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Oracle Business Intelligence Toolsリリース・ノート
10g リリース2(10.1.2.1)for Microsoft Windows
B25091-03
 

 

Oracle® Business Intelligence Tools

リリース・ノート

10g リリース2(10.1.2.1) for Microsoft Windows

部品番号: B25091-03

原典情報: B16031-06 Oracle Business Intelligence Tools Release Notes 10g Release 2 (10.1.2.1) for Microsoft Windows

2006年7月

このリリース・ノートでは、Oracle Business Intelligence Tools CDに含まれる製品の既知の問題および回避策について説明します。これらの製品をインストールするには、『Oracle Business Intelligence Toolsインストレーション・ガイド』を参照してください。このマニュアルはOracle Business Intelligence ToolsのCD-ROMに収録されており、次のURLでOracle Business Intelligence ToolsドキュメントのWebサイトからも入手できます。

http://www.oracle.com/technology/documentation/bi.html

注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。

このリリース・ノートは、次の各項で構成されています。

Oracle Business Intelligence Tools CDは、Oracle Developer Suiteに付属しています。利便性を考慮して、これらのリリース・ノートの内容は『Oracle Developer Suiteリリース・ノート』にも記載されています。

1 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。 オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。 HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。 標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。 オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。 コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかし一部のスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。 オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。 TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。

2 このリリース・ノートの使用方法

このリリース・ノート・ドキュメントの使用に関する重要なヒントを次に示します。

3 一般的な問題と回避策

この項では、Oracle Business Intelligence Tools製品の一般的な問題および回避策について説明します。 この項の構成は、次のとおりです。

3.1 動作要件

Oracle Business Intelligence Toolsドキュメント内の情報よりも優先される最新の動作要件は、次のURLのOracleMetalinkを参照してください。

http://metalink.oracle.com

3.2 HWOnlineファイルの利用可能性

旧バージョンのOracle Discovererには、ドリルアウト機能のデモに使用するHWOnline.htmおよびMemo.docファイルが同梱されていました。ディスク領域所要量を削減してインストール時間を短縮するために、これらのファイルおよび使用に関する手順は次のOTN(Oracle Technology Network)のURLで入手可能になります。

http://www.oracle.com/technology/samplecode/products/discoverer/index.html

3.3 GUID生成の問題に対する修正プログラムの取得

OracleBI Spreadsheet Add-InまたはOracleBI BeansをOracle Business Intelligence Toolsの一部としてインストールした場合、Oracle Technology Networkからスタンドアロン・バージョンのOracleBI Spreadsheet Add-InまたはOracleBI Beansを取得し、インストールする必要があります。スタンドアロン・バージョンをインストールすることで、Globally Unique ID(GUID)の生成の問題に対する重要な修正プログラムがインストールに確実に組み込まれます。

3.4 バージョン番号に関する説明

Oracle Business Intelligence Toolsドキュメント(『Oracle Business Intelligence Discoverer管理ガイド』など)のバージョン番号は10.1.2.1であり、次のインストールについて説明しています。

  • Developer Suite 10g リリース2(10.1.2.0.2)の一部としてインストールされたOracle Business Intelligence Tools。

  • Oracle Business Intelligence Tools 10g リリース2(10.1.2.0.2)。

Oracle Business Intelligence Tools 10.1.2.0.2に含まれるOracle Business Intelligence Toolsコンポーネント(OracleBI Discoverer Administratorなど)とそのドキュメント(『Oracle Business Intelligence Discoverer管理ガイド』など)は、バージョン番号が10.1.2.1であり、10.1.2.0.0から変更されていることを示します。

3.5 Required Support Filesとの互換性の問題

Oracle Databaseとその他のOracleデータベース・クライアント・ソフトウェア(SQL*Plus、データベース・エクスポート・ユーティリティなど)では、Oracle Required Support Files(RSF)が使用されます。

Oracle Business Intelligence Toolsでも、Oracle Required Support Files(RSF)、特にRSFリリース10.1.0.4が使用されます。このリリースのOracle Required Support Filesは、Oracle Business Intelligence Toolsとともにインストールされます。

Required Support Filesリリース10.1.0.4には前のリリースのOracle Database 10gとの互換性がないことに注意してください。そのため、Oracle Business Intelligence Toolsをインストールするマシンに10.1.0.4より前のリリースのOracle Database 10gまたはデータベース・クライアント・ソフトウェアがあると、互換性の問題が発生します。たとえば、Oracle Business Intelligence Toolsをインストールし、10.1.0.4より前のリリースのSQL*Plusを実行しようとすると、次のエラーが表示されます。

ORA-12557: TNS: プロトコル・アダプタをロードできません

互換性の問題を回避するには、マシン上のOracle Database 10gまたはデータベース・クライアント・ソフトウェアを、Oracle Business Intelligence ToolsとともにインストールされたRequired Support Filesと同じリリース(10.1.0.4)にアップグレードします。

この問題は、Oracle9i Database Serverには存在しません。

3.6 トルコの地域設定の問題

Sun JRE 1.4のバグ4688797により、使用するコンピュータにトルコの地域設定が組み込まれている場合にデータベース・スキーマに接続すると、問題が発生する可能性があります。「I」または「i」などの特定の文字が含まれるユーザー名(bibdemoなど)でデータベース・スキーマに接続しようとすると、問題が発生します。影響を受ける文字の詳細は、Sun JREのバグ情報を参照してください。

この問題を回避するには、トルコの地域設定を使用しないようにするか、または影響を受ける文字を含まないユーザー名を使用します。

3.7 『Oracle Business Intelligence Toolsインストレーション・ガイド』の変更点

この項では、『Oracle Business Intelligence Toolsインストレーション・ガイド』の変更点について説明します。

  • 第1章「Business Intelligence Toolsの一般要件」では、次の変更が必要です。

    • 第1.5項では、Oracle Business Intelligence Toolsのデータベース要件について説明しています。この項は、次のように読み替える必要があります。

      Oracle Business Intelligence Tools 10.1.2.1では、レポートを作成するデータが含まれるデータベースについて、次のバージョンをサポートしています。

      • Oracle9iリリース2 Database(9.2.0.6以上)

      • Oracle Database 10gリリース1(10.1.0.4以上)

      • Oracle Database 10gリリース2(10.2.0.1以上)、認証を計画中

      次の事柄に注意してください。

      • リレーショナル分析を実行する場合、Oracle Database Standard EditionまたはOracle Database Enterprise Editionを使用できます。マテリアライズド・ビュー、分析関数、Advanced Security Option(ASO)および透過的アプリケーション・フェイルオーバー(TAF)データベース機能を利用する場合、Oracle Database Enterprise Editionを使用する必要があります。

      • マルチディメンショナル分析を実行する場合、Oracle Database Enterprise EditionをOLAPオプションとともに使用する必要があります。

      サポートされるバージョンの最新情報は、http://metalink.oracle.comの「Certify application」で提供されています。

    • 第1.6.1項では、Oracle JDeveloper 10gバージョンは、Oracle JDeveloper 10g(リリース10.1.2.1、ビルド1913)と読み替える必要があります。

