Oracle Developer Suite クイック・スタート・インストレーション・ガイド 10gリリース2(10.1.2)for Solaris Operating System (SPARC), Microsoft Windows and Linux x86 B25105-01 |
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10gリリース2(10.1.2) for Solaris Operating System (SPARC), Microsoft Windows and Linux x86
部品番号: B25105-01
2005年10月
原本名: Oracle Developer Suite Quick Start Installation Guide, 10g Release 2 (10.1.2) for Solaris, Windows and Linux
原本部品番号: B16013-01
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はじめに
このマニュアルで説明されている各種サービスは日本オラクル社から提供されるサービスです。サービスは、製品をご購入された日本オラクル正規代理店各社から提供される場合もありますが、サービス内容はこのマニュアルの説明と異なることがあります。
このマニュアルでは、Oracle Developer Suite 10gリリース2(10.1.2.0.2)のインストール方法について説明します。
メディア・パック受領後、ただちに同梱のPacking Listをもとにパッケージ内容物を確認してください。破損、欠品、不明な点などのお問合せは、本製品をご購入された日本オラクル正規代理店、もしくはOracle Directまでお寄せください。
メディア・パックには、このマニュアルの他に次の製品が同梱されています。
製品メディアには、製品をインストールするためのソフトウェアおよびREADMEファイルが含まれています。
Start Here CDには、インストール・マニュアル、リリース・ノート、お役に立つインターネット・リンクおよびメディア・パックに関する情報が含まれています。
Oracle Developer Suite JP Documentation Libraryには、オラクル製品のオンライン・ドキュメントが含まれています。
Oracle Developer Suite製品のインストールには、次のようなオプションが用意されています。
SolarisとLinuxでは、Oracle10g JDeveloper、Oracle Forms DeveloperおよびOracle Reports Developerのみが提供されます。このオプションを選択した場合は、Oracle Application Server Containers for J2EE(OC4J)および関連するOracle Application Serverのランタイム・サービス(Oracle Application Server Forms ServicesおよびOracle Application Server Reports Services)もインストールされ、OC4Jはテスト用のデフォルトのリスナーとして設定されます。
Oracle Developer Suiteのハードウェアとソフトウェアの要件は、「ハードウェア要件」および「オペレーティング・システムのソフトウェア要件」に記載されています。
ステップごとのインストール手順は、「インストーラの起動」に説明されています。
個々のOracle Developer Suiteコンポーネントについては、Oracle Developer Suiteのインストレーション・ガイドの付録Bで説明されています。
表1には、Oracle Developer SuiteのWindows用のインストール・オプションと、各オプションでインストールされるコンポーネントが一覧表示されています。表2には、Oracle Developer SuiteのLinuxおよびSolaris用のインストール・オプションと、各オプションでインストールされるコンポーネントが一覧表示されています。
コンポーネント | J2EE Development | 完全 |
---|---|---|
Oracle10g JDeveloper |
○ |
○ |
Oracle Reports Developer |
× |
○ |
Oracle Forms Developer |
× |
○ |
Oracle Designer |
× |
○ |
コンポーネント1 | J2EE Development | 完全 |
---|---|---|
Oracle10g JDeveloper |
○ |
○ |
Oracle Reports |
× |
○ |
Oracle Forms |
× |
○ |
1
Oracle Developer Suiteの完全な機能を提供するために、LinuxおよびSolaris版には完全なWindows版のコンポーネントも含まれています。 |
Oracle Developer Suiteのインストール・プロセスには、次のフェーズがあります。
Oracle Universal Installerでは、デフォルトの設定値を使用してOracle Developer Suiteコンポーネントをインストールし、ローカルまたはリモートのサーバー製品へのアクセスに必要な基本的なネットワーク要素を設定します。
