この章では、Oracle Business Analytics WarehouseのOracle BIリポジトリの構成方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
第15.1項「Siebelバージョン6.3およびバージョン7.5のアプリケーションに対するOracle BIリポジトリの変更」
第15.11項「Oracle Business Analytics Warehouseの使用状況トラッキングの構成について」
Siebelバージョン6.3およびバージョン7.5のアプリケーションを有効にするには、Oracle BI Applications Repositoryを変更する必要があります。
Siebelバージョン6.3およびバージョン7.5のアプリケーションに対してOracle BI Applications Repositoryを変更するには:
\OracleBI\dwrepフォルダ内のRepositoryDifferences75_63.xlsファイルを開きます。
Oracle BI Administration Toolを使用して、次のタブで情報を公開します。
ITBlocks
LogicalCols
FinCols
Oracle BI Applications Repositoryでは、「Physical」レイヤーで定義された次の4つのデータベースが使用されます。
Oracle Data Warehouse
Oracle EBS OLTP
PeopleSoft OLTP
Siebel OLTP
データベースに接続するには、次の項で説明するように、Oracle BIリポジトリ変数と接続プールを構成する必要があります。
接続プールの構成の詳細は、第15.2.2項「Oracle BI Applications Repositoryの接続の構成方法」を参照してください。
リポジトリ変数の構成の詳細は、第15.2.3項「Oracle BI Applications Repositoryの変数の構成方法」を参照してください。
Oracle Business Analytics Warehouseの物理データベースには、次の2つの接続プールが事前に定義されています。
Oracle Business Analytics Warehouse Connection Pool。Oracle Business Analytics Warehouse Connection Poolは、Oracle BI Applications Repositoryのメインの接続プールです。物理データ・ウェアハウスに接続するには、この接続プールを構成する必要があります。この接続は、セッションの初期化ブロックによって使用されます。この接続プールを使用して、動的データソース名を設定できます。
Oracle Business Analytics Warehouse Repository Initblocks Connection Pool。使用する物理データ・ウェアハウスに接続するには、Oracle Business Analytics Warehouse Repository Initblocks Connection Poolを構成する必要があります。この接続は、リポジトリ・レベルの初期化ブロックによって使用されます。リポジトリ・レベルの初期化ブロックで、動的データソース名の使用を構成することはできません。
動的データソース名を設定することで、管理者がAnalyticsサーバーのインスタンスを1つ設定して、ユーザーに応じて異なるデータ・ウェアハウスに接続できるようになります。動的データソース名の設定方法の詳細は、第15.2.1.1項「動的データソース名の構成方法」を参照してください。
次の静的変数も構成する必要があります。
OLAP_DSN。OLAP_DSN静的変数の値は、ウェアハウス・データベースのデータソース名に設定されます。
OLAP_USER。OLAP_USER静的変数の値は、ウェアハウス・データベースのデータベース・ユーザー名に設定されます。
OLAPTBO。OLAPTBO静的変数の値は、ウェアハウス・データベースのデータベース・テーブル所有者に設定されます。
PeopleSoft OLTP、Siebel OLTP、Oracle EBS OLTPの各データベースには、事前に接続プールが2つずつ定義されています。RPD内の実際のデータベースは、顧客がライセンスを所有するモジュールによって異なります。各データベース内の接続プールとその機能は次のとおりです。
Oracle EBS OLTP
Oracle EBS OLTP DBAuth Connection Pool。Oracle EBS OLTP DBAuth Connection Poolは、データベース認証が必要な場合に使用されます。
Oracle EBS OLTP Connection Pool。Oracle EBS OLTP Connection Poolは、Oracle EBS OLTPシステムへの接続に使用されます。
次の静的変数も構成する必要があります。
ORA_EBS_OLTP_DSN。ORA_EBS_OLTP_DSN静的変数の値は、Oracle EBS OLTPデータベースのデータソース名に設定されます。
ORA_EBS_OLTP_USER。ORA_EBS_OLTP_USER静的変数の値は、Oracle EBS OLTPデータベースのデータベース・ユーザー名に設定されます。
Siebel OLTP
Siebel OLTP DBAuth Connection Pool。Siebel OLTP DBAuth Connection Poolは、データベース認証が必要な場合に使用されます。
Siebel OLTP Connection Pool。Siebel OLTP Connection Poolは、Siebel OLTPシステムへの接続に使用されます。
次の静的変数も構成する必要があります。
