この章には、OMB Plusで使用できるナビゲーション・コマンド、サービス・コマンド、管理コマンドおよびシェル・コマンドが、アルファベット順で記載されています。メタデータ操作のコマンドは、別の章に記載されています。
この章では、列形式の表に列挙したトピックについて説明します。トピックは、まず左の列、次に右の列で、それぞれ上から下に並べられています。
OMBCC - Change Contextコマンドを使用すると、ユーザーはOWBツリー内の任意の場所に現行のコンテキストを変更できます。ターゲット・コンテキストは、ルート('/')で始まる絶対パスで指定することも、現行のコンテキストで始まる相対パスで指定することもできます。パスでは、親コンテキストへの上方向のナビゲートを可能にする'..'を指定することもできます。
OWBリポジトリに接続する必要があります。
parseChangeContextCommand = OMBCC "QUOTED_STRING" ;
parseChangeContextCommand
change contextコマンドを指定します。
QUOTED_STRING
切替え先のターゲット・コンテキスト。
OMBCC '/'
コンテキストをルートに変更します。
OMBCC '/MY_PROJECT/ORACLE_1'
コンテキストをプロジェクト'MY_PROJECT'内のOracleモジュール'ORACLE_1'に変更します。OMBCC '..' 現行のコンテキストの親にコンテキストを変更します(たとえば、現行のコンテキストがOracleモジュールの場合はプロジェクト・レベルに変更)。
OMBDCC
OMBCOMMIT - リポジトリでコミット・アクションを実行します。
OWBリポジトリに接続する必要があります。
parseCommitCommand = OMBCOMMIT ;
parseCommitCommand
commitコマンドを指定します。
OMBCOMMIT
OMBROLLBACK
OMBCOMPARE SNAPSHOT - 変更管理はメタデータ管理の鍵です。このコマンドを使用すれば、リポジトリの中にあるオブジェクト・モデルがどれだけ複雑でも比較サービスを利用できます。またこのコマンドを実行すると、スナップショット/コンポーネントのdiffが、XMLファイルに書き込まれます。
スナップショットはあらゆるコンテキストにおいて、別のスナップショットまたは現行のリポジトリ・オブジェクトと比較できます。
parseCompareCommand = OMBCOMPARE "compareSnapshotCommand";compareSnapshotCommand = ( ( SNAPSHOT "QUOTED_STRING" ) WITH "getCompareWith" OUTPUT TO "QUOTED_STRING" WRITE ( ALL | FOUND_IN_TARGET | FOUND_IN_SOURCE | UPDATED | CHANGED | UNCHANGED ) );getCompareWith = SNAPSHOT "QUOTED_STRING" [ FOR ( "entityObjectClause" | "folderObjectNoCascadeClause" ) ] | ( CURRENT FOR ( "entityObjectClause" | "folderObjectNoCascadeClause" ) );entityObjectClause = ( ( BUSINESS_AREA | COLLECTION | CUBE_TABLE | FUNCTION | PROCEDURE | DIMENSION_TABLE | EXTERNAL_TABLE | FLAT_FILE | IO_FUNCTION | MAPPING | MATERIALIZED_VIEW | QUERY_OBJECT | REPORT | REPORT_GROUP | SEQUENCE | TABLE | PROCESS_FLOW | LOCATION | CONNECTOR | ADVANCED_QUEUE | OBJECT_TYPE | RUNTIME_REPOSITORY_CONNECTION | VIEW ) "QUOTED_STRING" );folderObjectNoCascadeClause = ( FLAT_FILE_MODULE | INTELLIGENCE_MODULE | GATEWAY_MODULE | ORACLE_MODULE | PROJECT | REPORT_MODULE | SAP_MODULE | PACKAGE | PROCESS_FLOW_PACKAGE | PROCESS_FLOW_MODULE ) "QUOTED_STRING";
parseCompareCommand
OMBCOMPARE SNAPSHOTのルート・プロダクション。
compareSnapshotCommand
スナップショットのコンポーネントを比較します。
QUOTED_STRING
ターゲット・スナップショットと比較する必要があるソース・スナップショットの名前。
OUTPUT
XMLの比較結果が書き込まれる出力ファイルの名前を指定します。
WRITE
特定のdiff状態にあるオブジェクトのみをdiffエンジンに書き込ませるフィルタ句を指定します。
getCompareWith
比較のターゲット。
SNAPSHOT
ソース・スナップショットと比較されるターゲット・スナップショット。
FOR
現行のリポジトリに存在するコンポーネントを指定します。
CURRENT
現行のコンポーネントの定義を比較のターゲットとして指定します。
entityObjectClause
現行のリポジトリ内のコンポーネントへの相対パスまたはスナップショットのオブジェクトへの完全修飾パスのいずれかを参照できる句。ソースとターゲットの両方がスナップショットである場合、これらのスナップショットの1つにあるコンポーネントへの完全修飾パスである必要があります。ターゲットが現行のリポジトリである場合、リポジトリ内のコンポーネントへの相対パスまたはソース・スナップショットへの完全修飾パスである必要があります。