Oracle Developer Suiteでは、アプリケーションの実行またはテストにOracle Application Server(OracleAS)の個別インストールは必要ありません。選択したインストール・オプションに応じて、Oracle Developer Suiteでは、アプリケーションのテスト用に関連するOracleASランタイム・サービス(OC4J、Oracle Application Server Forms ServicesおよびOracle Application Server Reports Services)が提供されます。ただし、実際のデプロイ環境でもアプリケーションをテストすることをお薦めします。
一部のOracle Developer Suiteコンポーネントには、特定のOracleASコンポーネントを必要とする機能が含まれています。個々のコンポーネント要件の詳細は、Oracle Developer Suiteのインストレーション・ガイドの付録Bに記載されている該当するコンポーネントの項を参照してください。
インストール中は、Oracleホーム名とパスの入力が求められます。1つのOracleホーム・ディレクトリでのOracle製品の共存および1台のコンピュータに複数のOracle製品をインストールする際のガイドラインについては、Oracle Develper Suiteのインストレーション・ガイドの第2章を参照してください。
Oracle Developer Suite 10g(10.1.2.0.2)は、次のコンポーネントが10.1.2.0.2バージョンである場合にのみ、同じORACLE_HOME
にインストールできます。
表3に、Oracle Developer Suiteの基本的なハードウェア要件を示します。
ハードウェア構成要素 | 要件 |
---|---|
CPU |
次のいずれかの仕様 |
メモリー |
128 MB1 |
ディスク領域2 |
J2EE Development 完全 |
ページファイル・サイズ、TMPまたはスワップ領域の合計3 |
|
ビデオ |
256色以上 |
1
インストールに必要な最小容量。ただし、Oracle Developer Suiteのコンポーネントによっては、これ以上のメモリーが必要な場合もあります。コンポーネントごとに必要なメモリー容量については、表4を参照してください。 2 英語でインストールする場合にのみ必要なディスク領域。実際に必要なディスク領域は、インストール時に選択した言語によって異なります。通常はCドライブに、さらに50 MBの一時ディスク領域が必要になります。 3 マルチユーザーのLinuxまたはSolaris環境でOracle JDeveloper 10gを使用する場合は、1 GBのスワップ領域を使用する必要があります。 |
表4に、Oracle Developer Suiteの各コンポーネントのメモリー要件を示します。
コンポーネント | メモリー |
---|---|
Oracle10g JDeveloper(Oracle Business Intelligence Beans、UIXおよびBaliサブコンポーネントを含む) |
|
Oracle Reports Developer |
|
Oracle Forms Developer |
Oracle Developer Suiteは、Microsoft Windows 2000/XP Professional、Sun SolarisおよびLinux x86オペレーティング・システムで使用できます。表5に、Oracle Developer Suiteコンポーネントとサポートされるオペレーティング・システムを示します。
LinuxおよびSolarisの注意事項:
この項では、Windows、LinuxおよびSolarisのオペレーティング・システム要件を示します。
Oracle Developer SuiteのMicrosoft Windowsオペレーティング・システム要件は次のとおりです。
SolarisをSun SPARCワークステーションで実行する場合は、Solaris 8(2.8)またはSolaris 9(2.9)が必要です。パッチは、次の場所からダウンロードできます。
http://sunsolve.sun.com/pub-cgi/show.pl?target=patches/J2SE
Oracle Developer SuiteのSolaris 8(2.8)パッチセット要件は次のとおりです。
Oracle Developer SuiteのSolaris 9(2.9)パッチセットの要件は次のとおりです。
オペレーティング・システム・パッケージがコンピュータにインストールされていることを確認するには、pkginfo
コマンドの後にパッケージの名前を入力して実行します。表に記載したすべてのパッケージに対して、この作業を実行します。pkginfo
の構文は、pkginfo
package_name
です。
たとえば、次のように指定します。
prompt>
pkginfo SUNWarc
コンピュータにインストールされていないパッケージがある場合は、システム管理者に連絡してください。
Oracle Developer SuiteのSolaris 8(2.8)およびSolaris 9(2.9)のパッケージ要件は次のとおりです。
Linuxのディストリビューションに応じて次のいずれかの項を参照し、ソフトウェア要件を確認します。
オラクル社では、Linuxベンダーがサポートしないカスタマイズ版のカーネルやモジュールをサポートしていません。
Oracle Developer Suite10gリリース2(10.1.2)は、ネットワーク上にないLinuxシステムにインストールできます。
次の項では、Oracle Developer SuiteをRed Hat Enterprise Linux AS/ES 2.1システムにインストールする際のソフトウェア要件を示します。