OLTP_DSN。OLTP_DSN静的変数の値は、Siebel OLTPデータベースのデータソース名に設定されます。
OLTP_USER。OLTP_USER静的変数の値は、Siebel OLTPデータベースのデータベース・ユーザー名に設定されます。
PeopleSoft OLTP
PeopleSoft OLTP DBAuth Connection Pool。PeopleSoft OLTP DBAuth Connection Poolは、データベース認証が必要な場合に使用されます。
PeopleSoft OLTP Connection Pool。PeopleSoft OLTP Connection Poolは、PeopleSoft OLTPシステムへの接続に使用されます。
次の静的変数も構成する必要があります。
OLTP_DSN。OLTP_DSN静的変数の値は、PeopleSoft OLTPデータベースのデータソース名に設定されます。
OLTP_USER。OLTP_USER静的変数の値は、PeopleSoft OLTPデータベースのデータベース・ユーザー名に設定されます。
この項では、動的データソース名の作成方法と構成方法について説明します。
動的データソース名を使用すると、管理者がAnalyticsサーバーのインスタンスを1つ設定して、ユーザーに応じて異なるデータ・ウェアハウスに接続できるようになります。この場合、外部システム(LDAPなど)に基づいたユーザー認証を設定し、使用するリポジトリに対して次の操作を行う必要があります。
新しいセッション変数Session_OLAP_DSNおよびSession_OLAP_USERを作成します。
"Oracle Business Analytics Warehouse Repository Initblocks Connection Pool"を使用してユーザー・ログインを基にこれらのセッション変数をポピュレートする、セッション初期化ブロックを作成します。
この初期化ブロックを、Authorization初期化ブロックの「Execution Precedence」リストに追加します。
"Oracle Data Warehouse Connection Pool"の「Data Source Name」フィールドと「User Name」フィールドの値を、それぞれVALUEOF(Session_OLAP_DSN)とVALUEOF(Session_OLAP_USER)に変更します。
「Password」フィールドには、ユーザー名と同じパスワードを入力する必要があります。
このフィールドのパスワードを、「User Name」と同じ値で更新します。
この項では、使用するデータベースに接続するために、次の操作によってOracle BIの接続物理データベースと接続プールを構成する方法について説明します。
Oracle Data Warehouse、Oracle EBS OLTP、PeopleSoft OLTPおよびSiebel OLTPの各物理データベースの構成。
Oracle BI Applications Repositoryの接続プールの構成。
Oracle Data Warehouse、Oracle EBS OLTP、PeopleSoft OLTPおよびSiebel OLTPの各物理データベースを構成するには:
Oracle BI Administration Toolを使用して、$SAHome\OracleBI\Server\RepositoryフォルダのOracleBIAnalyticsApps.rpdファイルを開きます。
「Physical」ペインで、「Oracle Data Warehouse」オブジェクトをダブルクリックします。
「Database」リストで、データベース・タイプをクリックします。
リポジトリを保存します。
「Check Global Consistency」に対して「Yes」をクリックします。
Oracle EBS OLTP、PeopleSoft OLTPおよびSiebel OLTPの各データ・ウェアハウス・オブジェクトに対して、手順1〜5を繰り返します。
「Warnings」が表示されたら、「OK」をクリックします。
Oracle BI Applications Repositoryの接続プールを構成するには:
Oracle BI Administration Toolを使用して、$SAHome\OracleBI\Server\RepositoryフォルダのOracleBIAnalyticsApps.rpdファイルを開きます。
「Physical」ペインで、次の手順を実行します。
Oracle Data Warehouse内の「Oracle Data Warehouse Connection Pool」をダブルクリックします。
「Data source name」ボックスにデータベース・ソース名を入力します。
「User name」ボックスに、データベース・ユーザーIDを入力します。
「Password」ボックスにパスワードを入力します。
前述の手順a.〜d.を、前述の他の接続プールに対して繰り返します。
リポジトリを保存します。
「Check Global Consistency」に対して「Yes 」をクリックします。
「Warnings」が表示されたら、「OK」をクリックします。
この項では、Oracle BIリポジトリの変数の構成方法について説明します。
Oracle BI Applications Repositoryの変数を構成するには:
Oracle BI Administration Toolを使用して、$SAHome\OracleBI\Server\RepositoryフォルダのOracleBIAnalyticsApps.rpdファイルを開きます。
「Manage」メニューで「Variables」をクリックします。
「Variables Manager」ウィンドウで「Static」をクリックします。