folderObjectNoCascadeClause
現行のリポジトリ内のフォルダへの相対パスまたはスナップショットのフォルダへの完全修飾パスのいずれかを参照できる句。ソースとターゲットの両方がスナップショットである場合、これらのスナップショットの1つにあるフォルダへの完全修飾パスである必要があります。ターゲットが現行のリポジトリである場合、リポジトリ内のフォルダへの相対パスまたはソース・スナップショットへの完全修飾パスである必要があります。
OMBCOMPARE SNAPSHOT 'S1' WITH SNAPSHOT 'S2' OUTPUT TO 'd:diff.xml' WRITE CHANGED このコマンドはスナップショットS1とS2を比較し、CHANGED状態のオブジェクトをdiff.xmlに書き込みます。diffエンジンによって、任意の2つのスナップショットを比較できます。コンポーネントがまったく異なる、関連のない2つのスナップショットでも比較可能です。CHANGEDフィルタは、FOUND_IN_SOURCE、FOUND_IN_TARGETまたはUPDATEDコンポーネントを書き込み、CHANGED状態は全体のdiffを示します。OMBCOMPARE SNAPSHOT 'S1' WITH SNAPSHOT 'S2' OUTPUT TO 'd:diff.xml' WRITE FOUND_IN_SOURCE このコマンドは、スナップショットS1内にあるオブジェクトのみを書き込みます。OMBCOMPARE SNAPSHOT 'S1' WITH CURRENT FOR TABLE '/Project1/WH1/T1' OUTPUT TO 'd:diff.xml' WRITE ALL このコマンドは、diff状態に関係なくすべての表オブジェクトを書き込みます。
OMBCREATE SNAPSHOT, OMBALTER SNAPSHOT, OMBDROP SNAPSHOT, OMBRESTORE SNAPSHOT, OMBLIST SNAPSHOT, OMBRETRIEVE SNAPSHOT
OMBCOMPILE - このコマンドを実行すると、リポジトリ・オブジェクトがコンパイルされます。ユーザーが定義したディレクトリに、結果のファイルが生成されます。
Oracleモジュールのコンテキスト内。
parseCompileCommand = OMBCOMPILE ( ( TABLE | VIEW | SEQUENCE | MATERIALIZED_VIEW | DIMENSION_TABLE | CUBE_TABLE | MAPPING | EXTERNAL_TABLE | COLLECTION | PACKAGE | FUNCTION | PROCEDURE | PROCESS_FLOW_PACKAGE | ADVANCED_QUEUE ) "QUOTED_STRING" [ "getOutputValidationResults" ] [ "getOutputGeneratedScripts" ] );getOutputValidationResults = OUTPUT [ VALIDATION_RESULT ] TO "QUOTED_STRING" WRITE ( ( "(" ( ( SUCCESS | WARNING | ERROR ) [ "," ] )+ ")" ) | ALL | SUCCESS | WARNING | ERROR );getOutputGeneratedScripts = OUTPUT GENERATION_SCRIPTS TO "QUOTED_STRING";
parseCompileCommand
このコマンドを実行すると、リポジトリ・オブジェクトがコンパイルされます。
QUOTED_STRING
オブジェクトの名前。
getOutputValidationResults
この句では、検証結果が指定したフォルダの1つ以上のファイルに出力されます。
QUOTED_STRING
検証結果が格納されているディレクトリ。
getOutputGeneratedScripts
この句では、オブジェクトの生成されたスクリプトが指定したフォルダの1つ以上のファイルに出力されます。
QUOTED_STRING
生成されたスクリプトが格納されているディレクトリ。
OMBCOMPILE TABLE 'T1' OUTPUT VALIDATION_RESULT TO '/tmp' WRITE SUCCESS OUTPUT GENERATION_SCRIPTS TO '/tmp'。OMBCOMPILE TABLE 'T1' OUTPUT GENERATION_SCRIPTS TO '/tmp' 最初の例では表の検証結果と生成されたスクリプトが取得されますが、2番目の例では生成されたスクリプトのみが取得されます。
OMBVALIDATE
OMBCONN - OWBリポジトリに接続します。
別のOWBリポジトリには接続できません。別のリポジトリに接続している場合は、OMBDISCONNECTを使用して最初に切断してください。
parseConnectCommand = ( ( OMBCONNECT | OMBCONN ) "UNQUOTED_STRING" [ USE ( REPOSITORY | REPOS ) "QUOTED_STRING" ] [ USE ( SINGLE_USER_MODE | MULTIPLE_USER_MODE ) ] ) ;
parseConnectCommand
接続コマンドを指定します。
UNQUOTED_STRING
データベースの接続文字列を指定します。書式: ユーザー名/パスワード@ホスト:ポート:サービス名
QUOTED_STRING
必要に応じて、作業するリポジトリの名前を指定します。指定しない場合は、デフォルトのリポジトリが使用されます。
SINGLE_USER_MODE
指定した場合、リポジトリは排他的に使用されます。
MULTIPLE_USER_MODE
指定した場合は、複数のセッションを1つのリポジトリで同時に実行できます。これはデフォルト・モードです。
