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Oracle Application Serverインストレーション・ガイド
10g (10.1.4.0.1) for Solaris Operating System (x86) and Solaris Operating System (x86-64)

E05379-01
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1 製品およびインストールの概要

この章では、Oracle Application Serverの概要と推奨トポロジについて説明します。内容は次のとおりです。

1.1 製品の概要

Oracle Application Serverは、中間層とOracleAS Infrastructureで構成されています。アプリケーションは、この中間層に配置して実行します。インフラストラクチャは、中間層が使用するサービスを提供します。1つ以上の中間層でこれらのサービスを共用できます。

Oracle Application Server 10g (10.1.4.0.1)は、包括的なIdentity and Access Managementソリューションを提供します。Identity and Access Management Suiteには、次のものが含まれています。

Identity and Access Management Suiteに加えて、今回のリリースでは、次のOracle Identity ManagementコンポーネントおよびOracleAS Metadata Repositoryを含む、OracleAS Infrastructureの改訂版が提供されます。

このマニュアルでは、OracleAS Infrastructureのインストール手順を中心に説明します。その他のコンポーネントのインストール手順の参照先は、1.2項「製品のインストール手順の参照先」を参照してください。

Oracle Application Server 10g (10.1.4.0.1) Identity Managementは、次のものを含む既存のOracle Application Server環境と統合できます。

Oracle Application Server 10g (10.1.4.0.1) Metadata Repositoryは、次のものを含む既存のOracle Application Server環境と統合できます。

1.2 製品のインストール手順の参照先

表1-1に、Oracle Application Server 10g (10.1.4.0.1)で使用可能な製品およびインストール手順が記載されているマニュアルの概要を示します。

表1-1    製品およびインストールに関する参照先 
製品  インストールの詳細の参照先 

OracleAS Infrastructure 

第4章「OracleAS Infrastructureのインストール」 

Oracle Identity Federation 

『Oracle Identity Federation管理者ガイド』 

Oracle Identity Management Grid Control Plug-in 

付録A「Oracle Identity Management Grid Control Plug-inのインストール」 

既存のデータベースのOracleAS Metadata Repository 

Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantのユーザーズ・ガイド 

Oracle Access Manager 

『Oracle Access Managerインストレーション・ガイド』 

1.3 推奨されるトポロジ

表1-2に、10g (10.1.4.0.1)でサポートされるトポロジと、その情報の参照先を示します。

表1-2    推奨されるトポロジ 
トポロジ  参照先 

10.1.4.0.1 OracleAS Infrastructure トポロジ 

 

1つのOracleホームにすべてのOracle Identity Managementコンポーネントが含まれるOracle Application Serverインスタンス。 

1.3.1項「単一のOracleホームへのOracle Identity Managementのインストール」 

一方にOracle HTTP Server、OracleAS Single Sign-OnおよびOracle Delegated Administration Servicesを含み、もう一方にOracle Internet DirectoryおよびOracle Directory Integration Platformを含む、2つのOracleホーム。 

1.3.2項「統合されたOracle HTTP Serverを含む分散Oracle Identity Managementのインストール」 

1つ目にOracle HTTP Serverを含み、2つ目にOracleAS Single Sign-OnおよびOracle Delegated Administration Servicesを含み、3つ目にOracle Internet DirectoryおよびOracle Directory Integration Platformを含む、3つのOracleホーム。 

1.3.3項「スタンドアロンOracle HTTP Serverを含む分散Oracle Identity Managementのインストール」 

ユーザー認証に次のいずれかの方法を使用するJ2EEアプリケーション用のエンタープライズ・データ・センター。

  • OracleAS Single Sign-On

  • Oracle Access Manager

  • Oracle Application Server Java Authentication and Authorization Service(JAAS)Provider LDAP

これらのトポロジには、それぞれWeb層、アプリケーション層およびデータ層が含まれます。これらの3つの層は、ファイアウォールで区切られています。 

『Oracle Application Serverエンタープライズ・デプロイメント・ガイド』の「myJ2EECompany」 

Oracle Identity Federation トポロジ 

 

OracleAS Single Sign-Onと統合できるように、OracleAS Infrastructureを使用して構成されたOracle Identity Federationインスタンス。 

『Oracle Identity Federation管理者ガイド』の「OracleAS Single Sign-Onを使用したOracle Identity Federationの配置」 

OracleAS InfrastructureおよびOracle Access Managerを使用して構成されたOracle Identity Federationインスタンス。 

『Oracle Identity Federation管理者ガイド』の「Oracle Access Managerを使用したOracle Identity Federationの配置」 

高可用性トポロジ 

 

複数のOracle Identity Managementインスタンスで同じコンテンツを提供するOracleAS Cluster(Identity Management)構成。ロード・バランサにより、リクエストがアクティブなインスタンス間で均等に分散されます。 

