この章では、企業のビジネス要件に合せて、OracleのSupply Chain Analyticsファミリー製品を特定のソースに対して構成する方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
OracleのSupply Chain Analyticsファミリー製品は、次のアプリケーションで構成されます。
Oracle Inventory Analytics
Oracle Procurement and Spend Analytics
Oracle Supplier Performance Analytics
OracleのSupply Chain Analyticsファミリー製品を使用すると、企業のバリュー・チェーン全体のデータを統合して、経営陣から管理者、現場の従業員に至るすべての人材が詳細な情報に基づいて実用的な決定を下せるようになるため、サプライ側のパフォーマンスを最大限に高めることができます。Supply Chain Analyticsの利点は、広範な調達と支出の分析、サプライヤの実績分析、在庫分析、サプライヤの支払能力分析などを含め、サプライチェーン・プロセス全体を視覚的により詳しく管理できる点にあります。サプライチェーンのパフォーマンスに影響を与える様々な要因を細部まで十分に洞察することによって、組織はコストを大幅に削減し、利益率を拡大できます。また、顧客満足度を高め、競争上の優位性を確保することもできます。Supply Chain Analyticsは、Oracle BI Applications製品ラインの他のアプリケーションとも統合されます。これにより、このような洞察力が組織全体に浸透するため、顧客管理、サプライヤ管理、および財務決定における企業の有効性はさらに高まります。次に、Supply Chain Analyticsを構成する各モジュールについて説明します。
企業全体の直接経費と間接経費、支払、および従業員経費に関するデータを詳細に表示できます。支出分析には、商品とサプライヤ別、購入組織別、コストセンター別などがあり、経費分析には、従業員別、購入者別などがあります。
Procurement and Spend Analyticsアプリケーションは、次のサブジェクトエリアで構成されます。
総経費: 概要サブジェクトエリアです。ここでは、サプライヤ、企業、製品、商品および関連階層の全範囲にわたって、直接経費と間接経費(MROおよび従業員経費になるもの)の両方に関する請求済経費、コミット済経費、および実経費の比較分析とレポートを実行し、組織全体の支出の詳細を表示することができます。
購入オーダー: 詳細サブジェクトエリアです。ここでは、サプライヤ、企業、製品、商品および関連階層の全範囲にわたって、組織の各サプライヤのコミット済経費と購入オーダーに関するレポートを、購入オーダー明細レベルで実行できます。
購入オーダー費用: 詳細サブジェクトエリアです。ここでは、サプライヤ、企業、製品、商品および関連階層の全範囲にわたって、組織の各サプライヤのコミット済経費と購入オーダーに関するレポートを、コストセンター(内訳明細)レベルで実行できます。
購入サイクル明細: 概要サブジェクトエリアです。ここでは、組織の各サプライヤに関して、請求から発注までに要する時間、発注から受領までに要する時間、購入から購入に要する時間など、サイクル時間のパフォーマンスをレポートできます。
購入スケジュール: 詳細サブジェクトエリアです。ここでは、サプライヤ、企業、製品、商品および関連階層の全範囲にわたって、組織の購入オーダー出荷に関するレポートを購入スケジュール明細レベルで実行できます。
購入請求: 詳細サブジェクトエリアです。ここでは、サプライヤ、企業、製品、商品および関連階層の全範囲にわたって、組織の各サプライヤの請求済経費と購入請求に関するレポートを、購入請求明細レベルで実行できます。
購入要求状況: 概要サブジェクトエリアです。ここでは、組織の各サプライヤに関して、購入請求の承認サイクルに沿った請求状況のレポートを実行できます。このサブジェクトエリアは、汎用アダプタによってのみポピュレートされます。
購入先: 詳細サブジェクトエリアです。ここでは、サプライヤ、企業、場所、製品、商品および関連階層の全範囲にわたって、組織の各サプライヤの実経費と購入先に関するレポートを、購入先明細レベルで実行できます。
従業員経費: 詳細サブジェクトエリアです。ここでは、従業員、企業、コストセンターおよび関連階層の全範囲にわたって、組織の従業員経費に関するレポートを実行できます。「経費」サブジェクトエリアには、旅費と経費を組織の全体的な経費パターンに関連付けながら分析する、ターゲットの指標とレポートが格納されます。購入状況を確認できる直接経費パターンの分析とは対照的に、「経費」では、間接経費(従業員関連の経費)が分析されます。このサブジェクトエリアは、汎用アダプタによってのみポピュレートされます。
完全なサプライヤスコアカード、調達サイクル時間、サプライヤの価格実績、配送実績、製品受領品質、期限内支払率、支払活動と回数、支払期限/遅延分析など、組織は各サプライヤの実績の全体像を把握できます。
Supplier Performance Analyticsアプリケーションは、次のサブジェクトエリアで構成されます。
サプライヤ実績: 「サプライヤ」機能エリアには、サプライヤから提供される商品の適時性、信頼性、費用および品質を分析する、ターゲットのレポートと指標が格納されます。この情報は、組織の功績に対するサプライヤの貢献度を理解し、調達する材料の価格、品質および配送タイミングを評価するときに役立ちます。
サプライヤ買掛金トランザクション: 概要サブジェクトエリアです。ここでは、サプライヤ、企業、場所、製品、商品および関連階層の全範囲にわたって、組織の各サプライヤの支払実績と支払請求額を分析できます。サプライヤの実績を監視するだけでなく、組織が期限内の支払を厳守しているかを監視することも重要です。両者を監視することによって、最善のサプライヤとの良好な関係を維持できます。
組織が保有する在庫と部品表の分析、および製造工場、流通センターまたは保管場所を介した在庫輸送の分析が組み込まれています。これらの分析を実行すると、企業は在庫レベルで販売実績のトレンドを監視して費用効果を高めたり、在庫レベルを減らして、より迅速に在庫を適所/適時に配置することによって、在庫回転率を高めることができます。また、品質を管理するために、顧客やサプライヤからの返品状況を詳しく把握できるようになります。
Inventory Analyticsアプリケーションは、次のサブジェクトエリアで構成されます。
「在庫取引」。「在庫取引」サブジェクトエリアでは、発生した様々なタイプのイベントおよびタスクを分析できます。たとえば、輸送タイプ別の在庫追跡などを実行できます。輸送タイプとは、転送、出荷、受領、返品、販売などです。ユーザーは、このような活動が業務に与える影響を把握して、問題になりそうな兆候を早期に特定できます。大量の製品輸送などはそういった活動の1つです。
「在庫残高」。「在庫残高」サブジェクトエリアでは、組織が保有する在庫を様々な次元から分析できます。たとえば、製品タイプ、製品番号、保管場所、工場、委託在庫、制限などです。これらの分析により、不要在庫の増加などの潜在的な問題を特定できるだけでなく、資産の最適な配分方法を理解して決定することができます。
「部品表」。「部品表」(BOM)サブジェクトエリアでは、完成品を構成する部品の利益幅を調べることができます。BOMを使用すると、コストと収益の面で最も有望なベンダーを追跡したり、販売組織に常に製品の配送状況や部品切れなどを認識させることができます。
「顧客とサプライヤからの返品」。「顧客とサプライヤからの返品」サブジェクトエリアでは、特に顧客とサプライヤからの製品の返品を監視できます。製品レベルで、問題のあるサプライヤと製品に関して顧客満足度に関する潜在的な問題を早期に特定できます。
この項では、データの完全ロードを実行する前にOracleのSupply Chain Analyticsファミリー製品で実行が必要な構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
この項では、データの完全ロードを実行する前に、すべてのソース・システムに対して適用される構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
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注意: すべての分析モジュール(Oracle Financial Analytics、Oracle HR Analytics、Oracle Sales Analyticsなど)に適用される構成手順は、第8章「共通のエリアと次元の構成」を参照してください。 |
ストアド・プロシージャは、データベースに対して特定のタスクを実行するSQL文のグループです。たとえば、ストアド・プロシージャを利用してデータベースのパフォーマンスを高めることができます。
ストアド・プロシージャを配置するには、Oracle BI Analyticsのインストール・ディレクトリからストアド・プロシージャ・ファイルをコピーし、ターゲットのデータ・ウェアハウスに配置します。
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注意: ワークフローを実行する前にこれらのプロシージャをデータベースでコンパイルしておかないと、一部のセッションが失敗する場合があります。 |
ストアド・プロシージャを配置するには:
OracleBI\dwrep\Informatica\Stored_Procedure_Scriptsフォルダにナビゲートし、ソース・コードCompute_Bounds_Ora11i.sqlを、ターゲットのデータ・ウェアハウス・スキーマにコピーします。
ターゲットのデータ・ウェアハウス・データベースで、ストアド・プロシージャをコンパイルします。
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Note: ストアド・プロシージャを配置する際に問題が発生した場合は、データベースのリファレンス・ガイドを参照するか、データベース管理者に連絡してください。 |
