは編集しないでください。 |
CSVファイルを保存して閉じます。
注意: グループ勘定コードと財務諸表項目コードの概要は、第10.2.2.2項「Oracle General Ledgerの種類別勘定のグループ勘定コードへのマップ方法」を参照してください。
総勘定元帳の種類別勘定番号が間違って不適切なグループ勘定コードにマップされると、不適切な会計エントリが要素テーブルに挿入される可能性があります。たとえば、APグループ勘定コードに分類されるはずの種類別勘定1210が、ARグループ勘定コードに分類されているとします。この場合、ETLプログラムは勘定100に対して記入されるすべての仕訳明細を取得し、これらの仕訳明細を売掛金要素テーブル(W_AR_XACT_F)の補助元帳会計レコードに対して調整しようとします。これらの仕訳明細は売掛金とは関係ないため、ETLプログラムは、これらの仕訳明細に対応する補助元帳会計レコードを見つけることができません。この場合、ETLプログラムにより、これらの総勘定元帳の仕訳明細が、総勘定元帳システムによる売掛金勘定に対する記入時に直接作成された手動の仕訳エントリであると判断され、その結果、売掛金要素テーブルに手動レコードが挿入されます。このプロセス全体を、総勘定元帳の調整プロセスと呼びます。
売掛金要素のこれらの手動エントリを元に戻すには、Oracle BI Applicationsに付属のGroup Account Number Cleanupプログラムを使用する必要があります。このプログラムは、要素テーブル(この場合は、AR要素テーブル)の手動エントリを元に戻し、総勘定元帳の調整プロセスの再実行を試みます。file_group_acct_codes_ora.csvファイルで種類別勘定1210がAPグループ勘定コードに割当て変更されていれば、ETLプログラムは、AP要素テーブル(W_AP_XACT_F)で対応する補助元帳会計レコードを探します。
グループ勘定の修正を実行する手順は、次のとおりです。
入力csvファイルfile_group_acct_codes_ora.csv内の、グループ勘定に対する総勘定元帳の種類別勘定のマッピングを修正します。
たとえば、修正前のCSVファイルに、次の値が指定されているとします。
CHART OF ACCOUNTS ID = 101
FROM ACCT = 1110
TO ACCT = 1110
GROUP_ACCT_NUM = CASH
勘定1210の元の分類先がAPグループ勘定コードであるとすると、修正後のCSVファイルでは、この総勘定元帳勘定とグループ勘定のマッピング値は次のようになります。
CHART OF ACCOUNTS ID = 101
FROM ACCT = 1210
TO ACCT = 1210
GROUP_ACCT_NUM = AP
DACで、次の手順を実行します。
該当するコンテナにナビゲートします。
「Design」に進み、「Subject Areas」タブを開きます。
「Financials – General Ledger」サブジェクトエリアを開き、次のいずれの構成タグの「inactive」チェック・ボックスが選択されているかを確認します。
- Financials – Calculate GL Balance
- Oracle – Extract GL Balance
デフォルトでは、「Financials – Calculate GL Balance」の「inactive」チェック・ボックスが選択されています。
「Financials – Group Account Number Cleanup」サブジェクトエリアを開き、次のように構成されていることを確認します。
- 手順3で、「Financials – Calculate GL Balance」の「inactive」チェック・ボックスが選択されていた場合は、構成タグ「Financials – Calculate GL Balance Reverse」の「inactive」チェック・ボックスも選択されています。
- 手順3で、「Oracle – Extract GL Balance」の「inactive」チェック・ボックスが選択されていた場合は、構成タグ「Financials – Calculate GL Balance Reverse」の「inactive」チェック・ボックスが選択解除されています。
前述の手順dで構成を変更した場合は、「Financials – Group Account Number Clean Up」サブジェクトエリアを再アセンブルし、使用しているOracle EBSのリリースに応じて次のいずれかの実行プランを再設計する必要があります。
Financials – Group Account Number Clean Up ORA1158
Financials – Group Account Number Clean Up ORA1159
Financials – Group Account Number Clean Up ORA11510
Financials – Group Account Number Clean Up R12
使用しているOracle EBSのリリースに応じて、次のいずれかの「Group Account Cleanup」実行プランを実行します。
Financials – Group Account Number Clean Up ORA1158
Financials – Group Account Number Clean Up ORA1159
Financials – Group Account Number Clean Up ORA11510
Financials – Group Account Number Clean Up R12
この項では、リリース12の場合に、Oracle General Ledger and Profitability Analytics用にdomainValues_Xact_Types_DocTypes_ora12.csvを構成する方法について説明します。
Oracle General Ledger and Profitability Analytics用にdomainValues_Xact_Types_DocTypes_ora12.csvを構成する手順は、次のとおりです。
次のSQLを使用して、Oracle Inventoryアプリケーションのエントリ・タイプを指定します。
select mtt.transaction_type_id, mtt.description from mtl_transaction_types mtt;
このクエリーにより、Oracle Inventoryアプリケーションのトランザクションタイプ・コードとその説明が返されます。
$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_Xact_Types_DocTypes_ora12.csvファイルをテキスト・エディタで開きます。
xact_cat_code = 'COGS'またはxact_cat_code = 'DEFERRED_COGS'となっているファイルの行のみを検索します。これらのレコードの中から、W_XACT_TYPE_CODE = 'DELIVERY'または'RETURN'となっているレコードを検索します。XACT_TYPE_CODEカラムには、Oracle Inventoryアプリケーションのエントリ・タイプ・コードが指定され、W_XACT_TYPE_CODEカラムには、これらのエントリ・タイプ・コードのマップ先のドメイン値が指定されます。
前述のクエリーによってOracle Inventoryアプリケーションから返されたエントリ・タイプ・コードをドメイン値にマップします。
エントリ・タイプ・コードは、必ずファイル内のXACT_TYPE_CODEカラムに挿入してください。ドメイン値とエントリ・タイプ間の関係は、1対1になる必要はありません。たとえば、複数のエントリ・タイプを、DELIVERYまたはRETURNドメイン値にマップできます。同一のエントリ・タイプを2つの異なるドメイン値にマップすることはできません。
ファイルを保存し閉じます。
Informatica Designerで、SDE_ORAxxx_adapterフォルダにあるマッピングSDE_ORA_GLCOGSFactを開きます。
このマッピング内に含まれるマップレットmplt_BC_ORA_GLCOGSFactを開きます。
ソース修飾子のSQ_MTL_TRANSACTION_ACCOUNTSを開きます。
手順1のSQLを変更し、抽出が必要な追加のトランザクションタイプIDが抽出されるようにします。
Informatica Workflow Managerで、完全ロード・セッションのSDE_PSFT_ARTransactionFact_Item_FullおよびSDE_PSFT_ARTransactionFact_ItemActivity_FullのSQLオーバーライドに対して同じ変更を行います。
この項では、リリース11iの場合に、Oracle General Ledger and Profitability Analytics用にdomainValues_Xact_Types_DocTypes_ora11i.csvを構成する方法について説明します。
Oracle General Ledger and Profitability Analytics用にdomainValues_Xact_Types_DocTypes_ora11i.csvを構成する手順は、次のとおりです。
次のSQLを使用して、Oracle Inventoryアプリケーションのエントリ・タイプを指定します。
select mtt.transaction_type_id, mtt.description from mtl_transaction_types mtt;
このクエリーにより、Oracle Inventoryアプリケーションのトランザクションタイプ・コードとその説明が返されます。
$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_Xact_Types_DocTypes_ora11i.csvファイルをテキスト・エディタで開きます。
xact_cat_code = 'COGS'となっているファイルの行のみを検索します。これらのレコードの中から、W_XACT_TYPE_CODE = 'DELIVERY'または'RETURN'となっているレコードを検索します。XACT_TYPE_CODEカラムには、Oracle Inventoryアプリケーションのエントリ・タイプ・コードが指定され、W_XACT_TYPE_CODEカラムには、これらのエントリ・タイプ・コードのマップ先のドメイン値が指定されます。
前述のクエリーによってOracle Inventoryアプリケーションから返されたエントリ・タイプ・コードをドメイン値にマップします。
エントリ・タイプ・コードは、必ずファイル内のXACT_TYPE_CODEカラムに挿入してください。ドメイン値とエントリ・タイプ間の関係は、1対1になる必要はありません。たとえば、複数のエントリ・タイプを、DELIVERYまたはRETURNドメイン値にマップできます。同一のエントリ・タイプを2つの異なるドメイン値にマップすることはできません。
ファイルを保存し閉じます。
Informatica Designerで、SDE_ORAxxx_adapterフォルダにあるマッピングSDE_ORA_GLCOGSFactを開きます。
このマッピング内に含まれるマップレットmplt_BC_ORA_GLCOGSFactを開きます。
ソース修飾子のSQ_MTL_TRANSACTION_ACCOUNTSを開きます。
手順1のSQLを変更し、抽出が必要な追加のトランザクションタイプIDが抽出されるようにします。
Informatica Workflow Managerで、これらのマッピングに対応する完全ロード・セッションのSDE_ORA_GLCOGSFact_Fullに対して同じ変更を行います。
この項では、データの完全ロードを実行する前に、PeopleSoftに適用される構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
第10.2.3.1項「Oracle Financial Analytics用のドメイン値とCSVワークシート・ファイルの構成について」
第10.2.3.2項「PeopleSoft Receivables用のdomainValues_ Xact_Types_DocTypes_psft.csvの構成方法」
生成された値リストを変更または拡張する場合は、ソース・システムの値をドメイン値にマップすることによって、Oracle Financial AnalyticsにCSVファイルを構成する必要があります。
第10.2.3.2項「PeopleSoft Receivables用のdomainValues_ Xact_Types_DocTypes_psft.csvの構成方法」では、ソース・システムから値リストを抽出し、それらを生成された値と比較する方法について説明します。値リストが生成された値と異なる場合は、手順に従って、ドメイン値とCSVワークシート・ファイルを構成する必要があります。
表10-3に、$pmserver\LkpFilesフォルダにある、Financial AnalyticsおよびPeopleSoft用のCSVワークシート・ファイルとドメイン値の一覧を示します。
表10-3 Oracle Financial Analytics用のドメイン値とCSVワークシート・ファイル
| ワークシート・ファイル名 | 説明 | セッション |
|---|---|---|
|
domainValues_Xact_Types_DocTypes_psft.csv |
トランザクションタイプと、PeopleSoftアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。 このファイルの値を更新する方法の詳細は、第10.2.3.2項「PeopleSoft Receivables用のdomainValues_ Xact_Types_DocTypes_psft.csvの構成方法」を参照してください。 |
SDE_PSFT_TransactionTypeDimension_ARDerive |
この項では、PeopleSoft Receivables用のdomainValues_ Xact_Types_DocTypes_psft.csvを構成する方法について説明します。