OMBCONNECT owb_normal_user/welcome@dwsun42:1521:dev817 USE REPOSITORY 'owb_repos' USE SINGLE_USER_MODE 標準のユーザーowb_normal_userでデータベースに接続し、owb_reposという名前のリポジトリでシングル・ユーザー・モードで作業します。
OMBDISCONNECT
OMBCONNECT - OWBリポジトリに接続します。
別のOWBリポジトリには接続できません。別のリポジトリに接続している場合は、OMBDISCONNECTを使用して最初に切断してください。
parseConnectCommand = ( ( OMBCONNECT | OMBCONN ) "UNQUOTED_STRING" [ USE ( REPOSITORY | REPOS ) "QUOTED_STRING" ] [ USE ( SINGLE_USER_MODE | MULTIPLE_USER_MODE ) ] ) ;
parseConnectCommand
接続コマンドを指定します。
UNQUOTED_STRING
データベースの接続文字列を指定します。書式: ユーザー名/パスワード@ホスト:ポート:サービス名
QUOTED_STRING
必要に応じて、作業するリポジトリの名前を指定します。指定しない場合は、デフォルトのリポジトリが使用されます。
SINGLE_USER_MODE
指定した場合、リポジトリは排他的に使用されます。
MULTIPLE_USER_MODE
指定した場合は、複数のセッションを1つのリポジトリで同時に実行できます。これはデフォルト・モードです。
OMBCONNECT owb_normal_user/welcome@dwsun42:1521:dev817 USE REPOSITORY 'owb_repos' USE SINGLE_USER_MODE 標準のユーザーowb_normal_userでデータベースに接続し、owb_reposという名前のリポジトリでシングル・ユーザー・モードで作業します。
OMBDISCONNECT
OMBCONNECT - OWBリポジトリに接続します。
別のOWBリポジトリには接続できません。別のリポジトリに接続している場合は、OMBDISCONNECTを使用して最初に切断してください。
parseConnectCommand = ( ( OMBCONNECT | OMBCONN ) "UNQUOTED_STRING" [ USE ( REPOSITORY | REPOS ) "QUOTED_STRING" ] [ USE ( SINGLE_USER_MODE | MULTIPLE_USER_MODE ) ] ) ;
parseConnectCommand
接続コマンドを指定します。
UNQUOTED_STRING
データベースの接続文字列を指定します。書式: ユーザー名/パスワード@ホスト:ポート:サービス名
QUOTED_STRING
必要に応じて、作業するリポジトリの名前を指定します。指定しない場合は、デフォルトのリポジトリが使用されます。
SINGLE_USER_MODE
指定した場合、リポジトリは排他的に使用されます。
MULTIPLE_USER_MODE
指定した場合は、複数のセッションを1つのリポジトリで同時に実行できます。これはデフォルト・モードです。
OMBCONNECT owb_normal_user/welcome@dwsun42:1521:dev817 USE REPOSITORY 'owb_repos' USE SINGLE_USER_MODE 標準のユーザーowb_normal_userでデータベースに接続し、owb_reposという名前のリポジトリでシングル・ユーザー・モードで作業します。
OMBDISCONNECT
OMBCOPY - 同じオブジェクト・タイプの1つ以上のオブジェクトをコピーします。置換オプションによって、上書きができます。
相対パスを指定するには、現行のコンテキストを確認する必要があります。
parseCopyCommand = OMBCOPY "objectType" "QUOTED_STRING" TO "QUOTED_STRING" [ USE REPLACE_MODE ];objectType = ( ORACLE_MODULE | FLAT_FILE_MODULE | INTELLIGENCE_MODULE | REPORT_MODULE | SAP_MODULE | PROCESS_FLOW_MODULE | PROCESS_FLOW_PACKAGE | PROCESS_FLOW | LOCATION | RUNTIME_REPOSITORY_CONNECTION | FLAT_FILE | ADVANCED_QUEUE | TABLE | VIEW | MATERIALIZED_VIEW | SEQUENCE | DIMENSION_TABLE | CUBE_TABLE | MAPPING | PACKAGE | FUNCTION | PROCEDURE | BUSINESS_AREA | COLLECTION | EXTERNAL_TABLE | IO_FUNCTION | QUERY_OBJECT | REPORT | REPORT_GROUP );
parseCopyCommand
コピーするオブジェクトのソース・オブジェクト・タイプ、ソース・パスおよびターゲット・パスを指定します。
QUOTED_STRING
ソース・パスとターゲット・パスの指定には、絶対パスまたは相対パスを使用できます。複数のオブジェクトをコピーするには、ソース・パスの最後のステップとして正規表現を含めます。この場合、ターゲット・パスの最後のステップは、オブジェクトのコピー先フォルダにする必要があります。1つのオブジェクトのみをコピーする場合は、ターゲット・パスの最後のステップとして以前のオブジェクト名または新規オブジェクト名を指定できます。
REPLACE_MODE
既存のターゲット・オブジェクトを上書きするには、このオプションを使用します。
objectType
オブジェクトのコピーには、次の制限があります。1. プロジェクト全体はコピーできません。2. プロジェクト間でオブジェクトをコピーする場合、オブジェクトのコピー先は現行のプロジェクトのみで、オブジェクトを他のプロジェクトにコピーすることはできません。
