Oracle(R) Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド

リリース11.1.1.3.00

Readme

目的2

新機能2

全般的なインストール情報4

アップグレードの考慮事項4

既知の問題5

全般 5

再配置8

アンインストール8

アップグレード9

翻訳のサポート 9

Foundation Services10

Shared Services 10

EPM Workspace11

Performance Management Architect11

Smart View12

Essbase12

Essbaseサーバー 12

Essbase Studio12

Administration Services 12

Integration Services 13

Business Rules 13

Reporting and Analysis13

全般 13

Financial Reporting14

Web Analysis 14

Production Reporting14

Interactive Reporting14

Dashboard Development Services 14

Financial Performance Managementアプリケーション15

Planning15

Strategic Finance19

Profitability and Cost Management 19

データ管理 19

ERPインテグレータ 19

アクセシビリティの考慮事項20

ドキュメントの更新事項20

Hyperion製品ドキュメントへのアクセス20

PDFからのコード・スニペットのコピーと貼付け20

このリリースで修正された問題20

 

目的

リリース11.1.1.3は、リリース11.1.1.0、11.1.1.1または11.1.1.2のメンテナンス・リリースです。

このドキュメントには、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management System製品のこのリリースに関する重要かつ最新のインストールおよび構成情報が含まれています。

注意: その他の最新の製品情報は、各製品のReadmeを参照してください。

インストールする前に、この情報をよく確認してください。

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新機能

EPM Systemリリース11.1.1.3には、次に示す11.1.1.0、11.1.1.1および11.1.1.2からの新機能が含まれています:

·         EPM Systemリリース11.1.1.3の新機能は次のとおりです:

·          EPM Systemリリース11.1.1.0、11.1.1.1または11.1.1.2がすでにインストール済で、EPM Systemリリース11.1.1.3に移行する場合は、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストーラ, Fusion Editionによるインストール時に「メンテナンス・リリースの適用」オプションを選択します。手順については、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』を参照してください。

·         EPM Systemリリース11.1.1.2の新機能は次のとおりです:

·          EPM System製品のシステム要件に関する情報は、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemの認証マトリックスにスプレッドシート・フォーマットで提供されています。このマトリックスはhttp://www.oracle.com/technology/products/bi/hyperion-supported-platforms.htmlに記載されています。システム要件は、リリースの互換性、前提条件、デフォルト・ポートおよび正常なインストールのプランに必要なその他の情報が記載された『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』には含まれなくなりました。

·          このリリースでは、英語以外の言語もサポートしています。すべてのEPM System製品でサポートされている言語のリストは、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemの認証マトリックスにも含まれています。

·         EPM Systemリリース11.1.1.1の新機能は次のとおりです:

·         リリース11.1.1.1では、UNIXプラットフォームをサポートしています。

·         リリース11.1.1.1は、Windows 2003 SP1, Server Enterprise Edition (Itaniumベースのシステム用)をサポートしています。

·         一部の製品では、様々な64ビット・プラットフォームをサポートしています。

·         FDMは、64ビット環境での32ビット・バイナリをサポートするようになりました。

·        EPM Systemリリース11.1.1.0の新機能は次のとおりです:

·         Oracle Hyperion Enterprise Performance Management SystemコンフィグレータおよびEPM Systemインストーラを使用すれば、製品のインストール、アップグレードおよび構成を合理的で簡潔な方法で行えます。EPM Systemコンフィグレータは新しいOracle Hyperion Shared Servicesレジストリを使用します。Oracle Hyperion Shared Servicesレジストリは、構成情報を保管して再利用することで、製品構成を簡素化します。

·         Oracle Hyperion Enterprise Performance Management System診断では、製品コンポーネントが正常にインストールおよび構成され、稼動していることが確認されます。

·         インストールおよび構成に関するドキュメント・セットが再編成され、インストール・ガイドの数が少なくなり、必要な情報を見つけやすくなりました。各製品のインストール・ガイドは、次のガイドに置き換えられています:

o        Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要

o        Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド

o        Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemセキュリティ管理ガイド

次のガイドも必要になる場合があります:

o        Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemマニュアル配置ガイド

o        Oracle Hyperion Enterprise Performance Management System高可用性ガイド

o        Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成トラブルシューティング・ガイド

o        Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemバックアップおよびリカバリ・ガイド

o        Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理ガイド

o        Oracle Hyperion Enterprise Performance Management System SSL構成ガイド

·         EPM Systemインストーラは、集中型フォルダ構造内のすべての製品をインストールします。

·         EPM Systemコンフィグレータを使用すれば、製品構成を合理的で簡潔な方法で行えます。情報はShared Servicesレジストリに保管され、再利用されるため、デフォルト値の使用が可能で、入力が必要なデータが減少します。

·         実行されたすべての構成の記録は、configtool-summary.logに保管されます。

·         初めてShared Servicesを構成する場合は、Shared Servicesデータベースを構成します。このデータベースには、Shared Servicesレジストリが含まれます。分散環境で構成する場合は、すべてのマシンにShared Servicesデータベースを構成する必要があります。最初のマシンにShared Servicesレジストリを設定し、後続のマシンの構成では、Shared Servicesレジストリの場所を指定します。

·         Oracle Application Serverは、自動配置をサポートするようになりました。

·         EPM System診断は、コンポーネント間の接続をテストします。EPM System製品をインストールし、構成して開始した後で、EPM System診断を実行してください。EPM System診断では、ログのZIPファイルがHYPERION_HOME/logszipsに作成されます。問題を報告する際に、サポートにこのZIPファイルを提供してください。

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全般的なインストール情報

この項には、このリリースのEPM System製品のインストールに関する重要な情報が含まれます。製品固有のインストール情報については、以降の項を参照してください。

o        サポートされているオペレーティング・システムとしてのAIX 5.2 ML7

·         EPM Systemリリース11.1.1.2の時点では、HAB.NETはリリースされていません。

·         EPM Systemリリース11.1.1.2の時点では、Smart Spaceはリリースされていません。

·         リリース11.1.1.1の時点では、Embedded JavaコンテナはApache Tomcat 5.5.17です。「Embedded Javaコンテナ」は、EPM Systemコンフィグレータのユーザー・インタフェースおよびドキュメントで使用されます。

·         EPM Systemリリース11.1.1.xは、ユーザー・ディレクトリとしてWindows NT LAN Manager (NTLM)をサポートする最後のリリースです。リリース11.1.1.1にかぎり、NTLMが外部ユーザー・ディレクトリとして構成されたリリースからアップグレードした場合は、Shared Servicesで外部ユーザー・ディレクトリとしてNTLM構成を使用できます。NTLM構成のパラメータは更新できますが、新規NTLM構成は定義できません。

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アップグレードの考慮事項

·         以前のリリースのEPM System製品からアップグレードする場合、次のアップグレード・パスがサポートされます:

9.2.0.3から11.1.1.x

9.2.1から11.1.1.x

9.3.xから11.1.1.x

9.2.0.3より前のリリースを使用している場合は、まず前述のリストにあるリリースのいずれかにアップグレードしてから11.1.1.xにアップグレードする必要があります。アップグレード手順については、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』を参照してください。

·         一部のEPM System製品のみをアップグレードする場合は、重要な考慮事項について『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』の「EPM System製品のアップグレード」の章に記載されている「複数のリリースを含む環境での作業」を参照してください。

·         11.1.1.x製品を9.2.0.xまたは9.3.0.x製品と一緒に使用している場合は、識別名(DN)以外に対するセキュリティ構成のID属性を変更しないでください。
[7121792]

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既知の問題

このリリースで注意が必要な既知の問題は次のとおりです。

全般

不具合番号

既知の問題

不具合番号なし

PC AnywhereがインストールされているコンピュータにEPM System製品をインストールしようとすると、Java Virtual Machine (JVM)がインストールされません。
回避策: EPM System製品をインストールする前にPC Anywhereをアンインストールします。JVMは製品と一緒にインストールされます。EPM System製品のインストールが完了したら、PC Anywhereを再インストールしてください。