PeopleSoft Receivables用にdomainValues_ Xact_Types_DocTypes_psft.csvを構成する手順は、次のとおりです。
次のSQLを使用して、PeopleSoft Receivablesアプリケーションのエントリ・タイプを指定します。
SELECT DISTINCT ENTRY_TYPE, DESCR FROM PS_ENTRY_TYPE_TBL
このクエリーにより、PeopleSoft Receivablesアプリケーションのエントリ・タイプ・コードとその説明が返されます。
$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_ Xact_Types_DocTypes_psft.csvファイルをテキスト・エディタで開きます。
xact_cat_code = 'RECEIVABLE'およびW_XACT_TYPE_CODE = 'ORIGINAL'または'APPLICATION'となっているファイルの行のみを検索します。XACT_SUBTYPE_CODEカラムには、PeopleSoft Receivablesのエントリ・タイプ・コードが指定され、W_XACT_TYPE_CODEおよびW_XACT_SUBTYPE_CODEカラムには、これらのエントリ・タイプ・コードのマップ先のドメイン値が指定されます。
TYPEカラムをこのファイルのXACT_TYPE_CODEカラムにコピーします。
2行目以降のデータをコピーしてください。最初の行はカラム・ヘッダーです。
前述のクエリーによってPeopleSoft Receivableアプリケーションから返されたエントリ・タイプ・コードをドメイン値にマップします。
エントリ・タイプ・コードは、必ずファイル内のXACT_TYPE_CODEカラムに挿入してください。ドメイン値とエントリ・タイプ間の関係は、1対1になる必要はありません。たとえば、複数のエントリ・タイプを、ORIGINALまたはINVOICEドメイン値にマップできます。同一のエントリ・タイプを2つの異なるドメイン値にマップすることはできません。
ファイルを保存し閉じます。
Informatica Designerで、SDE_PSFTxx_adapterフォルダにあるマップレットmplt_BC_PSFT_ARTransactionFact_Itemおよびmplt_BC_PSFT_ARTransactionFact_ItemActivityを開きます。
ソース修飾子変換を開きます。
SQLの末尾にあるIN句には、前述の手順で準備したcsvファイルでW_XACT_TYPE_CODEがORIGINALにマップされたすべてのエントリ・タイプ・コードが含まれます。
Informatica Workflow Managerで、完全ロード・セッションのSDE_PSFT_ARTransactionFact_Item_FullおよびSDE_PSFT_ARTransactionFact_ItemActivity_FullのSQLオーバーライドに対して同じ変更を行います。
Oracle BI Applicationsでは、総勘定元帳の残高が、データ・ウェアハウスに抽出された総勘定元帳仕訳に基づいて計算されます。ここでは開始残高がゼロであることを前提として、すべての総勘定元帳仕訳を加算することによって月次の最終総勘定元帳残高が計算されます。貸借対照表勘定の場合は開始日からその月まで、非貸借対照表勘定の場合は年初からその月までが計算されます。この開始残高がゼロであるという前提は、PeopleSoftシステムから特定年度のみの仕訳を抽出する場合に問題となります。たとえば、OLTPシステムに10年分の仕訳があるときに、最近の3年分のみのデータをデータ・ウェアハウスに抽出すると、最初の7年間の仕訳が総勘定元帳残高の計算結果に反映されないため、残高が不正確になります。
Oracle BI Applicationsには、この問題に対処する目的で、すべての勘定の開始残高を入力する機能が用意されています。このため、総勘定元帳の残高計算はゼロから開始されることなく、入力した開始残高値に仕訳を加算することによって最終残高が計算されます。この機能は、総勘定元帳仕訳のステージング・テーブルW_GL_OTHER_FS用の汎用アダプタにより実現されます。Informaticaサーバーのsrcfilesディレクトリに、file_gl_other.csvという名前のcsvファイルがあります。このファイルに、総勘定元帳勘定ごとの開始残高を入力すると、ステージング・テーブルW_GL_OTHER_FSに自動的にロードされます。ETLで最初の完全ロードを開始する前に、このファイルを準備する必要があります。
総勘定元帳の開始残高を挿入する手順は、次のとおりです。
$pmserver\lkpfilesフォルダにあるfile_gl_other.csvファイルをテキスト・エディタで開きます。
次の各カラムに値を指定します。
GL_ACCOUNT_ID - 総勘定元帳勘定次元に対する外部キー。
DOC_STATUS_ID - ステータス次元に対する外部キー。このカラムのすべての行をACCT_DOC_STATUS~~POSTEDに設定します。
POSTED_ON_DT - YYYYMMDDHH24MISS書式での処理日。このカラムには、開始残高を入力する日付を設定します。たとえば、2005年1月1日からの仕訳を抽出する場合は、この日付を「20050101000000」に設定します。
ACCT_PERIOD_END_DT - YYYYMMDDHH24MISS書式での会計期間の日付。このカラムには、開始残高を入力する日付を設定します。たとえば、2005年1月1日からの仕訳を抽出する場合は、この日付を「20050101000000」に設定します。
OTHER_DOC_AMT - ドキュメント通貨での額。
OTHER_LOC_AMT - ローカル通貨またはビジネス・ユニット通貨での額。
GLOBAL1_EXCHANGE_RATE - ドキュメント通貨からグローバル1通貨コードへの為替レート。
GLOBAL2_EXCHANGE_RATE - ドキュメント通貨からグローバル2通貨コードへの為替レート。
GLOBAL3_EXCHANGE_RATE - キュメント通貨からグローバル3通貨コードへの為替レート。
BALANCE_ID - この行には一意の値を指定します。
ファイルを保存し閉じます。
Informatica Designerで、SDE_PSFTxx_adapterフォルダにあるマップレットmplt_BC_PSFT_ARTransactionFact_Itemおよびmplt_BC_PSFT_ARTransactionFact_ItemActivityを開きます。
ソース修飾子変換を開きます。
SQLの末尾にあるIN句には、前述の手順で準備したcsvファイルでW_XACT_TYPE_CODEがORIGINALにマップされたすべてのエントリ・タイプ・コードが含まれます。
Informatica Workflow Managerで、完全ロード・セッションのSDE_PSFT_ARTransactionFact_Item_FullおよびSDE_PSFT_ARTransactionFact_ItemActivity_FullのSQLオーバーライドに対して同じ変更を行います。
この項では、データの完全ロードを実行する前に、汎用的に適用される構成手順について説明します。
リリース7.9.4のOracle BI Applicationsには該当しません。
この項では、Oracle Financial Analyticsの追加の構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
この項では、すべてのソース・システムに適用される追加の構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
この項では、買掛金および売掛金経過のスナップショット・テーブルにおける経過バケットの長さを制御する方法について説明します。これらのテーブルは、次のとおりです。
W_AP_AGING_INVOICE_A
W_AR_AGING_INVOICE_A
W_AP_AGING_SUPPLIER_A
W_AR_AGING_CUSTOMER_A
これら4つのテーブルでは、未払いの買掛金/売掛金残高の情報が行に分割されています。各行は、特定の経過バケット期間における未払いの残高情報を表しています。デフォルトでは、次の期間の4つの経過バケットが設定されています。
バケット1: 0〜30日
バケット2: 31〜60日
バケット3: 61〜90日
バケット4: 91日以上
次の手順に従い、DACを使用して、これらの経過バケットの長さを構成します。
経過バケットの長さを構成するには:
「Tasks」タブをクリックします。
次のタスクに対してクエリーします。
PLP_APSnapshotInvoiceAging
PLP_ARSnapshotInvoiceAging
それぞれのタスクについて、「Parameters」タブをクリックし、名前が$$BUCKETで始まるパラメータを更新します。
処理を保存します。
これらの経過テーブルはスナップショット・テーブルです。また、過去のスナップショットをこれらのテーブルに保存しておく月数を指定することもできます(デフォルト値は24か月)。この数値は、$$HISTORY_MONTHSパラメータの調整により増減できます。
この項では、Oracle EBSに適用される追加の構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
第10.2.5.2.6項「Financial Statement Generator(FSG)のレポート定義を使用した総勘定元帳勘定階層の構成方法」
第10.2.5.2.11項「Oracle Receivables Analyticsに対する現金入金消込売掛金抽出の構成方法」
第10.2.5.2.12項「Oracle Receivables Analyticsに対するクレジット・メモ消込売掛金抽出の構成方法」
Oracle BI Applicationsでは、次の2つの方法により総勘定元帳残高をポピュレートできます(W_GL_BALANCE_F tableテーブルに格納)。
Oracle General Ledgerから総勘定元帳残高を直接抽出します。手順は次のとおりです。
DACのサブジェクトエリア「Financials – General Ledger」の「Configuration Tag」タブで、タグ「Oracle – Extract GL Balance」の「Inactive」チェック・ボックスの選択が解除されていることを確認します。
タグ「Financials – Calculate GL Balance」の「Inactive」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
「Assemble」をクリックし、サブジェクトエリアを再設計します。
サブジェクトエリアが再設計されたら、このサブジェクトエリアを含む実行プランを再設計します。
すべての仕訳明細が格納されているW_GL_OTHER_Fテーブルのレコードに基づいて総勘定元帳残高を計算します。手順は次のとおりです。
DACのサブジェクトエリア「Financials – General Ledger」の「Configuration Tag」タブで、タグ「Financials – Calculate GL Balance」の「Inactive」チェック・ボックスの選択が解除されていることを確認します。
タグ「Oracle – Extract GL Balance」の「Inactive」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
「Assemble」をクリックし、サブジェクトエリアを再設計します。
サブジェクトエリアが再設計されたら、このサブジェクトエリアを含む実行プランを再設計します。
Oracle General Ledger and Profitability Analyticsには、General Ledger収益とGeneral Ledger売上原価の2つの異なる取引抽出があります。デフォルトでは、Oracle General Ledger Analyticsアプリケーションによって、総勘定元帳に転記済の完了した収益および売上原価のみが抽出されます。完了した収益取引とは、RA_CUSTOMER_TRX_ALL.COMPLETE_FLAG = Yとなっている取引です。未完了の収益取引を抽出する場合は、Business Componentのフィルターを削除します。
Oracle General Ledger and Profitability Analyticsの収益抽出フィルターを変更するには:
PowerCenter Designerで、該当するOracleアプリケーション・フォルダ(たとえば、SDE_ORA11510_adapter)を開きます。
Mapplet Designerで、mplt_BC_ORA_GLRevenueFactマップレットを開きます。
「Source Qualifier」をダブルクリックして「Edit Transformations」ウィンドウを開き、「Properties」タブをクリックします。
「User Defined Join」フィールドと「SQL Query」フィールドの次の文を削除します。
AND RA_CUSTOMER_TRX_ALL.COMPLETE_FLAG = Y
変更を確認し、リポジトリに保存します。
EBS 11i、11.5.8、11.5.9および11.5.10が使用されている場合、Oracle General Ledger Analyticsアプリケーションは、デフォルトで、総勘定元帳に転記済の売上原価取引のみを抽出します。つまり、MTL_TRANSACTION_ACCOUNTS.GL_BATCH_ID <> -1という条件を満たす売上原価取引が転送されます。すべての取引を抽出する場合は、Business Componentマップレットのフィルターを削除します。標準抽出マップレットとプライマリ抽出マップレットの両方のBusiness Componentマップレットを変更する必要があります。EBSリリース12ではデフォルトですべての取引が抽出されるため、この手順は適用されません。次の項の手順は、EBS 11iにのみ適用されます。
