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Oracle HTML DBリリース・ノート
リリース2.0
B25046-01
 

 

Oracle® HTML DB

リリース・ノート

リリース2.0

部品番号: B25046-01

原典情報: B16374-02 Oracle HTML DB Release Notes, Release 2.0

2005年10月

このリリース・ノートでは、Oracle HTML DBのドキュメントに記載されていない重要な情報を示します。最新の情報については、次のWebサイトにあるこのリリース・ノートの最新版を参照してください。

http://www.oracle.com/technology/documentation/

このリリース・ノートでは、次の項目について説明します。

構成に関する重要な変更

Oracle HTML DB 2.0では、基礎となるデータベース・キャラクタ・セットにかかわらず、mod_plsqlデータベース・アクセス記述子(DAD)の構成におけるキャラクタ・セットの値は、AL32UTF8に設定されている必要があります。

Oracle HTTP Server 10g リリース1またはOracle Application Server 10g では、Oracle HTML DBにアクセスするためのDAD情報がORACLE_BASE/ORACLE_HOME/Apache/modplsql/conf/marvel.confファイルに含まれています。 PlsqlNLSLanguageを含む行で、DADの言語設定を判断します。 データベース・キャラクタ・セットがAL32UTF8であるかどうかにかかわらず、PlsqlNLSLanguage値のキャラクタ・セット部分は、AL32UTF8に設定されている必要があります。

Oracle HTTP Serverリリース9.0.3では、Oracle HTML DBにアクセスするためのDAD情報はORACLE_BASE/ORACLE_HOME/Apache/modplsql/cfg/wdbsvr.appファイルに含まれています。 nls_langを含む行で、データベース・アクセス記述子の言語設定を判断します。 データベース・キャラクタ・セットがAL32UTF8であるかどうかにかかわらず、nls_lang値のキャラクタ・セット部分は、AL32UTF8に設定されている必要があります。

Oracle HTML DB 2.0を実行する場合は、これらのDAD構成の変更の他に、PL/SQL Web Toolkitに含まれるパッチをすべてのデータベースに適用する必要があります。 このパッチの適用方法については、htmldb/patch/bug4554072ディレクトリにあるREADME.txtファイルを参照してください。

新規インストール時のOracle HTTP Serverの構成

Oracle HTML DBでは、mod_plsqlを使用してOracle HTTP Serverにアクセスする必要があります。 次の場合は、後述するインストール後の処理を実行する必要があります。

Oracle HTTP Serverリリース9.0.3を実行している場合、次の手順は適用されません。Oracle HTTP Serverリリース9.0.3の構成の詳細は、『Oracle HTML DBインストレーション・ガイド』を参照してください。

marvel.confファイルの作成

Oracle HTML DBで動作するようにOracle HTTP Serverを構成していない場合は、marvel.confを作成する必要があります。

marvel.confファイルを作成するには、次の手順を実行します。

  1. テキスト・エディタを使用して、marvel.confという名前のファイルを作成します。

    • UNIXおよびLinuxベース・システムの場合は、次の場所に保存します。

      ORACLE_BASE/ORACLE_HOME/Apache/modplsql/conf
      
      
    • Windowsベース・システムの場合は、次の場所に保存します。

      ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\Apache\modplsql\conf\
      
      
  2. 次の行をmarvel.confファイルにコピーします。 ORACLE_HOMEhostportservice_nameおよびhtmldb_public_user_passwordは、環境に応じた値に置き換えてください。

    次の例では、HTML DBのインストール時に、imagesディレクトリの別名が/i/と指定されていることを前提としています。 ここで示すパスは、単なる例です。 実際のmarvel.confファイルに記述するパスは、ご使用の環境のimagesディレクトリの別名を示す必要があります。

    Alias /i/ "ORACLE_BASE/ORACLE_HOME/htmldb/images/"
    AddType text/xml       xbl
    AddType text/x-component       htc
    
