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Oracle Business Intelligence Tools インストレーション・ガイド
10g リリース2(10.1.2.1) for Microsoft Windows
B25092-01
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Java Access Bridgeのインストール

この付録では、WindowsプラットフォームにJava Access Bridgeをインストールする方法について説明します。 Java Access Bridgeにより、Oracleコンポーネントでスクリーン・リーダーを使用できます。

この付録の項目は次のとおりです。

D.1 Java Access Bridgeの概要

Java Access Bridgeは、JAWSスクリーン・リーダーなどのアシスティブ・テクノロジによる、Windowsプラットフォームで実行中のJavaアプリケーションの読取りを可能にします。 アシスティブ・テクノロジにより、Oracle Universal InstallerやOracle Enterprise Manager Application Server ControlなどのJavaベース・インタフェースを読み取ることができます。

Oracle Business Intelligence Toolsインストール・メディアには、インストール時にOracle Universal Installerで使用されるJava Runtime Environment(JRE)1.4.2が収録されています。 JREにより、インストール時にJava Access Bridgeを使用できます。 インストール時にJRE 1.4.2で使用するようにJava Access Bridgeを設定するには、D.2項「インストール済Oracleコンポーネントで使用するためのJava Access Bridgeの設定」を参照してください。

インストール後にOracle Business Intelligence Toolsコンポーネントで使用するようにJava Access Bridgeをインストールして構成するには、D.2項「インストール済Oracleコンポーネントで使用するためのJava Access Bridgeの設定」を参照してください。

D.2 インストール済Oracleコンポーネントで使用するためのJava Access Bridgeの設定

この項では、Oracleコンポーネントのインストール後にJava Access Bridge for Windowsをインストールして構成する方法について説明します。 この項の項目は次のとおりです。

D.2.1 Java Access Bridgeのインストール

Oracle Business Intelligence ToolsのCD-ROM/DVDからJava Access Bridgeバージョン1.0.4をインストールできます。 また、次のURLからzipファイルをダウンロードしてJava Access Bridgeバージョン1.2をインストールする方法もあります。

http://java.sun.com/products/accessbridge/

インストール手順とその他の情報は、Sun社のWebサイトでJava Access Bridgeドキュメントを参照してください。

Oracle Business Intelligence ToolsのCD-ROM/DVDからJava Access Bridgeをインストールする手順は、次のとおりです。

  1. Oracle Business Intelligence Toolsインストール・メディアのAccessBridgeディレクトリに移動します。

    DRIVE_LETTER:¥Disk1¥AccessBridge
    
    
  2. accessbridge-1_0_4.zipファイルを選択し、Access Bridgeをインストールするシステムにファイルを抽出します。

    次に例を示します。

    c:¥AccessBridge-1_0_4
    
    
  3. 表D-1に示すJava Access Bridgeファイルをwindows_directory¥system32ディレクトリにコピーします。

    表 D-1    system32サブディレクトリにコピーするファイル 
    ファイル  コピー先 

    ¥AccessBridge-1_0_4¥installer¥installerFiles¥JavaAccessBridge.dll 

    windows_directory¥system32 

    ¥AccessBridge-1_0_4¥installer¥installerFiles¥WindowsAccessBridge.dll 

    windows_directory¥system32 

    ¥AccessBridge-1_0_4¥installer¥installerFiles¥JAWTAccessBridge.dll 

    windows_directory¥system32 

D.2.2 Java Access Bridgeを使用するためのOracleコンポーネントの構成

インストール完了後に、Access Bridgeを使用するようにOracleコンポーネントを構成できます。 そのためには、インストール済Java Access Bridgeファイルを指すようにシステム変数ORACLE_OEM_CLASSPATHを設定する必要があります。

D.2.2.1 Windows 2000、Windows XPまたはWindows Server 2003用の構成

Windows 2000、Windows XPまたはWindows 2003でAccess Bridgeを使用するようにOracleコンポーネントを構成する手順は、次のとおりです。

  1. 「スタート」「設定」「コントロール パネル」「システム」の順に選択して「システムのプロパティ」を表示します。

  2. 「詳細」タブをクリックします。

  3. 「環境変数」をクリックします。

  4. 「システム環境変数」リストの下の「新規」をクリックし、「新しいシステム変数」ダイアログを表示します。

  5. 「変数名」フィールドにORACLE_OEM_CLASSPATHと入力します。

  6. 「変数値」フィールドにjaccess.jarおよびaccess-bridge.jarへのフルパスを入力します。

    2つのパスはセミコロンで区切ります。 引用符や空白は使用しないでください。 たとえば、JRE 1.4.2がデフォルト位置にインストールされている場合、設定は次のようになります。

    d:¥oracle¥BIToolshome_1¥jre¥1.4.2¥lib¥ext¥jaccess.jar;d:¥oracle¥BIToolshome_1¥jre¥
    1.4.2¥lib¥ext¥access-bridge.jar
  7. 「OK」をクリックします。


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