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Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーションおよび構成ガイド
リリース7.9.4
E06112-01
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D Analyticsアプリケーション用のメタデータの構成

Oracle Siebelアプリケーションは、特定のOracle Business Intelligenceメタデータに同梱されています。これらのメタデータ・リポジトリは、Oracle Siebel基幹業務アプリケーションおよびOracle Siebel Industry Applicationsに含まれています。Oracle Business Analytics Warehouseにおけるセキュリティ、データ・モデリング、集計ナビゲーション、キャッシュおよび接続に関するすべてのルールは、Oracle Business Intelligence Serverのメタデータ・リポジトリに格納されます。

この付録では、Oracle Siebel基幹業務アプリケーション用のOracle Business Intelligenceメタデータ構成、特にSiebel管理者による調整が必要であると考えられるエリアの構成について説明します。これらの管理タスクは通常、次の2つのサブエリアに対応しています。

この付録の内容は次のとおりです。

D.1 Oracle Siebel基幹業務アプリケーションとは

Oracle Siebel基幹業務アプリケーションは、Oracle Siebel Sales、Oracle Siebel ServiceおよびOracle Siebel Call Centerなどの一般的なビジネス機能をベースに構築されています。

Oracle Siebel Industry Applicationsは、特定業種のビジネス・プラクティスをベースに構築されています。

D.2 Financial Analytics論理テーブル・ソースの更新

Oracle BIリポジトリ・ファイルでは、論理テーブル・ソースはデフォルトでOracle Financial Analytics製品ファミリー(Finance Sales Analytics、Finance Service Analytics、Finance Marketing Analytics、Finance Institutional Analytics、Finance Retail Analytics)、Healthcare Analytics製品ファミリー(Oracle Healthcare Sales Analytics、Oracle Healthcare Service Analytics、Oracle Healthcare Marketing Analytics、Oracle Healthcare Partner Manager Analytics)およびOracle Insurance Analytics製品ファミリー(Oracle Insurance Partner Manager Analytics、Oracle Insurance Sales Analytics、Oracle Insurance Service Analytics、Oracle Insurance Marketing Analytics、Oracle Insurance Partner Manager Analytics)の設定に設定されています。これらのFinancial Services Analyticsアプリケーションを使用する前に、Oracle Business Intelligenceリポジトリ・ファイルの2つのテーブルの論理ソースを更新する必要があります。これらの論理ソースは無効にする必要があります。これは、Oracle Financial Analytics製品ファミリー(Finance Sales Analytics, Finance Service Analytics、Finance Marketing Analytics、Finance Institutional Analytics、Finance Retail Analytics)、Healthcare Analytics製品ファミリー(Oracle Healthcare Sales Analytics、Oracle Healthcare Service Analytics、Oracle Healthcare Marketing Analytics、Oracle Healthcare Partner Manager Analytics)、およびOracle Insurance Analytics製品ファミリーのいずれかの製品(Oracle Insurance Partner Manager Analytics、Oracle Insurance Sales Analytics、Oracle Insurance Service Analytics、Oracle Insurance Marketing Analytics、Oracle Insurance Partner Manager Analytics)のレポートが、正しい論理モデルを指定して、有効なデータを検索できるようにするためです。そのためには、「コア」サブジェクトエリアのFact-Asset論理テーブルのソースを無効化して、次の手順に示すように、FINS論理ソースを有効にしてください。

  1. Oracle BI Administration Toolを起動して、Analyticsリポジトリ(OracleBIAnalyticsApps.rpd)を開きます。

  2. 「Business Model and Mapping」ウィンドウ(論理レイヤー・ウィンドウ)に移動して、Coreフォルダを開きます。

  3. Fact - CRM - Asset論理テーブルが表示されるまで下にスクロールして、そのSourcesフォルダを開きます。

  4. 論理テーブル・ソースの一覧で、Fact_ASSET_F_FINSを右クリックします。

  5. 「Properties」を選択します。

  6. 「Properties」ウィンドウの「General」タブをクリックして、「Active」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。選択されていない場合は、選択します。

  7. 論理テーブル・ソースの一覧で、W_ASSET_Fを右クリックします。

  8. 「Properties」を選択します。

  9. 「Properties」ウィンドウの「General」タブをクリックして、「Active」チェック・ボックスの選択が解除されていることを確認します。選択されている場合は、選択を解除します。