General Ledger売上原価抽出フィルターを変更するには:
PowerCenter Designerで、該当するOracleアプリケーション・フォルダ(たとえば、SDE_ORA11510_adapter)を開きます。
Mapplet Designerで、mplt_BC_ORA_GLCOGSFactを開きます。
「Source Qualifier」をダブルクリックして「Edit Transformations」ウィンドウを開き、「Properties」タブをクリックします。
「User Defined Join」フィールドと「SQL Query」フィールドの次の文を削除します。
AND MTL_TRANSACTION_ACCOUNTS.GL_BATCH_ID <> -1
Mapplet Designerで、mplt_BC_ORA_GLCOGSFact_PRIMARYを開きます。
「Source Qualifier」をダブルクリックして「Edit Transformations」ウィンドウを開き、「Properties」タブをクリックします。
「User Defined Join」フィールドと「SQL Query」フィールドの次の文を削除します。
AND MTL_TRANSACTION_ACCOUNTS.GL_BATCH_ID <> -1
変更を確認し、リポジトリに保存します。
Workflow Managerの対応するフォルダにあるInformaticaセッションSDE_ORA_GLCOGSFact_FullのSQLに適切な変更を加えます。
Oracle EBSリリース11.5.8、11.5.9または11.5.10から抽出するようにマッピングSDE_ORA_GLCOGSFactをカスタマイズした場合は、ドメイン値ファイルdomainValues_Xact_Types_DocTypes_ora11i.csvを変更します。
Oracle EBSリリース12から抽出する場合は、ファイルdomainValues_Xact_Types_DocTypes_ora12.csvを変更します。
次の2つの方法で、Oracle Financial Analyticsに階層を設定できます。
総勘定元帳会計フレックスフィールドの値セット定義の使用
Financial Statement Generator(FSG)のレポート定義の使用
いずれの方法で総勘定元帳勘定階層を設定する場合も、階層情報はW_HIERARCHY_Dテーブルに格納します。
たとえば、US Acctの階層に次のような構造があるとします。
ノードAに子ノードBおよびCがある。
ノードBに子ノードDおよびEがある。
ノードCに子ノードFおよびGがある。
ノードDに子ノードHおよびIがある。
ノードFに子ノードJおよびKがある。
次の図に、US Acctの階層の例を示します。
次の表は、階層US AcctがW_HIERARCHY_Dテーブルに格納されるしくみを示しています。
Oracle EBSでは、会計フレックスフィールドの格納先として最大30セグメントを設定できます。フレックスフィールドは柔軟性があるため、次のように、複雑なデータ構成に対応できます。
任意のセグメントにデータを格納できます。
必要に応じて、会計チャートごとに使用するセグメント数を増減できます。
同じ会計チャートに対して、複数のセグメントを指定できます。
会計チャートのデータ構成例
次の例は、US会計チャートとAPAC会計チャートの両方を持つ企業のデータ構成です。
表10-5 会計チャートの例
| セグメント・タイプ | US会計チャート(4256)の値 | APAC会計チャート(4257)の値 |
|---|---|---|
|
企業 |
セグメント3に格納 |
セグメント1に格納 |
|
種類別勘定 |
セグメント4に格納 |
セグメント3に格納 |
|
コストセンター |
セグメント5に格納 |
セグメント2に格納 |
|
地域 |
セグメント2に格納 |
セグメント2に格納 |
|
商品ライン(LOB) |
セグメント1に格納 |
セグメント4に格納 |
この例は、会計チャート4256では、企業がOracle EBSのテーブルGL_CODE_COMBINATIONS_ALLのsegment3カラムに格納されることを示しています。会計チャート4257では、企業はGL_CODE_COMBINATIONS_ALLテーブルのsegment1カラムに格納されます。この構成ファイルの目的は、セグメントの情報がウェアハウス・テーブルW_GL_ACCOUNT_Dに抽出されるときに、異なる会計チャートの同種のセグメントがW_GL_ACCOUNT_Dの同じカラムに格納されるようにすることです。
たとえば、会計チャート4256と4257の企業セグメントをW_GL_ACCOUNT_Dのsegment1カラムに格納でき、コストセンター・セグメントをsegment2カラムに格納できます。他のセグメントも同様です。
総勘定元帳会計フレックスフィールドに対するETLプロセスの構成について
総勘定元帳勘定に対してETLプロセスを実行する前に、分析対象のセグメントを指定する必要があります。分析対象のセグメントを指定するには、次のETL構成ファイルを使用します。
$PMSERVER/srcfile/file_glacct_segment_configur_ora.csv
file_glacct_segment_config_ora11i.csvファイルでは、同種のセグメントが同一カラムに格納されるように指定する必要があります。たとえば、すべての会計チャートのすべてのコストセンター・セグメントが1つのカラムに格納され、すべての会計チャートのすべての企業セグメントが別のカラムに格納されるように指定します。
たとえば、次のような処理が必要な場合があります。
企業、コストセンター、種類別勘定および商品ラインの各セグメントを使用して、総勘定元帳勘定階層を分析します。
この階層分析に地域セグメントは使用しません。
すべての会計チャートのすべてのコストセンター・セグメントを、W_GL_ACCOUNT_DのACCOUNT_SEG2_CODEカラムに格納します。
すべての会計チャートのすべての種類別勘定セグメントを、W_GL_ACCOUNT_DのACCOUNT_SEG3_CODEカラムに格納します。
すべての会計チャートのすべての商品ライン・セグメントを、W_GL_ACCOUNT_DのACCOUNT_SEG4_CODEカラムに格納します。
W_GL_BALANCE_A(総勘定元帳勘定残高を集計レベルで格納するテーブル)には、総勘定元帳勘定残高が、総勘定元帳のコード組合せレベルではなく、企業およびコストセンター・レベルで格納されるようにします。
次のスクリーンショットは、上記で指定したビジネス要件を実装するよう構成するfile_glacct_segment_config_ora11i.csvの例です。
総勘定元帳会計フレックスフィールドを使用して階層を設定するには:
/srcfile/file_glacct_segment_configur_ora.csvファイルを使用して、分析対象のセグメントを指定します。
DACで、次の手順を実行します。
サブジェクトエリア「Financials – General Ledger」の「Configuration Tag」タブが次のように設定されていることを確認します。
タグ「Oracle – Extract Value Set Hierarchies」の「Inactive」チェック・ボックスの選択が解除されている。
タグ「Oracle – Extract FSG Hierarchies」の「Inactive」チェック・ボックスが選択されている。
「Assemble」をクリックし、サブジェクトエリアを再設計します。
サブジェクトエリアが再設計されたら、このサブジェクトエリアを含む実行プランを再設計します。
総勘定元帳勘定に対してETLを実行します。
RPD物理レイヤーで、テーブルW_HIERARCHY_Dに対して追加の別名を作成するか、既存の別名の名前を変更します(Oracle BI Administration Toolを使用)。
たとえば、既存の別名に1〜3の番号が使用されている場合は、新しい別名をDim_W_HIERARCHY_D_ValueSetHierarchy4とし、次の表に従って既存の別名を変更します。
| 元の別名 | 新しい別名 |
|---|---|
| Dim_W_HIERARCHY_D_ValueSetHierarchy1 | Dim_Company_Hierarchy_D |
| Dim_W_HIERARCHY_D_ValueSetHierarchy2 | Dim_CostCenter_Hierarchy_D |
| Dim_W_HIERARCHY_D_ValueSetHierarchy3 | Dim_NaturalAccount_Hierarchy_D |
W_HIERARCHY_Dに対して新しい別名を作成し、その別名をDim_LOB_Hierarchy_Dと命名します。
Oracle BI Analytics Warehouseの物理レイヤーで、Oracle BI Administration Toolを使用して、前述の手順で作成した新しい別名から物理レイヤーに結合を作成します。
企業セグメントを格納するW_GL_ACCOUNT_Dのセグメント・カラムに企業階層を結合します。
Dim_Company_Hierarchy_D. HIER20_CODE = W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG1_CODE
Dim_Compnay_Hierarchy_D.HIER_CODE = W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG1_ATTRIB
コストセンター・セグメントを格納するW_GL_ACCOUNT_Dのセグメント・カラムにコストセンター階層を結合します。
Dim_CostCenter_Hierarchy_D. HIER20_CODE = W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG2_CODE
Dim_CostCenter_Hierarchy_D.HIER_CODE = W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG2_ATTRIB
種類別勘定セグメントを格納するW_GL_ACCOUNT_Dのセグメント・カラムに種類別勘定階層を結合します。
Dim_NaturalAccount_Hierarchy_D. HIER20_CODE = W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG3_CODE
Dim_NaturalAccount_Hierarchy_D.HIER_CODE = W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG3_ATTRIB
商品ライン・セグメントを格納するW_GL_ACCOUNT_Dのセグメント・カラムに商品ライン階層を結合します。
Dim_LOB_Hierarchy_D. HIER20_CODE = W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG4_CODE
Dim_LOB_Hierarchy_D.HIER_CODE = W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG4_ATTRIB
|
注意: すべての階層は、階層のリーフ・ノードであるHIER20_CODEに結合されます。 |
Oracle BI Analytics Warehouseのビジネスモデル・レイヤーで、Oracle BI Administration Toolを使用して、新しい別名を使用する追加の次元を作成します。
Oracle BI Applicationsによりインストールされているサンプル次元の詳細は、Oracle Business Analytics Warehouseの次の次元を参照してください。
Dim - GL ValueSetHierarchy1
Dim - GL ValueSetHierarchy2
Dim - GL ValueSetHierarchy3
論理テーブルの出力を1つの階層のみに抑制する場合は、ビジネスモデル・レイヤーにHIER_CODEフィルターを指定します。ビジネスモデル・レイヤーにフィルターを指定し論理テーブルの出力を抑制するには、次の手順を実行します。
論理テーブルDim_IncomeStatement_FSGHierarchy_Dを右クリックします。
「Properties」を選択します。
「Source」タブを選択します。
「Dim_IncomeStatement_FSGHierarchy_D」を選択します。
「Edit」をクリックします。
「Content」タブを選択します。
「use WHERE clause…」テキスト・ボックスに次のコードを挿入します。
"Oracle Data Warehouse"."Catalog"."dbo"."Dim_W_HIERARCHY_D_FSG1"."HIER_CODE" =1001
Oracle BI Analytics Warehouseのビジネスモデル・レイヤーで、Oracle BI Administration Toolを使用して、前述の手順で作成した次元を使用する追加の階層を作成します。
Oracle BI Applicationsによりインストールされているサンプル階層の詳細は、Oracle Business Analytics Warehouseの次の階層を参照してください。
GL ValueSetHierarchy1
GL ValueSetHierarchy2
GL ValueSetHierarchy3
Oracle BI Analytics Warehouseのプレゼンテーション・レイヤーで、Oracle BI Administration Toolを使用して、新しい階層をプレゼンテーション・フォルダにドラッグします。
|
注意: プレゼンテーション・レイヤーの階層名は、必要に応じて変更できます。 |
会計チャート内の複数のセグメントに基づいて総勘定元帳勘定階層を定義する必要がある場合は、Oracle EBSのFinancial Statement Generatorのレポート定義UIを使用できます。
