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Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistant ユーザーズ・ガイド
10g(10.1.4.0.1) for UNIX Systems

B31485-01
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1 OracleAS RepCAの概要と要件

OracleAS Metadata Repositoryは、OracleAS Metadata Repository用に新しくデータベースを作成しなくても、既存のデータベースにインストールできます。この章では、Oracle Application Server Repository Creation Assistant(OracleAS RepCA)の使用方法について説明します。このツールは、インストールに使用します。また、OracleAS RepCAは、OracleAS Metadata RepositoryをOracle Internet Directoryに登録する際にも使用できます。


注意

  • このマニュアルでは、既存のOracleAS Metadata Repositoryをアップグレードする方法については説明しません。アップグレードの手順については、『Oracle Application Serverアップグレードおよび互換性ガイド』を参照してください。

  • OracleAS RepCAでは、リリース2(9.0.2)のMetadata Repositoryを、10g(9.0.4)のOracle Internet Directoryに登録できません。

  • OracleAS Metadata Repositoryは、サポートされているバージョンのOracle Internet Directoryにのみ登録できます。詳細は、第1.6項「Oracle Internet Directoryの要件」を参照してください。

  • OracleAS Metadata Repositoryは、Oracle E-Business Suiteインスタンスを含むデータベースにロードできません。現在のところ、サポートされていません。

 

この章の構成:

1.1 OracleAS RepCA の概要

OracleAS RepCAを使用して、次の操作を実行できます。

1.1.1 様々な種類のデータベース記憶域のサポート

OracleAS RepCAは、単一ノードのデータベースおよびReal Application ClustersデータベースにOracleAS Metadata Repositoryをロードできます。OracleAS RepCAは、次の記憶域管理オプションを使用してOracleAS Metadata Repositoryをロードできます。

1.1.2 ローカル・データベースおよびリモート・データベースのサポート

OracleAS RepCAを実行する際に、ターゲット・データベースを指定する必要があります。ターゲット・データベースは、操作(OracleAS Metadata Repositoryのロード、登録、削除または登録解除)の実行先となるデータベースです。このデータベースには、OracleAS RepCAと同じコンピュータ(ローカル・データベース)または異なるコンピュータ(リモート・データベース)で実行しているデータベースを指定できます。

リモート・データベースの場合は、データベースを実行しているコンピュータのオペレーティング・システムとは別のオペレーティング・システムのコンピュータでOracleAS RepCAを実行することができます。たとえば、OracleAS RepCAをWindowsコンピュータで実行し、Linuxコンピュータで実行しているデータベースにOracleAS Metadata Repositoryをロードすることができます。

1.2 OracleAS RepCAを実行する手順

OracleAS RepCAを実行するには、インストールから始める必要があります。

  1. OracleAS RepCAをインストールします。

    OracleAS Metadata Repository Creation AssistantのCD-ROMから、インストーラを実行する必要があります。Oracle Application ServerのDVD-ROMを使用する場合、インストーラはrepcaディレクトリにあります。

    インストール時に、OracleAS RepCAのインストール先ディレクトリを指定します。

  2. インストール先ディレクトリから、OracleAS RepCAを実行します。

1.3 OracleAS RepCAを実行するコンピュータの要件

OracleAS RepCAを実行するコンピュータは、次の要件を満たしている必要があります。


注意

このマニュアルに含まれるOracle Application Server Repository Creation Assistant 10g(10.1.4.0.1)のハードウェアとソフトウェア要件は、このマニュアルの作成された時点での情報です。ハードウェアとソフトウェア要件の最新情報については、Oracle Application Server Certification Information 10g (10.1.4.0.1)を参照してください。 


表1-1    OracleAS RepCAを実行するコンピュータの要件 
項目  要件 

オペレーティング・システム 

Solaris 8

Solaris 9

HP-UX 11i(11.11)PA-RISC

HP-UX 11i(11.23)PA-RISC

Red Hat Enterprise Linux AS/ES 2.1、Update 5

Red Hat Enterprise Linux AS/ES 3.0、Update 3

SUSE Linux Enterprise Server 8、SP3

SUSE Linux Enterprise Server 9

ハードウェアの要件については、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。 

ディスク領域 

OracleAS RepCAソフトウェアをインストールするには、695MB以上必要です。

注意: OracleAS RepCAを実行してロード操作を行うたびに、ログ・ファイル用に約10MB必要です。

データベースに必要なディスク領域については、第1.5.5項「SYSTEM表領域およびUNDO表領域に必要なディスク領域」および第1.5.6項「OracleAS Metadata Repositoryの表領域に必要なディスク領域」を参照してください。 

メモリー 

512MB 

仮想メモリー 

1535MB 

ディスプレイ 

256色 

1.4 OracleAS RepCAのインストール

OracleAS RepCAをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. OracleAS Metadata Repository Creation AssistantのCD-ROMまたはOracle Application ServerのDVD-ROMを挿入します。

  2. コンピュータがCD-ROMまたはDVD-ROMを自動的にマウントしない場合は、マウント・ポイントを手動で設定します。

  3. インストーラを起動します。

    CD-ROM: runInstallerを実行してインストーラを起動します。

    DVD-ROM: repcaディレクトリに移動し、runInstallerを実行してインストーラを起動します。

  4. 「ようこそ」画面: 「次へ」をクリックします。

  5. 「ファイルの場所の指定」画面: 「名前」フィールドで、このOracleAS RepCA環境の名前を指定します。「Oracleホームの名前」は128文字以下にする必要があり、英数字およびアンダースコアのみ使用できます。たとえば、repca10_1_2です。

    インストール先パス」フィールドに、OracleAS RepCAのインストール先ディレクトリをフルパスで指定します。このマニュアルでは、このディレクトリをOracleAS RepCAのOracleホームと呼びます。

    「次へ」をクリックします。

  6. 「言語の選択」画面: デフォルトでは、インストーラによって、英語およびオペレーティング・システム言語のテキストでOracleAS RepCAがインストールされます。言語を追加する必要がある場合は、「選択された言語」ボックスに必要な言語を移動します。

    「次へ」をクリックします。

  7. 「Repository Creation Assistantの起動」画面: インストール後、すぐにOracleAS RepCAを実行する場合は、「はい」を選択します。それ以外の場合は、「いいえ」を選択します。いずれの場合も、インストール後はいつでもOracleAS RepCAを実行できます。

    「次へ」をクリックします。

  8. 「サマリー」画面: 「インストール」をクリックして、インストールを開始します。

  9. 「コンフィギュレーション・アシスタント」画面: インストーラによってコンフィギュレーション・アシスタントが実行され、OracleAS RepCAがインストールされます。