Red Hatの詳細は、http://www.redhat.comを参照してください。
システムがこれらの要件を満たしていることを確認する手順は次のとおりです。
root
ユーザーとしてログインします。
# cat /etc/issue Red Hat Linux Advanced Server release 2.1AS/¥m (Pensacola)
# cat /etc/redhat-release Red Hat Linux Advanced Server release 2.1AS/¥m (Pensacola Update 5)
Update 5がインストールされている場合は、errata 49と必要なソフトウェア・パッケージすべてがインストールされています。
# uname -r kernel-smp-2.4.9-e.49
この例では、バージョンはerrata 49の2.4.9になります。カーネルのアップグレードが必要な場合は、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
Red Hatパッチの詳細は、次のサイトを参照してください。
http://www.redhat.com/
# rpm -q package_name
インストールされていないパッケージがある場合は、それをダウンロードし、次のコマンドを使用してインストールします。
# rpm -i package_name
パッケージをインストールする際には、適切なアーキテクチャおよび最適化用のrpmファイルが使用されていることを確認します。rpmファイルのアーキテクチャを確認するには、次のコマンドを入力します。
# rpm -q package_name --queryformat "%{arch}¥n"
この例のglibc rpmファイルは、Intelアーキテクチャ専用です。
# rpm -q glibc --queryformat "%{arch}¥n" i686
次の項では、Oracle Developer SuiteをRed Hat Enterprise Linux AS/ES 3.0システムにインストールする際のソフトウェア要件を示します。
Red Hatの詳細は、http://www.redhat.comを参照してください。
システムがこれらの要件を満たしていることを確認する手順は次のとおりです。
root
ユーザーとしてログインします。
# cat /etc/issue Red Hat Enterprise Linux AS release 3 (Taroon)
# cat /etc/redhat-release Red Hat Enterprise Linux AS release 3 (Taroon Update 3)
# rpm -q package_name
インストールされていないパッケージがある場合は、それをダウンロードし、次のコマンドを使用してインストールします。
# rpm -i package_name
パッケージをインストールする際には、適切なアーキテクチャおよび最適化用のrpmファイルが使用されていることを確認します。rpmファイルのアーキテクチャを確認するには、次のコマンドを入力します。
# rpm -q package_name --queryformat "%{arch}¥n"
この例のglibc rpmファイルは、Intelアーキテクチャ専用です。
# rpm -q glibc --queryformat "%{arch}¥n" i686
hugemem
カーネルを使用している場合は、次のコマンドを使用してアーキテクチャを設定します。
prompt> setarch i386
次の項では、Oracle Developer SuiteをRed Hat Enterprise Linux AS/ES 4.0にインストールする際のソフトウェア要件を示します。
Red Hatの詳細は、http://www.redhat.comを参照してください。
システムがこれらの要件を満たしていることを確認する手順は次のとおりです。
# cat /etc/issue Red Hat Enterprise Linux AS release 4 (Nahant Update 1)
# cat /etc/redhat-release Red Hat Enterprise Linux AS release 4 (Nahant Update 1)
# rpm -q package_name
インストールされていないパッケージがある場合は、それをダウンロードし、次のコマンドを使用してインストールします。
# rpm -i package_name
パッケージをインストールするときは、正しいアーキテクチャおよび最適化rpmファイルを使用していることを確認してください。rpmファイルのアーキテクチャを確認するには、次のコマンドを入力します。
# rpm -q package_name --queryformat "%{arch}¥n"
この例のglibc rpmファイルは、Intelアーキテクチャ専用です。
# rpm -q glibc --queryformat "%{arch}¥n" i686
prompt> setarch i386
次の項では、Oracle Developer SuiteをSUSE Linux Enterprise Server 8システムにインストールする際のソフトウェア要件を示します。
SUSE Linux Enterprise Serverの詳細は、http://www.suse.com/を参照してください。
システムがこれらの要件を満たしていることを確認する手順は次のとおりです。
root
ユーザーとしてログインします。