まず、Oracle EBS Financial Statement Generator(FSG)のフォームを使用して、行セットまたはカラム・セットを定義します。次に、Oracle BI Applicationsにより行セットまたはカラム・セットの定義を抽出し、それらを階層に変換します。
Oracle Financial Statement Generatorの階層は、次のEBSソース・テーブルから抽出します。
RG_REPORT_AXIS_CONTENTS
このテーブルは、FSGのレポート軸と総勘定元帳のコード組合せとのリレーションシップを定義します。その軸に定義された値範囲内のセグメント値を持つ総勘定元帳のコード組合せは、その軸の子として分類されます。
RG_REPORT_AXIS_SETS
このテーブルは、定義済の各行セットまたはカラム・セットについての情報を格納します。このテーブルには、定義済の行セットまたはカラム・セットごとに1つのレコードが格納されます。各行には、軸セットの識別子、行セットまたはカラム・セットの名前および特定の会計チャートを行セットまたはカラム・セットに割り当てる構造識別子が格納されます。
RG_REPORT_CALCULATIONS
このテーブルには、行セットまたはカラム・セット内の各行または各カラムの計算に使用する計算式が格納されます。行計算の例として、前の5行の合計値の計算などがあります。カラム計算の例として、カラム3の値からカラム4の値を減算した値をカラム5に挿入するなどの計算があります。
たとえば、収入計算書の純収入は、売上総利益から経費総額を減算した計算結果です。階層に変換するときは、純収入が売上総利益と経費総額の親となります。このように、RG_REPORT_CALCULATIONの情報に基づいて階層を導出できます。
次のダイアグラムは、階層の例を示しています。この例では、最上位階層の純収入ノードに2つの子ノード、経費総額と売上総利益があり、経費総額ノードに2つの子ノード、営業経費と減価償却費があります。
このダイアグラムは、収入状態が階層から導出される関係を示しています。

この階層を平坦な階層に変換しW_HIERARCHY_Dに格納すると、次のような形式になります。
表10-6 W_HIERARCHY_Dに格納された平坦階層の例
| 階層名 | HIER1 | HIER2 | HIER3 | HIER4 | HIER20 |
|---|---|---|---|---|---|
|
収入計算書 |
純収入 |
売上総利益 |
売上総利益 |
売上総利益 |
売上総利益 |
|
収入計算書 |
純収入 |
経費総額 |
営業経費 |
営業経費 |
営業経費 |
|
収入計算書 |
純収入 |
経費総額 |
減価償却費 |
減価償却費 |
減価償却費 |
要素テーブルは、総勘定元帳勘定次元テーブル(W_GL_ACCOUNT_D)を介してW_HIERARCHY_Dテーブルに結合されます。
W_GL_ACCOUNT_Dテーブルには6つのフィールド(HIER1_WID、HIER2_WID、HIER3_WID、....、HIER6_WID)があり、それらはW_HIERARCHY_D.row_widに対する外部キーです。このため、総勘定元帳コードの各組合せに、最大6つの階層を構成できます。これら6つのいずれの階層にドリルするかは、W_HIERARCHY_Dへの結合に使用するカラムに基づいて決定されます。
たとえば、W_GL_ACCOUNT_D.hier3_wid = W_HIERARCHY_D.row_widとします。ここでは、基本的に3番目の階層を使用してドリルすることになります。
Oracle Financial Statement Generatorのレポートに対するETLプロセスの構成について
総勘定元帳勘定に対してETLプロセスを実行する前に、参照対象の階層を指定する必要があります。参照対象のFSG階層を指定するには、次のETL構成ファイルを使用します。
$PMSERVER/srcfile/file_gl_hierarchy_assignment_ora.csv
このファイルでは、axis_set_idを使用して、会計チャートごとに、その会計チャートのコード組合せに対応する総勘定元帳勘定次元テーブルに格納する6つのFSG階層を指定できます。axis_set_idはRG_REPORT_AXIS_SETSテーブルのカラムで、行セットまたはカラム・セットの一意のIDです。
DATASOURCE_NUM_IDフィールドでは、構成を適用するデータ・ソースを指定します。ソース・システムが複数ある場合は、1つの会計チャートが同じIDを持つ複数のソース・システムに対応付けられている場合があります。このため、DATASOURCE_NUM_ID値を使用して、それらを区別する必要があります。
たとえば、収入計算書FSGレポートと貸借対照表FSGレポートがあり、その両方の階層構造をOLAPに導出する必要があるとします。
Oracle BI Applicationsの前提では、両方のレポートはCHART_OF_ACCOUNTS=101となっている同じ総勘定元帳勘定セットから導出されます。収入計算書のaxis_set_idは1001、貸借対照表のaxis_set_idは1003です。このアプリケーションのDATASOURCE_NUM_IDは2です。
また、2つのレポートに適用される総勘定元帳勘定(レポートの計算に使用)について、GL_ACCOUNT_DのHIER1カラムを収入計算書の階層構造に、HIER3カラムを貸借対照表の階層構造に関連付けます。
この場合、file_gl_hierarchy_assignment_ora.csvに1行追加して、各フィールドを次のように設定します。
CHART OF ACCOUNTS - 101
HIER1_AXIS_SET_ID - 1001
HIER3_AXIS_SET_ID - 1003
DATASOURCE_NUM_ID - 2
(その他の行の値は空白のままにします。)
この行は、CHART_OF_ACCOUNTS=101およびDATASOURCE_NUM_ID=2となっているすべての総勘定元帳勘定について、そのHIER1〜HIER6のカラムに、それぞれaxis_set_idが1001、NULL、1003、NULL、NULL、NULLの階層を割り当てることを示しています。これによって、抽出およびロードの完了後、対象の総勘定元帳勘定行について、HIER1カラムがW_HIERARCHY_Dの収入計算書階層の行IDに対する外部キーとなり、HIER3カラムがW_HIERARCHY_Dの貸借対照表階層の行IDに対する外部キーとなります。
注意: Financial Analyticsでは、file_gl_hierarchy_assignment_ora.csvにaxis_set_idが指定されていない階層はロードされません。
Financial Statement Generatorのレポート定義を使用して階層を設定する手順は、次のとおりです。
/srcfile/ file_gl_hierarchy_assignment_ora.csvファイルを使用して、CHART_OF_ACCOUNTSごとに参照する階層を指定します。
DACで、次の手順を実行します。
サブジェクトエリア「Financials – General Ledger」にナビゲートします。
「Configuration Tag」タブで、タグ「Oracle – Extract FSG Hierarchies」の「Inactive」チェック・ボックスの選択が解除されていることを確認します。
「Configuration Tag」タブで、タグ「Oracle – Extract Value Set Hierarchies」の「Inactive」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
「Assemble」をクリックし、サブジェクトエリアを再設計します。
サブジェクトエリアが再設計されたら、このサブジェクトエリアを含む実行プランを再設計します。
総勘定元帳勘定に対してETLを実行します。
RPD物理レイヤーで、テーブルW_HIERARCHY_Dに対して追加の別名を作成するか、既存の別名の名前を変更します(Oracle BI Administration Toolを使用)。
たとえば、収入計算書階層を作成する場合は、テーブルW_HIERARCHY_Dに対して追加の別名Dim_IncomeStatement_FSGHierarchy_Dを作成します。
Oracle BI Analytics Warehouseの物理レイヤーで、Oracle BI Administration Toolを使用して、前述の手順で作成した新しい別名から物理レイヤーに結合を作成します。
収入計算書の場合は、ファイルfile_gl_hierarchy_assignment_ora.csvで指定したHIER1〜HIER6のいずれかのカラムに収入計算書階層を結合します。
この場合は、Dim_W_GL_ACCOUNT_D.HIER1_WID = Dim_IncomeStatement_FSGHierarchy_D.ROW_WIDとしてHIER1カラムに結合します。
Oracle BI Analytics Warehouseのビジネスモデル・レイヤーで、Oracle BI Administration Toolを使用して、新しい別名を使用する追加の次元を作成します。
収入計算書階層の場合は、新しい論理テーブルDim_IncomeStatement_FSGHierarchy_Dを作成し、物理レイヤーでソースとしてDim_IncomeStatement_FSGHierarchy_Dを選択します。物理テーブルのROW_WID、HIER_CODEおよびHIER1~HIER20(名前とコードの両方)を論理キーにマップします。
次に、論理テーブルでHIER_CODEを1001(収入計算書階層のaxis_set_id)に設定し、論理テーブルの出力を収入計算書階層のみに抑制します(論理テーブルDim_IncomeStatement_FSGHierarchy_Dを右クリックして、「Properties」→「Source」タブ→「Dim_IncomeStatement_FSGHierarchy_D」を選択し、「Edit」ボタンをクリックして「Content」タブを選択し、「use WHERE clause…」テキスト・ボックスに"Oracle Data Warehouse"."Catalog"."dbo"."Dim_W_HIERARCHY_D_FSG1"."HIER_CODE" =1001を入力します。
このプロセスの詳細は、Oracle Business Analytics Warehouseに事前インストールされているサンプル論理テーブルDim - FSG Hierarchy 1を参照してください。
Oracle BI Analytics Warehouseのビジネスモデル・レイヤーで、Oracle BI Administration Toolを使用して、前述の手順で作成した論理テーブルに基づいて新しい次元を作成します。
例としてFSG Hierarchy 1を参照してください。
Oracle BI Analytics Warehouseのプレゼンテーション・レイヤーで、Oracle BI Administration Toolを使用して、新しい階層をプレゼンテーション・フォルダにドラッグします。
注意: プレゼンテーション・レイヤーの階層名は、必要に応じて変更できます。
買掛金残高IDにより、W_AP_BALANCE_Fで残高を保持するレベルが制御されます。
この項では、Oracle Payables Analyticsに対する構成について説明します。この項の内容は、Oracleにのみ適用されます。
買掛金(AP)残高IDには、デフォルトで次の粒度が設定されています。
SET_OF_BOOKS_ID||'~'||CODE_COMBINATION_ID||'~'||VENDOR_SITE_ID)||'~'||INP_ORG_ID
ただし、買掛金残高を異なる単位で管理する必要がある場合は、該当するマップレットの残高ID値を再定義します。
買掛金残高IDを変更するには:
|
注意: 買掛金残高IDを変更するには、次のマップレットを変更する必要があります。
|
PowerCenter Designerで、該当するOracleアプリケーション・フォルダ(たとえば、SDE_ORA11510_adapter)を開きます。
Mapplet Designerで、マップレット(たとえば、mplt_SA_ORA_APTransactionFact_LiabilityDistribution)を開きます。
「Expression transformation」をダブルクリックして、「Edit Transformations」ウィンドウを開きます。
「Ports」タブをクリックして、EXT_NU_BALANCE_IDカラムの残高ID定義を編集します。
変更を確認し、リポジトリに保存します。
前述のマップレットごとに、手順1〜5を繰り返します。
売掛金残高IDにより、W_AR_BALANCE_Fで残高を保持するレベルが制御されます。
売掛金残高IDには、デフォルトで次の粒度が設定されています。
set_of_books_id || '~' || code_combination_id || '~' || customer_id || '~' || customer_site_use_id || '~' transaction_currency_code || '~' || org_id
売掛金残高を異なる単位で管理する必要がある場合は、該当するマップレットの残高ID値を再定義します。
売掛金残高IDを変更するには:
|
注意: 売掛金残高IDを変更するには、次のマップレットを変更する必要があります。
|
PowerCenter Designerで、該当するOracleアプリケーション・フォルダ(たとえば、SDE_ORA11510_adapter)を開きます。
Mapplet Designerで、マップレット(たとえば、mplt_SA_ORA_ARTransactionFact_Adjust)を開きます。
「Expression transformation」をダブルクリックして、「Edit Transformations」ウィンドウを開きます。
「Ports」タブをクリックして、EXT_NU_AR_BALANCE_IDカラムの残高ID定義を編集します。