    注意

    「Repository Creation Assistantの起動」画面で「はい」を選択した場合は、インストーラによって、OracleAS RepCAがコンフィギュレーション・アシスタントとして起動されます。OracleAS RepCAの実行中、「コンフィギュレーション・アシスタント」画面では、「OracleAS Repository Creation Assistant」行のステータスに「処理中です」が表示されます。OracleAS RepCAを終了すると、インストーラによって「インストールの終了」画面が表示されます。

    インストーラは、OracleAS RepCAを終了するまで実行中のままです。 


  10. 「インストールの終了」画面: 「終了」をクリックして、インストーラを終了します。

1.5 データベースの要件

OracleAS Metadata Repositoryをインストールするデータベースは、表1-2に示す各項目について一定の要件を満たす必要があります。

ヒント

OracleAS RepCAを実行する前に、前提条件チェック・ツール(第1.5.1項「前提条件チェック・ツールの実行」を参照)を実行します。このツールによって、様々なデータベース要件が確認されます。OracleAS RepCAでも要件は確認されますが、前提条件チェック・ツールは、1つ目の満たされていない要件で停止することなく要件を確認するため、より簡単に使用できます。つまり、満たされていない要件を1つ解決した後、OracleAS RepCAを再実行して次の要件を解決するという手順を繰り返すのではなく、すべての要件を一度に解決することができます。

要件を満たすために、データベースを再起動する必要がある場合があります。

その後でOracleAS RepCAを実行して要件を確認すると、OracleAS Metadata Repositoryは、ほぼ正常にインストールされます。

表1-2に、前提条件チェック・ツールで確認される項目を示します。 

表1-2    データベースの要件 
項目  確認 

第1.5.2項「データベースのリリース」 

自動 

第1.5.3項「Standard Editionデータベース: 注意」 

第1.5.4項「スワップ領域の要件」 

第1.5.5項「SYSTEM表領域およびUNDO表領域に必要なディスク領域」 

これらの表領域がAUTOEXTENDに設定されていない場合に確認されます。 

第1.5.6項「OracleAS Metadata Repositoryの表領域に必要なディスク領域」 

第1.5.7項「初期化パラメータ」 

一部自動ではない 

第1.5.8項「データベース・オプション」 

自動 

第1.5.9項「PL/SQLパッケージ」 

自動 

第1.5.10項「DBMS_LDAPパッケージ」 

自動 

第1.5.11項「ナレッジ・ベース(Oracle Database 10gのみ必要)」 

自動 

第1.5.12項「Oracle Ultra Searchが必要(Oracle Database 10gリリース2(10.2.x)のみ)」 

自動 

第1.5.13項「パスワード・ファイル認証」 

第1.5.14項「スキーマおよび表領域」 

自動 

第1.5.15項「Oracle Internet Directoryへの登録」 

1.5.1 前提条件チェック・ツールの実行

OracleAS RepCAには、前提条件チェック・ツールが含まれ、このツールは、ORACLE_HOME/repca/prereqディレクトリに格納されています(ORACLE_HOMEは、OracleAS RepCAのインストール先です)。このツールによって、ほぼすべてのデータベース要件が確認されます。表1-2に、ツールで確認される項目を示します。

このツールは、OracleAS RepCAを実行する前に実行する必要があります。

ヒント

このツールは、データベースがすべての要件を満たすまで、繰返し実行できます。 

使用方法:

DBPrereqChecker -DBHOST dbhost -DBPORT dbport -DBNAME dbname
 -SYSPWD syspassword [-LOGDIR logdir] [-HELP]

表1-3    DBPrereqCheckerのパラメータ 
パラメータ  説明 

-DBHOST dbhost 

データベースを実行しているコンピュータの名前を指定します。 

-DBPORT dbport 

データベース・リスナーがリスニングしているポートを指定します。 

-DBNAME dbname 

データベースのサービス名を指定します。 

-SYSPWD syspassword 

SYSユーザーのパスワードを指定します。 

-LOGDIR logdir 

ログ・ファイルの書込み先ディレクトリを指定します。ディレクトリに対する書込み権限を持っている必要があります。

ログ・ファイルの名前は、RepcaPrerequisiteCheck.logです。ログ・ファイルには、満たされている要件および満たされていない要件の情報が格納されます。

このパラメータを指定しない場合、書込み先はコンソールになります。 

-HELP 

ツールのヘルプを表示します。 

例:

prompt> DBPrereqChecker -DBHOST mydb.mydomain.com -DBPORT 1521
      -DBNAME orcl1.mydomain.com -SYSPWD topsecret -LOGDIR /tmp

1.5.2 データベースのリリース

OracleAS Metadata Repositoryは、次のデータベース・リリースにインストールできます。


注意

このマニュアルに含まれるOracle Application Server Repository Creation Assistant 10g(10.1.4.0.1)のハードウェアとソフトウェア要件は、このマニュアルの作成された時点での情報です。ハードウェアとソフトウェア要件の最新情報については、Oracle Application Server Certification Information 10g (10.1.4.0.1)を参照してください。 


表1-4    サポートされるデータベース・リリース 
データベースのシリーズ  サポートされるリリース  詳細情報 

Oracle9iリリース2(9.2.x) 

9.2.0.7以上 

 

Oracle Database 10gリリース1(10.1.x) 

10.1.0.5以上 

 

Oracle Database 10gリリース2(10.2.x) 

10.2.0.2以上 

 

データベースのリリースを確認するには、次のようにPRODUCT_COMPONENT_VERSIONビューを問い合せます。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select version from product_component_version where product like 'Oracle%9i%'
     or product like 'Oracle%Database%';

passwordは、SYSユーザーのパスワードを指定します。

1.5.2.1 Oracle9i リリース2(9.2.x)データベース

Oracle9iリリース2(9.2.x)データベースでOracle Application Server Repository Creation Assistantを実行する前に、9.2.0.7パッチ・セット(パッチ・セット番号4163445)をインストールする必要があります。このパッチ・セットは、OracleMetaLink(http://metalink.oracle.com)からダウンロードできます。

データベースを9.2.0.7にアップグレードするには、次の手順を確実に実行してください。これらの手順は、9.2.0.7パッチ・セットのREADMEファイルに記載されています。

catpatch.sqlスクリプトが実行されているかどうかを確認するには、SQL*Plusで次のコマンドを実行します。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select comp_name, version, status from dba_registry
 where comp_id = 'CATPROC';

結果は次のとおりです。

COMP_NAME                     VERSION     STATUS
----------------------------- ----------- --------
Oracle9i Packages and Types   9.2.0.7.0   Valid