この項では、データの完全ロードを実行する前に、Oracle EBSに適用される構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
リリース11.5.9より、BOM_EXPLOSION_TEMPテーブルは、一時テーブルduration = SYS$SESSIONに変更されました。BOM_EXPLOSION_TEMPテーブルのデータを抽出できるようにするには、次の構成手順に従う必要があります。
Oracleリリース11.5.9用の部品表展開オプションを構成するには:
Informatica Serverマシンで、「Start」→「Run」の順にクリックし、「regedit」と入力して「OK」をクリックします。
次のレジストリ・キーに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PowerMart\Parameters\Configuration
「Edit」メニューの「New」をポイントし、「String Value」をクリックします。
次のように文字列を入力します。
名前: ShareConnections_<フォルダ名>.SDE_ORA_BOMItemFact
データ: Yes
フォルダ名には次のいずれかを指定します。
Oracleリリース11.5.9の場合は、SDE_ORA1159_adapterを使用します。
Oracleリリース11.5.10の場合は、SDE_ORA11510_adapterを使用します。
Oracleリリース12の場合は、SDE_ORAR12_adapterを使用します。
PowerCenterサーバー(Informaticaサービス)を再起動します。
UnixマシンでOracle 11.5.9以上に対する部品表展開オプションを構成するには:
/<INFA_home>/informatica/pm/pmserver.cfgファイルに次の行を追加します。
ShareConnections_<フォルダ名>.SDE_ORA_BOMItemFact=Yes
フォルダ名には、次のいずれかの値を入力します。
Oracleリリース11.5.9の場合は、SDE_ORA1159_adapterを使用します。
Oracleリリース12の場合は、SDE_ORAR12_adapterを使用します。
PowerCenterサーバー(Informaticaサービス)を再起動します。
購入サイクル明細テーブル(W_PURCH_CYCLE_LINE_F)をロードするには、ETLタスクでOracle 11iアプリケーションのデータとSAPやPeopleSoftなどの他のアプリケーションのデータを区別する必要があります。次に、このための詳細な構成手順を示します。
購入サイクル明細用のDACパラメータを構成するには:
DACリポジトリにログインします。
「Tasks」タブに移動し、タスクSIL_PurchaseCycleLinesFactに対してクエリーします。
「Parameters Child」タブをクリックします。パラメータ$$ORA_DATASOURCE_NUM_ID_LISTの値(2,4,5,9)を、Oracle接続用に定義したデータソース番号IDのリストに変更します。
同じ手順をタスクSIL_PurchaseCycleLinesFact_Extractに対して繰り返します。
DACの構成方法の詳細は、『Oracle Business Intelligence Applicationsデータ・ウェアハウス管理コンソール・ガイド』を参照してください。
Oracle 11iでは、数量を次の3タイプに分類しています。
受領商品数。受領商品数とは、受領した商品の数です。
配送数。配送数とは、配送された商品の数です。
ベース数。ベース数とは、任意のトランザクションの数量です。
Oracle Business Analytics Warehouseはトランザクションタイプを抽出して、その値をXACT_SRC_TYPEカラムにロードします。このカラムの値が1の場合は受領商品数を、2の場合は配送数を表します。
XACT_SRC_TYPEカラムの詳細を表示するには、EBSインスタンスに対して次のSQLを実行します。
select TRANSACTION_SOURCE_TYPE_ID, TRANSACTION_SOURCE_TYPE_NAME, DESCRIPTION from MTL_TXN_SOURCE_TYPES order by 1
購入オーダー(1)に相当する行がある場合は、TRANSACTION_SOURCE_TYP E_IDを受領商品数のカラム(EXT_GR_QTY)に追加する必要があります。販売注文(2)に相当する行がある場合は、TRANSACTION_SOURCE_TYPE_IDを配送数のカラム(EXT_DELIVERY_QTY)に追加する必要があります。
ソース・システムから抽出される数量はすべて、常にベース数のカラム(EXT_BASE_QTY)にロードされます。ただし、受領数のみの場合は受領商品数のカラム(EXT_GR_QTY)に、配送数のみの場合は配送数のカラム(EXT_DELIVERY_QTY)にロードされます。
組織の受領済商品数または配送数の定義が、事前構成されている条件と異なる場合は、組織のビジネス要件に合せて条件を編集できます。
数量タイプを構成するには:
PowerCenter Designerで、SDE_ORA<Ver>_adapterを開きます。
mplt_SA_ORA_ProductTransactionFactマップレットを開きます。
「Expression transformation」をダブルクリックして「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Port」タブをクリックしてEXT_GR_QTYおよびEXT_DELIVERY_QTYポートを表示します。
事前構成されている式に独自の条件を代入して、数量タイプを編集します。
「Apply」をクリックします。
マップレットを確認し、変更内容をリポジトリに保存します。
生成された値リストを変更または拡張する場合は、ソース・システムの値をドメイン値にマップすることによって、Oracle Supply Chain AnalyticsにCSVファイルを構成する必要があります。
この項では、ソース・システムから値リストを抽出し、それらを生成された値と比較する方法について説明します。値リストが生成された値と異なる場合は、手順に従って、ドメイン値とCSVワークシート・ファイルを構成する必要があります。
表9-1に、$pmserver\LkpFilesフォルダにあるSupply Chain Analytics用のCSVワークシート・ファイルとドメイン値の一覧を示します。
表9-1 Supply Chain Analytics用のドメイン値とCSVワークシート・ファイル
| ワークシート・ファイル名 | 説明 | セッション |
|---|---|---|
|
domainValues_Movement_Types_ora11i.csv |
輸送タイプと、Oracle 11iアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第9.2.2.4.2項「domainValues_Movement_Types_ora11i.csvを構成するには」を参照してください。 |
SDE_ORA_MovementTypeDimension |
|
domainValues_PaymentType_ora12.csv |
支払タイプと、Oracle 11iアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第9.2.2.4.3項「domainValues_PaymentType_ora12.csvを構成するには」を参照してください。 |
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_PO_Payment_Type |
|
domainValues_ShipmentType_ora12.csv |
出荷タイプと、Oracle 11iアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第9.2.2.4.10項「domainValues_ShipmentType_ora12.csvを構成するには」を参照してください。 |
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_PO_Shipment_Type |
|
domainValues_Status_Purch_Approve_ora11i.csv |
購入承認状況のカラムと、Oracle 11iアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第9.2.2.4.4項「domainValues_Status_Purch_Approve_ora11i.csvを構成するには」を参照してください。 |
SDE_ORA_StatusDimension_PurchaseApprove |
|
domainValues_Status_Purch_Cycle_ora11i.csv |
購入サイクル状況のカラムと、Oracle 11iアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第9.2.2.4.5項「domainValues_Status_Purch_Cycle_ora11i.csvを構成するには」を参照してください。 |
SDE_ORA_StatusDimension_PurchaseCycle |
|
domainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_CODE1_ora11i.csv |
購入基準タイプと、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第9.2.2.4.9項「domainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_CODE1_ora11i.csvを構成するには」を参照してください。 |
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_PO_Line_Type |