変更を確認し、リポジトリに保存します。
前述のマップレットごとに、手順1〜5を繰り返します。
デフォルトでは、Oracle Receivables Analyticsは、売掛金取引に対して承認済の調整エントリのみを抽出します。承認済の調整エントリとは、AR_ADJUSTMENTS_ALL.STATUS = Aとなっているエントリです。その他のタイプの売掛金調整エントリを抽出する場合は、Business Componentマップレットのフィルターを削除します。フィルターを変更または削除することによって、さらに調査が必要なエントリ、却下されたエントリ、未払い費用ではないエントリなどを抽出できます。
売掛金調整の抽出フィルターを変更するには:
PowerCenter Designerで、該当するOracleアプリケーション・フォルダ(たとえば、SDE_ORA11510_adapter)を開きます。
Mapplet Designerで、mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_Adjustマップレットを開きます。
「Source Qualifier」をダブルクリックして「Edit Transformations」ウィンドウを開き、「Properties」タブをクリックします。
「SQL Query」フィールドと「User Defined Join」フィールドの次の文を変更します。
AND AR_ADJUSTMENTS_ALL.STATUS = A
変更を確認し、リポジトリに保存します。
mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_AdjustPrimaryマップレットに対して、手順2〜4を繰り返します。
デフォルトでは、Oracle Receivables Analyticsは完了したスケジュール、つまり、RA_CUSTOMER_TRX_ALL.COMPLETE_FLAG(+) = Yとなっている取引のみを抽出します。その他のタイプの売掛金スケジュール・エントリを抽出する場合は、Business Componentマップレットのフィルターを削除します。フィルターを変更または削除することによって、未完了にマークされていたエントリなどを抽出できます。
売掛金スケジュールの抽出フィルターを変更するには:
PowerCenter Designerで、該当するOracleアプリケーション・フォルダ(たとえば、SDE_ORA11510_adapter)を開きます。
Mapplet Designerで、mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_ARSchedulesマップレットを開きます。
「Source Qualifier」をダブルクリックして、「Edit Transformations」ウィンドウを開きます。
「User Defined Join」フィールドと「SQL Query」フィールドの次の文を変更します。
AND RA_CUSTOMER_TRX_ALL.COMPLETE_FLAG(+) = Y
変更を確認し、リポジトリに保存します。
デフォルトでは、Oracle Receivables Analyticsは、売掛金取引に対して確認済の現金入金消込エントリのみを抽出します。確認済の現金入金消込エントリとは、AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS_ALL.CONFIRMED_FLAGがYまたはNULLになっているエントリです。その他のタイプの現金入金消込エントリを抽出する場合は、Business Componentマップレットのフィルターを削除します。フィルターを変更または削除することによって、未確認の現金入金消込エントリなどを抽出できます。
標準マップレット(mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_ReceivableApplication)とプライマリ抽出マップレット(mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_ReceivableApplicationPrimary)の両方を変更する必要があります。
現金入金消込売掛金の抽出フィルターを変更するには:
PowerCenter Designerで、該当するOracleアプリケーション・フォルダ(たとえば、SDE_ORA11510_adapter)を開きます。
Mapplet Designerで、mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_ReceivableApplicationマップレットを開きます。
「Source Qualifier」をダブルクリックして「Edit Transformations」ウィンドウを開き、「Properties」タブをクリックします。
「User Defined Join」フィールドと「SQL Query」フィールドの次の文を変更します。
AND NVL(AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS_ALL.CONFIRMED_FLAG,'Y') = Y
変更を確認し、リポジトリに保存します。
mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_ReceivableApplicationPrimaryマップレットに対して、手順2〜4を繰り返します。
デフォルトでは、Oracle Receivables Analyticsは、売掛金取引に対して確認済のクレジット・メモ消込エントリのみを抽出します。確認済のクレジット・メモ消込エントリとは、AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS_ALL.CONFIRMED_FLAGがYまたはNULLになっているエントリです。その他のタイプのクレジット・メモ消込売掛金エントリを抽出する場合は、フィルターを削除します。フィルターを変更または削除することによって、未確認のクレジット・メモ消込エントリなどを抽出できます。
標準マップレット(mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_CreditmemoApplication)とプライマリ抽出マップレット(mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_CreditmemoApplicationPrimary)の両方を変更する必要があります。両方のマップレットに対して、次の手順を繰り返します。
クレジット・メモ消込売掛金の抽出フィルターを変更するには:
PowerCenter Designerで、該当するOracleアプリケーション・フォルダ(たとえば、SDE_ORA11510_adapter)を開きます。
Mapplet Designerで、mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_CreditmemoApplicationマップレットを開きます。
「Source Qualifier」をダブルクリックして「Edit Transformations」ウィンドウを開き、「Properties」タブをクリックします。
「User Defined Join」フィールドと「SQL Query」フィールドの次の文を変更します。
AND NVL(AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS_ALL.CONFIRMED_FLAG,'Y') = Y
変更を確認し、リポジトリに保存します。
mplt_BC_ORA_ARTransactionFact_CreditmemoApplicationPrimaryマップレットに対して、手順2〜4を繰り返します。
ソース・システムがOracle EBSの場合は、総勘定元帳データを抽出する元帳または帳簿セットを指定できます。
Oracle BI Applicationsでは、次のものを構成できます。
総勘定元帳データを抽出する元帳または帳簿セットのリスト
総勘定元帳データを抽出する元帳または帳簿セットのタイプ
これらの構成ポイントは別々に使用することも、組み合せて使用することもできます。インストール後のデフォルトでは、Oracle BI Applicationsは、すべての元帳または帳簿セットのすべての総勘定元帳データを抽出します。
Oracle 11iの場合に、総勘定元帳データを抽出する帳簿セットのリストを構成するには、次の手順を実行します。
DACにログインし、構成対象のソース・コンテナを開きます。
「Source System Parameters」タブを表示します。
検索機能を使用して、パラメータ$$FILTER_BY_SET_OF_BOOKS_IDを見つけます。
この値を'Y'に設定します。
値のYは必ず一重引用符で囲んでください。
変更内容を保存します。
検索機能を使用して、パラメータ$$SET_OF_BOOKS_ID_LISTを見つけます。
総勘定元帳データを抽出する帳簿セットのIDを入力します。
帳簿セットIDのリストはコンマ区切りで指定します(一重引用符または二重引用符は必要ありません)。
たとえば、IDが101、207および303の帳簿セットの総勘定元帳データを抽出する場合は、このパラメータの値を次のように設定します。
101, 207, 303
変更内容を保存します。
総勘定元帳データを抽出する帳簿セットのタイプを指定することもできます。Oracle 11iには、次の3つの帳簿セット・タイプがあります(これはカラムGL_SETS_OF_BOOKS.mrc_sob_type_codeに基づいています)。
P(親)
R(レポート)
N(なし)
Oracle 11iの場合に、総勘定元帳データを抽出する帳簿セットのタイプを構成するには、次の手順を実行します。
DACにログインし、構成対象のソース・コンテナを開きます。
「Source System Parameters」タブを表示します。
検索機能を使用して、パラメータ$$FILTER_BY_SET_OF_BOOKS_TYPEを見つけます。
この値を'Y'に設定します。
値のYは必ず一重引用符で囲んでください。
変更内容を保存します。
検索機能を使用して、パラメータ$$SET_OF_BOOKS_TYPE_LISTを見つけます。
総勘定元帳データを抽出する帳簿セットのタイプを入力します。
帳簿セット・タイプのリストは、一重引用符で囲み、コンマ区切りで指定します。
たとえば、親およびレポート・タイプのすべての帳簿セットの総勘定元帳データを抽出する場合は、このパラメータの値を次のように設定します。
'P', 'R'
変更内容を保存します。
Oracle 12iの場合に、総勘定元帳データを抽出する元帳のリストを構成するには、次の手順を実行します。
DACにログインし、構成対象のソース・コンテナを開きます。
「Source System Parameters」タブを表示します。
検索機能を使用して、パラメータ$$FILTER_BY_LEDGER_IDを見つけます。
この値を'Y'に設定します。
値のYは必ず一重引用符で囲んでください。
変更内容を保存します。
検索機能を使用して、パラメータ$$LEDGER_ID_LISTを見つけます。
総勘定元帳データを抽出する元帳のIDを入力します。
元帳IDのリストはコンマ区切りで指定します(一重引用符は必要ありません)。
たとえば、IDが101、207および303の元帳の総勘定元帳データを抽出する場合は、このパラメータの値を次のように設定します。
101, 207, 303
変更内容を保存します。
総勘定元帳データを抽出する元帳のタイプを指定することもできます。Oracleリリース12には、次の4つの元帳タイプがあります(これはカラムGL_LEDGERS.ledger_category_codeに基づいています)。
PRIMARY
SECONDARY
ALC
NONE
リリース12の場合に、総勘定元帳データを抽出する元帳のタイプを構成するには、次の手順を実行します。
DACにログインし、構成対象のソース・コンテナを開きます。
「Source System Parameters」タブを表示します。
検索機能を使用して、パラメータ$$FILTER_BY_LEDGER_TYPEを見つけます。
この値を'Y'に設定します。
値のYは必ず一重引用符で囲んでください。
変更内容を保存します。
検索機能を使用して、パラメータ$$LEDGER_TYPE_LISTを見つけます。
総勘定元帳データを抽出する元帳のタイプを入力します。
元帳タイプのリストは、一重引用符で囲み、コンマ区切りで指定します。
たとえば、PrimaryおよびSecondaryタイプのすべての元帳の総勘定元帳データを抽出する場合は、このパラメータの値を次のように設定します。
'PRIMARY', 'SECONDARY'
変更内容を保存します。
Oracle BI Applicationsには、総勘定元帳仕訳を、その仕訳元となった補助元帳取引まで追跡する機能があります。この機能(ドリルダウン)は、Oracle BI Answersのナビゲーション機能により実現されます。この機能は、ソースがOracle EBS 11iの場合は買掛金補助元帳に対して、ソースがOracle EBSリリースR12の場合はすべての補助元帳に対して使用できます。
Oracle BI Answersで総勘定元帳から補助元帳へのドリルダウンを設定する手順は、次のとおりです。
該当する「財務 - 買掛金トランザクション」または「財務 - 売掛金トランザクション」カタログから補助元帳リクエストを作成します。
作成したリクエストで、「ドキュメント詳細」フォルダの「総勘定元帳仕訳 ID」カラムにフィルターを追加し、そのフィルターの演算子を「プロンプトされる」に設定します。
「財務 - 総勘定元帳詳細トランザクション」カタログから総勘定元帳仕訳リクエストを作成します。
作成したリクエストに対して、「ドキュメント詳細」フォルダの「総勘定元帳仕訳 ID」カラムを追加します。
このカラムの「カラムのプロパティ」にナビゲートし、「カラムフォーマット」タブの「値インタラクション」プロパティを「移動」に設定します。