# cat /etc/issue Welcome to SUSE Linux Enterprise Server 8 (i586) - Kernel ¥r (¥l)
# uname -r k_smp-2.4.21-138
カーネルのバージョンに2.4.21という文字列がある場合は、SP3がインストールされています。SP3は、Oracle Developer Suite 10gリリース2(10.1.2.0.2)との動作が保証されています。
# rpm -q package_name
インストールされていないパッケージがある場合は、それをダウンロードし、次のコマンドを使用してインストールします。
# rpm -i package_name
パッケージをインストールする際には、適切なアーキテクチャおよび最適化用のrpmファイルが使用されていることを確認します。rpmファイルのアーキテクチャを確認するには、次のコマンドを入力します。
# rpm -q package_name --queryformat "%{arch}¥n"
この例のglibc rpmファイルは、Intelアーキテクチャ専用です。
# rpm -q glibc --queryformat "%{arch}¥n" i686
# ln -sf /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl
fuser
実行可能ファイルのシンボリック・リンクを作成します(存在しない場合)。
# ln -sf /bin/fuser /sbin/fuser
orarun
パッケージをインストールした場合は、oracle
ユーザーとして次の手順を実行し、環境を再設定します。
prompt> cd /etc/profile.d prompt> mv oracle.csh oracle.csh.bak prompt> mv oracle.sh oracle.sh.bak prompt> mv alljava.sh alljava.sh.bak prompt> mv alljava.csh alljava.csh.bak
$HOME/.profile
ファイルの次の行をコメント化します。
. ./.oracle
oracle
ユーザー・アカウントからログアウトします。
oracle
ユーザー・アカウントにログインして、変更内容を有効にします。
JAVA_HOME
などのJavaの環境変数の設定を解除します。次の項では、Oracle Developer SuiteをSUSE Linux Enterprise Server 9システムにインストールする際のソフトウェア要件を示します。
SUSE Linux Enterprise Serverの詳細は、http://www.suse.com/を参照してください。
システムがこれらの要件を満たしていることを確認する手順は次のとおりです。
root
ユーザーとしてログインします。
# cat /etc/issue Welcome to SuSE Linux 9.0 (i686) - Kernel ¥r (¥l).
# uname -r kernel-bigsmp-2.6.5-7.97
# rpm -q package_name
インストールされていないパッケージがある場合は、それをダウンロードし、次のコマンドを使用してインストールします。
# rpm -i package_name
パッケージをインストールする際には、適切なアーキテクチャおよび最適化用のrpmファイルが使用されていることを確認します。rpmファイルのアーキテクチャを確認するには、次のコマンドを入力します。
# rpm -q package_name --queryformat "%{arch}¥n"
この例のglibc rpmファイルは、Intelアーキテクチャ専用です。
# rpm -q glibc --queryformat "%{arch}¥n" i686
# ln -sf /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl
fuser
実行可能ファイルのシンボリック・リンクを作成します(存在しない場合)。
# ln -sf /bin/fuser /sbin/fuser
orarun
パッケージをインストールした場合は、oracle
ユーザーとして次の手順を実行し、環境を再設定します。
prompt> cd /etc/profile.d prompt> mv oracle.csh oracle.csh.bak prompt> mv oracle.sh oracle.sh.bak prompt> mv alljava.sh alljava.sh.bak prompt> mv alljava.csh alljava.csh.bak
$HOME/.profile
ファイルの次の行をコメント化します。
. ./.oracle
oracle
ユーザー・アカウントからログアウトします。
oracle
ユーザー・アカウントにログインして、変更内容を有効にします。
JAVA_HOME
などのJavaの環境変数の設定を解除します。Oracle Developer Suiteの動作保証されたソフトウェアの詳細なリストは、次のOracleMetaLinkのサイトで参照できます。
http://metalink.oracle.com/
Oracle Developer Suiteドキュメント・ライブラリには、HTMLおよびAdobe PDF形式のオンライン・マニュアルが含まれています。ドキュメント・ライブラリのコンテンツのインストールおよび表示手順については、Oracle Developer Suiteのインストレーション・ガイドの付録Cを参照してください。
表6に、Oracle Developer Suiteドキュメント・ライブラリのツールおよびディスク領域要件を示します。
項目 | 要件 |
