注意: オラクル社は、製品のテストと動作保証を継続的に行っています。このOracle Collaboration Suite 10gの動作要件に関するドキュメントは、新たな動作要件が確定し次第、更新されます。 |
Oracle Collaboration Suite 10gは、幅広いオペレーティング・システム、機器および言語での動作が保証されています。このドキュメントでは、次の分野を取り上げます。
Oracle Collaboration Suiteの主な構成を次に示します。
単一コンピュータ: 単一コンピュータ配置は、Oracle Collaboration Suiteの最も単純な配置構成です。この構成では、インフラストラクチャ層(Oracle Database 10gで構成)とアプリケーション層はともに、Oracle Collaboration SuiteとOracle Database Serverの両方に対して動作保証されたプラットフォームを持つ同じコンピュータに格納されます。
分散型単一プラットフォーム: 分散型単一プラットフォーム構成の場合、アプリケーション層とインフラストラクチャ層は、同じプラットフォームが稼働している別々のコンピュータに配置されます。たとえば、アプリケーション層とインフラストラクチャ層を、動作保証された同じオペレーティング・システムが稼働している別々のUNIXコンピュータで実行できます。動作保証されたオペレーティング・システムの一覧は、1.3項「Oracle Collaboration Suite」を参照してください。
分散型複数プラットフォーム: 分散型複数プラットフォーム構成の場合、アプリケーション層とインフラストラクチャ層は、異なるオペレーティング・システムが稼働している別々のコンピュータに配置されます。たとえば、Oracle Collaboration Suiteに対して動作保証されたプラットフォーム(1.3項「Oracle Collaboration Suite」)でアプリケーション層を実行し、Oracle Database Serverに対して動作保証された別のプラットフォーム(1.4項「Oracle Collaboration Suiteデータベース」)でインフラストラクチャ層を実行できます。
オラクル社は、オペレーティング・システムの開発者向けリリースにインストールされた製品はサポートしません。
シングル・ボックス構成または分散型単一オペレーティング・システム構成の場合、Oracle Collaboration Suiteリリース1(10.1.2)は次のプラットフォームでの動作が保証されています(表1-1)。
表1-1 単一オペレーティング・システムにおけるOracle Collaboration Suiteリリース10.1.2.x
オペレーティング・システム | Oracle Database Serverのリリース | Oracle Application Serverのリリース | 備考 |
---|---|---|---|
Solaris 9 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Solaris 8 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Solaris 10 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Solaris 9 |
リリース10.1.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Solaris 8 |
リリース10.1.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Solaris 10 |
リリース10.1.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Linux(x86)SLES-9 |
リリース10.2.x.x(32ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Linux(x86)Red Hat Enterprise AS/ES 4 |
リリース10.2.x.x(32ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Linux(x86)Red Hat Enterprise AS/ES 3 |
リリース10.2.x.x(32ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Linux(x86)SLES-9 |
リリース10.1.x.x(32ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Linux(x86)SLES-8 |
リリース10.1.x.x(32ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Linux(x86)Red Hat Enterprise AS/ES 4 |
リリース10.1.x.x(32ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
Linux(x86)Red Hat Enterprise AS/ES 3 |
リリース10.1.x.x(32ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
HP-UX PA-RISC 11i v2(11.23) |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
HP-UX PA-RISC 11i v1(11.11) |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
HP-UX PA-RISC 11i v2(11.23) |
リリース10.1.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
HP-UX PA-RISC 11i v1(11.11) |
リリース10.1.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
IBM AIX 5L |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
|
IBM AIX 5L |
リリース10.1.x.x(64ビット) |
リリース10.1.2.0.2 |
脚注1 Oracle Database 10.xの顧客は、制限事項がないかどうかをOracle Collaboration Suiteのリリース・ノートで必ず確認してください。
脚注2 Oracle Databaseにパッチを適用して、リリース10.1.0.4.2以上にアップグレードする必要があります。
脚注3 Microsoft Windows上のOracle Collaboration Suiteリリース10.1.2.2は、Oracle Databaseリリース10.1.0.5に対して動作保証されています。リリース10.1.0.xより前のOracle Databaseに対しては動作保証されていません。