    <Location /pls/htmldb>
     Order deny,allow
     PlsqlDocumentPath docs
     AllowOverride None
     PlsqlDocumentProcedure      wwv_flow_file_manager.process_download
     PlsqlDatabaseConnectString  host:port:service_name ServiceNameFormat
     PlsqlNLSLanguage            AMERICAN_AMERICA.AL32UTF8
     PlsqlAuthenticationMode     Basic
     SetHandler                  pls_handler
     PlsqlDocumentTablename      wwv_flow_file_objects$
     PlsqlDatabaseUsername       HTMLDB_PUBLIC_USER
     PlsqlDefaultPage            htmldb
     PlsqlDatabasePassword       htmldb_public_user_password
     Allow from all
    </Location>
    
    
  3. marvel.confファイルを保存して、終了します。

httpd.confファイルの編集

次に、marvel.conf構成ファイルを参照するように、httpd.confファイルを編集する必要があります。

httpd.confファイルを編集するには、次の手順を実行します。

  1. テキスト・エディタを使用して、httpd.confファイルを開きます。

    • UNIXおよびLinuxベース・システムの場合:

      ORACLE_BASE/ORACLE_HOME/Apache/Apache/conf/httpd.conf
      
      
    • Windowsベース・システムの場合:

      ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\Apache\Apache\conf\httpd.conf
      
      
  2. marvel.conf構成ファイルを参照するエントリを追加します。

    include "ORACLE_BASE/ORACLE_HOME/Apache/modplsql/conf/marvel.conf"
    
    
  3. httpd.conf ファイルを保存して、終了します。

Oracle HTTP Serverの停止および再起動

Oracle HTTP Serverを停止および再起動するには、次の手順を実行します。

  • UNIXおよびLinuxベース・システムの場合は、次のコマンドを実行します。

    ORACLE_BASE/ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl stopproc ias-component=HTTP_Server
    ORACLE_BASE/ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl startproc ias-component=HTTP_Server
    
    
  • Windowsベース・システムの場合は、次のコマンドを実行します。

    ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\opmn\bin\opmnctl stopproc ias-component=HTTP_Server
    ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\opmn\bin\opmnctl startproc ias-component=HTTP_Server
    
    

新機能

このセクションでは、他のドキュメントに記載されていないOracle HTML DBの新機能について説明します。

このセクションの内容は次のとおりです。

SQLインジェクションの分析レポート

SQLインジェクション分析レポートは、Oracle HTML DB 2.0のSQLワークショップ・ユーティリティで使用可能です。この機能を使用すると、SQLインジェクションの脆弱性を分析するためのPL/SQLファクション、プロシージャおよびパッケージをコンパイルできます。これによって、生成されるレポートで、発生する可能性のあるSQLインジェクションの脆弱性を確認できるようになります。

この機能は、Oracle Database 10g リリース2(10.2)以上でのみ使用可能です。また、この機能を使用するには、Database 10g リリース2(10.2.0.1)では配布されない追加のPL/SQLパッケージ(DBMS_GLOBAL_DATAFLOWおよびDBMS_SQL_INJECTION_ANALYZER)をインストールする必要があります。これらの必要なパッケージは、後日、オラクル社から配布される予定です。

f?p URLに必要なセッションID

Oracle HTML DBの以前のリリースでは、認証済のユーザーが、セッションIDを含まないアプリケーションへのリンクを使用しようとすると、そのリンクに対して有効なセッションを特定するセッションCookieがユーザーのブラウザに設定されているかどうかがHTML DBエンジンによって確認されました。HTML DBエンジンによってセッションCookieが検出され、有効なセッションが特定されると、ユーザーはそのセッションを使用してアプリケーションにアクセスできました。同様に、認証済のユーザーがそのアプリケーションへのリンクを使用しようとし、そのリンク・セッションIDが現行のセッションと一致しなかった場合でも、現在認証されているセッションのセッションCookieが存在するため、ユーザーにはそのページへのアクセスが許可されます。

Oracle HTML DB 2.0では、ページ・リクエストにセッションIDは含まれません。セッションIDが現行のセッションと一致しない場合、ユーザーは認証プロセスを繰り返し実行する必要があります。その後、新しいセッションが割り当てられます。この変更によって、ブックマークの付いたリンクの動作が以前と異なることがわかります。たとえば、認証を必要とするページへのブックマーク付きリンクを使用すると、そのアプリケーションへの認証プロセスを繰り返し実行することが必要になります。