|
domainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_ora11i.csv |
購入明細タイプと、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第9.2.2.4.8項「domainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_ora11i.csvを構成するには」を参照してください。 |
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_PO_Line_Type |
|
domainValues_Xact_Types_Purch_Orders_ora11i.csv |
購入オーダートランザクションタイプと、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第9.2.2.4.6項「domainValues_Xact_Types_Purch_Orders_ora11i.csvを構成するには」を参照してください。 |
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_PurchaseOrder |
|
domainValues_Xact_Types_Purch_Requisitions_ora11i.csv |
購入請求トランザクションタイプと、Oracle EBSアプリケーションに対応するドメイン値の一覧です。このファイルの編集方法については、第9.2.2.4.7項「domainValues_Xact_Types_Purch_Requisitions_ora11i.csvを構成するには」を参照してください。 |
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_PurchaseRequest |
この項では、domainValues_Movement_Types_ora11i.csvを構成する方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの在庫輸送タイプを特定します。
SELECT DISTINCT MTL_TRANSACTION_TYPES.TRANSACTION_TYPE_NAME FROM MTL_TRANSACTION_TYPES
テキスト・エディタで、$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_Movement_Types_ora11i.csvファイルを開きます。
TRANSACTION_TYPE_NAMEをこのファイルのTRANSACTION_TYPE_NAMEカラムにコピーします。
2行目以降のデータをコピーしてください。
各TRANSACTION_TYPE_NAMEを1つの在庫輸送タイプのドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存し閉じます。
この項では、domainValues_PaymentType_ora12.csvを構成する方法について説明します。このファイルはOracleリリース12にのみ適用されます。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入オーダー支払タイプを特定します。
SELECT PO_LOOKUP_CODES.LOOKUP_CODE FROM PO_LOOKUP_CODES WHERE PO_LOOKUP_CODES.LOOKUP_TYPE = 'PAYMENT TYPE'
テキスト・エディタで、$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_PaymentType_ora12.csvファイルを開きます。
LOOKUP_CODEをこのファイルのXACT_TYPE_CODEカラムにコピーします。
2行目以降のデータをコピーしてください。
各LOOKUP_CODEを1つの購入オーダー支払タイプ(PO_PAYMENT_TYPE)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存し閉じます。
この項では、domainValues_Status_Purch_Approve_ora11i.csvを構成する方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入承認状況を特定します。
SELECT A.LOOKUP_CODE FROM FND_LOOKUP_VALUES A WHERE A.LOOKUP_TYPE='AUTHORIZATION STATUS' AND A.LANGUAGE = 'US'
テキスト・エディタで、$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_Status_Purch_Approve_ora11i.csvファイルを開きます。
LOOKUP_CODEをこのファイルのSTATUS_CODEカラムにコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各LOOKUP_CODEを1つの購入承認(PURCH_APPROVAL)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存し閉じます。
この項では、domainValues_Status_Purch_Cycle_ora11i.csvを構成する方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入サイクル状況を特定します。
SELECT A.LOOKUP_CODE FROM FND_LOOKUP_VALUES A WHERE A.LOOKUP_TYPE='DOCUMENT STATE' AND A.LANGUAGE = 'US'
テキスト・エディタで、$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_Status_Purch_Cycle_ora11i.csvファイルを開きます。
LOOKUP_CODEをこのファイルのSTATUS_CODEカラムにコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各LOOKUP_CODEを1つの購入サイクル(PURCH_CYCLE)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存し閉じます。
この項では、domainValues_Xact_Types_Purch_Orders_ora11i.csvを構成する方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入オーダータイプを特定します。
SELECT DISTINCT PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.DOCUMENT_SUBTYPE
FROM PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL
WHERE PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.LANGUAGE='US' AND PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.DOCUMENT_TYPE_CODE IN ('PO', 'PA') AND PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.DOCUMENT_SUBTYPE <> 'CONTRACT'
UNION SELECT 'COMPLEXWORK_ACTUAL' FROM DUAL
UNION SELECT 'COMPLEXWORK_FINANCING' FROM DUAL;
テキスト・エディタで、$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_Xact_Types_Purch_Orders_ora11i.csvファイルを開きます。
DOCUMENT_SUBTYPEをこのファイルのXACT_SUBTYPE_CODEカラムにコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各DOCUMENT_SUBTYPEを1つの購入オーダートランザクションタイプ(PURCH_ORDERS)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存し閉じます。
この項では、domainValues_Xact_Types_Purch_Requisitions_ora11i.csvを構成する方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入請求タイプを特定します。
SELECT DISTINCT PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.DOCUMENT_SUBTYPE
FROM PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL
WHERE PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.LANGUAGE='US' AND PO_DOCUMENT_TYPES_ALL_TL.DOCUMENT_TYPE_CODE = 'REQUISITION'
テキスト・エディタで、$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_Xact_Types_Purch_Requisitions_ora11i.csvファイルを開きます。
DOCUMENT_SUBTYPEをこのファイルのXACT_SUBTYPE_CODEカラムにコピーします。
7行目以降のデータをコピーしてください。