OLAP_DSN、OLAP_USER、OLAPTBO、OLTP_DSN、OLTP_USER、ORA_EBS_OLTP_DSN、ORA_EBS_OLTP_USERの各変数を編集して、「Variables Manager」ウィンドウを閉じます。
「Manage」メニューで、「Security」をクリックします。
「Security Manager」ウィンドウで、「Users」をクリックし、次の手順を実行します。
「Administrator」ユーザーをダブルクリックし、新しいパスワードを入力します。
「SADMIN」をダブルクリックし、新しいパスワードを入力します。
「Security Manager」を保存して閉じます。
リポジトリを保存します。
「Check Global Consistency」に対して「Yes」をクリックします。
「Warnings」が表示されたら、「OK」をクリックします。
Oracle Business Analytics WarehouseのOracle BIリポジトリ内の時間次元は、各スター・スキーマ内の重要な時間ロールにリンクする、標準または基準となる時間次元です。基準となる時間次元として使用される物理テーブルの別名は、W_DAY_D_Commonです。
要素テーブルに、異なる日付でレポートする必要がある一連の指標が含まれる場合は、各指標がその関連する日付でレポートされるようにメタデータが編成されます。
たとえば、請求テーブルには請求金額、実行金額および支払金額の3つの指標が含まれており、それぞれの指標をその対応する日付である請求日、実行日、支払日でレポートする必要があります。指標の問合せに使用できる要素テーブル内の追加の日付は、二次日付と呼ばれます。エンド・ユーザーは、これらの日付を詳細プレゼンテーション・フォルダで確認できます。この詳細プレゼンテーション・フォルダの一般的な名前は、Detailsフォルダです。
表15-1では、たとえば請求日別の請求金額、実行日別の実行金額、支払日別の支払金額のように、各指標が期間全体における対象イベントの関連活動を示しています。
日付固有の指標を実装するには:
Oracle BI Administration ToolでOracleBIAnalyticsApps.rpdファイルを開きます。
OracleBIAnalyticsApps.rpdファイルは、\OracleBI\server\Repositoryフォルダにあります。
「Physical」レイヤーで「Oracle Business Analytics Warehouse」を右クリックし、要素テーブルの新しい物理別名を作成します。
物理別名に、ベース要素テーブルと類似する結合を作成します。
日付次元への結合は、対象の日付ロールを使用するように変更されます。
物理要素別名の指標をマップする論理要素テーブルで、新しい論理テーブル・ソースを作成します。
要素テーブルの単位は、ベース要素テーブルと同じです。
|
注意: 各指標は、「Detail Level」で1つの論理テーブル・ソースにマップする必要があります。 |
Oracle BIリポジトリは、前期間の指標を追加するためのフレームワークを備えています。Oracle Business Analytics Warehouseのリポジトリでは、マップ済の前期間指標が事前構成されていますが、次の手順に従って別の指標をマップすることもできます。
追加の時系列指標を設定するには:
Oracle BI Administration ToolでOracleBIAnalyticsApps.rpdファイルを開きます。
「Physical」レイヤーで「Oracle Business Analytics Warehouse」を右クリックし、「Period Ago」物理別名テーブルを新たに作成します。
必要な「Period Ago」別名ごとに、「Physical」レイヤーで追加のテーブルを作成します。
たとえば、「Quarter Ago」や「Year Ago」などです。
これらの別名には、日付の結合を除いて、ベース要素テーブルと同じ結合が必要です。これは次の手順で変更できます。この別名は、ベース・テーブルをコピーすることで簡単に設定できます。
適切な前期間キーを使用するように、日付次元(W_DAY_D)との結合を変更します。
要素テーブルの下に新しい論理テーブル・ソースを作成することで、新しい要素別名を使用する論理テーブルで前期間の指標をマップします。
前期間論理テーブル・ソースのコンテンツ・ペイン・レベルを設定して、ソース・データのレベルを指定します。
これらの設定は、ベース要素テーブルと同じです。
OracleBIAnalyticsApps.rpdファイルを保存して、閉じます。
Oracle Business Analytics Warehouseは、分析に必要な次元テーブルをマップするように事前構成されています。Oracle BIリポジトリの物理レイヤーには、特定の分析に使用されるその他の次元テーブル・キーがいくつか用意されています。追加の次元テーブルのいずれかを物理レイヤーに設定する必要がある場合は、次の手順を実行します。
追加の次元テーブルを設定するには:
次元テーブル・キーが、使用するデータソースに対して適切に解決されていることを検証します。
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注意: 次元テーブルは、すべてのソース・システムに適用するわけではありません。 |
Oracle BI Administration ToolでOracleBIAnalyticsApps.rpdファイルを開きます。
次元テーブルの別名を物理レイヤーに追加します。
適切なキーを使用して、次元テーブルの別名を要素テーブルの別名に結合します。
OracleBIAnalyticsApps.rpdファイルを保存して、閉じます。