---|---|
オンライン・リーダー |
HTML |
ディスク領域 |
130 MB |
インストーラを起動するには、次の手順に従います。
DVD: 「Oracle Developer Suite and Documentation」というラベルの付いたOracle Developer Suite DVDをDVDドライブに挿入します。
setup.exe
プログラムを検索します。このプログラムを実行して、インストーラを起動します。DVD: 自動実行機能を使用しない場合は、DVDのルート・ディレクトリの下の¥developer_suite
ディレクトリにあるsetup.exe
プログラムを検索します。このプログラムを実行して、インストーラを起動します。
setup.exe
プログラムを検索します。このプログラムを実行して、インストーラを起動します。DVD: Oracle Developer Suiteをインストールするには、DVDのルート・ディレクトリの下の¥developer_suite
ディレクトリにあるsetup.exe
プログラムを検索します。このプログラムを実行して、インストーラを起動します。
¥doc¥welcome¥index.htm
ファイル、またはDVDの¥developer_suite¥doc¥welcome¥index.htm
ファイルを開きます。
Oracle Developer Suiteでは、Windowsシステム・ディレクトリにいくつかのファイルを必要とします。Oracle Developer Suiteのインストール時には、コンピュータの既存ファイルがOracle Developer Suiteの要件を満たしているかどうかが確認されます。ファイルが存在しないか、古くなっている場合は、必要なファイルがインストールされます。
古くなっているファイルがインストール時に別のプロセスによって使用されている場合、インストーラが停止してエラー・ダイアログが表示されます。これは、更新されたファイルの内容が反映されるのに、Windowsでは再起動が必要なためです。インストーラは、システムの再起動に伴って自動的に停止したり、再起動することはありません。
Oracle Developer Suiteには、必要なWindowsシステム・ファイルをインストールするための付加インストールが用意されています。このインストールの完了時には、必要に応じてコンピュータが自動的に再起動されます。
Oracle Developer Suiteのインストール時にWindowsシステム・ファイルのエラーが発生した場合は、「OK」をクリックしてエラー・ダイアログを閉じ、次の手順に従ってWindowsシステム・ファイルのインストールを開始します。Windowsシステム・ファイルをインストールしないと、Oracle Developer Suiteのインストールは実行できません。
Windowsシステム・ファイルをインストールする手順は次のとおりです。
¥developer_suite
ディレクトリに移動します。
wsf.exe
を実行します。Windowsシステム・ファイルのインストーラによって、既存のOracleホームが検索されます。見つからなかった場合は、ファイルの場所ダイアログが表示されます。このダイアログからOracleホームを選択します。
必要に応じて、Windowsが自動的に再起動されます。それ以外の場合は、インストールの終了ダイアログが表示されずに、Windowsシステム・ファイルのインストールが終了します。
自動マウント機能がサポートされていないオペレーティング・システムでは、インストールCD-ROMまたはDVDを手動でマウントする必要があります。CD-ROMまたはDVDのマウントとアンマウントには、root
権限が必要です。ドライブからCD-ROMまたはDVDを取り出す前に、必ずアンマウントしてください。
インストールCD-ROMまたはDVDをマウントする手順は次のとおりです。
コンピュータに自動マウント機能が設定されている場合、CD-ROMまたはDVDをディスク・ドライブに挿入すると、自動マウントの設定で指定されているディレクトリに自動的にマウントされます。
コンピュータに自動マウント機能が設定されていない場合は、CD-ROMまたはDVDを手動でマウントする必要があります。
CD-ROMまたはDVDを手動でマウントする手順は次のとおりです。
root
ユーザーとしてログインします。
/cdrom
というディレクトリは、次のようにして作成できます。#
mkdir
/cdrom
/cdrom
の場合は、次のコマンドを入力します。#
mount
-r -F hsfs
device_name
/cdrom
root
ユーザーとしてログアウトします。
コンピュータにCD-ROMまたはDVDの自動マウント機能が設定されている場合、CD-ROMまたはDVDをディスク・ドライブに挿入すると、自動マウントの設定で指定されているディレクトリに自動的にマウントされます。
コンピュータに自動マウント機能が設定されていない場合は、CD-ROMまたはDVDを手動でマウントする必要があります。
CD-ROMまたはDVDを手動でマウントする手順は次のとおりです。
root
ユーザーとしてログインします。
/mnt/cdrom
というディレクトリは、次のようにして作成できます。#
mkdir /mnt/cdrom
/etc/fstab
に、/dev/cdrom
に関する次の行が存在することを確認します。/dev/cdrom /mnt/cdrom iso9660 noauto,owner,kudzu,ro 0 0
#
/bin/mount /mnt/cdrom
このコマンドにより、CD-ROMまたはDVDが、マウント・ポイント・ディレクトリ/mnt/cdrom