脚注4 x86アーキテクチャに準拠したIntelまたはAMDプロセッサ・チップ上のLinux x86がサポートされています。
分割構成の場合、次のリリースのOracle Collaboration Suiteデータベースが動作保証されています(表1-2)。
表1-2 分割構成データベース層におけるOracle Collaboration Suiteリリース10.1.2.0.0
オペレーティング・システム | Oracle Database Serverのリリース | 備考 |
---|---|---|
IBM Linux on POWER SLES-9 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
|
IBM Linux on POWER Red Hat Enterprise AS/ES 4 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
|
Linux Itanium SLES-9 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
|
Linux Itanium Red Hat Enterprise AS/ES 4 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
|
Linux Itanium Red Hat Enterprise AS/ES 3 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
|
Linux x86-64(AMD64/EM64T)SLES-9 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
|
Linux x86-64(AMD64/EM64T)Red Hat Enterprise AS/ES 4 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
|
Linux x86-64(AMD64/EM64T)Red Hat Enterprise AS/ES 3 |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
|
HP-UX Itanium 11i v2(11.23) |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
|
Solaris 10(x86-64) |
リリース10.2.x.x(64ビット) |
脚注1 このプラットフォームではVerityフィルタは使用できません。そのため、このプラットフォームではOracle Content Servicesと一部の検索機能の動作が保証されていません。
脚注2 Oracle Database 10.xの顧客は、制限事項がないかどうかをOracle Databaseのリリース・ノートで必ず確認してください。
脚注3 このプラットフォームではVerityフィルタは使用できません。そのため、このプラットフォームでは一部の検索機能の動作が保証されていません。
この項では、次のコンポーネントのサポートについて説明します。
ボイス・プロキシ・サーバーおよびドキュメント変換サーバーをMicrosoft Windowsにインストールする必要があります。
この項では、Oracle Collaboration Suiteクライアント・アプリケーションの動作要件に加え、次のクライアント・アプリケーションと連携するOracle Collaboration Suiteコンポーネントの動作要件について説明します。
Oracle Calendarデスクトップ・クライアントは、次のプラットフォームでサポートされています。
Microsoft Windows 2000
Microsoft Windows XP
Macintosh OS X 10.1.5〜10.4
Red Hat Linux 9以上
SuSE Linux 9以上
Linux x86(カーネル2.4.9以上)
Sun SPARC Solaris 8または9
Oracle Calendar Syncは、PalmおよびPocket PCオペレーティング・システムでサポートされています。
Oracle Calendar Syncは、Palmオペレーティング・システムを使用する次のモバイル機器での動作が保証されています(表1-3)。Oracle Calendar SyncはすべてのPalm互換機器で動作します。
表1-3 Palmオペレーティング・システムでOracle Calendar Syncに対して動作保証されたPDA
Oracle Calendar Syncのプラットフォーム | モバイル機器のモデル | モバイル機器のオペレーティング・システム |
---|---|---|
Microsoft Windows 2000、Microsoft Windows XP |
Tungsten T |
Palm 5.0以上 |
Tungsten T3 |
Palm 5.2.1以上 |
|
Tungsten T5 |
Palm 5.4以上 |
|
Treo 600 |
Palm 4.5以上 |
|
Treo 650 |
Palm 5.4.5以上 |
|
Sony Clie PEG-TG50C |
Palm 5.0以上 |
|
Zire 72 |
Palm 5.2.8以上 |
|
Macintosh X 10.2.x〜10.4.1脚注1 |
Tungsten T |
Palm 5.0以上 |
Tungsten T3 |
Palm 5.2.1以上 |
|
Treo 600 |
Palm 4.5以上 |
|
Sony Clie PEG-TG50C |
Palm 5.0以上 |
|
Zire 72 |
Palm 5.2.8以上 |
|
Handspring Visor |
Palm 3.1以上 |
脚注1 Treo 650は動作保証されていませんが、Palm 5.4.8以上であれば動作することがわかっています。
Oracle Calendar Syncは、Pocket PCオペレーティング・システムを使用する次の機器での動作が保証されています(表1-4)。Oracle Calendar SyncはすべてのPocket PC互換機器で動作します。
表1-4 Pocket PCでOracle Calendar Syncに対して動作保証されたPDA
Oracle Calendar Syncのプラットフォーム | モバイル機器のモデル | モバイル機器のオペレーティング・システム |
---|---|---|
Microsoft Windows 2000、Microsoft Windows XP |
Dell Axim X50 |
Microsoft Windows Mobile 2003 – Second Edition |
HP iPAQ H1910 |
Pocket PC 2002 |
|
HP iPAQ 3600 |
Pocket PC 2002 |
|
HP iPAQ h550 |
Microsoft Windows Mobile 2003 – Premium Edition |
|
HP iPAQ h6300 |
Microsoft Windows – Phone Edition |