8613322

拡張ASCII文字とマルチバイト文字は、Oracle Databaseのデータベース・ユーザー名でサポートされていません。

8687779

EPM Systemコンフィグレータを使用してEPM Workspaceを構成した後に、データベースを削除して再作成すると、タスクが失敗します。
回避策: 次のファイルから"drop index PARAM_ID"を削除します

HYPERION_HOME/products/Foundation/workspace/database/portalsql/DB2/Drop.sql

8599271

IISリスニング・ポートを変更した後、Webサーバー構成タスクにデフォルト・ポートが表示されます。
回避策: Webサーバー構成タスクに表示されるポートを無視します。リスニング・ポートが正しく変更されます。

8487819

EPM Systemコンフィグレータを使用してデータベースを再構成する場合に、詳細設定オプション・パネルが表示されません。
回避策: Shared Servicesレジストリ・エディタを使用してデータベース接続プロパティを編集します。

データベース接続プロパティを編集するには、次の手順を行います:

1.      11.1.x EPM Systemソフトウェアをホストするマシンで、
HYPERION_HOME/common/config/9.5.0.0に移動し、次のコマンドを実行します:
epmsys_registry view DATABASE_CONN

2.      編集するデータベース接続のコンポーネントIDと、
更新するコンポーネント・プロパティの名前と値を書き留めておきます。

3.      コンポーネント・プロパティを更新するために、
HYPERION_HOME/common/config/9.5.0.0に移動し、次のコマンドを実行します:
epmsys_registry updateproperty #componentID/@componentProperty value
ここで、componentIDは、コンポーネント階層に表示されるコンポーネントのID、componentPropertyは、更新するコンポーネント・プロパティ名、valueは、コンポーネント・プロパティの新しい値です。

8481513

EPM Systemインストーラでファイルをインストールしたときに、進行状況バーが30分以上99%で停止します。
回避策: 大きなヘルプ・ファイルをコピーしている間、EPM Systemインストーラがフリーズしているように見えます。タスクは完了しますが、一部の遅いシステムでは、タスクが完了するまで1時間かかることがあります。インストールを取り消すと、EPM Systemアンインストーラのヘルプ・ファイルを使用できない場合があります。

8516033

Oracle Application Serverに配置する場合、EPM Systemコンフィグレータは、Oracle Application Serverへのパスではなく、Apacheへのパスを表示します。
回避策: 「参照」をクリックし、正しいOracle Application Serverフォルダに移動します。

8436228
および
8618351

Essbaseサーバーをデフォルト以外のポートで実行すると、Essbase JAPIチェッカが失敗します。
回避策: このエラーは無視しても構いません。ポートをカスタマイズしていない場合は、JAPIは正常に機能してレポートします。

8418877

EPM Systemインストーラが、Oracleインベントリの作成時にフリーズします。
回避策: EPM Systemインストーラが10分を超えてフリーズする場合、次の手順を行います:

1.      EPM Systemインストーラを終了します。

2.      HYPERION_HOMEに移動し、必要に応じてinventoryフォルダを削除します。

3.      HYPERION_HOME/OPatchに移動し、createInventory.bat|sh (UNIX)スクリプトを実行します。これにより、HYPERION_HOME/inventoryフォルダが正しく作成されます。

8447818

HP-UX PA-RISC (64ビット)環境で、WebSphereアプリケーション・サーバーを使用したときに、EPM Systemコンフィグレータがフリーズします。
回避策: configtool.shを編集して、フリーズしないところまで最大パラメータを大きくします。

例:

#
# Set JVM arguments
#
if [ "${VENDOR}" = "HP" ]; then
   HPARCH=`uname -m`
   if [ "${HPARCH}" = "ia64" ]; then
      JAVA_ARGS="-Xms256m -Xmx768m -XX:PermSize=64m -XX:MaxPermSize=256m
-d64"
   else
      JAVA_ARGS="-Xms512m -Xmx1024m -XX:PermSize=64m -XX:MaxPermSize=256m"
   fi
else
   JAVA_ARGS="-Xms256m -Xmx768m"
fi

 

コンピュータには2 GB以上のメモリーが必要です。

7590214 (8537384と重複)

EPM WorkspaceについてApacheのWebLogicプラグイン構成が失敗します。
回避策: EPM Systemコンフィグレータで、「アプリケーション・サーバーの配置」ダイアログ・ボックスに移動し、EPM Workspaceコンポーネントについて「設定」をクリックします。「論理アドレスの設定」が表示されます。ポート値を変更します。「アプリケーション・サーバーの配置」ダイアログ・ボックスと「論理アドレスの設定」の2つのポートは同じである必要があります。この場合、WebLogicのWebサーバー構成が更新されます。

7698703

EPM Systemコンフィグレータの実行中に「取消し」をクリックすると、「このアクションは取消しできません...」というエラー・メッセージが表示されます。
回避策: コマンド・ライン・ウィンドウをシャット・ダウンするか、Windowsタスク・マネージャを開いてJavaプロセスを終了します。

8284282

EPM Systemコンフィグレータでは、データベースが実行中でないと、データベース情報が表示されません。
回避策: EPM Systemコンフィグレータを開始する前に、データベースが実行されていることを確認します。

8294704

適切なクリーンアップを行わずに1つのシステムでフル・インストールを繰り返すと、システムPATHのオーバーフローを引き起こして、変数の最も古いエントリが上書きされる可能性があります。
回避策: アンインストール後、次のインストールの前にSYSTEM PATHから未使用のエントリを除去します。これを行わないと、SYSTEM PATHから一部の未使用のエントリを手動で除去して、その他のエントリを復元する必要が生じる可能性があります。例:
c:¥windowsおよびc:¥windows¥system32

8219145

Windows以外のシステムで、コンソール・モードでインストールすると、Windowsのみのコンポーネントをインストールするように選択して続行できますが、実際にはそれらのコンポーネントはWindows以外のプラットフォームではサポートされていないため、インストールされません。

8226337

Windows (64ビット): インストール中および構成中に「属性の値が有効ではありません: progid」というエラー・メッセージが表示されます。このエラー・メッセージは無視し、「OK」をクリックして続行してください。

7709447

EPM Systemインストーラは、Smart View for Officeインストールの状態を正しく判別しません。Smart Viewの開始に問題がある場合、詳細はSvcexe-Install.logを参照してください。

6889688
(8291337
と重複)

インストールのための十分な空きディスク・スペースがない場合に、EPM Systemインストーラの要約の手順で「インストールが成功しました」と表示されますが、「ステータス」列にはインストールされるはずの製品/コンポーネントに対して「失敗」と表示され、これらの製品/コンポーネントはインストールされません。
回避策: 『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』に示されている量の倍のスペースがあることを確認します。

7377763
(7653696
と重複)
および7359011

アプリケーションがWebLogicに配置され、EPM Systemコンフィグレータにより開始されると、コンピュータがフリーズして、ハードウェアを再起動する必要があります。
回避策: メモリーを追加するか、アプリケーションを一度に1つずつ開始します。

7704793

コンソール・モード: EPM Systemコンフィグレータを使用してWebSphereを構成する場合に、「共通設定」パネルで「SMTPサーバーの認証が必要」オプションに対して「いいえ」を選択すると、EPM SystemコンフィグレータではSMTPサーバーのユーザー名とパスワードを求めるメッセージが表示されます。
回避策: SMTP認証を選択解除します。

7007007

ユーザー・インタフェース、ドキュメント、エラー・メッセージ、ファイル・パスおよびファイル名で、リリース番号が11.1.1.xではなく、9.5と表示される場合があります。

8399934
および
7485611

コンソール・モードでインストールする場合、標準モードが選択されると、要約画面ではコンポーネントの32ビット・バージョンおよび64ビット・バージョンが両方とも選択されています。
回避策: 1つのタイプ(32ビットまたは64ビット)のみを選択します。

