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Oracle Business Intelligence Data Warehouse Administration Consoleインストレーション、構成およびアップグレード・ガイド
リリース10.1.3.4
B51056-01
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3 DACの構成

この章では、インストール処理中にOracle Universal Installerで処理されるシステム構成、実行する必要がある構成の手順、およびDACにログインしてDACリポジトリのスキーマをアップグレードする手順について説明します。

この章の内容は次のとおりです。


注意:

このドキュメントに記載された「DACデータベース接続用JDBCドライバのインストール」から「DACサーバーとDACリポジトリ間の接続の構成」までの手順を、記載順序どおりに実行する必要があります。

Oracle Universal Installerで処理されるシステム構成

WindowsとLinuxでは、インストール処理中に、次のようなシステム構成がOracle Universal Installerで処理されます。

DACデータベース接続用JDBCドライバのインストール

適切なJDBCドライバを$ORACLE_HOME\bifoundation\dac\libディレクトリにインストールして、DACデータベース接続を有効にする必要があります。

JDBCドライバをORACLE_HOME\bifoundation\dac\libディレクトリにインストールするには:

DACへの最初のログイン

最初にDACにログインするときは、まずDACリポジトリに接続するための接続を構成する必要があります。この接続情報はDACに格納され、次回以降のログインに使用されます。

DACリポジトリの接続を構成してログインすると、そのリポジトリのスキーマをアップグレードするように求めるプロンプトが自動的に表示されます。

DACリポジトリ・データベース認証ファイル

DACリポジトリへの接続を構成する際、そのプロセスの一環として、新しい認証ファイルを作成するか、既存の認証ファイルを選択します。この認証ファイルによって、リポジトリが格納されているデータベースが認証されます。新しい認証ファイルを作成する場合、データベースのテーブル所有者とパスワードを指定します。

管理者ロールを持つユーザーは、指定したDACリポジトリへのアクセスが必要となるユーザー・アカウントに認証ファイルを配布する必要があります。ユーザー・アカウントの管理の詳細は、「ユーザー・アカウントの管理について」を参照してください。

初めてDACにログインしてリポジトリのスキーマをアップグレードするには:

  1. DACクライアントを起動します。起動するには、$ORACLE_HOME\bifoundation\dacディレクトリにナビゲートして、startclient.batファイルをダブルクリックします。

    「Login ...」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 「Configure」をクリックします。

  3. 「Configuring ...」ダイアログ・ボックスで、「Create Connection」を選択し、「Next」をクリックします。

  4. 適切な接続情報を入力します。

    フィールド 必要な値
    Name DACリポジトリ接続用に一意の接続名を入力します。
    Connection type DACリポジトリが格納されるデータベースのタイプを選択します。
    「Connection String」、「Database name」、「TNS Name」または「Instance」 DACリポジトリのデータベース名またはデータベース・アカウント名を選択します。

    次のように使用します。

    • Oracle (OCI8)の場合は、tnsnamesエントリを使用します。

    • Oracle (Thin)の場合は、インスタンス名を使用します。

    • SQL Serverの場合は、データベース名を使用します。

    • DB2-UDBの場合は、DB2構成に定義された接続文字列を使用します。

    Database Host DACリポジトリが配置されるマシンの名前を入力します。
    Database Port データベースがリスニングするポート番号を入力します。たとえば、Oracleデータベースの場合、デフォルトのポートは1521になります。SQL Serverデータベースの場合、デフォルトのポートは1433になります。
    Optional URL この接続の標準URLを上書きする場合に使用できます。
    Optional Driver この接続の標準ドライバを上書きする場合に使用できます。
    Authentication File このフィールドをクリックして、次のいずれかを実行します。
    • 既存の認証ファイルを選択します。

    • 新しい認証ファイルを作成します。

    次の詳細手順に進みます。


  5. 既存の認証ファイルを選択するには、次の手順を実行します。

    1. 「Configuring...」ダイアログ・ボックスの「Authentication File」フィールドをクリックします。

    2. 「Authentication File」ダイアログ・ボックスで、「Choose existing authentication file」を選択します。

    3. 適切なフォルダにナビゲートして、認証ファイルを選択します。「OK」をクリックします。

    4. 「Configuring...」ダイアログ・ボックスで、「Test Connection」をクリックして、接続が機能することを確認します。

    5. 「Apply」をクリックしてから「Finish」をクリックします。


      注意:

      このDACリポジトリにアクセスする必要があるすべてのユーザー・アカウントにこの認証ファイルを配布する必要があります。

  6. 新しい認証ファイルを作成するには、次の手順を実行します。

    1. 「Configuring...」ダイアログ・ボックスの「Authentication File」フィールドをクリックします。

    2. 「Authentication File」ダイアログ・ボックスで、「Create authentication file」を選択します。

    3. 新しい認証ファイルの保存先フォルダにナビゲートして、「OK」をクリックします。

    4. 「Create Authentication File」ダイアログ・ボックスで、認証ファイルの一意の名前を入力し、「OK」をクリックします。

    5. リポジトリが配置されるデータベースのテーブルの所有者名とパスワードを入力します。

    6. 「Configuring...」ダイアログ・ボックスで、「Test Connection」をクリックして、接続が機能することを確認します。

    7. 「Apply」をクリックしてから「Finish」をクリックします。


      注意:

      このDACリポジトリにアクセスする必要があるすべてのユーザー・アカウントにこの認証ファイルを配布する必要があります。

  7. 「Login...」ダイアログ・ボックスで、次の手順を実行します。

    1. ドロップダウン・リストから適切な接続を選択します。

    2. 「User Name」に、Administratorと入力します。

    3. 「Password」に、Administratorと入力します。

    4. 「Login」をクリックします。

  8. DACリポジトリのスキーマをアップグレードするかどうか確認されたら、「Yes」をクリックします。

DACサーバーとDACリポジトリ間の接続の構成

DACサーバーとDACリポジトリ間の接続を構成する必要があります。

Windowsでは、DACクライアントを使用して、同じ$ORACLE_HOME\bifoundation\dacフォルダで実行されるDACサーバーを構成できます。必要に応じて、別のフォルダにインストールされたDACサーバーや別のWindowsマシンにインストールされたDACサーバーを構成する場合、serverSetupPrompt.batファイルを使用してリポジトリ接続を構成します。

Linuxでは、次のようにserverSetupPrompt.shまたはserverSetupPrompt.cshのスクリプトを使用して、DACサーバーとDACリポジトリ間の接続を構成します。

DACクライアントを使用してDACサーバーのリポジトリの接続を構成する方法(Windows)

構成されたDACクライアントと同じ$ORACLE_HOME\bifoundation\dacフォルダにDACサーバーが存在する場合、次のようにDACクライアントを使用してDACサーバーとDACリポジトリ間の接続を設定できます。

DACクライアントを使用して、DACサーバーとDACリポジトリ間の接続を構成するには:

  1. DACクライアントで、「Tools」→「DAC Server Management」→「DAC Server Setup」を選択します。

    注意: DACクライアントを使用して接続するDACリポジトリは、この手順で指定するDACサーバー・リポジトリ接続情報の保存先DACリポジトリになります。

    確認ダイアログで、DACリポジトリの接続を構成するかどうか確認されます。

  2. 「Yes」をクリックすると「Server Configuration」ダイアログが表示されます。

  3. 次の表に示すように、「Repository Connection Information」タブで、適切な情報を入力します。


    ヒント:

    DACサーバーがDACクライアントと同じマシンで稼働している場合、「Populate from preconfigured client connection」をクリックすると、DACクライアントから接続の詳細がフィールドに移入されます。

    フィールド 説明
    Connection type DACメタデータ・リポジトリを格納するために使用しているデータベースのタイプを選択します。選択するタイプによって、次の接続の詳細は異なります(次の「「Connection」フィールド」を参照)。
    「Connection」フィールド(「Instance」、「TNS Name」、「Connection String」、「Database name」など) DACメタデータ・リポジトリを格納するデータベースの接続詳細を指定します。
    • 「Oracle (Thin)」を選択すると、その下で次の情報を入力するよう求められます。

      • 「Instance」(たとえば、mymachinename)

      • 「Database Host」(mymachine.us.company.comなどの完全修飾名)

      • 「Database Port」(たとえば、1521)

      • 「Table owner name」(DACリポジトリを格納するデータベースを作成したアカウントを使用します)

      • 「Password」(前述のデータベースのアカウント用)

    • 「Oracle (OCI8)」を選択すると、その下で「TNS name」を入力するよう求められます(たとえば、mymachinename@host.com)。

    • 「DB2」を選択すると、その下で「Connection string」を入力するよう求められます。

    • 「MS SQL Server」を選択すると、その下で「Database name」を入力するよう求められます。

    Table owner name DACリポジトリを格納するために作成したデータベース・テーブル名またはインスタンス。
    Password データベースまたはインスタンスのパスワード(たとえば、DAC)。


    注意:

    ここで指定するDACリポジトリ詳細は、次の作業で指定したDACリポジトリ詳細と一致する必要があります。

    - DACリポジトリを格納するデータベースを作成したとき

    - DAC接続を作成したとき


  4. 「Test Connection」をクリックして、DACリポジトリの接続が機能することを確認します。

  5. 「Save」をクリックします。

serverSetupPromptスクリプトを使用してDACリポジトリの接続を構成する方法(WindowsまたはLinux)

LinuxにDACサーバーをインストールする場合、serverSetupPrompt.shまたはserverSetupPrompt.cshのファイルを使用して、次のようにDACサーバーとDACリポジトリ間の接続を構成します。