注意

catpatch.sqlスクリプトが、データベースに対して実行済であることを確認してください。データベースのOracleホームにパッチを適用して9.2.0.7にアップグレードしている場合でも、Database Configuration Assistant(DBCA)を使用して作成した新しいデータベースでは、catpatch.sqlスクリプトが実行されていない場合があります。これは、catpatch.sqlスクリプトが実行されていないシード・テンプレートまたはカスタム・テンプレートから、DBCAを使用してデータベースを作成した場合に生じます。

このようなデータベースの場合、最初にデータベースに対してcatpatch.sqlを実行してからOracleAS RepCAを実行します。 


1.5.2.2 Oracle Database 10g(10.1.x)データベース

Oracle Database 10g(10.1.x)データベースでOracle Application Server Repository Creation Assistantを実行する前に、10.1.0.5パッチ・セット(パッチ・セット番号4505133)をインストールする必要があります。このパッチ・セットは、OracleMetaLink(http://metalink.oracle.com)からダウンロードできます。

1.5.2.3 Oracle Database 10gリリース2(10.2.x)データベース

Oracle Database 10g(10.2.x)データベースでOracle Application Server Repository Creation Assistantを実行する前に、10.2.0.2パッチ・セット(パッチ・セット番号4547817)をインストールする必要があります。このパッチ・セットは、OracleMetaLink(http://metalink.oracle.com)からダウンロードできます。

1.5.3 Standard Editionデータベース: 注意

サポートされているデータベースのStandard Editionを使用する場合は、Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantを実行する前に、データベースのインストール後の手順の一環として、sdopatch.sqlスクリプトを実行する必要があります。sdopatch.sqlスクリプトは次の場所にあります。

Oracle_Home/md/admin/sdopatch.sql

Oracle_Homeは、データベースのOracleホームです。

サポートされているデータベースのStandard Editionを使用する場合、Oracle Internet Directoryのマルチマスター・レプリケーション機能が使用できないことに注意してください(この機能は、Enterprise Editionデータベースのみで使用可能なASRに依存するためです)。

かわりにファンアウト・レプリケーション機能を使用できます。詳細は、『Oracle Internet Directory管理者ガイド』を参照してください。

1.5.4 スワップ領域の要件

データベースを実行するコンピュータには、512MB以上の使用可能なスワップ領域が必要です。確認および必要に応じて増やす方法については、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。

1.5.5 SYSTEM表領域およびUNDO表領域に必要なディスク領域

SYSTEM表領域およびUNDO表領域には、次の空き領域が必要です。

表1-5    SYSTEM表領域およびUNDO表領域に必要な空き領域 
表領域  必要な空き領域 

SYSTEM 

367,001,600バイト 

UNDO 

367,001,600バイト 

これらの表領域がAUTOEXTENDに設定されている場合は、ファイル・システム内の使用可能なすべての領域が表領域に使用される可能性があるため、OracleAS RepCAで領域の確認はできません。そのため、OracleAS RepCAで、ファイル・システムの空き領域は確認できません。管理者が確認する必要があります。

これらの表領域がAUTOEXTENDに設定されていない場合は、OracleAS RepCAで表領域に使用可能な領域をデータベースに問い合せて調べることができるため、OracleAS RepCAで空き領域を確認できます。

AUTOEXTENDの有効化および無効化の手順については、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

1.5.6 OracleAS Metadata Repositoryの表領域に必要なディスク領域

自動ストレージ管理(ASM)を使用しているデータベースにOracleAS Metadata Repositoryをインストールする場合、そのディスク・グループでOracleAS Metadata Repositoryの表領域用に、最低2GBのディスク領域が割り当てられていることを確認してください。それ以外の場合は、OracleAS Metadata Repositoryの表領域用に、1.3GB以上のディスク領域があることを確認してください。

このディスク領域の要件は、SYSTEM表領域およびUNDO表領域(前述の項を参照)に追加で必要な領域です。

1.5.7 初期化パラメータ

インストール時に、データベースの初期化パラメータが表1-6および表1-7に示す値に設定されている必要があります。

インストール後、これらのパラメータの大部分はパフォーマンスを最適化するために必要に応じて変更できます。


注意

db_block_sizeパラメータの値は8192以上である必要があります。このパラメータは、データベースが作成されたときに設定され、変更できません。このパラメータの値が8192より小さいデータベースは、Metadata Repositoryに使用できません。 


表1-6    手動で確認する必要がある初期化パラメータ 
パラメータ  必要な値  パラメータ・クラス  注意 

nls_length_semantics 

BYTE 

動的 

注意: OracleAS RepCAでは、このパラメータは確認されません。手動で確認する必要があります。

このパラメータには、CHARはサポートされていません。 

max_commit_propagation_delay 

静的 

注意: OracleAS RepCAでは、このパラメータは確認されません。手動で確認する必要があります。

このパラメータは、Real Application ClustersデータベースにOracleAS Metadata Repositoryをロードする場合にのみ必要です。 

表1-7    初期化パラメータ: 必要な値(OracleAS RepCAで確認される) 
パラメータ  必要な値  パラメータ・クラス  注意 

db_block_size 

8192以上 

変更不可。「注意」列を参照。 

データベースの作成後にこのパラメータ値を変更することはできません。 

aq_tm_processes 

1以上 

動的 

このパラメータの値はインストール後に変更できます。 

open_cursors 

300以上 

動的 

このパラメータの値はインストール後に変更できます。 

job_queue_processes 

1以上 

動的 

このパラメータの値はインストール後に変更できます。 

db_cache_size 

144MBより大きい値 

動的 

このパラメータの値はインストール後に変更できます。 

shared_pool_size 

175MBより大きい値 

動的 

このパラメータの値はインストール後に変更できます。 

java_pool_size 

120MBより大きい値 

静的 

このパラメータの値はインストール後に変更できます。 

pga_aggregate_target 

96MBより大きい値 

動的 

このパラメータの値はインストール後に変更できます。 

query_rewrite_enabled 

TRUE 

動的 

OracleAS Wirelessがこの値を必要とするため、インストール後はこのパラメータを変更できません。 

query_rewrite_integrity 

trustedまたはenforced 

動的 

OracleAS Wirelessがこの値を必要とするため、インストール後はこのパラメータを変更できません。 

sessions 

400以上 

静的 

このパラメータの値はインストール後に変更できます。 

undo_management 

AUTO 

静的 

このパラメータの値はインストール後に変更できます。 

_system_trig_enabled 

true 

動的 

これは、Oracleの内部パラメータです。システムのトリガーを使用可能にするには、trueを設定します。 

db_create_file_dest 

OracleAS RepCAがOracleAS Metadata Repository用のデータ・ファイルを作成するディレクトリ 

動的 

この初期化パラメータは、Oracle Managed Filesを使用するデータベースにOracleAS Metadata Repositoryをインストールする場合のみ必要です。 

max_enabled_roles 

100以上 

静的 

この初期化パラメータは、Oracle9iリリース2(9.2.x)データベースを使用する場合にのみ必要です。 

compatible 

Oracle9iリリース2(9.2.x)データベースを使用している場合:

9.2.0.0.0以上

Oracle Database 10gを使用している場合:

10.1.0.2.0以上 

静的 

このパラメータは、9.2.0.0.0より低い値に設定しないでください。 

sga_target 

600MB以上 

動的 

この初期化パラメータは、Oracle Database 10gを使用する場合にのみ必要です。 

パラメータ値の確認

SQL*Plusを使用して初期化パラメータの値を確認するには、次のようにshow parametersコマンドを使用します。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> show parameters parameter_name

passwordは、SYSユーザーのパスワードを指定します。

または、次のようにV$PARAMETERビューを問い合せて値を確認することもできます。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select name,value from v$parameter;
パラメータ値の変更

パラメータの値を変更する方法は、そのパラメータが静的または動的のどちらであるか、あるいはデータベースがパラメータ・ファイルとサーバー・パラメータ・ファイルのどちらを使用するかによって決まります。

パラメータ・ファイル、サーバー・パラメータ・ファイルおよびパラメータ値の変更方法については、使用するデータベースの『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

データベースでパラメータ・ファイルを使用する場合、次のいずれかの方法でパラメータ値を変更できます。

データベースがサーバー・パラメータ・ファイルを使用する場合は、alter systemコマンドでパラメータ値を変更します。静的なパラメータの場合は、scopespfileに設定します。新しい値を有効にするには、データベースを再起動する必要があります。動的なパラメータの場合は、scopespfilememoryまたはbothに設定します。値を永続させるには、scopeをspfileまたはbothに設定します。たとえば、次のようになります。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> alter system set aq_tm_processes=9 scope=both;
内部パラメータ値の変更

Oracleの内部パラメータ(_system_trig_enabledなど)を変更するには、パラメータ名を二重引用符で囲む必要があります。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> alter system set "_system_trig_enabled"=true;

パラメータ名が二重引用符で囲まれていない場合は、エラーが表示されます。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> alter system set _system_trig_enabled=true;
                      *
ERROR at line 1: ORA-00911: invalid character

1.5.8 データベース・オプション

データベースでは、次のデータベース・オプションが有効になっている必要があります。

表1-8    必要なデータベース・オプション 
必要なオプション  データベースにインストールされているオプションの確認方法 

OLAPウィンドウ・ファンクション

パラレル・ロード 

これらのオプションがデータベースで有効になっているかどうかを確認するには、次のようにV$OPTIONビューを問い合せます(passwordはSYSユーザーのパスワードを指定します)。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select * from v$option;

問合せ結果の中に、次の2行が表示されます。

PARAMETER                VALUE
--------------------- -----------
OLAP Window Functions TRUE
Parallel load TRUE

 

Java 

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select count(*) from dba_objects
where object_type like 'JAVA%' and
owner = 'SYS' and status = 'VALID';

返される数は0より大きい値です。 

Intermedia 

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select count(name) from sys.props$
where name = 'EXPORT_VIEWS_VERSION';

返される数は0より大きい値です。 

Oracle Text 

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select count(*) from dba_views
where owner = 'CTXSYS' and
view_name = 'CTX_VERSION';

返される数は0より大きい値です。 

Oracle Spatial 

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select value from v$option
where parameter = 'Spatial'

返される値はtrueです。 

1.5.9 PL/SQLパッケージ

データベースには、次のPL/SQLパッケージがインストールされている必要があります。

DBMS_DDL

DBMS_LOCK

DBMS_OUTPUT

DBMS_REPUTIL

DBMS_SQL

DBMS_STATS

DBMS_UTILITY

UTL_FILE

UTL_RAW

データベースにパッケージがインストールされているかどうかを確認するには、ALL_OBJECTSビューを問い合せます。次の例は、DBMS_DDLパッケージを確認しています。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select count(object_name) from all_objects
     where object_name like 'DBMS_DDL%' and
       status = 'VALID';

パッケージごとに問合せを実行します。DBMS_DDLをそれぞれのパッケージの名前で置き換えます。返される数は0より大きい値です。

1.5.10 DBMS_LDAPパッケージ

データベースにDBMS_LDAPパッケージが含まれていて、そのパッケージが有効であることを確認します。有効でない場合、パッケージを再インストールする必要があります。

  1. DBMS_LDAPパッケージのリリースが2であることを確認します。次のSQLコマンドにより0が返されます。

    prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
    SQL> select dbms_ldap_utl.check_interface_version('2') from dual;
    
    DBMS_LDAP_UTL.CHECK_INTERFACE_VERSION('2')
    ------------------------------------------
                                             0
    
    

    このコマンドによって、0以外の値が返される場合、または次のようなエラーが返される場合、

    The DBMS_LDAP package supplied with this database doesn't support the
    version 2 interface used by 904 components.
    
    

    パッケージを再ロードする必要があります。この項の最後の「DBMS_LDAPパッケージの再ロード」に進んでください。

  2. DBMS_LDAPパッケージが有効であることを確認します。次のSQLコマンドにより9が返されます。

    1. 次の行を含むファイルを作成します。ファイル名には、たとえばtest_ldap.sqlなど、任意の名前を付けることができます。

      select count(*) from dba_objects where
      ( object_name = 'DBMS_LDAP' and 
      object_type = 'PACKAGE' and 
      status = 'VALID' and owner = 'SYS' 
      ) OR 
      ( object_name = 'DBMS_LDAP' and 
      object_type = 'PACKAGE BODY' and 
      status = 'VALID' and owner = 'SYS' 
      ) OR 
      ( object_name = 'DBMS_LDAP_UTL' and 
      object_type = 'PACKAGE' and 
      status = 'VALID' and owner = 'SYS' 
      ) OR 
      ( object_name = 'DBMS_LDAP_UTL' and 
      object_type = 'PACKAGE BODY' and 
      status = 'VALID' and owner = 'SYS' 
      ) OR 
      ( object_name = 'DBMS_LDAP' and 
      object_type = 'SYNONYM' and 
      status = 'VALID' and owner = 'PUBLIC' 
      ) OR 
      ( object_name = 'DBMS_LDAP_UTL' and 
      object_type = 'SYNONYM' and 
      status = 'VALID' and owner = 'PUBLIC' 
      ) OR 
      ( object_name = 'DBMS_LDAP_API_FFI' and 
      object_type = 'PACKAGE' and 
      status = 'VALID' and owner = 'SYS' 
      ) OR 
      ( object_name = 'DBMS_LDAP_API_FFI' and 
      object_type = 'PACKAGE BODY' and 
      status = 'VALID' and owner = 'SYS' 
      ) OR 
      ( object_name = 'DBMS_LDAP_API_LIB' and 
      object_type = 'LIBRARY' and 
      status = 'VALID' and owner = 'SYS' 
      );
      