  10. 「OK」をクリックして、リポジトリを保存します。

  11. Oracle BI Serverを再起動します。

D.3 Financial Servicesメタデータの翻訳文字列の外部化

Financial Servicesアプリケーションでは、その他のSiebel基幹業務アプリケーションの様々な翻訳文字列が使用されています。

そのため、Analyticsリポジトリのメタデータ文字列を外部化する必要があります。

Analyticsリポジトリのメタデータ文字列を外部化するには:

  1. Oracle BI Administration Toolを使用して、OracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。

  2. プレゼンテーション・レイヤー全体を選択し、マウスを右クリックしてメニューを表示します。

  3. 「Display Names」を選択します。

    この構成では、すべてのメタデータ文字列が外部のSiebel基幹業務アプリケーション・データベース、具体的にはテーブルW_LOCALIZED_STRING_Gから読み取られます。

  4. 接続プールExternalized Metadata StringsがSiebel基幹業務アプリケーション・データベースを指し、正常に動作していることを確認します。

  5. 「Manage Variables」メニューに移動して、"External Metadata Strings"初期化ブロックを見つけます。

    初期化ブロックをダブルクリックして、「Edit」ウィンドウを開きます。

  6. 初期化SQLエリアで、

    次のSQLを、

      select MSG_NUM, MSG_TEXT
      from VALUEOF(OLAP_TBO).W_LOCALIZED_STRING_G
         where MSG_TYPE = 'Metadata' and
         LANG_ID = decode('VALUEOF(NQ_SESSION.WEBLANGUAGE)'... [more]
    

    次のように変更します。

      select MSG_NUM, MSG_TEXT
      from VALUEOF(OLAP_TBO).W_LOCALIZED_STRING_G
         where MSG_TYPE = 'FINS_Metadata' and
         LANG_ID = decode('VALUEOF(NQ_SESSION.WEBLANGUAGE)'... [more]
    
  7. 「OK」をクリックして変更内容をコミットし、リポジトリを保存します。

  8. Oracle BI Serverを再起動します。

D.4 Financial Analytics論理テーブル・ソースの無効化

Analyticsリポジトリ・ファイルでは、論理テーブル・ソースはデフォルトでOracle Siebel Financial Analytics、Healthcare Analytics製品ファミリー(Oracle Healthcare Sales Analytics、Oracle Healthcare Service Analytics、Oracle Healthcare Marketing Analytics、Oracle Healthcare Partner Manager Analytics)およびOracle Insurance Analytics製品ファミリー(Oracle Insurance Partner Manager Analytics、Oracle Insurance Sales Analytics、Oracle Insurance Service Analytics、Oracle Insurance Marketing Analytics、Oracle Insurance Partner Manager Analytics)の設定に設定されています。Oracle Siebel Financial Services AnalyticsではないSiebel Industryアプリケーションを使用している場合、Analyticsリポジトリ・ファイルの論理テーブル・ソースを最初に更新する必要があります。

これらの論理テーブル・ソースは無効にする必要があります。これは、Siebel Industry Applications Analyticsレポートが、正しい論理モデルを指定して、有効なデータを検索できるようにするためです。そのためには、「コア」サブジェクトエリアの論理テーブルのFINSソースを無効にしてから、次の手順に示すとおり、その他の論理ソースを有効にします。


注意:

次の手順を実行する前に、Oracle BI Serverを停止してください。

Oracle Siebel Industry Applications Analyticsの論理テーブル・ソースを更新するには:

  1. Oracle BI Administration Toolを起動して、Analyticsリポジトリ(OracleBIAnalyticsApps.rpd)を開きます。

  2. 「Business Model and Mapping」ウィンドウ(論理レイヤー・ウィンドウ)に移動して、Coreフォルダを開きます。

  3. Fact - CMR - Asset論理テーブルが表示されるまで下にスクロールして、そのSourcesフォルダを開きます。

  4. 論理テーブル・ソースの一覧で、Fact_W_ASSET_F_FINSを右クリックします。

    「Properties」を選択します。

  5. 「Properties」ウィンドウの「General」タブをクリックして、「Active」チェック・ボックスの選択を解除します。

  6. 論理テーブル・ソースの一覧で、W_ASSET_Fを右クリックします。

    「Properties」を選択します。

  7. 「Properties」ウィンドウの「General」タブをクリックします。

    「Active」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。選択されていない場合は、選択します。

    「OK」をクリックして、リポジトリを保存します。

  8. Oracle BI Serverを再起動します。

D.5 予測スコアの開発と配置

ロイヤルティ管理ダッシュボードおよびいくつかのOracle Business Intelligenceのサブジェクトエリアでは、Oracle Real-Time Decisionsから生成された顧客スコアを使用します。Oracle Real-Time Decisionsでは、数学的モデルを使用して顧客の行動を予測します。Oracle Business Intelligenceでの分析に顧客スコアを使用するために、CMEメタデータが提供されています。このメタデータでは、これらの顧客スコアがダッシュボードとサブジェクトエリアにマップされます。

次に示す手順では、これらの予測スコアの開発および配置プロセスについて説明します。

予測スコアを開発して配置するには:

  1. Oracle Real-Time Decisionsを使用して予測スコアを生成します。


    注意:

    これは、Siebel基幹業務アプリケーションの外部で実行されます。

  2. Oracle Business Analytics Warehouseにスコアを統合します。

    完了後は、Siebel基幹業務アプリケーションで「アカウント」→「プロファイル」→「ロイヤルティプロファイル」ビューにアクセスすることでスコアが表示されます。

  3. 抽出、変換およびロード(ETL)プロセスの実行中に、統合されたスコアをOracle Business Analytics Warehouseにロードします。

  4. Oracle Business Analytics Warehouseにスコアをロードしたら、そのスコアを次のOracle Business Intelligenceメタデータ・フィールドにマップします。

    • 流動スコア

    • 顧客存続期間価値スコア

    • アップセルスコア

    • クロスセルスコア

    • ファイナンスリスクスコア

    これらのフィールドは、その他の関連メタデータとともに、主にロイヤルティ管理ダッシュボードのポピュレートに使用されます。

D.6 Oracle Siebel Industry ApplicationsのAnalyticsメタデータ要件

メタデータの一部はOracle Business Analytics Warehouseで適切に設定されないと、Oracle Business Intelligenceで正しく表示されません。次の項では、Oracle Siebel Industry Applicationsの各製品におけるメタデータ構造について説明します。

D.6.1 Oracle Siebel Consumer Sectorのダッシュボードとページ

Oracle Siebel Consumer Sector Sales Analyticsは、基礎となるSales Analyticsアプリケーションを拡張したもので、Trade Funds Management Analytics、Trade Promotion Evaluation Analytics、Sales Performance AnalyticsおよびRetail Audit Analyticsが含まれます。

消費者部門固有のメタデータがすべて、単一のサブジェクトエリアに追加されています。Oracle BI Administration Toolでは、このメタデータは赤いりんごのアイコンで表されています。次の項では、Consumer Sector Analyticsの基本エリアについて説明し、効果的な分析を行うためのデータ・エントリに関するヒントを提供します。

表D-1では、エンド・ユーザーが利用できる消費者部門のダッシュボードとページが説明されています。

表D-1 消費者部門のダッシュボードおよびページの各タブ

ダッシュボード ページ 機能

小売り監査

最終監査

特定の取引先と販売店で製品が前回監査されたときに定義した最終監査の集計結果を示します。集計済の指標をドリルダウンすると、取引先と製品が一覧表示されます。この一覧は、次回の監査時に利用できます。


トレンド

時間の経過に応じた小売り監査で取得した、取引先カテゴリーまたは製品カテゴリーごとの主要指標を表示します。


Position

取引先および製品の実績と、個々の担当者を組み合せます。

プロモーション

過去 1 年間の計画

個々のプロモーション実績と累積トレンドを表示して、プロモーション・ターゲット達成への全体的な見通しを示します。


主要アカウント

プラン、プロモーションまたはプロモーション製品詳細などの複数の詳細レベルで、主要アカウントの観点からプロモーション後詳細の評価を示します。


企業

企業プロモーションを評価することによって、ブランドマネージャの観点からプロモーション後詳細の評価を示します。

資本

概要

全資金を他のすべての資金と対比した残高など、資金管理者向けの主要な分析を示します。


口座

資金状況と特定の口座からの出金を示します。主要アカウント管理者が将来のプロモーションの資金源を決定する際に役立ちます。

セールス実績

販売量計画

増分、ターゲット、出荷および消費数量などの販売量計画で使用される主要指標を示し、それらの各指標を時間の経過に応じて表示して比較します。基準と予想増分数量が積算されてターゲットと比較されることにより、ターゲット達成への将来の進捗が示されます。この分析ではグローバル・フィルターが使用されるため、エンド・ユーザーは1回の選択で必要な詳細レベルに移動できます。