にマウントされます。
root
ユーザーとしてログアウトします。
インストールCD-ROMまたはDVDをマウントしたら、インストーラを起動できます。
CD-ROMまたはDVDからインストーラを起動する手順は次のとおりです。
/mnt/cdrom
の場合は、/mnt/cdrom
とそのサブディレクトリ以外のディレクトリに移動します。
prompt>
mount_point_directory
/runInstaller
DVD: 次のコマンドを入力して、インストーラを起動します。
prompt>
mount_point_directory
/developer_suite/runInstaller
これでインストーラが起動します。
Oracle Developer Suiteのインストレーション・ガイドの付録Dを参照してください。
Oracle Developer Suiteコンポーネントを起動する前に、前述の項にある一般的およびコンポーネント別のインストール後の手順を完了していることを確認してください。また、コンポーネントの前のバージョンからアップグレードする場合は、必要なアップグレード手順を実行してください。各コンポーネントのアップグレード手順は、Oracle Developer Suiteのインストレーション・ガイドの付録Aで説明されています。
コンポーネントのインストール後の手順とアップグレード手順が完了したら、次のようにコンポーネントを起動できます。
Windows: JDeveloperを起動するには、DevSuiteHome¥jdev¥bin¥jdevw.exe
プログラムを実行します。診断情報を示したコンソール・ウィンドウを表示するには、DevSuiteHome¥jdev¥bin¥jdev.exe
プログラムを実行します。
LinuxおよびSolaris: JDeveloperを起動するには、DevSuiteHome/jdev/bin/jdev
プログラムを実行します。
Oracle Business Intelligence Beansは、JDeveloperの一部として利用できます。
Windows: Reports Builderを起動するには、「スタート」メニューで、「スタート」→「プログラム」→「Oracle Developer Suite - DevSuiteHome」→「Oracle Reports Developer」→「Reports Builder」を選択します。
LinuxおよびSolaris: Oracle Reports Developerを起動するには、DevSuiteHome/bin
ディレクトリに移動して、rwbuilder.sh
を実行します。
Windows: Forms Builderを起動するには、「スタート」→「プログラム」→「Oracle Developer Suite」→「Oracle Forms Developer」→「Forms Builder」を選択します。
LinuxおよびSolaris: Oracle Forms Builderを起動するには、DevSuiteHome/bin
ディレクトリに移動して、frmbld.sh
を実行します。
この項では、次の内容について説明します。
このメディア・パックに含まれている製品は、トライアル・ライセンス契約に基づき、30日間、インストールおよび評価できます。 ただし、30日間の評価期間後もいずれかの製品の使用を継続する場合、プログラム・ライセンスをご購入いただく必要があります。
Oracle製品サポートをご購入いただいた場合、オラクル社カスタマ・サポート・センターに、年中無休で24時間いつでも、お問い合せいただけます。 Oracle製品サポートの購入方法、またはオラクル社カスタマ・サポート・センターへの連絡方法の詳細は、オラクル社カスタマ・サポート・センターのWebサイトを参照してください。
http://www.oracle.co.jp/support/
Oracle製品のマニュアルは、HTMLおよびAdobe社PDF形式で提供されており、入手方法がいくつかあります。
PDFドキュメントを表示するには、必要に応じて、Adobe社のWebサイトから、無料のAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください。
http://www.adobe.com/
オラクル製品のインストールに関する情報およびマニュアルを提供しています。
次のURLを参照してください。ただし、個々の環境に依存する問題または検証が必要となるようなケースでは、サポート・サービス(有償)の契約が必要になりますのでご了承ください。
□ OTNインストール・センター
□ Oracle Technology Network掲示板
□ インストレーション・ガイド・ダウンロード
□ 製品FAQ検索
http://support.oracle.co.jp/
「Oracle Internet Support Center」→「製品FAQ検索」
キーワード: 「インストール」、「install」など
これらのキーワードを参照しても解決されないインストール時の不明点または問題点については支援サービスを提供しています。次のオラクル製品が対象になりますので次のURLから質問してください。
http://www.oracle.co.jp/install_service/
OTN Japan は開発者に必要な技術リソースを提供する登録制、日本オラクル公式技術サイトです。OTN Japan に登録(無償)していただくと、技術資料、オンライン・マニュアル、ソフトウェア・ダウンロード、サンプル・コード、掲示板、ポイント・プログラム、オラクル関連書籍のディスカウント、OTN有償プログラムなど様々なサービスを受けることができます。