各DOCUMENT_SUBTYPEを1つの購入請求タイプ(PURCH_RQLNS)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存し閉じます。
この項では、domainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_ora11i.csvを構成する方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入オーダー明細タイプを特定します。
SELECT DISTINCT PO_LINE_TYPES_V.ORDER_TYPE_LOOKUP_CODE FROM PO_LINE_TYPES_V
テキスト・エディタで、$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_Xact_Types_PO_Line_Type_ora11i.csvファイルを開きます。
ORDER_TYPE_LOOKUP_CODEをこのファイルのXACT_TYPE_CODEカラムにコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各ORDER_TYPE_LOOKUP_CODEを1つの購入オーダー明細タイプ(PO_LINE_TYPE)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存し閉じます。
この項では、domainValues_Xact_Types_Code1_PO_Line_Type_ora11i.csvを構成する方法について説明します。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入オーダー明細購入基準を特定します。
SELECT DISTINCT PO_LINE_TYPES_V.PURCHASE_BASIS FROM PO_LINE_TYPES_V
テキスト・エディタで、$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_Xact_Types_Code1_PO_Line_Type_ora11i.csvファイルを開きます。
PURCHASE_BASISをこのファイルのXACT_TYPE_CODE1カラムにコピーします。
8行目以降のデータをコピーしてください。
各PURCHASE_BASISを1つの購入オーダー明細タイプ購入基準タイプ(PO_LINE_TYPE)のドメイン値にマップします。
カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存し閉じます。
この項では、configure domainValues_ShipmentType_ora12.csvを構成する方法について説明します。このファイルはOracleリリース12にのみ適用されます。
次のSQLを使用して、Oracle EBSソース・システムの購入オーダー出荷タイプを特定します。
SELECT DISTINCT PO_LOOKUP_CODES.LOOKUP_CODE FROM PO_LOOKUP_CODES
WHERE PO_LOOKUP_CODES.LOOKUP_TYPE = 'SHIPMENT TYPE' AND
PO_LOOKUP_CODES.LOOKUP_CODE IN ('STANDARD', 'PREPAYMENT', 'SCHEDULED', 'BLANKET')
テキスト・エディタで、$pmserver\lkpfilesフォルダにあるdomainValues_PaymentType_ora12.csvファイルを開きます。
LOOKUP_CODEをこのファイルのXACT_TYPE_CODEカラムにコピーします。2行目以降のデータをコピーしてください。
各LOOKUP_CODEを1つの購入オーダー出荷タイプ(PO_SHIPMENT_TYPE)のドメイン値にマップします。カンマを使用してエントリを区切ります。
ファイルを保存し閉じます。
この項では、データの完全ロードを実行する前に、PeopleSoftに適用される構成手順について説明します。
リリース7.9.4のOracle BI Applicationsには該当しません。
この項では、データの完全ロードを実行する前に、汎用的に適用される構成手順について説明します。
リリース7.9.4のOracle BI Applicationsには該当しません。
この項では、Supply Chain Analyticsに適用される追加の構成手順について説明します。
この項では、すべてのソース・システムに適用される構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
在庫月間残高集計テーブル(W_INVENTORY_DAILY_BALANCE_F_A1)を構成するには、集計レベル、集計更新期間および在庫残高テーブル・レコードの保有期間を考慮する必要があります。
在庫月間残高テーブルを構成するには、次の3つのパラメータを構成する必要があります。
GRAIN
KEEP_PERIOD
NUM_OF_PERIOD
GRAINパラメータのデフォルト値はMONTHです。GRAINパラメータには、次の値を指定できます。
DAY
WEEK
MONTH
QUARTER
YEAR
KEEP_PERIODパラメータのデフォルト値はMONTHです。KEEP_PERIODパラメータには、次の値を指定できます。
DAY
WEEK
MONTH
QUARTER
YEAR
NUM_OF_PERIODパラメータのデフォルト値は3です。NUM_OF_PERIODパラメータの値には、1、2、3などの正の整数を指定します。
parameterfileDW.txtパラメータ・ファイルを構成して、初期ETLセッションまたは増分ETLセッションを実行し、在庫月間残高テーブルをロードします。
parameterfileDW.txtパラメータ・ファイルを構成するには:
テキスト・エディタで、OracleBI\DAC\Informatica\parameters\inputフォルダにあるparameterfileDW.txtファイルを開きます。
デフォルトのパラメータ値を新しい値で置き換えます。
parameterfileDW.txtファイルに構成されているデフォルト値は、次の表のとおりです。
表9-2 parameterfileDW.txtファイルのデフォルト値
| セッション | パラメータ | 値 |
|---|---|---|
|
PLP_InventoryMonthlyBalance |
$$GRAIN |
'MONTH' |
|
PLP_InventoryDailyBalance_Trim |
$$KEEP_PERIOD |
'MONTH' |
|
PLP_InventoryDailyBalance_Trim |
$$NUM_OF_PERIOD |
3 |
|
注意: KEEP_PERIODおよびGRAINパラメータの値は、一重引用符で囲む必要があります。 |
ファイルを保存し閉じます。
在庫月間残高テーブルを増分更新するには:
月間残高集計テーブル(W_INVENTORY_MONTHLY_BAL_F)から特定期間のレコードを削除します。
削除する期間はGRAINパラメータで指定します。たとえば、GRAINがMONTHで、日付が2005年5月15日の場合、4月と現在の月(5月)のすべてのレコードが月間残高テーブル(W_INVENTORY_MONTHLY_BAL_F)から削除されます。
この手順は、PLP_InventoryMonthlyBalanceワークフロー・マッピングを実行することによって実装されます。
在庫残高要素テーブル(W_INVENTORY_DAILY_BALANCE_F)のレコードを取得し、そのレコードを特定の単位レベルで月間残高テーブル(W_INVENTORY_MONTHLY_BAL_F)にロードします。
たとえば、GRAINがMONTHに設定されている場合、W_INVENTORY_DAILY_BALANCE_F要素テーブルの月末の残高レコードが月間残高(W_INVENTORY_MONTHLY_BAL_F)に格納されて集計されます。
この手順は、S_M_PLP_INV_BALANCE_A1_AGGセッションとM_PLP_INV_BALANCE_A1_AGGマッピングを実行することによって実装されます。現在の月間残高については、前日の残高レコード(前日が同じ月の場合)がW_INVENTORY_MONTHLY_BAL_Fから削除され、現在の日付の残高レコードがW_INVENTORY_BALANCE_FからW_INVENTORY_MONTHLY_BAL_Fにロードされます。
この手順は、PLP_InventoryMonthlyBalanceワークフローを実行することによって実装されます。
古いレコードをW_INVENTORY_DAILY_BALANCE_F要素テーブルから削除します。
古いレコードを削除するには、KEEP_PERIODおよびNUM_OF_PERIODパラメータを使用します。たとえば、KEEP_PERIODがMONTH、NUM_OF_PERIODが1、日付が2005年5月15日の場合、4月と現在の月(5月)のレコードが維持され、それ以前の古いレコードは削除されます。
この手順は、PLP_InventoryDailyBalance_Trimワークフローを実行することによって実装されます。
|
注意: この切捨て処理を行うと、テーブル内のデータ・サイズが減少します。古い日次残高レコードを確認できなくなるという点に注意してください。月末の残高は引き続き確認できます。このため、NUM_OF_PERIODの値は、どの程度のデータ量と、どの程度新しいデータが必要かという要件に応じて調整する必要があります。 |
製品トランザクション集計テーブル(W_PRODUCT_XACT_A)を構成するには、初期ETLを実行してから増分ETLを実行するという、2つの集計シナリオが必要です。
初期ETLの実行では、集計レベルと、製品トランザクション要素テーブルに維持する履歴の期間を構成する必要があります。
また、GRAINパラメータを使用して、集計単位も構成する必要があります。
増分ETLの実行では、次のパラメータを使用して、集計レベル、集計更新期間および製品トランザクション要素テーブルに維持する履歴の期間を構成する必要があります。