Microsoft Outlook 2000、2003およびXP向けのOracle Connector for Outlookは、次のプラットフォームでサポートされています。
Microsoft Windows NT 4.0
Microsoft Windows 2000
Microsoft Windows XP
Oracle Connector for Outlookは、Microsoft Outlook 2003 Service Pack 1での動作が完全に保証されています。Microsoft Outlook 2003を使用している顧客は、さらに詳しい確認が取れるまでMicrosoft Outlook 2003 Service Pack 2にアップグレードしないでください。Service Pack 2には既知の問題があります。
Oracle Mobile Data Syncは次の機器でサポートされています(表1-5)。オラクル社はOMA-DS標準をサポートしていますが、OMA-DS標準準拠のすべての機器でOracle Mobile Data Syncが動作するわけではありません。オラクル社がサポートするのは動作保証された機器のみです。
サポートされる機器のイメージについては、次のURLを参照してください。
表1-5 Oracle Mobile Data Syncのモバイル機器サポート
モデル | モデル番号 |
---|---|
Sony Ericsson |
K700i、K750i、P800、P900、P910a/P910i、S700i/S710a、T68i、T610/T616、T630/T637、Z500、Z600、Z800i |
Ericsson |
T39m、T68 |
Nokia |
3650、6020、6021、6230i、6260、6600、6620、6630、6680、6800、6810、6820、6822、7250、7260、7270、7610、7650、9200シリーズ、9300、9500 |
Siemens |
C65、CX65、M55、S55、S65およびS66、SX1 |
Palm OS |
次の要件に適合するPalm OSベースのすべての機器(Palm、Treo、Sony、Clieなど)で、Mobile Data Syncが正しく機能します。
|
Pocket PC |
次の要件に適合するすべてのPocket PC機器で、Mobile Data Syncが正しく機能します。
|
Smartphone 2003 |
次の要件に適合するすべてのSmartphone 2003機器で、Mobile Data Syncが正しく機能します。
|
言語サポート
Oracle Mobile Data Syncは、機器でサポートされるすべての言語をサポートしています。
Oracle Mobile Push Mailは、Windows Mobile for Pocket PC Phone Edition 2003オペレーティング・システムをサポートするすべてのPocket PC機器でサポートされています。
Oracle Mobile Push Mailは、Windows Mobile 2003オペレーティング・システムで使用可能な10種類の言語をサポートしています。
中国語(簡体字)
中国語(繁体字)
英語
フランス語
ドイツ語
イタリア語
日本語
韓国語
ポルトガル語(ブラジル)
スペイン語
Oracle Content Servicesは、次のクライアント・アプリケーションに対して動作保証されています。
FTPおよびFTPSアクセスに対しては、次のクライアントが動作保証されています。カッコ内は、FTPSでの動作が保証されたアクセス方法です。
Cute FTP Pro 7 for Microsoft Windows(暗黙的および明示的)
WS_FTP Pro 8.0+ for Microsoft Windows(暗黙的)
Transmit 3.2 for Macintosh(暗黙的および明示的)
注意: 明示的FTPSアクセスに対してサポートされているのはAuth -TSL のみです。Auth -SSL はサポートされていません。 |
Oracle Content Servicesリリース10.1.2.xには、Microsoft WindowsおよびMacintoshでWebDAVを介してアクセスできます。
Oracle Content Servicesは、MSDAIPP.DLLバージョン11.0.6715.15に対してのみ動作保証されています。このDLLは次の場所からダウンロードできます。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=17C36612-632E-4C04-9382-987622ED1D64&displaylang=en
このパッチは、Microsoft Webフォルダの既知の不具合を多数修正します。
次のアプリケーションは、Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2での動作が保証されています。
Microsoft Office XP Service Pack 2
Microsoft Word 2002
Microsoft Excel 2002
Microsoft PowerPoint 2002
Microsoft FrontPage 2002
Microsoft Visio 2002
Microsoft Project 2002
Microsoft Office 2000 Service Pack 1
Microsoft Word 2000
Microsoft Excel 2000
Microsoft PowerPoint 2000
Microsoft FrontPage 2000
Microsoft Visio 2000
Microsoft Project 2000
Microsoft Office 2003
Microsoft Word 2003
Microsoft Excel 2003
Microsoft PowerPoint 2003
Microsoft FrontPage 2003
Microsoft Visio 2003
Microsoft Project 2003
Adobe Acrobat 5.0
Adobe Acrobat 6.0
次のアプリケーションは、Microsoft Windows 2000 Professional Service Pack 4での動作が保証されています。
Microsoft Office XP Service Pack 2
Microsoft Word 2002
Microsoft Excel 2002
Microsoft PowerPoint 2002
Microsoft FrontPage 2002
Microsoft Visio 2002
Microsoft Project 2002
Microsoft Office 2000 Service Pack 1
Microsoft Word 2000
Microsoft Excel 2000
Microsoft PowerPoint 2000
Microsoft FrontPage 2000
Microsoft Visio 2000
Microsoft Project 2000
Adobe Acrobat 5.0