そのため、開発時は、&APP_SESSION.v('APP_SESSION'):APP_SESSION、またはリンクを構築する際のコンテキストに応じた同等の方法を使用して、常に現行のセッションIDが含まれるようにアプリケーション・ページ間の内部リンクを構築する必要があります。

オープン・バグおよび既知の問題

このセクションでは、Oracle HTML DBのバグおよび既知の問題について説明します。

サポートされているWebブラウザ

Oracle HTML DBアプリケーションを表示または開発するには、WebブラウザでJavaScriptおよびHTML 4.0およびCSS 1.0規格がサポートされている必要があります。この要件を満たすブラウザは次のとおりです。

  • Microsoft Internet Explorer 6.0以上(Windowsのみ)

  • Netscape Communicator 7.2以上

  • Mozilla 1.2以上

  • Firefox 1.0以上

引用符を含むスプレッドシート・データのインポート

コピー・アンド・ペーストでスプレッドシート・データをインポートする場合に、列値に二重引用符が含まれていると、データは正しくインポートされません(54" Plasma Flat Screenなど)。この問題を回避するには、次の2つの方法があります。

  • オプション1:

    1. データを区切りフォーマット(カンマ区切り(.csv)またはタブ区切り)で保存します。

    2. 保存したファイルを、「テキスト・データのインポート」ウィザードを使用してアップロードおよびインポートします。

  • オプション2:

    1. 二重引用符を、次に示すように2つの二重引用符に置き換えます。

      54"" Plasma Flat Screen
      
      
    2. 「スプレッドシート・データのインポート」ウィザードを使用して、ファイルをインポートします。

日本語の列属性書式

アプリケーション・ビルダーの「ページ定義」の「列属性」で数値書式または日付書式の選択ポップアップ・ダイアログを開くと、そのダイアログには常に「バックスラッシュ」+ 5,234.10と表示されます。正確には、日本語環境では円記号が表示されるはずです。

バックスラッシュと円記号は同じ文字コード・ポイントですが、選択されたフォントに応じて表示が異なります。バックスラッシュは、アプリケーション内のページ上で日付書式を適用した際にも表示されます。

この問題は、Oracle Bug#3384664で追跡されます。

日本語の名前を持つアイテムの作成

ウィザードを使用して、表またはビューに、日本語の名前を持つ列に基づいてフォームを作成した場合、その新しいアイテムの名前が日本語で含まれます。

この問題は、Oracle Bug#3393090で追跡されます。

対処方法:

この問題を修正するには、「ページ定義」で新しいアイテムを作成する際に、アイテム名に英数字(AからZ、0から9および「_」)を使用します。また、変更をアイテムに適用する前に、アイテム名を英数字に変更する必要がある場合もあります。

以前のリリースからインポートされたアプリケーションでの実行時エラー

Oracle HTML DBの以前のリリースのアプリケーションをエクスポートし、アプリケーション・ビルダーのインストール・ページでそのアプリケーションをインポートおよびインストールした場合、まれにアプリケーションのインストール後に実行時エラーが発生する場合があります。

多くの場合、これらのエラーは、アプリケーション・コンポーネントに埋め込まれたPL/SQLコードのブロックに関連するPL/SQLパーサー・エラーまたは実行エラーです。インストール・プロセスによって、200文字を超える文字列が複数の行に分割される場合があります。たとえば、行がPL/SQLキーワードとPL/SQLキーワードの間、または解析エラーの原因となる箇所で分割される場合があります。

この問題は、Oracle Bug#3854874で追跡されます。

対処方法:

これらのタイプのエラーが発生し、インストール・プロセスによって長い文字列が分割された疑いがある場合、次の手順を実行します。

  1. エラーが発生したページをアプリケーション・ビルダーで編集して、アプリケーション内の問題がある疑いのあるPL/SQLを含む、エラーが発生したコンポーネントを隔離します。

  2. 不適切に分割されたコードのブロックの場所を検索します。

  3. コードのブロックをより適切な箇所で分割するか、または実行時エラーが発生しなくなるまで行に空白を挿入します。

  4. アプリケーションをエクスポートし、エクスポート・ファイルをインポートして再インストールします。

  5. 新しいエクスポート・ファイルを永続バックアップ・コピーとして保持します。

配列として定義された入力パラメータを含むWSDLでのWeb参照の作成

配列として定義された入力パラメータを含むWSDLドキュメント上で、Oracle HTML DBにWebサービス参照を作成した場合、組込みウィザードを使用して、そのWeb参照にフォームおよびレポートを作成することができません。