      
    2. SQL*Plusでファイルを実行します。たとえば、ファイル名がtest_ldap.sqlの場合、コマンドは次のとおりです。

      prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
      SQL> @test_ldap.sql
      
        COUNT(*)
      ----------
               9
      
      

      このコマンドによって9以外の値が返される場合、パッケージを再ロードする必要があります。

DBMS_LDAPパッケージの再ロード
  1. 次のファイルがORACLE_HOME/rdbms/adminディレクトリに存在することを確認します。

    • catldap.sql

    • dbmsldap.sql

    • prvtldap.plb

    • prvtldh.plb

  2. SQL*Plusを使用して、SYSユーザーとしてcatldap.sqlを実行します。

    prompt> cd $ORACLE_HOME/rdbms/admin
    prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
    SQL> @catldap.sql
    

1.5.11 ナレッジ・ベース(Oracle Database 10gのみ必要)

Oracle Database 10gにOracleAS Metadata Repositoryをインストールし、OracleAS Portalを使用する場合は、データベースに、Oracle Textで提供されたナレッジ・ベースが必要です。ナレッジ・ベースは、テーマの索引付けおよびABOUT問合せに使用する概念の階層ツリーです。

OracleAS RepCAによって、データベースにナレッジ・ベースがインストールされているかどうか確認されます。インストールされていない場合は、OracleAS RepCAによって次の警告が表示されます。

"Knowledge base not found.

OracleAS RepCA was not able to find the Oracle Text Supplied Knowledge Base in the database specified.

If you are planning to use this repository for installing OracleAS Portal, you have to install Oracle Text Supplied Knowledge Base.Oracle Text Supplied Knowledge Base can be installed in the database using Oracle Database 10g Companion CD.

If you are not planning to use this repository for installing OracleAS Portal, you may continue further.

Do you want to continue?"

OracleAS Portalを使用しない場合は、「Y」と入力して続行します。それ以外の場合は、「N」と入力します。

ナレッジ・ベースがデータベースにインストールされているかどうかを自分で確認する場合は、次の問合せを実行します。

create or replace procedure Check_KB (l_return_value OUT varchar) is
   ORA20000_TEXT_EXCEPTION exception;
   pragma exception_init (ORA20000_TEXT_EXCEPTION, -20000);
   l_test_table constant varchar2(30) := 'WWSRC_INSO_TEST';
   l_test_table_index constant varchar2(30) := 'WWRSC_INSO_TEST_INDEX';

   procedure drop_test_table ( p_test_table in varchar2 ) is
   begin
      for c1 in ( select table_name from user_tables
                  where table_name = p_test_table )
      loop
         execute immediate 'drop table '||c1.table_name;
      end loop;
   end drop_test_table;

   begin
      l_return_value := 'TRUE';
      drop_test_table(l_test_table);
      execute immediate 'create table '||l_test_table||'( id number, content blob,
           query_id number, theme varchar2(2000), weight number,
           CONSTRAINT wwsrc_inso_test_pk PRIMARY KEY(id) )';
      execute immediate 'insert into '||l_test_table||'(id, content)
                      values(1, empty_blob())';
      begin
         execute immediate 'create index '||l_test_table_index||' on '||
              l_test_table||'(content) indextype is ctxsys.context
              PARAMETERS(''filter CTXSYS.INSO_FILTER'')';
         ctx_doc.themes( index_name => l_test_table_index, textkey => '1',
                   restab => l_test_table );
         exception when ORA20000_TEXT_EXCEPTION then
         if (instr(sqlerrm,'DRG-11446') > 0) then
            l_return_value := 'FALSE';
         else
            l_return_value := 'FALSE';
         end if;
      end;

      drop_test_table(l_test_table);
      exception when others then
         drop_test_table(l_test_table);
         l_return_value := 'FALSE';
   end;
/

ナレッジ・ベースがインストールされていないと、Oracle Textの「テーマと要旨を使用可能にする」オプションを選択してOracleAS Portalで検索を実行した場合、次のエラーが表示されます。

Error: The Oracle Text Installation is not complete. Knowledge base file or files
are missing. (WWWS-32026)

データベースにナレッジ・ベースがインストールされていない場合は、Oracle Database 10g Companion CD-ROMから、ナレッジ・ベースをインストールできます。詳細は、Oracle Database Companion CDのインストレーション・ガイドを参照してください。

1.5.12 Oracle Ultra Searchが必要(Oracle Database 10gリリース2(10.2.x)のみ)

Oracle Database 10gリリース2(10.2.x)にOracleAS Metadata Repositoryをインストールする場合は、同じデータベースにOracle Ultra Searchをインストールする必要があります。

OracleAS RepCAによって、データベースにWKSYSおよびWKPROXYのスキーマがインストールされているかどうか確認されます。インストールされていない場合は、OracleAS RepCAによって次の警告が表示されます。

データベースに、Ultra SearchスキーマWKSYSまたはWKPROXY(あるいはその両方)が含まれていません。これらのスキーマをインストールして再試行してください。詳細は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』および『Oracle Ultra Searchユーザーズ・ガイド』を参照してください。

データベースにOracle Ultra Searchがインストールされていない場合は、Oracle Database 10g Companion CD-ROMから、Oracle Ultra Searchをインストールできます。詳細は、Oracle Database Companion CDのインストレーション・ガイドを参照してください。

Oracle Ultra Searchをインストールしたら、Database Configuration Assistant(DBCA)を使用して、これらのスキーマをデータベースにロードする必要があります。Oracle Ultra Searchのスキーマのロードについては、OracleMetaLink(http://www.metalink.oracle.com)のNote 337992.1を参照してください。

1.5.13 パスワード・ファイル認証

データベースは、パスワード・ファイル認証を使用するように設定されている必要があります。パスワード・ファイル認証の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

パスワード・ファイル認証は、OracleAS RepCAを実行する場合にのみ必要です。Metadata Repositoryがインストールされている場合、パスワード・ファイル認証は必要ありません。