アプリケーション層のOracle Collaboration Suiteリリース10.1.2.xアプリケーションは、Symantec Antivirus Scan Engineバージョン4.3.0.15および5.0に対して動作保証されています。
Oracle Driveリリース10.1.2.xは、Oracle Content Servicesリリース10.1.2.xと併用した場合の動作が保証されています。この後の項では、Oracle Driveと併用した場合の動作が保証されているソフトウェアについて説明します。
Oracle Driveリリース10.1.2.xは、次のサーバーに対して動作保証されています。
Oracle Content Servicesリリース10.1.2.x
Oracle Filesリリース9.0.4.x
Oracle CM SDKリリース9.0.4.2.x
次のクライアント・ソフトウェアは、Oracle Driveに対してテスト済であり、動作保証されています。オペレーティング・システムおよびアプリケーションの以後のサービス・パックやマイナー・バージョン番号はサポートの対象になりますが、動作保証はされていません。
Internet Explorer 6.0以上(「拡張プロパティ」ダイアログに必要)がインストールされたMicrosoft Windows 2000 Professional Service Pack 4。
Internet Explorer 6.0以上(「拡張プロパティ」ダイアログに必要)がインストールされたMicrosoft Windows XP Professional Service Pack 2。
次のアプリケーションは、動作保証されたオペレーティング・システムでの動作が保証されています。
Microsoft Office 2000 Service Pack 1(次のアプリケーションを含む)
Microsoft Word 2000
Microsoft Excel 2000
Microsoft PowerPoint 2000
Microsoft FrontPage 2000
Microsoft Office XP Service Pack 2(次のアプリケーションを含む)
Microsoft Word 2002
Microsoft Excel 2002
Microsoft PowerPoint 2002
Microsoft FrontPage 2002
Microsoft Project 2002
Microsoft Visio 2002
Microsoft Office 2003(次のアプリケーションを含む)
Microsoft Word 2003
Microsoft Excel 2003
Microsoft PowerPoint 2003
Microsoft Windows Notepad 5.0
Adobe Acrobat 6.0
Microsoft Paint 5.0
WinZip 8.1
Macromedia Dreamweaver 7.0.1
Oracle Driveをクライアント・アプリケーションとして実行した場合の動作は、いかなるタイプの仮想プラットフォーム環境または仮想セッション環境(Citrix、WinFrame、Windows NT Terminal Server、Windows 2000 Terminal Servicesなど)でも保証されていません。
Oracle Driveは多くの言語で使用できます。サポートされる言語の一覧は、表1-10を参照してください。
この項では、次の項目の動作要件について説明します。
次のPBXは、Oracle Voicemail & Faxリリース10.1.2.xに対して動作保証されています(表1-6)。また、PBXがDTMFを介したメッセージ待機インジケータの設定をサポートしている場合は、アナログまたは帯域内統合を利用するPBXのほとんどがサポートされます。
表1-6 Oracle Voicemail & Faxリリース10.1.2.xに対して動作保証されたPBX
メーカー | モデル | 統合方式 | サポートされるCT Mediaのバージョン |
---|---|---|---|
Siemens |
8004 VSCBX/M Dump 19 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS脚注1 30 SP1 |
9751Mod 10/9005.2.78 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
9571Mod 30/9006.3 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Hicom 300E/9006.3 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Hicom 150E Office Pro(HE500M.04.020) |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Realitis |
SMDI/アナログ/ラインサイドT1 |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
EWSD |
SMDI/T1 PRI |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Lucent |
System 75/R1V3 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
Avaya |
Definity G3/R3V4以上 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
Lucent/Avaya |
5ESS |
SMDI/アナログ/ラインサイドT1 |
NetMerge CCS 30 SP1 |
Nortel |
Meridian SI-1 Generic 11 Rel 17 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
Meridian SI-1 Generic 11 Rel 22 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Meridian 11 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Meridian 21A |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Merdian 51 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Merdian 61 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Meridian 71 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Norstar |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
SL100 |