OMBCOPY TABLE 'MY_TABLE1' TO 'MY_TABLE2' USE REPLACE_MODE
OMBCOPY ORACLE_MODULE '/MY_PROJECT/WH1' TO '/MY_PROJECT/WH2'
OMBCOPY TABLE 'MY_.*' TO '/MY_PROJECT/WH2'
OMBMOVE
OMBDCC - Display Current Contextコマンドを実行すると、現行のコンテキスト(ロケーション)、およびルート('/')以外のコンテキストではカレント・フォルダのタイプが表示されます。
OWBリポジトリに接続する必要があります。
parseDisplayCurrentContextCommand = OMBDCC ;
parseDisplayCurrentContextCommand
display current contextコマンドを指定します。
現行のコンテキストがルートの場合、「/」が表示されます。現行のコンテキストがプロジェクトMY_PROJECTの場合、「PROJECT/MY_PROJECT」と表示されます。
OMBCC
OMBDEPLOY - アクション・プランをランタイム・プラットフォームまたはファイル・システムに配布します。
ランタイム・プラットフォーム接続と配布アクション・プラン名が必要です。さらに、現行のコンテキストがOracleモジュール、プロセス・フロー・モジュールまたはロケーションのいずれかである必要があります。
parseDeployCommand = OMBDEPLOY ( ( DEPLOYMENT_ACTION_PLAN "QUOTED_STRING" [ AS ( SPECIFICATION | SCRIPT ) TO "QUOTED_STRING" ] ) | ( SPECIFICATION FROM "QUOTED_STRING" ) );
parseDeployCommand
配布コマンドを指定します。
DEPLOYMENT_ACTION_PLAN
配布アクション・プランを配布します。
QUOTED_STRING
配布アクション・プランの名前。あるいは、配布実行先のディレクトリ名(AS SCRIPTの場合)、またはファイル名(AS SPECIFICATIONの場合)。あるいは、ソースXMLファイル名(SPECIFICATION FROMの場合)。
AS
ファイル・システムへの配布を実行します。
SPECIFICATION
配布仕様XMLファイルとして配布します。
SCRIPT
一連のOracleスクリプト・ファイルとして配布します。
FROM
ファイル・システム上のファイルから配布を実行します。
OMBDEPLOY DEPLOYMENT_ACTION_PLAN 'MY_DEPLOY_PLAN'
OMBDESCRIBE CLASS_DEFINITION - クラス定義またはそのプロパティ定義を説明します。
クラス定義は、すでに存在している必要があります。このコマンドは、現在のコンテキストにかかわりなく、任意のクラス定義に対して実行できます。
parseDescribeClassCommand = OMBDESCRIBE CLASS_DEFINITION "QUOTED_STRING" ( ( PROPERTY_DEFINITION "QUOTED_STRING" GET "getPropertyPropertiesClause" ) | ( GET PROPERTY_DEFINITIONS ) | GET "getClassPropertiesClause" );getPropertyPropertiesClause = PROPERTIES "(" "propertyNameList" ")";getClassPropertiesClause = PROPERTIES "(" "propertyNameList" ")";propertyNameList = "propertyNameClause" "," "propertyNameClause" ;propertyNameClause = ( "UNQUOTED_STRING" );
parseDescribeClassCommand
クラス定義を記述します。
QUOTED_STRING
クラス定義の名前。
PROPERTY_DEFINITIONS
クラス定義のプロパティ定義リストを取得します。
getPropertyPropertiesClause
プロパティ定義のプロパティを取得します。
PROPERTIES
プロパティを取得します。
getClassPropertiesClause
クラス定義のプロパティを取得します。
PROPERTY_DEFINITIONの基本プロパティ:
名前: TYPE
タイプ: STRING(200)
有効値: N/A
デフォルト: N/A
プロパティ定義のタイプの名前。
名前: DEFAULT_VALUE
タイプ: STRING(4000)
有効値: プロパティ定義のタイプによって異なります。
デフォルト: N/A
プロパティ定義のデフォルト値。
CLASS_DEFINITIONの基本プロパティ:
名前: SCRIPT_NAME
タイプ: STRING
有効値: N/A
デフォルト: N/A
クラス定義のスクリプト名。
名前: STEREOTYPE
タイプ: STRING
有効値: インタフェース/クラス
デフォルト: クラス
クラス定義のステレオタイプ。
名前: IS_ABSTRACT
タイプ: BOOLEAN
有効値: true/false
デフォルト: false
クラスがabstractの場合は、trueを返します。
名前: DESCRIPTION
タイプ: STRING
有効値: N/A
デフォルト: N/A
クラス定義の説明。
PROPERTIES
クラス定義のプロパティを取得します。
propertyNameList
プロパティ名のリスト。
propertyNameClause
プロパティ名。
UNQUOTED_STRING
プロパティ名。