□ OTN Japan登録方法
□ 技術資料
□ ソフトウェア・ダウンロード
http://otn.oracle.co.jp/software/
オラクル製品のトライアル版、早期アクセス版、ユーティリティ、ドライバなどを無償でダウンロードできます。最新バージョンをタイムリに掲載していますので、OTN Japanで提供している技術資料、ドキュメント等とあわせて使用することにより、いち早く最新のオラクル・テクノロジを体験できます。
□ ドキュメント
http://otn.oracle.co.jp/document/
オラクル製品のインストレーション・ガイド、リリース・ノート等のドキュメント(マニュアル)を掲載しています。製品に同梱されているドキュメントから有償マニュアルにいたるまで、最新のドキュメントをタイムリに掲載しています。
□ サンプル・コード
http://otn.oracle.co.jp/sample_code/
開発者に参考としていただけるよう、プログラムのサンプルを掲載しています。オラクル最新テクノロジに準拠したサンプル・プログラムの数々をお役立てください。
□ 掲示板
http://otn.oracle.co.jp/forum/
オラクル製品を使用して開発される皆様のためのコミュニティです。Webによるディスカッション・フォーラム(掲示板)を通して、オラクル開発者間での情報交換ができます。それぞれの開発ノウハウを共有することで、より効率的な開発ができます。OTN掲示板専用のビューア「OTN Viewer」も使用していただけます。
□ ポイント・プログラム
http://otn.oracle.co.jp/point/index.html
OTN Japan活性化に貢献された会員の皆様にポイント進呈するOTNポイント・プログラムを設けています。獲得ポイントはOTNグッズと交換したり、掲示板投稿時の懸賞ポイントとして使用できます。
□ OTN有償プログラム
http://otn.oracle.co.jp/upgrade/index.html
OTN有償プログラムは、OTN会員の皆様向けの有償アップグレード・サービスです。OTN Japanサイトで提供している無償サービスに加え、最新のオラクル製品を開発ライセンスで使用していただけるOTN Software Kit(日本語版CD-ROM)の送付やオラクル技術書籍ご購入時のディスカウントなど、有償ならではの様々なサービスを提供します。
□ お薦めサービス「SQL構文検索サービス」
□ お薦めサービス「エラー・メッセージ検索(Oracle9i)」
□ お薦めサービス「TechBlastメールサービス」
http://otn.oracle.co.jp/techblast/
OTN Japanでは、配信を希望された会員の皆様へほぼ月に1〜2回メールをお送りしています。新着情報のほか、会員の皆様に是非ともお知らせしたいセミナーやイベント情報、製品や最新技術に関する連載を掲載しています。
OracleDirectでは、電話とインターネットを通じて、製品ご購入前のオラクル製品に関するご質問をはじめとする、お客様からの様々なお問合せに対応いたします。
OracleDirectに関する詳細は、次のWebサイトを参照してください。
□ お問合せ先
TEL: 0120-155-096
FAX: 03-4326-5020
Web問合せ: http://www.oracle.co.jp/contact/
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□ ご質問にお答えできる内容(概要)
次のお問合わせにはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
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□ 技術サポート
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インターネットでは、次のWebサイトでOracle Support Servicesについて紹介しています。
http://www.oracle.co.jp/support/
□ OiSC(Oracle internet Support Center)
□ KROWN
□ MetaLink
Oracle Support Servicesをご契約のお客様は、Webによるサポート・サービスであるMetaLinkを24時間ご利用いただけます。MetaLinkは、全世界から集められた英語での技術情報が収録されている知識ベースです。インターネット上でご覧いただけます。
□ Oracle Support NewsLetter
□ お問合せ先
日本オラクル株式会社 ディストリビューションセンター
TEL: 0570-093812
受付時間: 9:00〜12:00、13:00〜17:00(土、日、祝祭日、年末年始を除く)
ディストリビューションセンターでは、Oracle Support Servicesのサポート・サービス契約について、次のような情報をご案内いたします。
または、次のWebサイトにアクセスしてください。
http://www.oracle.co.jp/support/
日本オラクルの研修サービスに関する詳しいお問合せは次までお願いいたします。研修サービスに関する詳細は、次のWebサイトでもご紹介しています。
□ お問合せ先
日本オラクル株式会社 オラクルユニバーシティ
TEL: 0120-155-092
FAX: 03-5766-4400
受付時間: 9:00〜12:00、13:00〜17:00(土、日、祝祭日、年末年始を除く)
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