階層

販売量計画の同様の機能。ただし、この分析はデータ検索を対象としているため、エンド・ユーザーは取引先、時刻またはカテゴリー製品の各階層を自由にドリルアップまたはドリルダウンできます。営業管理者はこのページを使用して、売上予想を超えた製品などを特定できます。


トレンド

取引先、チャネルおよびカテゴリーに対する販売トレンドを示し、また取引先間の実績を比較してランキングします。


増加

前年度と対比した主要販売指標を表示し、成長率をチャートで示します。

VP 販売

業務内容

売上の現状はどうなっているかなど、セールスエグゼクティブが関心を抱く、ビジネス上の重要な問いに対する答えがこのページで与えられます。そのほかにも、チャネルごとのプロモーションの効果はどうか。最高の実績(または最低の実績)を記録した取引先計画はどれか。プロモーション量と支出額のトレンドは、前年度と比較してどの水準にあるか。各カテゴリーの取引先トップ5はどれか、などの問いに対する答えも得られます。


プロダクトの概要

セールスエグゼクティブが関心を抱く、製品についての重要な問いに対する答えがこのページで与えられます。たとえば、各カテゴリーの販売総額における割合はどうか。どの製品が、どこで誰によって販売されているか。

主要アカウント管理者

Account

主要アカウント管理者が関心を抱く、ビジネス上の重要な問いに対する答えがこのページで与えられます。たとえば、自分の実績は取引先計画と比較してどうか。プロモーション予想の精度はどうか。追加の小売活動を計画する際に資金をどこから調達できるか。


カテゴリー

主要アカウント管理者が関心を抱く、製品についての重要な問いに対する答えがこのページで与えられます。たとえば、担当アカウントで1番プロモーションされているカテゴリーはどれか。小売店の状況はどうか。在庫切れがターゲット達成の障壁になっていないか。


D.6.2 Oracle Siebel Consumer Sectorのデータ要件

表D-2に、データ・モデルの消費者部門固有のデータ要件を示します。これには、資本、プロモーション、実績および小売り監査のスキーマが含まれます。

表D-2 消費者部門スキーマのデータ要件

ページ 機能

資本

Trade Fund Management Analyticsでは、すべてのステータスでの承認済の調整、転送、取引配賦および支払の集計など、最新の取引資金機能が統合されています。

プロモーション

トランザクション・データベースでは、資金配賦と製品の移動(増分数量)を、プロモーション・レベルまたはプロモーション製品レベルで、プロモーションに割り当てることができます。ETLは、この情報をプロモーション製品レベルのみで転送します。資金をプロモーション・レベルで配賦し、出荷数量などの製品詳細をプロモーション製品レベルで割り当てる場合、Oracle Business Analytics Warehouseに格納される資金配賦データの正確性を確保するために、そのデータのレベルをプロモーション製品レベルにする必要があります。

実績

Sales Performance Analyticsは主に、Oracle Siebel Sales Volume Planningで定義されているカテゴリー製品階層とともに使用されます。カテゴリー製品階層を作成する場合、カテゴリー製品階層へと製品データを集計するためにSVP導入フラグを選択する必要があります。このフラグは、「カタログ管理」→「SVPカテゴリー詳細ビュー」→「製品」リストにナビゲートして見つけることができます。

データ・ウェアハウスおよびすべてのビルトイン分析は、期間の最終日から構築されます。データの正確性を確保するには、Oracle Business Analytics Warehouseテーブルの期間を単一の期間に統一する必要があります。そうでない場合は、データ・ウェアハウスに不正確なデータが格納されてしまう可能性があります。たとえば、週末と月末が同じ日の場合、データ・ウェアハウスの構築時に実際の出荷数量が結合されます。

小売り監査

最終監査フラブは、ETLプロセスの実行中に設定されます。フラグは、取引先および販売店における製品の最新製品レコードでは、「はい」に設定されます。製品、取引先、販売店のその組合せでは、他のすべての監査レコードが「いいえ」に設定されます。