ナビゲーション・ターゲットを追加して、前述の手順で作成した補助元帳リクエストにそのターゲットの場所を設定します。
|
注意: 売上原価または収益の補助元帳の場合、「総勘定元帳仕訳 ID」カラムはプレゼンテーションカタログに配置されません。これらのカラムは、RPDメタデータのビジネスモデル・レイヤーの論理テーブルDim - GL COGS DetailsまたはDim - GL Revenue Detailsにそれぞれ配置されます。対応策として、詳細レベルの売上原価または収益取引をレポートするプレゼンテーションカタログを作成し、そのプレゼンテーションカタログにこのカラムを配置し、前述と同様の手順を使用して総勘定元帳から売上原価または収益補助元帳へのドリルダウンを設定します。 |
この項では、PeopleSoftに適用される追加の構成手順について説明します。
この項では、Financial Analyticsのデータ・ソースとしてPeopleSoftリリース8.4および8.8を使用する場合のOracle Business Intelligence Applicationsの構成方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。
Financial Analyticsは、General Ledger and Profitability Analytics、Payables AnalyticsおよびReceivables Analyticsの3つの製品で構成されます。Financial Analyticsは、Oracle Business Intelligence Applicationsの中の1つのアプリケーションです。ここでは、Oracle BI Applicationsを、Financial Analyticsと読み替えることができます。
PeopleSoftの場合、Oracle Financial Analyticsアプリケーションは、PeopleSoftツリーと呼ばれるデータ構造のデータをソースとして、組織の総勘定元帳階層、利益階層、コストセンター階層などに関する情報を取得します。
PeopleSoftツリーは、PeopleSoftの特定のデータベース・フィールドの階層的な要約をレポート作成を目的として構築するための柔軟で汎用的な方法です。通常、会計チャート・フィールド(取引先、部門、プロジェクトなど)、項目、場所などのエンティティがユーザー定義のツリーに編成されます。
表10-7に、Oracle Financial Analyticsアプリケーションの情報ソースとなるPeopleSoftツリーを示します。
表10-7 OracleのSiebel Financial AnalyticsのPeopleSoftツリー
| PeopleSoftデータ構造 | リポジトリ・ソース名 | 説明 |
|---|---|---|
|
PeopleSoftツリー |
ACCTROLLUP |
取引先のロールアップ |
|
PeopleSoftツリー |
AR_BUSINESS_UNITS |
売掛金ビジネス・ユニットのロールアップ |
|
PeopleSoftツリー |
DEPARTMENTS |
製造部門 |
|
PeopleSoftツリー |
OPERUNIT |
営業単位 |
表10-8に、PeopleSoftツリーを使用するマッピングとセッションを示します。
表10-8 PeopleSoftツリーを使用するマッピングとセッションの一覧
| リポジトリ・ソース名 | マッピング | セッション |
|---|---|---|
|
ACCTROLLUP |
M_P_GL_ACCTS_HIERARCHY_EXTRACT |
S_M_P_GL_ACCTS_HIERARCHY_EXTRACT |
|
AR_BUSINESS_UNITS |
M_P_BUSN_ORGS_COMPANY_HIERARCHY_EXTRACT |
S_M_P_BUSN_ORGS_COMPANY_HIERARCHY_EXTRACT |
|
DEPARTMENTS |
M_P_PROFIT_CNTRS_HIERARCHY_EXTRACT |
S_M_P_PROFIT_CNTRS_HIERARCHY_EXTRACT |
|
OPERUNIT |
M_P_COST_CENTERS_HIERARCHY_EXTRACT |
S_M_P_COST_CENTERS_HIERARCHY_EXTRACT |
Oracle Business Analytics Warehouseの総勘定元帳勘定次元は、チャートフィールドの組合せの粒度になります。PeopleSoft Financialsには、総勘定元帳勘定用のチャートフィールドとして、Account、Alternate Account、Operating Unit、Departmentなどが用意されています。ETLプログラムは、使用されているチャートフィールドのすべての可能な組合せを抽出し、それぞれのチャートフィールドを個別に総勘定元帳勘定次元に格納します。ETLプログラムは、使用されているチャートフィールドの組合せを、次のPeopleSoft会計仕訳テーブルから抽出します。
PS_VCHR_ACCTG_LINES(買掛金)
PS_ITEM_DST(売掛金)
PS_BI_ACCT_ENTRY(請求)
PS_CM_ACCTG_LINE(費用)
PS_JRNL_LN(総勘定元帳)
Oracle Business Analytics Warehouseの総勘定元帳勘定次元(W_GL_ACCOUNT_D)は、柔軟で汎用性の高いデータ・モデルを提供し、最大30のチャートフィールドに対応します。これらのチャートフィールドは、ACCOUNT_SEG1_CODE、ACCOUNT_SEG2_CODEの順に、ACCOUNT_SEG30_CODEまでの汎用カラムに格納されます。これらの汎用カラムを以降はセグメントと呼びます。これらのカラムには、PeopleSoftアプリケーションで使用されている実際のチャートフィールド値が格納されます。
PeopleSoftチャートフィールドのマップ
PeopleSoftチャートフィールドを汎用セグメントにマップするためのCSVファイルが用意されています。このファイルを使用して、PeopleSoftアプリケーションのチャートフィールドをポピュレートするセグメントを指定します。このファイルはfile_glacct_segment_config_psft.csvという名前で、<OracleBI>\dwrep\Informatica\SrcFilesフォルダにあります。
このファイルの最初の行はヘッダー行ですので変更しないでください。ファイルの2行目に、チャートフィールドとセグメントのマッピング関係を指定します。カラムROW_IDの値は1にハードコード化されており、変更の必要はありません。
このファイルには、SEG1、SEG2からSEG30までの30カラムが含まれています。チャートフィールドでサポートされる値の1つを指定することによって、各カラムにポピュレートする必要があるチャートフィールドを指定する必要があります。PeopleSoftアプリケーションで現在サポートされているチャートフィールドは次のとおりです。
|
注意: これらの値では大文字と小文字が区別されます。ここに示されているとおりに正確に指定する必要があります。 |
Account
Alternate Account
Operating Unit
Fund Code
Department
Program Code
Class Field
Budget Reference
Product
Project
Affiliate
Fund Affiliate
Operating Unit Affiliate
ChartField 1
ChartField 2
ChartField 3
|
注意: このCSVファイルには、マップ対象のチャートフィールドのみを含める必要があります。 |
階層
Oracle Business Intelligence Applicationsでは、これらのすべてのセグメントに対して階層がサポートされます。いずれかのチャートフィールドに対してPeopleSoftでツリーを作成した場合は、それらのツリーをOracle Business Analytics Warehouseの階層に抽出して、階層の任意のレベルでファクトを分析できます。ツリーの抽出方法と、Oracle Business Analytics Warehouseの階層を使用するようにリポジトリ・ファイル(RPD)を設定する方法は、以降の項で説明します。
総勘定元帳残高の集計
Oracle Business Analytics Warehouseデータ・モデルには、すべての総勘定元帳勘定の残高を格納する要素テーブル(W_GL_BALANCE_F)があります。パフォーマンスを向上させる目的で、この要素テーブルに加えて、選択した最大6つのセグメントの総勘定元帳残高を格納する集計テーブルが、この要素テーブルの縮小版として用意されています。集計テーブルに配置するセグメントとその数を構成できます。この構成は、file_glacct_segment_config_psft.csvファイルの3行目で実行します。集計テーブルに含めるセグメントのカラムに、値Yを指定します。
|
注意: このファイルに最大6つのYを指定できます。6つすべてを使用する必要はありません。たとえば、3つのセグメントのみを集計する場合は、3つのYを指定するのみです。 |
CSVファイルの構成例
file_glacct_segment_config_psft.csvファイルの構成例として、次のシナリオを考えます。
Account、Alt Account、Operating Unit、Departmentの4つのチャートフィールドがシステムで使用されている場合に、これらの中の3つのチャートフィールド、Account、Operating Unit、Departmentを使用してデータ分析を行い、通常は、AccountとDepartmentの組合せで総勘定元帳残高を表示するようにします。ほんの時たま、3つのチャートフィールドすべてを組み合せて総勘定元帳残高を表示するようにします。このシナリオでは、CSVファイルは次のようになります。
表10-9 CSVのチャートフィールドのマッピング値の例
| ROW_ID | SEG1 | SEG2 | SEG3 |
|---|---|---|---|
|
1 |
Account |
Operating Unit |
Department |
|
AGGREGATION |
Y |
Y |
この構成によって、W_GL_ACCOUNT_Dでは、「Account」チャートフィールドの値がSEGMENT1カラムに、「Operating Unit」チャートフィールドの値がSEGMENT2カラムに格納され、同様に「Department」が3番目のカラムに格納されます。総勘定元帳残高の集計テーブルのW_GL_BALANCE_Aには、「Account」チャートフィールドと「Department」チャートフィールドの一意の組合せごとに総勘定元帳残高が格納されます。
PeopleSoft General Ledgerの勘定を、特定のグループ勘定コードに分類できます。GROUP_ACCT_NUMフィールドは、総勘定元帳勘定の種類を表します。
|
注意: 総勘定元帳勘定番号は、グループ勘定コード(またはドメイン値)にマップされている必要があります。総勘定元帳レポート・レイヤーの指標でこれらの値が使用されるためです。 |
たとえば、現金勘定や給与勘定などです。グループ勘定コードのドメイン値の一覧は、『Oracle Business Analytics Warehouse Data Model Reference』を参照してください。グループ勘定コードの構成は、データの抽出時とフロントエンドでのレポート作成時に使用されます。たとえば、グループ勘定コードの構成は、利益率分析(収入計算書)と総勘定元帳分析の両方で頻繁に使用されます。勘定の割当てロジックは、file_group_acct_codes_ora.csvファイルで指定されます。このファイルは<OracleBI>\dwrep\Informatica\SrcFilesフォルダにあります。
表10-10 file_group_acct_codes_psft.csvファイルのレイアウト
| BUSINESS_UNIT | FROM_ACCT | TO_ACCT | GROUP_ACCT_NUM |
|---|---|---|---|
|
AUS01 |
101010 |
101099 |
AP |
|
AUS01 |
131010 |
131939 |
AR |
|
AUS01 |
152121 |
152401 |
COGS |
|
AUS01 |
171101 |
173001 |
OTHER |
|
AUS01 |
240100 |
240120 |
REVENUE |
|
AUS01 |
251100 |
251120 |
TAX |
この表の最初の行では、ビジネス・ユニットがAUS01で、勘定番号101010〜101099のすべての勘定がAPに割り当てられています。各行で、指定されたビジネス・ユニットの指定された勘定番号範囲内のすべての勘定がマップされます。勘定番号の新しいグループを割り当てる必要がある場合は、file_group_acct_codes_psft.csvファイルで勘定番号の新しいグループに総勘定元帳勘定を割り当てることができます。
Oracle Business Intelligence Applicationsには、PeopleSoftアプリケーションで様々なツリー構造をサポートするための一連のメカニズムが用意されています。次の表に、サポートされる構造タイプとレベル・タイプを示します。
W_HIERARCHY_Dには、最下位ノードを除くツリー内のすべてのノードごとに、対応する1つのレコードが格納されます。このツリーのEノード(青い四角で囲まれたノード)の場合、データベースに次のレコードが格納されます。
ツリー内の実際の階層レベルがW_HIERARCHY_Dの事前定義済レベルの途中で終わる場合、テーブル内のそれよりも下位の階層レベルには、実際の最下位レベルの値が繰り返されます。事前定義済レベルは20です。これは、対象のツリーの1つのパスが5レベルであれば、レベル6〜20にはレベル5の値が繰り返されることを意味します。