データベースがパスワード・ファイル認証を使用するように設定されているかどうかは、次の2つの方法のうちのいずれかで確認できます。

パスワード・ファイル認証を使用するようにデータベースを設定する手順は、次のとおりです。

  1. orapwdコマンド(すべて1行)を使用して、パスワード・ファイルを作成します。

    prompt> $ORACLE_HOME/bin/orapwd file=fullpath_to_pwfile password=password 
    entries=maxUsers
    
    

    指定する必要がある値:

    fullpath_to_pwfile: パスワード情報が記述されるファイルのフルパスを指定します。ファイル名はorapwsidです。通常、パスワード・ファイルはORACLE_HOME/dbsディレクトリに格納されます。

    password: SYSユーザーのパスワードを設定します。


    注意

    passwordパラメータに指定する値は、SYSユーザーのパスワードを設定します。現在のSYSパスワードと異なる値を指定すると、SYSパスワードは変更されます。 


    maxUsers: ファイルに含まれるユーザーの最大数を指定します。

    次の例は、"mydb"という名前のデータベースにパスワード・ファイルを設定しています。

    prompt> $ORACLE_HOME/bin/orapwd
        file=/opt/oracle/db92/OraHome1/dbs/orapwmydb
        password=topsecret entries=9
    
    
  2. remote_login_passwordfile初期化パラメータをEXCLUSIVEに設定します。同じパスワード・ファイルを複数のデータベースで使用する場合、SHAREDに設定します。Real Application Clustersデータベースの場合、このパラメータはEXCLUSIVEに設定する必要があります。

  3. データベースを再起動します。

1.5.14 スキーマおよび表領域

OracleAS RepCAは、表1-9に示すスキーマおよび表領域を既存のデータベースにインストールします。同じ名前のスキーマおよび表領域がデータベースに含まれていないことを確認してください。

1.5.14.1 スキーマおよび表領域のリスト

表1-9に、OracleAS RepCAによってデータベースに作成される、OracleAS Metadata Repositoryのスキーマおよび表領域を示します。

表1-9    スキーマおよび表領域 
コンポーネント  スキーマ  表領域  デフォルト・データベース・ファイル 

OracleAS Portal 

PORTAL 

PORTAL 

portal.dbf 

OracleAS Portal 

PORTAL 

PORTAL_DOC 

ptldoc.dbf 

OracleAS Portal 

PORTAL 

PORTAL_IDX 

ptlidx.dbf 

OracleAS Portal 

PORTAL 

PORTAL_LOG 

ptllog.dbf 

OracleAS Portal 

PORTAL_APP 

PORTAL 

portal.dbf 

OracleAS Portal 

PORTAL_DEMO 

PORTAL 

portal.dbf 

OracleAS Portal 

PORTAL_PUBLIC 

PORTAL 

portal.dbf 

OracleAS Single Sign-On 

ORASSO 

IAS_META 

ias_meta01.dbf 

OracleAS Single Sign-On 

ORASSO_PA 

IAS_META 

ias_meta01.dbf 

OracleAS Single Sign-On 

ORASSO_DS 

IAS_META 

ias_meta01.dbf 

OracleAS Single Sign-On 

ORASSO_PS 

IAS_META 

ias_meta01.dbf 

OracleAS Single Sign-On 

ORASSO_PUBLIC 

IAS_META 

ias_meta01.dbf 

OracleAS Wireless 

WIRELESS 

IAS_META 

ias_meta01.dbf 

Oracle Workflow 

OWF_MGR 

IAS_META 

ias_meta01.dbf 

OracleBI Discoverer 

DISCOVERER5 

DISCO_PTM5_META 

discopltm1.dbf 

OracleBI Discoverer 

DISCOVERER5 

DISCO_PTM5_CACHE 

discopltc1.dbf 

OracleAS Distributed Configuration Management(DCM) 

DCM 

DCM 

dcm.dbf 

Oracle Enterprise Manager 10g 

OEM_REPOSITORY 

SYS_AUX 

sysaux01.dbf 

Oracle Application Server Web Clipping 

WCRSYS 

WCRSYS_TS 

wcrsys01.dbf 

OracleAS Integration B2B 

IP1 

該当なし 

該当なし 

OracleAS Integration B2B 

B2B 

B2B_RT 

b2b_rt.dbf 

OracleAS Integration B2B 

B2B 

B2B_DT 

b2b_dt.dbf 

OracleAS Integration B2B 

B2B 

B2B_IDX 

b2b_idx.dbf 

OracleAS Integration B2B 

B2B 

B2B_LOB 

b2b_lob.dbf 

Oracle BPEL Process Analytics 

BAM 

BAM 

bam.dbf 

Oracle BPEL Process Manager 

ORABPEL 

ORABPEL 

orabpel.dbf 

OCA 

OCA 

OCATS 

oca.dbf 

OCA 

ORAOCA_PUBLIC 

OCATS 

oca.dbf 

OracleAS UDDI 

UDDISYS 

UDDISYS_TS 

uddisys01.dbf 

Oracle Internet Directory 

ODS 

OLTS_ATTRSTORE 

attrs1_oid.dbf 

Oracle Internet Directory 

ODS 

OLTS_BATTRSTORE 

battrs1_oid.dbf 

Oracle Internet Directory 

ODS 

OLTS_CT_STORE 

gcats1_oid.dbf 

Oracle Internet Directory 

ODS 

OLTS_DEFAULT 

gdefault1_oid.dbf 

Oracle Internet Directory 

ODSSM 

OLTS_SVRMGSTORE 

svrmg1_oid.dbf 

Oracle Ultra Search 

WK_TEST 

SYS_AUX 

sysaux01.dbf 

該当なし 

DSGATEWAY2 

DSGATEWAY_TAB 

oss_sys01.dbf 

Metadata Repository Version 

INTERNET_APPSERVER_REGISTRY 

IAS_META 

ias_meta01.dbf 

1 Oracle Application Server 10g(10.1.4.0.1)では、IPスキーマにはデータが含まれません。これはB2Bスキーマに置き換えられ、下位互換性のために提供されています。

2 Oracle Application Server 10g(10.1.4.0.1)では、DSGATEWAYスキーマは使用されなくなりました。これは、下位互換性のためにのみ提供されています。

1.5.14.2 すでに使用されているスキーマ名

OracleAS RepCAは、既存のデータベースで同じ名前のスキーマを1つでも検出すると、削除する前にユーザーに確認を求め、新しいデータでスキーマを再作成します。

そのスキーマのデータを保存するときは、続行しないでください。保存するデータをバックアップし、別のスキーマでリストアしてOracleAS RepCAを再実行します。その後、スキーマを削除して再作成します。