    • 第1.8.4.3.1項では、Oracle JDeveloper 10gバージョンは、Oracle JDeveloper 10g(リリース10.1.2.1、ビルド1913)と読み替える必要があります。

  • 第2章「Oracle Business Intelligence Toolsのインストール」では、次の変更が必要です。

    • 第2.4.3項のBI Beansのインストール後のタスクで、次のように書かれた最後の箇条書きを削除します。

      JDeveloperの準備手順は、組み込まれたOC4Jインスタンスを含むJDeveloperの環境全体に影響します。

  • 付録B「既存のBI Beansプロジェクトの移行」では、次の変更が必要です。

    • Oracle Database 10g Enterprise Editionリリース2に移行するための追加手順に関するB.2.1項には、手順1bが含まれており、次のように読み替える必要があります。「bidatasvr.jarからローカル・ディレクトリにbibcoreb.plsファイルを抽出します。jarにはパッキング・スコープが含まれ、oracle¥dss¥persistence¥storagemanager¥bi¥scriptsディレクトリに抽出されます。」

    • 第B.4項では、手順6の手順cを次のように読み替える必要があります。

      アプリケーションを設計時カタログからランタイム・カタログに再デプロイします。

    • JSPおよびUIXアプリケーションの両方について、手動移行手順が1つ抜けています。その手順は第3.7.1項「DimensionMemberListタグのmembers属性の更新」で説明しており、第B.4.1.6項および第B.4.2.7項として追加する必要があります。

    • 第B.5.2項の最初の文は、次のように読み替える必要があります。

      OracleBI Beans 10.1.2リリース以降、階層およびレベルに関する情報は、各クエリーとその関連付けられた計算および保存済選択の内容に含まれるディメンション・メンバー参照ごとに、カタログに格納されます。

3.7.1 DimensionMemberListタグのmembers属性の更新

DimensionMemberListタグのmembers属性のフォーマットが変更されました。以前のフォーマットはmember1;member2;member3でした。 次に例を示します。

members="WORLD;AMERICA;EUROPE"

新しいフォーマットは、level1::member1;level2::member2;level3::member3です。 次に例を示します。

members="L1::WORLD;L2::AMERICA;L3::EUROPE"

この属性のフォーマットを更新するには、次の手順を実行します。

  1. DimensionMemberListの定義タグを編集します。この方法としては、「構造」ウィンドウで定義タグを選択するか、またはVisual Editorでリストを右クリックし、「定義タグの編集」を選択します。

  2. members属性を選択します。

  3. 省略記号ボタンを選択して拡張エディタを表示します。

    新しいフォーマットに更新される無効な属性値が存在することを示すメッセージが表示されます。

  4. 「OK」を選択します。membersエディタが表示されます。

  5. エディタの右側に正しいmember属性が表示されていることを確認します。

  6. 「OK」を選択してウィザードを完了します。

    タグ編集プロパティ・インスペクタに、新しいmember属性のフォーマットが表示されます。

  7. タグ編集ダイアログで「OK」を選択します。

4 Oracle Business Intelligence Spreadsheet Add-In

この項では、Oracle Business Intelligence Spreadsheet Add-In(OracleBI Spreadsheet Add-In)に関するリリース・ノートを提供します。 この項の構成は、次のとおりです。

4.1 OracleBI Spreadsheet Add-Inの一般的な問題と回避策

この項では、OracleBI Spreadsheet Add-Inの一般的な問題と回避策について説明します。この項の構成は、次のとおりです。

4.1.1 保存済選択の内容および計算のクエリー間の共有

作成した保存済選択の内容および計算は1つのクエリーに固有であり、複数のクエリーでは共有できません。ワークブックで保存済選択の内容および計算を作成し、これらの項目を別のユーザーと共有する場合は、そのユーザーにワークブックのコピーを提供します。

4.1.2 日付メジャーの表示

OracleBI Spreadsheet Add-Inで日付タイプのメジャーを表示しようとすると、Excelで日付メジャーのセルのデータがテキスト文字列に変換されます。

4.1.3 Excelの別のインスタンスの起動

Excelのインスタンスを1つ起動した後、デスクトップ上のExcelアイコンをクリックするか別の類似する方法で2つ目のインスタンスを起動した場合、2つ目のインスタンスにはOracleBIメニューが表示されません。この問題を回避するには、Excelのインスタンスを1つのみ起動し、「ファイル」メニューから「新規作成」を選択してExcel内から新規ワークブックを作成し、「ワークブック」アイコンをクリックします。

4.1.4 OracleBI Spreadsheet Add-Inが実行されていないときのシートの名前変更

OracleBI Spreadsheet Add-Inがインストールまたは実行されていないPC上では、OLAPクエリーが含まれる開いたワークシートの名前を変更しないでください。このような状況でワークシート名を変更すると、OracleBI Spreadsheet Add-Inで次にワークシートを開いたときに、そのワークシート上のクエリーをデータベースに関連付けることができません。この制限は、Excelの起動時にOracleBI Spreadsheet Add-Inの起動を遅延させた場合にも適用されます。

OracleBI Spreadsheet Add-Inが実行中かどうかは、Excelのメニュー・バーのOracleBIメニューを確認すると容易に確認できます。

4.1.5 フォーマット適用時の指定

「デフォルト・オプション」ダイアログの「一般」タブの「新しいクエリーにデフォルトのクエリー・フォーマットを使用」オプションに拡張機能が追加されました。従来は、このボックスの選択が解除されていると、OracleBI Spreadsheet Add-Inはフォーマットを適用するのではなく、クエリーの作成後に追加されたユーザー・フォーマットを検出して再適用しようとしました。フォーマット適用の一部として、OracleBI Spreadsheet Add-Inは数値フォーマットをリセットします。これは予期しない動作であり、望ましくありませんでした。

このリリースでは、ボックスの選択を解除すると、クエリーの変更時にフォーマットの検出と適用は実行されません。つまり、OracleBI Spreadsheet Add-Inではすべてのユーザー・フォーマットが保持されます。また、すべてのフォーマットのメンテナンスはすべてユーザーが行う必要があります。たとえば、編集操作によりクエリーの形状を変更すると、必要なセルに色と数値のフォーマットが適用されなくなる場合があります。すべてのセルを手動でフォーマットする必要があります。

このチェック・ボックスを選択すると、OracleBI Spreadsheet Add-Inではクエリーにデフォルト・フォーマットが適用されます。この動作は変更されていません。

4.1.6 Microsoft Excelの閉じる操作の取消し

ワークシートの変更が保存されていない状態でExcelを閉じると、変更を保存するかどうかを確認する前にExcelによってOracleBI Spreadsheet Add-Inが閉じられます。「キャンセル」を選択した場合、OracleBI Spreadsheet Add-Inはすでに閉じていてもExcelは開いたままとなります。OracleBI Spreadsheet Add-Inを引き続き使用するには、Excelを停止して再起動する必要があります。