GRAIN
GRAINパラメータは、集計レベルを指定します。指定できる値は、DAY、WEEK、MONTH(デフォルト値)、QUARTER、YEARです。
REFRESH_PERIOD
REFRESH_PERIODパラメータは、NUM_OF_PERIODとともに使用され、トランザクション・テーブルから集計テーブルにレコードを更新する期間を指定します。指定できる値は、DAY、WEEK、MONTH(デフォルト値)、QUARTER、YEARです。
NUM_OF_PERIOD
NUM_OF_PERIODパラメータは、REFRESH_METHODとともに使用され、トランザクション・テーブルから集計テーブルにレコードを更新する期間を指定します。指定できる値は、1、2、3(デフォルト値)などの正の整数です。
parameterfileDW.txtパラメータ・ファイルを構成して、初期ETLセッションを実行してから増分ETLセッションを実行し、製品トランザクション集計テーブルをロードします。
parameterfileDW.txtパラメータ・ファイルを構成するには:
テキスト・エディタで、OracleBI\DAC\Informatica\parameters\inputフォルダにあるparameterfileDW.txtファイルを開きます。
デフォルトのパラメータ値を新しい値で置き換えます。
デフォルト値は、次の表のとおりです。
表9-3 parameterfileDW.txtファイルのデフォルト値
| セッション | パラメータ | 値 |
|---|---|---|
|
PLP_ProductTransactionAggregate |
$$REFRESH_PERIOD |
'MONTH' |
|
PLP_ProductTransactionAggregate |
$$GRAIN |
'MONTH' |
|
PLP_ProductTransactionAggregate |
$$NUM_OF_PERIOD |
3 |
|
PLP_ProductTransactionAggregate_Full |
$$GRAIN |
'MONTH' |
|
注意: KEEP_PERIOD、GRAIN、およびREFRESH_PERIODパラメータの値は、一重引用符で囲む必要があります。KEEP_PERIODの値は、GRAINの値以上であることが必要です。REFRESH_PERIODの値は、GRAINと同じ値である必要があります。 |
ファイルを保存し閉じます。
初期ETLを実行できるように製品トランザクション集計テーブルを構成するには:
製品トランザクション要素テーブル(W_PRODUCT_XACT_F)内のレコードを取得し、それらのレコードを特定の単位レベルで製品トランザクション集計テーブル(W_PRODUCT_XACT_A)に集計します。
たとえば、GRAINがMONTHに設定されている場合、W_PRODUCT_XACT_F要素テーブルのレコードが取得され、月レベルでW_PRODUCT_XACT_Aテーブルに集計されます。
この手順は、PLP_ProductTransactionAggregate_Fullワークフローを実行することによって実装されます。
増分ETLを実行できるように製品トランザクション集計テーブルを構成するには:
製品トランザクション集計テーブル(W_PRODUCT_XACT_A)から特定期間の更新済レコードを削除します。
削除する期間はREFRESH_PERIODおよびNUM_OF_PERIODパラメータで指定します。
たとえば、REFRESH_PERIODがMONTH、NUM_OF_PERIODが1、日付が2005年5月15日の場合、4月と現在の月(5月)のすべてのレコードがW_PRODUCT_XACT_Aテーブルから削除されます。
この手順は、PLP_ProductTransactionAggregateワークフローを実行することによって実装されます。
製品トランザクション要素テーブル(W_PRODUCT_XACT_F)内のレコードを取得し、それらのレコードを特定の単位レベルでW_PRODUCT_XACT_Aテーブルに集計します。
たとえば、GRAINがMONTHに設定されている場合、W_PRODUCT_XACT_F要素テーブルのレコードが取得され、月レベルでW_PRODUCT_XACT_Aテーブルに集計されます。
この手順は、PLP_ProductTransactionAggregateワークフローを実行することによって実装されます。
購入先集計テーブル(W_PURCH_RCPT_A)は、サプライヤからの製品受領および購入組織からサプライヤへの購入オーダーに関する情報の取得に使用されます。
初期ETLを実行するには、GRAINパラメータに、購入先集計要素テーブルの時間集計レベルを構成する必要があります。
増分ETLを実行するには、時間集計レベルとソースIDを構成する必要があります。ソースIDの値は、データの取得元であるソース・システムを表します。
増分ETLを実行できるように購入先テーブルを集計するには、次の2つのパラメータを構成する必要があります。
GRAIN
$$TIME_GRAIN
これらのパラメータのデフォルト値はMONTHです。このパラメータに指定できる値は、次のとおりです。
DAY
WEEK
MONTH
QUARTER
YEAR
初期ETLの実行時には、購入先明細集計テーブルはベーステーブルから完全ロードされます。テーブルのレコードは、数百万件になる可能性があります。このため、以降の増分ETLの実行時には、購入先集計テーブルがベーステーブルから再び完全ロードされることはありません。Oracle Business Analytics Warehouseでは、ベーステーブルの更新に伴い集計テーブルを増分的に変更することで、増分集計の負荷が最小限になります。このプロセスは、次の4つの手順で実行されます。
Oracle Business Analytics Warehouseは、前回のETLの実行後にベーステーブルから削除されるレコードを検索し、それらのレコードをW_PURCH_RCPT_TMPテーブルにロードします。これらのレコードのメジャーは、-1で乗算されます。このタスクを実行するマッピングは、_Derive_PreSoftDeleteImageという接尾辞が付いており、レコードがベーステーブルから削除される前に実行されます。このマッピングは、ソース固有のワークフロー内で実行されます。
Oracle Business Analytics Warehouseは、前回のETLの実行後にベーステーブルで更新されるレコードを検索し、それらのレコードをW_PURCH_RCPT_TMPテーブルにロードします。これらのレコードのメジャーは、-1で乗算されます。このタスクを実行するマッピングは、_Derive_PreLoadImageという接尾辞が付いており、レコードがベーステーブルで更新される前に実行されます。このマッピングは、ソース固有のワークフロー内で実行されます。
Oracle Business Analytics Warehouseは、前回のETLの実行後にベーステーブルで挿入または更新されたレコードを検索し、それらのレコードを同じ符号のままW_PURCH_RCPT_TMPテーブルにロードします。このタスクを実行するマッピングは、_Derive_PostLoadImageという接尾辞が付いており、レコードがベーステーブルで更新または挿入された後に実行されます。このマッピングは、ロード後処理のワークフローで実行されます。
Oracle Business Analytics Warehouseは、W_PURCH_RCPT_TMPテーブルを集計してW_PURCH_RCPT_A集計テーブルと結合し、その集計テーブルに新しいバケットまたは更新された既存のバケットを挿入します。この手順は、ロード後処理のワークフローの一部として実行され、これを実行するマッピングには、_Deriveという接尾辞が付いています。
購入先集計テーブル(W_PURCH_RCPT_A)をロードするには、ロード後処理のパラメータ・ファイルとソース・システムのパラメータ・ファイルを構成し、初期ワークフローを実行してから増分ワークフローを実行する必要があります。
parameterfiledw.txtパラメータ・ファイルを構成するには:
テキスト・エディタで、OracleBI\DAC\Informatica\parameters\inputフォルダにあるparameterfiledw.txtファイルを開きます。
デフォルトのパラメータ値を新しい値で置き換えます。
ファイルを保存し閉じます。
汎用ソースに対する購入先集計テーブルを構成するには:
OracleBI\DAC\Informatica\parameters\inputフォルダにあるparameterfileDW.txtファイルをテキスト・エディタで開きます。
デフォルトのパラメータ値を新しい値で置き換えます。
ファイルを保存し閉じます。
購入サイクル明細集計テーブル(W_PURCH_CYCLE_LINE_A)を集計するには、parameterfiledw.txtパラメータ・ファイルとソース・システムのパラメータ・ファイルを構成し、初期ETLワークフローを実行してから増分ETLワークフローを実行する必要があります。
初期ETLを実行するには、GRAINパラメータに、購入サイクル明細集計要素テーブルの時間集計レベルを構成する必要があります。
増分ETLを実行するには、時間集計レベルとソースIDを構成する必要があります。ソースIDの値は、データの取得元であるソース・システムを表します。
増分ETLを実行できるように購入サイクル明細テーブルを集計するには、次の2つのパラメータを構成する必要があります。
GRAIN
$$TIME_GRAIN
これらのパラメータのデフォルト値はMONTHです。これらのパラメータに指定できる値は、次のとおりです。
DAY
WEEK
MONTH
QUARTER
YEAR
初期ETLの実行時には、購入サイクル明細集計テーブルはベーステーブルから完全ロードされます。テーブルのレコードは、数百万件になる可能性があります。以降のETLの実行時には、購入サイクル明細集計テーブルがベーステーブルから再び完全ロードされることはありません。Oracle Business Analytics Warehouseでは、ベーステーブルの更新に伴い集計テーブルを増分的に変更することによって、増分集計の負荷が最小限に抑えられます。このプロセスは、次の4つの手順で実行されます。