データベースの既存のスキーマ名をリスト表示するには、次のようにALL_USERSビューを問い合せます。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select username from all_users;

passwordは、SYSユーザーのパスワードを指定します。

OracleAS RepCAを実行して、OracleAS Metadata Repositoryで使用したスキーマおよび表領域を削除するには、第4章「OracleAS Metadata Repositoryの登録解除および削除」を参照してください。

1.5.14.3 すでに使用されている表領域名

OracleAS RepCAによって既存のデータベースで同じ名前の表領域が1つでも検出されると、続行できません。エラー・ダイアログが表示されます。その場合、次の手順に従います。

  1. エラー・ダイアログを閉じ、OracleAS RepCAを終了します。

  2. 必要に応じて表領域のデータをバックアップします。

  3. 表領域を削除します。

  4. OracleAS RepCAを再実行します。

データベースの既存の表領域名をリスト表示するには、次のようにV$TABLESPACEビューを問い合せます。

prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
SQL> select name from v$tablespace;

passwordは、SYSユーザーのパスワードを指定します。


注意

OracleAS RepCAを実行して完了する前に取り消すと、表1-9に示すいくつかの表領域がデータベースに作成されることがあります。その表領域は、OracleAS RepCAを再実行する前に削除してください。

OracleAS RepCAを実行して、OracleAS Metadata Repositoryで使用したスキーマおよび表領域を削除するには、第4章「OracleAS Metadata Repositoryの登録解除および削除」を参照してください。 


表領域を削除するには、手動でSQL文を実行します。また、OracleAS RepCAを実行して、OracleAS Metadata Repositoryの表領域およびスキーマを削除することもできます。第4章「OracleAS Metadata Repositoryの登録解除および削除」を参照してください。

手動でSQL文を実行するには、次の手順に従います。タスクの順序は重要です。最初にデータ・ファイルを削除すると、表領域を削除できなくなります。表領域が存在する場合、OracleAS RepCAを再実行できません。

  1. SQL*Plusを使用して、SYSユーザーとしてデータベースにログインします。

    prompt> sqlplus "sys/password as sysdba"
    
    
  2. 表領域のスキーマを削除します。

    SQL> drop user schema_name cascade;
    
    
  3. 表領域を削除します。

    SQL> drop tablespace tablespace_name including contents cascade constraints;
    SQL> exit;
    
    
  4. 表領域に関連付けられていたデータ・ファイル(.dbfファイル)を削除します。

1.5.14.4 表領域のサイズ

表領域にRAWデバイスではなくファイルを使用する場合、OracleAS RepCAが作成する各表領域に対してサイズを選択します。

OracleAS RepCAで各表領域に対して選択できるサイズは3種類あります(表1-10を参照)。これらのサイズは、コンポーネントの使用レベルの軽度、中度、重度に対応します。コンポーネントを大量に使用するアプリケーションがある場合、そのコンポーネントの表領域には最大サイズを選択します。リポジトリとともにコンポーネントを使用しない場合には、最小サイズを選択します。

表領域のサイズは初期サイズです。表領域はAUTOEXTENDにプリファレンスされているので、コンポーネントが大量に使用されると表領域のサイズが増加します。

表1-10    表領域の初期サイズ 
コンポーネント  表領域 

初期サイズ(MB) 

     

OracleAS Portal 

PORTAL 

75 

100 

150 

OracleAS Portal 

PORTAL_DOC 

25 

40 

50 

OracleAS Portal 

PORTAL_IDX 

30 

50 

60 

OracleAS Portal 

PORTAL_LOG 

30 

50 

60 

OracleAS Single Sign-On

OracleAS Wireless

Oracle Workflow

INTERNET_APPSERVER_REGISTRY(OracleAS Metadata Repositoryのバージョンに関する情報を格納するスキーマ) 

IAS_META 

200 

300 

500 

Oracle Ultra Search 

SYS_AUX 

200 

300 

500 

OracleBI Discoverer 

DISCO_PTM5_META 

10 

15 

OracleBI Discoverer 

DISCO_PTM5_CACHE 

10 

15 

OracleAS Distributed Configuration Management(DCM) 

DCM 

50 

100 

200 

OracleAS Web Clipping Support 

WCRSYS_TS 

35 

45 

55 

OracleAS Integration B2B 

B2B_RT 

50 

75 

90 

OracleAS Integration B2B 

B2B_DT 

60 

75 

90 

OracleAS Integration B2B 

B2B_IDX 

20 

40 

60 

OracleAS Integration B2B 

B2B_LOB 

20 

40 

60 

Oracle BPEL Process Analytics 

BAM 

175 

200 

250 

Oracle BPEL Process Manager 

ORABPEL 

80 

100 

120 

OracleAS Certificate Authority 

OCATS 

15 

35 

55 

OracleAS UDDI 

UDDISYS_TS 

35 

50 

65 

Oracle Internet Directory 

OLTS_ATTRSTORE 

10 

15 

20 

Oracle Internet Directory 

OLTS_BATTRSTORE 

10 

15 

20 

Oracle Internet Directory 

OLTS_CT_STORE 

10 

15 

20 

Oracle Internet Directory 

OLTS_DEFAULT 

10 

15 

20 

Oracle Internet Directory 

OLTS_SVRMGSTORE 

10 

15 

20 

該当なし 

DSGATEWAY_TAB 

25 

35 

45 

既存データベースがASM、Oracle Managed FilesまたはRAWデバイスを使用する場合、表領域のサイズを選択する必要はありません。ただし、記憶域のデバイスのサイズがコンポーネントに対して十分であることを確認してください(表1-11および表1-12を参照)。コンポーネントを大量に使用する予定がある場合は、表領域用の記憶域デバイスで、十分な領域が使用できることを確認します。