7204985

サポートされるすべてのデータベースで、EPM Systemコンフィグレータは、「詳細設定オプション」ページのDatabaseNameパラメータを正しく処理しません。
回避策: DatabaseNameという名前(大文字と小文字を区別する)を入力します。

7606829

SUN Solaris (64ビット): EPM Systemコンフィグレータでは、SSL構成がconf/ssl.confにあることが前提とされます。Apache 2.2の場合、デフォルトはconf/extra/httpd-ssl.confであるため、SSL通信は機能しません。
回避策: http.confを編集して、SSL構成の参照をconf/ssl.confに変更します。

7628157

AIX (64ビット): WebサーバーとしてIBM HTTPサーバーを使用する場合は、mod_proxyによるSSL要求がIBM HTTPサーバーからのエラー500で失敗します。
回避策: SSLProxyEngine/opt/IBM/HTTPServer/ssl.confに追加し、sudo apachectl stopおよびsudo apachectl startsslを使用してHTTPサーバーを再起動します。

6689418

Linux: 製品をコンソール・モードで構成する場合、デフォルトでは製品が何も選択されていません。
回避策: 構成に必要なすべての製品を手動で選択します。

6640727

Solaris x86-64 (64ビット): DISPLAY変数が正しく設定されていない場合、サイレント構成でエラーが戻ることがあります。
回避策: DISPLAY変数を正しく設定し、サイレント構成をやり直します。

7459916

システムが完全にクリーンアップされていない場合、上書きインストールを実行するとEPM Systemコンフィグレータですべての製品のデータベース構成パネルが表示されません。
回避策: ファイルおよびディレクトリを削除するオプションを選択してアンインストールした後、reg.propertiesファイル(HYPERION_HOME/common/config/9.5.0.0/reg.properties)を除去してから再度インストールします。

7493987

Hyperionホームがフル・インストールに必要なスペースを満たさないハード・ドライブ上にあり、これに11.1.1.xメンテナンス・リリースを適用する場合、前のバージョンにメンテナンス・リリースを上書きインストールするのに十分なスペースがある場合でも、続行するためのスペースが十分でないことを示すポップアップ・メッセージが表示されます。
回避策: フル・インストールに十分なスペースがある環境にインストールするか、既存のスペースを解放します。

7127257、7188590

Windows認証ではなくMicrosoft SQL Serverによるネイティブ認証を使用する必要があります。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成トラブルシューティング・ガイド』『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』に、Windows認証の使用方法が記載されています。

7391340

Oracle HTTP Server 1.3と連携するOracle Application Serverに一連のアプリケーションを構成してから、Oracle HTTP Serverバージョン2を使用するためにWorkspace Webサーバーを構成すると、各アプリケーションを再配置する必要があります。

7431693

UNIX: Oracle Application Server Webアプリケーション構成では、デフォルトのOracleの場所のパスを示すフィールドは空です。
回避策: 正しいOracle Application Serverを手動で指定します。

再配置

8520049

ポートをカスタマイズしてWebアプリケーションをWebSphere Webアプリケーションに変更する場合に、EPM SystemコンフィグレータはWebSphere Webアプリケーション・ポートの解決に失敗します。
回避策: ポートをカスタマイズしてWebアプリケーションをWebSphereに変更する場合(OracleでWebSphereを使用する場合など)、Webサーバー構成についてEPM Systemコンフィグレータを2回実行し、カスタマイズを取得します。

アンインストール

7048103

フォルダ、サービスおよびショートカットが、アンインストール後に「スタート」メニューに残ります。
回避策: 手動で削除します。

7376954

Shared Servicesレジストリ・データベースが削除されると、EPM Systemコンフィグレータではデータベース構成パネルが表示されません。
回避策: HYPERION_HOME/common/config/9.5.0.0内のreg.propertiesファイルを削除します。

7390473

Windowsで、EPM Systemアンインストーラによりサービスを停止しても、サービスは削除されません。
回避策: すべて手動で削除します。

7390426

Windows 2003 (64ビットAMD64およびIntel EM64T): EPM Systemンインストーラは、HYPERION_HOME/productsフォルダを削除しません。このフォルダには空の/binフォルダのみが含まれます。
回避策: HYPERION_HOME/productsを手動で削除します。

7419957

AIX (64ビット): すでに停止しているWebLogic Webアプリケーションを停止しようとすると、EPM Systemアンインストーラがフリーズすることがあります。
回避策:

1.      stopWebLogic.shを停止します。stopHyperionPlanning.shではなく、stopSmartSpace.shが表示されます。

2.      stopWebLogic.shを再び停止します。stopSmartSpace.shではなく、stopeas.shが表示されます。

他のすべてのWebアプリケーションに対して繰り返します。

アップグレード

8635352

11.1.1.3にアップグレードする場合、EPM System診断レポートは、Foundation Servicesデータベース接続の失敗を示します。この失敗は、foundation_1_config.xmlの不正なserverSelectedプロパティ値が原因です。この値は、Oracleではなく、ORACLEです。
回避策: HYPERION_HOME/common/config/9.5.0.0/product/foundation/9.5.0.0foundation_1_config.xmlを編集し、serverSelectedプロパティ値をOracleからORACLEに変更します。

8626348

EPM Systemインストーラで製品をリリース9.2.0.3からアップグレードした後、すべての製品とすべてのタスクが構成に選択されます。
回避策: 「すべて選択解除」をクリックし、構成する製品の選択に進みます。

8242743

AIX: 9.3.0からこのリリースにアップグレードした後で、9.3.0ユーザーが使用可能でない場合があります。
回避策: HYPERION_HOME/products/Foundation/openLDAP/postLDAPInstall.shをもう一度実行して、OpenLDAPを再起動します。

7348184

Solaris: 「前のリリースをアンインストールします」オプションを使用してリリース9.3.1からアップグレードする場合、HYPERION_HOME/AdministrationServicesHYPERION_HOME/BIPlus、HYPERION_HOME/hpsおよびHYPERION_HOME/IntegrationServicesのファイルは削除されません。
回避策: HYPERION_HOME/productフォルダを手動で削除します。

翻訳のサポート

8666155

日本語: Essbaseを構成した後、configtool_err.logにEssbase Agentタスク・プロセッサ・エラー・メッセージが示されることがあります。
回避策: MAXLコマンドを使用して、Essbaseネイティブ・ユーザーを外部化します。例:
login admin password on 'localhost:AgentPort';
alter system set eas_loc 'easHost:easPort'; (Administration Servicesが存在する場合)
alter system set sss_mode enforce password 'password';

次に、開始スクリプトを実行します。

8612622

ロシア語: EPM Systemインストーラで変換文字セットとしてKOI8-Rが検出されると、英語のメッセージに戻されます。
回避策: 構成時にUTF-8コードを選択します。

8612008

日本語: Essbaseクライアントを日本語で実行すると、「スタート」メニューにアイコンが表示されません。

8590232

トルコ語ロケールでは、ユーザー・ディレクトリとしてShared ServicesをDB2データベースに構成する場合、DB2ユーザー名に文字「i」を使用できません。

7335453

ドイツ語: すべてのEPM System製品をインストールすると、Financial Data Quality Managementのみが「スタート」メニューに追加されます。
回避策: HYPERION_HOME/products/binの開始スクリプトを使用します。

7867119

Planningを除くすべての製品で、SQL Serverデータベースのラテン語照合がサポートされています。
英語以外の言語環境では、Planningシステム・データベースを別にしておくことをお薦めします。これは、ネイティブ文字を含んでいるPlanningデータ・ソース、アプリケーションおよびクラスタ名をサポートするために非ラテン語の照合設定を使用してPlanningシステム・データベースを作成する必要があるためです。
Shared Servicesデータベースの場合、ラテン言語の拡張文字データを処理するにはLatin1_General_CI_ASを使用します。

7678519および8286979

UNIX: トルコ語のシステムでは、WebLogicはSUN JDKを使用する必要があります。SUN JVMをデフォルトのJVMにするには、$WL_HOME/common/bin/commEnv.shJAVA_HOMEおよびJAVA_VENDOR環境変数を次のように変更します:
 