この問題は、Oracle Bug#3922270で追跡されます。

対処方法:

Oracle HTML DBでは、配列である入力パラメータ用のユーザー・インタフェースが提供されていません。配列として定義された出力パラメータは、「Webサービスのフォームとレポート」ウィザードを使用した場合に適切に処理されます。

Corel SVG Viewerの非サポート

Oracle HTML DBリリース2.0では、Corel SVG Viewerはサポートされていません。

オブジェクト・ブラウザからのトリガーの有効化

オブジェクト・ブラウザからはトリガーを有効化できません。

この問題は、Oracle Bug#4563602で追跡されます。

対処方法:

SQLコマンド・プロセッサを使用し、標準のOracle構文でトリガーを有効化します。 次に例を示します。

ALTER TRIGGER trigger_name ENABLE

マルチバイトの名前を持つトリガーのダウンロード

オブジェクト・ブラウザの「オブジェクトの詳細」ビューからマルチバイトの名前を持つトリガーをダウンロードすると、ファイル名が破損します。

この問題は、Oracle Bug#4581512で追跡されます。

対処方法:

マルチバイトの名前を持つトリガーは、「コード」ビューからダウンロードします。

マテリアライズド・ビューおよびパッケージに対する特定の権限の付与

オブジェクト・ビューでは、マテリアライズド・ビューおよびパッケージに特定の権限を付与できません。

この問題は、Oracle Bug#4578016で追跡されます。

対処方法:

特定の権限をマテリアライズド・ビューまたはパッケージに付与するには、標準のOracle構文を使用します。 次に例を示します。

GRANT SELECT ON materialized_view TO user

オブジェクト・ブラウザでの既存の名前を使用したトリガーの作成

トリガー名がすでに存在する場合、大/小文字の違いはあっても、オブジェクト・ブラウザではトリガーを作成できません(TRIGGER1trigger1など)。

この問題は、Oracle Bug#4578658で追跡されます。

対処方法:

SQLコマンド・プロセッサを使用し、通常のOracle構文でトリガーを作成します。 次に例を示します。

CREATE TRIGGER "trigger1" BEFORE INSERT ON ...

SQLスクリプトを実行すると、常に最初のスクリプト・ファイルが含められる

「エクスポートに追加」ボタンを使用してSQLスクリプトをエクスポートすると、正しく選択されているかどうかにかかわらず、常に最初のスクリプトが含められます。

この問題は、Oracle Bug#4583602で追跡されます。

対処方法:

この問題に対処するには、次の手順を実行します。

  1. すべてのスクリプトを選択して、「エクスポートに追加」をクリックします。

  2. エクスポートしないスクリプトを選択して、「チェックした項目の削除」をクリックします。

DDL生成ユーティリティでは、一部のマルチバイトの表名および列名が破損する

一部のキャラクタ・セットでは、DDL生成時に、マルチバイトの表名および列名が破損します。

この問題は、Oracle Bug#4579524で追跡されます。

対処方法:

DDL生成ユーティリティで破損するオブジェクトには、オブジェクト・ブラウザの「SQL」ビューを使用してDDLを作成します。

SQLコマンド・プロセッサでサポートされていないコマンド

SQLコマンド・プロセッサでは、SQLコマンドEXPLAIN PLANおよびLOCK TABLEはサポートされていません。

この問題は、Oracle Bug#4552205で追跡されます。

対処方法:

SQL*Plusまたは別のSQLクライアントを使用して、これらの操作を実行します。

大/小文字が混在する列をオブジェクト・ブラウザで問合せに格納する

現在、オブジェクト・ブラウザでは、小文字の列名または大/小文字が混在する列名を問合せファンクションに格納できません。 オブジェクト・ブラウザで問合せファンクションを使用している場合、表に大/小文字が混在する列名または小文字の列名があり、ORDER BYとして使用する列を選択すると、その選択は失敗します。

この問題は、Oracle Bug#4601878で追跡されます。

対処方法:

クエリー・ビルダーを使用して、問合せを作成および実行します。

大/小文字が混在する名前または小文字の名前を持つ制約の無効化

オブジェクト・ブラウザで表を選択する場合、「制約」タブを選択した後、小文字の名前または大/小文字が混在する名前を持つ制約を無効化しようとすると、その無効化は失敗します。

この問題は、Oracle Bug#4601636で追跡されます。

対処方法:

SQLコマンド・プロセッサを使用し、通常のOracle構文で無効化または有効化します。 次に例を示します。

ALTER CONSTRAINT "Constraint_Abc" DISABLE

表名が小文字の場合または表名に大/小文字が混在する場合、オブジェクト・ブラウザでは'UPDATE OF'トリガーの作成はサポートされない

表名が小文字の場合または表名に大/小文字が混在する場合、オブジェクト・ブラウザでは'UPDATE OF'トリガーを作成できません。 オブジェクト・ブラウザでトリガーを作成するには、次のいずれかの手順を実行します。

  • 表を選択し、 「トリガー」タブを選択した後、「作成」をクリックします。

  • オブジェクト・ブラウザの右上にある「作成」をクリックし、「トリガー」を選択します。

    UPDATE OFを実行する「オプション」を設定すると、列を選択するように求められますが、名前が小文字または名前に大/小文字が混在する表の列は表示されません。

この問題は、Oracle Bug#4601883で追跡されます。

対処方法:

SQLコマンド・プロセッサを使用し、通常のOracle構文でトリガーを作成します。 次に例を示します。

CREATE TRIGGER "Mixed_Case_Trigger"
BEFORE
UPDATE OF "Mixed_Column" ON "Mixed_Case_Table"
FOR EACH ROW
BEGIN
...

ドキュメントに対する修正および追加

このセクションでは、Oracle HTML DBのドキュメントに対する追加事項および修正事項を示します。

『Oracle HTML DBインストレーション・ガイド』に対する追加事項および修正事項

このセクションでは、『Oracle HTML DBインストレーション・ガイド』に対する修正事項を示します。

  • 「新規インストール時のOracle HTTP Serverの構成」に示す手順は、『Oracle HTML DBインストレーション・ガイド』の製品版には含まれませんでした。

  • 2.5項「Oracle Textの要件」にある、英語(米国)の言語プリファレンス・スクリプトdrdefus.sqlの実行方法を説明する例は、次のように読み替えてください。

    c:\> sqlplus ctxsys/CTXSYS_password
    SQL> @c:\oracle\product\10.2.0\db_1\ctx\admin\defaults\drdefus.sql
    
    

『Oracle HTML DBユーザーズ・ガイド』に対する修正事項

このセクションでは、『Oracle HTML DBユーザーズ・ガイド』に対する修正事項を示します。

  • 「Oracle HTML DBの新機能」では、次の誤記があります。

    単一データベースの複数のスキーマでオブジェクトを参照、作成および編集するには、オブジェクト・ブラウザを使用します。オブジェクト・ブラウザには、新しいPL/SQLエディタが含まれています。このエディタを使用して、構文の強調表示およびエラー・レポートを使用したまま、パッケージ、プロシージャ、ファンクションおよびトリガーを編集およびコンパイルできます。

    構文の強調表示は、オブジェクト・ブラウザでのPL/SQLエディタの機能ではありません。

  • 「SQLコマンド・プロセッサのトランザクションについて」のセクションでは、システム・プリファレンスSQL_COMMAND_MAX_INACTIVITYを構成することによって、SQLコマンド・プロセッサのトランザクション・コマンドがタイムアウトするまでの最大待機時間を指定できると説明されています。このプリファレンス名は、SQL Commands Maximum Inactivity in minutesに変更されています。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility Program のWeb サイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

JAWS(Windowsのスクリーン・リーダー)は、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

オラクル社カスタマ・サポート・センター

オラクル製品サポートの購入方法、およびオラクル社カスタマ・サポート・センターへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.co.jp/support/

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://otn.oracle.co.jp/document/

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://www.oracle.co.jp/education/

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.co.jp

http://otn.oracle.co.jp


注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。


Oracle HTML DBリリース・ノート, リリース2.0

部品番号: B25046-01

原本名: Oracle HTML DB Release Notes, Release 2.0

原本部品番号: B16374-02

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