Oracle Business Analytics Warehouseは、前回のETLの実行後にベーステーブルから削除されるレコードを検索し、それらのレコードをW_PURCH_CYCLE_LINE_TMPテーブルにロードします。これらのレコードのメジャーは、-1で乗算されます。このタスクを実行するマッピングは、_Derive_PreSoftDeleteImageという接尾辞が付いており、レコードがベーステーブルから削除される前に実行されます。このマッピングは、ソース固有のワークフロー内で実行されます。
Oracle Business Analytics Warehouseは、前回のETLの実行後にベーステーブルで更新されるレコードを検索し、それらのレコードをW_PURCH_CYCLE_LINE_TMPテーブルにロードします。これらのレコードのメジャーは、-1で乗算されます。このタスクを実行するマッピングは、_Derive_PreLoadImageという接尾辞が付いており、レコードがベーステーブルで更新される前に実行されます。このマッピングは、ソース固有のワークフロー内で実行されます。
Oracle Business Analytics Warehouseは、前回のETLの実行後にベーステーブルで挿入または更新されたレコードを検索し、それらのレコードを同じ符号のままW_PURCH_CYCLE_LINE_TMPテーブルにロードします。このタスクを実行するマッピングは、_Derive_PostLoadImageという接尾辞が付いており、レコードがベーステーブルで更新または挿入された後に実行されます。このマッピングは、ロード後処理のワークフローで実行されます。
Oracle Business Analytics Warehouseは、W_PURCH_CYCLE_LINE_TMPテーブルを集計してW_PURCH_CYCLE_LINE_A集計テーブルと結合し、その集計テーブルに新しいバケットまたは更新された既存のバケットを挿入します。この手順は、ロード後処理のワークフローの一部として実行され、これを実行するマッピングには、_Deriveという接尾辞が付いています。
購入サイクル明細集計テーブル(W_PURCH_CYCLE_LINE_A)をロードするには、ロード後処理のパラメータ・ファイルとソース・システムのパラメータ・ファイルを構成し、初期ワークフローを実行してから増分ワークフローを実行する必要があります。
購入サイクル明細集計テーブルを構成するには:
テキスト・エディタで、OracleBI\DAC\Informatica\parameters\inputフォルダにあるparameterfiledw.txtファイルを開きます。
デフォルトのパラメータ値を新しい値で置き換えます。
ファイルを保存し閉じます。
この項では、Oracle EBSに適用される構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
「部品表」(BOM)機能エリアでは、完成品を構成するコンポーネントの利益幅を調べることができます。BOMを使用すると、コストと収益の面で最も有望なベンダーを追跡したり、販売組織に常に製品の配送状況や部品切れなどを認識させることができます。
BOM構造は、次の3つのオプションを使用して展開できます。
すべて。有効日と無効日に関係なく、すべてのBOMコンポーネントが展開されます。BOMコンポーネントを展開するには、BOMツリー構造を開きます。
現行。増分抽出ロジックでは、現在有効な変更済のコンポーネント、最終抽出日以降に有効化されたコンポーネント、または最終抽出日以降に無効化されたコンポーネントが対象となります。
現在および将来。現在有効なまたは将来有効になるBOMコンポーネントがすべて展開されます。無効になっているコンポーネントは除外されます。
これらのオプションはEXPLODE_OPTION変数で制御されます。EXPLODE_OPTION変数のデフォルト値は2(現行のBOM構造を展開)です。
SDE_ORA_BomItemFactマッピングでは、BOM構造はbompexpl.exploder_userexitストアド・プロシージャによって展開されます。次の表は、bompexpl.exploder_userexitストアド・プロシージャの変数を示しています。
表9-4 bompexpl.exploder_userexitストアド・プロシージャの変数
| 入力変数 | デフォルト値 | 説明 |
|---|---|---|
|
VERIFY_FLAG |
0 |
値が1の検証フラグは、標準BOMにのみ適用されます。 |
|
ORG_ID |
ORGANIZATION_ID |
組織のID |
|
ORDER_BY |
1 |
レコードの順序を制御します。 1—操作シーケンス番号、項目番号 2—項目番号、操作シーケンス番号 |
|
GRP_ID |
負のシーケンスID(-1、-2など) |
現在の展開を識別するための一意の値 |
|
SESSION_ID |
負のシーケンスID(-1、-2など) |
現在のセッションを識別するための一意の値 |
|
LEVELS_TO_EXPLODE |
10 |
展開する階層レベルの数 |
|
BOM_OR_ENG |
1 |
1—BOM 2—ENG |
|
IMPL_FLAG |
1 |
1—実装済のみ 2—実装済および未実装 |
|
PLAN_FACTOR |
2 |
1—はい 2—いいえ |
|
EXPLODE_OPTION |
2 |
1—すべて 2—現行 3—現在および将来 |
|
MODULE |
2 |
1—Costing 2—BOM 3—Order Entry 4—ATO 5—WSM |
|
CST_TYPE_ID |
0 |
費用の展開に使用される費用タイプID |
|
STD_COMP_FLAG |
0 |
1—標準のコンポーネントのみを展開 2—すべてのコンポーネントを展開 |
|
EXPL_QTY |
1 |
展開数 |
|
ITEM_ID |
ROUND(TO_DECIMAL(PRODUCT_ID)) |
展開するアセンブリの項目ID |
|
ALT_DESG |
ALTERNATE_BOM_DESIGNATOR |
代替ルーティング指定子 |
|
COMP_CODE |
NULL |
連結コンポーネント・コード |
|
REV_DATE |
TO_CHAR(CREATION_DT, 'YYYY/MM/DD HH24:MI') |
展開日 YYYY/MM/DD HH24:MI |
ソース・システムには5種類のBOMタイプ(1 - モデル、2 - オプション・クラス、3 - 計画、4 - 標準、5 - 製品系列)があります。デフォルトでは、標準BOMタイプのみが抽出されて展開されます。
BOMの展開オプションを「すべて」に構成するには:
PowerCenter Designerで、SDE_ORA<Ver>_adapterを開きます。
SDE_ORA_BomItemFactマッピングを開きます。
EXP_BOMPEXPL_EXPLODER_USEREXIT式変換をダブルクリックして「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Port」タブをクリックしてEXPLODE_OPTIONポートを表示します。
値を1に変更し、「Apply」をクリックします。
マッピングを確認し、変更内容をリポジトリに保存します。
Mapplet Designerに移動し、mplt_BC_ORA_BOMHeaderDimensionを開きます。
SQL修飾子SQ_BOM_INVENTORY_COMPONENTSをダブルクリックして「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Properties」タブをクリックして「SQL Query」の値を開きます。
デフォルトでは、Where条件は次のように記述されています。
((
/* CURRENT valid component changed */
INV.LAST_UPDATE_DATE > TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') AND (INV.EFFECTIVITY_DATE <= TO_DATE('$$CURRENT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') and (INV.DISABLE_DATE > TO_DATE('$$CURRENT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') OR INV.DISABLE_DATE IS NULL))
OR
/* Component that became effective after last extract date and before today's extract, for CURRENT Option*/
INV.EFFECTIVITY_DATE between TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') and TO_DATE('$$CURRENT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS')
OR
/* Component that become disabled after last extract date and before today's extract, for CURRENT and CURRENT-FUTURE Option*/
INV.DISABLE_DATE between TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') and TO_DATE('$$CURRENT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS')
)
OR BOM.LAST_UPDATE_DATE > TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS'))
GROUP BY