JAVA_HOME=<BEA_HOME>/jdk150_10
JAVA_VENDOR=Sun

7812803

Linux-WebLogic-トルコ語: LANG環境変数をWebLogicとトルコ語の組合せでsetCustomParamsPRODUCT.shに手動で追加する場合は、"JAVA_VENDOR=Sun; export JAVA_VENDOR"もsetCustomParamsPRODUCT.shに追加する必要があります。ここでProductはアプリケーションの名前であり、LANG=tr_TR.XXX; export LANG設定はEPM System製品を開始します。また、トルコ語のロケールがLinux (OracleまたはRedHat)で使用される場合は、Sun JDKを使用して、WebLogicサーバーで汎用インストールをインストールできます。 

8259440

一部のEPM System製品は各言語に翻訳されていないため、一部のShared Services製品の役割は英語のみで表示されます。

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Foundation Services

Shared Services

7230134

『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』には、構成中にアンダースコアを使用できると記載されていますが、Shared Services Webアプリケーション・サーバー名にアンダースコア(_)を使用しないでください。

7138268

Shared Servicesデータベースは、EPM Systemコンフィグレータで直接変更できません。
回避策: HYPERION_HOME/common/config/9.5.0.0/reg.propertiesを削除してからShared ServicesデータベースをEPM Systemコンフィグレータで再構成し、前に構成されていたデータベースに接続するオプションを選択します。

7151093

Oracle Databaseの場合、このリリースのShared Servicesレジストリ・データベースにはインデックス・テーブルスペースを定義できません。配置の際にこの定義が必要な場合は、Shared Servicesのインストール時にHYPERION_HOME/products/Foundation/Server/confに提供されるShared Services用のOracle Databaseのスクリプトを手動で編集します。

7490615

Shared Servicesがインストールされると、2つのアプリケーションおよび2つのEssbase Studioサーバーが同じシステム上に表示されます。
回避策: 既存のユーザーをEssbase Studioの2番目のインスタンスにプロビジョニングします。

7462096

WebLogicへのShared Servicesの配置が失敗する場合は、HYPERION_HOME/deployments/WebLogic9/bin/setCustomParamsSharedServices9.shを変更し、JAVA_OPTIONS変数を-XX:MaxPermSize=256Mオプションと一緒に追加します。これはWebLogicの問題です。http://edocs.beasys.com/wls/docs92/perform/index.htmlにあるWebLogicのドキュメントでWebLogic Serverのパフォーマンスおよび調整に関する説明を参照してください。

8487105

Linux x86-64: stopsharedservices9.shスクリプトを実行しても、OpenLDAPプロセスが停止しません。
回避策: grepコマンドを使用して、OpenLDAPプロセス(slapd)を探し、killコマンドを使用して強制的にプロセスを停止します。例: $ kill -9 3216

7447720

UNIXでは、epmsys_registry.shによってレポートが生成中であることがコンソールに表示され、アドレスに./registry.htmlが指定されたMozillaが起動されます。
回避策: 完全なパスを含む値を手動で入力します。

8205578

Shared Servicesをアンインストールすると、EPM Systemコンフィグレータに一部の構成タスクが表示されません。
回避策: 別のEPM System製品をインストールして、EPM Systemコンフィグレータを再起動します。

EPM Workspace

8595460

古いデータベース・テーブルを上書きインストールして再利用する場合に、ES2というサービス・エージェントの無効な番号があるため、サービス・エージェントを開始できません。
回避策: v8_serviceagentsテーブルのレコードを削除します。ここで、RM2、SB2、JF2ES2に相当します。

不具合番号なし

EPM WorkspaceをFirefox 2.0と一緒に使用している場合、System 9リリース9.2.0.0製品はFirefox 1.0.7のみをサポートするため、これをEPM Workspaceに統合できません。

不具合番号なし

EPM WorkspaceをFirefox 2.0と一緒に使用している場合、System 9リリース9.3.0.0製品はFirefox 1.5.0.3のみをサポートするため、これをEPM Workspaceに統合できません。

7276716

EPM Workspace WebサーバーをEPM Systemコンフィグレータで構成する際、手動配置を選択すると、Webサーバー構成は別名と仮想ディレクトリ定義が追加されて誤って変更されます。WebSphereは、Webサーバー構成を無効なplugin-cfg.xmlに渡して変更します。
回避策: Webサーバー構成を手動で修正します。EPM System製品と一緒に使用するWebサーバーの構成方法については、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemマニュアル配置ガイド』を参照してください。

7362447

EPM Systemリリース11.1.1.xから11.1.1.xに移行するためにメンテナンス・リリースを適用すると、エージェントを開始せずにサービスが開始されます。
回避策: EPM Workspace配置の前にエージェントおよび注釈サービスを開始するか、それらのサービスをEPM Workspace配置の後に開始して、その後でEPM Workspaceサービスを再起動します。

Performance Management Architect

8606253

ログ・ファイルHYPERION_HOME/logs/services/hys9epmawebtier-sysout.logがサイズの制限値に達し、Performance Management Architect Webサーバーがロックされ、要求に対応できなくなります。
回避策: EPMA Webサービスを停止し、ログ・ファイルを別の場所に移動して、サービスを再起動します

7359973

Performance Management Architectには、.NET 2.0.50727が必要です。EPM Systemインストーラは、.NETバージョン 2.0.xがシステムに存在するかどうかを確認します。.NET 2.0.xが見つかると(x =任意のメンテナンス・リリース)、EPM Systemインストーラは.NETをそのまま残すので、Performance Management Architectのインストールは失敗します。.NETが検出されない場合、EPM Systemインストーラはバージョン2.0.50727を追加します。
回避策: EPM Systemインストーラを実行する前に、次の条件のいずれかであることを確認します:

·         .NETがシステムにまだインストールされていない。

·         インストールされている.NETがリリース2.0.50727である。

リリース2.0.50727以外の.NETがインストールされている場合は、.NETをアンインストールします。

6935993

EPM SystemコンフィグレータがPerformance Management Architectサービスを開始しません。
回避策: 構成後のPerformance Management Architectサービスの状態を確認します。サービスが開始されていない場合は、それらを手動で開始するか、ホストを再起動します。

6571231

既存のインタフェース・テーブルのデータ・ソースを編集し、管理者が「既存テーブルが削除されます」というメッセージで「はい」を選択した場合は、ダイアログ・ボックスに削除されるテーブルが表示されます。

7506974

Performance Management Architectを9.3.1からアップグレードする場合は、Webアプリケーションのポート・パネルでポートを手動で調整する必要があります。

Smart View

8225209、8304976

EPM System製品をインストールしていないマシンにSmart Viewをインストールまたはアップグレードする場合は、Smart Viewのインストールが失敗して、正しくインストールされません。
回避策: Smart Viewを再度インストールします。

8229882

11.1.1.xメンテナンス・リリースを適用する場合、「プログラムの追加と削除」では、メンテナンス・リリースだけでなく前のリリースもリストされます。
回避策: 前のリリースを除去します。

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Essbase

Essbaseサーバー

8540402

Linux x86: Essbaseをバックグラウンド・モードで実行する場合に、スクリプトstartessbase.shを手動で編集する必要があります。
回避策: HYPERION_HOME/products/Essbase/EssbaseServer/bin/startEssbase.sh
を編集し、/bin/rm/rmに変更します。

8595246

Essbaseを上書きインストールした後、Essbaseグローバル・アプリケーションがShared Servicesに存在しません。
回避策: Administration Servicesを使用して、Essbaseでネイティブ・ユーザーを外部化します。

7449083

AIXおよびHP-UX Itanium: Essbaseサーバーは、構成後に自動開始されません。
回避策: HYPERION_HOME/products/Essbase/EssbaseServer/bin/startEssbase.shを手動で実行します。