4.1.7 非表示の行およびデータが含まれないクエリーの問題

値がすべてN/Aであるか、すべて0(ゼロ)およびN/Aである行を非表示にし、データが戻されないクエリーを作成した場合、そのクエリーを再度編集できない可能性があります。

通常、クエリー領域でセルを選択し、OracleBIメニューから「クエリーの編集」を選択してクエリーの編集プロセスを開始できます。値がすべてN/Aである行を非表示にし、値が戻されないクエリーを作成したと仮定します。表示されるワークシートではすべての行が非表示になり、クエリーにセルが残りません。セルなしではクエリーを編集できません。

この問題を回避するには、次の手順を実行します。

  1. ワークブックへの変更内容を保存せずにExcelを終了します。

  2. 最後に保存した時点までクエリーをリストアするために、ワークブックを開き直します。

4.1.8 大規模なクエリーのパフォーマンス向上

大規模なクエリーの処理効率を高めるために、大幅なパフォーマンス強化が実施されました。

4.2 ドキュメントの訂正

この項では、OracleBI Spreadsheet Add-Inヘルプへの訂正事項について説明します。次のリストでは、必要な訂正を要約しています。

  • 「デフォルト・オプション」ダイアログ・ボックス: 「一般」タブのヘルプ・トピックには次の誤りが含まれています。

    • このトピックは、タブの最初のコンポーネントのラベルが「初期化の遅延」であることを示しています。実際には、このコンポーネントのラベルは「Excelの起動時にOracle BI Add-Inを起動します」です。ラベルが「Excelの起動時にOracleBI Add-Inを起動します」となっているときのチェック・マークの意味は、ラベルが「初期化の遅延」となっているときの逆であることに注意してください。

    • 「無効なポップアップ・メニュー・アイテムを表示」ボックスの説明は、このオプションはデフォルトでオンに設定されることを示していますが、これは誤りです。このオプションはデフォルトでオフに設定されます。

  • 計算に関連する次のヘルプ・トピックは誤りです。

    • 変数計算に関するトピックで、計算の式に誤りがあります。正しい式は「Base-Target」です。

    • パーセント変数計算に関するトピックで、計算の式に誤りがあります。正しい式は「(Base-Target)/Target」です。

    • パーセント・マークアップ計算に関するトピックで、計算の式に誤りがあります。正しい式は「(From - Markup)/Markup」です。

5 Oracle Business Intelligence Beans

この項では、Oracle Business Intelligence Beans(OracleBI Beans)に関するリリース・ノートを提供します。 この項の構成は、次のとおりです。

5.1 空白を含むプロジェクトの名前付け

JDeveloperで作成されたOracleBI Beansプロジェクトには、断続的な問題が発生する場合があります。多くの場合、これらの問題はプロジェクトのJ2EEルート・コンテキストに空白が含まれることが原因であり、その原因はプロジェクト名に空白が含まれていることによります。

これらの問題を回避するには、プロジェクト名に空白を含めないようにします。プロジェクト名に空白を含める必要がある場合は、プロジェクト設定ダイアログにアクセスし、JDeveloperでプロジェクトについて生成されたデフォルトのJ2EEコンテキスト・ルートを変更します。

5.2 ConnectionオブジェクトのexecuteCommandメソッド

OLAP DML入力文字列または出力ログ情報が長すぎる場合、ConnectionオブジェクトのexecuteCommandメソッドに問題が発生する場合があります。その場合は、JDBCを介してDBMS_AW PL/SQLパッケージを使用します。

5.3 ファミリ・ステップの後に非対称保存済選択のKEEP操作が続く場合

ファミリ・ステップの後に非対称保存済選択のKEEP操作が実行される場合、Oracle9i(リリース2)データベースのリリース9.2.0.6に接続すると、重複した結果が表示される場合があります。この問題には回避策がありません。

5.4 プレゼンテーション

OracleBI Beansでのプレゼンテーションには、次の問題があります。

5.4.1 円形コンポーネントが含まれるグラフの問題

Sun Java J2SE 1.2のバグ4151279およびSun J2SE 1.4のリグレッション・バグ4749538により、円形コンポーネントが含まれる円グラフおよびその他のグラフが最適な状態でレンダリングされない場合があります。この問題を解決するには、グラフのgraphicAntialiasingプロパティをTrueに設定します。

5.4.2 番号記号での数値の印刷

データ・セルに大きな数値が含まれるクロス集計を印刷する場合、実際の数値のかわりに文字列#######が印刷される場合があります。この問題には回避策がありません。

5.4.3 開始位置揃えボタンの問題

Javaクライアントのクロス集計ツールバーでは、「開始位置揃え」ボタンを使用すると、常にテキストが左揃えになります。右から左へ読む言語のロケールでは、「右揃え」ボタンを使用します。

5.5 HTMLクライアント・アプリケーション

OracleBI BeansでのHTMLクライアント・アプリケーションには、次の問題があります。

5.5.1 シン・グラフにおけるツール・ヒント用のカスタム・テキスト

HTMLクライアント・アプリケーションでは、アプリケーション開発者がエンド・ユーザーに対し、シン・グラフにおけるツール・ヒント用のカスタム・テキストの入力を許可できます。この操作により、悪意のある目的に使用される可能性のあるJavaScriptをユーザーが入力できるということを、開発者は認識する必要があります。開発者はエンド・ユーザーに対し、シン・グラフにおけるツール・ヒント用のカスタム・テキストの入力を禁止することをお薦めします。

5.5.2 ポップアップ・ウィンドウおよびサード・パーティのツールバーまたはポップアップ・ブロッカ

HTMLクライアント・アプリケーションでは、サード・パーティのツールバーまたはポップアップ・ブロッカ(GoogleまたはYahooツールバーなど)がインストールされているブラウザにおいて、ポップアップ・ウィンドウ(値リスト、LOV)の動作が停止する場合があります。次のOracleBI BeansコンポーネントではLOVが使用されています。

  • データ・ビューでは、ページ・コントロールによりFindMemberポップアップが起動します。

  • QueryBuilderおよびCalcBuilderでは、LOVContainerポップアップが起動します。

この問題を回避するには、問題のツールバーを無効にするか、非表示にします。

5.5.3 ページの部分的なレンダリングの問題

ページの部分的なレンダリング・アクションがパラグラフ要素(<p>)または無効なHTMLに含まれるコンポーネントの更新に使用された場合、コンポーネントが正しく更新されないことがあり、JavaScriptエラーが生成されます。この問題を回避するには、パラグラフ要素(<p>)または無効なHTMLにコンポーネントを配置しないでください。

5.5.4 FolderListタグでの循環参照

BI BeansのFolderList JSPタグのtargetFolderListIds属性を使用すると、開発者はフォルダの選択時に内容が更新されるターゲットとして別のFolderListタグの識別子を指定できます。開発者が適切にターゲットを指定して循環参照を作成しないと、FolderListタグでは自動的に検出されません。たとえば、あるページに次の3つのFolderListタグが存在するとします。