OMBDESCRIBE CLASS_DEFINITION 'TABLE' GET PROPERTY_DEFINITIONS これにより、このクラス定義のプロパティ定義がすべて一覧表示されます。OMBDESCRIBE CLASS_DEFINITION 'TABLE' GET PROPERTIES (STEREOTYPE, IS_ABSTRACT, DESCRIPTION) これにより、このクラスについての情報が表示されます。OMBDESCRIBE CLASS_DEFINITION 'TABLE' PROPERTY_DEFINITION 'tbl_udp' GET PROPERTIES (TYPE, DEFAULT_VALUE, BUSINESS_NAME) これにより、プロパティ定義についての情報が表示されます。
OMBREDEFINE CLASS_DEFINITION
OMBDISC - OWBリポジトリまたは名前付きランタイム・プラットフォームから切断します。
OWBリポジトリまたは名前付きランタイム・プラットフォームに接続中である必要があります。
parseDisconnectCommand = ( ( OMBDISCONNECT | OMBDISC ) [ RUNTIME "QUOTED_STRING" ] ) ;
parseDisconnectCommand
disconnectコマンドを指定します。
QUOTED_STRING
切断するRuntime Repositoryの名前を指定します。
OMBDISCONNECT
OMBCONNECT
OMBDISCONNECT - OWBリポジトリまたは名前付きランタイム・プラットフォームから切断します。
OWBリポジトリまたは名前付きランタイム・プラットフォームに接続中である必要があります。
parseDisconnectCommand = ( ( OMBDISCONNECT | OMBDISC ) [ RUNTIME "QUOTED_STRING" ] ) ;
parseDisconnectCommand
disconnectコマンドを指定します。
QUOTED_STRING
切断するRuntime Repositoryの名前を指定します。
OMBDISCONNECT
OMBCONNECT
OMBENV - このコマンドは、設定済のすべてのOMBPlus環境変数の値をリストします。OMBPlus環境変数は通常のTcl変数であるため、標準的なTclの"set"コマンドおよび"unset"コマンドで、設定/設定解除を行えます。
なし。
parseEnvironmentCommand = OMBENV ;
parseEnvironmentCommand
環境コマンドを指定してください。OMBPlusで使用できる環境変数には、次のものがあります。 OMBPROMPT: プロンプトとして現行のコンテキストが表示されます。 OMBLOG: ファイル名とともに設定すると、そのファイルにログが出力されます。 OMBTIMER: コマンドの実行にかかった時間が表示されます。経過時間はコマンドの結果出力に追加されるため、出力をさらに処理する必要があるときにはこの変数を設定しないよう注意してください。 OMBCONTINUE_ON_ERROR: OMBコマンドのいくつかが失敗しても、スクリプトの実行が続行されます。この変数を設定すると、 OMBコマンドによってTclエラーが返されなくなるため、スクリプトを'catch'コマンドで囲んでも効果がないことに注意してください。
OMBENV
OMBEXPORT - 現在のメタデータまたはスナップショット・メタデータをMetadata Loaderファイルに、メタデータ定義をメタデータ定義ファイルにエクスポートします。
エクスポート元のリポジトリへの接続が確立されている必要があります。
ExportCommand = OMBEXPORT ( ( [ TO ] MDL_FILE "QUOTED_STRING" [ FROM ] [ "projectClause" ] [ "componentsClause" ] [ "useFieldSeparatorClause" ] [ "controlFileClause" ] [ "definitionFileClause" ] "outputLogClause" ) );projectClause = PROJECT "QUOTED_STRING";componentsClause = COMPONENTS "(" "componentsList" ")";useFieldSeparatorClause = [ USE ] FIELD_SEPARATOR "UNQUOTED_STRING";controlFileClause = CONTROL_FILE "QUOTED_STRING";definitionFileClause = OUTPUT DEFINITION_FILE [ TO ] "QUOTED_STRING";outputLogClause = OUTPUT LOG [ TO ] "QUOTED_STRING";componentsList = "objectTypeValue" "QUOTED_STRING" "," "objectTypeValue" "QUOTED_STRING" ;objectTypeValue = ( PROJECT | ORACLE_MODULE | TABLE | VIEW | SEQUENCE | MATERIALIZED_VIEW | FUNCTION | PROCEDURE | PACKAGE | DIMENSION | CUBE_TABLE | ADVANCED_QUEUE | MAPPING | PROCESS_FLOW_MODULE | PROCESS_FLOW_PACKAGE | PROCESS_FLOW | SAP_MODULE | GATEWAY_MODULE | EXTERNAL_TABLE | FLAT_FILE_MODULE | FLAT_FILE | INTELLIGENCE_MODULE | REPORT_MODULE | QUERY_OBJECT | BUSINESS_AREA | REPORT | LOCATION | CONNECTOR | RUNTIME_REPOSITORY_CONNECTION | COLLECTION | SNAPSHOT );
ExportCommand
ExportCmdParser$ExportCommand??