監視日は、小売り監査レコードをソートして、どのレコードが最後に監査されたかの判断に使用されます。監視日は、小売り監査活動のステータスが「完了」に変更されたときにポピュレートされます。監視日のフィールドは、Oracle Business Analytics Warehouseのユーザー・インタフェースでは表示されず、また監視日は活動日と同じである必要はありません。


D.6.3 Oracle CME製品ファミリー(Oracle Communications, Media and Energy Sales Analytics)

Oracle CME製品ファミリー(Oracle Communications, Media and Energy Sales Analytics、Oracle Communications, Media and Energy Service Analytics、Oracle Communications, Media and Energy Marketing Analytics)では、CME用に構成されたオーダー管理機能を使用します。CMEオーダー管理機能によって収集された情報を、Oracle CMEアプリケーションにすべて反映するには、Oracle CME Analyticsアプリケーションの拡張が必要になります。ここでは、これらの潜在的な拡張について説明します。

Oracle Siebel Sales Ordersには、複合製品と単純製品が含まれています。

複合製品。製品階層によって関連付けられている製品シリーズ。階層の最上位の製品はルート製品、それより下位の製品は子製品になります。複合製品では、収益の総額はROLLUP_NET_PRIフィールドを使用して合計され、ルート製品にロールアップされます。複合製品の場合、Oracle Business Intelligenceは収益の計算時にルート製品のみを調べます。収益がすでにルート製品に反映されているため、子製品の値は無視されます。

単純製品。ルート製品。Oracle Business Intelligenceは、収益の計算時にこのルート製品のみを調べます。

Oracle Siebel Communications, Media and Energyオーダー管理機能では、時間の経過に応じて継続的に課金される製品(例: 12か月間、毎月20ドル)、1回だけ課金される製品(例: 特定の機器の一括払い)および使用量に応じて課金される製品(例: 1分当たり15セント)がサポートされています。

継続的に課金される製品の収益は、製品の実価格に製品の予測耐用月数を掛けて計算します。これは、「収益の発生件数」フィールドに表示されます。見積り項目レコードとオーダー項目レコードにあるこのフィールドは、Oracle Business Analytics Warehouseの次のフィールドで取り込まれます。

  • W_QUOTEITEM_F.NUM_OCCURRENCE

  • W_ORDERITEM_F.NUM_OCCURRENCE

Oracle CME製品ファミリー(Oracle Communications, Media and Energy Sales Analytics、Oracle Communications, Media and Energy Service Analytics、Oracle Communications, Media and Energy Marketing Analytics)の収益指標では、すべての継続的な課金およびNUM_OCCURRENCEフィールドが自動的には認識されません。かわりに、1回だけの課金および継続的な課金の1か月分が組み込まれます(使用量に応じた課金は考慮されない)。すべての継続的な課金の予測値を組み込むには、オーダー項目レコードおよび明細項目レコードの抽出、変換およびロード(ETL)プロセスにおける収益計算で、W_QUOTEITEM_F.NUM_OCCURRENCEおよびW_ORDERITEM_F.NUM_OCCURRENCEフィールドを統合する必要があります。

また、集計された継続的な課金および1回だけの課金を表す、Oracle Business Analytics Warehouseの次のフィールドを、ETLプロセスで使用して組み込んでください。

  • S_ORDERITEM.PER_MTH_CHG_SUBTOT

  • S_ORDERITEM.ONETIME_CHG_SUBTOT

  • S_QUOTEITEM.PER_MTH_CHG_SUBTOT

  • S_QUOTEITEM.ONETIME_CHG_SUBTOT

CMEのオーダー明細項目と見積り明細項目には、それぞれ「追加のアクションタイプ」、「更新」、「削除」があります。Oracle Business Intelligenceでは、ルート製品の明細項目しか確認されないため、分析時にはルート製品に関連付けられたアクションタイプのみが考慮されます。そのため、複合製品の全明細項目に、全体として様々な組合せのアクションタイプが含まれていたとしても、分析時に考慮されるのはルート製品のアクションタイプのみになります。分析におけるフィルターまたはクエリー基準が「アクションタイプ」フィールドに基づいている場合、これはとても重要な考慮事項ですが、実際にほとんどのアカウント管理ダッシュボード・レポートと売上管理ダッシュボード・レポートがこのような設定になっています。