<orabi:FolderList id="A" targetFolderListIds="B"/>
<orabi:FolderList id="B" targetFolderListIds="C"/>
<orabi:FolderList id="C" targetFolderListIds="A"/>

このページが実行されると、次の無限ループが発生します。

FolderList A updates FolderList B
FolderList B updates FolderList C
FolderList C updates FolderList A

FolderListタグでは、この循環参照はページの表示前に検出されません。

5.6 OracleBI Beansのアクセシビリティの制限

OracleBI Beansには、次のアクセシビリティの制限があります。

  • 現行バージョンのJAWSスクリーン・リーダーでは、Javaアプリケーション内のテーブルの認識および読込みが正しく行われません。この問題は、OracleBI Beansヘルプ・システムが組み込まれたJDeveloperヘルプ・システムで発生しています。

  • JAWSでは、OLAP接続ウィザードの一部のパネルの説明が読み込まれません。

5.7 ドキュメントの訂正

計算に関連する次のヘルプ・トピックは誤りです。

  • 変数計算に関するトピックで、計算の式に誤りがあります。正しい式は「Base-Target」です。

  • パーセント変数計算に関するトピックで、計算の式に誤りがあります。正しい式は「(Base-Target)/Target」です。

  • パーセント・マークアップ計算に関するトピックで、計算の式に誤りがあります。正しい式は「(From - Markup)/Markup」です。

6 Oracle Business Intelligence Discoverer Administrator

この項では、Oracle Business Intelligence Discoverer Administrator(OracleBI Discoverer Administrator)に関するリリース・ノートを提供します。 この項の構成は、次のとおりです。

6.1 ビデオ・ストア・チュートリアルのインストールの問題

Oracle Database 10g Enterprise Editionリリース2(リリース10.2.0.1以上)でビデオ・ストア・チュートリアルをインストールする前に、VIDEO5ユーザーを手動で作成する必要があります。Oracle Database 10g Enterprise Editionリリース2でビデオ・ストア・チュートリアルをインストールしようとした場合、VIDEO5ユーザーが存在しないと、インストールに失敗します。この問題を回避する手順は、次のとおりです。

  1. 次の手順を実行し、VIDEO5ユーザーを手動で作成します。

    1. SQL*Plus、Enterprise Managerまたは任意のSQLコマンドライン・ツールを使用して、Oracle Database 10g にアクセスします。

    2. VIDEO5ユーザーを作成します。

    3. VIDEO5ユーザーにCONNECT権限およびRESOURCE権限を付与します。

    ユーザーの作成および権限の付与の詳細は、『Oracle Database SQLリファレンス』を参照するか、またはDBAに問い合せてください。

  2. EUL所有者としてDiscoverer Administratorに接続し、チュートリアルをインストールします。インストール時に、VIDEO5ユーザーのパスワードを入力する必要があります。

    ビデオ・ストア・チュートリアルのインストールの詳細は、『Oracle Business Intelligence Discoverer管理ガイド』を参照してください。

6.2 OracleBI Discoverer EULトリガー情報

OracleBI Discoverer Administratorヘルプのうち、OracleBI Discoverer EULトリガー情報の付録の2つの項に次の誤りが含まれています。

  • OracleBI Discoverer EULトリガーにより実行できるPL/SQLファンクションの登録方法に関する項

    この項には、PL/SQLファンクションをOracleBI Discoverer EULトリガーと同じ名前で登録する必要があることが記述されていません。

    第1段落の後に次の段落を追加する必要があります。

    注意: PL/SQLファンクションは、OracleBI Discoverer EULトリガーと同じ名前で登録する必要があります。異なる名前で登録すると、OracleBI Discoverer EULトリガーではファンクションが検出されず、実行されません。したがって、PL/SQLファンクションの「表示名」フィールドでは名前をPL/SQLファンクション名(eul_trigger$post_save_documentなど)に設定する必要があります。

  • PL/SQLトリガーを使用して保存時にワークシートからSQLを抽出する方法の例に関する項

    手順5では、EULトリガー名がeul$triggerpost_save_documentとなっていますが、これは誤りです。EULトリガー名をeul_trigger$post_save_documentに変更する必要があります。

6.3 Oracle Applicationsユーザーはbatchusr_app.sqlスクリプトを使用してスケジュール・ワークブックの結果を格納可能

『Oracle Business Intelligence Discoverer管理ガイド』およびOracleBI Discoverer Administratorヘルプでは、次のトピックに誤りが含まれています。

  • スケジュール・ワークブックの結果を格納する場所に関するトピック(「ワークブックのスケジュール」の章内)

    このトピックには、Oracle Applicationsユーザーがスケジュール・ワークブックの結果セットを格納する場所について言及した注意事項が含まれるテーブルがあります。Oracle Applicationsユーザーは...という文章で始まる注意事項は無視してください。

  • スケジュール・ワークブックの制限を設定する方法に関するトピック(「情報へのアクセスの制御」の章内)

    手順6の注意事項は、次のように読み替える必要があります。

    注意: Oracle Applicationsユーザーは、スケジュール・ワークブックの結果を次のいずれかの場所に格納できます。

    • (推奨)batchuser_app.sqlスクリプトにより作成されたOracle Applicationsユーザー(詳細は、スケジュール・ワークブックの結果が格納されたテーブルの所有者を指定する方法に関する項を参照)

    • Oracle Applications APPSスキーマ

  • スケジュール・ワークブックの結果が格納されたテーブルの所有者を指定する方法に関するトピック(「ワークブックのスケジュール」の章内)

    スクリプトを使用してスケジュール・ワークブックの結果スキーマを指定...で始まる項見出しの下に、次の誤りが存在します。 :

    • 最初の注意事項は、次のように読み替える必要があります。

      注意: Oracle Applicationsユーザーは、batchusr.sqlスクリプトを使用せず、かわりにbatchusr_app.sqlスクリプトを使用してください。

    • 次のように記載した3つ目の注意事項を作成する必要があります(タスク手順の前)。

      注意: batchusr_app.sqlスクリプトを実行している場合、Oracle Applications Foundation Name(FNDNAM)を把握している必要があります。FNDNAMを知らない場合、データベース管理者に問い合せてください。

    • 手順2の後に、次のように記載した追加手順を作成する必要があります。

      (batchusr_app.sqlスクリプトを実行している場合)Oracle Applications Foundation Name(FNDNAM)を入力します。

      FNDNAMを知らない場合、データベース管理者に問い合せてください。

    • 手順3、6、9、10およびこの項の最後の注意事項に関する項でスクリプト名batchusr.sqlが出現する箇所は、「batchusr.sqlまたはbatchusr_app.sql(適宜選択)」という文で置き換える必要があります。

  • Discovererで提供されるSQLファイルのリストに関するトピック(「SQLファイルおよびトレース・ファイルの使用方法」の章内)

    batchusr_app.sqlスクリプトに関するテーブルに、次のエントリが存在する必要があります。

    ファイル名 説明
    batchusr_app.sql Oracle Applicationsユーザーのスケジュール・ワークブックの結果スキーマを設定します(詳細は、スケジュール・ワークブックの結果が格納されたテーブルの所有者を指定する方法に関する項を参照)。