これを次のように変更します。
(INV.LAST_UPDATE_DATE > TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS')
OR BOM.LAST_UPDATE_DATE > TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS'))
GROUP BY
「Apply」をクリックしてマッピングを確認し、変更内容をリポジトリに保存します。
BOMの展開オプションを「現在および将来」に構成するには:
PowerCenter Designerで、SDE_ORA<Ver>_adapterを開きます。
SDE_ORA_BOMItemFactマッピングを開きます。
EXP_BOMPEXPL_EXPLODER_USEREXIT式変換をダブルクリックして「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Port」タブをクリックしてEXPLODE_OPTIONポートを表示します。
値を3に変更し、「Apply」をクリックします。
マッピングを確認し、変更内容をリポジトリに保存します。
Mapplet Designerに移動し、mplt_BC_ORA_BOMHeaderDimensionを開きます。
SQL修飾子SQ_BOM_INVENTORY_COMPONENTSをダブルクリックして「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Properties」タブをクリックして「SQL Query」の値を開きます。
デフォルトでは、Where条件は次のように記述されています。
((
/* CURRENT valid component changed */
INV.LAST_UPDATE_DATE > TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') AND (INV.EFFECTIVITY_DATE <= TO_DATE('$$CURRENT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') and (INV.DISABLE_DATE > TO_DATE('$$CURRENT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') OR INV.DISABLE_DATE IS NULL))
OR
/* Component that became effective after last extract date and before today's extract, for CURRENT Option*/
INV.EFFECTIVITY_DATE between TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') and TO_DATE('$$CURRENT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS')
OR
/* Component that become disabled after last extract date and before today's extract, for CURRENT and CURRENT-FUTURE Option*/
INV.DISABLE_DATE between TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') and TO_DATE('$$CURRENT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS')
)
OR BOM.LAST_UPDATE_DATE > TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS'))
GROUP BY
これを次のように変更します。
((
INV.LAST_UPDATE_DATE > TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS')
AND ((INV.DISABLE_DATE > TO_DATE('$$CURRENT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') OR INV.DISABLE_DATE IS NULL))
OR
INV.DISABLE_DATE between TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS') and TO_DATE('$$CURRENT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS')
)
OR BOM.LAST_UPDATE_DATE > TO_DATE('$$LAST_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS'))
GROUP BY
「Apply」をクリックしてマッピングを確認し、変更内容をリポジトリに保存します。
BOMタイプを構成するには:
PowerCenter Designerで、SDE_ORA<Ver>_adapterを開きます。
mplt_BC_ORA_BOMHeaderDimensionマップレットを開きます。
SQL修飾子SQ_BOM_INVENTORY_COMPONENTSをダブルクリックして「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Properties」タブをクリックして「SQL Query」の値を開きます。
Where文のBOM_ITEM_TYPEセクションを変更します。
使用するBOMタイプに対応する番号に変更します。たとえば、計画BOMタイプを使用する場合は、番号を3に変更します。
Where INV.BOM_ITEM_TYPE = 3 AND M.BOM_ITEM_TYPE = 3 AND
|
注意: この2つのフィルターを削除すると、すべてのBOMタイプを抽出できます。 |
「Apply」をクリックしてマッピングを確認し、変更内容をリポジトリに保存します。
左限界値および右限界値の計算を使用すると、特定のレポート要件を効率よく処理できます。たとえば、完成品のサブアセンブリに含まれるコンポーネントを検索できます。左限界値と右限界値は、BOMノードごとにW_BOM_ITEM_Fテーブルにこのテーブルのデータの1行として格納されます。COMPUTE_BOUNDSストアド・プロシージャによって展開後のBOMツリー構造が探索され、左右の限界値が計算されます。デフォルトでは、COMPUTE_BOUNDSストアド・プロシージャはオフに設定されており、W_BOM_ITEM_F.LEFT_BOUNDSカラムとW_BOM_ITEM_F.RIGHT_BOUNDSカラムは空になっています。
次の図は、各ノードに左限界値と右限界値が示されたサンプルのBOM構造です。ノードBに属するすべてのコンポーネントを検索するには、上位プロダクト・キー値がA、左限界値が2より大きく、右限界値が17未満に設定されているコンポーネントを選択します。
次の手順を使用すると、左右の限界値の計算をオンにして、W_BOM_ITEM_F.LEFT_BOUNDSカラムおよびW_BOM_ITEM_F.RIGHT_BOUNDSカラムにポピュレートできます。
左限界値および右限界値の計算オプションを構成するには:
PowerCenter Designerで、SDE_ORA<Ver>_adapterを開きます。
SIL_BOMItemFactマッピングを開きます。
COMPUTE_BOUNDSストアド・プロシージャ変換をダブルクリックして「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Properties」タブをクリックします。
「Transformation Attributes Call Text」の値をcompute_bounds_ora11i(1)に変更します。
「Apply」をクリックします。
マッピングを確認し、変更内容をリポジトリに保存します。
この構成手順は、「経費」機能エリアにも適用されます。
ソース・システムの購入オーダー・レコードに、抽出しなくてもよい特定のタイプのレコードがあるとします。このような場合は、マップレットのソース修飾子のフィルター条件を変更できます。デフォルトでは、フィルター条件はPLANNED、BLANKET、またはSTANDARDに設定されています。この値は、特定のタイプのレコードのみを抽出できる特定の条件文に変更できます。
特定のタイプの購入オーダー・レコードを抽出するには:
PowerCenter Designerで、SDE_ORA115<Ver>_adapterを開きます。
MPLT_BC_ORA_PURCHASEORDERFACTマップレットを開きます。
ソース修飾子をダブルクリックして「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Properties」タブを選択して「SQL Query」を表示します。
「SQL Query」内の値をダブルクリックして「SQL Editor」ボックスを開き、文を編集します。
ビジネス要件に合せて、デフォルトのフィルター条件を新しいフィルター文に置き換えます。
文のWHERE句を編集します。
「Apply」をクリックして変更内容を保存し、「OK」をクリックして終了します。
式を確認し、変更内容をリポジトリに保存します。
MPLT_BC_ORA_PURCHASESCHEDULELINESFACTマップレットに対して、手順2〜8を繰り返します。
この項では、PeopleSoftに適用される構成手順について説明します。
リリース7.9.4のOracle BI Applicationsには該当しません。
この項では、汎用的に適用される構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。