同様に、CMEオーダー明細項目と見積り明細項目は、それぞれ特定の価格タイプの製品に関連付けられています。Oracle Business Intelligenceではルート製品のみが確認されるため、分析時にはルート製品に関連付けられた価格タイプのみが考慮されます。ここでも、フィルターやクエリー基準が価格タイプに基づいている場合、重要な考慮事項になります。また、このようなフィルター基準は、ほとんどのアカウント管理ダッシュボード・レポートと売上管理ダッシュボード・レポートで利用されています。

D.6.4 Oracle Siebel CMEダッシュボードとページ

Oracle Siebel Communications, Media and Energy(CME)Analyticsには、対応する業種固有のメタデータが含まれています。Oracle BI Administration Toolでは、業種固有メタデータは電話のアイコンで表されています。このアイコンはOracle BI Administration Toolでは表示されますが、Oracle BI Answersでは非表示になり、組み込まれません。エンド・ユーザーは、クエリーやレポートの構築時に、Oracle BI Answersを使用してメタデータにアクセスします。Oracle BI AnswersユーザーがCMEメタデータ・カラムを表示およびアクセスするには、表D-3に示すCME職責の1つを使用してログインする必要があります。これらの職責は、ユーザーがアクセスできるサブジェクトエリアも決定します。

表D-3 Communications, Media and Energyのダッシュボードおよびページの各タブ

ダッシュボード ページ 機能

ロイヤルティ管理

顧客存続期間価値

顧客存続期間価値を予測する定義済のスコア範囲に基づいて顧客を分類します。


顧客流動傾向

顧客流動傾向を予測する定義済のスコア範囲に基づいて顧客を分類します。


販売傾向

アップセルおよびクロスセルによる商談の見込みを評価する、定義済のスコア範囲に基づいて顧客を分類します。


ファイナンスリスク

ファイナンスリスクを予測する定義済のスコア範囲に基づいて顧客を分類します。


実際の顧客流動

時間の経過に応じた実際の顧客流動および顧客獲得のトレンドを示します。

売上管理

売上トレンド

時間の経過に応じたオーダー売上とオーダー数量のトレンドをチャートに示し、オーダー売上とオーダー数量に基づいて上位製品を特定します。


開始したサービス

時間の経過に応じた開始済サービスのトレンドをチャートに示し、オーダー売上とオーダー数量に基づいて上位の開始したサービスを特定します。


サービスの変更

時間の経過に応じたサービスの変更のトレンドをチャートに示し、オーダー売上とオーダー数量に基づいて上位サービスの変更を特定します。


解約済みサービス

時間の経過に応じた解約済サービスのトレンドをチャートに示し、解約数量が最も多いサービスを特定します。

アカウント管理

販売ポータル

オーダー売上とオーダー数量に基づいて、上位取引先および関連する上位製品を特定します。


開始したサービス

開始したアカウントサービスのトレンドをチャートに示し、開始したサービスの実績基準に基づいて上位取引先を示します。


サービスの変更

アカウントサービスの変更のトレンドをチャートに示し、サービスの変更の実績基準に基づいて上位取引先を示します。


解約済みサービス

解約済アカウントサービスのトレンドをチャートに示し、解約数量が最も多い取引先を特定します。


トラブルチケット

特定の取引先および選択された共通の特性を持つ取引先に対して、トラブルチケットのトレンド・チャートと実績インジケーターを提供します。


Customer Satisfaction

特定の取引先および選択された共通の特性を持つ取引先に対して、顧客満足度のトレンド・チャートと実績インジケーターを提供します。


D.6.5 Oracle Siebel CMEのデータ要件

表D-4に、Communications, Media and Energyの各ダッシュボードのデータ要件を示します。

表D-4 Communications, Media and Energyのダッシュボードのデータ要件

ダッシュボード 機能

ロイヤルティ管理

このダッシュボードは、サード・パーティの予測モデリング・アプリケーション製品から生成された顧客スコアを使用して、顧客存続期間価値、顧客流動傾向、アップセル傾向、クロスセル傾向およびファイナンスリスク傾向などの予測モデルを提供します。スコアは、各Siebelアカウント用に生成した後、Siebelトランザクション・データベースに統合してOracle Business Analytics Warehouseに書き込む必要があります。このダッシュボードは、Oracle Business Intelligenceの「顧客」サブジェクトエリアを使用します。詳細は、第D.5項「予測スコアの開発と配置」を参照してください。