6.4 OracleBI Discoverer管理者権限において必要なOracleBI Discoverer Viewerについての説明

『Oracle Business Intelligence Discoverer管理ガイド』およびOracleBI Discoverer Administratorヘルプでは、次のトピックに誤りが含まれています。

  • ユーザーまたはロール(職責)が実行できるタスクの指定方法に関するトピック

    手順6の後に次の段落を追加する必要があります。

    注意: Desktop and Plus権限もOracleBI Discoverer Viewerに適用されます。

  • 「権限」ダイアログ: 「権限」タブ

    使用可能なDesktop and Plus権限タイプという箇条書きの後に続く表内の摘要の列で、説明文を次のように読み替える必要があります。

    この権限を付与すると、ユーザーまたはロールがOracleBI Discoverer Desktop、OracleBI Discoverer PlusおよびOracleBI Discoverer Viewerにログインできるようになります。ユーザーがOracleBI Discoverer Desktop、OracleBI Discoverer PlusおよびOracleBI Discoverer Viewerの機能にアクセスできるようにするには、この権限の下にリストされた個々の機能(権限)を選択する必要があります。

  • 「権限」ダイアログ: 「権限」タブ

    Desktop and Plus権限という見出しに続く最初の文は、次のように読み替える必要があります。

    現在選択されているユーザーまたはロールがOracleBI Discoverer Desktop、OracleBI Discoverer PlusおよびOracleBI Discoverer Viewerを使用する権限を付与または取り消すには、このチェック・ボックスを使用します。

  • 「権限」ダイアログ: 「権限」タブ

    Desktop and Plus権限という見出しに続く2つ目の箇条書きの最後の文は、次のように読み替える必要があります。

    これらの権限は、OracleBI Discoverer Desktop、OracleBI Discoverer PlusおよびOracleBI Discoverer Viewerに適用されます。

6.5 Oracle RDBに対するDiscovererサポートに関する説明

『Oracle Business Intelligence Discoverer管理ガイド』のOracle以外のデータベースおよびOracle RDBに対するDiscovererサポートに関するトピックおよびOracleBI Discoverer Administratorヘルプには、OracleBI DiscovererがOracle RDBデータベースへの直接接続を使用するためのサポートを提供すると記載されていますが、これは誤りです。 実際には、現在のリリースのOracleBI Discovererでこの機能を使用することはできません。 したがって、Oracle RDBに対するDiscovererサポートに関するトピックは無視してください。

次の3つのトピックでは、Generic ConnectivityまたはTransparent Gatewayを使用してOracle RDBデータベースへ接続できることが明記されていません。

  • 異機種間サービス

  • Generic Connectivityを使用したOracle以外のデータベースへの接続

  • Transparent Gatewayを使用したOracle以外のデータベースへの接続

したがって、前述のトピックの「Oracle以外のデータベース」に、「Oracle RDB」を追加してください。

6.6 ワークブックをファイル・システムに保存するためのドキュメントの訂正

『Oracle Business Intelligence Discoverer Administrator管理ガイド』およびOracleBI Discoverer Administratorヘルプには、OracleBI Discoverer Plusがワークブックをファイル・システムに保存する機能を提供すると記載されていますが、これは誤りです。実際には、現在のリリースのOracleBI Discoverer Plusでこの機能を使用することはできません。次のトピックに誤りが含まれています。

  • 次のように、ワークブックとワークシートの導入に関するトピックの第1段落の最後の文に誤りがあります。

    ワークブックをファイル・システムまたはデータベースに保存できます。

    この文は、次のように書き換える必要があります。

    ワークブックをファイル・システム(OracleBI Discoverer Desktopのみ)またはデータベースに保存できます。

  • リレーショナル・データソースを使用してDiscoverer実装を正常に行う手順に関するトピックには誤りが含まれています。誤りがあるのは、「ユーザー要件」行の「ワークブックをファイル・システムに保存」が、「Plus」という列と交差し、「Yes」を含む表のセルです。実際には、ワークブックをOracleBI Discoverer Plusのファイル・システムに保存することはできないため、このセルには「No」を表示する必要があります。

  • 次のように、ワークブックの機能とスケジュール・ワークブックに関するトピックでは、第1段落の次の文に誤りがあります。

    Discoverer PlusおよびDiscoverer Desktopでは、ユーザーはワークブックを自分のPCまたはネットワーク・ファイル・サーバーに保存することもできます。

    この文は、次のように書き換える必要があります。

    OracleBI Discoverer Desktopでは、ユーザーはワークブックをネットワーク・ファイル・サーバーまたは自分のPCに保存することもできます。

  • 「権限」ダイアログ: 「権限」タブに関するトピックでは、「使用可能なDesktop and Plus権限タイプ」表の「ワークブックをデータベースに保存」権限の説明に、次の文を追加する必要があります。

    注意: OracleBI Discoverer Plusワークブックをファイル・システムに保存することはできません。データベースにのみ保存できます。

  • 次のように、「用語集」では、ワークブックの定義に誤りがあります。

    ワークブック(Workbook): Discoverer Plusのワークシートの集合。ワークブックは基本的にクエリー定義を含むドキュメントであり、データベース表またはネットワーク・ファイル・サーバーに保存したり、他のDiscoverer Plusユーザーとネットワークで共有できる。自分のPCに保存することもできる。

    この用語集の定義は、次のように書き換える必要があります。

    ワークブック(Workbook): OracleBI Discoverer PlusまたはOracleBI Discoverer Desktopで作成されたワークシートの集合。ワークブックは基本的にクエリー定義を含むドキュメントであり、データベース表に保存したり、他のOracleBI Discovererユーザーとネットワークで共有できる。OracleBI Discoverer Desktopを使用すると、ワークブックをネットワーク・ファイル・サーバーおよび自分のPCに保存することもできる。

6.7 選択したビジネスエリアまたはフォルダのエクスポート時に、Discovererによってエクスポートされない関連ワークブック定義に関するドキュメントの訂正

『Oracle Business Intelligence Discoverer管理ガイド』およびOracleBI Discoverer Administratorヘルプには、OracleBI Discoverer Administratorが、選択したビジネスエリアまたはフォルダのエクスポート時に関連するワークブック定義をエクスポートすると記載されていますが、これは誤りです。 次のトピックの各手順には、無視する必要のある注意事項が記載されています。

  • エクスポート・ウィザードによる選択されたビジネスエリアのエクスポート方法に関するトピックの手順7

  • エクスポート・ウィザードによる選択されたEULオブジェクトのエクスポート方法に関するトピックの手順8

前述のトピックの手順にある次の注意事項は、無視してください。

  • 注意: エクスポート・ファイル(**.EEX)は常にXMLフォーマットですが、時間と領域を節約するため、ワークブックはデフォルトではエクスポート・ファイル内部にバイナリ・フォーマットで保存されます。 ワークブック定義をエクスポート・ファイル内部にXMLとして追加保存するには、このチェック・ボックスを選択します。