QUOTED_STRING
エクスポートするメタデータ・ファイルは一重引用符で囲みます。
projectClause
エクスポートするプロジェクトを指定します。
componentsClause
エクスポートするコンポーネントのリストです。
useFieldSeparatorClause
メタデータ・ファイルでフィールド・セパレータとして使用する文字を指定します。
UNQUOTED_STRING
メタデータ・ファイルのフィールド・セパレータ。BARまたはCARATを使用します。デフォルトはBARです。
controlFileClause
OMBEXPORTコマンドでは直接サポートされないエクスポート・オプションを定義する制御ファイルを指定します。
QUOTED_STRING
制御ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
definitionFileClause
メタデータの定義をメタデータ定義ファイル(.mdd)にエクスポートします。メタデータ定義が定義されていない場合、ファイルは作成されません。
QUOTED_STRING
エクスポート先のメタデータ定義ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
outputLogClause
エクスポート・メッセージおよび統計を出力するエクスポート・ログ・ファイルを指定します。
QUOTED_STRING
ログ・ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
componentsList
エクスポートするコンポーネントのリストはカンマで区切ります。
QUOTED_STRING
オブジェクトの絶対または相対パス名(例: 'MODULE_X/TABLE_Y')。
objectTypeValue
エクスポートするオブジェクト・タイプ(例: TABLE、VIEWなど)。
OMBEXPORT TO MDL_FILE 'd:/mdl/exp1.mdl' FROM PROJECT 'MY_PROJECT' OUTPUT LOG TO 'd:/mdl/exp1.log'
OMBEXPORT TO MDL_FILE 'd:/mdl/exp1.mdl' FROM PROJECT 'MY_PROJECT' USE FIELD_SEPARATOR CARAT OUTPUT LOG TO 'd:/mdl/exp1.log'
OMBEXPORT MDL_FILE 'd:/mdl/exp1.mdl' PROJECT 'MY_PROJECT' COMPONENTS (ORACLE_MODULE 'DW1', TABLE 'EMP', VIEW 'DEPT_VW') OUTPUT LOG 'd:/mdl/exp1.log'
OMBIMPORT
OMBEXPORT MDL_FILE - 現在のメタデータまたはスナップショット・メタデータをMetadata Loaderファイルに、メタデータ定義をメタデータ定義ファイルにエクスポートします。
エクスポート元のリポジトリへの接続が確立されている必要があります。
ExportCommand = OMBEXPORT ( ( [ TO ] MDL_FILE "QUOTED_STRING" [ FROM ] [ "projectClause" ] [ "componentsClause" ] [ "useFieldSeparatorClause" ] [ "controlFileClause" ] [ "definitionFileClause" ] "outputLogClause" ) );projectClause = PROJECT "QUOTED_STRING";componentsClause = COMPONENTS "(" "componentsList" ")";useFieldSeparatorClause = [ USE ] FIELD_SEPARATOR "UNQUOTED_STRING";controlFileClause = CONTROL_FILE "QUOTED_STRING";definitionFileClause = OUTPUT DEFINITION_FILE [ TO ] "QUOTED_STRING";outputLogClause = OUTPUT LOG [ TO ] "QUOTED_STRING";componentsList = "objectTypeValue" "QUOTED_STRING" "," "objectTypeValue" "QUOTED_STRING" ;objectTypeValue = ( PROJECT | ORACLE_MODULE | TABLE | VIEW | SEQUENCE | MATERIALIZED_VIEW | FUNCTION | PROCEDURE | PACKAGE | DIMENSION | CUBE_TABLE | ADVANCED_QUEUE | MAPPING | PROCESS_FLOW_MODULE | PROCESS_FLOW_PACKAGE | PROCESS_FLOW | SAP_MODULE | GATEWAY_MODULE | EXTERNAL_TABLE | FLAT_FILE_MODULE | FLAT_FILE | INTELLIGENCE_MODULE | REPORT_MODULE | QUERY_OBJECT | BUSINESS_AREA | REPORT | LOCATION | CONNECTOR | RUNTIME_REPOSITORY_CONNECTION | COLLECTION | SNAPSHOT );
ExportCommand
ExportCmdParser$ExportCommand??
QUOTED_STRING
エクスポートするメタデータ・ファイルは一重引用符で囲みます。
projectClause
エクスポートするプロジェクトを指定します。
componentsClause
エクスポートするコンポーネントのリストです。
useFieldSeparatorClause
メタデータ・ファイルでフィールド・セパレータとして使用する文字を指定します。
UNQUOTED_STRING
メタデータ・ファイルのフィールド・セパレータ。BARまたはCARATを使用します。デフォルトはBARです。
controlFileClause
OMBEXPORTコマンドでは直接サポートされないエクスポート・オプションを定義する制御ファイルを指定します。
QUOTED_STRING
制御ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
definitionFileClause
メタデータの定義をメタデータ定義ファイル(.mdd)にエクスポートします。メタデータ定義が定義されていない場合、ファイルは作成されません。
QUOTED_STRING
エクスポート先のメタデータ定義ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
outputLogClause
エクスポート・メッセージおよび統計を出力するエクスポート・ログ・ファイルを指定します。
QUOTED_STRING