表1-11    システムの表領域の最小サイズ 
表領域  最小サイズ 

SYSTEM表領域 

1024MB 

TEMP表領域 

128MB 

UNDOTBS1表領域 

256MB 

UNDOTBS2表領域 

256MB 

ORSYS表領域 

64MB 

表1-12    OracleAS Metadata Repository用のRAWデバイス 
RAWデバイスの対象  最小サイズ  推奨される名前 

PORTAL表領域 

128MB 

dbname_raw_portal_128m 

PORTAL_DOC表領域 

64MB 

dbname_raw_portaldoc_64m 

PORTAL_IDX表領域 

64MB 

dbname_raw_portalidx_64m 

PORTAL_LOG表領域 

64MB 

dbname_raw_portallog_64m 

DCM表領域 

256MB 

dbname_raw_dcm_256m 

OCATS表領域 

64MB 

dbname_raw_ocats_64m 

DISCO_PTM5_CACHE表領域 

64MB 

dbname_raw_discoptm5cache_64m 

DISCO_PTM5_META表領域 

64MB 

dbname_raw_discoptm5meta_64m 

WCRSYS_TS表領域 

64MB 

dbname_raw_wcrsysts_64m 

UDDISYS_TS表領域 

64MB 

dbname_raw_uddisysts_64m 

OLTS_ATTRSTORE表領域 

128MB 

dbname_raw_oltsattrstore_128m 

OLTS_BTTRSTORE表領域 

64MB 

dbname_raw_oltsbttrstore_64m 

OLTS_CT_STORE表領域 

256MB 

dbname_raw_oltsctstore_256m 

OLTS_DEFAULT表領域 

128MB 

dbname_raw_oltsdefault_128m 

OLTS_SVRMGSTORE表領域 

64MB 

dbname_raw_oltssvrmgstore_64m 

SYS_AUX表領域 

500MB 

dbname_raw_sysaux_500m 

B2B_RT表領域 

256MB 

dbname_raw_b2brt_256m 

B2B_DT表領域 

256MB 

dbname_raw_b2bdt_256m 

B2B_IDX表領域 

256MB 

dbname_raw_b2bidx_256m 

B2B_LOB表領域 

256MB 

dbname_raw_b2blob_256m 

BAM表領域 

175MB 

dbname_raw_bam_175m 

ORABPEL表領域 

80MB 

dbname_raw_orabpel_80m 

IAS_META表領域 

256MB 

dbname_raw_iasmeta1_256m 

DSGATEWAY_TAB表領域 

64MB 

dbname_raw_dsgatewaytab_64m 

RAWデバイスの使用方法については、データベースのマニュアルを参照してください。

1.5.15 Oracle Internet Directoryへの登録

正常に登録するには、次の点を確認します。

データベースがOracle Internet Directoryに登録済かどうかを確認するには、Oracle Internet Directoryで次のように確認します。

  1. Oracle Directory Managerを使用して、Oracle Internet Directoryに接続します。

    1. Oracle Directory Managerを起動します。

      prompt> $ORACLE_HOME/bin/oidadmin
      
      
    2. 「接続」画面で、接続情報を入力します。Oracle Internet Directoryスーパーユーザー(cn=orcladmin)としてログインします。

  2. データベースがOracle Internet Directoryに登録済かどうかを確認します。「エントリ管理」「cn=OracleContext」の順にエントリを開きます。

    データベースがOracle Internet Directoryに登録済の場合は、「cn=your_database_name」というエントリが表示されます。

    登録を削除する方法は、第C.5項「手動の手順: 失敗した登録のクリーンアップまたはOracleAS Metadata Repositoryの登録解除」の手順2を参照してください。

  3. Oracle Internet Directoryに登録済のMetadata Repositoryがデータベースにあるかどうかを確認します。次のようにエントリを開きます。

    「エントリ管理」「cn=OracleContext」「cn=Products」「cn=IAS」「cn=IAS Infrastructure Databases」

    Oracle Internet Directoryに登録済のMetadata Repositoryがデータベースにある場合は、「orclReferenceName=your_database_name」というエントリが表示されます。

    登録を削除する方法は、第C.5項「手動の手順: 失敗した登録のクリーンアップまたはOracleAS Metadata Repositoryの登録解除」の手順3を参照してください。

1.6 Oracle Internet Directoryの要件

OracleAS Metadata RepositoryをOracle Internet Directoryに登録するには、Oracle Internet Directoryのリリースが9.0.4以上である必要があります。リリース9.2.xのOracle Internet Directoryはサポートされていないことに注意してください。

Oracle Internet Directoryのリリースを確認するには、次のコマンドを実行します。

prompt> oidldapd -version

oidldapdコマンドはORACLE_HOME/binディレクトリにあります。ORACLE_HOMEは、Oracle Internet Directoryのインストール先ディレクトリです。

1.7 OracleAS RepCAの起動

OracleAS RepCAを起動するには、次の手順を実行します。

  1. OracleAS RepCAがインストール済であることを確認します。詳細は、第1.4項「OracleAS RepCAのインストール」を参照してください。

  2. 既存データベースのリスナーおよびデータベース自体が起動され、実行中であることを確認します。

  3. 環境変数NLS_LANGに英語以外のロケールが設定されている場合は、設定を解除するか、またはamerican_america.us7asciiを設定します。

    prompt> unsetenv NLS_LANG
     - or -
    prompt> setenv NLS_LANG american_america.us7ascii
    
    

    NLS_LANGに英語以外のロケールが設定されていると、OracleAS RepCAで、Workflowスキーマのロードが失敗します。

    NLS_LANGの設定は、OracleAS RepCAを実行した後で元の値に戻すことができます。

  4. OracleAS RepCAのOracleホーム(OracleAS RepCAのインストール先ディレクトリ)からOracleAS RepCAを起動します。

    prompt> cd ORACLE_HOME_RepCA
    prompt> runRepca
    


    注意

    runRepcaスクリプトを実行する前に、REPCA_HOME/JREが既存のJREの場所を指していることを確認します。 


1.8 次に読むべき項

以降の項では、OracleAS RepCAを使用する手順について説明しています。

ロード操作

ロード操作では、Oracle Internet Directoryに登録されているかどうかに関係なく、データベース・タイプと格納タイプに応じて読むべき項を選択します。

表1-13    次に読むべき項 
データベース・タイプ  格納タイプ  読むべき項 

Real Application Clusters以外 

ファイル・システム 

第2.1項「ファイル・システムを使用するデータベースへのインストール」 

Real Application Clusters以外 

RAWデバイス 

第2.2項「RAWデバイスを使用するデータベースへのインストール」 

Real Application Clusters 

クラスタ・ファイル・システムまたはボリューム・マネージャ 

第2.3項「Real Application Clustersデータベースへのインストール」 

Real Application Clusters 

RAWデバイス 

第2.3項「Real Application Clustersデータベースへのインストール」 

自動ストレージ管理(ASM) 

ディスク・グループ 

第2.4項「自動ストレージ管理を使用するデータベースへのインストール」 

自動ストレージ管理(ASM) 

ファイル・システム 

第2.4項「自動ストレージ管理を使用するデータベースへのインストール」 

Oracle Managed Files 

ファイル・システム 

第2.5項「Oracle Managed Filesを使用するデータベースへのインストール」 

登録操作のみ

OracleAS Metadata RepositoryをOracle Internet Directoryに登録するのみの場合は、第3章「Oracle Internet DirectoryへのOracleAS Metadata Repositoryの登録」を参照してください。

削除または登録解除の操作

第4章「OracleAS Metadata Repositoryの登録解除および削除」を参照してください。


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