7 Oracle Business Intelligence Discoverer Desktop

Oracle Business Intelligence Discoverer Desktopには、未解決の問題はありません。

8 Oracle Business Intelligence Discoverer EUL Command Line for Java

この項では、Oracle Business Intelligence Discoverer EUL Command Line for Java(OracleBI Discoverer EUL Command Line for Java)に関するリリース・ノートを提供します。 この項の構成は、次のとおりです。

8.1 エクスポートした非ASCIIデータの問題

Windows以外のプラットフォームで、OracleBI Discoverer EUL Command Line for Javaから、マルチバイトまたは東ヨーロッパ言語のデータ(日本語やロシア語文字のアイテム名やビジネスエリア名など)をエクスポートした場合、エクスポート・データが破損します。

この問題を回避するには、エクスポート前に、ORACLE_HOME/discovererディレクトリに置かれたdiscwb.shファイルを編集します。NLS_LANG変数のキャラクタ・セット値をUTF8に変更します。

たとえば、変数の元の設定が次のとおりであるとします。

NLS_LANG="GERMAN_GERMANY.WE8ISO8859P1"

この場合、設定を次のように変更します。

NLS_LANG="GERMAN_GERMANY.UTF8"

9 Oracle Reports

この章では、Oracle Reportsの問題について説明します。 この項の構成は、次のとおりです。


関連項目:

  • 最新バージョンのOracle Reportsオンライン・ヘルプをダウンロードするためのリンクなど、Oracle Reportsの概要は、OTNのOracle Reports 10gのページ(http://www.oracle.com/technology/products/reports/index.html)を参照してください。

  • Oracle Application Serverソフトウェアは、Oracle Application Server Forms and Reports Servicesのスタンドアロン・インストールに付属しています。Oracle Application Serverの完全インストールの全機能を必要としない場合は、このCDを使用してください。詳細は、ドキュメントCDに収録されている『Oracle Application Server Forms and Reports Servicesインストレーション・ガイド』を参照してください。また、OracleAS Forms and Reports Servicesインストールに関してよくある質問については、OTNのOracle Reports Technical FAQ(http://www.oracle.com/technology/products/reports/htdocs/faq/faq_fr_services.htm)も参照してください。


9.1 一般的な問題と回避策

この項では、Oracle Reportsの一般的な問題と回避策について説明します。 この項の構成は、次のとおりです。

9.1.1 9.0.4との下位互換性の有効化

Oracle Reports 10g リリース2(10.1.2.1)では、Borland VisiBrokerの使用がSun Microsystems社の業界標準のJava Development Kitオブジェクト・リクエスト・ブローカ(JDK ORB)に置き換えられ、サブネット間のクライアントからのReports Serverリクエストをサポートしています。さらに、サブネット内およびサブネット間の両方において、Reports Serverの動的検出にブロードキャスト・メカニズムが使用されます。JDK ORBに関連する変更点の詳細は、『Oracle Application Server Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』を参照してください。

9.0.4.3より前のリリースでは、Oracle Reports(9.0.4)クライアントと10g リリース2(10.1.2.1)サーバーの間(またはその逆)におけるORB下位互換性を実現するために、9.0.4.2について発行されたパッチを適用する必要があります。9.0.4.3以降では、パッチはインストールに含まれています。

このパッチに関するプラットフォーム固有の詳細は、バグ4092150に示しています。

9.1.2 Reports Builderでの新しい自動保存機能の使用方法

Oracle Reports 10g リリース2(10.1.2.1)には自動保存機能が導入されています。この機能により、Reports Builderの予期しないイベントが発生した場合またはシステムに障害が発生した場合に、未保存の変更がリカバリされます。自動保存が有効化されていると、Reports Builderではオープン・レポート内で未保存の変更を自動的にリカバリできます。

自動保存機能を有効化するには、次の手順を実行する必要があります。

  1. Reports Builderで、「編集」を選択し、「プリファレンス」を選択して「プリファレンス」ダイアログ・ボックスを表示します。

  2. 「プリファレンス」ダイアログ・ボックスの「一般」タブで「自動保存」を選択します。

または、プリファレンス・ファイル(Windowsの場合はcauprefs.ora、UNIXプラットフォームの場合はprefs.ora)内でReports.auto_saveプロパティを変更して、自動保存機能を有効化する方法もあります。このファイルを次のように変更します。

Reports.auto_save = [YES|NO]
DEFAULT: NO

使用方法

  • 自動保存が有効化されている場合、オープンしているレポートの変更内容は、メニュー、ツールバー、ツール・パレット、オブジェクト・ナビゲータ、プロパティ・インスペクタおよびReports Builder内のその他のエディタ・ウィンドウから発生する様々なイベントの一時リカバリ・ファイルに自動保存されます。

  • 新規レポート定義の場合は、レポートが初めて保存された後にのみ自動保存が有効になります。

  • レポートを保存すると、Reports Builderでは現行のリカバリ・ファイルが削除されます。未保存の変更内容をリカバリしただけの場合でも、リカバリ・ファイルは、レポートを保存するときに削除されます。

  • 一時リカバリ・ファイルは、元の定義ファイルと同じ場所に.rdfフォーマットで作成され、保存されます。リカバリ・ファイルのフォーマットはreportname_extension.rdfとなります。たとえば、元の定義ファイルemp.jspのリカバリ・ファイルはemp_jsp.rdfとなります。emp_jsp.rdfファイルは、emp.jspファイルと同じ場所に保存されます。

  • リカバリ・ファイルの存在するレポート定義ファイルを保存していない場合は、そのファイルを再オープンするときに変更内容の保存を求めるプロンプトが表示されます。リカバリ・ファイルには、前回の自動保存イベントまでに行われた変更内容が含まれています。変更内容がリカバリされた後、「保存」または「変更の破棄」オプションを選択する必要があります。「保存」オプションを選択すると、保存していない前回の変更内容が元のレポート定義ファイルに書き込まれます。「変更の破棄」オプションを選択すると、リカバリされた変更内容は保存されません。リカバリ・ファイルは、レポートを閉じるときに削除されます。

  • リカバリ・ファイルの自動保存時にエラーが発生すると、自動保存を無効化するかエラーのまま続行するかを確認するプロンプトが表示されます。


注意:

自動保存が有効化されている場合、Reports Builderでは、レポート定義ファイルが前回保存された後に行われた変更内容がリカバリ・ファイルに含まれているものとみなされます。リカバリ・ファイルの保存を選択する前に、リカバリ・ファイルに最新の変更内容が含まれていることを確認する必要があります。元のレポート定義ファイルのバージョンがリカバリ・ファイルよりも新しい場合は、変更を破棄して元のレポート定義に戻すように選択できます。これにより、リカバリ・ファイルから読み取った変更内容で上書きせずにすみます。