SMDI/ラインサイドT1 |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
SL100 |
SMDI/アナログ |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
DMS 100 |
SMDI/アナログ/ラインサイドT1 |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Mitel |
SX-50 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
SX-200Light/Lightware 15 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
SX2000/Lightware 30 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
|
Alcatel |
Omni PCX 4400バージョン3.2.712.5 |
SMDI |
NetMerge CCS 30 SP1 |
Siemens(Rolm) |
CBX 9751 |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
Cisco |
Call Manager |
D/82JCTU |
NetMerge CCS 30 SP1 |
富士通 |
9600 |
SMDI/アナログ/ラインサイドT1 |
NetMerge CCS 30 SP1 |
東芝 |
DK280 |
SMDI/アナログ/ラインサイドT1 |
NetMerge CCS 30 SP1 |
Ericsson |
MD 110 |
SMDI/アナログ/ラインサイドT1 |
NetMerge CCS 30 SP1 |
NEC |
NEAX 2400 IPX |
SMDI/アナログ/ラインサイドT1 |
NetMerge CCS 30 SP1 |
NEAX 2000 IPX |
SMDI/アナログ/ラインサイドT1 |
NetMerge CCS 30 SP1 |
脚注1 このソフトウェアの正式名称は、Intel NetMerge Converged Communications Software(CCS)です。
次のWebブラウザは、Oracle Collaboration Suite Webクライアント・アプリケーションに対して動作保証されています(表1-7)。
表1-7 Oracle Collaboration Suite 10g Webクライアントに対して動作保証されたWebブラウザ
Oracle Collaboration Suite 10gのコンポーネント | Internet Explorer 6.0 | Netscape 7.1以上 | Macintosh OS X上のInternet Explorer 5.2.3以上 | Firefox脚注1 | Macintosh OS X上のSafari 1.2以上 | Mozilla 1.7.3 |
---|---|---|---|---|---|---|
Oracle Calendar Webクライアント |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Oracle Content Services |
○ |
○脚注2 |
○ |
|||
Oracle Discussions |
○ |
○ |
○脚注3 |
○ |
○脚注3 |
○ |
Oracle Web Accessクライアント |
○ |
○ |
○ |
|||
Oracle Web Conferencing |
○ |
○ |
○ |
○ |
||
Oracle Workspaces Webクライアント |
○ |
○ |
○脚注3 |
○ |
○脚注3 |
○ |
Oracle WebMail |
○ |
○ |
○ |
○ |
脚注1 Firefoxは、バージョン1.0.3とそれ以上のバージョン1.0.xがサポートされています。
脚注2 Oracle Content Servicesは、Firefox 1.0.5以上に対して動作保証されています。Firefox 1.5以上に対しては動作保証されていません。
脚注3 Oracle WorkspacesおよびOracle Discussionsにはリッチテキスト・エディタが付属していますが、これはMacintosh OS Xプラットフォーム上のSafariまたはInternet Explorerでは使用できません。回避策として、フォーラムなどへの投稿方式をデフォルトのプレーン・テキストに設定するか、Macintosh OS XプラットフォームではFirefoxを使用します。
この項では、次の項目について説明します。
この後の表では、次のクライアント・アプリケーションのキャラクタ・セット・サポートについて説明します。
表1-8 Oracle Web Accessクライアントのキャラクタ・セット・サポート
言語 | キャラクタ・セット |
---|---|
すべての言語 |
UTF-8 |
アラビア語 |
ISO 8859-6、Windows 1256 |
中央ヨーロッパ言語 |
ISO 8859-2、Windows 1250 |
中国語(簡体字) |
GBK、GB18030 |
中国語(繁体字) |
Big5、Big5-HKSCS |
キリル語 |
ISO 8859-5、KOI8-R、Windows 1251 |
ギリシャ語 |
ISO 8859-7、Windows 1253 |
ヘブライ語 |
ISO 8859-8-I、Windows 1255 |
日本語 |
ISO 2022-JP、EUC-JP、Shift-JIS |
韓国語 |
EUC-KR、ISO 2022-KR |
タイ語 |
TIS-620 |
トルコ語 |
ISO 8859-9、Windows 1254 |
ベトナム語 |
Windows 1258 |
西ヨーロッパ言語 |
ISO 8859-1、ISO 8859-15、Windows 1252 |
Oracle Collaboration Suite 10gのコンポーネントは、次の言語でサポートされています(表1-10)。
表1-10 Oracle Collaboration Suite 10gコンポーネントの言語サポート
コンポーネント名 | アラビア語 | 中国語(簡体字) | 中国語(繁体字) | チェコ語 | デンマーク語 | オランダ語 | 英語(米国) | 英語(英国) | フィンランド語 | フランス語 | フランス語(カナダ) | ドイツ語 | ギリシャ語 | ハンガリー語 | イタリア語 | 日本語 | 韓国語 | ラテン語 | ノルウェー語 | ポーランド語 | ポルトガル語 | ポルトガル語(ブラジル) | ルーマニア語 | ロシア語 | スペイン語 | スペイン語(南米) | トルコ語 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Oracle eMail Server |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