第9章「高可用性環境へのインストール: OracleAS Cluster(Identity Management)」 

複数のOracleAS InfrastructureまたはOracle Identity Managementインスタンスで同じコンテンツを提供するが、常に1つのインスタンスのみがアクティブであるOracleAS Cold Failover Cluster構成。 

第8章「高可用性環境へのインストール: OracleAS Cold Failover Cluster」 

スタンバイ・サイトが本番サイトをミラーリングするOracleAS Disaster Recovery構成。正常動作時には、本番サイトがすべてのリクエストを処理します。本番サイトが停止すると、スタンバイ・サイトが引き継ぎ、すべてのリクエストを処理します。 

第10章「高可用性環境へのインストール: OracleAS Disaster Recovery」 

複数のOracle Access Managerインスタンスで同じコンテンツを提供するアクティブ-アクティブ・トポロジ。ロード・バランサにより、リクエストがアクティブなインスタンス間で均等に分散されます。 

『Oracle Application Server高可用性ガイド』の「Oracle Access Managerのための高可用性」 

複数のOracle Identity Federationインスタンスで同じコンテンツを提供するが、常に1つのインスタンスのみがアクティブであるOracleAS Cold Failover Cluster構成。 

『Oracle Application Server高可用性ガイド』の「Oracle Identity Federationのための高可用性」 

OracleAS Metadata Repository用のOracleAS Cold Failover Cluster構成またはReal Application Clusters構成。 

『Oracle Application Server高可用性ガイド』の「OracleAS Metadata Repositoryのための高可用性」 

既存の10.1.2または10.1.3環境の10.1.4.0.1 OracleAS Infrastructure 

 

10.1.2または10.1.3中間層: 新しい10g (10.1.4.0.1) OracleAS Infrastructureを使用するための10g リリース2(10.1.2)または10g リリース3(10.1.3)中間層インスタンスを構成します。

このトポロジでは、次の場合、10g リリース2(10.1.2)または10g リリース3(10.1.3)中間層インスタンスと新しい10g (10.1.4.0.1) Oracle Identity Managementとの関連付けもサポートされます。

  • 新しいホストへ移行する

  • フェイルオーバー環境を作成する

  • テスト環境から本番環境へアプリケーションを移動する

 

『Oracle Application Server管理者ガイド』の「OracleAS Infrastructureを使用するための10.1.2および10.1.3中間層の構成」

『Oracle Application Server管理者ガイド』の「新しいホストへのIdentity Managementの移動」

『Oracle Application Server管理者ガイド』の「テスト環境から本番環境への変更」 

この項の後半では、OracleAS Infrastructureインスタンスをインストールするための推奨トポロジについて説明します。内容は次のとおりです。

1.3.1 単一のOracleホームへのOracle Identity Managementのインストール

図1-1に示されているように、このトポロジでは、同じOracleホームにすべてのOracle Identity Managementコンポーネントがインストールされます。このトポロジは、10g リリース2(10.1.2)または10g リリース3(10.1.3)中間層と関連付けることができます。

図1-1    単一のOracleホームのOracle Identity Management


画像の説明

要件

この要件は、第2章「要件」に示したものと同じです。

インストールの手順

4.23項「Oracle Identity Managementコンポーネントのみ(Oracle Internet Directoryを含む)のインストール」で説明するとおり、Oracle Identity Managementのインストールを実行します。

既存のデータベースにOracleAS Metadata Repositoryをインストールすることをお薦めします。詳細は、Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantのユーザーズ・ガイドを参照してください。

1.3.2 統合されたOracle HTTP Serverを含む分散Oracle Identity Managementのインストール

図1-2に示すとおり、このトポロジには、2つのOracleホームがあります。1つ目のOracleホームには、Oracle HTTP Server、OracleAS Single Sign-OnおよびOracle Delegated Administration Servicesが含まれます。2つ目のOracleホームには、Oracle Internet DirectoryおよびOracle Directory Integration Platformが含まれます。このトポロジは、10g リリース2(10.1.2)または10g リリース3(10.1.3)中間層と関連付けることができます。

図1-2    分散Oracle Identity Management(統合されたOracle HTTP Serverを含む)を含むクラスタ


画像の説明

要件

この要件は、第2章「要件」に示したものと同じです。

インストールの手順

このトポロジをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 共有ディスクにOracleAS Metadata Repositoryをインストールします。既存のデータベースにOracleAS Metadata Repositoryをインストールすることをお薦めします。詳細は、Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantのユーザーズ・ガイドを参照してください。

  2. Oracleホーム2に対して、4.23項「Oracle Identity Managementコンポーネントのみ(Oracle Internet Directoryを含む)のインストール」のインストール手順に従います。「構成オプションの選択」画面で、次の手順を実行します。