9.1.3 JServが構成されているとOracleAS Reports Servicesデモが動作しない

OracleAS Reports Servicesデモを正常に実行するには、OracleAS Reports Servicesがインストールされているコンピュータ上でApache JServを構成しないでください。

9.1.4 OracleAS Portalでのバッチ登録済レポートの編集時のエラー

OracleAS Portalでレポートをバッチ登録した後に、OracleAS Portalでレポートの登録内容を手動で編集した場合、手動編集プロセス中に、予期せず「別名保存」ダイアログ・ボックスが表示されることがあります。

この問題を回避するには、OracleAS Portalでレポートの登録内容を編集するとき、「表示名」プロパティを指定します。

OracleAS Portalでのレポートの登録方法は、『Oracle Application Server Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』を参照してください。

9.1.5 DelimitedData出力のリンク付きクエリーの制限

DelimitedData出力では、同レベルのグループがサポートされないため、メイン・クエリーに複数のクエリーをリンクすることはできません。

次に例を示します。

ケース1: Q1Q2とのリンク、Q2Q3とのリンクおよびスタンドアロンのQ4クエリーがあります。

Q1<--> Q2<--> Q3 Q4

この場合、DelimitedData出力は正しく生成されます。

ケース2: Q1Q2とのリンク、Q2Q3とのリンク、およびQ4Q1とのリンクがあります。

Q1<--> Q2<--> Q3 Q1<--> Q4

この場合、DelimitedData出力は正しく生成されません。または、XML出力を使用できます。

9.1.6 「グループ上」および「マトリックス」スタイルのJSPベースWebレポート用に位置揃えされないサマリー列

「グループ上」および「マトリックス」スタイルのJSPベースWebレポートの出力でサマリー列の値が正しく左揃えされない場合は、次の回避策を実装して正しく位置を揃えることができます。

  • Reports BuilderでJSPレポートをオープンします。

  • 「Webソース」ビューを選択します。

  • 「Webソース」ビューで、サマリー列が定義されているセクションを検索し、次の行を削除して余分な空白を削除します。

    <th class="summary_column_name"> </th>
    

9.1.7 Oracle Enterprise Manager 10gから表示した場合にOracle ReportsのHTML出力内のイメージが表示されない

OracleAS Web CacheがSSL対応として構成されていて、Oracle HTTP ServerがSSL対応として構成されていない場合、Oracle Enterprise Manager 10gから表示したときに、Oracle ReportsのHTML出力内のイメージが表示されません。これは、HTML出力内に指定されているイメージのURLがSSL対応のOracleAS Web Cacheポートを指しているのに対し、Oracle Enterprise Manager 10gからのOracle Reportsの過去ジョブの出力リクエストが非SSLであるためです。

この問題を回避するには、Reports Serverタイプのtargets.xmlファイルでURLの「サーブレット」プロパティを編集し、Oracle HTTP ServerポートではなくOracleAS Web Cacheポートを指すようにします。targets.xmlファイルは、ORACLE_HOME/sysman/emdディレクトリにあります。

たとえば、OracleAS Web CacheがSSL対応で、リスニング・ポート番号が443の場合、targets.xmlファイル内のReports ServerターゲットのURLの「サーブレット」プロパティは、次の例のようにします。

<Target TYPE="oracle_repserv" …..>
......
<Property NAME="Servlet" VALUE="https://xyz.mycompany.com:443/reports/rwservlet"/>
......
</Target>

9.1.8 Acrobat Reader 7.0で拡張フォント・サブセット化機能を使用した場合のサイズの大きいマルチバイト・レポートの位置のずれ

Acrobat Reader 7.0を使用して、拡張フォント・サブセット化機能を使用(デフォルト)したマルチバイトおよびUnicodeのPDFレポートを表示していて、そのレポートのサイズが非常に大きい場合、表示される文字の一部が正しく位置揃えされません。

この問題を回避するには、次のいずれかの操作を実行します。

  • 環境変数REPORTS_ENHANCED_SUBSETNOに設定して、Oracle Reports 10g リリース2(10.1.2.1)より前のリリースで使用されるタイプ3フォント・サブセット化実装に戻します。

  • Acrobat Reader 6.0以下を使用します。

9.1.9 インラインHTMLタグ使用時のペーパー・デザイン・ビューにおけるマルチライン・テキストの色の誤り

次のいずれかの条件に一致する場合、Reports Builderのペーパー・デザイン・ビューでは、テキストが不正な色で表示されることがあります。

  • テキスト・オブジェクトに、1行目を超えて折り返されるマルチライン・テキストが含まれている場合。

  • テキスト・オブジェクトの「HTMLタグを含む」プロパティが「Yes」に設定されている場合。

  • マルチライン・テキストの異なる部分に複数の色が適用されている場合。


注意:

この問題はペーパー・デザイン・ビューでのみ発生します。他のすべての出力フォーマットでのレポート出力では、正しい色が表示されます。

9.1.10 SQL構文使用時のPL/SQLコンパイルの失敗

レポートでSQL構文を使用していて、次の条件に一致する場合は、PL/SQLコンパイルに失敗することがあります。

  • Oracle9i リリース1(9.0.1)より後のリリースで、ROW_NUMBER()などのSQL構文が導入された場合。

  • クライアント側のPL/SQLプロシージャでSQL構文が使用されている場合。

この問題を回避するには、次のいずれかの操作を実行します。

  • Oracle Databaseリリース10.1.0.4以上を使用します。

  • これらのSQL構文をサーバー側のストアド・プロシージャに移動します。

  • プロシージャではなく、直接SQLクエリー内でSQL構文を使用します。

9.2 ベンダー固有の問題と回避策

この項では、Oracle Reportsのベンダー固有の問題と回避策について説明します。 この項の構成は、次のとおりです。

9.2.1 ブラウザでHTMLCSS出力に下線が表示されない

HTMLCSS出力では、フィールド・オブジェクトにカスタム・スタイルを使用し、背景色と下線の両方を次の例に示すようにそのスタイルの一部として適用した場合、ブラウザで下線が表示されないことがあります。

.ReportLevel {text-decoration:underline;color:blue; background-color:yellow}

これはブラウザにおける制限です。ブラウザでは、下線と背景色の両方が適用されたフィールドについては、絶対的な位置設定により下線が表示されなくなります。

9.2.2 列数の多いJSPベースWebレポートでJSPコンパイル・エラーが発生

149を超える列を含むJSPベースWEBレポートを実行する場合、次の例に示すように、oracle.jsp.provider.JspCompileExceptionエラーが発生する可能性があります。

500 Internal Server Error
OracleJSP: oracle.jsp.provider.JspCompileException:
Errors
...
6764 code too large for try statement catch( Throwable e)
{18 code too large public void _jspService(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws java.io.IOException, ServletException}

これは、サイズの大きいメソッドを含むJavaファイルのコンパイルを許可しない、Java言語の制限によって発生します。

9.2.3 特定のグラフィック・カードでJava AWT Windowsが停止

rwserver.exeによりReports Serverを起動した場合、特定のグラフィック・カード(ATI Rage XL PCIカードなど)が組み込まれたコンピュータでは、UIが表示されず、Reports Serverが停止する可能性があります。これは、Javaで使用されるUIメカニズムの問題が原因です。