7133550

Essbaseをリリース9.3.1からリリース11.1.1.xにアップグレードする場合、前のリリースのESSLANG変数が維持されません。
回避策: アップグレード後に、ESSLANG変数が正しいことを確認します。

不具合番号なし

リリース9.3.1より前に作成された集約ストレージの日時次元は、サポートされません。
回避策: アップグレード前に、アウトラインから日時次元を削除し、日時次元の作成ウィザードを使用して再作成します。

Essbase Studio

8704007

Shared Servicesを除くすべての製品を上書きインストールする場合、Shared Servicesで、Essbase Studioの登録に失敗します。
回避策: Shared Services Consoleから、アプリケーション・グループの下のEssbase Studioサーバー・エントリを削除し、再登録します。

7420003

EPM SystemアンインストーラはEssbase Studioサーバーを停止しません。
回避策: アンインストールの前にEssbase Studioサーバーを手動で停止します。

7325986

UNIXおよびLinux: EL5またはRHL5 LDAPクライアントにポート競合があります(EPM SystemコンフィグレータはすべてのUNIXおよびLinuxにLDAP認証を構成します)。
回避策: アプリケーション開始ポートを変更します。たとえば、1ずつ増分します。

Administration Services

8705287

Administration Servicesを64ビットでインストールする場合、EPM SystemはTomcatでの配置のみをサポートします。すべてのEPM System WebアプリケーションをOracle Application Serverに配置するが、Administration ServicesをTomcatに配置する場合、EPM System診断レポートはAdministration Servicesについて失敗をリストします。
回避策: TomcatをポイントするようにAdministration Servicesポートを変更した場合は、Administration Servicesの失敗をリストするEPM System診断レポートを無視します。

8677219

WebLogic: EPM Systemコンフィグレータを実行し、すべての製品を同時に構成すると、Provider Servicesは配置に失敗します。
回避策: 次のいずれかを実行します:

·   最初の構成時にProvider Servicesをスキップします。

·   Provider Servicesを最初に構成し、次に他の製品を構成します。

8599023

Shared Servicesを上書きインストールした後、Administration ServicesおよびEssbase StudioがShared Services Consoleに2回リストされます。
回避策: Shared Services Consoleに表示される余分なインスタンスは無視できます。

8336899

Administration ServicesがOracle Application Serverへの配置に失敗します。
回避策:

1.      ORACLE_HOME/J2EEに移動し、hrサブフォルダを除去します。

2.      ORACLE_HOME/opmn/confに移動し、opmn.xmlを編集してFinancial Reportingアプリケーションの行を除去します。

7461473

Essbase Administration Servicesポートを変更すると、メニュー・コマンドの「アクセス権の割当て」がShared Servicesに表示されなくなります。
回避策: Essbase管理サービス・コンソールにログオンして、該当するエンタープライズ・ビュー - Essbaseサーバー - HOSTNAME - アプリケーション・アイテムで、「すべて登録」コマンドを使用します。

7526890

11.1.1.0から11.1.1.xにメンテナンス・リリースを適用する場合、Administration Servicesクライアントでは接続情報が保存されません。
回避策: 後で情報を復元できるように、メンテナンス・リリースを適用する前に接続情報を保存します。

Integration Services

7485443

11.1.1.2または11.1.1.3メンテナンス・リリースを適用した後、Integration Servicesが開始しません。
回避策: サービスを手動で処理して開始します。

7253757

Windows 2003 SP1では、インストール後にEPM SystemインストーラがWindowsサービスを使用してIntegration Servicesのサービスを開始および停止します。Windowsサービス・コンソールでサービスが停止された後も、olapisvr.exeが依然として実行されている場合があります。
回避策: olapisvr.exeおよびolapisvc.exeプロセスを手動で停止します。

Business Rules

不具合番号なし

サポートされる64ビット・プラットフォームでWindowsサービスとしてApache Tomcatに配置する場合は、Tomcatをホストするコンピュータに32ビットJDKがインストールされている必要があります。

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Reporting and Analysis

全般

8529830

リリース11.1.1.1から11.1.1.3にメンテナンス・リリースを適用する場合、EPM Workspaceの開始時に「.. webappのロードに失敗しました: webappのロードに失敗しました: コンテキストのルート/biplus_webservices/*はすでにバインドされています。アプリケーションApache-Axisを開始できません」というエラー・メッセージが表示されます。
回避策: Reporting and Analysis Webアプリケーションを停止し、再起動します。

7489828

UNIXでEPM Systemアンインストーラを実行すると、製品のインストール場所にあるすべてのファイルが残されます。
回避策: それらのファイルを手動で削除します。

7449051

リリース9.2.0.3からアップグレードした後、EPM Workspaceはポート19000で使用可能ですが、Financial ReportingおよびWeb Analysis Webアプリケーションはネイティブ・ポートでのみ使用可能です。
回避策: Windowsコントロール・パネルを使用してFinancial ReportingおよびWeb Analysisサービスを再起動してから、EPM Workspaceを再起動します。

6569907

Reporting and Analysis Migration Utilityを使用したHPSu 8.xからReporting and Analysis (9.xから11.1.x)への移行は、ソースの使用追跡テーブルがリポジトリと異なるスキーマの場合は失敗します。
回避策: 移行の前に、8.x HPSuインストール・ディスクで提供されるSQLスクリプトを使用して、手動で使用追跡テーブルを作成し、内容を指定します。たとえば、8.3.1 HPSuインストール・ディスクの場合、SQLスクリプトは次のパスにあります:

·   disk1/data/db_type/CreateUT.sql

·   disk1/data/db_type/CreateUTViews.sql

ここで、db_typeはHPSuリポジトリをホストするために使用される実際のデータベース・タイプです。たとえば、Oracle、Microsoft SQL ServerまたはDB2などです。

Financial Reporting

8719571

EPM Systemコンフィグレータを実行した後、管理者のユーザー名とパスワードを使用してFinancial Reporting Studioにログインできません。
回避策: Financial Reporting Webアプリケーションを再配置し、Financial Reportingカスタム構成を再実行します。

7320974

Windows: Financial Reportingの構成中に、「インストール中にFRAMEDYN.DLLが見つかりませんでした。アプリケーションを再インストールすることで問題が修正される場合があります。」というメッセージが表示されることがあります。
回避策: メッセージを受け入れ、構成に影響を与えずに続行できます。

Web Analysis

7624268

Web Analysisを他の製品とともに開始しようとすると、Web Analysisが開始しません。
回避策: EPM Workspaceサービスを実行した後で、Web Analysisサービスを再起動します。

Production Reporting

7165746

Webアプリケーションを手動で配置する場合、Production Reportingポートレットは、URLを保管するために、Shared Servicesレジストリではなくportlet.xmlを使用します。
回避策: EPM Workspace Webアプリケーションのportlet.xmlの次のポートレット値を更新します:

1.  FOUNDATION_HOST-EPM Workspace Webサーバー・マシンのホスト名。

2.  FOUNDATION_PORT-EPM Workspace Webサーバー・マシンのリスニング・ポート。デフォルト値は19000です。

Interactive Reporting

7492265

Interactive Reportingのアンインストールにより、アプリケーション・サーバーのFinancial ReportingおよびWeb Analysis配置およびFinancial Reportingサービスが除去されます。

Dashboard Development Services

7117352

Dashboard Development ServicesをWindows Vistaにインストールすると、Hyperionホーム・ディレクトリの下のフォルダが読取り専用になります。
回避策: ドメイン・ユーザーまたはグループをHyperionホーム・フォルダ・セキュリティに追加して、ユーザーに書込み権限を割り当てます。

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Financial Performance Managementアプリケーション

Planning

8446743

クラスタリング・モード環境で、アクティブなクラスタに関連付けられていない一部のPlanningアプリケーションがCalculation Managerに表示されることがあります。

7530571

9.3バージョンから移行したEnterprise Performance Management ArchitectでのPlanningアプリケーションの配置に関する問題を回避するには、次の手順を行います:

1.      Planningの構成を完了します。

2.      EPM Systemコンフィグレータを再実行します:

a.      「Planningのアップグレード」タスクおよび「アプリケーション・サーバーへの配置」タスクを選択します。

b.      「アプリケーション・サーバー」画面で「拡張」列の「設定」を選択します。

c.      「拡張設定」ダイアログ・ボックスの「既存の論理アドレスを使用します」ドロップダウン・リストで9.3.xバージョンのPlanningインスタンス名を選択します。

d.      「OK」をクリックして構成を終了します。

Enterprise Performance Management Architectで移行済のPlanningアプリケーションの正しいインスタンス名が表示されます。

不具合番号なし

インストール時のパフォーマンスの問題を回避するには、Planningサーバーで実行されているすべてのスクリーン・セーバーをオフにします。

7321842

「IDの移行」を選択したり、UpdateUsers.cmdユーティリティを実行したりすると、hsp_usersingroupテーブルから誤ってレコードが削除される場合があります。レコードを復元するには、ProvisionUsersユーティリティを実行するか、「管理」、「データベースの管理」、「セキュリティ・フィルタ」の順に選択します。

7366501

Solarisプラットフォームでは、アプリケーションの移行が失敗して、Planningログに、「ファイル9_3__0Migration_Oracle.sqlが見つかりません」というエラー・メッセージが表示される場合があります。
回避策: この問題を回避するには、Oracle Application ServerのPATH環境変数に手動で/usr/binを追加します。

Calculation Manager

7496837

11.1.1.2または11.1.1.3メンテナンス・リリースを適用する場合、Calculation ManagerをEPM Workspaceから使用できません。
回避策: コンポーネントを1つずつ再起動して開始します。

Financial Management

8618318

Webサーバー構成で、Financial Management WebサーバーのWebDirectoryレジストリの小文字のhfm名が認識されません。
回避策: EPM SystemコンフィグレータでFinancial Managementを構成する場合、「Webサーバーの構成」ページで、仮想ディレクトリ名の値をEPM Systemコンフィグレータで変更できる場合でも、デフォルト名hfmのみを使用する必要があります。異なる名前を入力しても、EPM Workspaceでは認識されません。

8397507

暗号化されたudlを使用すると、サーバーまたはクラスタを登録できません。
回避策: 次のいずれかのタスクを行います:

·   ユーザーが指定したDCOMを使用してサーバーのログオンとログオフを行います。

·   RUN ASコマンドを使用して、DCOMユーザーとしてプログラムを実行します。

これにより、HKEY_Usersの下にレジストリのエントリが作成されます。

8226957

EPM Systemコンフィグレータが1つのデータベース・タイプを構成すると、EPM Systemコンフィグレータを使用して別のデータベース・タイプを構成できません。これは、Shared Servicesレジストリが最初のデータベースをポイントしているためです。
回避策:
HYPERION_HOME/common/config/9.5.0.0/hfm/9.5.0.0/hfm_1_config.xml
を手動で編集して、「データベースの構成」タスクを「構成済」から「保留中」に変更し、EPM Systemコンフィグレータを使用して再構成します。

8215018

EPM SystemコンフィグレータがFinancial Managementを構成すると、アプリケーション・クラスタが失敗します。
回避策: EPM Systemコンフィグレータを再起動して、構成タスクを繰り返します。

7528605

Microsoft Windows Server 2003 (64ビットAMD64およびIntel EM64T)で、Web AnalysisからFinancial Managementサーバーへの接続を作成するには、次の手順を行う必要があります:

1.      Web Analysis構成ファイルで、Web Analysis WebアプリケーションのPATHおよびLibraryPathの各エントリを次のように変更します:

  HYPERION_HOME/products/biplus/InstallableApps/config/WebAnalysis.env:

64ビットのFinancial Managementを参照するLoadLibrarypathエントリ:

   (HYPERION_HOME¥¥products¥¥FinancialManagement)

次の32ビットFinancial Managementへの参照で置き換える必要があります:

(HYPERION_HOME¥¥products¥¥FinancialManagement¥¥32bit¥¥):

LoadLibrarypath=HYPERION_HOME¥products¥FinancialManagement¥32bit¥Common
LoadLibrarypath=HYPERION_HOME¥products¥FinancialManagement¥32bit¥Client

32ビットFinancial Management ClientおよびCommonディレクトリへの2つの参照はPATHに追加される必要があります:
PATH=HYPERION_HOME¥products¥FinancialManagement¥32bit¥Common;
HYPERION_HOME¥products¥FinancialManagement¥32bit¥Client;

2.      アプリケーション・サーバー固有のアクションを実行します。

Oracle Application Server 10.1.3.3:

32ビットFinancial Management ClientおよびCommonディレクトリへの2つの参照を、次のようにWeb Analysis OC4JインスタンスのPATHの先頭に配置します:

<ias-component id="WebAnalysis" status="enabled">
     <environment>
        <variable id="PATH" value="HYPERION_HOME¥products¥FinancialManagement¥32bit¥Client;HYPERION_HOME¥products¥FinancialManagement¥32bit¥Common" append="true" />

Tomcat 5:

32ビットFinancial Management ClientおよびCommonディレクトリへの2つの参照を、次のようにWeb Analysis OC4JインスタンスのPATHの先頭に配置します:

HYPERION_HOME¥deployments¥Tomcat5¥bin¥setCustomParamsWebAnalysis.bat

配置されたWebアプリケーションにWindowsサービスを作成した場合は、次のようにレジストリ・キー内のWeb AnalysisのPATHの先頭に、32ビットFinancial Management ClientおよびCommonディレクトリへの2つの参照を配置します:
"HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Hyperion Solutions¥WebAnalysis¥HyS9WebAnalysis¥Env1":

PATH=HYPERION_HOME¥¥products¥¥FinancialManagement¥¥32bit¥¥Common;
HYPERION_HOME
¥¥products¥¥FinancialManagement¥¥32bit¥¥Client;%PATH%

7528605 (続き)

WebLogic 9:

32ビットFinancial Management ClientおよびCommonディレクトリへの2つの参照を、次のようにWeb Analysis OC4JインスタンスのPRE_PATHの先頭に配置します:

HYPERION_HOME¥deployments¥WebLogic9¥bin¥setCustomParamsWebAnalysis.bat

配置されたWebアプリケーションにWindowsサービスを作成した場合は、次のようにレジストリ・キー内のWeb AnalysisのPATHの先頭に、32ビットFinancial Management ClientおよびCommonディレクトリへの2つの参照を配置します:
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Hyperion Solutions¥WebAnalysis¥HyS9WebAnalysis¥Env1:

PATH=HYPERION_HOME¥¥products¥¥FinancialManagement¥¥32bit¥¥Common;
HYPERION_HOME¥¥products¥¥FinancialManagement¥¥32bit¥¥Client;%PATH%

7528605

(続き)

WebSphere 6

32ビットFinancial Management ClientおよびCommonディレクトリへの2つの参照を、次のようにWeb Analysis OC4JインスタンスのWAS_PATHの先頭に配置します:

HYPERION_HOME¥deployments¥WebSphere6¥bin¥setCustomParamsWebAnalysis.bat.