売上管理

このダッシュボードは、Oracle Siebel Communications, Media and Energyオーダー管理およびインタラクティブ販売機能によって生成されたデータを使用します。これらのSiebelモジュールで生成したデータに対してのみ、データ要件は当てはまります。このダッシュボードは、Oracle Business Intelligenceの「オーダー」および「プロダクト」サブジェクトエリアを使用します。

アカウント管理

このダッシュボードは、Oracle Siebel Communications, Media and Energyオーダー管理、インタラクティブ販売およびサービス機能によって生成されたデータを使用します。これらのSiebelモジュールで生成したデータに対してのみ、データ要件は当てはまります。このダッシュボードは、Oracle Business Intelligenceの「オーダー」、「プロダクト」、「サービスリクエスト」および「顧客満足度」サブジェクトエリアを使用します。


D.6.6 Oracle Pharma Sales Analyticsの次元

次の次元はすべてのサブジェクトエリアで使用されていますが、ここではPharma Analyticsアプリケーションに必要な構成について説明します。詳細は、『Siebel Life Sciences Guide』の付録B「Configuring Data for Siebel Pharma Analytics」を参照してください。

D.6.6.1 役割次元

セールステリトリーは、「グループ管理-役割」で定義されます。親の役割を作成すると、営業員の階層が作成されます。アプリケーションでは、10レベルまでの営業員階層がサポートされています。従業員階層をポピュレートするには、従業員に役割を割り当てます。

役割タイプは、報奨金タイプ(処方またはセールス)に応じて、セールステリトリー・レベルにのみ設定する必要があります。地区管理者に役割タイプを割り当てる必要はありません。販売配賦は、各テリトリーに関連するスクリプト報奨金率(処方またはセールス)を入力するために、リストで公開される必要があります。たとえば、ある郵便番号のすべての営業員が処方の100%を受け取る場合、処理は不要になるため、役割タイプ=担当営業という式が役割に割り当てられます。

役割タイプの値リストのシード・データが拡張され、ミラー、ジョブ共有およびSWATのタイプが含まれるようになりました。通常、ミラーとジョブ共有はどちらも、郵便番号の全スクリプトのうち100%よりも少ないスクリプトを受け取る役割を表します。

D.6.6.2 アライメント次元

セールステリトリー・アライメントは、郵便番号-テリトリー、または地域-テリトリーの関係を表します。アライメントの関係は、表D-5に示すように、Oracle Siebel Assignment Managerの「割り当て管理-テリトリー」で作成されます。

表D-5 セールステリトリー・アライメント

関係 基準 備考

担当者の郵便番号-テリトリー

担当者の郵便番号

担当者の住所の郵便番号を使用します。郵便番号の範囲を使用しないでください(つまり、最小値と最大値には一意の郵便番号を入力する)。

重複した郵便番号を入力しないでください。

取引先の郵便番号-テリトリー

取引先の郵便番号

郵便番号の範囲を使用しないでください(つまり、最小値と最大値には一意の郵便番号を入力する)。

重複した郵便番号を入力しないでください。

担当者の地域-テリトリー

担当者の地域

担当者の住所の地域を使用します。地域の範囲を使用しないでください(つまり、最小値と最大値には一意の地域を入力する)。

重複した郵便番号を入力しないでください。

取引先の地域-テリトリー

取引先の地域

地域の範囲を使用しないでください(つまり、最小値と最大値には一意の地域を入力する)。

重複した郵便番号を入力しないでください。

取引先-テリトリー

Account

重複した取引先を入力しないでください。

担当者-テリトリー

担当者

重複した担当者を入力しないでください。


D.6.6.3 製品次元

製品階層では、顧客製品(他社がソフトウェア・ライセンスを所有する製品)に、表D-6に示すような事前定義された製品タイプが割り当てられている必要があります。

表D-6 顧客製品の事前定義された製品タイプ

製品レベル 製品タイプ

3

サンプル

Aracid 400 MG

2

詳細

Aracid

レベルなし

サブマーケット

COPD

1

マーケット

Asthma



注意:

競合製品については、製品タイプ「競合会社」を使用する必要があります。競合製品階層は、親製品の関係を使用して排他的に設定されます。この階層には製品レベルを割り当てないでください。