回避策として、JVMOPTIONSコマンドライン・キーワードを次の例のとおりに設定し、Reports Serverを起動します。

rwserver SERVER=test JVMOPTIONS="-Dsun.java2d.noddraw=true"

注意:

Reports ServerをOPMNから起動することをお薦めします。

9.3 グローバリゼーション・サポート上の問題と回避策

この項では、Oracle Reportsのグローバリゼーション・サポート上の問題と回避策について説明します。 この項の構成は、次のとおりです。

9.3.1 トルコ語環境でイメージが正しく表示されない

トルコ語環境(NLS_LANGTURKISH_TURKEY.TR8MSWIN125またはTURKISH_TURKEY.WE8ISO8859P9に設定されている場合)でイメージを含み拡張イメージングを使用するレポートを実行する場合は、環境変数REPORTS_OUTPUTIMAGEFORMAT=[PNG|GIF]を設定します。

または、コマンドライン・キーワードOUTPUTIMAGEFORMAT=[PNG|GIF]を使用して、レポート・リクエスト内の値を制御できます。

9.3.2 NLS_LANGがJA16EUCの場合、PostScriptフォント・マッピングのMS明朝フォントが機能しない

WindowsでReports Builderを使用して作成したレポートを、NLS_LANGJA16EUCに設定されているSolarisまたはLINUXのReports Serverにデプロイすると、PDFフォント・マッピングが機能しません。この問題が発生するのは、PostScriptフォント・マッピング・エントリに次のいずれかのフォントが使用されている場合です。

"<MS Mincho in JP>".....
"<MS PMincho in JP>".....

この問題を回避するには、次のいずれかのタスクを実行する必要があります。

  • NLS_LANGJA16SJISに設定します。

  • レポートの作成時に、PostScriptフォント・マッピングでMS MinchoのかわりにMS Gothicを使用します。

9.3.3 Oracleオブジェクト型を含むマルチバイト・レポートによりReports Builderが停止

埋込みOracleオブジェクト型を含むマルチバイト・レポートを実行すると、Reports Builderがレスポンスを停止する場合があります。

これは既知の問題です。

9.3.4 Application Server ControlでのReports Serverのジョブ・ステータス・メッセージに無効な文字が含まれる

中間層のキャラクタ・セットNLS_CHARACTERSETNLS_LANGの3つ目のフィールド)が、サーブレット・ロケールのReports Servletレスポンスのエンコーディングに対応していない場合、Application Server Controlの「ジョブ・ステータス」ページ上のOracle Reportsステータス・メッセージには、無効な文字が含まれる場合があります。


注意:

中間層のデフォルトのエンコーディングは、サーブレットのエンコーディングと異なる場合があります。たとえば、LANGjaまたはja_JP.eucJPに設定した場合、デフォルトの中間層システム・エンコーディングはEUCとなります。ただし、このロケールでは、Reports ServletメッセージはShift_JISでエンコードされます。これは、ja_JPのデフォルトのエンコーディングがサーブレットではShift_JISであるためです。

Oracle Enterprise Manager 10gでは、中間層のNLS_CHARACTERSETによるメッセージがUTF8に変換されるため、「ジョブ・ステータス」ページのステータス・メッセージに無効な文字が含められます。たとえば、中間層が、LANGjaに、NLS_LANGJAPANESE_JAPAN.JA16EUCに設定された状態で動作している場合、Reports ServletメッセージはShift_JISでエンコードされます。ただし、Oracle Enterprise Manager 10gでは、元のメッセージがJA16EUCで表記されているとみなされ、このメッセージがUTF8に変換されます。これにより、ステータス・メッセージに無効な文字が表示されます。

9.3.5 重複ジョブの検出時にENVIDが無視される

ジョブ・リクエストにTOLERANCEキーワードが含まれる、重複ジョブの新規受信リクエストを検出した場合、Reports ServerではENVIDキーワードの値が無視されます。結果として、そのジョブは、ENVIDを除くすべてのキーワードの値が同じである発行済の以前のジョブと重複しているとマークされます。

次の例でこの問題について説明します。

レポート・リクエスト レポート ENVID TOLERANCE 出力
1 Japanese.rdf JA 10 予想どおり
2 Arabic.rdf UTF 10 予想どおり
3 Arabic.rdf AR 10 リクエスト2と同じ(誤り)
4 Japanese.rdf JA 10 リクエスト1と同じ(正しい)

この例では、リクエスト4とリクエスト1はどちらも、ENVIDキーワードを含むすべてのキーワードで同じ値が使用されているため、リクエスト4はリクエスト1の重複であるというマークは間違いありません。ところが、リクエスト3とリクエスト2はどちらも、ENVIDキーワードを除くすべてのキーワードで同じ値が使用されているため、リクエスト3はリクエスト2の重複であるというマークは誤りです。結果として、リクエスト3では変更されたENVIDは受け入れられません。

この問題を回避するには、コマンドラインでTOLERANCEを指定しないようにするか、または重複ジョブの検出でジョブ・リクエストを区別するために、ジョブ・リクエストでダミーのユーザー・パラメータを指定します。

9.3.6 NLS_LANGがJA16SJISTILDEまたはJA16EUCTILDEとして指定されている場合にReports Engineが失敗する

NLS_LANG環境変数がJA16SJISTILDEまたはJA16EUCTILDEに設定されている場合に、次のコマンドを実行すると、AIXプラットフォームでReports Engineがクラッシュします。

ORACLE_HOME/bin/rwrun.sh report=test.rdf destype=file desformat=pdf desname=test.pdf

次のエラー・メッセージが表示されます。

Error: Couldn't find the display information

日本語のキャラクタ・セットJA16SJISTILDEおよびJA16EUCTILDE は、他のプラットフォーム(Solaris、Linux、Windows、HP-UXなど)でサポートされています。

AIXプラットフォームでこの問題を解決するには、NLS_LANGJA16SJISTILDEまたはJA16EUCTILDEではなく、JA16SJISまたはJA16EUCに設定します。ただし、この回避策を実装すると、FULLWIDTH TILDEのJavaアプリケーションの問題を解決できません。FULLWIDTH TILDEは、Oracle ReportsではWAVE DASHとして表示されます。

10 Oracle OLAPオプションの既知の問題

この項では、Oracle OLAPオプションの既知の問題について説明します。これらの問題は、OracleBI Spreadsheet Add-InおよびOracleBI Beansなど、OLAPデータにアクセスするすべての製品に影響します。


Oracle Business Intelligence Tools リリース・ノート, 10g リリース2(10.1.2.1)for Microsoft Windows

部品番号: B25091-03

原本名: Oracle Business Intelligence Tools Release Notes, 10g Release 2 (10.1.2.1) for Microsoft Windows

原本部品番号: B16031-06

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