配置されたWebアプリケーションにWindowsサービスを作成した場合は、次のようにレジストリ・キー内のWeb AnalysisのPATHの先頭に、32ビットFinancial Management ClientおよびCommonディレクトリへの2つの参照を配置します:
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Hyperion Solutions¥WebAnalysis¥HyS9WebAnalysis¥Env1:

PATH=HYPERION_HOME¥¥products¥¥FinancialManagement¥¥32bit¥¥Common;
HYPERION_HOME¥¥products¥¥FinancialManagement¥¥32bit¥¥Client;%PATH%

不具合番号なし

Microsoft Windows 2003 SP1: Financial Management Win32またはFinancial Management Webからのアクセス中に「アクセスが拒否されました」というメッセージを受け取る場合があります。クライアント・マシンのイベント・ログには、サーバーをアクティブ化しようとして、DCOMが一般アクセス拒否エラーをコンピュータSERVER_NAME.DOMAIN_NAMEから受け取ったという内容が表示されます。Microsoft社は、セキュリティ・コンテキストを多重化するためのバインド時間ネゴシエーションを使用不可にすることでRPCレイヤーにおけるコード問題を解決するために、次の回避策を提供しています。

セキュリティ・コンテキストの多重化のためのバインド時間ネゴシエーションを使用不可にするには、http://support.microsoft.com/kb/899148にある修正プログラムQ/899148をインストールします。

修正プログラムについては、Microsoftサポートに直接ご相談ください。

修正プログラムを取得したら、次の手順を行います:

1.      「スタート」、「ファイル名を指定して実行」の順に指定して、「regedit」と入力して「OK」をクリックします。

2.      次のレジストリ・サブキーを検索します:
HKEY_LOCAL_MACHINE/SOFTWARE/Policies/Microsoft/Windows NT/Rpc

3.      「編集」、「新規」の順に選択し、「DWORD値」を選択します。

4.      新規DWORD値として、「Server2003NegotiateDisable」を入力します。

5.      「Server2003NegotiateDisable」を右クリックして、「変更」をクリックします。

6.      「値データ」ダイアログ・ボックスに「1」と入力して、「OK」をクリックします。

注意: この設定によりバインド時間ネゴシエーションおよび複数転送構文ネゴシエーションを使用不可にします。

7.      レジストリ・エディタを終了し、Windows Server 2003ベース・コンピュータを再起動します。

注意: 修正プログラムは、Windows 2003 SP1を使用しているすべてのマシン(アプリケーション・サーバー、Webサーバー、レポート・サーバーなど)に適用する必要があります。Win32クライアントが使用されていない場合は、修正プログラムをクライアント・マシンに適用する必要はありません。

8560293

Microsoft Windows 2003 SP2: 一部のWindows 2003 SP2インストールでは、Financial ManagementまたはFinancial Reportingからの接続中に、クライアントで「アクセス拒否」が発生することがあります。クライアント・マシンのイベント・ログに、エラー・メッセージ「一般のアクセスが拒否されました」が示されます。
回避策: DWORD値が存在しない場合は、次の手順で追加します:

1.      レジストリ・エディタで、HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Policies¥Microsoft¥Windows NT¥Rpcの下に、新しいDWORD値をServer2003NegotiateDisableという名前で追加します。

2.      「Server2003NegotiateDisable」を右クリックして、「変更」をクリックします。

3.      「値のデータ」に「1」を入力して、「OK」をクリックします。

注意: この設定によりバインド時間ネゴシエーションおよび複数転送構文ネゴシエーションを使用不可にします。

4.      レジストリ・エディタを終了して、コンピュータを再起動します。

Strategic Finance

8672445

Strategic Financeコンポーネントを別のマシンにインストールし、前のリリースからアップグレードする場合、EPM SystemコンフィグレータがStrategic Financeデータ・ディレクトリを認識しません。
回避策: EPM Systemコンフィグレータの「データ・フォルダの構成」タスク・ダイアログ・ボックスで、前のリリースの正しいデータ・フォルダを入力するか、または参照します。

8640772および
8560023

EPM Systemコンフィグレータの製品オプション構成パネルで、正常に構成した後も、「製品オプションの構成」ステータスおよび「構成」ステータスが「保留中」のままで、「構成済」に変わりません。
回避策: これらのStrategic Financeステータスは無視できます。

7329952

Strategic Financeを9.3.1.xからアップグレードしてStrategic Financeの新規コンポーネントをインストールし、アップグレードしたコンポーネントと新規コンポーネントの両方を構成しようとすると、EPM Systemコンフィグレータに、構成に使用可能なすべてのStrategic Financeコンポーネントが表示されません。
回避策: Strategic Financeのアップグレードを行って構成した後に、Strategic Financeの新規コンポーネントをインストールして構成します。

Profitability and Cost Management

7489267

EPM SystemコンフィグレータのProfitability and Cost Managementデータベース構成パネルにIBM DB2接続がリストされますが、Profitability and Cost ManagementはDB2をサポートしていません。
回避策: EPM SystemコンフィグレータのIBM DB2のリストは無視します。

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データ管理

ERPインテグレータ

8629354
および
8637320

ERPインテグレータの「スタート」メニュー、フォルダおよびエラー・メッセージで、「ERPインテグレータ」ではなく、「AIF」と表示されます。
回避策: 「AIF」は、「ERPインテグレータ」を指しています。たとえば、「スタート」、「プログラム」、「Oracle EPM System」、「Performance Managementインテグレータ」、「ERPインテグレータの開始」の順に選択します。

 

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アクセシビリティの考慮事項

オラクル社では、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよび関連ドキュメントをご利用いただけることを目標としています。補助機器は、Windowsオペレーティング・システムおよびMicrosoft Internet Explorerに対してのみ適用されます。

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ドキュメントの更新事項

Hyperion製品ドキュメントへのアクセス

各Hyperion製品ガイドの最新バージョンは、Oracle Technology Network (OTN) Webサイト(http://www.oracle.com/technology/index.html)の「Documentation」領域からダウンロードできます。配置関連のドキュメントは、Oracle E-Delivery Webサイト(http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form)からも入手できます。個別の製品ガイドは、Oracle Technology Network (OTN) Webサイトからのみダウンロードできます。

注意: この製品の一部のドキュメントはリリース11.1.1.1または11.1.1.2から更新されていません。同様に、製品UIもリリース11.1.1.1または11.1.1.2から更新されていない場合があります。

PDFからのコード・スニペットのコピーと貼付け

PDFファイルからコード・スニペットを切り取って貼り付ける際、貼付け操作時に一部の文字が失われる場合があり、これによりコード・スニペットが無効になります。
回避策: コード・スニペットをHTMLバージョンのドキュメントから切り取って貼り付けます。

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このリリースで修正された不具合

この項には、前にReadmeで既知の問題として記載され、今回修正された不具合がリストされています。

 

不具合番号

このリリースで修正された不具合

8606315

リリース11.1.1.2から11.1.1.3にメンテナンス・リリースを適用する場合、Reporting and Analysisタスクのステータスは、「保留中」ではなく、「構成済」と示されます

8535115

Windows 64ビットのマシンにAdministration Servicesをインストールした後、EPM Systemコンフィグレータを実行すると、Administrative Servicesは管理サーバーに接続しません。

8524685

WebサーバーをHTTPSに構成し、Planningサーバーへのフロント・エンドとして使用する場合、サーバーに対するすべてのPlanning要求がHTTPであると、問題が発生することがあります。

8468577

リリース11.1.1.1のFDMおよびFinancial Managementをインストールし、11.1.1.2メンテナンス・リリースをFDMに適用すると、Financial Managementリリース11.1.1.1の新規アプリケーションを作成できません。

8442531

Web AnalysisまたはFinancial Reportingのいずれかをアンインストールすると、他の製品のサービスが削除されます。このユーザーの不具合については、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management SystemIインストールおよび構成ガイド』の「EPM System製品のアンインストール」の章で説明しています。

8366660

ターミナル・サービスには、リモート管理モードとアプリケーション・モードの2つのモードがあります。
マシンがリモート管理モードの場合は、リモート・デスクトップを介したサーバーで問題が発生することなく、この製品をインストールできます。
アプリケーション・モードの場合、インストールを完了するには、インストール・モードである必要があります(change user /INSTALL)。この不具合に関する説明は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成トラブルシューティング・ガイド』に移動しました。

8365392

ALBANWTJ.ttf、ALBANWTS.ttf、ALBANYWT.ttf、ALBANWTK.ttfおよびALBANWTT.ttfフォントは、Financial Managementの日本語版PDFレポートを生成するために、HYPERION_HOME¥common¥JRE¥Sun¥1.5.0¥bin¥fontsに追加する必要があります。