D.6.6.4 製品価格次元

顧客製品(他社がソフトウェア・ライセンスを所有する製品)の製品価格は、製品管理および製品フォームで、表D-7に示すようにポピュレートする必要があります。

表D-7 顧客製品の製品価格

製品タイプ ポピュレートされるフィールド

サンプル

サンプル価格

詳細

平均プロモーション価格

プロモーションアイテム価格

サンプル価格


D.6.7 Oracle Pharma Sales AnalyticsおよびOracle Pharma Marketing Analyticsのサブジェクトエリア固有の次元

この項では、Pharma Analyticsで使用するサブジェクトエリアについて説明します。詳細は、『Siebel Life Sciences Guide』の付録B「Configuring Data for Siebel Pharma Analytics」を参照してください。

D.6.7.1 医療販売の効果

このサブジェクトエリアは、シンジケート化データの分析で使用します。

シンジケート化データに必要な構成は、使用するデータタイプ、およびライセンスを所有しているAnalyticsアプリケーションとレポートによって異なります。データロード・マトリックス・テーブルは、ビルトイン・レポートの基礎となります。シンジケート化されたデータロード・マトリックスは、Pharmaceutical Sales Analyticsで使用する基本指標と導出された指標を両方ともポピュレートします。

D.6.7.2 Pharmaの製品カテゴリー

Oracle Pharma Sales AnalyticsおよびOracle Pharma Marketing Analyticsでは、別の階層によってシンジケート化データをロールアップできるように、カスタムおよびビルトイン製品のカテゴリー・ツリーをサポートしています。カスタム・カテゴリーをポピュレートするには、まず「カタログ管理」でカタログを作成してから、そのカタログの一部としてカテゴリーとサブカテゴリーを作成します。表D-8に、「カタログ管理カテゴリーの詳細」リストの「使用法タイプ」フィールドをポピュレートする必要があるカテゴリーを示します。

表D-8 Pharma Analyticsにポピュレートされる階層カテゴリー

使用法タイプ・コード 階層カテゴリー

ATC

作用部位薬効クラス

化学構造

化学構造

アプリケーションフォーム

製品アプリケーション

USC

ユーザー定義のコードおよびカスタム階層


D.6.7.3 製薬プロモーションの効果

このサブジェクトエリアでは、訪問活動データをシンジケート化データと組み合せて、訪問活動の効果を分析します。

訪問活動分析レコードは、Oracle Business Analytics WarehouseのS_EVT_ACTに格納された提出済訪問活動レコードから導出されます。そこには、訪問活動が行われた場所の郵便番号または地域、つまり担当者の住所の郵便番号/地域または取引先の郵便番号/地域が記録されています。郵便番号/地域レコードの配賦は、Assignment Managerのルールに従って実行することにより、正しく配賦されるようにしてください。Assignment Managerのルールは、担当者または取引先の住所の郵便番号または地域と一致する必要があります。そうでない場合、データの整合性が維持されません。

製薬専門家の訪問フォームで、ステータスが「提出済」になっている訪問のみがOracle Business Analytics Warehouse間で引き継がれます。

D.6.7.4 医学教育効果

このサブジェクトエリアでは、MedEdの尺度とシンジケート化データの尺度を組み合せて、Medical Education Analyticsで使用されている医学教育イベントの効果を測定します。

Oracle Business Analytics Warehouseからは、「医学教育イベントリスト」のステータスが「完了」になっているMedEdイベントのみが抽出されて別のOracle Business Analytics Warehouseにポピュレートされます。

MedEdイベントの価格は、「医学教育イベント活動リスト」の活動価格に基づいています。価格は、MedEdチームの価格配賦およびMedEdイベントのプロモーション製品原価配分に基づいて配賦されます。

価格は、「医学教育イベントの専門家招待セッションリスト」のステータスが「出席」になっている医師の招待にのみ基づいています。

管理グループは、イベントの開催時に同じセールステリトリー内の出席した医師と同じ担当者ランクを持つが、イベントに出席しなかった医師に基づいています。

D.6.7.5 製薬販売目標達成度

このサブジェクトエリアは、訪問活動および処方薬剤売上の目標の達成度と結果を測定するために使用されます。これは、製薬販売目標に基づいています。

目標では、小売り目標フォームにポピュレートされるユニットが必要です。担当者および取引先ごとの実際のターゲット数は、「キャンペーンのターゲット施設リスト」または「キャンペーンのターゲット専門家リストの切替え」にポピュレートされる必要があります。