前年や前四半期などの時系列指標を設定するには、「Period Ago Key」フィールドを使用します。「Period Ago Key」フィールドは、前四半期収益や前年度収益などの前の期間に関する指標を表します。Oracle Business Analytics Warehouseでは、W_DAY_Dテーブルに一連のフィールドが事前構成されています。これには次のフィールドがあります。
MONTH_AGO_WID
QUARTER_AGO_WID
TRIMESTER_AGO_WID
WEEK_AGO_WID
YEAR_AGO_WID
これらのフィールドをOracle Business Analytics Warehouseの要素テーブルへの結合に使用することで、前期間の指標が得られます。Oracle Business Analytics Warehouse内の結合では、W_DAY_Dテーブルの「Period Ago」フィールドが使用されます。
Oracle BIリポジトリでは、レポートおよび内部で使用される変数が事前構成されています。
表15-2に、Oracle BIリポジトリの日付変数とその説明を示します。
表15-2 Oracle BIリポジトリの日付変数
| 変数名 | 説明 |
|---|---|
|
CAL_MONTH_YEAR_AGO |
前年の月の値をYYYY/MM形式で返します。 |
|
CURRENT_BALANCE_DK_AP |
利用可能な買掛金残高の最終日キーの値を返します。この値は、買掛金勘定の残高計算に使用されます。 |
|
CURRENT_BALANCE_DK_AR |
利用可能な売掛金残高の最終日キーの値を返します。この値は、売掛金勘定の残高計算に使用されます。 |
|
CURRENT_BALANCE_DK_GL |
利用可能な総勘定元帳残高の最終日キーの値を返します。この値は、総勘定元帳勘定の残高計算に使用されます。 |
|
CURRENT_DAY |
現在の日付の値をMM/DD/YYYY形式で返します。 |
|
CURRENT_FSCL_MONTH |
現会計月の値をYYYY/MM形式で返します。 |
|
CURRENT_FSCL_QUARTER |
現四半期の値をYYYY Q n形式で返します。 |
|
CURRENT_FSCL_WEEK |
現会計週の値をYYYY Week nn形式で返します。 |
|
CURRENT_FSCL_YEAR |
現会計年度の値をFYYYYY形式で返します。 |
|
CURRENT_JULIAN_DAY_NUM |
現在のユリウス日付を返します。 |
|
CURRENT_MONTH |
今月の値をYYYY/MM形式で返します。 |
|
CURRENT_QTR |
現四半期の値をYYYY Q n形式で返します。 |
|
CURRENT_WEEK |
今週の値をYYYY Week nn形式で返します。 |
|
CURRENT_YEAR |
今年度の値をYYYY形式で返します。 |
|
FSCL_MONTH_YEAR_AGO |
前年会計月の値をYYYY/MM形式で返します。 |
|
FSCL_QTR_YEAR_AGO |
前年四半期の値をYYYY Q n形式で返します。 |
|
NEXT_FSCL_MONTH |
翌会計月の値をYYYY/MM形式で返します。 |
|
NEXT_FSCL_QUARTER |
翌四半期の値をYYYY Q n形式で返します。 |
|
NEXT_FSCL_WEEK |
翌会計週の値をYYYY Weeknn形式で返します。 |
|
NEXT_FSCL_YEAR |
翌会計年度の値をFYYYYY形式で返します。 |
|
NEXT_MONTH |
翌月の値をYYYY/MM形式で返します。 |
|
NEXT_QUARTER |
翌四半期の値をYYYY Q n形式で返します。 |
|
NEXT_WEEK |
翌週の値をYYYY Weeknn形式で返します。 |
|
NEXT_YEAR |
翌年度の値をYYYY形式で返します。 |
|
PREVIOUS_FSCL_MONTH |
前会計月の値をYYYY/MM形式で返します。 |
|
PREVIOUS_FSCL_QUARTER |
前四半期の値をYYYY Q n形式で返します。 |
|
PREVIOUS_FSCL_WEEK |
前会計週の値をYYYY Weeknn形式で返します。 |
|
PREVIOUS_FSCL_YEAR |
前会計年度の値をFYYYYY形式で返します。 |
|
PREVIOUS_MONTH |
前月の値をYYYY/MM形式で返します。 |
|
PREVIOUS_QUARTER |
前四半期の値をYYYY Q n形式で返します。 |
|
PREVIOUS_WEEK |
前週の値をYYYY Weeknn形式で返します。 |
|
PREVIOUS_YEAR |
前年の値をYYYY形式で返します。 |
|
REF_JULIAN_DATE |
ユリウス暦の開始日を格納します。この値は変更できません。 |
|
REF_JULIAN_DATE_NUM |
ユリウス暦の開始を表すユリウス日付を格納します。この値は変更できません。 |
|
TIME_OFFSET |
現在の日付と指定された日数の値の差を返します。これは主に、先の日付または後の日付をシミュレートするテストに使用されます。この変数を、先行する日付変数を戻す日数に設定できます。 |
|
YEAR_AGO_DAY |
前年同日の値をmm/dd/yyyy形式で返します。 |
Oracle Business Analytics Warehouseリポジトリのユーザー認証を、要件に合せて構成する必要があります。Oracle Business Analytics Warehouseでは、リポジトリ認証、データベース認証、LDAPなどの様々な認証モードをサポートしています。
ユーザー認証の構成の詳細は、『Oracle Business Intelligence Server管理ガイド』を参照してください。