— |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Oracle Web Accessクライアント |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
— |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Oracle WebMail |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
— |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Oracle Voicemailプロンプト |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
— |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Oracle Calendarデスクトップ・クライアント(Microsoft Windows) |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
— |
× |
○ |
× |
○ |
× |
× |
× |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
Oracle Calendarデスクトップ・クライアント(Macintosh) |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
— |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
Oracle Calendarデスクトップ・クライアント(LinuxおよびSolaris) |
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Oracle Calendar Server |
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Oracle Calendar Webクライアント |
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Oracle Calendar Sync Server |
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Oracle Calendar Sync(Microsoft Windows) |
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Oracle Connector for Outlook |
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Oracle Mobile Access |
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Oracle Voice Access |
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Oracle Collaboration Suite Search |
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Oracle Real-Time Collaboration Webクライアント |
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Oracle Workspaces |
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Oracle Content Services Webクライアント |
○脚注1 |
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Oracle Drive |
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Oracle Discussions Webクライアント |
脚注1 Content Servicesは、アクセシビリティ・ユーザー・インタフェースでのみアラビア語をサポートしています。
Oracle Collaboration Suite 10gのインストールおよび管理は、次の言語でサポートされています(表1-11)。
表1-11 Oracle Collaboration Suite 10gのインストールおよび管理における言語サポート
コンポーネント名 | 中国語(簡体字) | 中国語(繁体字) | 英語(米国) | フランス語 | ドイツ語 | イタリア語 | 日本語 | 韓国語 | ポルトガル語(ブラジル) | スペイン語 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Oracle Collaboration Suiteインストール・ユーザー・インタフェース |
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Oracle Email管理 |
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Oracle Voicemail管理 |
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○ |
○ |
Oracle Collaboration Suite Search管理 |
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Oracle Calendar Server管理 |
× |
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× |
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× |
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× |
× |
Oracle Content Services管理 |
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○ |
○ |
○ |
Oracle Mobile Access管理 |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Oracle Real-Time Collaboration管理 |
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○ |
○ |
○ |
○ |
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○ |
○ |
Oracle Workspaces管理 |
○ |
○ |
○ |
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○ |
○ |
○ |