    • Oracle Internet Directory」を選択します。

    • Oracle Application Server Single Sign-On」は選択しないでください。

    • 「Oracle Application Server Delegated Administration Services」は選択しないでください。

    • Oracle Directory Integration Platform」を選択します。

    • 「Oracle Application Server Certificate Authority (OCA)」は選択しないでください。

    • 高可用性およびレプリケーション」を選択します。

  3. Oracleホーム1に対して、4.24項「Oracle Identity Managementコンポーネントのみ(Oracle Internet Directoryを除く)のインストール」のインストール手順に従います。「構成オプションの選択」画面で、次の手順を実行します。

    • Oracle Internet Directory」は選択しないでください。

    • Oracle Application Server Single Sign-On」を選択します。

    • 「Oracle Application Server Delegated Administration Services」を選択します。

    • Oracle Directory Integration Platform」は選択しないでください。

    • 「Oracle Application Server Certificate Authority (OCA)」は選択しないでください。

    • 高可用性およびレプリケーション」を選択します。

  4. Oracleホーム2に対して、次のコマンドを実行してOracle HTTP Serverを無効にします。

    1. 太字で示したとおりORACLE_HOME/opmn/bin/opmn.xmlファイルを編集して、Oracle HTTP Serverのステータスを無効に変更します。

      <ias-component id="HTTP_Server" status="disabled" >     <process-type id="HTTP_
      Server" module-id="OHS">     <module-data>...</ias-component>
      

    2. 次のコマンドを実行して、OPMNを停止します。

      prompt> ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl stopall
      
      
    3. 次のコマンドを実行して、OPMNを起動します。

      prompt> ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl startall
      
      

1.3.3 スタンドアロンOracle HTTP Serverを含む分散Oracle Identity Managementのインストール

図1-3に示すとおり、このトポロジには、3つのOracleホームがあります。1つ目のOracleホームには、Oracle HTTP Serverが含まれます。2つ目のOracleホームには、OracleAS Single Sign-On およびOracle Delegated Administration Services が含まれます。3つ目のOracleホームには、Oracle Internet DirectoryおよびOracle Directory Integration Platformが含まれます。このトポロジは、10g リリース2(10.1.2)または10g リリース3(10.1.3)中間層と関連付けることができます。

図1-3    分散Oracle Identity Management(スタンドアロンOracle HTTP Serverを含む)を含むクラスタ


画像の説明

要件

この要件は、第2章「要件」に示したものと同じです。

インストールの手順

このトポロジをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 共有ディスクにOracleAS Metadata Repositoryをインストールします。既存のデータベースにOracleAS Metadata Repositoryをインストールすることをお薦めします。詳細は、Oracle Application Server Metadata Repository Creation Assistantのユーザーズ・ガイドを参照してください。

  2. 10g リリース2(10.1.2)または10g リリース3(10.1.3)CD Packに含まれているOracle Application Server Companion CDから、Oracle HTTP Server with Apache 2.0をインストールします。

  3. Oracleホーム3に対して、4.23項「Oracle Identity Managementコンポーネントのみ(Oracle Internet Directoryを含む)のインストール」のインストール手順に従います。「構成オプションの選択」画面で、次の手順を実行します。

    • Oracle Internet Directory」を選択します。

    • Oracle Application Server Single Sign-On」は選択しないでください。

    • 「Oracle Application Server Delegated Administration Services」は選択しないでください。

    • Oracle Directory Integration Platform」を選択します。

    • 「Oracle Application Server Certificate Authority (OCA)」は選択しないでください。

    • 高可用性およびレプリケーション」を選択します。

  4. Oracleホーム2に対して、4.24項「Oracle Identity Managementコンポーネントのみ(Oracle Internet Directoryを除く)のインストール」のインストール手順に従います。「構成オプションの選択」画面で、次の手順を実行します。

    • Oracle Internet Directory」は選択しないでください。

    • Oracle Application Server Single Sign-On」を選択します。

    • 「Oracle Application Server Delegated Administration Services」を選択します。

    • Oracle Directory Integration Platform」は選択しないでください。

    • 「Oracle Application Server Certificate Authority (OCA)」は選択しないでください。

    • 高可用性およびレプリケーション」を選択します。

  5. Oracleホーム2および3に対して、次のコマンドを実行してOracle HTTP Serverを無効にします。

    1. 太字で示したとおりORACLE_HOME/opmn/bin/opmn.xmlファイルを編集して、Oracle HTTP Serverのステータスを無効に変更します。

      <ias-component id="HTTP_Server" status="disabled" >     <process-type id="HTTP_
      Server" module-id="OHS">     <module-data>...</ias-component>
      

    2. 次のコマンドを実行して、OPMNを停止します。

      prompt> ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl stopall
      
      
    3. 次のコマンドを実行して、OPMNを起動します。

      prompt> ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl startall
      
      
  6. Oracleホーム1でスタンドアロンOracle HTTP Serverを構成します。詳細は、『Oracle HTTP Serverスタンドアロン・デプロイの管理Apache 2.0ベース』の「Oracle Application Serverを使用したスタンドアロンOracle HTTP Serverの構成」を参照してください。


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