前述の「Detail」ツリーのリーフ・ノードの場合、W_HIERARCHY_Dには、この詳細範囲内のすべての既存レコードに対応するレコードが格納されます(抽出プロセスでは、ツリーの構造に応じて関連テーブル内の1つのレコードが検索されます)。たとえば、CAノード(赤い四角で囲まれたノード)の範囲は、2334〜2434と3001〜3001です。ツリー構造テーブル(たとえば、State_TBL)には、2340と3001の2つのレコードが含まれると仮定します。CAノードの生成時に、抽出プロセスではこれらの2つのレコードが抽出され、次のような構造でW_HIERARCH_Dに格納されます。注意: これはW_HIERARCHY_Dの場合で、W_INT_ORG_DHSでは階層の順序が逆になります。
表10-14 CSVのチャートフィールドのマッピング値の例
| HIER1_CODE | HIER2_CODE | HIER3_CODE | HIER4_CODE | HIER5_CODE |
|---|---|---|---|---|
|
US |
W |
CA |
2340 |
2340 |
|
US |
W |
CA |
3001 |
3001 |
「Summary」ツリーと「Detail」ツリーのどちらの場合も、最下位レベルのノードは常に、特定の値を持つノードになります(前述の例のように、名前とコードが異なる場合があります)。「Winter」ツリーの場合は、最下位レベルのコードが上位レベルと同じになります。
レコードKuoは、次のような構成でデータベースに格納されます。
表10-15 CSVのチャートフィールドのマッピング値の例
| HIER1_CODE | HIER2_CODE | HIER3_CODE | HIER4_CODE | HIER5_CODE |
|---|---|---|---|---|
|
Smith |
Cheng |
Kuo |
Kuo |
Kuo |
Oracle BI Applicationsでは、次の各テーブルを使用して、ツリーの抽出およびロード・プロセスが処理されます。これらは標準で、ツリーまたはツリー構造に依存しません。
総勘定元帳チャートフィールド階層を、次の表に示します。
表10-16 総勘定元帳チャートフィールド階層
| シーケンス | テーブル名 |
|---|---|
|
1 |
W_PSFT_TREE_TMP |
|
1 |
W_PSFT_GLHIER_CF_DH_TMP |
|
2 |
W_PSFT_GLHIER_DTLRGE_DH_TMP |
|
2 |
W_PSFT_GLHIER_VERT_DH_TMP |
|
3 |
W_PSFT_GLHIER_FLAT_DH_TMP |
|
4 |
W_HIERARCHY_DS |
内部組織階層を、次の表に示します。
表10-17 内部組織階層
| シーケンス | テーブル名 |
|---|---|
|
1 |
W_PSFT_INT_ORG_TREE_TMP |
|
1 |
W_PSFT_INT_ORG_GLBU_DH_TMP |
|
2 |
W_PSFT_INT_ORG_DTLRGE_DH_TMP |
|
2 |
W_PSFT_INT_ORG_VERT_DH_TMP |
|
3 |
W_PSFT_INT_ORG_FLAT_DH_TMP |
|
4 |
W_INT_ORG_DHS |
|
5 |
W_INT_ORG_DH |
|
注意: 階層関連の抽出およびロードのタスクは、標準アプリケーションでは無効になっています。階層の抽出およびロードのタスクを有効にするには、Oracle Data Warehouse Administration Console(DAC)で、該当する構成タグを有効にする必要があります。 |
構成タグはDAC機能の1つで、ユーザーはこの機能を使用して、ETLプロセスの特定のタスク・セットを有効化または無効化できます。無効にしたタスク・セットは、実行プランの実行時に実行されません。有効にしたタスク・セットは、実行プランの実行時に実行されます。
Oracle BI Applicationsには、階層抽出およびロードに使用する構成タグとして、次の2つのタグがあります。
「PeopleSoft - Populate Non Business Unit Related Hierarchies」には、ビジネス・ユニット関連の階層を除くすべての階層の抽出およびロードのタスクが含まれます。
「PeopleSoft - Populate Business Unit Related Hierarchies」には、ビジネス・ユニット関連の階層の抽出およびロードのタスクが含まれます。
サブジェクトエリアでこれらの構成タグを有効化または無効化するだけで、実行プランでこれらの階層の抽出およびロードのタスクを実行するかどうかを制御できます。
ETLプロセスでタスク・セットを有効にする手順は、次のとおりです。
DACを起動して、ナビゲーション・パネルの「Design」ボタン→「Configuration Tag」をクリックします。
タスクを有効にする階層の「Inactive」チェック・ボックスの選択を解除します。
総勘定元帳チャートフィールドの場合は、「PeopleSoft - Populate Non Business Unit Related Hierarchies」の「Inactive」チェック・ボックスの選択を解除します。ビジネス・ユニットの場合は、「PeopleSoft – Populate Business Unit Related Hierarchies」の「Inactive」チェック・ボックスの選択を解除します。
変更内容を保存します。
「Subject Area」タブをクリックし、各サブジェクトエリアの構成を確認します。
各サブジェクトエリアの構成タグ(サブジェクトエリアの下部のパネルに「Configuration Tag」タブがあります)で階層関連の項目が無効になっている場合は、選択を解除して有効にし、変更内容を保存します。
PeopleSoftの各ツリーは固有の項目のため、それぞれのツリーが個別にデータ・ウェアハウスに抽出されます。つまり、新しいツリーを抽出する場合は、新しいマッピングを作成する必要があります。
Oracle Business Intelligence Applicationsには、内部組織階層および総勘定元帳チャートフィールド階層関連のツリーを抽出するためのサンプル・マッピングのセットが用意されています。ユーザーは、これらのマッピングをコピーしていくつかの指定パラメータを変更するだけで、独自の抽出をカスタマイズできます。
この項では、総勘定元帳チャートフィールドの抽出に使用するマッピングのサンプルについて説明します。このサンプルでは、SETIDがSHAREに設定されたACCTROLLUPという名前の総勘定元帳勘定ツリーがPeopleSoftアプリケーションから抽出されます。総勘定元帳チャートフィールド関連のツリーを抽出するには、DE_PSFT_Stage_GLHierarchy_AccountHierarchy_ExtractおよびSDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_GetAccountChartFieldをカスタマイズする必要があります。
その他のマッピングは変更もコピーも必要ありません。次にカスタマイズの例を示します。
表10-18 総勘定元帳チャートフィールド階層のマッピング
| 実行シーケンス | マッピング名 | カスタマイズの必要性 |
|---|---|---|
|
1 |
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_AccountHierarchy_Extract |
要 |
|
1 |
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_GetAccountChartField |
要 |
|
2 |
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_GetHierarchyLevel |
不要 |
|
2 |
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_DeriveRange |
不要 |
|
3 |
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_Flatten |
不要 |
|
4 |
SDE_PSFT_GLHierarchy_Derive |
不要 |
たとえば、SETIDがXYZのDEPARTMENT_HIERARCHYという名前のツリーを抽出するとします。このツリーでは、構造のレコード名としてDEPT_TBLが、フィールド名としてDEPTIDが使用されています(つまり、総勘定元帳からDepartmentチャートフィールドの階層が構築されています)。この場合は、次のカスタマイズ手順を実行する必要があります。
既存のマッピングSDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_AccountHierarchy_ExtractおよびSDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_GetAccountChartFieldをコピーして、新しいマッピングを作成します。
新しいマッピングの名前をSDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_DepartmentHierarchy_ExtractとSDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_GetDepartmentChartFieldにします。
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_DepartmentHierarchy_Extractの設定を次のように調整します。
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_DepartmentHierarchy_Extractで、ソース定義のPSFT_TREE_VERTICAL_FLATTENINGを開きます。
「Properties」タブで、ツリー名をDEPARTMENT_HIERARCHYに、セットIDをXYZに変更します。
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_GetDepartmentChartFieldの設定を調整します。
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_GetDepartmentChartFieldマッピングで、ソース・テーブルをDEPT_TBLに変更します(ソース修飾子も変更します)。ソース修飾子からSETID、DEPTID、EFFDT、EFF_STATUSおよびDESCRを、次のフィルターFilter_GLACCTに対応するフィールドに接続します(DEPTIDをCHARTFIELDに接続します)。
このマッピングの最後の式変換(Exp_TMPGLACCT)で、式フィールドのSOURCE_TABLE_NAMEフィールドをDEPT_TBL(ソース・テーブルと同じ名前)に変更します。
Informaticaフォルダにすべての変更を保存します。
次の手順に従い、Informatica Workflow Managerで、対応するセッションとワークフローを追加します。
Informatica Workflow Managerを起動します。
フォルダSDE_PSFT_88_adapter(またはSDE_PSFT_84_adapter)を見つけます。
Task Developerを起動し、作成したマッピングに対して新しいタスクを作成します。
元のサンプル・セッションのパラメータを参照しながら、新しく作成したセッションを変更します(次の表を参照し、他のマッピング設定はデフォルト値のままにします)。
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_DepartmentHierarchy_Extractセッションのパラメータ構成を、次の表に示します。
表10-19 総勘定元帳チャートフィールド階層のマッピング
| タブ名 | パラメータ名 | 値 |
|---|---|---|
|
Properties |
Parameter Filename |
$PMSourceFileDir\parameterfileOLTP.txt |
|
Properties |
$Source connection value |
$DBConnection_OLTP |
|
Properties |
$Target connection value |
$DBConnection_OLTP |
|
Properties |
DTM buffer size |
32000000 |
|
Config Object |
Default buffer block size |
128000 |
|
Config Object |
Stop on errors |
1 |
|
Config Object |
Override tracing |
Normal |
|
Mapping |
ConnectionW_PSFT_TREE_TMP - Rational |
$DBConnection_OLAP |
|
Mapping |
ConnectionSQ_PSFT_TREE_VERTICAL_FLATTENING - Application |
$DBConnection_OLTP |
|
Mapping |
ConnectionW_PSFT_TREE_TMP1 - Rational |
DBConnection_OLAP |
|
Mapping |
ConnectionLkp_Tree_ChartField - Rational |
$DBConnection_OLTP |
|
Mapping |
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_DepartmentHierarchy_Extract – Session$Source Connection Value |
$DBConnection_OLTP |
|
Mapping |
SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_DepartmentHierarchy_Extract – Session$Target Connection Value |