Oracle Discussions管理 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Oracle Collaboration Suite 10gは、Oracle Enterprise Manager Grid Controlリリース10.1.0.4以上を使用して監視および管理できます。それより前のリリースのEnterprise Manager Grid Controlは、Oracle Collaboration Suite 10gのターゲットをサポートしていません。
Oracle Collaboration Suiteリリース9.0.4.xからOracle Collaboration Suite 10gにアップグレードする際には、まずEnterprise Manager Grid Controlと、Oracle Collaboration Suiteリリース9.0.4.xを実行している各マシンのEnterprise Managerエージェントをアップグレードしてから、Oracle Collaboration Suite 10gにアップグレードすることをお薦めします。システムのアップグレード順序を逆にしても問題はありません。ただし、アップグレードしたOracle Collaboration Suite 10gのターゲットは、Enterprise ManagerエージェントとOracle Management Systemをアップグレードするまで管理できません。
Oracle Collaboration Suiteリリース10.1.1および10.1.2は、Enterprise Managerリリース10.1.0.4および10.2を使用して監視および管理できます。Enterprise Managerリリース10.1.0.4の動作保証されたターゲットを次に示します(表1-12)。
表1-12 Enterprise Managerリリース10.1.0.4の動作保証された管理対象ターゲット
Enterprise Managerターゲット | リリース |
---|---|
次のリリースのOracle Databaseおよびリスナーが動作保証されています。
|
|
RACデータベース |
次のリリースのRACデータベースが動作保証されています。
|
ホスト |
次のプラットフォームがホスト・コンピュータとしてサポートされています。
|
Oracle Application Server |
次のリリースのOracle Application Serverが動作保証されています。 |
管理サービスおよびリポジトリ脚注6 |
リリース10.1.0.4(削除予定) |
エージェント(ビーコンを含む) |
リリース10.1.0.2以上 |
脚注1 Oracle Databaseには、単一インスタンスのEnterprise Edition、Standard EditionおよびPersonal Editionが含まれます。
脚注2 オラクル社は、Oracle Databaseの主要リリースにおける最終リリースまたは入手可能な最新リリースに対する動作を保証しています。品質保証の対象となるのは、サポートされている中で最も数字が小さいリリースからです。それより後のリリースについては、主要リリースにおける入手可能な最新リリースがテストされます。サポートされる最小リリースと入手可能な最新リリースの間にあるリリースはテストされませんが、これもオラクル社によるサポートの対象となります。したがって、顧客はデータベースにパッチを適用して、動作保証されたリリースにアップグレードすることもできます。Enterprise Managerで動作保証されているのは、サーバー・テクノロジ部門が現在サポートしているデータベース・ターゲットです。Oracle Databaseリリース9.0.1.4は2003年12月にサポート対象外となりました。そのため、Enterprise Manager 10gで動作保証された管理対象データベース・ターゲットではありません。
脚注3 Oracle Database 10g for AIX 5LはpSeriesハードウェアの能力を十分に引き出す目的で開発されたものであり、サポートされる最小オペレーティング・システム・レベルはAIX 5L 5.2です。エージェントはOracle Database 10gの一部として構築されているため、Oracle Databaseと同じオペレーティング・システム要件を持ちます。したがって、AIX 5.1はサポートされません。
脚注4 これには、Oracle HTTP Server、OC4J、Web Cache、Oracle Internet DirectoryおよびSingle Sign-Onが含まれます。
脚注5 Enterprise Manager Grid Controlリリース10.1.0.3.0では、Enterprise Managerリリース10.1.2.xで導入された新しいパフォーマンス・メトリック(Oracle HTTP Serverのmod_OC4Jメトリックなど)や新しいコンポーネント(Oracle BPEL Process Manager、Oracle Integration B2B、Oracle Integration InterConnectなど)の認識、表示および監視が行えません。
脚注6 Enterprise Manager Grid Controlは自己監視機能を備えています。そのため、リリース10.1.0.3の管理サービスおよびリポジトリは管理対象ターゲット・タイプとしてGrid Controlに表示されます。リポジトリとして使用するOracle Databaseのリリースに関係なく、リポジトリ自体はリリース10.1.0.3としてGrid Controlに登録されます。組込み型のOracle9i Enterprise Editionリリース1(9.0.1.5)データベースでは、管理リポジトリの作成がサポートされています。それ以外の場合は、Oracle Database 10g Enterprise Editionリリース1(このリリース内の10.1.0.3以上)、Oracle Real Application Clusters 10gリリース1(このリリース内の10.1.0.3以上)データベース、Oracle9i Enterprise Editionリリース2(このリリース内の9.2.0.4以上)データベース、Oracle Real Application Clusters 9iリリース2(このリリース内の9.2.0.4以上)データベースのいずれかの既存データベースに管理リポジトリをインストールすることしかできません。
Enterprise Managerリリース10.2.0.1の動作保証されたターゲットを次に示します(表1-13)。
表1-13 Enterprise Managerリリース10.2.0.1の動作保証された管理対象ターゲット
Enterprise Managerターゲット | リリース |
---|---|
次のリリースのOracle Databaseおよびリスナーが動作保証されています。
ターゲット・サポートの対象となるのは、10.xエージェントに対してサポートされているプラットフォームのみです。 |
|
RACデータベース |
次のリリースのRACデータベースが動作保証されています。