それぞれの経費には、従業員経費を調査するための指標とレポートをサポートする1つの要素テーブル(W_EXPENSE_F)があります。様々なマッピングによってこれらのテーブルがポピュレートされ、抽出、ロードおよび更新が実行されます。これらの処理は、組織のビジネス・ルールに合せて構成できます。次の各項では、個々のPowerCenterオブジェクトの適用を開始する前に決定する必要がある事項と、汎用ソース特有の構成手順について説明します。
汎用Source Adapterマップレットによって、データがフラット・ファイル・インタフェースから抽出され、Oracle Business Analytics Warehouseにポピュレートされます。プロジェクトのこの段階では、次の情報を構成できます。
システム・フラグとインジケーター。レコードの却下設定を示すシステム・フラグのほか、従業員が優先ベンダーを使用しているかどうか、経費を顧客に請求できるかどうかおよび経費項目に対して領収書を発行できるかどうかを示す様々なシステム・フラグを構成できます。
通貨および支払に関するオプション。為替レートの設定に使用する日付の構成、複数のコストセンターへの経費配分を許可するかどうかの決定およびデータ・ウェアハウスでの支払タイプの定義を実行できます。
これらを構成する前に、次の事項を決定しておく必要があります。
前払い。前払いレコードには、一意の経費項目番号が付けられます。1つの経費レポートに複数の前払いレコードを使用できるようにする場合は、前払いレコードごとに固有のIDを付ける必要があります。
違反。多くの組織は、企業の経費ポリシーに対する違反を項目レベル(航空運賃の明細項目が2,000ドルを超えているなど)、前払いレベル(前払い金額が500ドルを超えているなど)および経費レポート・レベル(レポートの経費総額が5,000ドルを超えているなど)で取得します。現在、Oracle Business Analytics Warehouseでは、項目レベルの違反は、対応する項目レコードに格納され、前払いレベルとレポートレベルの違反は、どちらも前払いレコードに格納されます。また、各レコードには、違反の詳細が格納されるW_REASON_Dを参照するVIOLATION_WIDが設定されます。分析システムでの実行方法に応じて、違反数と違反キーが適切に反映されるように汎用ビジネス・アダプタ・ファイルを編集する必要があります。次に例を示します。
請求者が前払いポリシーに違反していて、レポート・レベルでは違反していない場合、VIOLATION_IDは前払い違反のみを参照します。違反数は前払い違反数と同数になります。
請求者が経費レポートで企業ポリシーに違反していて、その請求者が前払いを受けていない場合は、フラット・ファイルに前払い用のダミー・レコードを追加して、前払い額をゼロに設定し、違反数を経費レポート違反の合計数として入力する必要があります。この場合、VIOLATION_IDは経費レポート違反データのみを参照します。
請求者が前払いポリシーと経費レポート・ポリシーの両方に違反している場合は、違反数を合計して、その値をフラット・ファイル・レコードに入力する必要があります。VIOLATION_IDに値は指定されません。ただし、組織で違反の優先順位を定義して、VIOLATION_IDが最も重大な違反を参照するように設定する場合は、VIOLATION_IDがW_REASON_D内の該当するエントリを参照するように指定できます。
Oracle Business Analytics Warehouseには、請求者が経費項目に優先取引先を使用したかどうかを示す優先取引先フラグが用意されています。このフラグには、Y(優先取引先から取得した項目)、またはN(記録されていない取引先から取得した項目)のいずれかの値を設定できます。カスタム・ロジックを使用して取引先の状況を判別する場合は、そのロジックを経費のSource Adapterに追加する必要があります。
優先取引先フラグを構成するには:
PowerCenter Designerで、汎用ソースの構成フォルダを開きます。
SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Port」タブを選択します。
「Add Port」アイコンを選択し、PREF_MERCHANT_FLAGポートを追加します。
優先取引先フラグのロジックを入力します。
マップレットを確認し、「OK」をクリックして終了します。
変更内容をリポジトリに保存します。
Oracle Business Analytics Warehouseには、経費項目を顧客に請求するか、組織で支払うかを登録する顧客請求可インジケーターがあります。このフラグには、Y(費用を顧客に請求する)またはN(費用を組織で支払う)のいずれかの値を設定できます。カスタム・ロジックを使用して顧客への請求が可能かどうかを判別する場合は、そのロジックを経費のSource Adapterに追加する必要があります。
顧客請求可インジケーターを構成するには:
PowerCenter Designerで、汎用ソースの構成フォルダを開きます。
SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Port」タブを選択します。
CUST_BILLABLE_FLG = <ここに式を挿入>というポートを追加します。
マップレットを確認し、「OK」をクリックして終了します。
変更内容をリポジトリに保存します。
Oracle Business Analytics Warehouseには、請求者が経費レポートの明細項目に対して領収書を発行したかどうかを登録する領収書インジケーターがあります。このフラグには、Y(領収書発行可)またはN(領収書発行不可)のいずれかの値を設定できます。カスタム・ロジックを使用して領収書が発行可能かどうかを示す場合は、そのロジックを経費のSource Adapterに追加する必要があります。
領収書インジケーターを構成するには:
PowerCenter Designerで、SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
MPLT_SAF_EXPENSES Source Adapterマップレットを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Port」タブを選択します。
RECEIPT_FLG = <ここに式を挿入>というポートを追加します。
マップレットを確認し、「OK」をクリックして終了します。
変更内容をリポジトリに保存します。
Oracle Business Analytics Warehouseで分析できる支払タイプは、払戻可能経費(タイプE)、企業が前払いした経費(タイプP)、前払い(タイプC)の3つです。組織の支払タイプはすべて、これらのいずれかのタイプにマップする必要があります。これを実行するには、MPLT_SAF_EXPENSESを変更します。
組織の支払タイプを構成するには:
PowerCenter Designerで、SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
MPLT_SAF_EXPENSES Source Adapterマップレットを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Port」タブを選択してEXPENSE_PAY_TYPE_IDポートを表示します。
このポートをコピーして貼り付け、EXPENSE_PAY_TYPE_IDに名前変更します。
「O」を選択して新しいポートを出力ポートにします。
デコード・ロジックを式に追加して、ソースからの値をOracle Business Analytics Warehouseの適切な支払タイプにデコードします。
マッピングを確認し、変更内容をリポジトリに保存します。
従業員経費は、複数のコストセンターに配分される場合があります。たとえば、テクニカル・サポート担当者が多くのコストセンターを持つ特定のオフィスでの作業のために頻繁に移動する場合、テクニカル・サポート担当者の経費は、サービスを利用したコストセンター間で配分されます。このコストセンターへの配分は、ソース・システムまたはソース・ファイルではパーセントで表す必要があります。パーセントで入力されない場合はNULL値が返されます。ただし、NULL値が返されるとその後の計算ができなくなるため、経費の配分先が1つのコストセンターのみの場合はシステムからNULL値が返されないように、配分率が100%となるようにデフォルト構成することをお薦めします。
デフォルトの経費配分率を構成するには:
PowerCenter Designerで、汎用ソースの構成フォルダを開きます。
SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Port」タブを選択します。
DIST_PERCENTAGE = <これを100%に設定する式>というポートを追加します。
マップレットを確認します。
変更内容を保存します。
Oracle Business Analytics Warehouseは、為替レートに関して、ドキュメント(取引通貨または換算元通貨)およびグループ(企業包括通貨)への通貨換算をサポートしています。Oracle Business Analytics Warehouseでは、特定の参照日付を使用して、経費が発生した日付(ACTUAL_EXP_DT)の為替レートを特定します。通貨換算の参照に別の日付を使用する場合は、次の手順を実行する必要があります。
為替レート参照日付を構成するには:
PowerCenter Designerで、汎用ソースの構成フォルダを開きます。
SDE_Universal_ExpenseFactマッピングを開きます。
「Expression transformation」を選択して「Edit Transformations」ダイアログ・ボックスを開き、「Port」タブを選択してEXT_XRATE_LKP_DATEポートを表示します。
この式には、為替レート参照日付ロジックが含まれています。
EXT_XRATE_LOOKUP_DATEポートの式を選択して「Expression Editor」ボックスを開き、式を編集します。
事前構成されている式に独自の参照日付を代入して、参照日付ロジックを編集します。
マップレットを確認し、「OK」をクリックして終了します。
変更内容を保存します。