$DBConnection_OLTP |
|
注意: SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_GetDepartmentChartFieldのパラメータは、これらと同様です。 |
変更内容を保存します。
Workflow Designerを起動します。
セッションと同じ名前のワークフローを作成します。
新しく作成したセッションをパネルにドラッグします。
このセッションに開始を関連付けます。
Informatica DesignerおよびWorkflow Managerでのすべての変更を保存しチェックインします。
次の手順に従い、DACの設定を再構成します。
DACにログインし、「Task」タブを表示します。
新しく変更した2つのワークフローをタスクとして追加し、そのタスクを右クリックして「synchronize」を選択し、新しく追加したタスクを更新します。
新しいタスクを構成タグに追加します。これには、「Configuration Tag」パネルにナビゲートします(「Design」をクリックし、「Configuration Tag」を選択します)。「PeopleSoft - Populate Non Business Unit Related Hierarchies」を選択します。下部のパネルで「Tasks」タブを選択します。「Add/Remove」ボタンをクリックし、DACに入力した新しいマッピングをクエリーします。マッピングを選択し、それらを右側のパネルに追加します。「OK」→「Save」をクリックします。
会計関連のすべてのエリアを再アセンブルします。これには、DACの最上部のツール・バーの「Design」ボタンをクリックして、「Subject Area」タブを選択します。会計関連の各サブジェクトエリア(「Cost of Goods Sold」、「General Ledger」、「Payables」、「Receivables」、「Revenue」)を右クリックして、「assemble」を選択します。
関連する実行プランを再構築します。これには、DACの最上部のツール・バーの「Execute」ボタンをクリックし、「Execution Plans」タブを選択します。使用しているPeopleSoft会計アプリケーションの実行プラン(Financials_PeopleSoft 8.8など)を見つけて右クリックし、「build」を選択します。
内部組織階層の抽出をカスタマイズするプロセスには、前述の項と同様のロジックが適用されます。ただし、この場合はビジネス・ユニット関連の階層のみが抽出対象となるため(総勘定元帳チャートフィールドとは異なり、ツリーのタイプが多様)、変更が必要なのはツリー名とSETIDのみとなります。
表10-20 内部組織階層のマッピング
| 実行シーケンス | マッピング名 | カスタマイズの必要性 |
|---|---|---|
|
1 |
SDE_PSFT_Stage_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy_Extract |
要 |
|
1 |
SDE_PSFT_Stage_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy_GetGLBU |
不要 |
|
2 |
SDE_PSFT_Stage_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy_GetHierarchyLevels |
不要 |
|
2 |
SDE_PSFT_Stage_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy_DeriveRange |
不要 |
|
3 |
SDE_PSFT_Stage_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy_Flatten |
不要 |
|
4 |
SDE_PSFT_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy_Derive |
不要 |
この表に示されているように、変更が必要なのはSDE_PSFT_Stage_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy_Extractマッピングのみです(つまり、その他のマッピングはコピーも変更も必要ありません)。たとえば、SETIDがXYZのBIZ_UNIT_HIERという名前のツリーを抽出するとします。このツリーでは、構造のレコード名としてBU_GL_UPDAT2_VWが、フィールド名としてBUSINESS_UNITが使用されています(つまり、BUSINESS_UNITの階層が構築されています)。この場合は、次のカスタマイズ手順を実行します。
既存のマッピングSDE_PSFT_Stage_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy_Extractをコピーして、新しいマッピングを作成します。
新しいマッピングの名前をSDE_PSFT_Stage_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy2_Extractにします。
SDE_PSFT_Stage_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy2_Extractの設定を次のように調整します。
SDE_PSFT_Stage_InternalOrganizationDimension_CompanyHierarchy2_Extractで、ソース定義のPSFT_TREE_VERTICAL_FLATTENINGを開きます。
「Properties」タブで、ツリー名をBIZ_UNIT_HIERに、セットIDをXYZに変更します。
Informatica Workflow Managerで、対応するセッションとワークフローを追加します。
Informaticaフォルダに変更を保存します。
次の手順に従い、Informatica Workflow Managerで、対応するセッションとワークフローを追加します。
Informatica Workflow Managerを起動し、フォルダSDE_PSFT_88_adapter(またはSDE_PSFT_84_adapter)を見つけます。
Task Developerを起動し、作成したマッピングに対して新しいタスクを作成します。
元のサンプル・セッションのパラメータを参照しながら(SDE_PSFT_Stage_GLHierarchy_DepartmentHierarchy_Extractのパラメータ設定を参照)、新しく作成したセッションを変更します。
変更内容を保存します。
Workflow Designerを起動し、セッションと同じ名前のワークフローを作成します。
新しく作成したセッションをパネルにドラッグし、このセッションに開始を関連付けます。
Informatica DesignerおよびWorkflow Managerでのすべての変更を保存しチェックインします。
次の手順に従い、DACの設定を再構成します。
DACにログインし、「Task」タブを表示します。
新しく変更した2つのワークフローをタスクとして追加し、そのタスクを右クリックして「synchronize」を選択し、新しく追加したタスクを更新します。
新しいタスクを構成タグに追加します。これには、「Configuration Tag」パネルにナビゲートします(「Design」をクリックし、「Configuration Tag」を選択します)。「PeopleSoft - Populate Non Business Unit Related Hierarchies」を選択します。下部のパネルで「Tasks」タブを選択します。「Add/Remove」ボタンをクリックし、DACに入力した新しいマッピングをクエリーします。マッピングを選択し、それらを右側のパネルに追加します。「OK」→「Save」をクリックします。
会計関連のすべてのエリアを再アセンブルします。これには、DACの最上部のツール・バーの「Design」ボタンをクリックして、「Subject Area」タブを選択します。会計関連の各サブジェクトエリア(「Cost of Goods Sold」、「General Ledger」、「Payables」、「Receivables」、「Revenue」)を右クリックして、「assemble」を選択します。
関連する実行プランを再構築します。これには、DACの最上部のツール・バーの「Execute」ボタンをクリックし、「Execution Plans」タブを選択します。使用しているPeopleSoft会計アプリケーションの実行プラン(Financials_PeopleSoft 8.8など)を見つけて右クリックし、「build」を選択します。
この項では、汎用的に適用される追加の構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
第10.2.5.4.1項「OracleのProfitability Analyticsの顧客原価明細および製品原価明細テーブルについて」
第10.2.5.4.2項「OracleのProfitability Analyticsの顧客原価明細および製品原価明細テーブルの構成方法」
この項で説明する構成は、Oracle Profitability Analyticsを実装し、製品次元または顧客次元で経費を配賦する場合にのみ必要です。Oracle BI Applicationsに付属のアダプタでは、顧客または製品からの収益に関連付けられたその他の費用および経費(マーケティング活動の経費など)は取得されません。こうしたその他の経費の製品または顧客への配賦方法は企業によって大きく異なるため、このタイプの配賦はデフォルトでは実行されません。このため、ユーザーが、汎用アダプタを使用して、配賦結果をポピュレートする必要があります。
顧客原価明細(W_CUSTOMER_COST_LINE_F)テーブルには、顧客別の費用詳細が格納されます。顧客別の合計費用には、会計システムから取得された顧客別の直接費用と、原価計算システムから取得された配賦費用の両方が含まれます。このテーブルには、配賦のソースも格納されます。たとえば、販売費とマーケティング費は、顧客別の直接費用としては取得されませんが、後の段階で、総勘定元帳勘定またはコストセンターの組合せに基づいて各顧客に配賦できます。このテーブルには、ソースのコストセンターと総勘定元帳勘定も格納されます。顧客原価は、販売、マーケティング、サービスおよび営業経費別に分類できます。これらを、さらに給与、イベントおよびプロモーションに分類することもできます。Oracle Business Analytics Warehouseには一連のカテゴリーが用意されており、ユーザーの要件と顧客の追跡に使用する経費要素に応じて変更できます。実際の原価明細も、このテーブルで追跡されます。顧客以外にも、販売地域、セールス地域、企業、ビジネス領域、それらに関連付けられた階層など、経費の追跡に使用できる多くの次元があります。販売、マーケティング、営業経費など原価明細が異なれば詳細も異なるため、このテーブルには多数の次元が含まれます。次元キーの中には、特定の経費要素に適用できないものがあります。様々な要素についての顧客原価分析に使用する次元キーを指定することが、組織にとって重要です。
製品原価明細(W_PRODUCT_COST_LINE_F)テーブルには、製品別の費用詳細が格納されます。製品別の合計費用には、会計システムから取得された製品別の直接費用と、原価計算システムから取得された配賦費用の両方が含まれます。このテーブルには、配賦のソースも格納されます。たとえば、販売費とマーケティング費は、製品別の直接費用としては取得されませんが、後の段階で、総勘定元帳勘定とコストセンターの組合せに基づいて各製品に配賦されます。このテーブルには、ソースのコストセンターと総勘定元帳勘定も格納されます。製品原価は、販売、マーケティング、サービスおよび営業経費別に分類できます。これらを、さらに給与、イベントおよびプロモーションに分類することもできます。Oracle Business Analytics Warehouseには一連の一般的なカテゴリーが用意されており、ユーザーの要件と製品の追跡に使用する経費要素に応じて変更できます。実際の原価明細も、このテーブルで追跡されます。製品以外にも、販売地域、セールス地域、企業、ビジネス領域、それらに関連付けられた階層など、経費の追跡に使用できる多くの次元があります。販売、マーケティング、営業経費など原価明細が異なれば詳細も異なるため、このテーブルには多数の次元が含まれます。次元キーの中には、特定の経費要素に適用できないものがあります。様々な要素についての製品原価分析に使用する次元キーを指定することが、組織にとって重要です。
OracleのProfitability Analyticsでは、顧客原価明細および製品原価明細の2つの要素テーブルに、「利益率」機能エリア用の原価計算および経費情報が格納されます。これらのテーブルは、総勘定元帳収益および総勘定元帳売上原価の2つの要素テーブルとともに使用する必要があります。
総勘定元帳収益および総勘定元帳売上原価要素テーブルは、Oracle 11iソース・システムによりポピュレートされ、顧客原価明細および製品原価明細要素テーブルは、汎用ソース・システムによりポピュレートされます。
顧客原価明細および製品原価明細テーブルをロードするには:
$pmserver\Sample Universal Source Filesフォルダにあるcustomer_cost_line.csvファイルを開きます。
顧客原価要素テーブルにロードする顧客原価計算トランザクションごとに、このファイルにレコードを挿入します。
DATASOURCE_NUM_IDカラムには、file_parameters_ora11i.csvファイルと同じソース識別子の値を指定する必要があります。
$pmserver\srcfilesディレクトリにファイルを保存し閉じます。
file_product_cost.csvファイルに対して、手順1〜3を繰り返します。