8354316

アンインストーラは、PATH変数タイプ・キーをREG_EXPAND_SZからREG_SZに変更します

8347219

Oracle Application Server 10.1.3.3では、Planningリリース9.3.xまたは11.1.xをPlanningリリース11.1.1.2にアップグレードするか、Planning 11.1.xから11.1.1.2に移行するためメンテナンス・リリースを適用すると、Planningアプリケーションの移行が正常に行われない場合があります。

8339615

WebLogicを使用している場合は、9.3.1から11.1.1.2にアップグレードする際に、WebLogic 9.2.xへのアップグレードが必要となるため、EPM Systemコンフィグレータは必須のセキュリティ要素でconfig.xmlを更新しません。

8335768

混在リリース環境では、EPM Systemコンフィグレータにより11.1.1.2メンテナンス・リリースがEPM Workspaceに適用された後、httpd.confのFinancial Managementサーバーが正しいサーバーではなくなります。

8315353

日本語: WebLogicの-Dweblogic.j2ee.application.tmpDir JVMオプションが
setCustomParamsharedServices.cmdおよび
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HyperionSolutions¥SharedServices9¥HyS9SharedServices¥JVMOption3で正しく設定されていないと、Shared Servicesがフリーズします。

8304641

hr (小文字)で始まる、EPM Workspaceにインポートされた任意のファイル(PDF、XLS、ZIP、TXTなど)を表示できません。

8304579

混在リリース分散環境では、Shared ServicesレジストリのPlanning、Financial Management、Essbase Administration ServicesおよびPerformance Scorecard Webアプリケーションのホスト・プロパティ値が正しくありません。

8292651

64ビットのAdministration ServicesをAMD-64プラットフォームにインストールすると、Windowsサービス(HyS9eas)が開始されません。

8283170

11.1.1.xメンテナンス・リリースを適用すると、EPM Systemインストーラでは、インストールされた元の状態から更新または変更されたファイルが正しく更新されません。

8276897、8270619および8270558

混在リリース環境では、EPM Systemインストーラは旧バージョンのPlanning ADMを9.2.0 (リリース9.2.0.3)、9.2.1 (リリース9.2.1.0)、9.3.0 (リリース9.3.0.1)および9.3.1 (リリース9.3.1.0)フォルダにインストールします。ファイルがない場合は、既存のインストールからそのファイルをコピーして、適切なリリースのフォルダのHYPERION_HOME/common/ADMに配置してください。

8271876

Financial Managementをアンインストールした後にインストールした場合、クラスタ情報が維持されないため、最初のインストールのデータベースを再使用できません。

8271044

EPM Systemコンフィグレータで、Financial Management Webセッションのタイムアウトを構成する場合は、時間を秒単位で指定します。時間の増分は、秒単位でなく分単位で指定する必要があります。

8262843

クラスタ名(データベース名、ユーザーなど)に拡張文字を使用してFinancial Managementを構成すると、発生するJavaエラーによりエラーが生成される可能性があります。

8252724

UNIX環境では、Essbase製品リリース11.1.xから11.1.1.2に移行するためにメンテナンス・リリースを適用すると、$HYPERION_HOME /common/ODBC/Merant/5.2/odbcinst.ini ファイルのodbcライブラリ・ファイルのインストール・パスが正しくなく、ODBCINST環境変数が$HYPERION_HOME/products/Essbase/EssbaseServer/hyperionenv.docに追加されません。

8226331

Financial Managementでは、拡張文字またはダブルバイト文字を使用するDCOMユーザーを使用できません。

8222978

Financial Management Webファイル転送フォルダの権限が正しく設定されません。したがって、Webを介してFinancial Managementアプリケーションにロードすると、「エラーが発生しました。管理者に問い合せてください。」というエラー・メッセージが表示され失敗します。

7614001

Planning WebアプリケーションはEssbaseサーバーに依存しています。EPM Systemインストーラは、Essbaseサーバーがすでにインストールされていても、Essbaseを選択してインストールします。

7373185

EPM SystemサービスおよびWebアプリケーションが異なるマシンにホストされている場合、構成タスクが完了していないことを示すエラーが発生することがあります。

7316350

IISが、デフォルト・ポート(80)以外のポート番号を使用するよう構成されている場合、EPM System診断レポートには、IIS Webアプリケーションのすべてのタスクが失敗したように示されます。

6605230

SUN Solaris: LD_PRELOADをユーザー環境で設定した後、Essbaseが開始されません。

8295990

PATH環境変数にスペースが含まれていると、EPM System製品はOracle WebLogicサーバーに配置できません。配置を行う前に、PATH環境変数にスペースが含まれていないことを確認してください。スペースが含まれているPATHのエントリは、8.3互換の同等のエントリと置き換える必要があります。この不具合に関する説明は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』に移動しました。

8226835

PATH環境変数を編集し、EssbaseクライアントのbinパスがIntegration Servicesのbinパスの前にあることを確認します。たとえば、HYPERION_HOME/products/Essbase/EssbaseClient/bin
HYPERION_HOME/products/Essbase/eis/server/binの前になります。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』の 「構成後のタスクの実行の章の「Essbase構成後のタスク」を参照してください。

7590211

Tomcat 5からWebLogic 9.2.2またはWebSphereにWebアプリケーションを再配置する場合、Webサーバーが正しく構成されません: TomcatのJakartaプラグイン・ディレクティブがhttpd.confに残り、WebLogicのリダイレクトを使用できません。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』「EPM System製品の再構成」の章の「別のWebアプリケーション・サーバー・タイプへの再配置」を参照してください。

7147306

EssbaseはShared Servicesの1つのインスタンスのみをサポートします。Essbaseの同じインスタンスは、Oracle Hyperion(R) Shared Servicesの2番目のインスタンスを認識しません。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』の「配置シナリオ」の章を参照してください。

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Microsoft Internet Information Services (IIS)の場合、管理者はIISメタベースのAspMaxRequestEntityAllowedプロパティを調整する必要があります。この値は、サイト固有の必要性に基づいて設定します。このプロパティはASP要求の最大サイズを指定します。

たとえば、これにより、データ・ロード・ファイルおよびFinancial Managementにロードできるドキュメントのサイズを制限します。デフォルト値は204800バイトです。IISメタベースはグラフィカル・ツール(Metabase Explorer、MetaEdit)またはプログラムを使用して編集できます。

次は、AspMaxRequestEntityAllowedプロパティを変更するサンプルのVBScriptコードです:

set vdirObj=GetObject("IIS://localhost/W3svc/1/ROOT/HFM")
WScript.Echo "Before: " & vdirObj.AspMaxRequestEntityAllowed
vdirObj.Put "AspMaxRequestEntityAllowed", 300000
WScript.Echo "After: " & vdirObj.AspMaxRequestEntityAllowed
vdirObj.SetInfo

この不具合に関する説明は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』に移動しました。

不具合番号なし

Windows 2003がIIS 5.0を分離モードで実行している場合、認証レベルはDCOMCNFGのCOM+アプリケーション・セクションで「なし」に設定する必要があります。また、「仮想ディレクトリ」プロパティの「アプリケーション保護」は、「高 (分離プロセス)」に設定する必要があります。この不具合に関する説明は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』に移動しました。

不具合番号なし

次の手順は、環境にサーバーを追加し、クラスタを定義し、サーバーをクラスタに追加する場合にお薦めします:
Financial Managementアプリケーション構成をすべてのアプリケーション・サーバーで再実行します。
すべてのWebサーバーでアプリケーション・クラスタ/サーバーを登録します。
EPM Workspaceサービスを再起動します。
アプリケーションごとに優先クラスタのユーザー・プリファレンスを再定義します。
この不具合に関する説明は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』に移動しました。

不具合番号なし

製品をアンインストールしてから再インストールする際に問題が発生する場合は、マシンの新規Hyperionホーム・ディレクトリに製品をインストールしてください。詳細は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成トラブルシューティング・ガイド』の「アンインストール後にインストールできない」を参照してください。

 

 

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