|
ホスト |
次のプラットフォームがホスト・コンピュータとしてサポートされています。
|
Oracle Application Server |
次のリリースのOracle Application Serverが動作保証されています。
|
Oracle Collaboration Suite |
次のリリースのOracle Collaboration Suiteが動作保証されています。
|
管理サービスおよびリポジトリ |
リリース10.2 |
エージェント(ビーコンを含む) |
次のリリースのエージェントが動作保証されています。
|
脚注1 Oracle Databaseには、単一インスタンスのEnterprise Edition、Standard EditionおよびPersonal Editionが含まれます。
脚注2 オラクル社は、Oracle Databaseの主要リリースにおける最終リリースまたは入手可能な最新リリースに対する動作を保証しています。品質保証の対象となるのは、サポートされている中で最も数字が小さいリリースからです。それより後のリリースについては、主要リリースにおける入手可能な最新リリースがテストされます。サポートされる最小リリースと入手可能な最新リリースの間にあるリリースはテストされませんが、これもオラクル社によるサポートの対象となります。したがって、顧客はデータベースにパッチを適用して、動作保証されたリリースにアップグレードすることもできます。Enterprise Managerで動作保証されているのは、サーバー・テクノロジ部門が現在サポートしているデータベース・ターゲットです。Oracle Databaseリリース9.0.1.4は2003年12月にサポート対象外となりました。そのため、Enterprise Manager 10gで動作保証された管理対象データベース・ターゲットではありません。
脚注3 Oracle Management AgentはSolaris 10のローカル・コンテナで実行可能です。また、これはサポートされている構成です。
Oracle Collaboration Suiteリリース10.1.2は、Oracle Identity Managementリリース10.1.2.0.2に対して動作保証されています。
Oracle Collaboration Suite移行ツールは、動作保証されたソースからOracle Mailリリース10.1.2.xおよびOracle Calendarリリース10.1.2.xへのデータ移行の動作が保証されています。
Oracle Collaboration Suite移行ツールは、次のソース・システムからOracle Mailリリース10.1.2.xへの電子メール移行の動作が保証されています。
Microsoft Exchange Serverバージョン5.0および5.5
Microsoft Exchange Server 2000および2003
Lotus Domino Serverリリース5
Novell GroupWise 6.0
Samsung Contact 7.1.0(旧HP OpenMail)
IMAP4 rev1に準拠したその他の電子メール・サーバー
Microsoft Windows 2000 Workstationは、Oracle Collaboration Suite移行ツールに対して動作保証された移行ワークステーションです。Microsoft Exchange Serverから移行する場合は、Microsoft Outlook 2000とMicrosoft Exchange Administration Clientも移行ワークステーションにインストールする必要があります。
表1-14は、Oracle Collaboration Suite移行ツールがサポートする各種ソース電子メール・システムと、対応するソース電子メール・システムの各プラグインがサポートする移行タスクをまとめたものです。
表1-14 サポートされるソース電子メール・システムおよび移行タスク
オブジェクト | MS Exchange 5.5 | MS Exchange 2000 | MS Exchange 2003 | Lotus Domino | Novell GroupWise | Samsung Contact | OES 5.2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
LDAPベースのユーザー・プロビジョニング |
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○ |
○ |
○ |
× |
○ |
LDIFベースのユーザー・プロビジョニング |
○ |
× |
× |
× |
× |
○ |
○ |
パブリック・エイリアス |
× |
× |
× |
× |
○ |
○ |
○ |
配信リスト |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
アドレス帳 |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
IMAPベースのデータ移行 |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
MBOXベースのデータ移行 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
サーバーサイド・ルール |
○ |
○ |
○ |
× |
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○ |
共有フォルダ |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
× |
○ |
ルーティング |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
Oracle Collaboration Suite移行ツールは、Microsoft ExchangeおよびMeetingMakerの各バージョンからのデータ移行の動作が保証されています。
Oracle Collaboration Suite移行ツールは、ソース・システムとしてのMicrosoft Exchange 5.5、Microsoft Exchange 2000およびMicrosoft Exchange 2003からOracle Calendarリリース10.1.2.xへのデータ移行の動作が保証されています。
Microsoft Windows 2000 Workstationは、Oracle Collaboration Suite移行ツールに対して動作保証された移行ワークステーションです。Microsoft Exchange Serverのいずれかからデータを移行するには、Microsoft Outlook 2000およびOracle Outlook Connectorリリース9.0.4.2も移行ワークステーションにインストールする必要があります。
Microsoftオブジェクトである予定表、履歴、連絡先、仕事およびメモの移行がサポートされています。
すべてのSDK機能は、UTF-8でエンコードされたテキストにのみ動作します。