ログ・ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
componentsList
エクスポートするコンポーネントのリストはカンマで区切ります。
QUOTED_STRING
オブジェクトの絶対または相対パス名(例: 'MODULE_X/TABLE_Y')。
objectTypeValue
エクスポートするオブジェクト・タイプ(例: TABLE、VIEWなど)。
OMBEXPORT TO MDL_FILE 'd:/mdl/exp1.mdl' FROM PROJECT 'MY_PROJECT' OUTPUT LOG TO 'd:/mdl/exp1.log'
OMBEXPORT TO MDL_FILE 'd:/mdl/exp1.mdl' FROM PROJECT 'MY_PROJECT' USE FIELD_SEPARATOR CARAT OUTPUT LOG TO 'd:/mdl/exp1.log'
OMBEXPORT MDL_FILE 'd:/mdl/exp1.mdl' PROJECT 'MY_PROJECT' COMPONENTS (ORACLE_MODULE 'DW1', TABLE 'EMP', VIEW 'DEPT_VW') OUTPUT LOG 'd:/mdl/exp1.log'
OMBIMPORT MDL_FILE
OMBHELP - 各OMBコマンドが説明されているマニュアル・ページを表示します。
なし。
parseHelpCommand = OMBHELP [ HELPID ] [ DETAIL ] ;
parseHelpCommand
ヘルプをコールするコマンドを指定します。
HELPID
引用符で囲まれていない文字列は、コマンド名およびコマンドに指定できるオプション・パラメータのいずれかを表します。
DETAIL
マニュアル・ページを詳細形式で表示するには、このキーワードを使用します。
次の文は、OMBCREATE TABLEのマニュアル・ページを簡略形式で表示します。
OMBHELP OMBCREATE TABLE
マニュアル・ページを詳細形式(パラメータおよび使用例を含む)で表示するには、次のようにDETAILキーワードを使用します。
OMBHELP OMBCREATE TABLE DETAIL
OMBIMPORT - Metadata Loaderファイルからメタデータをインポートします。
インポートの実行先であるリポジトリに接続されている必要があります。
ImportCommand = OMBIMPORT ( ( [ FROM ] MDL_FILE "QUOTED_STRING" [ "noUpgradeClause" ] [ "definitionFileClause" ] [ "useModeClause" | "asSnapshotClause" ] [ "controlFileClause" ] "outputLogClause" ) );noUpgradeClause = "noUpgradeValue";definitionFileClause = DEFINITION_FILE "QUOTED_STRING";useModeClause = USE "modeValue";asSnapshotClause = AS SNAPSHOT "QUOTED_STRING";controlFileClause = CONTROL_FILE "QUOTED_STRING";outputLogClause = OUTPUT LOG [ TO ] "QUOTED_STRING";noUpgradeValue = ( NO_UPGRADE );modeValue = ( CREATE_MODE | REPLACE_MODE | UPDATE_MODE | MERGE_MODE );
ImportCommand
メタデータをファイルからインポートします。
QUOTED_STRING
インポート元のメタデータ・ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
noUpgradeClause
現在のリポジトリ・バージョンと互換性がないMDLファイルは、自動的にアップグレードされないように指定します。この句を使用しない場合は、自動アップグレードがデフォルトになります。
definitionFileClause
メタデータ定義をファイルからインポートします。
QUOTED_STRING
インポート元のメタデータ定義ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
useModeClause
メタデータ・ファイルのインポートに使用するインポート・モードを指定します。
asSnapshotClause
MDLファイルの内容のインポート先とする新しいスナップショット名を指定します。スナップショットとして古いアーカイブ・ファイルをインポートするには、このオプションを使用します。
QUOTED_STRING
新しいスナップショットの名前は一重引用符で囲みます。
controlFileClause
OMBIMPORTコマンドでは直接サポートされないインポート・オプションを定義する制御ファイルを指定します。
QUOTED_STRING
制御ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
outputLogClause
インポート・メッセージおよび統計を出力するログ・ファイルを指定します。
QUOTED_STRING
ログ・ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
modeValue
インポート・モード。CREATE_MODE、REPLACE_MODE、UPDATE_MODEまたはMERGE_MODEを使用します。デフォルトはCREATE_MODEです。
OMBIMPORT FROM MDL_FILE 'd:/mdl/exp1.mdl' OUTPUT LOG TO 'd:/mdl/exp1_imp.log'
OMBIMPORT MDL_FILE 'd:/mdl/exp1.mdl' USE UPDATE_MODE OUTPUT LOG TO 'd:/mdl/exp1_imp.log'
OMBEXPORT
OMBIMPORT MDL_FILE - Metadata Loaderファイルからメタデータをインポートします。
インポートの実行先であるリポジトリに接続されている必要があります。
ImportCommand = OMBIMPORT ( ( [ FROM ] MDL_FILE "QUOTED_STRING" [ "noUpgradeClause" ] [ "definitionFileClause" ] [ "useModeClause" | "asSnapshotClause" ] [ "controlFileClause" ] "outputLogClause" ) );noUpgradeClause = "noUpgradeValue";definitionFileClause = DEFINITION_FILE "QUOTED_STRING";useModeClause = USE "modeValue";asSnapshotClause = AS SNAPSHOT "QUOTED_STRING";controlFileClause = CONTROL_FILE "QUOTED_STRING";outputLogClause = OUTPUT LOG [ TO ] "QUOTED_STRING";noUpgradeValue = ( NO_UPGRADE );modeValue = ( CREATE_MODE | REPLACE_MODE | UPDATE_MODE | MERGE_MODE );