Oracle Business Analytics Warehouseリポジトリでは、一連のユーザー・グループが事前構成されています。このグループによって、プレゼンテーション・レイヤーでのカタログの表示が制御されます
リポジトリ・ユーザー・グループへのユーザーの追加の詳細は、『Oracle Business Intelligence Server管理ガイド』を参照してください。
表15-3に、Oracle Business Analytics Warehouseリポジトリのグループを示します。
表15-3 リポジトリ・ユーザー・グループ
| リポジトリ・ユーザー・グループ | 説明 |
|---|---|
|
Administrators |
Administratorsユーザー・グループには、すべての権利と権限が付与されています。このグループは削除できません。 |
|
Agent Scorecard User |
このユーザー・グループは、「エージェントスコアカード」のアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
AP Analyst |
このユーザー・グループは、Oracle Payables Analyticsのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
AP Manager |
このユーザー・グループは、Oracle Payables Analyticsの上位レベルのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
AR Analyst |
このユーザー・グループは、Oracle Receivables Analyticsのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
AR Manager |
このユーザー・グループは、Oracle Receivables Analyticsの上位レベルのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
CFO |
このユーザー・グループは、Oracle Financial Analyticsのアプリケーション・コンテンツのほとんどを表示できます。 |
|
Contact Center and Agent Performance Analyst |
このユーザー・グループは、Contact Center Telephony AnalyticsおよびAgent Performanceのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Contact Center and Agent Performance User |
このユーザー・グループは、Contact Center Telephony AnalyticsおよびAgent Performanceのアプリケーション・コンテンツのサブセットを表示できます。 |
|
Contact Center Sales Analyst |
このユーザー・グループは、Contact Center Telephony AnalyticsおよびOrder Management Analyticsのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Contact Center Sales User |
このユーザー・グループは、Contact Center Telephony AnalyticsおよびOrder Management Analyticsのアプリケーション・コンテンツのサブセットを表示できます。 |
|
Controller |
このユーザー・グループは、Oracle General Ledger and Profitability AnalyticsおよびSiebel Profitability Analyticsのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Customer Service Analyst |
このユーザー・グループは、Oracle Contact Center Telephony Analyticsのアプリケーション・コンテンツの「顧客サービス」を表示できます。 |
|
Customer Service User |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analyticsのアプリケーション・コンテンツの「顧客サービス」のサブセットを表示できます。 |
|
Contact Center Telephony Analytics User |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analyticsのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Financial Analyst |
このユーザー・グループは、Oracle Financial Analyticsのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Human Resources Analyst |
このユーザー・グループは、Oracle HR Analyticsのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Human Resources Vice President |
このユーザー・グループは、Oracle HR Analyticsアプリケーションの上位レベルのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Inventory Analyst |