WindowsにDACサーバーをインストールする場合、serverSetupPrompt.batファイルを使用して、次のようにDACサーバーとDACリポジトリ間の接続を構成します。

serverSetupPromptファイルを使用して、DACサーバーとDACリポジトリ間の接続を構成する手順は次のとおりです。

  1. 次のようにserverSetupPromptスクリプトを実行します。

    • Windowsでは、\DACディレクトリにあるserverSetupPrompt.batをダブルクリックします。

    • Linuxでは、/DACディレクトリにあるserverSetupPrompt.shまたはserverSetupPrompt.cshを実行します。

  2. 「Please make your selection」のプロンプトに対して1を入力し、リポジトリ接続情報を入力します。

  3. 接続タイプの選択肢リストから、DACリポジトリを格納するデータベースのタイプの番号を入力します。

  4. serverSetupPromptスクリプトを使用してDACリポジトリの接続を構成する方法(WindowsまたはLinux)」の「接続情報」の表で説明に従って、接続情報を入力します。

  5. 2を入力して、DACリポジトリの接続をテストします。

  6. 5を入力して、内容を保存します。

  7. 6を入力して終了します。

ユーザー・アカウントの管理について

ユーザー管理機能には、管理者、開発者、オペレータの3つのロールがあります。表3-1に示すように、各ロールには、そのロールで利用できるDAC機能を決定する権限が割当てられています。

管理者ロールのユーザーは、「User Management」ダイアログ・ボックスでユーザー・アカウントを管理できます。ユーザー・アカウントは、一意のID、パスワードおよび1つ以上のロールで構成されます。管理者は、ユーザー・アカウントを非アクティブ化することもできます。ユーザー・アカウントを管理する手順の詳細は、「ユーザー・アカウントの作成、削除、非アクティブ化」を参照してください。

新しくインストールされたDACに初めてログインすると、管理者ロールのユーザー・アカウントが自動的に作成されます。このデフォルト・ユーザー・アカウント名とそのデフォルト・パスワードはどちらもAdministratorです。一度ログインしたら、デフォルトのパスワードを変更することをお薦めします。


注意:

管理者ロールのユーザーは、DACリポジトリへのアクセスが必要なユーザー・アカウントにDACリポジトリ・データベース認証ファイルを配布する必要があります。認証ファイルの詳細は、「DACリポジトリ・データベース認証ファイル」を参照してください。

表3-1 ユーザー・アカウントのロールと権限

ロール 権限

管理者

DACのすべてのタブとダイアログ・ボックスに対する読取り権限と書込み権限があります。

開発者

次に対する読取り権限と書込み権限があります。

  • 「Design」ビューのすべてのタブ

  • 「Setup」ビューのすべてのタブ

  • 「Export」ダイアログ・ボックス

  • 「New Source System Container」ダイアログ・ボックス

  • 「Rename Source System Container」ダイアログ・ボックス

  • 「Delete Source System Container」ダイアログ・ボックス

オペレータ

「Setup」ビューのすべてのタブに対する読取り権限と書込み権限があります。


ユーザー・アカウントの作成、削除、非アクティブ化

管理者ロールのユーザーは、ユーザー管理機能を使用してユーザー・アカウントの作成、削除および非アクティブ化ができます。

ユーザー・アカウントを作成するには:

  1. ツールバーで、「File」→「User Management」を選択します。

  2. 「User Management」ダイアログ・ボックスで、「New」をクリックします。

  3. 新しいレコード・フィールドで、次を実行します。

    1. 一意の名前とパスワードを入力します。

    2. 「Roles」フィールドをクリックして、このユーザー・アカウントに関連付けるロールを選択します。

  4. 「Save」をクリックします。

  5. 「Close」をクリックして、「User Management」ダイアログ・ボックスを終了します。

  6. DACリポジトリが存在するデータベースの認証ファイルをこのユーザー・アカウントに配布します。

    認証ファイルの詳細は、「DACリポジトリ・データベース認証ファイル」を参照してください。

ユーザー・アカウントを削除するには:

  1. ツールバーで、「File」→「User Management」を選択します。

  2. 「User Management」ダイアログ・ボックスで、削除対象ユーザー・アカウントを選択します。

  3. 「Delete」をクリックします。

  4. 「Close」をクリックして、「User Management」ダイアログ・ボックスを終了します。

ユーザー・アカウントを非アクティブ化するには:

  1. ツールバーで、「File」→「User Management」を選択します。

  2. 「User Management」ダイアログ・ボックスで、非アクティブ化するユーザー・アカウントを選択します。

  3. 「Inactive」チェック・ボックスを選択します。

  4. 「Save」をクリックします。

  5. 「Close」をクリックして、「User Management」ダイアログ・ボックスを終了します。