ImportCommand
メタデータをファイルからインポートします。
QUOTED_STRING
インポート元のメタデータ・ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
noUpgradeClause
現在のリポジトリ・バージョンと互換性がないMDLファイルは、自動的にアップグレードされないように指定します。この句を使用しない場合は、自動アップグレードがデフォルトになります。
definitionFileClause
メタデータ定義をファイルからインポートします。
QUOTED_STRING
インポート元のメタデータ定義ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
useModeClause
メタデータ・ファイルのインポートに使用するインポート・モードを指定します。
asSnapshotClause
MDLファイルの内容のインポート先とする新しいスナップショット名を指定します。スナップショットとして古いアーカイブ・ファイルをインポートするには、このオプションを使用します。
QUOTED_STRING
新しいスナップショットの名前は一重引用符で囲みます。
controlFileClause
OMBIMPORTコマンドでは直接サポートされないインポート・オプションを定義する制御ファイルを指定します。
QUOTED_STRING
制御ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
outputLogClause
インポート・メッセージおよび統計を出力するログ・ファイルを指定します。
QUOTED_STRING
ログ・ファイルの名前は一重引用符で囲みます。
modeValue
インポート・モード。CREATE_MODE、REPLACE_MODE、UPDATE_MODEまたはMERGE_MODEを使用します。デフォルトはCREATE_MODEです。
OMBIMPORT FROM MDL_FILE 'd:/mdl/exp1.mdl' OUTPUT LOG TO 'd:/mdl/exp1_imp.log'
OMBIMPORT MDL_FILE 'd:/mdl/exp1.mdl' USE UPDATE_MODE OUTPUT LOG TO 'd:/mdl/exp1_imp.log'
OMBEXPORT MDL_FILE
OMBLIST - このコマンドを実行すると、カレント・フォルダ内の指定されたWarehouse Builderオブジェクトが一覧表示されます。正規表現を使用すると、別のフォルダ内のオブジェクトを一覧表示したり、ある名前のパターンと一致するオブジェクトを一覧表示したりすることもできます(あるいはその両方)。このコマンドでは、これらのオブジェクトが表示される前にオブジェクトのリストがリポジトリからの内容でリフレッシュされます。これは、他のユーザーによる追加や削除も、返されるオブジェクトのリストに反映されることを意味します。
OWBリポジトリに接続する必要があります。
parseListCommand = "listActionPlans" | "listGeneral" ;listActionPlans = OMBLIST DEPLOYMENT_ACTION_PLANS [ "QUOTED_STRING" ];listGeneral = OMBLIST "UNQUOTED_STRING" [ "QUOTED_STRING" ];
parseListCommand
listコマンドを指定します。
listActionPlans
配布アクション・プランが一覧表示されます。
listGeneral
指定されたタイプのOWBオブジェクトが一覧表示されます。
UNQUOTED_STRING
一覧表示されるオブジェクトのタイプ(複数)。有効なオブジェクト・タイプは次のとおりです。PROJECTS、ORACLE_MODULES、FLAT_FILE_MODULES、PROCESS_FLOW_MODULES、SAP_MODULES、 INTELLIGENCE_MODULES、REPORT_MODULES、TRANSFORMATION_MODULES、PACKAGES、ADVANCED_QUEUES、 BUSINESS_AREAS、COLLECTIONS、CONNECTORS、CUBE_TABLES、DIMENSION_TABLES、EXTERNAL_TABLES、 FLAT_FILES、FUNCTIONS、IO_FUNCTIONS、MAPPINGS、MATERIALIZED_VIEWS、OBJECT_TYPES、 PROCEDURES、QUERY_OBJECTS、REPORTS、REPORT_GROUPS、SEQUENCES、TABLES、PROCESS_FLOWS、 PROCESS_FLOW_PACKAGES、LOCATIONS、RUNTIME_REPOSITORY_CONNECTIONS、VIEWS。
QUOTED_STRING
必要に応じて、正規表現を指定します。正規表現を使用すると、結果がフィルタリングされます。正規表現の構文は、TCLの構文に準拠しています。次に、数量詞の例を示します。* -- 0回以上のアトムの一致の繰返しを表します。+ -- 1回以上のアトムの一致の繰返しを表します。? -- 0回または1回のアトムの一致の繰返しを表します。{m} -- 正確にm回のアトムの一致の繰返しを表します。次に、アトムの例を示します。. -- 任意の1文字と一致します。{} -- 空の文字列と一致します。この文字列では、想定されるレポートに備えて記録が行われます。k -- (kは英数字以外)普通の文字としてその文字と一致します。たとえば、\は円マークと一致します。c -- ここで、cは英数字(他の文字が続く場合もあります)、エスケープです。(re) -- (reは任意の正規表現) reの一致対象と一致します。この一致対象は、想定されるレポートに備えて記録されます。[char] -- charのいずれかと一致する、ブラケット表現です。構文の詳細は、コマンドregexpのTCLマニュアル・ページを参照してください。
OMBLIST TABLES
Oracleモジュールの現行のフォルダ・コンテキスト内にある表が一覧表示されます(現行のコンテキストがOracleモジュールではない場合、エラーが発生します)。OMBLIST ORACLE_MODULES '/MY_PROJECT/O.*'の場合、MY_PROJECTプロジェクト内の文字Oで始まるOracleモジュールが一覧表示されます。OMBLIST ORACLE_MODULES '/MY_PROJECT/[ABC].*'の場合、MY_PROJECTプロジェクト内の文字A、BまたはCのいずれかで始まるOracleモジュールが一覧表示されます。