このユーザー・グループは、OracleのSupply Chain Analyticsファミリーの製品(Oracle Inventory Analytics、Oracle Procurement and Spend Analytics、Oracle Supplier Performance Analytics)のアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Inventory Manager |
このユーザー・グループは、OracleのSupply Chain Analyticsファミリーの製品(Oracle Inventory Analytics、Oracle Procurement and Spend Analytics、Oracle Supplier Performance Analytics)の上位レベルのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Primary Owner-Based Security |
トランザクション・システムから取得した所有者ベースのデータ要素を保護するために使用されます。 |
|
Primary Position-Based Security |
トランザクション・システムから取得した役割ベースのデータ要素を保護するために使用されます。 |
|
Purchasing Buyer |
このユーザー・グループは、OracleのSupply Chain Analyticsファミリーの製品(Oracle Inventory Analytics、Oracle Procurement and Spend Analytics、Oracle Supplier Performance Analytics)の購入に関するコンテンツを表示できます。 |
|
Sales Executive Analytics |
このユーザー・グループは、Order Management Analyticsアプリケーションの上位レベルのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Sales Manager |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analyticsの上位レベルのアプリケーション・コンテンツのほとんどを表示できます。 |
|
Sales Manager Analytics |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analyticsの上位レベルのアプリケーション・コンテンツのほとんどを表示できます。 |
|
Sales Operations Analytics |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analyticsの業務アプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Sales Representative Analytics |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analyticsの下位レベルのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Sales Rev and Fulfill Analyst |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analytics Revenue and Fulfillmentアプリケーションのコンテンツを表示できます。 |
|
Sales Rev and Fulfill Exec |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analytics Revenue and Fulfillmentの上位レベルのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Sales Rev and Fulfill Mgr |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analytics Revenue and Fulfillmentの上位レベルのアプリケーション・コンテンツのほとんどを表示できます。 |
|
Sales Rev and Fulfill Rep |
このユーザー・グループは、Order Management Analytics Revenue and Fulfillmentの下位レベルのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Sales Revenue Analyst |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analytics Revenueアプリケーションのコンテンツを表示できます。 |
|
Sales Revenue Exec |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analytics Revenueアプリケーションの上位レベルのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Sales Revenue Mgr |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analytics Revenueの上位レベルのアプリケーション・コンテンツのほとんどを表示できます。 |
|
Sales Revenue Rep |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analytics Revenueの下位レベルのアプリケーション・コンテンツを表示できます。 |
|
Service Delivery and Costs Analyst |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analyticsのアプリケーション・コンテンツの「サービス提供と費用」を表示できます。 |
|
Service Delivery and Costs User |
このユーザー・グループは、Oracle BI Contact Center Telephony Analyticsのアプリケーション・コンテンツの「サービス提供と費用」のサブセットを表示できます。 |
|
Supplier Performance Analyst |
このユーザー・グループは、OracleのSupply Chain Analyticsファミリーの製品(Oracle Inventory Analytics、Oracle Procurement and Spend Analytics、Oracle Supplier Performance Analytics)のサプライヤ実績に関するコンテンツを表示できます。 |
|
Supplier Performance Manager |
このユーザー・グループは、OracleのSupply Chain Analyticsファミリーの製品(Oracle Inventory Analytics、Oracle Procurement and Spend Analytics、Oracle Supplier Performance Analytics)のサプライヤ実績に関する上位レベルのコンテンツを表示できます。 |
|
Supply Chain Executive |
このユーザー・グループは、OracleのSupply Chain Analyticsファミリーの製品(Oracle Inventory Analytics、Oracle Procurement and Spend Analytics、Oracle Supplier Performance Analytics)のコンテンツを表示できます。 |
Group変数は、さまざまなセキュリティ・グループにおけるユーザーのメンバーシップを決定します。セキュリティ・フィルタを有効にするには、OracleBIAnalyticsApps.rpdに定義されている適切なグループにユーザーを関連付ける必要があります。
Oracle BI ApplicationsをSiebel CRMシステムで使用している場合は、Authorizationセッション初期化ブロックを利用して、Group変数に適切なSiebel職責をポピュレートします。これにより、ユーザーが自分のSiebel職責を使用してOracle BI Applicationsで表示できる内容とそのユーザーが関連付けられます。Group変数の構成の詳細は、『Oracle Business Intelligence Presentation Services管理ガイド』を参照してください。次のスクリーンショットに、ユーザーをGroupのメンバーシップに関連付ける初期化ブロックの例を示します。
Oracle Business Analytics Warehouseでは、使用状況トラッキング統計の累計をサポートしています。Oracle Business Analytics WarehouseのOracle BIリポジトリでは、使用状況トラッキング・ログ・テーブルのポピュレートを可能にする接続プールが事前構成されています。
S_NQ_ACCTテーブルに接続するには、この接続プールを構成する必要があります。使用状況トラッキングを管理する使用状況トラッキングアプリケーションの詳細は、『Oracle Business Intelligence Server管理ガイド』を参照してください。
Oracle Business Analytics Warehouseは、Oracle BI Applicationsのさまざまなファミリー(Supplier Performance Analytics、Contact Center Telephony Analytics、General Ledger & Profitability Analyticsなど)で構成されています。これらのアプリケーションは別々に購入できます。機能をカスタマイズし、増分として新しいアプリケーションを追加できます。
この項では、複数のアプリケーションを配置する手順について説明します。この手順を繰り返すことで、増分のアプリケーションを追加できます。
次の図は、単一のOracle Business Analytics Warehouseアプリケーション環境を示しています。インストール時に、ライセンスを所有するアプリケーション・モジュールの指定を求められ、指定したモジュールに対応するメタデータ・プロジェクトがインストーラによって1つのリポジトリ・ファイルに抽出されます。その後に、個々のビジネス・ニーズに合せてOracle BIリポジトリを修正します。
Oracle Business Analytics Warehouseアプリケーションを追加で購入した場合は、ライセンスを所有するすべてのモジュールのメタデータを含んだ新しいアプリケーション・リポジトリを抽出する必要があります。Administrationマージ・ユーティリティを使用して、元のリポジトリ、修正したリポジトリ、結合したリポジトリの3つをマージします。リポジトリのマージの詳細は、『Oracle Business Intelligence Server管理ガイド』を参照してください。
マージされたリポジトリには、次の図に示すように、元のOracle BIリポジトリに対する修正が維持され、新しいOracle BIリポジトリの情報が追加されます。
Oracle BIリポジトリにさらにOracle Business Analytics Warehouseアプリケーションを追加するには、このマージの手順を繰り返します。